[0010] Fireworksはデザイン管理ツールだ

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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0010 1998/04/23発行
  <http://www.towers-inc.com/mag/daily/>
  情報提供はこちらまで 
  登録・変更<http://www.towers-inc.com/mag/daily/regist.html>
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●本日のコラム『Fireworksはデザイン管理ツールだ』
 木曜日担当:森川 眞行

●柴田のコネタ
 ・内容はいいけどデザインが悪いという、惜しい雑誌
●今日のニュース
 ・アドビがW3CにPGMLを提案
 ・アドビが体験版のダウンロードを開始!
 ・ダイナラブ・ジャパンが新しいフォントパッケージ2種を発売予定
 ・フォーチュンヒルのサイトがリニューアルオープン
●創刊オメデトウメッセージ
 ・IDGワールドエキスポジャパン/ 玉井節朗さん
 ・関西DTP協会会長/ 楠本雅一さん
●「CG検定」「画像処理検定」「マルチメディア検定」のお知らせ
●本日のTIPS/3Dアプリケーション編




【日刊・デジタルクリエイターズ】木曜日のコラム
 木曜日担当:森川眞行「TOWERS」取締役/ デザイナー

「Fireworksはデザイン管理ツールだ」 

公開から1ヶ月…。相変わらずボクはMacromedia Fireworksで大騒ぎしてい
る。何故Fireworksか?それはWEBデザイナーにとって必要とされている機能
が全て盛り込まれているからである。特に仕事としてWEBデザインをする…
WEBデザインをすることによって報酬を頂いている自分にとっては、まさに金
儲けの道具なのである。

これはWEBに限ったことではなく、紙にしろマルチメディアコンテンツにせよ
デザインの仕事を受注して、クリエイターが一番面白いと感じるのは、ラフ制
作による提案の部分だ。クライアントの要望を受け入れて、なおかつ自分なり
の美意識をビジュアルに盛り込みプレゼンテーションをする。そのプレゼンの
規模はどうあれ、その瞬間がデザイナーとしての仕事の満足度を解消する唯一
の部分だと思う。

しかし実際には、その後の落とし込み…つまりプレゼンで提案したラフに向
かってコツコツ制作をする期間が仕事としては重要であり、多くの時間を必要
とする。しかしこの期間は、はっきりいってあまり面白くない作業でもある。
そして最終的な仕上げになると、土壇場になって急な変更がじゃんじゃんやっ
てくるのも、この期間である。

かつて、DTP導入の際のセールストークとして「デジタルでデザインすると、
従来の工程に比べて驚くほど簡単に修正ができます…」という、世にも恐ろし
い勘違いが業界に浸透した。まったく…こんなコトを誰が言ったのか(きっと
デザインの現場を知らない、評論家連中だろうけど)クライアントはその言葉
を鵜呑みにしてしまった。
確かにDTPの工程の中で、文字の修正や簡単なレイアウト変更は、従来の写植
打ち変えや版下訂正に比べれば、ワープロ感覚で簡単にできる。しかし全ての
工程に於いて「デジタルでの修正は簡単らしい…」という刷り込みをされたク
ライアントは、何重にもレイヤーを駆使して作った画像データや、3Dデータに
も無茶な修正を強いるようになってしまった。

これはWEBデザインでも同じ。Adobe Photoshopを使った画像。周囲をぼか
し、ドロップシャドウを施し、丁寧に作りあげたボタンやタイトルも文字変
更、色変更を平気で指示する。挙げ句の果てにはシャドウの濃度までこだわ
る。クソッタレ!と思いつつもクライアント様のわがままには勝てまへんわ、
いや~、あんさん世の中ゼニでっせ。

もちろん印刷を前提にしたDTPの画像制作に比べれば、解像度の呪縛から解き
放たれ、なおかつモニタで確認できるRGBでの制作環境では、WEBデザインの
方が遥かに快適ではある。しかし、変更は変更、修正は修正。それなりに時間
も手間もかかる。デザイナーはその都度、ボタンやタイトルなどのオリジナル
データを探し出し、前回と全く同じ手法でボタンを立体化して、文字にエンボ
ス処理を施さなくてはならない。このとき初めて、プレゼン段階で凝ったデザ
インをした自分自身を呪うのである。
ああ、もっと手を抜いておけばよかった…。

また、WEBという媒体の特性から、ボタンやタイトルを中心とするビジュアル
素材は、ホームページの更新とともに、その都度増えてゆく。最初は「会社概
要」「事業案内」「最新情報」程度の内容しかなかったホームページも、半年
後にはボタンの数は10倍にも膨れ上がる。デザイナーはその都度、最初の設定
ファイルを引っぱり出して、新しいボタンやタイトルを以前と同じ仕上がり方
法で完成させて納品しなくてはならない。

なんとかしてケロ!とお悩みの皆さん、こんな時にはFireworks。あなたの問
題を全て解決します。おまけに今ならあなたのベジェのスキルも活かせます。
お申し込みは今スグMacromediaのホームページまで…。

ボクは以前から、Fireworksはデザイナーにとってのデザイン管理ツールだと
言い続けている。Fireworksは入力されたテキストに対して、塗りとエフェク
トで様々な設定が出来る。レンガ模様の凸凹したボタンの上に、What's New
と書かれた文字。もちろん文字にはナチュラルなドロップシャドウが施されて
いる。こんなボタンもFireworksなら2~3分で完成してしまう。そして驚く
べきコトに、複雑な処理を施した文字は、Fireworks上ではテキストの属性を
もったままなのである。つまりWhat's Newと書かれた文字をクリックして、
What's Coolと打ち込めば、テクスチャやシャドウの属性はそのままで、まっ
たく同じデザインのボタンを作ることが出来る。これに要する処理時間は、お
よそ30秒。もう他のアプリケーションは使えまへん。

Fireworksは全ての属性を持ったデータをPNGという形式で保存できる。この
PNGファイルさえあれば、変更もどんと来い!である。更新もどんと来いだ!
実際にWEBで使う画像はGIF・JPGはもちろん、アニメGIFやJAVAスクリプト
を伴った、インタラクティブなボタンもJAVAスクリプトを書き込んだHTMLご
と書き出してくれる。まさにお好み次第。こんなに楽していいのかしらん…
さて、どうするWEBデザイナー?

▲FIREWORKSのダウンロードページ↓
http://www.macromedia.com/software/fireworks/
▲FIREWORKS徹底検証↓
http://www.towers-inc.com/mag/fireworks/index.html

【プロフィール】
森川 眞行
1958年大阪府茨木市生まれ。 1981年大阪芸術大学美術学科彫塑専攻卒業。
以降、17年間グラフィックデザイナーとして活動。
1989年Macintoshに遭遇して、カッターナイフとシャープペンと写植見本帳
を窓から捨てる。1993年シリコンカフェの名称でフリーランスになる。同年
関西DTP協会を設立して初代会長に就任。1996年G-TOOLという素材フリーサ
イトを作り、爆発的アクセスに腰を抜かす。1997年、ボクのアイデアに出資
者があつまり、G-TOOLをコアにした新会社・タワーズ株式会社を設立。取締
役に就任。

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■柴田のコネタ

「内容はいいけどデザインが悪いという、惜しい雑誌」

●印刷出版研究所発行の「PREMedia」第9号が面白い。この本は編集者の小川
好子さんが、たぶんほとんど一人で作っている季刊誌(いや、年に2冊くらい
か?)である。実は、わたしも関係者だ。7号のワークフロー特集のときに原
稿を書いたら、なぜかそれからはずっと企画の相談役になった。今回は、
WindowsDTP、CTP、カラーマネージメントの3本立てだ(欲を出さずに特集
1本でいけば、といつも言うのだが……)。それぞれ、適材適所の筆者をたて
ているので内容はしっかりしている。やはり取材ものが多い「特集・
WindowsDTPとMacintoshDTP…どっちでもイケる」の記事が一番面白い。
WindowsDTPのノウハウを持つ図書印刷の久富隆洋氏のインタビューなど、
淡々としたテンポでつまらなそうに(!)進行しているが、実は
WindowsDTPの現状がよくわかる内容で興味深い。このインタビューは私が
メインの質問者で、小川さんは時々オマヌーな質問をして、自分であやまって
いるというドジ編だが、難解で統一のとれていない会話をしっかり文章化する
のが得意で、失敗インタビューもうまくまとめてしまうところがすごい。さ
て、この号には3本の制作実践がある。WindowsDTPでは、ヒラギノ
TrueTypeとUrbanPressによる会社案内作り、CTPではフクインの出力見
本、そして凸版印刷のカラーマネージメントの画像見本が入っている。このカ
ラーマネージメントの連載は非常に充実している。惜しむらくは、この本はホ
ンマにデザインが悪い。DTPとPREPRESSをしっかりと扱いながら、こんなに
デザインに生かされていない本は珍しい。実に惜しい。デザインを変えれば、
倍は売れる(保証はせんがね)。第9号、2381円+税、これは安い。03-
3267-6231,06-353-4866
●おまけに言うと、青龍社の「ImagingBusiness」も内容はなかなか意欲的
だが、デザインが悪い。トンデモな行長に行間、まざりあったタテ組みとヨコ
組がうっとおしい、太いゴシックの本文組みなど、読みにくいったらない。デ
ザインに拘束されて情報量が少ないと来ている。これはもうデザインをガラッ
と変えないと売れない、と断言してしまおう。定価2000円は値頃、ではな
い。03-5468-5211
●もっとも、両誌とも、デザインも内容も悪い本が多いなかでは大健闘してい
るって評価はしているんですよ。

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■今日のニュース

●アドビがW3CにPGMLを提案

【1998年4月20日】
Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ 社:米国カリフォルニア
州サンノゼ市)は、本日Webのベクター形式グラフィックスの言語仕様である
PGML(Precision Graphics Markup Language)をIBM、Netscapeおよび
Sun Microsystemsと共同でW3C(World Wide Web Consortiums)に提
出したことを発表しました。

PGMLは、Webのベクター形式の言語仕様に対する要望に応えて、アドビが開
発した2Dグラフィックス言語です。PGMLを使用することによって、レイアウ
ト、テキスト、イメージ、グラフィックス、およびプリンティングの正確なコ
ントロールと、ダイナミックなイベントやアニメーションを備えたWebページ
の作成が可能になります。PGMLに関する提案は、W3CのWebサイト
<http://www.w3.org/Submission/>で閲覧することができます。

「アドビは、Webに対応したツールの開発と標準技術の普及に注力していま
す。PGMLの提案は、Webのグラフィックスを簡単かつ高い信頼性に基づいて
管理したり対話するために必要な精密な言語仕様のニーズに応えています。」
とアドビシステムズ社のCEO、John Warnock(ジョン・ワーノック)は語っ
ています。
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■Webコンテンツのクリエイターにとっての利点
PGMLは、Adobe Illustrator(R)などの代表的なドローおよびイラストレー
ションプログラムと完全に互換性があり、品質を劣化させることなく簡単にベ
クターグラフィックスをWeb上へエクスポートすることを可能にします。
PGMLを使用することによって、Webコンテンツのクリエイターは、時間がか
かり品質の劣化が起こりかねない手法を使わずに、印刷物を作成する時と同様
に高品質なデザインをして、許容されるファイルサイズでWeb上にコンテンツ
を掲載することができます。

「PGMLによって、CorelDRAWのユーザは、より小さく、スケーラブルなベク
ターイメージをWebで簡単にパブリッシュすることができるようになります」
とCorel Corporation(コーレル社)の社長兼最高経営責任者のDr. Michael
Cowpland氏は語っています。「XMLに完全に準拠したPGMLをWeb用のベク
ター形式グラフィックスの言語仕様として確立するために、W3Cの各メンバー
と協力していくことを楽しみにしています」。
「ベクター形式のグラフィックスは、ビットマップフォーマットのGIF、
PNG、およびJPEGと比較して多くの優位性をもっています。それは、ベクター
がスケーラブルで、ダウンロード時間が短く、プリントした場合も高い品質が
得られるからです。Webは、長い間、プラグインやオーサリングツールの独自
の仕様に依存しないベクターファイルフォーマットの標準を必要としていまし
た」とベストセラー「Designing Web Graphics」の著者Lynda Weinman氏
は語っています。「PGMLでもっとも気に入っていることのひとつが、検索可
能なテキストを含めることができることです。今までこんなことが可能なグラ
フィックスのファイルフォーマットはありませんでした。私は、PGMLに関す
る現在の提案を支持し、応援します。」
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■エンドユーザにとっての利点
Webのエンドユーザーに対して、PGMLはプラグインなしで、より速いダウン
ロード、より優れた対話性、解像度に依存しない印刷、拡大・縮小が可能なグ
ラフィックス、アニメーション、および特殊効果を提供します。その結果、
Webサイトのビジュアルはより豊かで魅力的になりWebを介したコミュニケー
ションの能力が向上します。
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以上が、アドビシステムズより届いたニュースリリースです。イヤハヤすごい
ことになって来ました。印刷の世界での業界水準であるPostScriptのよう
に、PGMLがスタンダードになる世界がやってくるのでしょうか?【日刊・デ
ジタルクリエイターズ】でもこの一連の動きは注目していきたいと思っていま
す。PGMLに関する情報、私感などご意見も受け付けております。TOWERS
ホームページ内に「PGML会議室」の開設も準備を進めています。(森川)

ちなみにTOWERSホームページでは以下のアドレスに、クリエイティブ関連の
会議室を多数設置しています。是非ご参加ください!
http://www.towers-inc.com/square/

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●アドビが体験版のダウンロードを開始!

アドビのサイトから体験版をダウンロード出来るようになりました。
http://www.adobe.co.jp/whatsnew/tryadobe/index.html
対象製品は、
Adobe PageMill 2.0J
Adobe After Effects 3.1J
Adobe Illustrator 7.0J
Adobe PageMaker 6.5J
Adobe Photoshop 4.0J
で、それぞれMac版、Windows版があります。
惜しむらくは、やはり機能が限定されている点でしょうか。(濱村)

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●ダイナラブ・ジャパンが新しいフォントパッケージ2種を発売予定

ダイナラブ・ジャパンは「DynaFontプレミアムセレクト10PS-Printer版」
(標準価格\68,000)、「DynaFontプレミアム21書体パック ATM版」(標準価
格\12,800)を5月15日から発売の予定です。どちらもMacintoshに対応。
書体見本、特長などは
http://www.dynalab.co.jp/font/news/199804/natm&nps.htm
をご覧ください。問い合わせ先

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●フォーチュンヒルのサイトがリニューアルオープン

フォーチュンヒルのサイトが4月23日からリニューアルオープンします。今ま
で以上にユーザーさんが参加していただけるようなページに。毎日どんどん進
化していく予定だそうです。
レイドリーム3Dのチュートリアル等の企画も盛り沢山!
デジカメが当たる「デジカメdeアニメ」キャンペーンも実施中!!(濱村)
http://www.fortunehill.com/

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■祝・創刊メッセージ
【日刊・デジタルクリエイターズ】創刊に際して、多くの方々よりお祝い・
激励のメッセージを数多く頂いております。ありがとうございます!
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●魅力的なWebサイトに期待します!

デザイナーやクリエイターの方達による新しいWebサイトの誕生おめでとうご
ざいます!
「日刊・デジタルクリエイターズ」が、アーティストによる創造的な会議室と
して、コミュニケーションの生きた場として、大きく成長されることを期待し
ます。
当社も例年2月にMACWORLD Expo/Tokyoを主催、プロフェッショナルから
アマチュアまでクリエイティブシーンに関わる多数の人たちが来場します。
MACWORLD Expoも、「モノ作りにトライしようとする全ての方を対象にした
日刊・デジタルクリエイターズ」と同様、創造的でエキサイティングな仕掛け
作りに興味のある人たちによって成長するイベントとして、日本のクリエイ
ティブシーンの最先端をきり開いていると自負しています。
イベントのクリエイティブな仕掛け作りに必要なアイデアと刺激を、このWeb
サイトで体感できると期待しています。とにかくおもしろいWebサイトとして
注目される存在になってください。

(株)IDGワールドエキスポジャパン 代表取締役 玉井節朗

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●関西DTP協会初代会長 森川さんへ

日刊・デジタルクリエイターズ創刊心からお慶び申し上げます。
森川さんの創造性と実行力に敬服いたします。
私はまだまだこの世界には無知でよくわかりませんが、森川さんを始めこの素
晴らしい編集メンバーのことですから、きっと面白く社会の役に立つことで
しょう。
そう、関西DTP協会やDC工房のように。
でも、今度ばかりは残念ながら森川さんの後を継承してやっていけそうにあり
ません(^^;)

森川さんらしい「面白そうなこと」を想いながら、祝杯をひとりあげていま
す。風に散る桜の乱舞を見ながら、ある深更に。

関西DTP協会会長 楠本雅一

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■イベント・情報

●「CG検定」「画像処理検定」「マルチメディア検定」のお知らせ

「文部省認定CG検定」「画像処理検定」「マルチメディア検定」98年度前期
試験を6月28日(日)に実施。
現在の資料請求数は12万を超え、昨年度前期の2倍以上で、受験者急増の原因
としては、マルチメディア系の授業のある大学や専門学校が全面的にこれらの
検定に取り組みだしたことや、CGプロダクションや一般企業などで、社員教
育の一環として採用され始めたこと、「自分自身のレベルを確認したい」「知
識を整理したい」というクリエイターが増加傾向にあるからとのことです。
興味ある方のチャレンジを5月8日まで受付中。

◆試験日程
 前期試験日(2級・3級) 1998年6月28日(日)
 前期出願期間 1998年4月1日(水)~5月8日(金)当日消印有効

◆試験内容
 【CG検定】
 コンピュータグラフィックスによる表現力の向上を目的とした検定
http://www.cgarts.or.jp/CGtest/CGtest.html
 【画像処理検定】
 デジタル画像処理の能力向上を目的とした検定
http://www.cgarts.or.jp/CGiptest/CGiptest.html
 【マルチメディア検定】
 デジタル情報によるコミュニケーション能力向上を目的とした検定
http://www.cgarts.or.jp/CGmmtest/CGmmtest.html


◆受験案内(願書)入手方法
 ●インターネット上で簡単に受験予約が可能です。
http://www.cgarts.or.jp/CGkentei/CGkentei5.html
 ●メールで請求いただければ郵送にて受験案内をお送りいたします。
 

<問い合わせ先>
  CG-ARTS協会(財団法人 画像情報教育振興協会)
   〒104-0031東京都中央区京橋1-11-2
   e-mail:
    URL:<http://www.cgarts.or.jp/>
   TEL:03-3535-3501   FAX:03-3562-4840

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■本日のTIPS/3Dアプリケーション編
 【日刊・デジタルクリエイターズ】では毎日クリエイティブ関連のアプリケ
 ーションのTIPSを掲載していきます。
 TIPSの難易度は、5段階で★印を文末に付けています。
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●StrataVision3D Ver.5.0編/「リアルなCGの心がけ」

リアルなCGを製作するためには、大気のかすみ具合や、光と影の明暗差、ス
ケール感、テクスチャーの素材選び、そして高精度のモデリング・・・・要求
される要素は非常に多く、安価なソフトウェアでは表現できない特殊効果の制
約もありますが、一番大切なのは日頃の観察力です。モデリングが多少雑で
も、マッピングでの質感表現や、ライティングでの雰囲気作りの効果は大きい
のです。
日常の世界をじっくり観察しておくことで、架空空間の表現時においてもリア
リティを持たせることができます。
CGはそっけなさが目立つので、わざと作り込みを大げさにする(誇張も
OK)のもおすすめです。
★★★(W by 松岡アキラ)

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【訂正・補足】No.6での創刊オメデトウメッセージに間違いがありました。

IDGコミュニケーションズ Graphics World編集長/ 森屋義男様のメッ
セージ中にありました参照アドレスは、
<http://www.idg.co.jp/GW/>ではなくて
<http://www.idg.co.jp/gw/>でした。お詫び申し上げます。

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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0010 1998/04/23発行
発行社  タワーズ株式会社
     <http://www.towers-inc.com/>
     大阪市中央区高麗橋1-5-6 東洋ビル3F
     TEL:06-231-1011 FAX:06-231-0838

編集長  森川眞行 
     柴田忠男 
     神田敏晶 

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