[0125] コンピュータ、この不確かなもの

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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0125 1998/09/12発行
http://www.dgcr.com/
情報提供・投稿はこちらまで mailto:hamamura@dgcr.com
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●「コンピュータ、この不確かなもの」
 ゲスト:十河 進

●スガイのDTPウォッチ!
 ◎第2回「とりあえず辞めちゃえ症候群」

●本日届いたニュースリリース
 ◎Macromedia Web Start Upキャンペーン

●主要サイト情報
 Apple/ Microsoft/ Macromedia/ Silicon Graphics/ Adobe

●本日キャッチしたコンピュータニュース関連

●イベント・情報
 ◎「CGキャラクタ + アニメーションコンテスト」作品募集



「コンピュータ、この不確かなもの」
ゲスト:十河 進
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もう10年以上前のことになるが、銀座のキヤノンサロンで、サービスの窓口へ
怒鳴り込んできたプロカメラマンを見かけたことがある。

昔のキヤノンサロンは、ギャラリーに入る手前にサービスカウンターがあった。
プロの写真家たちが自分の機材のメンテナンスや修理を依頼するカウンターだ。
僕は、その日、写真展を見に行っていたのだが、突然、怒鳴り声が聞こえ、振
り向くと応対に出ていた中年過ぎのキヤノンの社員に向かって書類の束が投げ
つけられたところだった。

ひらひらと書類が舞っていた。

「どうしてくれるんだ。おまえら、これだけ詫び状書いといて、また故障じゃ
ないか」

がっしりした(「若者たち」に出ていた橋本功みたいな―「若者たち」3部作は
現在、東京で上映中です)体の大きな男で、その前で小さくなっている胃弱で
悩んでいるような痩せた(「赤い殺意」に出ていた西村晃みたいな)中年のキ
ヤノンの社員は、ただかしこまっていた。相手を刺激してはいけない、とひた
すら耐えているという風に見えた。

瞬間、僕は西村さん(かどうか知らないが)に同情しそうになった。「ま、奧
でお話を」とか何とか、西村さんは言っていた。「ここでは、何ですから」

しかし、怒鳴り込んできた橋本さん(かどうか知らないが)は、「(ここで他
の人達にも)聞いてもらえ、聞いてもらえ。ここのサービスがどれだけ、ひど
いか」などと言っている。強請たかりのたぐいか、と僕は思った。

最初の爆発は凄かった。橋本さんも気合いを入れて、最初の一発で相手をビビ
らそうとがんばったのだろう。しかし、次第に橋本さんのテンションは下がっ
ていった。橋本さんは西村さんにこの間のいきさつをおさらいさせる意味で、
繰り返し説明していた。脇で聞いていた僕にも事情がわかってきた。

橋本さんはプロカメラマンで、キヤノンのカメラを愛用していたが、それが故
障して仕事に失敗した。何度も修理に出したのに、同じところが故障する。そ
れで、仕事に支障をきたす。もう堪忍袋の緒が切れた、ということだった。橋
本さんの、抗議の間に入る泣き言めいた言葉が耳に残った。

「俺は有名じゃない。それでもプロでやってきた」
「仕事先を選べるほどじゃない。来た仕事は確実に仕上げなきゃ注文が来なく
なる」
「カメラが故障して撮れませんでしたじゃ、言い訳にならねぇんだ」
「おまえら、有名な先生にゃすぐに新しい機材渡すだろ」
といった調子だった。聞いていて、少し哀しくなった。

昔、プロは国産メーカーならニコンを使った。いや、35ミリ一眼レフで、プロ
から信頼されていたのはニコンだけだったかもしれない。今でも報道系はニコ
ンが強い。その牙城に切り込んだのがキヤノンだ。ニコンがFシリーズならと
いうことで、キヤノンもF-1という最高級カメラを出してプロのマーケットを
狙った。キヤノンは徹底してプロへサービスした。狙った女を落とそうとして、
ひたすら貢ぐ男みたいなものだ。だが、えてしてそういう男は、目的を達する
と「釣り上げた魚にゃ餌はいらねぇ」となる。

キヤノンがそうだったかどうかはしらないが、プロ・サービスの良さもあって、
マーケットを獲得した。ニコンから、キヤノンへ乗り換えるプロも多かったと
いう。プロの場合セットで揃えると数百万円の設備投資になる。だから、マー
ケットを確保するのは生やさしいことではない。もちろん、製品の性能の良さ
がなければ無理な話だ。

カメラという機材の場合、プロが最も望む条件は何か。確実に撮れることだ。
丈夫でどんな寒冷地であっても、あるいは高熱の砂漠の真ん中でも撮れるとい
うこと。露出やピントはプロだから自負がある。泥水に浸かってもフィルムを
現像するとちゃんと写っていた、なんてカメラが望まれる。ニコンが信頼され
たのも、それが理由だ。

現像するまで、写っているかどうか、心配なのはプロも同じだ。現像してしま
えば、よほどのことがない限り、写真がどうにかなることはない。しかし、現
像するまで何があるかわからないのが写真だ。丈夫で確実、これこそがカメラ
の基本なのである。

前振りが長くなったが、さて、コンピュータの話。

僕は今、デジタルデザイン、デジタルフォトグラフィ、コンピュータグラ
フィックス、DTPなどのジャンルをカバーするプロ向けの雑誌を作っている。制
作はフルDTPだ。パーソナル・コンピュータを使わなければ仕事にならない。

3年前、デジタルフォトグラフィの本を作ることになって、初めて自宅にマッキ
ントッシュのパフォーマを買った。会社では8100/150なんてパワーマックを使
い始めた。先日、会社のシステムが新しくなってG3のDTタイプが入り、僕の机
にはG3パワーブックが配置された。

しかし、ですね。新しいG3のデスクトップタイプは、2カ月あまりの間に何度フ
リーズしたことか。割合、調子のよかったG3パワーブックも最近、何度かコン
トロール+コマンド++パワーキーを押すことがある。ウィンドウズはあまり
フリーズしない、と聞いていたが、今年3月に自宅に導入したFM-Vは、買った直
後の1週間に何度もトラブって再起動させた。

コンピュータを使っていれば、誰でも経験があるだろう。作業を終えて、さて
保存しようと思った途端にフリーズ。どうしようもなくて再起動。また、最初
から作業のし直し。最近は諦めてしまったためか、あまり騒がなくなったが、
昔はコンピュータを呪ったものである。

不確実で不安定。

本のレイアウトをお願いしているデザイナーも、「すいません。マックの調子
が悪くて仕事ができなかったんです」と言い訳しながら締め切りを延ばす。単
なる言い訳ではなくて、本当に1日メンテナンスにかかっていたのだ。仕事は
完全にストップする。突然にくるから恐ろしい。

先日、とうとうウィルスにやられた。この5月くらいから話題になっていた
AutoStartという奴だ。入稿したMOがウィルスにやられていてたという印刷会社
からの電話。別の編集部が別の印刷会社に入稿したMOも犯されていたという。
同じマックを使っているのだから、会社のシステムにウィルスが入ったのだ。
犯されたマック、である。何かイヤらしい響きだ。まあ、濡れたマック、より
いいか。

機械は故障する。電子機器は、突然、フリーズする。あるいは、ウィルスに犯
される。先日、「インサイド・インテル」という本(インテルの取材協力が
まったく得られなかったという本、というより取材妨害にあったらしい)を読
んでいたら、「バグのないCPUなんてない」とインテルのC.E.Oが言っていた。
バグのないソフトなんてのもないのだろう。とにかく製品化して、大勢のユー
ザーに使わせてテストする。その結果、発見されたバグをバージョンアップで
改良する。

新聞を読んでいると、けっこう頻繁に車のリコールの記事が載る。こんなに欠
陥のある車が世の中に出ているのかと唖然とするが、コンピュータ関連製品は
車の比ではあるまい。車と違って、多少の欠陥があっても命に別状はない、な
んて考えているわけじゃないだろうが、命に別状なくても仕事に別状がある。
複雑なプログラムを書くのだから、まあ、いろいろと大変なのだろうけどね。

昔からのパソコンユーザーに言わせると「ずいぶんよくなった」そうだが、だ
からといって、プロの道具として、不確実かつ不安定な製品が許されることは
ない。

コンピュータとはそういうもの、と諦めさせられているのではないか。あの、
キヤノンサロンに怒鳴り込んだ橋本さん(?)のように、「俺はプロだ。道具
は確実なものでなきゃ困る。プロに使われるのだから、それだけの覚悟を持っ
た製品を作れ。俺の仕事がなくなったら、責任をとれるのか」と言うべきじゃ
ないのだろうか。

しかし問題は不確実さをもたらしているものが、ハードの問題か、OSの問題か、
ソフトの問題か、いろいろ複雑に絡み合っていることだろうか。

【十河 進】
そごう・すすむ 1951年生まれ。1675年、玄光社入社。8ミリ映画誌、カメラ誌、
ビデオ誌、広告誌などを経て、現在、季刊「デジタルグラフィ」編集長。
mailto:fwje9101@mb.infoweb.ne.jp

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■スガイのDTPウォッチ!
第2回「DTPと編集者のワークスタイル」
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柴田忠男さんが、No.0121「気楽でアブナイSOHO者」(でも何か、号数カウント
いい加減だよね、濱村さん)で、カンタンにフリーになってしまう人たちにク
ギを刺していましたが、まったくおっしゃる通りです。僕だって黙って会社に
通いつづけていれば、毎日一生懸命電卓をハジく必要もないはずです。
でもいい。自分で決めたことだから。

それはさておき。
今回のテーマは「DTPと編集者のワークスタイル」について。と言っても論じる
のではなくて、雑誌編集者兼DTP進行管理担当だった僕なりに、実感したことを
書いてみたいと思います。

失礼を承知で言ってしまえば、編集者の中には、自分のワークスタイルに関し
て無関心というか、無頓着な人が多いと思います。入稿前は、徹夜すればオッ
ケー、テキストは後送でオッケー、写真原稿は、再ゲラまでに間に合えばオッ
ケー…と、何ごとも自分の都合のいいように考えるわりには、それが後々どの
ように響いてくるかは知りません。知らないので、そんなワークスタイルを改
善しようとも思わないわけです。だから徹夜だって(嫌だと言いながらも)当
然のようにやってしまう…。

そんな状況の中でDTPを導入するとなれば一大事です。自分が編集している本の
制作方法が変わる、つまりワークフローが変わるということです。同時に、自
分たちのワークスタイルを変えるチャンスでもあります。しかしたいていは、
編集者は何が起ころうとしているのか理解できないか、理解しようともしてい
ない場合がほとんどです。できることは「それで入稿日は何日になるのか?」
と聞くことぐらいでしょう。そして、実際にDTPが導入されてからも、従来通り
のワークスタイルを貫き通すことになります。

もし、編集部の中にMacDTPのメリットに触れたことのある人がいれば、その人
を中心にしていろいろな試行錯誤がなされる場合もあります。実際、一部の編
集者が先行してDTPを実践し、彼等が社内のキーパーソンとなることで、試行錯
誤の末に全社的なDTPの導入と、ワークスタイルの改革に成功した中小規模の出
版社がいくつかあります。逆に言うと、DTPの導入には編集者も積極的に関与し
たほうがいいのではないかと思います。そうでないと、DTPの導入はできたとし
ても、自分のワークスタイルを変えるチャンスは逃してしまうのではないで
しょうか。

実際にワークスタイルをどのように変えられるかは、ここでは触れません(逃
げてるワケじゃないぞ)。なぜなら、それは出版社や媒体、付き合っている印
刷会社やデザイン会社によって変わってくるからです。でも、例えば「入稿」
の概念がガラリと変わる可能性だってあるワケです。

もし「DTPになって何が変わったんだっけ?」と疑問に思っている編集者の方が
いれば、こういうコトを少し考えてみるのも、損ではないと思います。正直に
告白すると、創刊時からDTPでやっているような雑誌でも、上手くいかないこと
だってたくさんあります。それに、印刷会社の営業マンの言うことを鵜呑みに
すればいいということでもありません。ただ、どうかこのテキストを読んで腹
を立てたりせずに、下版が済んだ後でも結構ですから、少し考えていただけれ
ば幸いだと思うのです。

【須貝 弦】
すがい・げん
「フリーランス」と「フリーター」の間を彷徨う1975年型の23才男子。
10代末期を印刷会社の営業補佐として過ごしたのが間違いのはじまりで、その
後DTP専門誌の編集部をハシゴ(自称「仁義なき転職者」)。98年夏、小田急線
で会社に通うのがイヤになって退職を決意。「早まったかな....」と思ったり
思わなかったり。応援メールくれたみなさん、ありがとうございます!
http://www.tt.rim.or.jp/~gsugai/
mailto:gsugai@tt.rim.or.jp
※初回の原稿のプロフィールで、「http://gsugai@tt.rim.or.jp」なんて書い
てしまいました。みっともない"ごめんさい。
[Give me job!!!]

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●す、すみません(汗)。落ち着いて仕事していないもので・・(汗)。
「落ち着かないからってできないじゃ、言い訳にならねぇんだ」
           (by 橋本さん from 十河 進さんのコラム) <濱村>

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■本日届いたニュースリリース
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Macromedia Web Design Studio Macintosh版/Windows版を、各標準価格68,000
円で9月24日より限定1,000本販売開始。9月11日より『Macromedia Web Start
Upキャンペーン』実施。
マクロメディア株式会社
http://www.macromedia.com/jp/
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マクロメディア株式会社は、1998年9月11日から12月末まで『Macromedia Web
Start Upキャンペーン』を実施する。最高のWeb制作環境提供を目的。対象は、
ホームページ制作初心者から、より高度なWebを制作したい中級者。

第一弾は、Macromedia Web Design Studio Macintosh版/Windows版
(Macromedia Dreamweaver1.2J,Macromedia Flash 3J,Macromedia Fireworks J
同梱)を9月24日より標準販売価格68,000円にて販売開始。また、9月11日より
Macromedia Dreamweaver 1.2J標準価格58,000円を39,800円にて販売。

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■主要サイト情報
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Apple/ Microsoft/ Macromedia/ Silicon Graphics/ Adobe
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Apple
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▼iMac駅広告のリストを掲載。ただし、ほとんどは掲示終了している。
http://imac.apple.co.jp/ad/train.html

Microsoft
~~~~~~~~~
▽新しい共存・移行ツールを備えた Microsoft Exchange、従来型システムより
優れた投資利益率を実現
http://www.asia.microsoft.com/japan/info/releases/0910exch.htm

▽新MCP試験 70-081:Exchange Server5.5、70-085 SNA Server4.0関連試験開始
http://www.asia.microsoft.com/japan/partners/mtc/mcp/news.htm

▽Windows98に対応したSBSの修正モジュールをリリース (1998.09.11)
http://www.asia.microsoft.com/japan/bkoffice/sbs/download/98setup.htm

Macromedia
~~~~~~~~~~
▽マクロメディア株式会社 Macromedia Web Design Studio Macintosh版/
Windows版を、各標準価格68,000円で9月24日より限定1,000本販売開始
(1998.09.11)
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/proom/pr/1998/911_WDS.html

Silicon Graphics
~~~~~~~~~~~~~~~~
▽IRIX 6.5 各種サービスの案内を掲載 (1998.09.11)
http://www.sgi.co.jp/Support/65/

Adobe
~~~~~
▼San Jose Mercury Newsで9/10に「AdobeはAppleを今後サポートしない方針で
ある」と報道されたことに対応し、これを否定した。
http://www.adobe.com/aboutadobe/publicrelations/HTML/9809/980910.mac.html

【▼担当 Hironori DOI】 mailto:h-doi@pop13.odn.ne.jp

【▽担当 山口 壮/ えむ】 mailto:PXX06120@nifty.ne.jp
http://member.nifty.ne.jp/yamaguchi/
IBMから色々面白そうな製品が発表されてますね。携帯型の『ウエアラブルPC』、
スーパーディスクドライブ搭載のThinkPad、そしてCFカードサイズのHDD『マイ
クロドライブ』。特に『ウエアラブルPC』には興味を引かれます。スペックは
ThinkPad 560Xとほぼ同等とのこと。早く実物をさわってみたいです。

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■本日キャッチしたコンピュータニュース関連
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ソフト関連
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●エー・アイ・ソフト、WX3 for Mac Ver3.0.X->Ver3.0.5 アップデーター
http://www.aisoft.co.jp/aisoft/japanese/download/sa_wx3/html_mac/wx30x305.htm

●Mac用 NetChronometer 1.2
http://www.kezer.net/netchrono.html
*タイムサーバーにアクセスし内蔵時計を正確にする

●Win用 Access Information98 Ver1.21
http://www.platz.or.jp/~kyu/
*通信料金を計算する

●Win用 EdMax Ver1.26
http://www.bekkoame.ne.jp/~t.mzaki/
*メーラー

●Win用 EmEditor v2.10
http://www.emsoft.co.jp/
*テキストエディタ

●Win用 FTP Exchange Ver2.20
http://www.toyota.ne.jp/~kawauso/web/
*ダイヤルアップネットワーク監視など

●Win用 MCardDB Professional Edition Ver3.04
http://member.nifty.ne.jp/nakam/mcdblib.html
*カード型データベース

●アスキーサムシンググッド、3次元CGソフト「STmage/3D Design Ver.3.5」
10月16日発売。Win95/98/NT4.0対応
http://www.asg.co.jp/

●パーベイシブ・ソフトウェア、SQLエンジン搭載クライアント・サーバー型
データベースソフト「Pervasive.SQL」9月28日発売。WinNT/Netware対応
http://www.pervasive.co.jp/

コンピュータハードや一般など
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●キヤノン、600万画素CCD搭載プロ用デジタルカメラ「キヤノン EOS D6000」
11月発売
http://www.canon-sales.co.jp/Whatsnew/1998-shimo/pr_eos-d6000.html

●日本IBM、ThinkPad 560Xとほぼ同等の性能のウェアラブル・パソコン発表。
発売日未定
http://www.ibm.co.jp/

●IBM、世界最小・最軽量のHDD(デジタルカメラ/携帯情報機器向けマイクロド
ライブ) を開発
http://www.ibm.co.jp/News/leads/980911microdrive/

【強力!べんりDesse -Mac/Win最新ソフト情報と役立つリンク集-】
mailto:joy@osk.3web.ne.jp
http://www2.osk.3web.ne.jp/~joy/benridesse/

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■イベント・情報
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SGI 2000 Club第2回コンテスト
「CGキャラクタ + アニメーションコンテスト」作品募集
http://s2c.sgi.co.jp/
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テレビ番組、映画、CF、ゲームなど、エンターテイメント市場のメインスト
リームとなるメディアで、優れたコンテンツを展開することのできる優秀なク
リエイタを発掘することを目的としており、これらの市場で活躍中、または同
市場への進出を目指すCGアニメータ、キャラクタデザイナ、グラフィックデザ
イナを対象としています。

応募作品の審査は、映像制作現場の第一線で活躍中のプロフェッショナルクリ
エイタ/ディレクタ/プロデューサ、ならびに、米ウォルト・ディズニーの海外
審査員が行い、来年1月に予定している発表イベントに於いて、優秀作品を表彰
します。

また、名作から話題作まで、あらゆるジャンルのベストアニメーションを、24
時間ノンストップで放送するアニメエンターテインメントTVチャンネルである
アニマックスの特別番組で、入選作品ならびにクリエイタを紹介します。

さらに、若い優れたクリエイタを発掘し、活躍の機会を与えるために、CGアニ
メーションやキャラクタを今後のビジネスとして応用、展開することを検討し
ている企業にご協賛・ご後援いただき、コンテストを通じて応募者との交流の
場を提供します。

●テーマ:CGキャラクタの新しい発想
●募集作品:
 CGにより制作したオリジナルキャラクタ※CGアニメーションまたはCG静止画
 CGアニメーション:5~15秒。必ずしもフルフレームCGでなくてもよい
 ※他のコンテストでの佳作以上の入賞作品は除く。
●応募資格:
 SGI 2000 Club会員(個人・グループ/プロ・アマチュア問わず) 
 ※作品応募時に会員登録(無料)可能。
 <http://s2c.sgi.co.jp/>より登録。またはSGI 2000 Club事務局に登録用紙
 を請求のこと。
●応募方法:応募作品毎に、以下(1)~(3)を1組としてコンテスト事務局宛に送
 付してください。
 (1)作品:以下 1)~5) の何れかのメディアで
1)3.5インチFDまたはMO
2)CD-R
3)JAZ
4)NTSC VHSまたはNTSCβカムビデオ
5)DAT(SGI)
  ※データ形式 :TIFF
  ※圧縮形式 :自己解凍形式 (SGIの場合は gzip.または compress)
  ※サイズ :640×480 または 720×468
  ※メディアのラベルに応募者名/キャラクタ名/圧縮形式を明記

 (2)応募用紙 
  ※<http://s2c.sgi.co.jp/>よりプリント、またはSGI 2000 Club事務局に
  請求のこと。

 (3)サンプルカラーハードコピー
  ※A4サイズ。印画紙。
  ※発表会場で展示する可能性がありますので、折曲げず台紙を添えてくだ
   さい。

●デジタルシネマスクールM2、デジタルハリウッド(大阪校)のご協力により、
 ビデオ編集設備借りることが出来ます。何れも、事前にスケジュール予約し
 てください。
 期 間:11月16日(月)~12月18日(金) 10:00~17:00 ※土日祝祭日除く
 (スケジュール他、必ずしもご希望に添えない場合がありますのでご了承くだ
 さい)
 ◆デジタルシネマスクールM2/東京都新宿区高田馬場1-29-5
連絡先:TEL 03-5272-8051 ご担当:青野様 / 稲垣様
 ◆デジタルハリウッド/大阪市北区西天満6-5-17
連絡先:TEL 06-316-8572  ご担当:森田様

●応募先/ 問合せ:SGI 2000 Club事務局 日本シリコングラフィックス(株)内
 TEL:03-5488-7417 FAX:03-5420-7040 E-mail: mailto:s2c@sgi.co.jp
 〒150-6031 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31F

●応募締切:1999年1月5日(火) 
 ※事務局必着
 ※1998年12月末までの応募先着50名様にプレゼント贈呈します。

●審査員 :
 石川光久氏 /プロダクションI・G
 板野一郎氏 / ダスト
 坂本 浩氏 / フジテレビジョン
 名越稔洋氏 / セガ・エンタープライゼス 
 森本晃司氏 /STUDIO 4℃

●海外審査員:
 エリック・ハンソン氏(Mr. Eric Hanson) / Walt Disney FeatureAnimation

●協賛企業賞審査員:
 (株)アニマックスブロードキャスト・ジャパン 顧問  内田 勝氏
 (株)ギャガ・コミュニケーションズ 代表取締役社長  藤村哲哉氏
 (株)コミックス・ウェーブ 代表取締役社長      竹内宏彰氏
 (株)小学館 キャラクタ企画室室長       久保雅一氏
 (株)ソニー・マガジンズ デジクリ編集長    村田 茂氏
 (株)ナムコ 取締役第二開発部門担当         石川祝男氏

●授賞内容:<http://s2c.sgi.co.jp/>を参照。

●審査方法:コンテスト事務局により一次審査の上、選考作品を授賞者が審査
 選考。

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■お詫びと訂正
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123号でお伝えしました、

●ミノルタ、デジタルカメラ用OS「Digita」搭載のデジタルカメラ「Dimage
EX」シリーズ 年内発売

のurlが間違っておりました。関係者の方々にご迷惑をおかけしたしました。
訂正しお詫びいたします。

【誤】 http://www.jpn.hp.com/
【正】 Dimage
http://www.minolta.co.jp/japan/press98/dp/dimageex_j.html
ミノルタ
http://www.minolta.co.jp

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長  森川眞行 
     柴田忠男 
     神田敏晶 

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
 担当:濱村和恵

★等幅フォントでご覧ください。
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★日刊デジクリは、<http://www.dgcr.com/>、まぐまぐ<http://
www.mag2.com/>、
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Copyright(C), 1998 デジタルクリエイターズ
許可無く転載することを禁じます。
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