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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0225 1999/01/14発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊
情報提供・投稿はこちらまで mailto:zacke@ppp.bekkoame.ne.jp
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.htm
広告の御相談はこちらまで mailto:sales@dgcr.com
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●「10年間でどうなったか」
木曜日担当:森川眞行
●デジクリ・トーク
人生、イッスン先は闇? (いきなりデビュー)3
服部幸平
●新刊情報
◎玄光社「デジタルグラフィ」5号
●展覧会情報
◎JACA98日本ビジュアル・アート展はただいま開催中
●「デジクリメーリングリスト」スタート!
◎クリエイターは、このままでいいのか? 目指せ真のクリエイター!
●ノストラダムスエンジン情報
◎現在登録数95件。新着情報。
●現在募集中
◎読者プロフィール
◎ ホームページリニューアルインフォメーション
◎ 新刊情報
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http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊
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●「10年間でどうなったか」
木曜日担当:森川眞行
●デジクリ・トーク
人生、イッスン先は闇? (いきなりデビュー)3
服部幸平
●新刊情報
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◎JACA98日本ビジュアル・アート展はただいま開催中
●「デジクリメーリングリスト」スタート!
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「10年間でどうなったか」
木曜日担当:森川眞行
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年末に購入した「OUT OF DESIGN」(美術出版社刊)を、繰り返し何度も読んで
いた。著者は、プロペラアートワークス、デジタローグ主宰の江並直美氏。200
ページほどの内容だがフルカラーでかなり中身が濃い。装丁は640×480ピクセ
ルでかなりこだわりを感じる。定価は3800円だが、ボクにとって買って損はな
かった。デジタローグのファンのひとりとしても、愛着のある一冊になった。
「OUT OF DESIGN」は江並氏がコンピュータ以前から関わってきたデザインワー
クから、現在に至るまでのデザインとコンピュータとのかかわりを作品を通し
て解説しているものである。DTPの黎明期から、CD-ROMを中心としたマルチメ
ディアデザイン、CG、映像、Web…とこの10年間の変化を眺めているだけでも楽
しい。
個人的に興味深かったのは、今から10年前の出来事。DTPが社会的にまだ全然認
知されていない頃の苦労話であった。当時はボク自身もMacintoshと遭遇して、
デザイン道具をMacintoshに変更したばかりの頃であった。今でこそ、DTPは印
刷業界の中心的な存在であるが、わずか10年前には、まるっきり使い物になら
ないオモチャとして業界からは冷たく扱われていた。
コンピュータに文字を入力し、画像を読み込みレイアウトする。それを製版用
のフィルムとして出力する。これがDTPの一般的な流れで、全てコンピュータで
作業が完了する、ってトコが魅力でボクもMacintoshに飛びついたのだが、実際
にはそう簡単にいかない。まず日本語書体が2書体しかなかった。加えてソフト
ウエアも貧弱、マシンも貧弱で、アナログな工程に比べてあまりにも不自由な
環境だった。初期の頃はMacintoshで作成したデータを、サイテックスのシステ
ムに受け渡してフィルム出力していた。結果的に何億円もするサイテックスの
システムを使うことでコストダウンどころか、逆の結果になってしまったこと
も多かった。
DTPの黎明期、カラーの印刷物を作成するにはサイテックスのお世話になりっぱ
なしだった。その後、大日本スクリーンも新しいシグマグラフのシステムを発
表したし、イメージセッターの性能もアップした。RIPのスピードも上がり、ス
クリーンからはレナトスも登場した。
DTPの市場が活性化するにつれて、セッター、RIPはもちろんマシンのCPUも上
がったし、書体を含めてソフトウエアは格段に向上した。もうMacintoshだけで
本当に完結してしまう世界になったようだ。
7~8年前はボクも、印刷業界がデジタル化に向けて構造変化をする…ってかけ
声の元に、日本中飛び回って講演も多くやってきた。「これからはデジタルが
主流になります」って言い続けてきた(もっとも当時はそれでも半信半疑のお
客さんばかりだったけど)結果的に日本の紙メディアはデジタルで制作してい
るのが本流になった。ほんの数年前までは、デジタル工程で制作した印刷物を
見つけるだけで嬉しかったのだ。
先日、某印刷会社と話をした。その際に昔のDTPの話になり、苦労話で2時間も
盛り上がったのだが、その中で昔のサイテックスの話になった。昔は本当にサ
イテックスのお世話になりましたよ。って言ったら、
「ああ、サイテックスね、先月捨てましたよ」
「捨てた~?」
「そうなんです、もう利用価値ないし、場所とるし」
今はMacintosh、場合によってはレナトスを使うこともあるが、サイテックスに
関しては利用価値ゼロなんだそうである。大きな会社だから場所をとるだけで
コストを考えると捨ててしまうのがベストな選択だったらしい。
たった10年でこうなるのだ。デジタルの世界は恐ろしい。その印刷会社も紙だ
けの世界では今後頭打ちになるので、今からWebの世界での制作シフトを準備し
ている。
しかし実際にはまだまだWebデザインという仕事は我が国では始まったばかりで
ある。いやまだ始まっていないのかも知れない。海外ではWebの仕事はデザイ
ナーにとって大きな比重をしめる。CD-ROMを中心としたマルチメディアデザイ
ンをしていたプロダクションは、全てWebにシフトしたという。もちろんクライ
アントの意識が違っているのだから仕方がない。CD-ROMに予算つけるのなら
Webに回す。これは当然。日本ではWebはまだまだ付加価値的な扱いだが、アメ
リカでは紙と電波と同じ比率でWebに予算を取るらしい。
この国の景気と、今後を考えてWebはどうなるのだろう。クリエイターにとって
のWebビジネスの現状はどうなっているのだろう? 皆さんからのレポートがあ
ればデジクリまで投稿してください。
【森川眞行】もりかわ・まさゆき/ Silicon Cafe'
おかげさまで「FIREWORKS徹底解析」(オーム社刊)の売れ行きがよいらしい。
ボクの所に「書店で売り切れてました(涙)」というメールが何通も届いている。
オーム社に問い合わせたら、Webページでも販売しているとのことなので、そっ
ちもヨロシクね。
http://www.ohmsha.co.jp/data/books/contents/4-274-06281-3.htm
______________________________________________________________________
■デジクリ・トーク
人生、イッスン先は闇? (いきなりデビュー)3
服部幸平(フリーイラストレーター)
http://www.asahi-net.or.jp/~pg9k-httr/
----------------------------------------------------------------------
そして春。僕は専門学校を卒業し、フリーイラストレーターとしてデビューし
ました。といっても仕事なんかは当然来るはずもなく、ハウスクリーニングの
アルバイトで生活費を賄っていました。
バイトは週5日。1日12時間。その後は家へスットンで帰り、オリジナル作品を
明け方近くまでセッセと描く日々です。休みの日などありませんでした。
とりあえずそんな中、初めての売り込みをしてみました。もちろん、飛び込み
です。忘れもしない、初めての売り込み先は新潮社でした。重いB2バッグに作
品ファイルを入れ、ヨタヨタしながら出版社に向かいました。
アポの時間に現れたのは年配の女性編集者でした。僕は自己紹介をしましたが、
とってもギコチなかった気がします。その女性編集者はゆっくりと、1点1点僕
の作品を見ていきます。そして見終わった後にこう言いました。
「イラストをやりたいのか、ファインアートをやりたいのかハッキリして下さ
い」と。
その時の僕は、相手の言っている意味が良くわかりませんでした。今ではその
人の言った意味を理解できますが。まぁ簡単にいうと「こんなモノはつかえな
い」、ですね。あの当時の作品が今もありますが、所詮は学生レベルです。と
てもプロのイラストのレベルではなかったことがわかりますけど。
その後、10件ほど売り込んでみましたが、惨敗でした。相手にもされなかった
です。僕はその時点で売り込みをあきらめました。これではどこへ行っても同
じ結果になるのは分かっていたからです。
「まずは作品のレベルを上げなくちゃ」
アルバイトに行きながら、深夜にセッセとオリジナル作品を描き続ける日々が
始まりました。多くのイラストレーターの卵達が通る道です。口でいうのは簡
単ですが、その大変さは経験した者にしか分かりません。
「アルバイトをしながらその陰で日々努力し、ジッとチャンスを待つ」よくあ
るパターンですが、本当にそれを実現できる人は、そう多くないのではないで
しょうか。
何故なら、この「チャンスを待つ」という姿勢は、ただボ~と待っているのと
は違います。将来への不安を持ちつつ、かつ報われる保証すらない努力を日々
繰り返す姿勢だからです。
あまりにハードな生活に、冬になって過労で倒れてしまいました。40度以上の
高熱が一週間続くのです。あれはまいりましたけど。1年間休みなくそんな日々
を繰り返していた1年後、やっと初めての仕事がもらえました。CDジャケット7
枚組のカバーイラストの仕事です。チャンスは来ました!
______________________________________________________________________
■新刊情報
玄光社「デジタルグラフィ」5号
----------------------------------------------------------------------
●担当編集者 十河(そごう)さんのメッセージ
E-mail:sogo@genkosha.co.jp
デジタルデザインや写真や絵をデジタル制作するために必要なハードウェアと
ソフトウェアを紹介する第一特集は、写真・デザイン・イラストレーションの
それぞれの分野のクリエイターたちが推薦機種・愛用機種を公開。システムの
組み方もふくめて、どんな機材がいいのかが一目でわかります。
第二特集「コンピュータで描く絵」は、デジタルイラストレーター4人の人と
作品、加えてメイキングを紹介し、さらに「アドビ・イラストレーター8.0」の
使い方を、ひとつの絵を作り上げていくプロセスを追いながら解説します。
DGはプロ・レベルの情報・ノウハウ・テクニックを、わかりやすく丁寧かつ実
践的に展開しています。
●デジクリ編集部から追加
デジタルで描く作家として、六浦丈雄、岡部タカノブ、大寺聡、福間晴耕さん
たちの作品と簡単なメーキングを紹介。Illustrator8.0のくわしいstep by
stepは杠聡さん。ほかに、「PDFが変えるデジタルパブリシングの近未来」「コ
ンピュータが苦手な人たちのための達人養成講座」など。内容はやさしく、字
が大きくて読みやすいので、コンピュータが苦手な人たちが初めて読むのには
向いている。
定価1850円+税 ISBN4-7683-0096-0 玄光社発行
______________________________________________________________________
■展覧会情報
----------------------------------------------------------------------
JACA98日本ビジュアル・アート展はただいま開催中
----------------------------------------------------------------------
1月20日まで。フジタヴァンテミュージアムにて、午前10時から午後6時。休
館は木曜日。主催は(社)国際芸術文化振興会、フジタヴァンテ。
これはアーバナート展(パルコ)と並ぶ2大公募アート展だ。かつては伊勢丹
美術館でやっていたメジャーな催しだったが、いつの間にか代々木の私企業内
のミュージアムに格落ちか、ト思って見にいったら、じつに素晴しいミュージ
アムであった。
今回の応募は454点、入賞は10人、入選は14人、準入選が10人ということでかな
り競争率は高い。審査委員は浅葉克己、建畠晢、日比野克彦、タナカノリユキ。
グランプリ1名は副賞100万円と海外展会場まで往復航空券、準グランプリ2名
は副賞10万円だ。展示されていた作品の中に、日本デジタルアートコンテスト
に別バージョンが出品されていた例が2つほどある。
で、グランプリは塚本哲也の「アタッチメントin畠」という作品で、キャベツ
畠でアタッチメントの作り物の頭部をくっつけあった全裸の男女が6組セック
スしているというヘンタイな写真。泥に汚れた男の尻なんか見たくないね。よ
くもまあこんな下品なのがグランプリになったもんだと、逆に感心した。子供
には見せたくない作品だ。さすがにチラシの絵柄も、男女が重なりあっている
ところはトリミングしている。
準グランプリの鈴木拓也作品は、たぶんインクジェット出力であろう蝶々が12
頭頑丈な標本箱におさまっているのが6箱。2次元プリントの蝶に標本用のピ
ンがささり、学名らしきラベルが貼ってある。まさかこの蝶、素材集の蝶じゃ
ないだろうなあ。一部はたしかに自然界にありえない模様だったけど。
「僕はちょっとピリッとしないかなと感じている。さまざまな公募展でいろい
ろな作品が応募されるなかで、情報が行き渡ってしまい、ドングリの背比べの
ようになってきているのではないか。いま、社会で起きている事件の方がここ
に並んでいる作品よりも不気味でリアルだ。それを超える作品の出現を望みた
い」という、審査員のタナカノリユキさんのコメントに同感。(柴田)
フジタヴァンテミュージアム
http://www2.fujita.co.jp/vente/
渋谷区千駄ヶ谷4-6-15 03-3796-2486
______________________________________________________________________
■「デジクリメーリングリスト」スタート!
http://www.days-i.com/
----------------------------------------------------------------------
日刊デジクリ・WEBデジクリ読者の方や、デザインやWEB、CGなどクリエイトす
ることに興味のある方を対象にしたメーリングリストです。グラフィックツー
ルのオペレーターではなく、真のクリエイターを目指しているデザイナー・デ
ジタルアーティストな方、デジタルに関わる人全般の交流の場になれば、と思
います。
メーリングリストでは孤島で迷う人と人とを繋げます。ご自身のスキルアップ、
交流、デジクリの感想から発生する対話などを目的とした方の参加をお待ちし
ています。
参加ご希望の方は、上記アドレスをご覧ください。
_____________________________________________________________________
■ノストラダムスエンジン情報
http://www.dgcr.com/
----------------------------------------------------------------------
現在登録数95件。伸びない伸びないと言っていたら、まるなかさんから「この
登録数の伸び率は、同じサーチエンジン運営者として脅威です。」というメー
ルが届きました。そ、そうなのか・・。頑張ります。ありがとうございます。
彼のサイトはこちらへ→<http://www.marunaka.com/straight/>
今日の新着情報のt's GRAPHICSさんは、アンケート欄の項目に「ノストラダム
スエンジン」の名前が!! ありがとうございます~!! 訪問された方は、アン
ケートよろしく!!
今日も凄いです。はっきり言って凄すぎます。さりげなく並んでいますが、全
然さりげなくないサイトばかりです。サングラス委員会作ろうかしら。全部サ
ングラス・・(笑)。
クリエイターに役に立つものであれば、どちらでもOKです。ショップ関係や、
プログラミングの方の場所もあります。どうか登録を! <濱村>
【新着情報】
●Ogre's - イラストレーター大賀葉子。お仕事ポートフォリオや紙芝居絵本。
http://egg.tokyoweb.or.jp/questions/ogre/TobiNeko.html
●t's GRAPHICS - 3DCG、建築関連パース、オリジナルキャラクタのギャラリー。
http://www1.sphere.ne.jp/tsdigi/
●_ヨ_ウ_ス_ケ_ - TOY系オリジナル3Dキャラクター中心。2D、イラストなど。
http://home7.highway.ne.jp/yoh/
●デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社 - 50,000点の写真、CG、イラスト。
http://www.daj.ne.jp/
●宣伝倶楽部米子デザイナーズギャラリー - プロデザイナーのたまり場。
http://www.snobuy.com/
●JAPRO - 本当に役立つサイトの構築。プロクリエイティブ集団。
http://www.japro.com/
●★-狂言回し-★ - Photoshopを使ったCGを公開。幻想的な絵づくりが主。
http://www.asahi-net.or.jp/~zq2h-hr/index.html
●KINOTROPE, INC. - 「真に使われ得るWEBサイトの構築」をお約束します。
http://www.kinotrope.co.jp/
●ようこそ!書体の世界へ - 書体デザイナー佐藤豊のオリジナル書体情報。
http://www.linkclub.or.jp/~typelabo/
●Oralue - グラフィックデザイン、イラスト、アーキテクチュラル等作品紹介。
http://www1.nisiq.net/~beg/
●MAKION!? - 漫画、イラスト、アニメーション作家「まつむらまきお」ページ。
http://www.asahi-net.or.jp/~GU5M-MTMR/
●mid island - midきっかわ公募挑戦記。公募に挑戦しようという人の参考に。
http://www.os.xaxon.ne.jp/~kikkawa/
●でぢたるすたぢお's HOMEPAGE - Directorに関するTips、自作ビヘイビア集。
http://member.nifty.ne.jp/digitalstudio/
●net2 - ダンジョンを移動しながらカード(画像)を集めていくゲーム。
http://net2.system.to/
●強力!べんりDesse-Mac/Win最新ソフトとリンク集 - 役立つリンク集。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~joy/benridesse/
●keirem21 - アーティスト・グラフィックデザイナー秋山ケイのサイト。
http://www.ny.airnet.ne.jp/keirem21/
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■現在募集中
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「読者プロフィール」
「ホームページリニューアルインフォメーション」
「新刊情報」
「デジクリClassifieds」
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発行 デジタルクリエイターズ
<http://www.dgcr.com/>
編集長 森川眞行
柴田忠男
神田敏晶
情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
担当:濱村和恵
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.htm
広告の御相談はこちらまで mailto:sales@dgcr.com
★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊・デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)
★日刊デジクリは、まョまぐ<http://rap.tegami.com/mag2/>、
Macky!<http://macky.nifty.ne.jp/>で配信しています。
Copyright(C), 1998-1999 デジタルクリエイターズ
許可無く転載することを禁じます。
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木曜日担当:森川眞行
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年末に購入した「OUT OF DESIGN」(美術出版社刊)を、繰り返し何度も読んで
いた。著者は、プロペラアートワークス、デジタローグ主宰の江並直美氏。200
ページほどの内容だがフルカラーでかなり中身が濃い。装丁は640×480ピクセ
ルでかなりこだわりを感じる。定価は3800円だが、ボクにとって買って損はな
かった。デジタローグのファンのひとりとしても、愛着のある一冊になった。
「OUT OF DESIGN」は江並氏がコンピュータ以前から関わってきたデザインワー
クから、現在に至るまでのデザインとコンピュータとのかかわりを作品を通し
て解説しているものである。DTPの黎明期から、CD-ROMを中心としたマルチメ
ディアデザイン、CG、映像、Web…とこの10年間の変化を眺めているだけでも楽
しい。
個人的に興味深かったのは、今から10年前の出来事。DTPが社会的にまだ全然認
知されていない頃の苦労話であった。当時はボク自身もMacintoshと遭遇して、
デザイン道具をMacintoshに変更したばかりの頃であった。今でこそ、DTPは印
刷業界の中心的な存在であるが、わずか10年前には、まるっきり使い物になら
ないオモチャとして業界からは冷たく扱われていた。
コンピュータに文字を入力し、画像を読み込みレイアウトする。それを製版用
のフィルムとして出力する。これがDTPの一般的な流れで、全てコンピュータで
作業が完了する、ってトコが魅力でボクもMacintoshに飛びついたのだが、実際
にはそう簡単にいかない。まず日本語書体が2書体しかなかった。加えてソフト
ウエアも貧弱、マシンも貧弱で、アナログな工程に比べてあまりにも不自由な
環境だった。初期の頃はMacintoshで作成したデータを、サイテックスのシステ
ムに受け渡してフィルム出力していた。結果的に何億円もするサイテックスの
システムを使うことでコストダウンどころか、逆の結果になってしまったこと
も多かった。
DTPの黎明期、カラーの印刷物を作成するにはサイテックスのお世話になりっぱ
なしだった。その後、大日本スクリーンも新しいシグマグラフのシステムを発
表したし、イメージセッターの性能もアップした。RIPのスピードも上がり、ス
クリーンからはレナトスも登場した。
DTPの市場が活性化するにつれて、セッター、RIPはもちろんマシンのCPUも上
がったし、書体を含めてソフトウエアは格段に向上した。もうMacintoshだけで
本当に完結してしまう世界になったようだ。
7~8年前はボクも、印刷業界がデジタル化に向けて構造変化をする…ってかけ
声の元に、日本中飛び回って講演も多くやってきた。「これからはデジタルが
主流になります」って言い続けてきた(もっとも当時はそれでも半信半疑のお
客さんばかりだったけど)結果的に日本の紙メディアはデジタルで制作してい
るのが本流になった。ほんの数年前までは、デジタル工程で制作した印刷物を
見つけるだけで嬉しかったのだ。
先日、某印刷会社と話をした。その際に昔のDTPの話になり、苦労話で2時間も
盛り上がったのだが、その中で昔のサイテックスの話になった。昔は本当にサ
イテックスのお世話になりましたよ。って言ったら、
「ああ、サイテックスね、先月捨てましたよ」
「捨てた~?」
「そうなんです、もう利用価値ないし、場所とるし」
今はMacintosh、場合によってはレナトスを使うこともあるが、サイテックスに
関しては利用価値ゼロなんだそうである。大きな会社だから場所をとるだけで
コストを考えると捨ててしまうのがベストな選択だったらしい。
たった10年でこうなるのだ。デジタルの世界は恐ろしい。その印刷会社も紙だ
けの世界では今後頭打ちになるので、今からWebの世界での制作シフトを準備し
ている。
しかし実際にはまだまだWebデザインという仕事は我が国では始まったばかりで
ある。いやまだ始まっていないのかも知れない。海外ではWebの仕事はデザイ
ナーにとって大きな比重をしめる。CD-ROMを中心としたマルチメディアデザイ
ンをしていたプロダクションは、全てWebにシフトしたという。もちろんクライ
アントの意識が違っているのだから仕方がない。CD-ROMに予算つけるのなら
Webに回す。これは当然。日本ではWebはまだまだ付加価値的な扱いだが、アメ
リカでは紙と電波と同じ比率でWebに予算を取るらしい。
この国の景気と、今後を考えてWebはどうなるのだろう。クリエイターにとって
のWebビジネスの現状はどうなっているのだろう? 皆さんからのレポートがあ
ればデジクリまで投稿してください。
【森川眞行】もりかわ・まさゆき/ Silicon Cafe'
おかげさまで「FIREWORKS徹底解析」(オーム社刊)の売れ行きがよいらしい。
ボクの所に「書店で売り切れてました(涙)」というメールが何通も届いている。
オーム社に問い合わせたら、Webページでも販売しているとのことなので、そっ
ちもヨロシクね。
http://www.ohmsha.co.jp/data/books/contents/4-274-06281-3.htm
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■デジクリ・トーク
人生、イッスン先は闇? (いきなりデビュー)3
服部幸平(フリーイラストレーター)
http://www.asahi-net.or.jp/~pg9k-httr/
----------------------------------------------------------------------
そして春。僕は専門学校を卒業し、フリーイラストレーターとしてデビューし
ました。といっても仕事なんかは当然来るはずもなく、ハウスクリーニングの
アルバイトで生活費を賄っていました。
バイトは週5日。1日12時間。その後は家へスットンで帰り、オリジナル作品を
明け方近くまでセッセと描く日々です。休みの日などありませんでした。
とりあえずそんな中、初めての売り込みをしてみました。もちろん、飛び込み
です。忘れもしない、初めての売り込み先は新潮社でした。重いB2バッグに作
品ファイルを入れ、ヨタヨタしながら出版社に向かいました。
アポの時間に現れたのは年配の女性編集者でした。僕は自己紹介をしましたが、
とってもギコチなかった気がします。その女性編集者はゆっくりと、1点1点僕
の作品を見ていきます。そして見終わった後にこう言いました。
「イラストをやりたいのか、ファインアートをやりたいのかハッキリして下さ
い」と。
その時の僕は、相手の言っている意味が良くわかりませんでした。今ではその
人の言った意味を理解できますが。まぁ簡単にいうと「こんなモノはつかえな
い」、ですね。あの当時の作品が今もありますが、所詮は学生レベルです。と
てもプロのイラストのレベルではなかったことがわかりますけど。
その後、10件ほど売り込んでみましたが、惨敗でした。相手にもされなかった
です。僕はその時点で売り込みをあきらめました。これではどこへ行っても同
じ結果になるのは分かっていたからです。
「まずは作品のレベルを上げなくちゃ」
アルバイトに行きながら、深夜にセッセとオリジナル作品を描き続ける日々が
始まりました。多くのイラストレーターの卵達が通る道です。口でいうのは簡
単ですが、その大変さは経験した者にしか分かりません。
「アルバイトをしながらその陰で日々努力し、ジッとチャンスを待つ」よくあ
るパターンですが、本当にそれを実現できる人は、そう多くないのではないで
しょうか。
何故なら、この「チャンスを待つ」という姿勢は、ただボ~と待っているのと
は違います。将来への不安を持ちつつ、かつ報われる保証すらない努力を日々
繰り返す姿勢だからです。
あまりにハードな生活に、冬になって過労で倒れてしまいました。40度以上の
高熱が一週間続くのです。あれはまいりましたけど。1年間休みなくそんな日々
を繰り返していた1年後、やっと初めての仕事がもらえました。CDジャケット7
枚組のカバーイラストの仕事です。チャンスは来ました!
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■新刊情報
玄光社「デジタルグラフィ」5号
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●担当編集者 十河(そごう)さんのメッセージ
E-mail:sogo@genkosha.co.jp
デジタルデザインや写真や絵をデジタル制作するために必要なハードウェアと
ソフトウェアを紹介する第一特集は、写真・デザイン・イラストレーションの
それぞれの分野のクリエイターたちが推薦機種・愛用機種を公開。システムの
組み方もふくめて、どんな機材がいいのかが一目でわかります。
第二特集「コンピュータで描く絵」は、デジタルイラストレーター4人の人と
作品、加えてメイキングを紹介し、さらに「アドビ・イラストレーター8.0」の
使い方を、ひとつの絵を作り上げていくプロセスを追いながら解説します。
DGはプロ・レベルの情報・ノウハウ・テクニックを、わかりやすく丁寧かつ実
践的に展開しています。
●デジクリ編集部から追加
デジタルで描く作家として、六浦丈雄、岡部タカノブ、大寺聡、福間晴耕さん
たちの作品と簡単なメーキングを紹介。Illustrator8.0のくわしいstep by
stepは杠聡さん。ほかに、「PDFが変えるデジタルパブリシングの近未来」「コ
ンピュータが苦手な人たちのための達人養成講座」など。内容はやさしく、字
が大きくて読みやすいので、コンピュータが苦手な人たちが初めて読むのには
向いている。
定価1850円+税 ISBN4-7683-0096-0 玄光社発行
______________________________________________________________________
■展覧会情報
----------------------------------------------------------------------
JACA98日本ビジュアル・アート展はただいま開催中
----------------------------------------------------------------------
1月20日まで。フジタヴァンテミュージアムにて、午前10時から午後6時。休
館は木曜日。主催は(社)国際芸術文化振興会、フジタヴァンテ。
これはアーバナート展(パルコ)と並ぶ2大公募アート展だ。かつては伊勢丹
美術館でやっていたメジャーな催しだったが、いつの間にか代々木の私企業内
のミュージアムに格落ちか、ト思って見にいったら、じつに素晴しいミュージ
アムであった。
今回の応募は454点、入賞は10人、入選は14人、準入選が10人ということでかな
り競争率は高い。審査委員は浅葉克己、建畠晢、日比野克彦、タナカノリユキ。
グランプリ1名は副賞100万円と海外展会場まで往復航空券、準グランプリ2名
は副賞10万円だ。展示されていた作品の中に、日本デジタルアートコンテスト
に別バージョンが出品されていた例が2つほどある。
で、グランプリは塚本哲也の「アタッチメントin畠」という作品で、キャベツ
畠でアタッチメントの作り物の頭部をくっつけあった全裸の男女が6組セック
スしているというヘンタイな写真。泥に汚れた男の尻なんか見たくないね。よ
くもまあこんな下品なのがグランプリになったもんだと、逆に感心した。子供
には見せたくない作品だ。さすがにチラシの絵柄も、男女が重なりあっている
ところはトリミングしている。
準グランプリの鈴木拓也作品は、たぶんインクジェット出力であろう蝶々が12
頭頑丈な標本箱におさまっているのが6箱。2次元プリントの蝶に標本用のピ
ンがささり、学名らしきラベルが貼ってある。まさかこの蝶、素材集の蝶じゃ
ないだろうなあ。一部はたしかに自然界にありえない模様だったけど。
「僕はちょっとピリッとしないかなと感じている。さまざまな公募展でいろい
ろな作品が応募されるなかで、情報が行き渡ってしまい、ドングリの背比べの
ようになってきているのではないか。いま、社会で起きている事件の方がここ
に並んでいる作品よりも不気味でリアルだ。それを超える作品の出現を望みた
い」という、審査員のタナカノリユキさんのコメントに同感。(柴田)
フジタヴァンテミュージアム
http://www2.fujita.co.jp/vente/
渋谷区千駄ヶ谷4-6-15 03-3796-2486
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■「デジクリメーリングリスト」スタート!
http://www.days-i.com/
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日刊デジクリ・WEBデジクリ読者の方や、デザインやWEB、CGなどクリエイトす
ることに興味のある方を対象にしたメーリングリストです。グラフィックツー
ルのオペレーターではなく、真のクリエイターを目指しているデザイナー・デ
ジタルアーティストな方、デジタルに関わる人全般の交流の場になれば、と思
います。
メーリングリストでは孤島で迷う人と人とを繋げます。ご自身のスキルアップ、
交流、デジクリの感想から発生する対話などを目的とした方の参加をお待ちし
ています。
参加ご希望の方は、上記アドレスをご覧ください。
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■ノストラダムスエンジン情報
http://www.dgcr.com/
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現在登録数95件。伸びない伸びないと言っていたら、まるなかさんから「この
登録数の伸び率は、同じサーチエンジン運営者として脅威です。」というメー
ルが届きました。そ、そうなのか・・。頑張ります。ありがとうございます。
彼のサイトはこちらへ→<http://www.marunaka.com/straight/>
今日の新着情報のt's GRAPHICSさんは、アンケート欄の項目に「ノストラダム
スエンジン」の名前が!! ありがとうございます~!! 訪問された方は、アン
ケートよろしく!!
今日も凄いです。はっきり言って凄すぎます。さりげなく並んでいますが、全
然さりげなくないサイトばかりです。サングラス委員会作ろうかしら。全部サ
ングラス・・(笑)。
クリエイターに役に立つものであれば、どちらでもOKです。ショップ関係や、
プログラミングの方の場所もあります。どうか登録を! <濱村>
【新着情報】
●Ogre's - イラストレーター大賀葉子。お仕事ポートフォリオや紙芝居絵本。
http://egg.tokyoweb.or.jp/questions/ogre/TobiNeko.html
●t's GRAPHICS - 3DCG、建築関連パース、オリジナルキャラクタのギャラリー。
http://www1.sphere.ne.jp/tsdigi/
●_ヨ_ウ_ス_ケ_ - TOY系オリジナル3Dキャラクター中心。2D、イラストなど。
http://home7.highway.ne.jp/yoh/
●デジタルアーカイブ・ジャパン株式会社 - 50,000点の写真、CG、イラスト。
http://www.daj.ne.jp/
●宣伝倶楽部米子デザイナーズギャラリー - プロデザイナーのたまり場。
http://www.snobuy.com/
●JAPRO - 本当に役立つサイトの構築。プロクリエイティブ集団。
http://www.japro.com/
●★-狂言回し-★ - Photoshopを使ったCGを公開。幻想的な絵づくりが主。
http://www.asahi-net.or.jp/~zq2h-hr/index.html
●KINOTROPE, INC. - 「真に使われ得るWEBサイトの構築」をお約束します。
http://www.kinotrope.co.jp/
●ようこそ!書体の世界へ - 書体デザイナー佐藤豊のオリジナル書体情報。
http://www.linkclub.or.jp/~typelabo/
●Oralue - グラフィックデザイン、イラスト、アーキテクチュラル等作品紹介。
http://www1.nisiq.net/~beg/
●MAKION!? - 漫画、イラスト、アニメーション作家「まつむらまきお」ページ。
http://www.asahi-net.or.jp/~GU5M-MTMR/
●mid island - midきっかわ公募挑戦記。公募に挑戦しようという人の参考に。
http://www.os.xaxon.ne.jp/~kikkawa/
●でぢたるすたぢお's HOMEPAGE - Directorに関するTips、自作ビヘイビア集。
http://member.nifty.ne.jp/digitalstudio/
●net2 - ダンジョンを移動しながらカード(画像)を集めていくゲーム。
http://net2.system.to/
●強力!べんりDesse-Mac/Win最新ソフトとリンク集 - 役立つリンク集。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~joy/benridesse/
●keirem21 - アーティスト・グラフィックデザイナー秋山ケイのサイト。
http://www.ny.airnet.ne.jp/keirem21/
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