[0354] アメリカ体験ビジネスアイデア

投稿:  著者:  読了時間:14分(本文:約6,500文字)


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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0354  1999/06/21.Mon発行
http://www.dgcr.com/      1998/04/13創刊
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前号の発行部数 12848部
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●デジクリSPECIALコラム
 アメリカ体験ビジネスアイデア
 月曜日担当:神田敏晶
 
●カラーマネージメント (投稿)
 技術以前の問題
 REIKO ARAI

●■ホームページインフォメーション
 物語創作研究HPアエーマ



■デジクリSPECIALコラム
アメリカ体験ビジネスアイデア

月曜日担当:神田敏晶
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KNN神田@JAPANです。

3カ月ぶりの日本です。梅雨のまっ最中かと思いましたが、過ごしやすくて、
びっくりしています。食事が本当に美味しくて、これだけでも大満足です。や
はり日本はいいですね。3カ月単位で世界を放浪できるのが、ボクにとっては
最高の幸せのようです。

今回は、米国に事務所ができた事によって、いろんなビジネスのサービス展開
が可能になってきました。

現在2つほどのサービスを開始しようかと考えています。すべて自分のニーズ
からなのですが、同じような人がいればビジネス化することができそうです。

たとえば、洋書の定期講読もアメリカ国内であれば、送料無料で80%オフなど
のものがたくさんあります。これをサンノゼオフィスに集めて、月に一度、格
安FEDEX で日本に送れば1週間ほどで到着です。米国でしか販売されていない
ソフトウェアもいったんサンノゼに届けてもらい、支払いはクレジットカード
でゲットできます。いいか悪いかはこの際、おいておきます(^_^)。

現在、このルートでシリコンバレーでしか手に入れられないフリーペーパーを
日本でも読めるようになりました。アメリカに住所がひとつあるだけで、いろ
んな事ができそうです。

これをサービス化し、米国の倉庫に届いたものをFEDEX のコンテナ便に乗せて
アメリカから月に一度、日時を指定し日本に送り、日本側で仕分けして、日本
全国に再発送するという仕組みが考えられます。

以前から「MacPress」「関西インターネットプレス」などを日時指定で宅配便
業者と契約しているため、国内の送料はボリュームがあれば、限りなく200 円
に近づきます。

こんなパケットさえあれば、インターネットで1-800(米国のフリーダイヤル)
で申し込んで、カタログなどもたくさん取り寄せることも可能でしょう。

マーチャントの輸入免許の問題、再版制度、管理方法など、いろんな問題があ
るかもしれませんが、ベンチャーの事業アイデアは、やりながら考えていけば
いいのです。月額基本料金2000円でこのサービスが活用できたらどうでしょう
か?テストモデルで100 人集まれば、送料はカバーできますから、後は一冊あ
たりの手数料(10%程度)で運営費用が捻出できれば可能ですね。

とりあえず、どんな雑誌が読みたいか教えていただければ幸いです。値段もわ
かれば教えてくださいね!

そして、今度は3カ月の実際でのアメリカベンチャー体験です。

2000ドルの家賃で、2ベッドルーム、2バスルームでリビングルーム、ファミ
リールーム、キッチンがあるのです。もちろん、冷蔵庫、コンロ、電子レンジ、
オーブン、食器洗い器、ディスポーザー(生ゴミをカッターで切って下水に流
しちゃいます)が完備です。

さらに、階下には、プール、ジャクジー、フィットネスルームがあるのです。
家のバスルームを使う必要がありません。朝起きて、顔もあらわず、海水パン
ツだけをはいて、いきなりプールの温水シャワーをあびて、プールに飛び込み、
クロールしている間に目を覚まし、ジャクジーにはいって、ラジオを聴いて、
フィットネスルームでテレビを見ながらランニングマシンで走ってから、5ド
ルで買ってきた16個入りのクロワッサン2つと30セントのバナナ、1ガロン3
ドルのミルクとハーフパウンド5ドルのスターバックス豆のコーヒーで朝食。
これで1日をスタートします。

インターネットは月50ドルでT1(1.5メガ)のラインでサクサク! しかし、ファ
イヤーウオール内でサーバはおけません(汗)。でも、仕事の大半は家ででき
てしまいます。翻訳ソフトを駆使しながら、サンノゼマーキュリーのサイトを
見てからメールでアポイント、テレビではハイテクチャンネル。

車は、月800ドル保険料金込みのカローラで、ワイヤレスモデムを乗せたPower
Bookをのせ、シガーライターから電源を供給。Yahoo!Mapで道路をチェックし
ながら電子メールもダウンロード。

家をルームメイトとシェアしているので約1000ドル、車でガソリンを入れても
約1000ドル、食事は自炊込みで約500 ドル。約2500ドルの生活費でアメリカの
滞在が可能でした。

毎朝、ドピーカンの青空は生きていることの楽しさを感じ、ワケのわからない
英語もそのうちだんだん耳ざわりでなくなってきます。自分以外全員がNOVAの
先生だし、英語をしゃべることに対してまったく抵抗がなくなります。

3カ月いて、車をシェアしたり部屋も2~3人でシェアするとさらに安く滞在
できます。渡航費用もシーズンをはずせば4万円以下! 語学学校もアダルト
スクールにいけば無料。ベンチャー企業のためのカンファレンスも無数にあり
ます。

ボクが学生時代にはじめてアメリカに行った時には、渡航費用込みでホームス
テイでも月30万円かかりました。その頃から比較すると、逆に安くなっている
のです。また、その頃に一緒に苦労した仲間は今でもいい友だちなのです。ほ
とんどがアメリカのグリーンカード保持者になっています。

そこで、10月にサンノゼでタウンハウスを借りたいと考えています。9月10月
11月と3カ月間、こんなベンチャー体験したい学生を若干名募集したいと思い
ます。価格はビジネスモデル価格で90万円。

もちろん渡航費用滞在家賃込み、車のシェア込み、朝食つきでもOKでしょう。
半分はアルバイトで稼いで、半分は親に借りる (^_^)。でも、本当は、こうい
う学生のベンチャー体験こそ、国が助成金を出してでもやるべきことだと思う
のです。

これでニーズがあれば、タウンハウスの空いているところをバンバカ押さえる
ことが今なら可能です。もちろん、2000ドルの家賃はアメリカでも、かなりい
いところです。しかし、500 ドルで場所も悪く、汚く、治安の悪いところをシ
ェアするよりも、この暮らしを維持したくなるような収入を得るための努力を
した方が、よっぽどポジティブなベンチャーだと思います。

他にもいろいろ、アメリカと日本の間でのビジネスアイデアだけは、次から次
と沸いてきていますが、実務家がいないことにはなかなか前にすすみません。
しかし、いろんな可能性にチャレンジするクセがアメリカでますます拍車をか
けるようになりました。

日本に戻っても、ついつい車で右側を走りそうになっています。慣れっておそ
ろしい…。

【神田敏晶】かんだ・としあき
世界で一番小さなデジタル放送局KandaNewsNetworkを個人で営む。
http://www.knn.com/ mailto:kanda@knn.com
英語検定4級(中1程度)の腕前を活かし、珍英語で世界を駆け回るビデオジ
ャーナリスト。老後は世界の友だちの家を毎日泊まり歩く事を夢に地球的な規
模でネットワークを築く。年令不祥(自称27才独身)でマルチメディア界のド
ン・キホーテと異名をとる。デジタルクリエイターズでは企画・マーケティン
グを担当。ビートルズバンド「The Beagles」ではバンマスをこなす(^_^)。

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■カラーマネージメント (投稿)
技術以前の問題
REIKO ARAI
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だれにとってもCMYK変換の問題は深刻ですね。私も以前、RGB で入稿されたデ
ータをCMYKにおとしたら、とたんに蛍光ピンクが紫になり、カドミウムライト
のようなオレンジが薄茶にしかみえなくなってしまった経験があります。

CMYKとRGB では土台から表現できる色域が違うので、仕方がないと言ってしま
えばそれまでなのですが、入稿された立場では、どう対処できるかひとりで判
断できる問題ではありません。

問題は大きく分けて二つあります。一つは、データの大きさの問題です。精度
の高いデータを保持しようとすると、CMYKに変換したとたんに、爆発的なデー
タの大きさになるものを、エラーなく管理し出力する事自体が、ひとつの課題
となってしまうくらいです。

もう一つは、もちろん費用の問題ですが、これは結局は責任の所在をどこに求
めるかという、社会的な問題になるのではないでしょうか。

色目が異なる部分ができるだけ少なくするようにと補正はできますが、本当に
最善に近いものを得ようと思うならば、デザイナーが色校正や、場合によって
は印刷の刷り出しに立ち会うくらいの覚悟が必要なのではないでしょうか。そ
れだけの労力と費用が見込めないのならば、どのレベルまでの再現を要求する
のか、現場のだれがみても分かるかたちで指示をするべきでしょう。

人にもよりますが、現場で仕事をする人たちは、自分がした仕事には、それぞ
れに愛着をもっているものです。もちろん利益なしに仕事をするひとはいませ
んが、多少たいへんでも美しく仕上がってくれればいいと思っているはずです。
希望事項があれば、制作の現場のひとたちと、時間、費用、質的な限界などに
ついて、緊密にコンタクトをとりながらすすめてみれば、どこが最善なのか相
互に分かってくるはずです。

刷り上がりの善し悪しの厳密な基準となれば、それは出力する中身によっても
かなり違うことなので、デザイナーのひとがどうかんがえるかわからないため
に作業が非効率的になるなど、コミュニケーションミスとでも言うべきことが、
現場では結構多いのではないでしょうか。技術以前の問題だと思いますが。

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■ホームページインフォメーション
『物語創作研究HPアエーマ』
http://www12.big.or.jp/~hat/
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はじめまして。初見修(はつみおさむ)と申します。つい先日、『物語創作研
究HPアエーマ』なるホームページを立ち上げさせていただきました。小説・漫
画・アニメ・ゲーム等のクリエイターに役立つさまざまな情報を掲載しており
ます。
ことに「創作に役立つ格闘技研究コーナー」には長年の研究成果が反映されて
おり、他に類を見ないものと自負しております。立ち上げたばかりですが、す
でに何人かのクリエイターの方から、非常に勉強になったとのメールもいただ
いております。
mail: hat@big.or.jp

・この人は希代の読書家で、保育園児にして数百冊の絵本を読破していたらし
い。シュミレーションボードゲーム、テーブルトークRPG 、格闘技などにメチ
ャクチャ強い。仕事はネットワークシステム管理者。業界内では、2000年問題
の先駆者。たしかに創作に役立つ情報をたくさん掲載している。デジクリさん
にもお薦めのサイトである。(デジ栗)

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■現在募集中
http://www.dgcr.com/etc/invite.html

読者プロフィール(投稿大歓迎!)
ホームページリニューアルインフォメーション(見て見て更新したよ!)
新刊情報(編集者が著者が宣伝しちゃう!)
デジクリClassifieds(売ります買います)など、
クリエイターに有益なもの全般!!

■編集後記(6/21)
・エプソンのイベント「超現実主義」の展示を見にいった。3人のスーパーク
リエイターが繰り広げる圧倒的なデジタリアート、だそうだが、河原さんも戸
田さんも既にある彼らの世界が大きなプリントになったというだけで、正直、
巨匠はもういいやって気分。新しい才能はいっぱいあるはずのに、いつまでも
こういう人選ではねえ。「デジタル・エミリグラフという新写真表現主義」の
辺見えみりの写真も驚くほどのものではなかった。作品を展示する巨大なアル
ミの装置がすごかった。ト、アンケートに書いたら、EPSON マークいりのかっ
こいいボールペンをくれた。これはとってもうれしかった。(柴田)

・最近の国会はどうなっているんだ。おかしいんじゃないか。そう思っていた
ら、知り合い何人かとその手の話になった。皆思っているんだな。「無」で「
空(くう)」と自分で言うのは、開きなおりなのか、真意からなのか、真意を
隠すためなのか。ネットで国民全員の意見を統計できるようなシステムができ
ないものだろうか。でもその意見すらメディアに振り回される弱いものなのか
もしれないけれど。少数派の生き辛い世の中。(ハマムラ)

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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