[0382] イタリアプロバイダ事情1

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0382     1999/07/24.Sat発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 13552部
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 <暑いから仕事ヤメ!>

●連載「CIAO from Italy」番外編:
 イタリアプロバイダ事情1
 アキ・ダモーレ

●鉄砲玉デザイナーのドイツ体験記(その2)
 命がけのバイク撮影制作現場
 松永正泰(在ハンブルク)

●オフ&交流会情報
 日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
 ~自己PRコーナーを設けます。皆に作品を見てもらおう!~



■連載「CIAO from Italy」番外編:
イタリアプロバイダ事情1

アキ・ダモーレ STUDIO D'AMORE(akin@iol.it)
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大手プロバイダの接続キットが手に入らず、小さなプロバイダにて開始した私
のインターネット生活。海外の友人たちは口を揃えて、「次はホームページだ
ね!」と言っていましたが、3年前のイタリアのプロバイダには、個人にHPの
容量を与えている所は皆無に近い状態でした。もちろん我がプロバイダも別料
金を払わねばならない状態でした。

一日でも早くHPを!と思っていましたが、接続料金より高い別料金を払う気に
もなれず、短期間の契約(時間ではなくデータ容量の従量制)でしたので「ま
ぁ4~5カ月で終わるだろうし、そしたらプロバイダを変えてHP無料の所にし
よう」と考えていました。

そして期限がそろそろ切れる頃に、新規プロバイダ探しを始めましたが、どの
プロバイダもまだ別料金制だったり、あっても1MBが最高。悩んでいると、馴
染みのマックショップのオーナーさんが「テレコムイタリアにすれば?」とア
ドバイスをくれました。

実は当時テレコムイタリアが、大手だったプロバイダ VOL(私が以前キットを
手に入れられなかった所)を買収し、テレコムイタリアネットとして名実共に
最大手のプロバイダになっていました。ショップの方に聞いても、安定してい
るし、申し分ないとの事。しかも流通も良くなっていたので、その時には接続
キットを探して電話しまくる…というような事はなく、馴染みのショップにて
キットを購入し、ついでに自宅まで来てもらい、設定も完璧に。

が、しかし、最大手となったテレコムイタリアネット(TIN )でさえ、当時の
無料HP容量は、500K でした。500『K』ですよ、『M』の間違いではありませ
ん(笑)。雑誌の広告などには『キミの個人サイトの為に、な・ん・と無料で
500 Kも用意してあるんだよ!!』などと気前のいいコピーがありましたが、
そこまで自慢するような容量ではないのでは? と思っていました。

(でもま、時間がたてば少しづつ容量もアップしていくわよね、きっと)と思
っていた私が甘かったのか、1年たってもTIN の雑誌広告は『な・ん・と無料
で500K!!』と、相変わらず自慢げに謳っていました……。

こりゃマジで『500Kとの戦い』でHPを作成しないとならないのか!と思い、友
人のWeb デザイナーに一体どの程度の事が出来そうか聞いてみたり、ジオシテ
ィーズのような無料の所でHPを持とうかな、などと思惑しておりましたが、HP
の事ばかり考えていて、重要な事を忘れていました……。

TINの契約も一番短い100時間契約で始めたのに、半年たっても1年たっても使
えてるのです。ネットサーフィンは時々しかしませんが、毎日のお仕事データ
送受信で100 時間など2~3カ月で過ぎているハズなのに、何故か『継続のお
願い』メールも届かないまま、使用できている……。

TIN 仲間に聞いてみても、皆さんの所には必ずお知らせメールが届くようにな
っているとの事ですが、私の所には、一番始めの『ウエルカムメール』(しか
も日付が2005年になっていた!)しか届いておらず、そのまま普通に接続でき
ている……。

「100 時間で契約したんですけど、一体どうなっていますか?」とサポートセ
ンターに電話すれば良かったのでしょうが『向こうから何も言って来ないのに、
わざわざこちらから正直に話すことはない。多大な追徴金に、泣きを見たいの
か?』との悪魔の声(笑)が聞こえてきて、(いーや、いーや、このまま使っ
てしまえ!)と開き直っていたのです。

実際サポートセンターに電話しても、通じることはありません。まだ100 時間
中だったと確信できる頃にトラブルがあって、質問メールを出しても返事は来
ない。電話をしても毎日毎時毎瞬間『お待ちください…』のアナウンス……。
どうしても自分で解決できないトラブルでしたので、30分も『お待ち下さい』
のアナウンスに耐えてようやく通じた程でした。

そんな訳で完全に無償と思われるまま、使い続けて来たTIN ですが、その期間
がさすがに1年半ともなると、私も罪悪感(?)に蝕まれるように……。が、
しかし、素直に申し出る勇気もない小心者(と、いうかセコイ私?:笑)は、
(他のプロバイダに加入してTIN から知らない内に逃げ出してしまえ!)と思
ったのです。

そして、その時を待っていたかのように、新規のプロバイダが誕生しました。
まるでテレコムイタリアの真似をしたかのように、イタリアが誇る、かのオリ
ベッティグループが、大手のプロバイダを買収して、名乗りを挙げたのです。

オリベッティグループの挑戦は、プロバイダがメインではありませんでした。
欧米他国、もちろん日本でも今では当たり前のことになっている私設(?)の
電話会社は、実はイタリアには昨年末まで存在しませんでした。電話通信業界
はテレコムイタリアが牛耳っていたのです。

が、さすがに世界の風潮から逆行してると感じたのか、イタリア政府はようや
く私設電話会社の設立を許可することになり、真っ先に出て来たのがオリベッ
ティグループの『インフォストラーダ』という会社でした。

電話料金もテレコムに比べれば激安!そしてプロバイダ部門でも、テレコムが
VOL という大手を買収したなら、彼らも2番手と言われていたイタリアオンラ
イン(IOL)を買収し、しかもIOL のそれまでのサービスにかなりつけ加えて、
『オリベッティグループとなった我がプロバイダでは、な・ん・と、3メール
アド&2MBのHP容量を提供!』と謳い始めたのです。

強烈なライバル出現! となり、TINもそれまでの500Kからなんとか1Mに容量
アップし『2メールアド&1MBだがイタリア一の安定性を誇る回線状態が自慢
です』と対抗。熾烈なバトルが繰り広げられていたのでした。

さて、私は、こっそりとTINを使っていましたし(笑)、だいたいTINを使用し
ていても『イタリア一の安定性』など感じたこともなかったので、この新規プ
ロバイダ誕生に、これ幸いと乗り換えるつもりで、早速インフォに電話をして
みましたところ……電話に出たお姉さんにあっけなく言われてしまいました。
「ナポリにはアクセスポイントありません」

うそー! ナポリって一応はイタリアでローマ、ミラノに続く3番目の大きな
町なのに、どうして? ナポリの隣の小さな町カゼルタという所にはあるのに、
どうしてないのですかー??

と、詰め寄ってみても「ないものはないんです。あ、でも数カ月後にはできる
ようですので…」とのお返事を頂きました。とほほ……。

そして1カ月後、IOL の雑誌広告のアクセスポイント一覧を見て、ナポリにあ
ることを発見。即刻電話して加入方法を聞いてみました。「ナポリにもできた
ようなので、加入したいのですが……」

すると電話に出た男性は「え? 始めからナポリにはありますが……」との返
事。「ええ? だって1カ月前に電話した時は同僚の方がナポリにはないって
おっしゃったのですが!」「あ、きっと間違えたんだと思います。ははは」

「ははは」と言われて返答に困りましたが、確かに私の落ち度がありました。
イタリア人に何か質問して、一度の答えだけで信用してはいけなかったんだと、
反省。すぐさま、大手ショッピングセンターに行きキットを購入してきました。

そのキットには2カ月分の接続がすでに付いていました。それで気に入れば正
契約をするというものでした。が、オリベッティグループとなって、加入者が
一挙に増加したせいか、IOL はかなり不安定でした。テクニカルのいない週末
など、必ず接続不能になっていた程です。そんな時、私は、こっそりとTIN に
接続し、仕事のデータを送っていました。ま、確かにTIN は『イタリア一の安
定性』があるのかも?と見直した程でした。

そんなことがあったので、2カ月過ぎたIOL との封書での本契約をすっかり忘
れていていましたが、私もイタリア流に慣れたのか(ま、平気だよ、きっと。
FAXで受け取ってもらって手続きしよ)とノンキに構えていました。

が、しかし待ち受けていたのは嵐の一週間だったのです(笑)。(つづく)

【あき・だもーれ】イタリア在住/フリーのグラフィックデザイナー&イラス
トレーター。イタリア珍事件簿サイト『LA MATTINA』を近く公開。

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■鉄砲玉デザイナーのドイツ体験記(その2)
命がけのバイク撮影制作現場

松永正泰(在ハンブルク)
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毎年2月初旬から、デユッセルドルフ近郊ではカーニバルが始まる。長くて暗
いヨーロッパの冬場を吹き飛ばそうと、仮装したドイツ人達がドンチャン騒ぎ
をやるのである。

会社では昼時になるともう宴会が始まり、皆ソワソワワクワク仕事なんか手に
つかない。そんな真只中に僕は遭遇したのである。

「こ、これがドイツのこれからの生活なのか? 会社で仕事もしないで酒を飲
んで給料が貰えるウーム悪くはないゾ....ククッ僕は幸せ者ジャ! さっそく
日本の友人に連絡でもしてやるか、いや待てよ、これが公になるとチトまずい
な!!やっぱりだまっとこ」などと独り勝手にアホな事を考えていた。

その酒とバラの日々も、Aschermittwoch(灰色の水曜日)で終わった。約2週
間の夢の生活に別れを告げ、いよいよ現実に戻って仕事の日々が来るのである。

Bessere Werbung (以下BW)の制作室には、僕の他にADのシュトイヤーとD の
ブリギッテの3人。もちろんその頃はDTP なんぞはないのでアナログ版下、レ
プロマシーンで文字の縮小拡大、写真のアタリ等など基本的には日本と同じで
した、が、版下が違う。

なんと3mmの厚紙が版下用紙なのである。これは原稿を出版社に送る場合、ド
イツでは郵便を使うので厚紙だと折り曲がる心配がない訳である。(薄い版下
用紙でも送付する時に厚紙ではさんで送付すれば同じと僕は思うのであるが?)

さてその厚紙版下を製図板の上に置き、四隅を3mmの厚紙を通すデカピンで止
める。ハケの背中がカナヅチ代わりである。そこでT定規と三角定規を使って
作業をするのである。

僕は驚いた。こっこれがドイツ流版下か! またトンボも凄い。幅は0.5mm 以
上はあると思われるトンボが、四隅に各2本づつ! これだけ! これでは版
ズレが起こっても不思議ではないのだが?

その頃の博報堂ドイツのクライアントには、ヤマハオートバイとTDKテープが
メインで、主に雑誌広告、カタログ類メッセ用ポスター等の仕事をしていた。

当時ドイツにおける広告代理店とクライアントとの関係は、まず年間の予算が
クライアントから提示されると、それに沿ってメッセ、プロモーション、雑誌
メデイア等に割り当てられて、ほぼ1年間のプログラムが決定する。従って最
初のプレゼンで決定されたコンセプト及びデザインレイアウトは(もちろんモ
チーフは替わるが)1年間ズーッと続くのである。楽といえば楽だが、チョッ
ト退屈である。

それでは、ヤマハオートバイの雑誌広告用の制作現場を紹介しましょう。まず
クライアントから新商品をピックアップ、DT250 とXT500 の2台をカメラマン
(実はこのカメラマン、BWのCDペーターである。彼は写真やイラスト等もこな
すマルチタレントドイツ人)と僕の2人で、フォルクスワーゲン(凄い中古で
す)のバンに載せる。

デユッセルドルフ郊外の田舎道を走り、良いロケーションを探す。バイクを降
ろしてセッテイングするが、ペータ曰く。バイクが綺麗すぎる、それジャーっ
てんで2人で近くの森までチョットモトクロス。

彼の知っているコースらしく、鉄条網らしき所をくぐり抜け走る事約5分。な
んとそこにはモトクロスのコースみたいなのが作ってあり、すでに彼のバイク
仲間が数人コースを走っていた。

僕らに気づいた仲間達が近寄ってきて、お互いにハローっと挨拶、さっそく合
流、インスタントレースの開催である。10周位走ったろうか、ドーンという物
凄い音が響いた。

近くで工事でもやっているのだろうか? かまわずに走っていると、今度はド
ーンドドーンと2~3回立て続けに、それもさっきとは違いすごく近くで、物
凄い音がしたのである。

フト見ると、前を走っている仲間がコースをはずれて森の中へ引き返していく
ではないか、僕は嫌な予感がしたので、前を走っている奴らの後を追った。ペ
ーターもついて来た。一目散で森を抜け、もときた鉄条網を後に。普通の田舎
道に戻った。

もうその頃は2台のバイクは汚れて貫禄十分。ペーターに、あの物凄い音は一
体何なのか聞いたみたら「ああーあれはドイツ軍の戦車からぶっぱなされた大
砲の音さ! けっこうデカイだろ?」……とさらりと答えた。

…………何? ドイツ軍? 戦車? オイオイお前ら、まさかドイツ軍の演習訓
練用地にモトクロスのコースを作ったの? 

答えは「ヤー!」

ヤーじゃねえーよ玉が命中したらどうするんだヨ!

「今までそんなドジな奴はいないヨ」今までって、俺がお前らの後をついてい
かないで、一人であのコース回っていたら今頃天国かよ! 冗談じゃないゾー!

つたない英語で怒鳴りまくった。ペーターが一生懸命あやまったので許してや
ったが………最初からドイツ軍の演習訓練用地に行くよ、ちょっと危ないけど、
くらいの事を事前に教えてくれていれば、別にあの音にも驚かなくてすんだの
である、が、やっぱり思い出すと背筋がゾーっとしたのである。

さて、無事に貫禄のついた2台のバイクの撮影も無事終了。そのまま現像所に
フィルムを届ける。約2時間後には使用するポジを決めて版下作成、フォトの
アタリと写植をくっつけてオリジナル版下完了。それを様々な雑誌のサイズに
レプロをして各出版社に送付して仕事終了である。

エッ? バイク? もちろん綺麗に戦車ではない洗車してクライアントに何も
なかったように返しました。命がけのバイク撮影制作現場でした。

読んで下さるみなさんに質問。こんな二昔前の制作現場とか撮影現場とかの話
をしてもおもしろいかなー? 70年代後半から80年代、90年代とドイツの制作
現場を経験してきた僕ですけど、DTP の前の話なんか、今のデジクリ読者には
理解できなく退屈ではないのかな? と文章を書きながら思っていますが。ど
うですか? このまま続けますか? それとも僕が独立してマックを経験し始
めた頃にガキーンとタイムスリップしちゃいますか?
ご意見待ってます。よろしく。……………編集部にご意見お寄せください。


【まつなが・まさひろ】今年の5月に Dreamweaber2 とFireworks2 を購入し、
Fireowrks1の取り説でFireowrks2をこなしながら(森川さんFireowrks2 の徹
底解析本いつでるのですか?)完全に試行錯誤しながらWeb-Designに挑戦して、
7月30日にホームページを開設予定です。タイトルは「インターネットシテイ
マガジンハンブルク」です。ハンブルクの今を伝える情報誌です。これって、
原稿が遅れた言い訳です。ゴメンナサイ。
m.matsunaga@joice.net

・てなわけです。読者のご意見待っています。(デジ栗)

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■オフ&交流会情報
日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
~自己PRコーナーを設けます。皆に作品を見てもらおう!~
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日刊デジタルクリエイターズ初のオフ会を開催します!!
日刊ペースで発行して1周年、日刊デジタルクリエイターズはひとつの節目を
迎え、その記念としてソフト産業プラザiMedio 主催「iMedio WEB LIVE '99」
とジョイントする形で今回実現しました。

会場での特典は盛りだくさんです。

●特典その1
「有名人に会える!・名刺がもらえる??」

本メールマガジンライターの
笠井トシヒロ氏
まつむらまきお氏
森川眞行氏
に直に会える。話ができるかも??
その他の有名人も?
もちろん柴田編集長も。

●特典その2
デジタルクリエイター「プレゼンバトルロイヤルなにわの陣」

今回参加される方、是非プレゼン大会にご参加ください。
「これはみてもらいたい」「驚かせたい」「自分をPRして度胸をつけたい」
みなさん内に秘めた闘志を奮い立たせてください。
※時間の都合がありなるべく Flash等のできるだけ軽いデータをお願いします。
●作品名 ●意図すること ●自己ピーアールなど
まとめておいてください。
※事前にメールにて送付いただいたデータは優先的に披露します。申込と同じ
メールアドレスで必要事項を記入の上7/29の18:00までに送信してください。

●特典その3
旧ソフトウエア投げ売り大会

1,000円均一のグラフィックソフトがわんさか!
使ってみたかったソフトが安価で手に入るチャンス。

iMedioさん主催の「iMedio WEB LIVE '99」終演後、同じ建物の48Fで行います。
http://www.imedio.or.jp/weblive99/ (iMedio WEB LIVE '99詳細ページ)
ぜひお会いしましょう!!

日時:1999年7月30日金曜日 18:30~20:30
会場:WTCコスモホール
   大阪市住之江区南港北1丁目14番16号 WTCコスモタワー48F
交通:ニュートラムテクノポート線 トレードセンター前駅下車徒歩5分
会費:5,000円(税込)
協力:財団法人大阪市都市型産業振興センターソフト産業プラザiMedio

参加ご希望の方は、
info@dgcr.comまで以下のフォーマット、
subject「パワーパーティー」でご連絡くださいませ。

締め切り:7月24日

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【氏名】
【郵便番号】
【住所】
【TEL】
【メールアドレス】
【URL】
【ひとこと】
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■編集後記(7/24)
・この頃毎日夕立ちがある。ころあいを見計らってハニー号を散歩に連れ出す
が、たいていは途中から雷雨になって逃げ帰ることに。そうなると、自分の小
屋に戻らず玄関内に直行だ。稲妻と雷鳴におびえて泣くひととき。さらに、夜
間の花火の音がこわくて、おびえて泣くひととき。まったく、どうしてこんな
にこわいものばかりあるのか。いつか平気になるのだろうか。(柴田)

・友達から「パライソ」というライチリキュールの絵はがきが来た。わたしは
お酒弱いのに何故? と思ってよく読んだら、そのはがきにはこう書かれてあ
った。「PARAISO 」之意為楽園。充満了熱情。楽園というところが蛍光ペンで
マーキングされていた。ライチ酒を飲んだ。充満了情愛。(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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 お友達にも是非お奨め下さい (^_^)

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■  日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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