[0405] 人生はロールプレイングゲーム

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0405   1999/08/31.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 13899部
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 <夢中になれるものを持つ> 

●<非>デジクリトーク
 人生はロールプレイングゲーム
 海津宜則

●デジクリトーク 「知恵蔵」裁判について
 フォーマット・デザインに著作権はないのか
 前田年昭

●柴田のこねた
 水のオンラインショップ



■<非>デジクリトーク
人生はロールプレイングゲーム

海津宜則
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柴田さんから原稿依頼が舞い込んできた。本誌は昨年の十一月あたりから配信
を受けているが、実はほとんど読んでいなかったのでお断りした。内容の傾向
が分らなければ原稿を作成できないからである。しかし、内容は自由なのでと
いう再依頼が届くに至り、さすがに二度断るのは仁義に反すると感じた。とい
うわけで、思い切って好きなことを一気に書いてみることにした。

実は以前から作品も図版も皆無、しかも仕事とは無縁といった文字原稿の執筆
に、文才のない私は一種のあこがれを持っていた。はたしてこの原稿が本当に
掲載されるのだろうか。ちょっと意地悪で、興味津々の八月某日の深夜である。

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毎年お盆になると思うことがある。いや正月もそうである。私は帰省という行
動をしたことがない。しかし、私に帰るべき故郷が無いのかというと、そうで
はない。つまり、私にとって東京こそが故郷というわけである。

そもそも東京が首都となった所以は、天正十八年、北条氏を滅ぼし、事実上天
下を統一した豊臣(羽柴)秀吉が、徳川家康に対して三河から江戸への転封命
令を下した事だろう。もし、秀吉よりも家康が先に天下を取っていたら首都は
名古屋だったろうか。とりあえず秀吉が先に天下を取ったことが要である。思
うに、天正十年の本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれた後の秀吉の並外
れた外交手腕と行動をみれば、彼の天下取りは自然な結果であったと言える。

余談だが、この二年後に家康と衝突した小牧・長久手の戦いで、秀吉は、豊臣
秀次と池田恒興(この戦いで討ち死に)の勇み足が原因で敗北している。結果
この敗北は秀吉に大きな失点となったが、生母大政所や妹の旭姫を人質に出す
等、巧みな外交手腕をもって、この失点を六年かけて帳消しにしている。

ところで、この江戸という辺境の地は家康に文禄・慶長の役への出兵の免役な
ど、大きな好機をもたらした。家康は諸藩を後目に、出兵に伴う財力や人員を
江戸整備にあてることが出来たわけだ。まさに石橋をたたいて渡る家康のため
に江戸が与えられたと見ると面白い。

家康は、その数奇な生い立ちから専守防衛型の政治家であったと私は分析して
いるが、生涯に一度だけ無鉄砲を行っている。それは、元亀三年に武田信玄上
洛に端を発した三方ケ原の戦いである。この戦いで家康は、信玄嫡子勝頼の巧
みな戦術により、平手汎秀ら多くの重臣を失い、恐怖のあまり馬上で脱糞しな
がら逃げ帰っている。しかもこの時、体調を崩していた信玄が短期間に上洛を
果たすために合理的な作戦をとっていたことが家康の命を救っている。通常の
信玄の戦術であれば、家康は簡単に首を上げられていただろう。まさに首都東
京の最初の危機である。なお、信玄はこの上洛の途上に病死している。

首都東京の危機と言えば、家康には晩年二度の危機が訪れている。一度目は慶
長五年の関ヶ原の戦いである。ここで西軍小早川秀秋の東軍への寝返りがなけ
れば、東軍に勝利は無かった。後世、秀秋の裏切りは予定の行動とされている
が、開戦前の彼の行動をみると最後まで悩み葛藤していた節がある。事実、秀
秋は関ヶ原後に神経症による大酒が原因で二十一年の生涯に幕を閉じている。

そして最後は元和元年の大坂夏の陣で真田幸村に本陣を突かれ、あわやという
状態にまでなったことである。一説には、このとき家康は討ち死にし、翌元和
二年に没するまで影武者が家康を務めたとする信憑性の高い説もある。

では豊臣の天下が続いていたらどうだったろうか? 秀吉自身が一代で太閤の
地位まで上りつめた歪みは、家臣に恵まれなかったことに象徴されている。も
ちろん黒田(小寺)孝高、竹中重治など有能な家臣も多数いたが、子飼いの家
臣は、加藤清正、福島正則などごく少数であった。また、晩年に犯した文禄・
慶長の役による財政圧迫も失政である。恐らく秀吉没後に家康が史実通りに行
動しなかったとしても豊臣政権は短命に終わっていただろう。

このあたりを察していたのか、小国から登り詰めた中国の覇者、毛利元就は家
訓に天下を夢見ることなかれと記している。駆逐した尼子氏の領国支配の惨状
を目の当たりにしていたのだろうか、短期間に巨大化した領国支配の難しさを
家臣管理と領国政統治の両面から実感していたのかもしれない。事実、秀吉の
中国攻めで小寺(黒田)孝高など毛利方の多くの武将が寝返っている。

元就没後、家督を継いだ孫の毛利輝元(元就の嫡子隆元は早死)は叔父の吉川
元春、小早川隆景とともに、この教えを守ったというのが定説だ。秀吉による
高松城水攻めのおり、毛利方よりも速く本能寺の変を知った秀吉は、急遽高松
城主清水宗治の切腹を条件に和議を結び、光秀を討つために、鮮やかなとんぼ
返りを行ったが、実はこの時、毛利方はいち早く本能寺の情報を掴んでいたと
する説がある。にも関わらず秀吉を攻撃せず宗治を見殺しにしたのは、元就の
教えに従ったという訳だ。実際には講和の条件が整った時点で毛利方に本能寺
の変が露見し、元春が秀吉攻撃を進言、これを隆景が制している。

余談だが、関ヶ原の戦犯として家康の命により豊臣方重臣の、石田三成、小西
行長、安国寺恵瓊が処刑されたが、高松城和議を結んだ時の毛利方の交渉人が
恵瓊であった。また、行長はこの時はまだ堺の商人であったはずだ。それだけ
秀吉が急激に巨大化したということの裏返しである。

さて、もし、元春の進言に隆景が賛同していたら、豊臣政権は存在しなかった
であろう。では秀吉が討たれれたと仮定しよう。その時天下を取るのは誰だっ
たろうか。信長の筆頭重臣の柴田勝家が順当のようだが、彼の政治力では光秀
討伐後の新秩序形成は想像できない。恐らく短命に終わり、新戦国時代を招い
ただろう。他の有力な重臣も当時の状況化では秀吉的行動は不可能であった。
また、家康はこの時堺遊覧中で、着の身着のまま三河まで逃げ延びている。世
に言う家康の伊賀越えである。同伴した穴山梅雪(武田信玄の重臣で家康側に
出奔。妻は信玄の妹)は野武士の刀の露と消えている。

このように消去法で絞り込んでいくと、この『秀吉討たれる』があったとした
ら天下は恐らく毛利氏に転んでいただろうと私は分析している。首都は広島に
なるのだろうか。自滅ではあったが、結果的には毛利氏により滅ぼされた大内
氏の文化は、小京都と賞賛されていたことを合わせ見ると、現実味を増す。

余談だが、柴田勝家が没信長後の後継者争いで秀吉に敗れ、賤ヶ岳の戦い後に
追いつめられ、居城越前北庄にてお市の方(信長の妹)とともに自害したが、
賤ヶ岳の戦い中に勝家の与力であった前田利家(豊臣政権以下で家康と並ぶ五
大老の一人)が秀吉の説得により寝返っている。竹馬の友であった利家を秀吉
が説得しなかったら、日本を代表する金沢文化は生まれなかったわけだ。

さて、もう一人忘れてならない人物がいる。仙台藩主伊達政宗である。年齢に
似合わず、秀吉、家康と得意の外交手腕で互角に渡り歩いた力量には華麗ささ
え感じるが、彼は徳川幕府をイスパニアの無敵艦隊の力を借りて駆逐しようと
本気で考えていた節がある。結果的に失敗したが、支倉常長をイスパニアに派
遣したものその一環だったようだ。史実では、天正九年にイギリス艦隊により
無敵のイスパニア艦隊は敗北し、以後イスパニアの権威は一気に失墜したが、
政宗はそれを知っていたのだろうか。この話はさすがに眉唾臭いが、彼にも好
機はたくさん訪れていた。言い換えると戦国武将の誰かが気まぐれを起こして
いたら伊達幕府も大いに可能性があったわけである。首都仙台も悪くない。

余談だが、文禄・慶長の役のおり、政宗軍の出で立ちは、秀吉すら絶句したほ
ど豪華絢爛であった。そしてこの事が伊達者の由来の定説でもある。

いやはや、唐突に戦国史をここまで読まされて、困惑されている方も多いだろ
う。私はこの時代の文献を読むのが趣味の一つである。

ところで、日本史で人気の時代は戦国時代と幕末だそうだ。私は歯車が狂った
時の可能性が色々と想像できる戦国時代が好きだ。特に安土・桃山時代は日本
史の中でも突出した天才が多数現れている。だから、私はこの時代の話をはじ
めると、どうにも止まらない。

もちろん歴史に『もし』は御法度だが、ちょっとした出会いや誤解が歴史の大
きな節目を生んでいる。そしてこれは何も遠い昔の出来事だけではない。我々
の周りでも常に発生している。問題はそれに誰しもが気づいていないことだ。

思い起こしてほしい。我々が今現在に至る切っ掛けや人との出会いというもの
が必ずあったはずだ。私自身、四つの事件と三人の出会いが現在の仕事に結び
ついている。思い起こせば、そのどれ一つが欠けても現在の仕事にはついてい
なかっただろう。

そして、今も、これからも、誰にでも、切っ掛けと好機は絶えず訪れ、その時
の一瞬の判断で次の運命が大きく変わってしまう。人生とはまさにロールプレ
イングゲームそのもののような気がする。あなたの好機を握っているのは身近
にいる意外な人かもしれない。

【かいづ・よしのり】グラフィックデザイナー/イラストレーター。
http://www.kaizu.com
mailto:yoshinori@kaizu.com

・デジクリトークの頭に<非>を置いたのは海津さん自身である。好きな分野
を語り出したらとまらない人のようだ。仕事であるデジタルのクリエーション
とは全然関係のないことに異常にツヨイ、なんてかっこいいから、デジクリの
みなさんにもそういうものを持つことをおすすめしたい。(柴田)

・マックを使いはじめた時、海津さんのイラストレーターAtoZを読んで、目か
ら鱗だった。アプリケーションの使い方ひとつでここまでいろんなことが簡単
に出来るのだなぁ、と思った。うだうだ作っていた地図なども、AtoZを読み終
わった後では、作り方が変わり大幅な時間短縮ができ、なおかつ綺麗なものに
なった。「もし」の一つだと思っている。(ハマムラ)

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■デジクリトーク 「知恵蔵」裁判について
フォーマット・デザインに著作権はないのか

前田年昭
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デザイナー鈴木一誌さんが、朝日新聞社を相手に訴訟を起こしてから4年半、
東京高等裁判所における控訴審がいよいよ結審する。じつは前回の7月2日の
裁判で予定されていた結審はここへきて、かなり争点が激烈になったために延
ばされたのである。鈴木さん側は8月に作家・金井美恵子さん、デザイナー・
戸田ツトムさんらの陳述書を提出し、フォーマット・デザインの保護の必要性
を訴えた。

金井美恵子さんは、【『知恵蔵』は、言うまでもなく、誰が見ても『現代用語
の基礎知識』『イミダス』という先行する同様の用語辞典の三番せんじで……
三番せんじ的印象のいなめない『知恵蔵』に、はっきりとした独自性を持たせ
るため、当時の編集長が考えたのは、当然、「今日では、本も商品であり、し
たがって、内容をいかに表面のデザインで伝えたり、チャーミングに見せるか
といったこと」(柏木博「現代用語の基礎知識」のブック・デザインの解説)
の結果としての、鈴木さんへの仕事の依頼だったでしょうし、……私が述べた
いのは、出版という業界での、デザイナーの地位の不当な低さ(「やとわれ仕
事」という言葉が表している)が、エディトリアル・デザインに対する編集者
や執筆者の傲りから由来する不見識からおき、それが、この裁判の本質的な問
題点なのだということです。】と明確に述べた。

戸田ツトムさんは、【本件知恵蔵レイアウト・フォーマットは、…デザイナー
鈴木一誌氏と朝日新聞社が生み出した比類なき独創性をもった組版設計仕様書
であり、従来(現在でも)編集者が行い入稿整理作業の際に使用している「段
組・字詰め・行数」を可視化した所謂割付け用紙またはその手法の順延的延長
線上に位置づけられるべき次元のものではありません。……本件知恵蔵レイア
ウト・フォーマットが配列的創造性を自動的に生成させ、強い独創性をもった
デザイン仕様書であることを再度ご確認頂きその部分を含むレイアウト・フォ
ーマットの独創性が何らかの方法で保護されることは、既にいささか混乱をき
たしている我が国の出版文化産業にとって大きな指針となると考えられ、本件
に関する判断が今後のDTP(デスクトップ・パブリシング)を主流とする21 世
紀電子出版巨大産業市場に計り知れない影響を与えることと考えざるを得ない
のであります。】と述べている。

その他、企画・編集者の立場から入澤美時さんが、編集者の立場から郡淳一郎
さんが、文字組版・情報処理を専門とする立場から私(前田年昭)が、それぞ
れ陳述書を提出しており、日本語の文字と組版、出版と印刷を支える心ある人
びとにとって、知恵蔵裁判はますます目をはなせない裁判となってきているの
である。次回裁判への傍聴を呼びかけたいと思う。

次回裁判:9月2日(木)午前10時から 場所:東京高裁8階815号法廷

問い合わせ先 前田年昭 tmaeda@linelabo.com
知恵蔵裁判関連URL http://www.linelabo.com/chiezoh.htm

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■柴田のこねた
水のオンラインショップ
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「WORLD PC EXPO 99」のサイトを見ていたら、「水のオンラインショップ」と
いう場違いなバナーがあった。昔から名水マニアであったわたしは即クリック。
「森のセールスマン」サイトに飛ぶ。ここでは実際に7種類の名水が買える。
山梨県の「すごい水」を注文しようかと思う。そして、「森のセールスマン」
サイトを6週間で立ち上げた具体的なドキュメンタリーが掲載されている。

「パソコン+インターネットで売れる!勝てる!」をこのショーの基本テーマ
にしたからには、それをきちんと実証しなければならないという訳で「 WORLD
PC EXPO 99」のスタッフが、このショーの公式サイトに、実際にインターネッ
ト販売会社を立ち上げた。それがこの「バーチャルベンチャー・森のセールス
マン」だ。

バーチャルモール開設の作業手順には、プロバイダーの手続き、モールに参加
する業者や運送会社、カード会社との交渉などが含まれる。これは本来モール
の運営者がやることだが、この作業手順も整理してトータルなソリューション
としてパッケージ化しようと考えているらしい。ドキュメントはなかなか興味
深く、ビジネスを起す人には参考になる。なおこのモールは「WORLD PC EXPO
99」の前後40日間だけの期間限定モールだという。

「森のセールスマン」誕生までの経緯、システム上の課題などについて WORLD
PC EXPO 99会場内「ネット構築活用シアター」(ホール6)で、連日午後1時
から、システム構築に関わった技術者の講演が予定されている。無料。また、
システム構成なども「デジタルスペース21」として、同シアターに併設する。
さらに、ウェッブ構築など具体的な案件に関しての無料相談コーナー「EXPOコ
ンシェルジュ」も利用できる。 

http://210.140.241.56/users/cont/index.html

名水については有名な「名水大全」ここはすごい!
http://www.geogr.s.u-tokyo.ac.jp/agata/meisui/index.html

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■編集後記(8/31)
・とうとう8月も終りか。なにもない夏だったなあ。「秘密」「嗤う伊右衛門」
「奇跡の人」「日本異界絵巻」という書籍4冊、1冊が500 円未満。近所の大
型古書店のバーゲンである。本はきれいで、古本には見えない。なんというお
買い得なんだ。「秘密」を一晩で読む。事故で奇跡的に生き残った娘には妻の
意識が転移していた、なんというおそるべき設定! どう決着つけてくれるの
だ、一気読みしないと眠れない。9月に広末主演で映画が公開される。「運命
は愛する人を二度奪っていく」か、、、うまいコピーである。(柴田)

・変な夢を見た。ある人が泣き顔で、ガラス越しにガラスを叩いていた。手が
血だらけになっていた。ガラスの向こうには、その人の家族や知り合いがいた。
私の側には虫が出て、それらを退治した。夢占いだったら、どういう意味なん
だろう。 「ぞな、もし」はいなかっぺ大将ですよ、というメールを何通かい
ただいた。すっきり~。ありがとうございます!(hammer.mule)

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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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