[0462] もしかすると私をかえられるかもしれない

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0462   1999/11/09.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 14302部
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 <波平とカリスマ美容師?>

●デジクリトーク
 もしかすると私をかえられるかもしれない
 カネマキトモコ
 
●ニューウェーブ漫才
 正月出社命令…
 T&B
 
●展覧会案内
 小泉修・小泉麻友美 CG写真展『Approach』



■デジクリトーク
もしかすると私をかえられるかもしれない

カネマキトモコ
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ようやく沖縄でも長袖着用が普通になりはじめました。そんな今日の最高気温
は27度。いやあ、涼しくなりましたね(ちょっとウソ)。
 
さて、1ヵ月後に会社を辞めなければならなくなった私は、自分自身が自分自
身のためになにをしたらよいか悩み始めました。
 
ちょうどその前後かと思います。当時の彼氏(前回の話の相手です)から連絡
手段としてお古のモバイルギアをもらったのは。それが私とインターネットと
の出会いでした。
 
もちろんそれまでにも仕事でちょこちょことインターネットに触れることはあ
りましたが、会社のパソコンでたまにやってみるくらいで、自分個人のメール
アドレスというものはまだ持っていませんでした。
 
彼は私と同じように編集者でしたから、なかなか会うのが難しく、結果、コミ
ュニケーション手段としてメールの存在がうかびあがってきたわけです。当時
のモバイルギアにはまだWindowsCE などというものも搭載されておらず、ワー
プロとしての機能とメーラーとしての機能がメインの、いたってシンプルなも
のでした。そしてまるで交換日記のようなメール交換を始めることになります。
 
仕事の悩みから日常のさまざまな出来事まで、それはそれは熱いメール交換が
繰り広げられました。下手すると1日2通から3通のメールを交換していたよ
うに思います(仕事は?)。それはまだテレビで「With LOVE 」などというド
ラマが放映される前のことでした。
 
そして私はあることに気がつきます。お互いに忙しい生活をしていた私たちが
いわゆるデートというものをするのは下手をすると3カ月に1回くらいです。
メール交換で十分にコミュニケーションはとれています。これは別に東京を離
れてもどうということはないんじゃないか? 仕事だって別に東京にしかない
わけじゃないんだし。
 
そればかりか東京を離れたほうが自分のかわりたい、かえたいという思いはか
なうかもしれない。そして、そのことで彼氏と別れることになったとしてもそ
れはそれ、私たちの関係がそれまでだったというだけのことです。
 
そうと決まると私の行動は簡単です。ちょうど、高校時代の友人が沖縄にいま
す。きっと彼女なら居候をさせてくれるに違いない。南の国、という響きも非
常に魅力的です。もしかすると私をかえられるかもしれない―――彼にそのこ
とを話すと、「まあ3年くらい好きなことをやっておいで」との返事。友人に
電話をし、沖縄に行くことを即決定しました。
 
会社を辞め、沖縄に来る1週間ほど前でしょうか。彼と最後のデートをしたと
きに、彼が言った「電話線さえあればシベリアだろうとなんだろうとたいして
かわらん」と言った言葉は今でも覚えています。
 
そして私は生まれてはじめての飛行機にのり、沖縄へと旅立ったのでした。
(つづく)

【かねまきともこ】tomoco@love-create.com
1975年生まれ。横浜出身沖縄在住。インターネットウルマ編集長。おそら
く、メールというツールがなければ―――彼がいなければ私は沖縄に行くと決
めることも、そしてインターネットというものに興味をもつこともなかったと
思います。沖縄に行く! などと言い放った私を暖かく送ってくれた彼に限り
ない感謝と愛をこめて。え? その彼氏とはその後どうなったって? そんなヤ
ボですぜ、ダンナ。別れていたらこんなところにこんなこと書きませんって。
あはは。

インターネットウルマ
http://www.u-r-u-m-a.co.jp/

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■ニューウェーブ漫才
正月出社命令…

T&B            作:PAGOS(mailto:pagos1@mail.goo.ne.jp)
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B>AIBOの第2弾が発売されますねぇ。
T>スペシャルエディション「ERS-111」って言うんだろ。
B>毛が生えたらしいね。
T>いきなり違うだろ。
B>ぜったいにちゃんとお散歩するし世話するから~、って懇願して親に買って
 もらったくせに案の定面倒を見なくなる娘には、家族で唯一ときどき吠える
 機能がついたらしいね。
T>どっかで聞いたような話を…。
B>目玉は2000年問題対応なんでしょ。
T>そんなん最初のバージョンから対応してるだろ、普通…。
B>わかりませんよぉ、一太郎も来年の祝日法改正を忘れてたぐらいですからね。
T>あれはポカだよ…。社員が数百人いて、誰も気付かないってのもなぁ。
B>えっ、成人の日と体育の日が月曜日ってこたぁ、グレゴリー歴で表すとどう
 なるじゃ、って徳島弁イントネーションで言ってたらしいからね。
T>知らないよ…。
B>さて、神田さんがとうとう「Y2K-Tokyo Project」サイトを立ち上げました
 ねえ。
T>必然的に時間が迫るからプロジェクトの遂行はそれこそ時間に追われるだろ。
B>追われるあまり、当日夜逃げしたりして…。
T>借金取りに追われてるんじゃないんだよ。
B>「Y2K-Tokyo Project 」サイトではどんどん情報が発信されることになるか
 ら目が離せないね。
T>試験放送も始まったし…。
B>当日は問題のあるATM、自動販売機、券売機などを刻一刻とレポートする
 けど、とりあえず今の時点では各人が500円玉の時のように最初珍しさか
 ら備蓄に走るんじゃないかとか、紫式部の絵柄をどう評価するかとかを議論
 していくんだよね。
T>それは2000円札の話だろ…。
B>無事2000円札をゲットできた人で大パーティーをするんだろ?
T>間違ってるよ。だいたい2000円札の発行は1月じゃないよ。
B>しかし、小渕総理も2000年問題を2000円札発行の混乱と混同させる
 作戦に出るとはなかなかやりますねぇ。
T>誰も混同しないって。
B>世界に向けて、日本は2000年問題ありませんでしたが2000円札発行
 に伴うコンピュータソフト修正作業の混乱が若干あり原発が少々メルトダウ
 ンぎみになっております、って政府が安全宣言するんだろうね。
T>問題は大ありだよっ!! 原発はぜんぜん2000円と関係ないだろっ。
B>なお、近畿地方で大規模な停電がありましたが、関西電力の老朽機器取り替
 え時の作業ミスでした、って追加発表があったりね…。
T>それは先月の出来事だよ…。
B>あの事故で知ったけど、送電線に電気を流せなくなったら原発ってタービン
 が電力供給過剰で発熱するため自動停止機能が作動する仕組みだそうだね。
T>一旦止まるとたいへんだよ、あれ。立ち上げに3日ぐらい要してたもんなぁ。
B>わざわざ止めなくてもアースすればいいんだよ。
T>どこにアースすんだよっ、地元は恐ろしいだろっ。
B>問題ありません、って記者会見してる小渕総理や周りの人の髪の毛がみな逆
 立ってたりしてね…。
T>笑えないだろ!!
B>しかし、西暦2000年問題も今ではメジャーになって誰もが知るところに
 なったね。
T>ほんとはもっともっと早くから政府が広報すべきだったと思うけど。
B>でも大丈夫。こんどサザエさんが2週連続でやるし…。
T>何をやるんだよ?
B>フネです。秋も深まり空が高く感じられるようになりましたが、最近夫が突
 然食糧やインクの備蓄を始めました。なんでも2000年の正月に災いがと
 か口走っていて、物騒な世の中になりましたね。
 さて次回は
 「サザエ、マスオの2000年正月出社命令に激怒!」
 「三河屋さん、2000年問題に乗じてツケの倍額請求を画策」
 「アナゴくん、また2000年対応修正作業ミス」
 って次週の予告でやってましたけど…。
T>勝手に作るなっ!!
B>で、その次の週がまた凄い。
 「波平とカリスマ美容師」
 「アナゴくん更迭!」
 「タラちゃん、ぽっかぽかのあすかちゃんと敬語対談」
T>話がずれてるだろっ。
B>それぐらいやらないとダメだって。
T>誰に言ってんだよ…。

【参考】
・AIBO第2弾ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199910/99-076/

・Y2K-Tokyo Project
http://www.zero.ne.jp/蛾?鈔纔???諡
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■展覧会案内
CG写真展『Approach』
小泉修・小泉麻友美
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日時 11月24日(水)~12月6日(月)10時~18時(最終日16時)
会場 ミノルタフォトスペース新宿<入場無料>
   東京都新宿区新宿3-17-5 カワセビル3階(紀伊国屋書店隣)
最寄り駅 JR新宿駅または地下鉄丸の内線新宿三丁目駅。
新宿駅東口から新宿通りをまっすぐ行くと、左手に紀伊国屋書店が見えるので
その隣のビルの3階です。ちなみにこのビルの1階はシティバンクです。

メッセージ
この度、カメラマンの小泉修とCGの小泉麻友美の夫婦で、写真をCG処理し
た作品などを集めたCG写真展を開催することとなりました。お近くにお越し
の際は、是非お立ちより下さいませ。

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■編集後記(11/09)
・「カムナビ」を買う。上下で2000枚の書き下ろし大長編。梅原克文はデ
ビューから買っている。「二重螺旋の悪魔」なんて、バイオホラーの先駆的作
品で、絶望的な恐怖がある。第2作の「ソリトンの悪魔」も超絶。「カムナビ」
は読み始めたばかりだが、かつての半村良の伝説シリーズのような味わい、こ
れがどう進展するのか期待わくわく。ところで、直木賞を同時に受賞した(と
記憶する)半村良と、イーデス・ハンソンは同一人物であるというのが持説。
なぜなら、イーデスは良、ハンソンは半村だ。古い話ですいません。(柴田)

・最近Adobe GoLiveを使うようになった。めちゃくちゃいいです。ホントに。
もちろん他のエディタにあって、GoLiveにない機能もあります。だけど Web制
作していて一番悩むプラットホームの違いによる崩れの心配がほとんどないと
いうのは他の何の機能を差し置いても上! サイズが重くなる、と実務では敬
遠していたりしたんですけど、どんなエディタを使用していても結局はテーブ
ルの入れ子状態ですから一緒なんですよね。そう思えばGoLiveの厳密さ加減は
いいです。いちいち、ここにテーブル入れてそこにもう一つテーブル入れて、
と頭の中で組み立てる必要がないというのはこんなに楽なのねって改めて思い
ましたわ。プラットホームの違いによる表示の差を、簡易ではあれブラウザを
立ち上げなくても見られるのも楽。均等配置が一発でできる、もうこの一言だ
けでデザイナーさんの心を捉えて離さないはず。もちろん他にもいい機能がい
っぱいです。難しいスクリプト系も楽にこなせます。でもそれよりもルーラが
出る方が嬉しいというのを実務している人には分かってもらえるはずよっ!
試してみる価値あり。私は一人で感嘆してました。ああそうだ、足りない機能
強化の為の要望ってどこに送ればいいんですかねぇ。(hammer.mule)

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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