[0469] 今なぜコンシューマなのか?・前編

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0469   1999/11/17.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 14372部
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 <素うどんが欲しいのに、なんで変なカキアゲとかのってるねん>

●デジクリトーク
 MKチャット対談
 今なぜコンシューマなのか?・前編
 笠居トシヒロ・まつむらまきお

●えむのHot Space! No.44
 常識破りの「BubbleBoy」
 山口 壮/ えむ
  
●新刊案内
 「プリメディア」Part12
 デジタル・ワークフローを賢く運用する法」、「四六判書籍を斬る!」

●キャンペーン案内
 高精細大判インクジェットプリンタ用出力マテリアル
 「インクジェットマテリアル ラージフォーマットシリーズ」
 大判出力体験キャンペーン



■デジクリトーク
MKチャット対談
今なぜコンシューマなのか?・前編

笠居トシヒロ・まつむらまきお
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チャットを始める前にちょっと宣伝(笑)。我々2人の書いた本「Flash4J プ
ロフェッショナル・テクニック(ISBN 4-88648-557-X)」略して「プロテク4」
が11月11日に発売された。地方では、まだ書店に並んでいないところもあ
るらしいが、そのうち並ぶでしょう~~、と思っていたら、なんだかもう増刷
しないと数が足らないらしい。まだ取り次ぎ通ってから一週間も経ってないん
ですけど(^^;)。

てなわけで、お買い上げいただいた方、どうもありがとうございました。まだ
待っているという方、もうしばらくお待ちいただかなくてはならないかも知れ
ません、スイマセンm(_._)m。

おいそぎの方は、ネットでご注文になったほうがいいかも知れない。ジャスト
ネット<http://emall.justnet.ne.jp/shop/pbk/newbk/199911.htm>なんかが便
利だと思うのでご利用頂けると幸いなり。 んでは本編スタート~~。
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まきお: はーい、みなさん! 2週間ぶりのごぶさたでーすっ!(神田敏晶調)
    (笑)
かさい: どうもー、2週もあいちゃったけど、忘れてませんよねー(^^;)
まきお: わたしは忘れかけてましたが(笑)
かさい: おいおい(^^;)
まきお: さて、先日、Macromediaのicon'99というのが開催されましてね
かさい: 先週末はMacromediaさんのご招待で東京まで行ってきましたー
まきお: そこで、まぁ、いろいろ新製品とかのデモがあったりしたわけですが
    なにか面白いの、あった?
かさい: ありましたねえ、ぼくらデザイナーにとってはね。DW3とFW3の連携は
    見事やったけど、まつむらさんは興味ないやろ?(笑)
まきお: ほおお。連携しますか。発行と引用ですか?
かさい: なんか、無理やりやね(^^;) でも発行と引用って近い線の表現かも
まきお: いや、無理矢理ではなくて、天然でんねん(笑) なんで今まで連携
    しとらんかったん? と思いながら見てましたが(笑)
かさい: なんでやろ?(^^;) 今までも多少は連携しとったよ
まきお: Flashはしとるのにねぇ、Illustratorとやけど(笑)
かさい: なんでフリーハンドとではないのか?(笑) でもまあ「面白い」と
    いう意味でいうなら、デレクタライトでしょうね
まきお: おお、Director7 Lite。以前あった、前バージョンを売る、というの
    ではなく、完全に新しい商品みたいやったね
かさい: そうそう、Directorの弟分というか、簡易版というか
まきお: えっと、スタンドアロンプロジェクタが作れないのと
かさい: スクリプトが触れない、ということと
まきお: ステージエリアも制限があるんだっけな
かさい: それはよくわからん
まきお: んで、ゲームがカンタンに作れると。いろんなビヘビアが用意されて
    て、それを使って定義していくわけですな
かさい: Web上でのShockwaveを作るためだけのアプリってことらしいね。つま
    りは、簡単にゲームが作れて、自分のホームページにのせられると
まきお: 笠居さんはDirectorは全然さわったことないんよね。どうでした?今
    回見てみて
かさい: 今さら Lingo勉強するのはおっくうやけど、あんな簡単に作れるなら
    ちょっとさわってみたいと思った(笑)
まきお: ほぉほぉ
かさい: まあ、絵を描いたりという、根源的な欲求は充たされないかもだけど
    次の一歩が踏み出せないコンシューマにとっては朗報じゃないかなあ
まきお: ゲーム作りたい人は、いいかもねー
かさい: モノを作るヨロコビというのかなあ、そういうのを味わうのに、高価
    なアプリとか小難しい機能とかはしきいが高いでしょ?
まきお: でも、Directorは小難しいぜ(笑)lingoなくても(笑)
かさい: うーん、あの程度なら許す(笑)。あくまで僕的には、だから、ホン
    トにホームユースの人がどう感じるかはわかんないけど
まきお: ほら、高木さんがさ、キャストを置くたびに、余白を透明にする作業
    してたでしょ? あれ、違和感感じなかった(笑)?
かさい: うーん、めんどくさいかなーとは思ったけど、逆にマットの属性がそ
    の場で選べるというのも、けっこういいかなとも思った
まきお: まぁ、それはおいといてぇ(笑)
かさい: おいとくんかい(^^;)
まきお: これ以上、敵をつくりたくないもん、わし(笑)
かさい: (よっぽどおおいんやな<敵(笑))
まきお: (いや、よーしらんけど、そうらしい(笑))
まきお: ほれ、えーっと、Macromediaがコンシューマー向きにDirectorをつく
    りなおした、という意味ですな
かさい: そだねぇ、これまでプロ相手の商売してたMacromediaがよくまあ思い
    切ったという感じかなあ
まきお: Flashもさ、最初 Macromediaも売り方がわからずに、コンシューマ向
    きと定義してた時期もあったけど、結局、このところプロ向けという
    方向だったもんね
かさい: いまでも値段は中途半端だよ<Flash だんだん機能が価格に追いつい
    てきたという感じ?とにかく、コンシューマに向けた製品って言いき
    れるものは少なかったよね、どっちも。それが、このところそういう
    動きがでてきてるってのは、何か意味があるんだろうね
まきお: そういや Adobeもさ、なんかコンシューマ向きにいろいろやりはじめ
    たみたいだよね。Adobe の場合は、以前からのフォトデラと、ページ
    ミル?んで、最近、Photoshop LEを販売はじめたのと ActiveShare
    ってフリーのソフトを配り始めた
かさい: ActiveShareってのはどういうソフト?
まきお: 簡単な画像調整ができるデジカメ向きのソフトらしいよ。 Windows版
    しかないけどさ
かさい: なるほど、完全にコンシューマを意識した商品だね、ってフリーだか
    ら商品じゃないか(^^;)
まきお: フォトショのLEは今までもスキャナなんかにバンドルされてたけど販
    売されるのははじめてだよね
かさい: やっぱ、それだけコンシューマ市場が拡大してきたってことかな
まきお: そこしか市場が残ってないという話も(笑)
かさい: (笑)
まきお: Appleがずーっとプロシューマよりでどんどん業績が悪化して iMacで
    復活したでしょう?
かさい: ああ、これけっこう密接につながってるのかな、やっぱ
まきお: わかんないけど、一般家庭でのPCの普及率は、iMac頃からずいぶん
    増えた気がするね。 あ、iMacというか、ポスペだ、ポスペ(笑)
かさい: 簡単・かわいい・高機能 っていうのがキーワードになるかもね
まきお: 高機能、ってのは、もうないよ。高機能で売れる時代は終わったのよ
かさい: 実現されることが高度って意味だす。だってさ、飼ってるペットがメ
    ール運んでくるんだよ(笑)
まきお: 高度だなぁ(笑)
かさい: ま、それはそれとしてさ、インターネットの普及で、いままでコンピ
    ュータに縁のなかった人がどんどん流れ込んできてるからね
まきお: PCの使用目的が大きくシフトしたよね。メールからはじめて、ペー
    ジなんかをつくりたい!となるわけだ
かさい: そうそう、ぼくらクリエータにとっては、はじめから何かを作るため
    の道具だったんだけど、最初の目的と流れが変わってきちゃった
まきお: で、とりあえず、デジカメを買うわけね、みんな(笑)
かさい: んでホームページに写真を載せると。そうすっと安価な画像処理ソフ
    トが必要になってきて…
まきお: そういう人たちってのは、今まで AdobeやMacromediaのソフトを買っ
    てきた人たちとは全く異なるよな
かさい: そそ、簡単だけどカッコイイモノが作れる安いソフトってのがうける
    事になる
まきお: 素材集とかね
かさい: テンプレートとか
かさい: だいたいビジネスユーザは素材やテンプレート使うのになれてるから
    ホームユースでも同じようなステップだと理解しやすい
まきお: わし、あかんねん素材集。イメージ通りのを探すのがおっくうでね
かさい: ワシらが素材使うときは、できるだけ「仕事してない」素材のほうが
    使いやすいやん? そういうのってあんまりないのよ(^^;)
まきお: そうやねん! 素うどんが欲しいのに、なんで変なカキアゲとかのっ
    てるねん(笑)
かさい: どうしても「見た目カッコイイ」ものしか売れんみたいやからね
まきお: やあねぇ(笑)
かさい: しょーがないよ(笑)
まきお: まぁね(笑)
かさい: でまあ、ソフトの話に戻るけど
まきお: ほいほい
かさい: Director7 Liteにしても、Photoshop LEにしても、そういったコンシ
    ューマの要望を取り入れた安価なソフトになってるわけで、これから
    の欲求としては、ページそのものを簡単にカッコヨク作るものがでて
    くるんだろうね
まきお: あ、それほしいなぁ、わし(笑)結局、プロ向きのソフトだと市場に
    限界があるよね
かさい: ワシらはそゆのでてくると商売上がったりになる可能性がある(笑)
まきお: そうそう。デジタルだとさ、出来てくるモノにそんなに差がないわけ
    ですよね。
かさい: そうだね、前に一度デジクリで書いたけど、わし。アナログみたいに
    塗りムラとか仕上げの差みたいなモノは見えにくいよね
まきお: そうそう。紙ならプリントゴッコとオフセット印刷は全然ちがうけど
    デジタルになっちゃって、そういう差ってほとんどなくなってるよね
かさい: じゃあ、ってことでめんどうな工程の部分はプロが作ったモノを使い
    ましょう。ごくプライベートな部分だけを差し替えてもらえれば、自
    分のコンテンツがカッコヨク、簡単に作れますよ。っていうコンセプ
    トの商品が台頭してくるわけだ
まきお: そうなってくるとさ、今まで企業のページなんか外注してたのが、社
    内でやっちゃえ、って事にならないの? その方がいいモノができる
    とか(笑)
かさい: それやねん(^^;) 下手するとワシらオマンマの食い上げになりかねん
まきお: ふーむ、それはいかんねぇ(笑)
かさい: ま、少なくともページゴヒャクエンとかで作ってる人達は覚悟しとい
    たほうがええかもしれんね
まきお: そすっと、そのテンプレートとか、素材とかを作る人だけがもうかる
    のかな?
かさい: どうなんやろ? 使い廻しのできる素材を大量に作る商売とかでてく
    るかも知れんな
まきお: 素材自体が自動生成されるソフトが出てくると、それもアウトよね
かさい: そこまで行くかなあ?(^^;)
まきお: 今でも、パターン生成ソフトとか、ウイザードとか、そういうのある
    じゃん。代筆ソフトとかさ(笑)
かさい: あるなあ(^^;) そういうのにできないことをやれるクリエイターだけ
    が残っていくのかもね

(なんと、次週へ続くのであった(笑))

【笠居 トシヒロ/グラフィックデザイナー】
「Flash4J プロフェッショナル・テクニック」11月11日発売開始!
発売4日目にして増刷決定!(だから初版部数増やせって言ったのに)
<http://www.mad-c.com/>

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
日経ゼロワンにひさしぶりに描きました。特集トビラの真ん中であたま
かかえてるのが笠居のおっちゃんです(笑)
<http://www.asahi-net.or.jp/~GU5M-MTMR/>


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■えむのHot Space! No.44
常識破りの「BubbleBoy」

山口 壮/ えむ
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◇常識破りの「BubbleBoy」

これまで、コンピューター・ウイルスの危険から逃れるためには「見知らぬ相
手からの電子メールの添付ファイルは開かない」というのが鉄則のひとつでし
た。しかし「BubbleBoy」の登場によって、この防御方法の通用しないウイル
スが今後増える可能性があります。

アメリカの人気TVドラマ「Seinfeld(サインフェルド)」から拝借して命名
されたとされるこのウイルスは、このウイルスが添付された電子メールを開く
だけで感染するようになっています。「このメール、誰からのや?」と思って
ダブルクリックしたらお終い、というわけです。

「BubbleBoy」自体は、電子メールの登録ユーザー名を「BubbleBoy」に、組織
名を「Vandelay Industries 」に変更するだけで、コンピューターのシステム
に害を与えるようなことはないのですが、同じ手法がもっと悪質なウイルスで
使われたら......。

「BubbleBoy」は Microsoft Outlook と Outlook Express、Windows 98 とWin
dows 2000 にインストールされた Internet Exproler 5.0 上で動作します。
この「BubbleBoy 」のようなウイルスに対するパッチもすでに公開されている
ようです。ただし日本語環境での動作は保証されてませんので、お使いになる
方は自己責任でどうぞ。

<添付書類を開かなくても繁殖するウイルス「BubbleBoy」が暗示する脅威>
http://www.zdnet.co.jp/news/9911/10/bubbleboy.html

<“BubbleBoy時代”のウイルス対策はどうあるべきか?>
http://www.zdnet.co.jp/news/9911/11/bubbleboy.html

<感染能力の高い新種ウイルスが発見される>
http://japan.cnet.com/News/1999/Item/991110-5.html?mn

<メールを開けなくても感染するワーム出現>
http://www.hotwired.co.jp/news/news/3322.html

<BubbleBoyの教訓=MSのアドバイスには従え>
http://www.zdnet.co.jp/news/9911/11/b_1110_09.html

<BubbleBoyにウイルス対策ソフト各社が対応>
http://www.zdnet.co.jp/news/9911/12/trendm.html

<ウイルス対策用のパッチ(解説付き:英語ページ)>
http://hotfiles.zdnet.com/cgi-bin/texis/swlib/hotfiles/info.html?fcode
=0013RI

<ウイルス対策用のパッチ(ダウンロード)>
http://www.microsoft.com/msdownload/iebuild/scriptlet/en/scriptlet.htm

◇Windows 98/NTに感染する「FunLove」ウイルス

さて、お次はすでに実害の報告がされている新種のウイルス「W32.FunLove.
4099(FunLove)」です。Windows 98 および NT のEXE、OCX、SCR 形式のファ
イルに感染し、感染したファイルを開いたり実行したりすると、バックグラウ
ンドで複製を続けるプロセスを開始するとのこと。このウイルスが原因で、ヨ
ーロッパの大手企業のサーバーがダウンしたそうです。ただし「メリッサ」の
ような電子メールを介して感染する機能は持っていないため、繁殖力はそれほ
ど高くありません。

<新たな「FunLove」ウイルスについて専門家が警告>
http://www.zdnet.co.jp/news/9911/12/b_1111_14.html

<Windows 98/NTに感染する「FunLove」ウイルス>
http://www.zdnet.co.jp/news/9911/12/b_1111_08.html

<甘い言葉は通用しない「FunLove」ウイルスへの警告>
http://www.zdnet.co.jp/pcweek/news/9911/12/99111204.html

◇"IFRAME ExecCommand" 問題の修正プログラム

英語版に遅れることおよそ1ヶ月、Internet Explorer のセキュリティ問題を
修正するパッチ(日本語版)が公開されました。Windows 95、Windows 98、
Windows NT 4.0 用です。なお、この修正プログラムには Internet Explorer
の"ダウンロード動作" 問題の修正も含まれています。

<IE日本語版のセキュリティ2点の修正プログラムが公開>
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/1999/1112/iframe.
htm

<Microsoft Security Advisor>
http://www.microsoft.com/japan/security/

<日本語版修正プログラムのダウンロード>
http://www.microsoft.com/windows/ie_intl/ja/security/

◇漢字Talk 7.5.3 がダウンロード可能に

古いMac のOSって、それなりに需要があるみたいですけど、後から探しても
なかなか手に入らないんですよね。OSのパッケージが店頭に残っていること
なんて希ですからね。今回無償でダウンロードできるようになった漢字Talk7.
5.3 は、発表当時の雑誌などにはアップデータが収録されていましたが、近年
はずっと入手困難な状態でした。(漢字Talk 7.5.3 から 7.5.5 へのアップデ
ータは公開され続けていたのに、なんででしょう?)

詳しいことが発表されていないので憶測でしかありませんが、この漢字Talk 7.
5.3 は、最初にリリースされたものに手が加えられて安定度が増しているかも
しれません。興味のある方は、機能拡張ファイルのバージョンなどを当時のシ
ステムと比べてみて下さい。

<漢字Talk 7.5 バージョン7.5.3>
http://www.apple.co.jp/ftp-info/reference/kt753.html


【山口 壮/ えむ】 mailto:PXX06120@nifty.ne.jp
http://member.nifty.ne.jp/yamaguchi/
会社にOCNエコノミーを導入しようとしているところ。(インターネット接
続の電話代だけで4万円を軽く超えているんだから、早くしないともったいな
い(^^;)。)最初、InterQでCOMドメインを取ろうニしたが、InterQのサービス
を利用するのが条件だったのでパス。で、InterNICのサイトを見てみたら COM
ドメイン取得なんてめっちゃ簡単な様子なので驚いた。郵送かFAX で英文の文
書をやり取りしないといけないと思っていたら、なんのことはない、全部 Web
上で済んでしまう。アメリカって、何でもオンラインで済ませる社会になっと
るわけやね。CO.JPドメインを取るほうが面倒なんとちゃうんかな。

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■新刊案内
「プリメディア」Part12
デジタル・ワークフローを賢く運用する法」、「四六判書籍を斬る!」           
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印刷出版研究所は「DTPとプリプレスの明日が見える PREMedia 」(プリメ
ディア)のPart12を、10月に刊行した。この本は内容が充実していておも
しろいが、一般書店ではなかなか手に入らないのが難点。

特集は「デジタル・ワークフローを賢く運用する法」、立体特集は「四六判書
籍を斬る!」。とくに64ページにわたる立体特集は異色!「書籍のルネサン
スに夢をかける」片塩二朗氏の構成で、DTPとプリプレスの記事の中では完
全に浮いている(笑)。でも、多彩な組版実験もあってじつに面白い。以下は
編集部からのメッセージ。

<デジタル・ワークフローを賢く運用する法>
DTPが日本に上陸して10年が経ちました。新しいアプリケーションソフト
やハードを取り入れることのみに必死だった2~3年前に比べると、クオリテ
ィーの高い印刷物を得るための努力やワークフロー運用上のノウハウ・利用技
術に力点を置いた取り組みがなされるようになりました。日本のデジタル・パ
ブリッシングも本物指向の道を歩みだしているといえます。

デジタル・ワークフローを今より上手に、便利に、効率良く運用するためのキ
ーポイントとなると思われる3点に絞ってデジタル・ワークフローの実態とこ
れからを追跡しました。将来の印刷用フォーマットとして期待されているPD
Fの活用は? どうワークフローに組み込めばうまくいくのか? そして 100
baseTX、AppleShareIPを活用した強力ネットワーク化などについて取り上げて
います。

<四六判書籍を斬る!>
書店の新刊本やべストセラーのコーナーに平積みになっている「四六判書籍」
は、名前があって、決まったサイズがない、そしていかにも日本的な柔構造の、
不思議な書物の呼称です。その寸法は同じ出版社の中でも、あるいは同じ印刷
会社や製本会社の中でも差異が見られます。またほとんどの「四六判書籍」は
なかなかグラフィックデザイナーの介入を許さないようにも見えます。

この「四六判書籍」の形態とその制作に迫っています。立体的に「書籍のルネ
ッサンスに夢をかけて」「四六判組版・印刷実験大劇場」「書籍編集者の本音
の覆面鼎談」の三部作で構成されています。「四六判組版・印刷実験大劇場」
では金属活字による活版印刷・鉛版印刷の実践、7人のグラフィックデザイナ
ーによる「四六判書籍」の組版作例(DTP組版・組版専用システム)を中心
に展開されて見ごたえ、読みごたえ充分です。特に近年、姿を消しつつある新
鋳活字による活版印刷の実践は非常に珍しい作例として話題となるものと思い
ます。

書名:PREMedia-Part12
体裁:A4判・本文160頁
定価:本体2381円
発売元:株/印刷出版研究所(電話03-3267-6231 FAX03-3268-5265)

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高精細大判インクジェットプリンタ用出力マテリアル
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大判出力体験キャンペーン
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リンタに対応する16種類の出力マテリアルをラインアップした「インクジェ
ットマテリアル ラージフォーマットシリーズ」が通常価格の半額で体験でき
る「大判出力体験キャンペーン」を、11月8日より、全国のToo 及びプレゼ
ンハウス・トゥーの各店舗にて実施中。

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答した人の中から抽選で3名に、「インクジェットマテリアル ラージフォー
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口まで持参。チケットの代わりにこのキャンペーンについて掲載された新聞・
雑誌の掲載部分のコピーでも可。
最大出力サイズ・・・B1サイズまで
対象・・・インクジェットマテリアル ラージフォーマットシリーズ
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ダブルチャンスプレゼント
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Webでのアンケート受付期間 10月18日(月)~12月10日(金)

インクジェットマテリアル ラージフォーマットシリーズについて
http://www.too.com/market20/ijml/

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■編集後記(11/17)
・G4導入のため、仕事机を手前に移動し、マシンたちの背後にまわりこめる
スペースをつくった。モニタも動かした。とたんに、なんかヘンだな~って体
が訴える。いままでのモニタ位置とは微妙にズレたせいで、なんかおかしい。
背中の筋が痛い。腰もうっとーしー。目も疲れる。人の体って不思議。(柴田)

・喉が痛い。最近疲労でダウンしていたというのに、今度は喉からの風邪ぇ?
ふふふん。そういう時には、のど飴やトローチよりも「のどぬ~るスプレー」。
前身は「のどぬ~る綿棒」と「のどぬ~る液」。患部に綿棒で塗るのだ。その
後、別会社のものよりも先に、「のどぬ~るスプレー」として携帯可能なもの
になったが味がまずいまずい。風邪薬の「改源」もそうなのだが、このまずさ
が癖になる。のぼせてだるくて危ないと思ったら出先で「改源」を水なしで飲
んだりする。これらの味に慣れた頃使った別会社の類似品は、ミント入りでイ
ヤだなぁと思っていたら、この「のどぬ~る」までもそうなってしまった。そ
して今年買った「のどぬ~る」は、ノズルが改良されていた。ううむ、いつも
かゆいところに手の届く小林製薬。進歩的だぜ小林製薬。ネーミングに爆笑さ
せてくれる小林製薬。大好きだ~~! 密かなファン。(hammer.mule)
http://www.kobayashi.co.jp/index.html

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://rap.tegami.com/mag2/>、
Macky!<http://macky.nifty.ne.jp/>、Pubzine<http://www.pubzine.com/>、
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