[0514] もう、Photoshopはいらない!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0514   2000/01/25.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 14816部
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 <市民の第一の義務は安静です。あせっても無駄です>

■デジクリトーク「月刊・森川」
 もう、Photoshopはいらない!
森川眞行

■デジクリトーク
 風邪ひきのうわ言 ウイルス異見
 魚住耕司
 
■公募案内
 第4回日本デジタルアートコンテスト 応募締め切りは1月28日
 「ベネッセ賞」新設、子供のためになる作品が授賞対象 締切り2月10日

■連載 「ip2000」プロジェクト奮闘記 0007(1/25)
 タイミングのよいイベント発見
 川井拓也




■デジクリトーク 「月刊・森川」
もう、Photoshopはいらない!

森川眞行
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今月から「月刊・森川」なるコーナーを作っていただいた。月刊ならばネタ切
れすることもなく原稿が書けるだろう…という柴田編集長の有り難きご配慮で
ある。

さて、今回は何を書こう…。実はネタはいっぱいある。久しぶりの登場でアレ
もコレも書きたいのだが… とりあえずは Fireworks である。バージョン3 で
ある。御存じのように Fireworks がバージョンアップして発売された。トラ
イアルバージョンもマクロメディアの Web サイトからダウンロードが開始に
なった。今回は Dreamweaver も同時にバージョンアップした。こちらもバー
ジョン3。

それにしても早い。スピードが。早すぎる!

Fireworks と Dreamweaver は前回のバージョンで、ほとんど完成したと思っ
ていた。特にふたつの組み合わせによるワークフローは完璧である。この組み
合わせ以外で HTML の仕事をしている人は可哀想だと真剣に思う。まあ他人事
だから知らんけどさ。ちゃんとした仕事をしたかったら、やっぱコレだよな。

…で、Fireworks も Dreamweaver もバージョン3で、何をするのだろう? と
思っていた。DTP 系のソフトウエアのようにお茶を濁すようなバージョンアッ
プになるのでは…という不安もあった。今までのバージョンに足りないモノを
新しいバージョンで補う…ってのがフツーに考えるバージョンアップ。

そおゆう意味では、Fireworks3 のラスターイメージコントロールの強化は、
まさに足りない部分を補うバージョンアップだ。

言ってほしかったコトバを言ってやる。
耳をかっぽじって、よく聞け!

「もう、Photoshopはいらない!」

昔、柴田編集長に「Fireworks ってどんなソフト」って聞かれて「Illustrator
と Photoshop が合体したようなソフトです」と説明した。柴田さんは「それ
が本当なら凄い!」と言った。…けど、実は森川はこっそり Photoshop を使っ
ていた(笑)。それは Fireworks だけでは画像の補正、特にカラーコレクショ
ンを行うことができなかったからだ。

Web は DTP のように高解像度を扱うこともなく、色の再現もモニタ上で行え
ばオッケーという、画像制作者にとってはありがたい媒体である。だが、それ
でもスキャンニングした画像や、デジカメで撮影した画像をそのまま掲載する
ような事はできない。それなりに適正な補正が必要である。スキャナやデジカ
メの特性によって色カブリやレベルを補正しなくてはならない。プロの仕事と
はそおゆうものだ。

そのために、僕は Photoshop を使っていた。もちろん Fireworks2 のエクス
トラに PhotoOptics というフィルタによって、ある程度のレベルやカラーの
補正を行うことはできたのだが、やはり Photoshop にはかなわない。

ところが、Fireworks はバージョン3 になって、トーンカーブによるガンマ補
正。ヒストグラムを表示したレベル補正を行うことが可能になった。そのイン
ターフェイスは呆れる程(笑)Photoshop にソックリである。というか、完璧
に Photoshop のカラー補正機能がそのまま追加されているといっても過言で
は無い。さらに、それらを効果的に行うために、選択範囲のコントロールも、
Photoshopと同じコマンドがいくつか追加されているのである。

…ト書いて、「そうか…やっと Fireworks は Photoshop に追い付いたのだな
…」と思った人も多いでしょう。ところが、それよりももっとスゴイことを
Fireworks3 はやってのけたのである。トーンカーブ、レベル補正、色相、彩
度、明度のコントロールをはじめとして、ガウスぼかしやアンシャープマスク
までのフィルタ効果をライブエフェクトとしてオブジェクトに適用可能にして
しまったのじゃ!

さらに、Photoshop のフィルタもライブエフェクトとし使用可能になった。つ
まりベジェ曲線を使って描いたオブジェクトに、Photoshop のフィルタを適用
し、適用後もベジェ曲線の編集が可能だと言うこと。テキストツールで作成し
たタイトルに「ガウスぼかし」や Photoshop の「ステンドグラス」などのフ
ィルタを適用した後も、テキスト状態の編集は可能であるということ。

…これってすごくない? 今考えられるラスターイメージでのフィルタワーク
では最新の技術なんじゃないかな。けど、今回のバージョンアップでは実はそ
んなことは、どおでもいいんです。うーん、どうでもいい…ってことはないん
だけど、もっと凄いことがあるのです。

だからね、もう Photoshop と比べることもあまり重要ではなくなったんです
よ。Photoshop だけでなく、他のソフトウェアと比較する必要がない。比較の
しようがないです。そんな次元じゃないです。悪いけど。

もっとすごいこと。それは Dreamweaver との連携です。

Fireworks と Dreamweaver の連携は、前回のバージョンでも修正や訂正作業
でシームレスな環境を提案してましたね。Dreamweaver から Fireworks を起
動させたりして。

今回の連携は、さらに凄くなっています。キーワードは JavaScript。

Fireworks も Dreamweaver も、ドキュメント作成中の工程をすべてアプリケ
ーションに記憶できる(ちなみに Fireworks は[履歴]Dreamweaver は[ヒ
ストリ]という名称になります)。[ヒストリ]パネルにはドキュメント制作
時の作業工程がすべて表示されており、パネル内のスライダを動かせば、数ス
テップ前の工程に戻ったり、数ステップ前の工程を再実行できるようになって
いるのです。

ちょうど Photoshop の[ヒストリー]と同じなんだけど、目的が全然異なる
のです。単に作業工程をメモリするだけではなく、記録した工程をコマンドと
して、保存できるのです。コマンドとして保存された書類は、JavaScript に
よって記述されている。ここがミソ。つまり一旦書き出したコマンドを Java
Script に精通していれば、さらに高度にカスタマイズできるのです。

この JavaScript による書類のカスタマイズが今回の連携の最大の特徴なんす
よ。Dreamweaver のコマンドで Fireworks に命令を与えることができるので
す。正確には Dreamweaver の JavaScript のコマンドから、Fireworks のJava
Script のコマンドを制御することができる。…ということなんです。
わかるかな? いいや、わかんなくても。あまりわかる人が多くない方がいい
です(笑)。

実はこの機能、Web デザインを本業にしている森川にとって、とても脅威の機
能なんですよね。Fireworks に出会ってから、あまりの素晴らしさと便利さに
感動し、今まで多くのノウハウをデジクリや解説本やセミナーで説明してきま
した。周囲からは「そんなにノウハウを公開して、大丈夫? 本業に差し支え
ない?」なんて心配されたこともあります。

けど、そんなコトより多くのユーザーに Fireworks の良さを知ってもらうこ
との方が大切だった、だから次々にノウハウを公開してきた。でも今回のこの
機能は、本当にコワイ。下手すると Web デザイナーの生命線に関わる機能。
中途半端な自称 Web デザイナーは本当に真面目に仕事に取り組まないとマジ
で危ない。Web バブリーはそんなに長く続かないぞ。

この二つのアプリケーションの連携は、多くの Web サイト構築の仕事のワー
クフローを大きく変えてしまうだろう。この二つの連携を使いこなすことによ
って短時間で効果的なファイルを次々に自動生成する。そんな危機感を感じて
いる。はっきり言って早いもん勝ち。

だから、森川もこうやって金儲けのネタをバラしている場合ではないのです。

…とか言いつつも、今回もまたドサ回りセミナーを行って、この感動的な機能
を全国行脚しようかな…なんて思っています。今回は原稿を書くよりも、実際
にデモを見てもらうのが一番です。ほんまに。まだ詳しいスケジュールは決ま
ってませんが、決まり次第、デジクリあるいは僕の Web サイトでお知らせし
ます。

この連携で、本当に Web デザインのワークフローが大きく変わります。それ
は誰でも出来ることじゃありません。けど、このノウハウを手にしたクリエイ
ターは、必ずや一獲千金を狙えることでしょう。

さて、復帰第一回の原稿。読み返してみると、なんだか勝手にひとりで興奮し
ていてヘン。すんません。でも本当に興奮しています。スゴイことが起きてい
ます。月に一回の連載ですけど、次回は再度このあたりの話を具体的にしてい
こうか…と思っています。

森川眞行(もりかわまさゆき)
morikawa@siliconcafe.com
http://www.siliconcafe.com/

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■デジクリトーク 
風邪ひきのうわ言 ウイルス異見

魚住耕司
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デジクリ読者の皆様、インフルエンザが流行の兆しを見せておりますが、いか
がお過ごしでしょうか? 健康的に、或いは不健康に漬かれるだけの体力をも
って、創作に励んでおられるのでしょうか?

もし不幸にして貴方に病人としての才能があるなら、

「市民の第一の義務は安静です。あせっても無駄です」

インフルエンザでダウォスのサナトリウムまで上がってください、などとはい
いませんが、どうぞ「大人しく車庫に入ってください」それが一番です。

と、偉そうに書いている私は、北九州に住む魚住と申します。新年早々に風邪
をひいたのが居座ってしまい、ここ数日は節々の痛みに困惑しつつ、「バイク
屋のおっさんに頼んでミッションオイル差して貰うか? しかし俺に差したら、
経費は資材から出るのか? 共済(保険)からでるのか?」などと微熱の「ほ
ろ酔い」状態で、とぼけたうわ言を呟きながら働いている(気になっている)
郵便局の総務屋さんで赤バイクの管理者です。

昨年、何度かイベントの紹介などでデジクリにお邪魔させて頂いたことがあり
ます。今年は、月一回、妙なことを書き散らしに現れますのでよろしくお願い
をいたしますm(..)m

咳をするたびに頭が疼く状態で、昨日、面白いニュースを見ました。「スペイ
ンで、氷が降っている」というのです。4キロもあるような大きな氷が空から
降っている、と。翌日の新聞にも掲載されているところを見ると、嘘やデマで
はないようです。

最初は、「あぁ、何しろスペイン風邪と言うくらいだから、あっちの人も熱を
下げたいんだねぇ」という感想を抱いたのですが、「何処から」について、ち
ょっと気になる説が出てきたので注目しています。

航空機が捨てた排泄物、という説や雹、という説があるそうですが、それにし
ては大き過ぎる、ということで決定的な説が無く「彗星のかけらではないか?」
という説が出ているというのです。

「それなら、皆ベタベタと触って大丈夫か?」と思いました。

唐突ですが、命の起源は何処にあるか? の仮説の中に、「宇宙空間説」があ
るのです。皆さん荒唐無稽かオカルトだと思われるかもしれません。命の元で
ある「有機化合物」は、地球の誕生とその後の安定の中で組成された、と信じ
られていました。宇宙空間は、元素が密度薄くばら撒かれている、複雑な化合
物が生まれようがない冷たい静止した無の空間だと。

ところが、最近の研究によれば、実は星間物質と呼ばれるもの、簡単に言えば、
我々が「星雲」と呼ぶ星の元では、アミノ酸の元になるような複雑な有機化合
物が形成されるらしいが、原始地球の環境は、逆に化合物を分解してしまう、
ということが推定されているらしいのです。

と言う事は、今までとは逆の推論が成り立ちます。太陽系や地球の形成期、有
機化合物は存在したが、無数のチリや分子の雲が集まり・溶け・融合する過程
で、それを壊しながら地球は誕生した。

そして、惑星の生みの苦しみが終わり環境が落ちついた後、アミノ酸の元にな
るような有機化合物は「外(宇宙空間)」から運ばれてきた・・・。

さて、生命起源の宇宙空間説を取るとして、では、一体誰が命の元となる有機
化合物を運んできたのでしょうか?

そこで、注目されるのが、はるか太陽系の周縁、惑星形成に使われる事がなか
った原材料が浮かぶ空間から、重力に引き寄せられて地球周辺に現れる彗星達
です。皆さんも木星に特攻して散っていったシューメーカー・レビー第9 彗星
や、全天に百度の尾をたなびかせた百武彗星はまだ記憶されている、と思いま
す。或いは日本は袖にされましたが、獅子座流星群のような流星も、彗星の落
し物です。

命の元は太陽に近づく彗星の中で形成され、地球に吸い寄せられて着地、そし
て地球の環境で命が誕生した。という話は、いかがでしょうか?

この説に従うと、「宇宙は、花開く日を待っている命の種にあふれている」と
いうロマンチックな話ができます。「宇宙は命の歌を詠いたがっている」「我
々の命の元は、可能性に賭けてこの星に降ってきた。そして、この星はそれを
今日まで育み続けてきた」とか・・・。口から出任せのスローガンには事欠か
ないで喋ることができます。

昔、ガイア説(地球そのものが一つの生物体)というのが言われましたが、私
は違和感を感じて、「そんな話より、『そろそろ地球に親孝行』の方が、気持
ちに訴えるのと違うかな?」とか言ってきた人間ですが、宇宙空間説に従えば、
地球と人間の間に新しい情緒とか情感が生まれる気がします。

と、ここまでなら、科学系の話で、少々きてるけどわりとマジ、みたいですが、
ここから思いっきり「トンデモ系」へ突き進みます^^;

さて、この話の始め、私はスペインに降ってきた氷について、「ベタベタ触っ
て大丈夫か」と書きました。

考えてみてください。もし、命の元が宇宙で形成されたのならば、それは今も
続いているはずです。そして、命の元のみならず、もっと先のモノがヒョンな
ことから生まれないとも限らないのではないでしょうか?

何十億年も前に、我々の命の元がこの星に降って来て、現在の繁栄があるなら、
今日降ってくる命の元や、まかり間違ってより命に近くなった物質が今から店
を広げても、「来るな」とは言えないでしょう・・・。

命なのか、命ではない物質なのか、その境界線にいる生き物がいます。そうで
す。今、私にこのうわ言を書かせている熱の原因や、貴方の腹痛・関節痛の原
因、「インフルエンザ」に代表される「ウイルス」達・・・。もし、彼らの一
部は宇宙で生まれたものだとしたら・・・?

昔、彗星は「禍禍しさ」の象徴だったそうです。我々はそれをその姿態の為と
理解しています。確かに、百武彗星の時など、観測に子供を連れていったら、
怯えて車から降りなかった、という話があるそうです。しかし、本当にそれだ
けなのでしょうか?

スペインで、新しいスペイン風邪が流行らなければいいけど・・・。
と、ほろ酔いの微熱の中で思います。

以上、風邪ひきのうわ言でしたm(..)m

【うおずみ・こうじ】uozumi@mxj.mesh.ne.jp
いよいよ今年で「郵政省」が最後の年。来年はどうなる? と不安を抱いてい
る手に職のない郵便屋さん。監察の考査でうちの局の評価が高かったのは、私
が提出する帳簿類を持たない点と、
"http://mojiko.com/post/"
を風邪を押して作っていることがポイントを上げたに違いない、と無理やり自
分にも功績があると思いたがっている、無芸大食気はやさしくて力もない34歳。
     
門司港ポータル&LIVE Station
(カウントダウン録画放映中)
http://www.mojiko.com

マルチメディア心肺蘇生術マニュアル
http://member.nifty.ne.jp/goka/abc/

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■公募案内
第4回日本デジタルアートコンテスト 応募締め切りは1月28日
「ベネッセ賞」新設、子供のためになる作品が授賞対象 締切り2月10日
http://www.agosto.com/artcon/artcon.html
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<募集要項の一部>

・テーマ
自由。パソコンを使ったデザイン/イラスト/アート/マルチメディア作品で
あること。(未発表作品または他のコンテストに未応募の商業作品)

・部門
A. イラスト・ファインアート部門(コマーシャルアート含む)架空のクライ
アントを対象として制作されたもので、ロゴやコピーが入っていても可。クラ
イアントが実在する場合はクライアントに応募の許可をとること。
B. フォトイメージング部門
デジタルカメラで撮影したものやロイヤリティフリーの素材などを使った作品。
C. Web/インタラクティブ部門
D. QuickTime Movie/QuickTime VR 部門
E. 3D /キャラクター部門(新設)
オリジナルまたはロイヤリティフリーのモデリングデータを使用した人物・動
植物・ロボットなどのキャラクターデザイン

★新設★
子供のためになる作品部門(仮称) 表現手法はイラスト・ファインアート、
フォトイメージング、Web /インタラクティブ、QuickTime Movie/Quick
Time VR など自由。

・応募資格
プロフェッショナル、アマチュアを問わずデジタルアートを志す人。

・作品受付期間
平成12年1月6日(火)~1月28日(金)に運営事務局必着
郵送または持参(平日10時~18時/土日、祭日休業)

★新設★
子供のためになる作品部門は2月10日(木)

・審査発表
4月19日(水)~21日(金)DIGITAL ART EXPO TOKYO 2000

(以下略)

・応募方法、作品形態などは、募集要項を参照。
・お問い合わせ、応募先:日本デジタルアートコンテスト運営事務局
(ティー・アンド・アール(株)内)
〒162-0065東京都新宿区住吉町7-1 福松ビル9階
TEL.03-3226-8021 FAX.03-3226-7854

▼とつぜん発表された「子供のためになる作品部門」(仮称)これはねらいが
はっきりしているから応募しやすのでは? めざせデジクリ!


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■連載 「ip2000」プロジェクト奮闘記 0007(1/25)
タイミングのよいイベント発見

川井拓也
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さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ複数のコンテンツを制作して
いくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、それだけではま
だ企画として甘いですね。なにを? 誰が? どうやって作って行くのか?

企画を詰めながらこの「夢」を会った人すべてに話していこうと思って、私の
2000年が始まりました。まずはその骨格をしっかりとプレゼンテーションでき
るようにして、そこから肉を2 ヶ月かけてつけて、スポンサーを探し最終ゴー
ルである5 月のスタートを目指します。そのためのプレゼンテーションツール
は非常にインパクトのあるものにしたいと考えています。

私は仕事上、パワーポイントの動画リンクプレゼンなどを代理店やクライアン
トの前で行うことが多いのですが、どう工夫してもデジタルのプレゼンという
のはそのスクリーンからはみださんばかりのワクワク感は与えてくれないもの
です。

それよりエネルギッシュな人の話すプレゼンの方がはるかにおもしろい!

QFRONT で見たビクターのDV ビデオひとつで現れた神田さんのプレゼンは非常
にエキサイティングでした。まさにインスパイアー! 負けてなるか!

だから、今回のこの企画のプレゼンは旅行用アタッシュケースをベースに作ろ
うと思います。中に世界地図を入れ、それを加工して液晶モニターを寄港地に
置きます。

VAIO C1 などのノートブックにコンポジットステーションをいれて、複数のイ
メージ映像クリップをいれて、スイッチングしながらプレゼンテーションしま
す。もちろん、船の軌跡は電気で表示されます。よく駅前にある、押すと電気
のつく地図に近いイメージですね。

と、思っていたら土曜のデジクリにちょうどいいプレゼンテーションのイベン
トがあることに気がつきました。なになに?

「プレゼンテーション競演会 DAP―だっぷ 弾もう」

おおっ!DAPとは波紋の意味! なんと「ip2000」プロジェクトの主旨とぴった
りではないか!! 既に話した賛同者に興奮気味にメール! サブジェクトは
「これで ip2000 プレゼンするっす、ハアハア」送信ボタンを押した後よく読
むと「CG作品に限る・・」

うーむ、実写のつもりだったが・・・しかししかし、このプレゼンというもの
とコンテンツ公募を一緒にしてしまったユニークな企画に参加しない手はない!
じゃ、CGも作ってしまえ!

ということはプレゼン前にCG作れる賛同者探さないと・・。
(続く)

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■編集後記(1/00)
・おもしろい!!!! 嵐山光三郎「追悼の達人」。明治・大正・昭和の文豪
49人が没年順に登場する。死んで追悼される立場で。嵐山さんが追悼に目をつ
けたのは、追悼には本心が出る、追悼文を集めて分析すれば死んだ作家の声望
や人間や、追悼する作家の本心や、その時代の空気がおのずと立ちあらわれる
だろうという狙い(だろうと思う)。さすがの企画力だが、そこまでは考えつ
く人はいよう。だが、その料理の手さばきたるや、、、すごい。わたしは文学
方面は人名と作品名しかしらないが、この本を読むと作家の評価や人間関係が
手にとるようにわかり、おもわず相関図を書いてみたくなる。昨年末発行の書
籍だが、早くもわたしの読書2000年ベスト作品が決まってしまった。(柴田)

・ヤフーオークションが面白い。念願だったソフトバレエのインディーズ盤を
落札できて嬉しい。自分の持っているものにもお宝はいっぱいあるのだが、い
ちいち取引するのが面倒なのでついつい捨ててしまう。こりゃお金儲けはでき
んのぉ。書籍にしても図書館に寄付しちゃうし。シュワちゃんや沢口靖子のテ
レカを懸賞でもらったことがあるが、オークションでは安い値しかついていな
いので、自分で使うことに決めた。椎名林檎の限定盤に高値がついていてびっ
くりした。手続き面倒だけど売ってもいいな。音が聞けたらいいし。シャズナ
に関するものはひとつとして持っていないが、サインを人にあげてしまったの
で、どのくらいの値段になったのかと調べたら買い手がおらず、メディアが煽
ってもオークションでは正直なものだなぁとうなづいていたりする。台湾での
人気が凄いらしいので、あっちのヤフーなら高値がつく気もするけれど。この
オークションではキーワード検索ができるのだが、思ったよりも欲しいものの
少ないことに気付く。雑誌や通販のカタログを見ていたら欲しいものはどんど
ん出てくるのに。買わされているってことかな。      (hammer.mule)
http://auctions.yahoo.co.jp/

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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