[0535] 嫌なことがあったときに見る映画

投稿:  著者:  読了時間:16分(本文:約7,900文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0535   2000/02/19.Sat発行
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 <さぶいぼがでるくらいきらいだ>

■デジクリトーク
 嫌なことがあったときに見る映画
 十河 進
 
■デジクリトーク <日刊!関西インターネットプレス 第605号より転載>
 オタク=プロへの道
 岸本栄司
 
■WEBサイト情報
 デザイン総合サイト「デックスウェブ」オープン
 


■デジクリトーク
嫌なことがあったときに見る映画

十河 進
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暮れに村上春樹の新刊「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」を読ん
でいたら、「僕は何かすごくいやなことがあると、いつもビデオで『静かなる
男』を見ることにしている」という文章が出てきた。

僕も「静かなる男」は好きだから急に見たくなり、村上さんの本は途中にして
ビデオを取り出した。「もし僕らのことばが~」はとにかく文章が少なくて、
村上陽子さんの写真で水増ししたような本だから、こんな風に寄り道しないと
すぐに読めてしまう。

「もし僕らのことばが~」はスコットランドとアイルランドを旅してウィスキ
ーを飲み続け、それについて書いた夢のような本だから、一気に読んでしまっ
てはもったいないということもあり、とりあえず僕は「静かなる男」を数年ぶ
りに見始めた。

ジョン・フォード監督作品「静かなる男」は、1952年9 月14日にアメリカで公
開された。朝鮮戦争は続いており、マッカーシズムが吹き荒れ、ハリウッドも
赤狩りに巻き込まれていた。人々が不信と不安におののいていた時期の映画で
ある。

フォードは1939年に「駅馬車」、1940年に「怒りの葡萄」、1941年に「わが谷
は緑なりき」とたてつづけに名作を放ち、そのまま軍務に付き戦闘の記録映画
を撮る。大戦後は1946年に「荒野の決闘」、1948年から1950年にかけては「ア
パッチ砦」「黄色いリボン」「リオ・グランデの砦」のいわゆる騎兵隊三部作
を完成させている。

「静かなる男」の後、1956年に「捜索者」、1962年に「リバティ・バランスを
射った男」という西部劇の名作を作っているから、1952年の頃はまさに円熟の
境地に入った時期である。1895年の生まれだから、フォードは57歳だった。

「静かなる男」は、西部劇作家のイメージが強いフォードの現代劇(もちろん
1950年代の)である。ツイードのジャケットを着てトレンチコートを腕に掛け
たジョン・ウェインが、アイルランドの田舎町の駅に着くところから物語は始
まる。

フォード映画に出くるジョン・ウェインはとてもいい。日本でも戦前に公開さ
れた「駅馬車」のリンゴオ・キッドが彼の出世作になったから、さすがのウェ
インもフォードにだけは心酔していた節がある。

ハワード・ホークスなどの映画では、粗雑で荒々しく、それが西部男だと信じ
ている単純なキャラクターのイメージがあるウェインが、フォード映画では様
々に複雑なキャラクターを演じている。

「静かなる男」の主人公もそうだ。アメリカでボクサーとして活躍していたが
試合でチャンピオンを死なせてしまった男は「静かなる男」として生まれ故郷
に帰ってきて、先祖の土地を買い戻し隣の家の娘を妻にする。だが、妻の兄と
の確執がついに爆発して初めて義兄を殴る。

それからは壮絶かつユーモアあふれる殴り合いが続く。村中の人間が見物に集
まってくる。どちらが勝つか、賭けが始まる。お祭り騒ぎである。殴り合いが
終わった後、ふたりは心を通い合わせる。

そう、宮崎ファンのあなた、思い出しましたね。もちろん、宮崎駿の「紅の豚」
の最後の長い長い殴り合いは、「静かなる男」へのオマージュです。「紅の豚」
は、ほとんどすべてのシーンが先行する映画あるいは物語の記憶にあふれた幸
福なアニメーションだった。

「リバティ・バランスを射った男」のウェインも素敵だ。主人公ジェームス・
スチュアートが上院議員として妻とともに西部の街に着くところから映画は始
まる。ふたりは、かつての友人ジョン・ウェインが死んだという知らせを受け
て葬儀に出席するために帰ってきたのだ。

ジェームス・スチュアートは無法者リバティ・バランスに敢然と立ち向かい、
バランスに勝ったことで有名になり、やがて上院議員になったのだが、実は愛
する女のために陰ながら彼を見守っていた男がいた。ウェインである。彼は愛
する女もスチュアートに譲り、やがて貧窮のうちに死んでいく。

「捜索者」のジョン・ウェインも複雑なキャラクターだ。愛する兄一家をイン
ディアンに惨殺され、惟一人さらわれた幼い姪を探して十年、主人公はインデ
ィアンを追い続ける。

彼は誰よりもインディアンに詳しくなり、ある意味では最もインディアンを理
解する男になる。あるものを憎み続け、そのすべてを理解できるようになった
孤独な男の悲劇である。

やがて、主人公は姪を見つけるが、彼女は大人の女になっており、インディア
ンの妻として生活していた。英語もほとんど忘れている。彼はインディアンを
憎むあまり、インディアンになってしまった姪を殺そうとさえする。

ラストシーン、逃げる姪を馬の上から抱き上げ、姪の名を呼んで「家へ帰ろう」
というジョン・ウェイン。もしかしたら、その直前までは本当に殺すつもりだ
ったのかもしれないとさえうかがわせる、愛憎に振れて揺れ動く複雑なキャラ
クターだった。

「捜索者」のラストシーン、ナタリー・ウッドを抱き上げるウェインの馬上の
勇姿を思い浮かべるたびに、僕は涙を禁じ得ない。同じように、退役直前の軍
人を演じた老けメイクのウェインが妻の墓の前に佇む「黄色いリボン」のシー
ンを思い出すたびに涙する。

「捜索者」はアカデミー賞を獲るだろうと言われたが、やはりアカデミー賞は
西部劇に冷たかった。フォードは6 回ほどオスカーを手にしているが、対象は
すべて西部劇以外のはずである。ウェインが主演男優賞を獲得するには「勇気
ある追跡」まで待たねばならなかった。

ジョン・フォードは男らしい監督で、男の映画を撮り続けたイメージがあるが、
その映画は繊細な感性に充ちた細やかな作品ばかりだ。男の映画を撮り続けた
フォードの最後の劇映画が「荒野の女たち」という女性映画なのは、実は意外
でも何でもない。

フォードは常に女性を称え、尊敬を持って描いてきた。「怒りの葡萄」や「我
が谷は緑なりき」の包容力あふれる母親像、「荒野の決闘」のミス・クレメン
タインに代表される貴婦人像、「静かなる男」のモーリン・オハラや「リバテ
ィ・バランスを射った男」のヴェラ・マイルズのような誇り高く情熱的な女性
像などなど、フォードは決して脳天気なマッチョの西部劇監督ではなかった。

いや、フォードは進歩的でリベラルだったのかもしれない。こんなエピソード
が残っている。

1950年代、赤狩りの嵐が吹き荒れていた頃のこと。監督協会の集まりがあった。
マッカーシー上院議員の尻馬に乗り「ハリウッドから共産主義者を追放しろ」
と叫んでいたのは「十戒」のセシル・B・デミル。その集会にフォードは野球
帽とスニーカーで出席し、立ち上がって口を開いた。

「私の名は、ジョン・フォード。西部劇を作る男だ」

デミルの作品を称えた後、彼は続けた。
「しかし、私はあんたが嫌いだよ、C.B。そして、あんたが今夜ここで長った
らしい演説をぶったことも好かん。私は、ジョー・マンキーウィッツに信任の
一票を提案する。それがすんだら、みんな家へ帰って、下らないことなんか忘
れて寝てしまおうじゃないか」

マンキーウィッツは、この日「アカ」だという告発を受けていた監督だ。この
フォードの発言の後、参加者はみんなフォードの言う通りにした。

この発言はフォードの面目躍如の感がして、僕は好きだ。イデオロギーの問題
ではなく、フォードの信義や美学、生き方がうかがえるエピソードである。

「私の名は、ジョン・フォード。西部劇を作る男だ」という発言には、彼の自
負を、仕事に対する誇りを感じる(その場にいた全員がフォードのことも、そ
の作品のこともよく知っていたのだ)。

「みんな家へ帰って、下らないことなんか忘れて寝てしまおうじゃないか」と
いう発言には、口舌の徒、体制に媚びる追従者、弱者を迫害しようとする似非
権力者たちへの嫌悪が感じられるし、馬鹿は相手にしたくないという超然とし
た姿勢があって心地よい。

フォードが描き続けたのは、自分の信念に従い、誇り高く生きる人間たちであ
る。自分の仕事に忠実に、誇りを持って打ち込む人々を肯定してきた。

彼らは大恐慌を生き抜く労働者であったり、辺境の砦を警備する騎兵隊員であ
ったり、一家で働く炭坑労働者であったり、荒れた西部の街の保安官であった
りしても、常にフォードの理想の人間たちだったのだ。

フォードを称えるアメリカのテレビの特番に、晩年のフォードが車椅子に乗っ
て出てきた姿を見たことがある。例の黒いアイパッチをして眼鏡をかけていた。
全員がスタンディング・オベーションで迎えた。アメリカで最も尊敬された監
督だった。

ジョン・フォードは1973年8 月31日に癌で死んだ。死の間際にも長年助監督を
つとめた人物を呼び、「仕事の準備はいいな」と尋ねたという。うらやましい
人生であった。

そんな人物が撮った映画は、心を洗い流し、魂を浄化させてくれる。だから、
嫌なことがあったときには、精神の浄化剤「フォード印の映画」を改めてお勧
めする。かの現代の文豪・村上春樹さんも実践しているそうだから……。

【そごう・すすむ】DG@genkosha.co.jp http://www.genkosha.co.jp/dg/
玄光社勤務。現在は季刊DG/デジタルグラフィ編集長。フォードファンが嫌う
映画が「馬上の二人」だ。リチャード・ウィドマークが好きな僕としては不服
を唱えたいのですが。

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■デジクリトーク <日刊!関西インターネットプレス 第605号より転載>
オタク=プロへの道

岸本栄司 EASY 電子通販ショップ 代表
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モノを売るのに、サービスを業としたいのに自分のジャンルにオタクでないヤ
ツはきらいだ。さぶいぼがでるくらいきらいだ。お金を得ることができるのは
プロだけでありシゴトでお金を得たことがないヤツはアマチュアである。プロ
とは自分のすべてをかけてシゴトに取り組んでいる者であり自分のすべてをか
けてないヤツをアマチュアと言う。夢と予定だけだはお金を得られるはずがな
いんだよ。アマちゃんたちよ。

不思議なことだがそれぞれのプロからみればメールならたった一語、電話でも
たったひとことでプロかアマチュアをたいてい見分けることができる。ただし
たまには失敗し「もーからんシゴト」を少々やってることがあっても、プロは
たいていそれを自覚しているものである。

なにがプロでなにがアマチュアか。それは自分のお金を得る手段であるべき自
分の道をはっきり決めて行動指針とし、それを極める努力をしているかしてい
ないかが分岐点になる。アマチュアとは現時点に満足する者だしプロとは現状
に満足しない者を言う。プロとは今の自分のシゴトに満足せず、さらにいつで
も上を目指す者のことである。

上を目指していると取引形態や慣習やらシゴトの進め方や話しのもって行き方
などたくさんのことが見えてくる。またぼくの場合なら新しい商品や米国での
衣料業界の状況などが少しだけ見えてくる。見えてくればほんの少々の未来に
どんなことが起こってくるのかがほんの少し見えてくるものだ。見えてきたら
行動、すぐに行動。これがプロの技である。

今、ぼくのように?インターネットがなければ生活が成り立たない者にとって
必要とされるのは「オタクへの道」である。ある一定のジャンルについては病
的によく知っている=これをオタクと言う?(ほんまかいな?)

このオタクの知識を持って、知ってるだけでなくその知識と行動力をお金に変
えていくのがプロである。なんにも知らない、お金への変換ができないヤツは
コドモであり単なるオタクである。持ちうる知識と商品と行動をすべてお金に
変えることができる者がプロと言われる者である。

これからこそネットビジネス界はその道のプロ=オタク? が成功の道だろう
と思っている。

【きしもと・えいじ】
有限会社イージー代表取締役。1995年10月より家業の一部門として店長業務兼
任で開始したinternet通販がおかげさまで好調に推移し、自身の事業として独
立を決断し1997年3月よりinternet通販専業会社代表として(有)Easyを設立、
現在に至る。「internet通販こそがひとりひとりのお客様にしっかり対応でき
る、お客様、販売者どちらにもすばらしい最高の販売方法と信じています」
http://www.easy.ne.jp

日刊!関西インターネットプレス
http://www.kip.net/

▼すべてのジャンルにプロとアマチュアがいる、という先週の十河さんのトー
クと同じ日に「日刊!関西インターネットプレス」に掲載された岸本さんのト
ーク。奇しくも同じテーマであった。岸本さんの快諾を得て掲載します。

柴田「ん~。トゆうことは、おれたちアマじゃないか」
ハマムラ「わははは」

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■WEBサイト情報
デザイン総合サイト「デックスウェブ」オープン
http://www.dex.ne.jp/
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A&Pコーディネータージャパン2月15日からデザイン総合サイト「デックスウェ
ブ」を開設した。同時に2月1日付で社名も「デザインエクスチェンジ(略称:
デックス) に変更し、サービス名と同じにした。

DesignEXchange WEB(通称「DEX」)は、「デザインをもっと身近に」をコン
セプトに、デジタル素材のダウンロード販売をはじめ、デザイン関連商品の販
売、ニュース、コミュニティー等、さまざまな番組をご提供する、会員制のデ
ザインのポータルサイトを目指す。

たとえば、gu-mantan webは、デジタルコンテンツライブラリ。
D1 description は、ニコンD1で撮影したデジタル写真のアーカイブ。
Artist Indexは、自動登録ができるアーティスト検索システムなど。

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■編集後記(2/19)
・1 日3 回のハニー号の散歩である。寒い朝は犬のくせに寝坊で、散歩行くぞ
と言っても座り込んだまま動かなかったりする。夏は5 時半ごろから騒いでい
たこともあるのにいまは8 時少し前だ。午後3 時と8 時は定刻通り催促する。
で、コースが一定とはどういうことだろう。こっちがコースを変えようとする
と突っぱっていやがる。無理矢理かえたら散歩の間中、逃げるように歩く。こ
わいらしい。何がって、犬がこわいらしい。お前はなにさまなんだ。ヒトのつ
もりなのか。これはあまりに甘い育て方をしたからであろうか。(柴田)

・いま恥ずかしくてヤダナと思う言葉。「ミレニアム」「iなんちゃら」「eな
んちゃら」「なんとか2000」「ハッカー対策」(ちゃうやろ!)「インターネ
ットを見たい」等々。誤用の場合は仕方ないけど死語っぽくてかっこわるいよ。
もうやめようよぅ。最初に言いだした人はいいんだけど、ちょっと増えすぎだ
よぅ。増えすぎると、意味が軽くなって、ノリになっちゃって、今度は使うの
に赤面するよぅ。来年は2001?キカイダー01はY2K?(おい!)「世紀末」はど
こに行ったんだぁ。でもそう思うと言葉って魔力だね。あれだけ不安感のあっ
た「世紀末」の代わりに「ミレニアム」が広まると、なんか幸せな世の中にい
る気がするもんね。よし、私の名前も(hammer.mule.2000)
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        森川眞行 

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