[0536] 日本初!? 無線IPによる「AirMac放送局」

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0536   2000/02/21.Mon発行
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 <デジタル子連れ狼!?>

■デジクリトーク
 日本初!? 無線IPによる「AirMac放送局」
 神田敏晶 

■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 00024 (2/21)
 逆転錯覚現象
 川井拓也

■デジクリトーク 「眠ル繭」制作楽屋落ちシリーズ 
 グラフィッカーは電気マグロの夢を見るか 
 もしくは、とあるグラフィッカーの悩み -5
 北田信明

■サイト開設案内
 CGアーティスト雨宮由理子の「TWOFACE」

■イベント案内
 Media Art in the World
 世界の最先端のディジタルアニメーションを無料で見られる!

■イベント案内
 第3回文化庁メディア芸術祭 授賞作品展とシンポジウム

■コンテスト案内 
「第21回 公募2000日本ジュウリーアート展」

■コンテスト案内 
「国際コンペティション名古屋デザインDO!」

■コンテスト案内 
「第12回 砂浜美術館Tシャツアート展」

■コンテスト案内 
「第3回 自由国民社ホームページ絵本大賞」

■コンテスト案内 
「MALL OF TV キャラクター募集」

■コンテスト案内 
「箱根小涌園 Spa Town in Forest(仮称) キャラクター募集」

■コンテスト案内 
地域マルチメディア・ハイウェイ実験協議会21が主催する
「高速インターネットWeb Site コンテスト 2000」締切りが2月25日に延期



■デジクリトーク
日本初!? 無線IPによる「AirMac放送局」

神田敏晶 
───────────────────────────────────
KNN神田です。

インフルエンザでゴホゴホいいながら幕張でのMACWORLDで、日本初の試みに挑
んでまいりました。ようやく日本でも"AirMac"というアップルの無線LAN 技術
が解禁となりました。今年の1 月にはサンフランシスコではじめて、無線を使
ったストリーミング放送が行われましたが、日本でもついに実現することがで
きました。

今まではRealVideoを使用したストリーミングで、慣れないWindowsを"苦使"し
ておりましたが、ようやくMac でも使用してチャレンジすることができました。

しかし、前例が無いことに挑むことって、なにもかも初めての事だらけなんで
すね。一番、苦労したのがMacOS X サーバ。一応、Mac のようなインターフェ
ースではあるのですが、どうやらコヤツは、UNIX なんでMac のまんまでドラ
ッグ&ドロップして簡単に動いてはくれません。しかしながら、Assistant 機
能のおかげで、どうやらセットアップは、ワケがわからないままですが、FTP
やらWWW サーバやらいろんな設定ができてしまうではありませんか!!。これ
はなかなかすばらしい…。ワケがわからないままでもセットアップができてし
まうところです。

セットアップが大変といわれるUNIX ですが、セットアップさえできてしまえ
ば、いろんな諸先輩の人が、リモートモードでヘルプしていただけます…。そ
の、そのセットアップさえできてしまえばあとは何とかなりそう。

今回のセットアップを解説しておきたいと思います。

サーバ側には、QuickTime Streaming Server をセットアップします。なんと
無料でダウンロードできるのです。そしてファイルをインストールしてしまえ
ば、どうやら勝手に動いてくれているようです(このあたりの事の技術的な事
はよくわかりません…)。そして、サーバが動いているかどうかは、とにかく
動かしてみる事でしか証明することができません(これで解説になっているの
か?)。

今回はぜひ、iBook を使用してのAirMac ストリーミングに挑戦したかったの
ですが、ハタと気付いた事に、iBook にはマイク端子がありません。USBのHUB
を経由して画像と音声の取り込みという方法も考えられたのですが、iBook ま
わりにゴチャゴチャと物がくっつくのがうざったいので、今回はPowerBook の
G3で放送する事にしました。

PowerBookG3 には、AirMac のベースステーション対応のNCR のWaveLAN カー
ドを使用。11Bb の転送スピードを誇ります。しかし、インストールしようと
して、びっくり! 最新のMacOS9 でしか、AirMac には対応できません。あわ
てて、Sofmap へMacOS9 を買いに走りました。過去の事例からあまり、最初か
ら付属しているOSに2 世代も後のOSを入れるとロクな目にあった事がないので
気がひけるのですが、今回はAirMac が使えない事には意味がないので、OS9
をインストールしてのチャレンジです。

ビデオキャプチャーカードはirez.com のCapSure を使用しました。こちらは
DVビデオカメラからのアナログ出力を問題なく、S端子でもコンポジットのど
ちらからでも入力が可能となりました。DV入力というのは、実はクセもので、
ライブのストリームにはDV圧縮をデコードしてエンコードする必要があるので、
CPU のパフォーマンスがさらに要求されるので、これからもストリーミングに
はアナログ端子が利用されることでしょう。新型のPowerBook にFireWire が
搭載されましたが、それでもStreaming 側がDVのコーディックのまま、放送で
きるようになるまでには時間がかかりそうです。

さて、いよいよAirMac の"ベースステーション"の設定です。アップルの方に
もサポートいただきながら、あの三角UFO スタイルの設定です。最初はうまく
設定できなかったのですが、固定のIPアドレスを決めて、リスタートさせる事
によって認識させ、DHCP による無線ネットワークを自宅内に無事、設定でき
ました。おそるおそるPowerBookG3 側でネットワークをAirMac に切り替える
と、おやおや! AirMac の入力感度の星がキラキラ輝いているではありません
か!!。もう、ホントうれしい瞬間です。

早速、ウエブやメールをチェックしようとするとNCR のカードがビカビカ光り、
それに対応して三角UFO のAirMac もビカビカしているではありませんか!!。
家庭内無線LAN 網が稼動しました。そこへ無線LAN カード入りのiBook も乱入
させますが、DHCP からきちんとIPアドレスを割り振ってもらっているようで
す。この原稿を書きながら、部屋を移動します。こたつの部屋から、トイレ、
和室とどこにいっても利用できます。

はじめてノートブックパソコンを持った時の感動とよく似ています。違うのは
インターネットもくっついているところでしょう。トイレで検索しながら、モ
ノ想いにふけることもできます。サブい家の外でも電波は届いています。これ
はなかなか便利です。近所の人からは変な顔で見られていますが…。

アップルは、ベースステーションがある家には、旗をプレゼントするのはどう
でしょうか? DHCP ネットワークが使えるところでは、家の外にその旗を立
てておくなどのプロモーションをきっとすべきでしょう。

街を歩いていて、AirMac の旗を見つけるとここではインターネット接続が可
能だ! というようなサインにもなります(^^)。そのようなネットワークが街
のあちらこちらにできるとどれだけ便利なことか…。

さてAirMac で遊んでいるだけではなく、いよいよライブストリームです。Mac
でストリームするなら、Sorenson 社のBroadCaster です。このソフトは秀逸
で、設定さえ決めてしまえば、ワンボタンで放送が簡単に開始可能です。

まず、最初にQTSS に送るためのSDP ファイルというものが必要です。これは
各種設定をQTSS に教えるためのものです。BroadCaster で設定し、アナウン
スボタンを押す事によって簡単に書き出すことができます。今回はLAN の設定
で320*240の大きさで秒10フレームで設定して書き出しました。

v=0
o=KNN&MacFan 3159302584 3159564648 IN IP4 210.235.107.219
s=airmacTV
i=Copyright ゥ2000 - All rights reserved -
a=x-qt-text-nam:airmacTV
a=x-qt-text-cpy:Copyright ゥ2000 - All rights reserved
a=x-qt-text-aut:KNN&Mac Fan
a=x-qt-text-cmt:Broadcast by Sorenson Broadcaster
1.00.307.100
c=IN IP4 210.235.107.215
t=3159564648 0
m=audio 32962 RTP/AVP 99
a=rtpmap:99 X-QT/600
a=rtpmap:102 X-QDM
m=video 32964 RTP/AVP 101
a=rtpmap:99 X-QT/600
a=rtpmap:100 x-SorensonVideo
a=rtpmap:101 H263-1998
a=cliprect:0,0,240,320
a=x-bufferdelay:8

このSDP ファイルを、QTSS の中に設置して、あとはBroadCast ボタンを押す
だけで放送が開始されます。320*240で10コマで放送ができてしまうのはとて
も魅力でした。

今回はAirMac のベースステーションが幕張メッセの会場の中に6 基セットさ
れ、会場内のどこからでも電波の状況は良好でした。Press の方を対象にこの
放送を御覧いただくことができました。まあ、無線LAN なので、Ethernet で
放送を流していると思えば、それまでなのですが、何しろ、放送しているエン
コードマシンと受信しているマシンの間には一切コードが介在していないとい
うのは、まさにトランスポンダーによる衛星放送を行っているかのような錯覚
におちいってしまいます。

しかし、結果として、この技術は50メートル圏内であれば、インターネットを
使ったワイヤレス放送を可能にしてくれるのですから、多大なパフォーマンス
を発揮することができると思います。

実際に必要な機材は、ビデオカメラに取材用のマイク、そしてエンコーダーで
あるPowerBook G3 です。そして、できれば放送の確認モニタ用のワイヤレス
対応のiBookを持ち歩くこととなりました。サンフランシスコでは、PowerBook
G3を肩から弁当の売り子さんのようなスタイルで放送しているチームがおられ
ましたが、こちらでは、体力を考えると、スーパーの買い物キャリーにすべて
搭載して放送をすることにして、トーホーストアの湊川店様に貸し出しをお願
いしてきました。番組企画を理解していただいたのかどうかは不安ですが、結
果として、お借りすることができ、ありがとうございました。

スーパーの買い物キャリーにPowerBook を搭載してカサ立てのところに三脚な
らぬ、一脚をさし、ビデオカメラを固定し、ガラガラ押しながらの放送局です。
まさに「デジタル子連れ狼」なる異名を頂戴することとなりました。今回は、
かねてからコンビを組んでいる大阪電気通信大学の魚井センセとのトークで
Mac Fan誌のサポートにより、番組をおこなってきました。

また、ストリーミング放送の新たな時代を感じる事ができたAirMac 放送局へ
のチャレンジでした。近い将来、街全体をカバーする無線ISP が登場してくれ
ば、これらのパフォーマンスはさらに生かせることだと確信しました。

The smallest digital TV station in the world
KandaNewsNetwork http://www.knn.com
Toshi Kanda mailto:knn@rr.iij4u.or.jp

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■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 00024 (2/21)
逆転錯覚現象

川井拓也
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今年から始めてきたこの連載遂に一回落ちてしまいました。これは自分として
大きな失敗。このプロジェクトの意思の固さを表現するのが「継続」に含まれ
いるのに・・・。

自ら深く反省しております。しかしこの落ちた周辺で起った出来事は今後の連
載の方針を大きく変えるであろうことが含まれています。

実はこの連載は本当の意味のリアルタイムコラムではありませんでした。すで
に考えがまとまっていることや、へたすると去年経験したことをコラム風に整
理しながら、数日前の出来事をまとめていくスタイルをとっていました。少し
タイムラグを置いて書いていたのは、ネタが足りないからと思っていたからで
す。しかし、ここ数日で起っているのは「現実の逆転現象」というものです。

中学生の頃スティーブマックイーン主演の映画「栄光のルマン」を見たときに、
冒頭ポルシェに乗ったマックイーンの車をカメラが並走するシーンがあるので
すが、そこでクルマが前進しているのに後退しているようにホイールが見える
ことがありました。いわゆるカメラのシャッター速度とホイールの回転のパタ
ーンがずれた時に起ることなんですが、感覚的にはそんな感じです。

まあ、たとえて言うとこのようなわけのわからない例を出しながら、今までは
コラムを進めていたのですが、コラムに載せようとする「情報」の方が早くて
その「味付」が間に合わなくなった! のが先週なんです。

ということで次回からがらりとこの連載は変ります。いよいよ「レポート」が
始まると思ってください。引続きよろしくお願いします!
(続く)

【かわい・たくや】kawai@taiyonet.or.jp
http://www.taiyonet.or.jp/kawai/
CF、CG、映画制作のプロダクションマネージャーからデジタルコンテンツのプ
ロデューサーに。才能ある人と仕事すると「そのスポンジのような吸収力」に
驚く。いつまでも吸収して膨張しながら仕事がしたい

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■デジクリトーク 「眠ル繭」制作楽屋落ちシリーズ 
グラフィッカーは電気マグロの夢を見るか 
もしくは、とあるグラフィッカーの悩み -5

北田信明 http://www.porcu-pine.com/shinmei/
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scene 4

ちょっとグラフィックの話を。

『眠ル繭』では最強の武器アイテムのデザインを公募しました。名前は覇王の
剣。強そうですね~。で、やっぱり集まった応募作も強そうなのがたくさん。
でも、『強い』の表現が今までのRPG に出てきた『※※の剣』に影響されてる
のが、かなり多かったような気がします。

というわけで、きたるべき最強の武器アイテム公募第2弾*のために、ここで審
査員の目を引くポイントを公開!

・やっぱりオリジナリティが決め手。

応募数は決して少ない数ではないので、『どこかで見た剣』ってのはやっぱり
食傷気味でポイントが低くなります。だってそれじゃあ公募する意味がないも
の(笑)。そういう剣が必要だったらだーしゅが電話で「ドラ○ンク○ストに
出てきたロ○の剣みたいなのを作って」ってボクに言えばいいだけなんで。つ
いでに言うと、今回のアイテムの中で『○○に出てきた○○みたいなもの』を
作ってって話は一回もありませんでした。やっぱりオリジナリティなのよね。

・3DCGで応募する必要はない。

3Dソフトの中だけで意図したものが完璧に表現できるのならいいのですが、表
現が難しい部分を妥協して作ったCGよりも、画力が拙くともそれを文章などで
補った作品の方がインパクトがあったりします。結局その絵を基に、どれだけ
イマージュできるかという可能性を応募作に求めるわけなので、提出作品の綺
麗さにこだわるよりも剣のディテールにこだわった方がいいです。

・今さら言うのもなんでが、実はだーしゅって......ロマンチストなんです。

だから何なの? と言われるとそれまでなんですが、少なくとも作品を見れば
作者の嗜好って伝わってくるもんじゃないかと思うですよ。で、その本人が審
査するって公言してるんだもの、その辺を考慮した絵を作るってのもひとつの
方法でしょう。でも、ロマンチストなだーしゅがどんなものにハートわしづか
み、となるのかはヒミツ。作品を見れば伝わってくると思うんですよね。

というわけで、今回選ばれた兵庫県在住の樋口さんの作品は、見事にだーしゅ
のハートをわしづかみしてました。他にも心を動かされた作品があったようで
すが、やっぱり決め手となったのは『ロマンチック』だったんじゃないかなぁ
と、ボクは思ってます。

そういえば、今回の応募で最終審査に残った方、二次審査を通過した方のお名
前はエンディングのスタッフロールに載るんだそうです。シマッタ、応募しと
けば良かった(笑)。

*第2 弾があるかどうかは今のところ不明です。

「眠ル繭」サイト
http://www.porcu-pine.com/mayu/

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■サイト開設案内
CGアーティスト雨宮由理子の「TWOFACE」
http://www.ne.jp/asahi/amemiya/rainfall/
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「TWOFACE」というタイトルのHPを開設しました。”2つの顔”という意味です
が、文字通りその内容も2 種類の異なるタイプの3DCG作品の紹介となっていま
す。そのため画面を2 つに区切り、左右それぞれの作品シリーズへアクセスで
きるようにしています。

1 つはマンガのようなキャラクターアニメーション、「In the box」。草むら
に放置された冷蔵庫の中で展開するストーリーもので、短いアニメーションカ
ットも見れます。

もう1 つは人間にポーズをつけた作品シリーズ、「Man Garden」。棒のような
人型を木や鳥に見立てた一連の3DCGの絵を、まとめて紹介しています。メイン
は静止画ですが、アニメーションも制作中です。

実際の仕事では、TV番組、CM、CD-ROM用の映像制作を3DCGでやっていますが、
ここ4 ~5 年はキャラクターアニメーションがメインです。これまでの主な仕
事はNHK「驚異の小宇宙-人体」、映画「AKIRA」、CM「資生堂ムース」他多数
です。

昔から飛び出す絵本等がDきだったのですが、今回のHP制作にあたり、改めて
静止画でも普通のアニメーションでもない、絵づくりの面白さを感じました。
その辺は「others」の中の「ネオンの部屋」等を見て下さい。

英語版:http://www.asahi-net.or.jp/~pb4y-ammy/ (同内容)

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■イベント案内
Media Art in the World
世界の最先端のディジタルアニメーションを無料で見られる!
http://www.cgarts.or.jp/jam3/
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<以下は主催者情報>

「Media Art in the World」では、メディアアートの祭典として世界的に有名
なシーグラフ(SIGGRAPH) や、イマジナ(Imagina)、アルスエレクトロニカ
(Ars Electronica) に世界各国から寄せられ最高峰のアニメーション作品の
上映会を開催します。

期間 2月27日~3月2日
会場 草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)
入場料 無料
主催 CG-ARTS協会
問い合せ先 e-mail:jam3@cgarts.or.jp Tel:03-3535-3501

SIGGRAPHやImagina、Ars Electronicaなどの世界のフェスティバルの最新作品
を日本において一堂に上映するのは、初めての試みです。「Bunny」(Blue
Sky Studios)や、「First Union: Launch」(ILM)、Tightrope(Digital
Domain, Inc.)など、およそ100作品がご覧いただけます。この機会に、ぜひ
世界のメディアアート作品を満喫してください。

上映予定
2月27日(日) 11:00~12:30 SIGGRAPH Electonic Theater
2月28日(月) 11:00~12:30 Imagina2000作品上映
2月29日(火) 11:00~12:30 Ars Electronica作品上映
3月 1日(水) 11:00~12:30 SIGGRAPH Electonic Theater
3月 2日(木) 11:00~12:30 Imagina2000作品上映

*団体でのご来場をご希望の際は、事前にご連絡ください。

▼これ、ほんとにすごい、行くっきゃないです。

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■イベント案内
第3回文化庁メディア芸術祭 授賞作品展とシンポジウム
http://www.cgarts.or.jp/festival/index.html
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<以下は主催者情報。詳しくはサイトで>

主催 文化庁メディア芸術祭実行委員会
会期 2月25日(金)~3月2日(木) 10:00~19:00
※ 2月25日(金)17:00~19:00(入館は18:00まで)
※ 3月 2日(木)10:00~17:00(入館は16:00まで)
会場 草月会館(東京都港区赤坂7-2-21)入場無料

授賞作品展 応募作品796点から選ばれた授賞作を中心とした作品展示と上映会、

デジタルアート[インタラクティブ]部門
・インスタレーション
・ゲーム
・web
「AIBO」の展示や「明和電機」ライブパフォーマンス上映など 「シーマン」
など授賞作品を中心とした優秀作品の体験コーナー。授賞作品を中心とした優
秀作品のオンラインによる展示。

デジタルアート[ノンインタラクティブ]部門
・静止画
・動画
「愉快な機械」など授賞作品を中心とした優秀作品の展示。「鉄コン筋クリー
ト」など授賞作品を中心とした優秀作品の上映。

アニメーション部門
・「老人と海」などの授賞作品を中心とした優秀作品の上映

マンガ部門
・「I’m home」などの授賞作品を中心とした優秀作品展示

*授賞作品20点に加えて、最終選考作品から選ばれた約50作品を展示
*その他、ホールの大画面での上映会なども予定しています。

シンポジウム(A~D)
各回とも定員500名(当日会場にて先着順、無料)

[A] 2月28日(月)13:00~14:30
アニメーション部門の授賞者によるシンポジウム
・島村達夫(大賞授賞作品“老人と海”をプロデュース/(株)IMAGICA)
・大地丙太郎(“おじゃる丸2”で優秀賞受賞/監督)
・鈴木伸一(メディア芸術祭審査委員/アニメーション監督)

[B] 2月29日(火)13:00~14:30
デジタルアート[インタラクティブ]部門の授賞者によるシンポジウム
・大槻 正(“AIBO”で大賞受賞/ソニー(株)ER事業準備室長)
・明和電機(ライブパフォーマンスで優秀賞受賞/アーティスト)
・草原真知子(メディア芸術祭審査委員/神戸大学大学院助教授)

[C] 3月1日(水)13:00~14:30
デジタルアート[ノンインタラクティブ]部門の授賞者によるシンポジウム
・岸 啓介(“愉快な機械”で大賞受賞/CGアーティスト)
・森本晃司(“鉄コン筋クリート”で優秀賞受賞/アニメーション監督)
・河口洋一郎(メディア芸術祭審査委員長/東京大学教授) 

[D] 3月2日(木)13:00~14:30
マンガ部門の授賞者によるシンポジウム
・石坂 啓(“I'm home”で大賞受賞/漫画家)
・岡崎 二郎(“国立博物館物語”で優秀賞受賞/漫画家)
・石上 三登志(メディア芸術祭審査委員/映画評論家)

同時開催【第5回学生CGコンテスト】
作品の展示は、2000年2月25日(金)~3月2日(木)まで、文化庁メディア芸
術祭協賛イベントとして同芸術祭の会場で表彰式と併せて実施。入場無料。
結果発表 http://www.cgarts.or.jp/CGcontest/contest99/index.html

同時開催【Robot-ism】
入場料 当日1,500円/前売 1,200円 (高校生以下無料)
ライブ、シンポジウム有料。
・Robot-ism Park(1F)
ロボットをモチーフとしたアート作品を紹介
日本の最先端ロボット・テクノロジーを紹介

・Robot-ism Museum(6F)
新旧のロボットアニメーションを映像展示
*里中満智子さんとモンキー・パンチさんが、このイベントの為にデザインし
た作品も展示
*「あなたにとっての鉄腕アトムとは?」ビデオインタビュー(北野武さん、
久多良木健さん他)
・RoboMIX ケンイシイさんのDJプレイと原田大三郎さんのVJプレイによるパ
フォーマンス
・明和電機ライブ
ロボットについてアニメ・マンガ・技術・アートなど、各分野のキーマンによ
るシンポジウム

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■コンテスト案内 
「第21回 公募2000日本ジュウリーアート展」
http://www.jidpo.or.jp/japandesign/jjda/news/index.html
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<以下はサイトより抜粋。詳細はサイトをご覧ください。>

募集内容:未発表の装身具。学生部門(応募時、高校、高等専門学校、専門学
校、短大、大学、大学院在学者)、一般部門、宝飾部門=宝石(合成石含む)
貴金属等を主として使用、自由部門=素材不問。
応募規定:事前に所定の応募要項を電話かハガキ、E-mailで事務局に請求。
応募資格:日本国内在住者
賞:大賞1 点=50万円 優秀賞=10万円 ほか
著作権:応募作品の著作権は応募者に帰属する
応募締切:3月10日(金)消印
作品受付:3月28日(火)午後5時必着
問い合わせ先:〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-11-7 アライビル8F 
(社)日本ジュウリーデザイナー協会事務局 公募2000日本ジュウリーアート展係
E-mail XLY05612@nifty.ne.jp
TEL 03(3523)7344/ FAX 03(3523)7346

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■コンテスト案内 
「国際コンペティション名古屋デザインDO!」
http://www.idcnagoy.co.jp/compe/index.html
───────────────────────────────────
<以下はサイトより抜粋。詳細はサイトをご覧ください>

募集内容:デザイン作品。テーマは「通り抜けた先」―The future pa ssed
through。第1部門=インダストリアル、トランスポーテーション、クラフトな
ど。第2部門=インテリア、アーキテクチャー、ランドスケープなど。第3部門
=グラフィック、パッケージなど。
応募規定:事前に所定の応募要項をハガキまたはFAX で応募先に請求。1次審
査はスライド、FD、e-mailで応募した作品を部門別に審査。通過作品をパネル
や模型か実物により審査。応募資格:2000年4 月20日時点で40歳未満の個人ま
たはグループ
賞:グランプリ1点=200万円、金賞各部門1点=50万円、銀賞5点=20万円ほか。
銀賞以上の受賞者を国際デザインセンターでのワークショップへ招待。
締切:2000年3月1日~4月20日(17時まで)
発表:9月下旬、応募者に通知
審査員:青葉益輝、黒川雅之 ほか

応募先:〒460-0008 名古屋市中区栄3-18-1 デザインセンタービル 国際デザ
インセンター内 名古屋国際デザインコンペティション事務局
FAX 052(265)2107

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■コンテスト案内 
「第12回 砂浜美術館Tシャツアート展」
http://www.gallery.ne.jp/~sunahama/tshirt/12th/index.html
───────────────────────────────────
<以下はサイトより抜粋。詳細はサイトをご覧ください>

募集内容:大方町入野の浜で開催する「Tシャツアート展」(5月3日~7日)に
展示するTシャツのデザイン画を募集。テーマは自由。
応募料:1点3500円(Tシャツ制作費、その他の経費を含む)
応募資格:不問
賞:砂浜大賞1点=10万円、優秀賞2点=5万円ほか。
締切:3月10日(当日消印有効)
発表:6月上旬、応募者に通知
主催:砂浜美術館
応募先:〒789-1931 高知県幡多郡大方町入野2017 砂浜美術館事務局
TEL 0880(43)4915

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■コンテスト案内 
「第3回 自由国民社ホームページ絵本大賞」
http://www.jiyu.co.jp/ehon/comp/boshu3.html
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<以下はサイトより抜粋。詳細はサイトをご覧ください>

募集内容:未出版(ウェブ上での発表は可)、未応募のウェブサイト絵本、マ
ルチメディア技術を使って制作した絵本を募集。テーマ、対象読者は自由。
応募規定:URL、MO、FD、CD-ROMなどで応募。静止画はPDFファイル形式。別紙
に氏名、住所、電話番号、email、url、年齢、性別、使用パソコンの機種、使
用ソフト名(バージョンも)を明記し添付。
応募資格:不問
賞:大賞1点=賞金または記念品、優秀賞4点=記念品 ほか
締切:3月31日(消印)
発表:6月下旬、ウェブ上
特別協賛:アドビシステムズ
審査員:葉祥明 ほか
著作権:応募作品の著作権は応募者に帰属する。ただし入賞作品の出版権、複
製権は主催者に帰属。
応募先:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-3 エグゼクティブ原宿703
エイシンク「自由国民社ホームページ絵本大賞」係 
TEL 03(5414)2616
e-mail nyan@async.co.jp

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■コンテスト案内 
「MALL OF TV キャラクター募集」
http://www.motv.co.jp/can/chara.htm
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<以下はサイトより抜粋。詳細はサイトをご覧ください>

募集内容:全国のケーブルテレビ 180局とスカイパーフェクTV!で放送中のテ
レビショッピング専門チャンネル「MALL OF TV」では、キャラクターを募集。
子どもから主婦まで人々に愛されるような明るく元気なキャラクターイメージ
で、動物やロボットなどをわかりやすく擬人化したものか、ロゴマークをモチ
ーフにしたものが望まれる。
応募規定:A4判白色用紙を使用。彩色自由。別紙に作品の簡単な説明(制作意
図)、住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号を明記。DATA(MO等)添付可。
応募点数1人2点以内。ただし1枚につき1点。
応募資格:不問
賞:グランプリ1点=20万円 ほか
締切:3月10日(必着)
発表:3月中、入賞者に通知
応募先:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-18-16 虎ノ門菅井ビル2F 
(株)モール・オブ・ティーヴィー「キャラクター募集」係 
TEL 0120-355-221
e-mail webmaster@motv.co.jp

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■コンテスト案内 
「箱根小涌園 Spa Town in Forest(仮称) キャラクター募集」
http://www.fujita-kanko.co.jp/kowakien/hakone/cara.html
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<以下はサイトより抜粋。詳細はサイトをご覧ください>

募集内容:2001年1月1日開業予定の箱根小涌園Spa Town in Forest(仮称)の
キャラクターを募集。オリジナグッズ(ぬいぐるみ・携帯電話ストラップ等)
の商品へ使用可能なデザイン。
応募資格:不問
賞:最優秀賞1点=200万円 優秀賞2点=50万円
締切:3月31日(必着) 
発表:5月1日(予定)、サイト上
参考:採用作品は一部修正する場合あり。応募者には、同施設の無料利用券を
贈呈。
主催:藤田観光
応募先:〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297 箱根小涌園再開発
準備室「キャラクター公募係」
問い合わせ先:saikaihatsu@mse.biglobe.ne.jp

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■コンテスト案内 
地域マルチメディア・ハイウェイ実験協議会21が主催する
「高速インターネットWeb Site コンテスト 2000」締切りが2月25日に延期
http://www.maruhai21.gr.jp/
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<詳しくはサイトをご覧ください>

このコンテストは、CATVインターネットを始めとする、新しい高速インターネ
ットのコンテンツを広く募集することを目的に開催されます。グランプリには
協議会会長賞(副賞25万円)と郵政大臣賞が贈られます。また2000年に全国各
地で開催される「高速インターネットフェスタ」の会場でデモンストレーショ
ン用コンテンツとして使用される他、協議会のサイト上でも公開されます。

審査員は以下の方々です。

石田晴久(協議会会長 多摩美術大学教授 東京大学名誉教授)
河口洋一郎(CGアーティスト 東京大学人工物工学研究センター教授)
川崎和男(デザインディレクター 名古屋市立大学芸術工学部教授)
清原慶子(東京工科大学メディア学部教授)
保条英司((株)インターネットイニシアティブ営業部長)
飯泉嘉門(郵政省通信政策局 地域情報化プロジェクト推進室長)

地域マルチメディア・ハイウェイ実験協議会21
http://www.maruhai21.gr.jp/
この件に関する問い合わせ先
コンテスト事務局
mailto:info@maruhai21.gr.jp

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■編集後記(2/21)
・朝日新聞のコラムで、老人が主役の映画の中での印象的な台詞のやりとりが
書かれていた。若者が「歳をとって最悪なことは」と聞くと、老人は「若い頃
のことを覚えていることだ」という、トカうろおぼえだが。わたし自身はまだ
老人とは思っていないが、夜中にフトめざめて(ハニー号に毛布をかけにいき)
そのまま眠れなくなることがたまにあり、そんなときは若いころの恥ずかしい
ことや後悔したことを思い出して苦しむ。うむ、わたしは老人かなあ。(柴田)

・「ストレイト・ストーリー」ですね。ディヴィッド・リンチ監督作品です。
予告を見ましたが、とてもゆったりとした感じで、私の持つリンチのイメージ
とは違いました。仲違いしている兄に会いに行くというお話。「73歳のアルヴ
ィンは、時速8km のトラクターで旅に出た。兄と一緒に星空を見るために。」
予告編で泣きそうになる映画です。じわじわ~。     (hammer.mule)
http://straight-story.com/

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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