[0648] さようなら、山下憲治さん

投稿:  著者:  読了時間:26分(本文:約12,500文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0648   2000/07/10.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 16447部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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 「石川浩二個展 PAINTER'S LIFE」
 7月9日(日)―7月31日(日) ダブルクロック渋谷ギャラリースペース
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 <正確無比なCGに、足りないパワーはなんなのか>

■デジクリトーク
 さようなら、山下憲治さん
 神田敏晶

■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0109 7/10
 早口ジャーナリストジェリコさんとのチリピ村道中記
 クロアチアロケレポート1
 ------(フェーズ1)航海日誌53日目-------
 川井拓也@sea

■イベント案内
 手で描く
 倉嶋正彦

■イベント案内
 C-en Presents Larix Show
 ゲストはステロタイププロダクトの3人

■インフォメーション
 プロカメラマン向け本格的カラープリント用レンタル暗室



■デジクリトーク
さようなら、山下憲治さん

神田敏晶
───────────────────────────────────
KNN神田です。

電子メールのサブジェクトに「訃報」の2文字を見た時、また、それがとても
よく知っている人からのメールだとしたら…。これほど、嫌な予感が頭をかけ
めぐる瞬間ってありません。嫌な予感は適中でした。知人の尊父尊母の場合は
最近多いのですが、知人というのも少なくなくなってきました。

7月7日(金曜日)、日本のインターネット業界は、山下憲治さん(インプレス
ダイレクト部長)を亡くしてしまいました。

メールで仮葬儀の案内はあるものの、訃報のメールだけでは、状況が掴みきれ
ず、いくつかの故人の関連するMLでは、すでに故人を弔うメールがたくさんあ
り、山下さんを偲ぶ雰囲気で満ちていました。

●山下さんのコラムを読み直す

山下憲治さんといえば、「できる」シリーズ編集長、impress Watch」編集長、
インターネット書籍編集長ですが、BSのデジタル番組でも、毎週専門の立場で
するどいコメントをされていました。やはりなんといっても、日本で初のメー
ルマガジンの有料化にチャレンジされたことと、5行広告をはじめられたこと
で知られています。

カメラのフィルムが35ミリになったのは、トーマス・アルバ・エジソンがイー
ストマン・コダックに「このくらいの幅にしてくれ」と、エジソンが親指とひ
とさし指で示し、それをイーストマンが計測した時に決まったサイズなのです。

それと同様に、日本のメールマガジンが5行というフォーマットになったのも
山下さんが、InternetWatchで実践された時からです。山下さんは、98年10月3
日のメールマガジンフォーラム'98にて、「1行目、2行目には、キャッチコピ
ーを、3行目4行目には、タイトルや本文を、そして5行目にはもちろんURLをい
れられるスペースにしたかったからです」と語っておられました。

メールマガジンフォーラム'98
http://www.kip.net/event/weboff/kokuti/981003.html

また、「できるシリーズ」は、現在、他社から同様のコンセプトの解説本がた
くさんでていますが、このフォーマットでのパイオニアであり、これも山下さ
んのアイデアから生まれたものでした。当時のコンピュータ解説本としては、
異色の本当の意味での「入門書」でした。

山下さんは、「『できるシリーズ』は、学校教科書のガイドのコンセプトをそ
っくりそのままパソコン解説書に適用したらどうか? という視点で作ってみ
ました。フルカラーでたくさんの図解がはいっているのもそのため」とも語ら
れました。

「普通の人でいつづける努力」
http://home.impress.co.jp/staff/ken/tpath/20000128g.htm

あらゆる意味で、日本のインターネット界を牽引してきた方でした。享年なん
と34才。あまりにも早い他界に残念な思いでいっぱいです。

「トラは死んで皮を残す」といいますが、ネットワーカーは、死んでも「ログ」
やら「書き込み」「HTML文書」「メーリングリストの発言」などいろんなもの
を残せる時代になりました。特に、山下さんのウエブサイトには、キラリと光
る珠玉のコラムがたくさん残されています。これも初期のBBSの時代からくら
べると比較できないほどの情報量です。ぜひ、故人への畏敬を含めて一度、読
まれることをお勧めいたします。

山下憲治さんのウエブサイト
http://home.impress.co.jp/staff/ken/

故人のサイトを見れば見る程、忙しさに更新できない自分のサイトを恥じるば
かりです…。いつ亡くなっても困らないサイトにしておかないと一生後悔しそ
うですね。

個人のウエブサイトってもしかすると、他界してからの方が、本当の意味があ
るのかもしれませんね。たとえば、自分の父親のサイトや祖父や祖母のサイト
が残され、自分が生まれてくるきっかけが、出会い系のサイトであったりする
のが、21世紀には当たり前になってくるのではないでしょうか?

自分の御先祖様の残した文書を読めるような事が、今後は誰にも可能になるの
でしょう。すると個人のダラダラしたサイトというのも、ひょっとすると22世
紀や23世紀の子孫が読むかもしれないと思うと、それなりの品位も必要になっ
てくるかもしれませんね。

中世ヨーロッパのメディチ家が巨額の金と著名なアーティストを起用し、ポピ
ュラーな聖書をモチーフにしながらも、わが一族の功績を後世に残そうとした
ように、今や誰もが、ウエブサイトひとつで自分の家系の逸話を残せるように
なってきているのかもしれません。

インプレスさん、いつまでも山下さんのサイトをこのまま残していただけるよ
うにお願いしたいと思います。終身雇用の時代ではないのですが、インプレス
という企業が個人のパーソナリティを認め、自由にウエブサイトやインターネ
ットメディアでビジネス上の考えがパブリッシュができる社風は、とてもすば
らしい事だと思います。

また、このような社員のためにサイトを永遠に残していただける事によって、
企業の中の個人という関係性をよくあらわす事例になるかもしれません。ただ
し一文、亡くなられた事は書き記すことは今後は必要かもしれません。個人の
ハードディスク、いやバックアップにはもっとたくさんの公開されていないド
キュメントもあることでしょう。

個人と組織の思いは違っても、動かしている原動力はやはりパーソナリティで
はないかと思います。組織はそのパーソナリティをどれだけ活かせるシステム
に作られているかではないでしょうか?

●雪印乳業のウエブサイトを見て

雪印乳業のウエブサイトをみなさんご欄になりましたか?
http://www.yukijirushi.co.jp/
ではなく、(※無意味なドメイン取得はやめましょうね)
http://www.snowbrand.co.jp/ です。

全ページが、今回の事故に対応するサイトになっており、随時更新情報がおこ
なわれ、フリーダイヤルでの情報に切り替わっています。当たり前かもしれま
せんが、このような対応ができていないと、「反省しているとは思えない」と
また、メディアの格好のネタを提供してしまいます。

マスメディアからの総攻撃を浴びている中、ウエブでは、自分たちの情報を広
く集めようとしているのがよくわかります。広報部隊は連日フリーダイヤルで
も深夜の12時まで対応しているそうです。日曜日でも交替で出勤しています。
残念なのはそういう姿勢を取り上げてもらえないところでしょう。

食品企業にとって、今回のような事故は本当に致命傷です。それを活かせるか
どうかは、当然、メディアへの告知もありますが、動きがよくわかるウエブサ
イトでもっと自社のスタンスを広報する必要がありそうに感じます。

もしも社員が自由に発言できる場が雪印のサイトにあったとしたら、雪印の社
員たちの苦しみをあえぐ姿が本当は伝える事もできたはずなのに…社長の保身
の問答だけが醜くTVから流れています。工場長を今さら怒鳴る姿は、社長の個
人的な資質を問いたいところです。

死んでからも人の生きざまを伝えるウエブサイト、企業の生死を左右するよう
な広報活動が可能なウエブサイト。この業界で働く人すべてがウエブの意味を
もう一度考えるきっかけになればと思いました。

個人を偲ぶ原稿を書いていながら、本日、神戸元町で音楽ライブをやります!
ビートルズの好きな関西の人には転送してください。
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 神戸ビートルズナイト(月に一度のセッションデーです)
 神戸JR元町駅東口山側「ピンポイント」078-392-1353
 【日時】7月10日(月)19:30~22:30
 【場所】JR神戸元町駅東口山側 改札から30秒
     イエローカメラの西どなりの三和ビルB1
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The smallest digital TV station in the world
KandaNewsNetwork http://www.knn.com
Toshi Kanda mailto:knn@rr.iij4u.or.jp

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■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0109 7/10
早口ジャーナリストジェリコさんとのチリピ村道中記
クロアチアロケレポート1
------(フェーズ1)航海日誌53日目-------

川井拓也@sea
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【現在の船の位置=凸】
東京>>香港>ベトナム>シンガポール>スリランカ>セイシェル>ケニア>
エリトリア>エジプト>イスラエル>ギリシア>クロアチア>イタリア>凸>>カナリ
ア>キューバ>メキシコ>カナダ>ロシア>東京
Transported by http://www.peaceboat.org/
Planning&Produced by http://www.taiyokikaku.com

【ip2000チームが航海しながら制作・発信中のコンテンツ】

●「ドリームキャッチャー~人生の宝物」
http://www.vaionet.com/

●朝日新聞7月3日朝刊「Eメール時評」に掲載されました。

先週、原稿と写真がずれているなど不手際ありましたことお詫びいたします。
今週から新システムです。コラムを読んでから写真を見るもよし、明日のコラ
ムの写真を見てから配信を待つもよし(ってそんなに期待している人いないっ
て噂が濃厚・・・)メールマガジンとwebの新しいコラボレーションをお楽し
みください(かなり強引)

【今日のコラム】
■□□□テクニカル度
■■■□旅行シズル度
■■■■おもしろ度
■■□□制作プロセス度

クロアチアに上陸である。ピースボートの先遣隊の久美さんがさっそうと登場
して「バスはこちらです!」とてきぱき案内してくれる。先遣隊の人はピース
ボート内では「寄港地オペレーション」と言われる。なにやらかっちょいいー。
久美さんは特にすらっとしてスタイルがよくパンツ姿に携帯とサングラスで
つかつか歩き回る。見るからに「やる~!」って感じのバリバリ系!(▼1)

そんな久美さんと安心スマイルの井上さんが手配してくれたクロアチアのコー
ディネーターはジャーナリストのジェリコさんだ。クロアチアの新聞記者をや
っていてカメラマンでもある。ちょっとお腹はでているがその鋭い眼光がジャ
ーナリストの厳しい毎日を連想させる。(▼2)

しかも、この人は日本語を話す。さらにその日本語は我々に聞き取れないほど
早口。昔、藤子不二男の「21エモン」という未来のホテルの漫画があったのだ
がそこに出てくる地球の10倍早い速度で自転する星の客みたい(ってこれ分る
人なんていないな・・きっと)

早口言葉のつもりで読んでいただきたいのだが。
「こんにちは、私はジェリコと申します。はい、日本語少し、あ、話せますね。
あなたたちのしようとしている番組、実にすんばらしい。はい、平和大切。そ
の宝物の話、ええ、呼んであります。私の娘、はい、日本語話せます。クロア
チア語もOKね。だから私ここにいます。すぐに来ます、ええ、ちょっと待って
てください。すぐに来ますから、だから私はここにいます。あなたがた休んで
いて下さい。ええ、であなたの名前は?」

「・・・ど、どうも、たいちょーです」
「そ、たいちょーさん、だから待っててください。きっとすぐに来る、今こち
ら向っているね、はい、私日本語あまり上手じゃない、ごめんなさいね」

って十分上手だっつーの! どこの世界に日本人より早い日本語話せる人がい
るのよ! そんなわけでマシンガントークのジェリコさんとのクロアチアロケ
が始まったのだ。2回にわたるクロアチアレポートは時間軸とは逆だが彼の娘
のインタビューのあとの、チリピ村のインタビューも模様をお届けする。

彼が連れて行ってくれたのはチリピ村。車で30分程度の小さな村だった。ユー
ゴとの内戦で破壊されたその村はやっと修復されたばかりだという。14時に村
に入ったが、村の中心部は驚くほどの静寂。鳥の声しか聞こえない。十字架の
かかる村の道を歩きながら村を見渡す。白い壁が美しいが、この村が戦火に包
まれたことを思うと複雑な気分だ。

そこへ、赤い小さなフィアットに大きな体を詰め込んでまるで、アニメのコマ
落としのようにジェリコさんが飛んできた。ブーーーーン、キキッ! バタン

「たいちょーさん、あれ? 人いない、どしたことか? ここで、ええ、待ち
合わせのはず。ここにいるはず。どしていない。今何時?」「ええ、14時です
ね」「14時、あっ、ちょっと今日の予定見てみましょう。これ、この紙ね。え
えっと、チリピ村の待ち合わせ、ええと」その紙にはチリピ村に13時集合とな
っている。

「あっ、問題! ちょっと問題! 時間、問題!」ってジェリコさん昼食ゆっ
くり食べて144時にチリピ村って言ったのに~。「おう、でも大ジョブ、問題、
大丈夫、ちょっと待っててください。はい、ちょっとユカさんあなた、はい車
乗って」といきなり広報の吉澤を連れて、赤い車はダッシュで入っていった。
また訪れたチリピ村の静寂。瞬きをする間が欲しい。

で、超絶ドライビングテクニックなのか、3分もしないうちに村の逆の一本道
から赤いフィアットがすっ飛んでくる。中から足元がふらついた吉澤が降りて
来る。彼女は我々に状況を説明しようと口を開くが、その前に運転席から出て
きたジェリコさんが「問題、大丈夫! わたし、電話しました。すぐ、近く!
ここからすぐ。はい、問題ちょっとあったけど、今だいじょぶ! いきましょ
う、すぐです。みんな待っています。家族です。宝物の話、問題ありません!
さっ、出発!」

移動して村の一家庭にお邪魔する。ジェリコさんの知り合いの方だ。おいしい
自家製のケーキをいただき、室内でお父さんの撮影、その後3人の娘さんのう
ちの長女にインタビュー。その彼女はとても美少女で、男性スタッフ陣は猛暑
と彼女のフェロモンでちょっとボーッとしてしまっている。ファインダー越し
に見ても実に絵になる。そんなことを知ってか知らずか? ディレクターの山
本遊子は普段ない質問を最後に加えた。

「ボーイフレンドはいますか?」「イエス、オフコース!」男性陣のカメラ越
しの落胆の表情と横で見守るお父さんの「ムッ!」とした鋭い眼光が入り混じ
った。(▼4)

その後、妹さんにもインタビューをして家族に別れを告げ、チリピ村のはずれ
に。まだ屋根が爆撃で吹きとんで修復されていない家の前でインタビューを行
った。(▼5)

よく晴れたチリピ村でジェリコさんは、ジャーナリストとして早口でない英語
でそのつらい経験を話してくれた。日常に戦争が起こったことは決して忘れら
ないないという。宝物だという●●を腕の中に抱えながら彼は平和を訴えた。
忘れられないロケだった。(▼6)

※文中▼がついている部分は以下のダイレクトURLに写真が掲載されています。
http://www.ip2000.net/f_todayspic.html

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【ip2000プロジェクト】7/07
川井隊長、DreamWeaver完全マスター! そして新コーナー誕生。
「日刊デジクリ連載」とwww.ip2000.netが結ばれた!
http://www.ip2000.net/
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■イベント案内
手で描く

倉嶋正彦
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今月から来月に掛けまして、いくつかイベントを予定しております。お時間あ
りましたらぜひお越し下さいますよう、御案内申し上げます。

イベントスケジュール

●Oギャラリー 映像ギャラリー* オープン企画 第3弾
DANCE WIND VISUAL EXHIBITION
7月24日(月)から7月30日(日) 入場は無料
12:00~20:00(月~土)、11:00~15:00(日)
東京都中央区銀座8-11-13 山田ビル4階 03-3574-0450(TEL/FAX)
  
ダンスウインドシリーズの映像をインスタレーション展示、上映。今年1月の
個展及び3月の現音「ミュージックビジョン」に出展した作品。6月、NYにてダ
ンサー、ラズブレザー氏の公演で流した映像。シリーズ新作映像等を予定。
  
また、初日は1時からライブドローイングあり。約30分の即興ダンスドローイ
ングです。その原画と映像の組み合わせにより空間を構成します。それは最終
日まで展示します。他に、静止画作品のCGプリント(A3+)の展示、販売。

* Oギャラリーが新設した新しいスペース「TOP.S」は映像専門のギャラリーで
す。ビデオアート、自主映画、そしてCG映像など、このスペースにくればいつ
も何か新しい映像に出会える。そんなコンセプトで生まれた空間です。御興味
のある映像作家の方、一度尋ねてみては如何でしょうか。

●ジャズピアニスト 嶋津健一 4ディーズスペシャル・プログラム(仮題)より
8月5日(土)、昼の会=15:00~  夜の会=19:30~
参加アーティスト:ダンサー/別所るみ子、ライブドローイング/倉嶋正彦 
東京都渋谷区神宮前5-51-4 B1 スカイドア TEL.03-5485-9559 
入場料 2000円(ワンドリンク付)
チケット御希望の方、倉嶋まで御連絡下さい。おりかえし割り引きチケットの
御案内をさせていただきます。
メール:patente@pop11.odn.ne.jp

★ 口上
この会ではライブドローイングというかたちで参加します。私のワーク「ダン
スウインドシリーズ」はいつも手描きによるドローイングから制作しています
が、今回は特にこのドローイング部分に焦点をあてます。いつもは観客席から
同じ視点で描くことが多いのですが、今回はダンサーと同じフィールドに立ち
ます。床と壁がいわゆるキャンバスになるわけですが、それらがどういう流れ
で進んで行くかは当日迄、わかりません。なぜならインプロビゼーションだか
らです。

3者(音と身体とドローイング)の息遣いが、共有する空間のなかでどのよう
なイメージを放出していくのか。交錯する時間は自身が対象者になり、客観性
をおびた状況に身を置く事となり、まさに自分探しの旅になるでしょう。ここ
にコラボレートする意味を感じます。が、なによりも客前での初めてのドロー
イングになり、いまからわくわくしています。沢山の方々にお越し頂けたら幸
いです。

●国際現代美術展「波動1999~2000」
8月9日(水)~8月20日(日)9:00~18:00(最終日15:00)
神奈川県民ホールギャラリー
神奈川県横浜市中区山下町3-1 TEL.045-633-3687

★ 口上
昨年12月に韓国、光州市で開催した展覧会の日本展。双方40名、計80名の作家
が参加する現代美術展に作品を出展します。この展覧会では、シャドウダンス
ドローイングを試みようと思っています。6メートルの長さの紙に描きあげた
原画にプロジェクターで映像を投影する予定。会場搬入日にドローイングを決
行しょうと計画中です。

●いずれも、いわゆる「手で描く」という部分にこだわっています。昨今、CG
を画材にしてから、その依存度が高くなってきています。そんな状況をもう一
度見詰め直す機会として取り組もうと思っています。決してワクからはみだす
事がない正確無比なCGに足りないパワーはなんなのか。

先月、NYにいて、ある作家のドローイング展に触れた時の事。固めの木炭でさ
え何度も折れたんだろう、そんな線が多重にひっかいてある巨大な顔の絵の数
々。確かな存在(作家の)を感じ、しばらく棒立ちでした。久々にからだの奥
深くからわきあがる「描きたい」という感覚。これだけで充分。そう思いたい、
そう思わせたい状況づくり。これは、今回、御案内した各イベントで、私が抱
くテーマでもあります。

以上、是非お越し下さいますよう、宜しく御願い申し上げます。

【くらしま・まさひこ】ビジュアルアーティスト
イラスト、ビデオ、CGの流れで現在に至る。1985年に、パフォーマンスでパソ
コンを使用したり、TVタイトルや展示映像、印刷物への展開等、様々な仕事を
経験。近年(94年~)は、オリジナルキャラクター「パテンテ」を主人公に物
語を展開している。シリーズ作品「Patente Visual Wonderland」を制作。ま
た一方でダンスパフォーマンスをテーマにした作品「Dance Wind」シリーズも
制作、発表。独自のスタンスでCGと向き合っている。
patente@pop11.odn.ne.jp
http://www1.odn.ne.jp/~kurashima/

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■イベント案内
C-en Presents Larix Show
ゲストはステロタイププロダクトの3人
http://www.e-style.ne.jp/
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<主催者情報>

いつも多彩なゲストでお送りしている、C-enの公開インターネット生番組「C-
en Presents Larix Show」。7月はステロタイププロダクトの3人をゲストに迎
えてお送りします。今回は、なんとゲストから来場者全員に特製カレンダーを
プレゼント!

日時:7月27日(木)19:30オープン 20:00スタート
会場:e-style(渋谷QFRONTの5F)
参加方法:担当者市野までメールか電話(03-5428-5540)
生放送:ESN<http://www.e-style.ne.jp/>
入場無料

●Stereotype Produkts (ステロタイププロダクト)

1996年1月Tシャツ・ブランド「アシュラ・ファースト」をスタート。 97年
1月、STEREOTYPE PRODUKTS設立。99年から現在の3人組デザインユニットとし
て、ウェアデザインからグラフィックデザイン、 映像制作まで幅広く活動を
行っている。

映像
・ロッテルダム国際映画祭 Exploding Cinema 部門にノミネート (2000)
・ラフォーレ原宿「HA!HA!HA!CHRISTMAS」TVCF (1999)
・宇多田ヒカル「Addicted To You」TV SPOT (1999)
・ACE COMBAT3 (欧州版) OPENING MOVIE (1999)
・TK TAKEO KIKUCHI SHOP MOVIE (1999)
・名古屋パルコ南館オープン TVCF (1998)

グラフィックデザイン
・「STAR CLUB」CDジャケット (2000)
・「Playstation2 IQ REMIX+」パッケージデザイン (2000)
・札幌パルコ「MEN'S MIX」ビジュアル (1999)
・TAKEO KIKUCHI CDジャケット (1999)
・「Q:Are We ANARCHIST」 CDジャケット (1999)
・西城秀樹シングルコレクション CDジャケット(1999)
・攻殻機動隊CDジャケット (1997)

ファッション
・TAKEO KIKUCHIとのコラボレートTーシャツ発表(1999)
ASYURA、NU/KEのフラッグショップ「N/A」を原宿、京都にオープン (1999)

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■インフォメーション
プロカメラマン向け本格的カラープリント用レンタル暗室
works rental darkroom
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<発信者情報>

この度、本格的カラープリントができるレンタル暗室を開設いたしました。従
来のミニラボと違いプロ用引伸し機を使用するため、自在にカラーコントロー
ルできます。ポジにはないネガカラーの世界をお手軽に御利用できるようにつ
くりました。デジタル全盛の今、アナログの世界も見直してもらいたいと思っ
ています。
8月31日までキャンペーン実施中で、レンタル料金1時間1000円、初回1時間
無料指導、印画紙10枚サービスの特典あり。
http://www.lmc.co.jp/works/

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■編集後記(7/10)
・昨日の朝、ハニー号と散歩していて神明社の林でカブトムシをみつける。第
一発見者はハニー号で、こわごわと観察を続ける鼻先にさかさまになってもが
くカブトムシ。まだ羽化したばかりで背中もしわしわだ。だれにもつかまらな
いように茂みの奥の方に移動しておいた。午後から地域の祭礼で、新品の御輿
も出た(これには我が家は多大な寄付を)。大人のかけ声ばかり勇ましく、子
供らはとってもノリが悪い。祭礼ではりきるのは今や年寄りばかりだ。(柴田)

・好きな雑誌が休刊する。かつて柴田氏が編集長をつとめられていたSUPER
DESIGNINGもそうだった。他人事ではなく、なんていうかおもちゃを急に取り
上げられたような怒りや悲しみみたいなものがあったり、諦めから途方にくれ
たり。DGの時はリニューアルしていたので、まだまだ続くものと思っていた。
写真がとても綺麗な雑誌だったので、価格が高いのは仕方ないと思っていたの
にな。J-ROCK MAGAZINEも休刊。少人数で頑張ってはる雑誌だったし、硬派な
ところが気に入っていたけれど、世の中そういうものではないらしい。読者と
しては、小さな小さなライブハウスを満員にできないバンドを、ドームを一杯
にできるくらいの人気かと思えるような書き方はして欲しくないし、好きな食
べ物レベルのことを毎回質問する雑誌より、興味のある事柄や、音楽に対する
姿勢を書いてくれる雑誌の方が面白い。(hammer.mule)
http://www.j-rock.com/

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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