[0724] ここがヘンだよFlash5 <インターフェイス編>

投稿:  著者:  読了時間:27分(本文:約13,100文字)



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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0724   2000/10/25.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 16956部
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 <インクの出の悪いボールペンで絵を描いているようなもんだ>

■デジクリトーク MKチャット対談
 ここがヘンだよFlash5 <インターフェイス編>
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■イベント案内
 mACademia 第59回「10 対 5」

■連載「ip2000-phase2」 疾走記 0155 10/25
 お釈迦様の手の中から出られるか?
 川井拓也@land





■デジクリトーク MKチャット対談
ここがヘンだよFlash5<インターフェイス編>

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: どもどもー、まだ咳が止らない笠居ですー ゴホゴホ
まきお: えらいひっぱるなぁ(笑)。比較的健康体のまつむらですー
かさい: やっぱ年かなあ… なかなか回復せんぞー
まきお: わはははは。まぁ、流行ってるみたいやからね、風邪。さて、今週も
    Flash5の話ですね。
かさい: こっちもひっぱりますね(笑)
まきお: あ、その前に
かさい: ん? なんじゃ
まきお: 前回「猿の手」、オーソンウェルズちゃうやろ、ってぼくが言いまし
    たが、オーソンウェルズ劇場の第一回がこの「猿の手」だったそうで
    す(^_^;) 謹んで訂正させていただきます\(__ )
かさい: あ、やっぱわしの記憶は正しかったか(笑)
まきお: いろんなところにマニアが潜んでいるから、うかつなコトはいえんな
    ぁ(^_^;)
かさい: ねえ(笑) でも、このチャットに話の整合性を求めるのもどうか
    と思うけど(笑)
まきお: 息抜き、息抜き(笑)さて、Flash5の役にたつ話をしませう(笑)
かさい: はいはい、今日はどのあたりを攻めましょうか?
まきお: そうですねー、そろそろみんな、Flash5に慣れてきたかと思うんです
    が、いくら使っても、どーも慣れないよね、今度のFlash 
かさい: そうなんだよねえ、どうしても手順を間違ったり、誤操作したりって
    ことが多いですねえ
まきお: まぁ、インターフェイスが変わるとね、戸惑うことってのは多いんだ
    けど、どーもこのFlash5はインターフェイスの設計がなにかんがえて
    作られてるのかよーわからんっ
かさい: Flash3からFlash4に替わったときも、戸惑いは結構あったんだけどね
    でも、いったん慣れるとFlash3に戻ろうって気は起こらなかったのよ。
    今回は、ついFlash4のほうが楽だから、ってFlash4で作業してしまう
    ことがまだあるねえ
まきお: そうそう、ずーっとFlash5使ってて、なんかの時にFlash4で作業する
    必要があって、Flash4さわるでしょ? 気持ちいいのよー(笑)
かさい: そうなんだよねえ、起動も速いしさー、グラフィック作ってるときは
    Flash4のほうがいい(笑)

●一番イライラするのが色の指定

まきお: てなコトを書いていると、単に昔はよかったと言ってるじじーのたわ
    ごとに聞こえちゃうので(笑)ロジカルに問題点を浮き彫りにしてい
    きましょう。まず、グラフィックのインターフェイスをみていこうか
かさい: ほいほい、まずはツール関係かな?
まきお: うん。今回のFlash5で従来のダイアログが全部パネルになって、出し
    っぱなしになったんだけど、グラフィックに関してはFlash4の時から
    そうだから基本的に恩恵はなにもないよね。整列パネルくらいかな?
かさい: そうだね、カラーパレットは出しっぱなしにできたもんね。かえって
    操作するパネルが分かれちゃったぶん、面倒になってる気がする
まきお: マウスの移動距離は確実に増えてるよね。それも問題なんだけど、ま
    つむらが一番イライラするのが、色の指定なの
かさい: といいますと?
まきお: Flashは、線と面の二つのエレメントが厳密に区別されてるよね?で、
    Flash4の時は線ツールなら線の色指定だけ、バケツツールなら塗りの
    色指定だけがツールパレットに出てた
かさい: だね、今度は両方出たまんまだ
まきお: そう、どのツールでも「線」「面」どっちもでっぱなし。だから、す
    ぐまちがえちゃう。これさ、普通のドローソフトならこれでいいのよ。
    ひとつのオブジェクトに必ず線と面のパラメータが存在するから 
かさい: Flashはドローソフトだが(笑) でも…
    面と線は一体のようで実は別々…
まきお: そこが Flashドロー環境の要なんだよ。それわかってなくて、無理矢
    理普通のドローインターフェイスを積んでくるからおかしくなる。二
    つカラーチップがでてて、指定間違うだけならまだいいんだよ。たま
    らんのは、ツール持ち替えると勝手に色がかわっちまう。ブチ切れそう
    になるよ
かさい: とにかく、色を選ぶ前に、どっちの色なのかを指示してやらないとい
    けない。Flash4の時から考えるととんでもなく面倒
まきお: 勝手にかわるのは、結局、ツールによって、「塗りは指定できないツ
    ール」とかあるのをあとから無理矢理整合性をつけようとして、うま
    くいってないんだよな 
かさい: そうそう、ラインツールとかエンピツツールに持ち替えると「無し」
    にしてた塗りが勝手に復活しちゃうんだよね。逆にブラシにすると
    「無し」にしてた線の色が復活する。
まきお: で、もどしても、もどんないから腹がたつ(笑)せめてもどせよ(笑)
かさい: まったくねえ(^^;)

●不都合なシロアミ

まきお: あと、選択のハイライトが以前はベターっとしたクロアミがかかって
    たのが今度から細かいアミ点にかわったでしょ? あれも気にいらん
かさい: 色の選択がリアルタイムで反映されるようになったから、確認しやす
    いように、っていう意図なのはわかるんだけどね
まきお: でもね、今回は「選択ハイライトを非表示」ってコマンドがあるんだ
    よ。確認ならそのコマンドで十分でしょ?
かさい: ですねえ、で、具体的にシロアミの不都合な点は?
まきお: 細かいアミ点になったおかげで、線なんかだとアミ点の間をすりぬけ
    て、選択していない様に見えたり、一応、色によってアミ点の色も反
    転するんだけど、これがバカ。薄い黄色にシロ網かけられたって、判
    断でけん!
かさい: 色の要素の何を基準に反転させてるかって所だねえ、これは
まきお: なんで色の反転(XORだっけ?)にしないの? 理解でけんよ、あたし
    ゃ。ネガポジすりゃあええんちゃうん?。で、それはまだ許そう(笑)
かさい: まだ他に許せんものがあるのか?(^^;)
まきお: どーしようもないのがね、グラデーション塗りと、ビットマップ塗り
    はアミの色がシロ固定なの
かさい: ああ、たしかに
まきお: だから、黒から白へのグラデの、シロ部分って、まったく選択がわか
    んないのよ。ビットマップもシロ部分はまったくわからん。選択して
    いるかどうかってのはGUIをそなえたアプリのキホンでしょう?

●選択範囲が判別できない

かさい: どーしよーもないねえ(^^;) 判別できないって事でいうとさ、あれも
    頂けないよ、ベジェペンのカーソル
まきお: というと?
かさい: このツールのカーソルだけ縁取りが無いのよ。だから黒い背景だとカ
    ーソルがどこにあるかわかりづらい(笑)
まきお: あー、縁取りマスク切るのわすれとんのね、はずかしー(^_^;)。
かさい: 特に「精密カーソル」にしたときはまったく見えないのよ。恥ずかし
    いよマジで
まきお: 別にあーたが恥ずかしがる必要はなかろう(笑)開発者がこういうこ
    とを恥ずかしいと思っていないのが問題なのだ(笑)
かさい: まあ、今回のベジェツールなんて誰も使わないだろうからいいんだけ
    どね(^^;)
まきお: そうか(^_^;)? わしは時々使うぞ 
かさい: 何に使うのだ?(^^;)?
まきお: 大きなパスを描くときとか。まぁ、たまーにだけど(笑)
かさい: せいぜいモーションガイドを引くときくらいだろう? あれで図形描
    けっていわれたらわしゃ逃げるよ。ラインツールで描いたほうがよっ
    ぽど早い
まきお: わしみたいに、鉛筆ツールメインで描いていて、補助的にベジェ使う
    には、それなりに使える。まぁ、フツーはその逆なんだろうなぁ。逆
    は....Illustrator使った方が早いな(笑)
かさい: にしても、カーソル判別できないなんて、機能以前の問題外ですよ
まきお: 選択範囲が判別でけんのも、機能以前の問題だぞ(^_^;)
かさい: だね、(^^;)

●扱いにくいタイムライン

まきお: あと、タイムラインもなんか扱いにくい。タイムラインはねぇ、まぁ
    昔から変ではあるのだが、Flash(笑)、今回特に変だね 
かさい: タイムラインはホントに扱いが変わっちゃって、どうやっても慣れな
    いなあ。Flash4のときもちょっと抵抗あったんだけど、メリットもあ
    ったしね、慣れた。でも、今回はどうメリットがあるのかがさっぱり
    わからないんだ
まきお: あれ、無理矢理Director風のタイムラインにしちゃったのが、そもそ
    もの間違いね。Directorはレイヤーじゃなくて、チャンネルっていう
    んだけど、1チャンネルに1スプライトなのね。複数は置けない 
かさい: ふんふん
まきお: だから、こういうインターフェイスでも成立するんだけど、 Flashの
    場合はチャンネルじゃなくてレイヤー。複数のインスタンスが置ける
    でしょ?
かさい: 置ける、しかもフレームが違えば、別のアニメーションだって同一レ
    イヤーに置ける
まきお: それと、Directorは最初からスコアにはフレームが存在する。 Flash
    は作らなくちゃ存在しない。そういった違いをこのインターフェイス
    は吸収しきれてないのね 
かさい: んじゃさ、Director風に1レイヤー1オブジェクトを守って作れば、
    これはこれで使いやすいのか?
まきお: それがそうでもないのだよね。このタイムラインは「トゥイーン」の
    コトは考えてるけど、「フレームバイフレーム」アニメのことはほと
    んど考えていない。だから、その二つが混在したタイムラインとなる
    と、いきなり操作が破綻するわけだ 
かさい: だよね、トゥイーンしたフレームはかたまりで扱えるけど、コマアニ
    メはダメ、じゃあねえ
まきお: 無理にDirectorに合せたって、これじゃあDirectorユーザーもFlash
    ユーザーも喜ばないでしょう。構造が違うんだもん。クルマに船の舵
    をつけてるようなもんだよ
かさい: (^^;)

●エクスプローラーにはキレた!

まきお: それから、新機能のエクスプローラー。これもひどい 
かさい: ひどいですか(^^;)
まきお: ひどくないですか(^_^;)?
かさい: いやいや、具体的に見ていきましょう(笑)
まきお: まずね、エクスプローラーだと、ムービーに含まれるエレメントが一
    覧できて、たとえばムービー内のフォントをずらーっとリストできる
    よね
かさい: できますね
まきお: で、ですね、そのムービー内のテキストをリストしたら、全部選択で
    きますねん。選択できる、ちゅーことは、これは「まとめてなんとで
    もしてぇえ」って合図ですよね(^_^;)?
かさい: そうですね、普通は(^^;)
まきお: できまへんねんなぁ、これがどーにも(笑)フォントを変更しても、
    実際にはタイムラインで表示されているコマしか変わらない
かさい: んがあ(笑)でも、複数フレーム編集モードにしていれば…?
まきお: できるけど、でもシーンがわかれてたらあかんのよね、当然 
かさい: そっか、シーンを越えて選択はできんもんね
まきお: なら、選択させるなああああああっ!!!!!
かさい: あ、ついに切れた(⌒▽⌒;
まきお: エクスプローラーってのは基本的にはタイムラインと同じなのよ。な
    のに見た目が違って、本来できない選択ができたりする。エクスプロ
    ーラーに関してはね、機能的にもすっげー文句がある
かさい: なんじゃ
まきお: 信じられないと思うんだけど、フィールドの種類、つまり、静止テキ
    ストか、ダイナミックテキストか、入力テキストかが判断でけんのだ
    よ、こいつは
かさい: あ、そういやそうだな
まきお: つまり、ムービー中につかわれている、通常のテキストも、変数フィ
    ールドもいっしょくた(笑)結局全コマ自分で確認しないとダメなの
かさい: うーむ。もっと基本的なところで不満があるのだ、ワシは
まきお: ほいほい?
かさい: Flash4のオブジェクトインスペクタはエクスプローラが肩代わりする
    のがすじだよね? なんでアニメーションシンボルの総フレーム数が
    どこにも表示されないのだ!?
まきお: あああー! (^_^;)表示されまへんか?(^_^;)
かさい: どこを探しても、今回のFlash5ではアニメシンボルの総フレーム数を
    表示していないのだ。インスタンスパネルにも、情報パネルにも、ラ
    イブラリにもない!
まきお: Flash4でやっと表示されたと思ったら、なくなっちゃったのね(;_;)
かさい: 作ったシンボルのフレーム数は自分で全部憶えとけってことか?

●誤操作を誘発するインターフェイス

まきお: あと、ごっつー細かいとこだけど、ライブラリとシーンパネルでは削
    除アイコンはゴミバコなのに、パラメータやアクションでは「-」な
    のね(^_^;)
かさい: こまかー(笑) でも気になりだすと目に付くね
まきお: ちゃんとデザインのガイドラインがあるなら、こんなことは絶対に起
    きないよね。ガイドラインが存在しないって証拠だよこれは。それか
    らねー、今回パネルになって、複数のインスタンスとかを選択してか
    ら設定できるでそ?
かさい: うんうん、まあこれは便利な場合が多いよ
まきお: そうかな? これでさ、複数のインスタンスに同じインスタンス名つ
    けれるんだ。あと、複数フレームに同じラベル名もつけられる(^_^;)
    しらんまに複数選択してたら....ええのん、これ(^_^;)?
かさい: いくない(^^;) SWFに書きだすとき情報ウィンドウで怒られる(笑)
    あ、複数フレーム編集のとこで言い忘れてたんだけど、複数フレーム
    編集モードにして、アニメーションしてるインスタンスを全部選択し
    て移動したい、ってときさ、Flash4だったらモード変更して、オニオ
    ンマーカー設定して「セレクトオール」で全部選択だよね
まきお: うん。そだよ。Flash5は違う?
かさい: Flash5だと、この操作で選択されるのはフレームなんだよ
まきお: ああ(^_^;)タイムラインの方の「全て選択」がはいっちゃうのね
かさい: インスタンスを選択するには、このあとステージにフォーカスを戻さ
    ないといけない。今回のインターフェースで一番厄介なのは、やっぱ
    この「どこにフォーカスがあるのか」ってとこだと思うな
まきお: そうそう。で、もっと深刻なのがね、タイムラインのフォーカスから
    ステージにフォーカスを移動するのって、スクロールバーとかをクリ
    ックするでしょ? この操作もヘンだけどさ
かさい: うん
まきお: でもスクロールバーは必ず出てるとは限らないよね?(^_^;) ワーク
    エリア非表示にしてると、フォーカスを移動でけんのだよ(^_^;)
かさい: いったいどうせえっちゅーのだ(^^;)
まきお: フォーカスって、Flash4の時も実はあったんだけど、マウスの位置で
    判定してたんだよね。だから普通に使っていれば気にならない 
かさい: 今回はクリックしないとフォーカスを移動できない
まきお: ウィンドウやパネルをいちいちクリックしてフォーカスを変更しない
    と、タイプした文字がフォント名指定のところに入ったりする(^_^;)
かさい: その上、パネルに一度フォーカスしてしまうと、アローツールに一時
    変換するトグルキーも効かなくなるときた(笑)
まきお: あうううう(笑)もう笑うしかないっす(笑)
かさい: ほんと、どうしましょ(^^;)
まきお: パネルインターフェイスなら、フォーカス合わせた後、リバウンドさせ
    るのが常識でしょ? それがない。こういうインターフェイスの悪さっ
    ていうのはさ、機能的に考えればそれほど問題にならないじゃない? 
    機能しない、というんじゃないんだからさ
かさい: そうだね、機能はするんだ。手順が厳密なだけで
まきお: でも見た目、手順は自由なようにデザインされてんだよ。だから誤操
    作を誘発する。これはね、クリエイティブツールとしては最低だと思
    うの。ユーザーの思考を中断させるんだよ
かさい: 操作性の悪さで作業効率も落ちる。デメリットはかなり大きいと思う
まきお: 効率どころのさわぎじゃない。次の行動に移ったときに、いちいちそ
    こでつっかかってたら、何をしようとしてたか忘れてしまうよね?
かさい: ワシラ、とくにそういうお年ごろですから(^^;)
まきお: まるで、インクの出の悪いボールペンで絵を描いているようなもんだ
    よ。定型作業ならいいかもしれんが、クリエイティブな思考の時にこ
    ういうコトされると、ほんと、なにも作る気がなくなる。いったいど
    う考えてるんだろうね、開発元は
かさい: ユーザーの要望を取り入れた結果だ、ということなんだろうけど、そ
    れでデメリットを産むことには目を塞いでいるのかなぁ
まきお: デメリットだとわかってないんじゃない? Flash使っている人間が
    デザインしたとは思えないもん。新機能もそう。エクスプローラーを
    見ればわかるけど、とにかく「つけただけ」。カタログスペック上は
    それでいいかもしれないけど、実際は従来の機能と整合性がとれてな
    いから、つかいにくいわ、混乱するわ

●3つの大切なことがわかっていない!

かさい: まあ、世に出てしまったものを元に戻すことはできないけど、これか
    らどう対処していくのかに注目したいね
まきお: そゆこと言うからいかんのだよ。クルマならリコールでしょ? 食品
    なら回収でしょ?
かさい: いかんか、甘いかな、ワシ(^^;)
まきお: いかん(笑)とにかく今回の Flashの開発担当者は、三つの大切なこ
    とがまったくわかっていない。ひとつは「インターフェイスとはなに
    か?」もうひとつは「Flashの本質」ついでにもうひとつ「クリエイ
    ティブとはなにか?」
かさい: キビシイね。でも確かにそういうことを感じさせられるね<Flash5
まきお: そういうことがわかってない人間がつくったツールで 「Flashですぐ
    れたインターフェイスをクリエイト」なんて言われても、なんも説得
    力ないぞっ!
かさい: クリエイターとともに歩もう、っていう気持ちに偽りが無いのなら、
    今一度ここでなんらかの態度を示して欲しいですね
まきお: さて、次回はより深みへと....(^_^;)
かさい: 請うご期待…(^^;)
まきお: スクリプト編だよーん(笑)
かさい: ああああああ(^^;)
まきお: 世紀末やなぁ....(笑)

【笠居 トシヒロ/グラフィックデザイナー】
風邪引きでぶっ倒れていたせいで、仕事が洗濯物のようにたまってしまった(^^;)
早く片づけてゆっくり酒でも飲みたいよ~~
http://www.mad-c.com/
mailto:kasai@mad-c.com

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
10/30、例によってマカデミアでFlash5をやりますっ。今回は「Flash5のここ
が知りたい」と銘打ってひたすら質疑応答に終始する予定(希望(笑))。
http://www.makion.net/
mailto:makio@makion.net

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■イベント案内
mACademia 第59回「10 対 5」
http://www.mACademia.org/
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<主催者情報>

日時 10月30日(月)19時~21時(申込み不要・会場に直接お越しください)
会場 大阪・梅田・阪急電鉄本社ビル「1階/エコルテホール」
http://www.mACademia.org/map/map.html

内容(予定)
[Aパート]
●ようやく Mac OS X が公開できるようになりました(PB だけどね)。
http://www.apple.co.jp/macosx/index.html
久々ご登場の魚井先生と共に "Mac OS X" の復習をしましょう!
http://www.fishbone.tm/
"X" が気になるけど、移行しても大丈夫? な方、必見です。参加者のみなさ
んもアプリケーションの動作報告をお願いしますねー! 予想以上にちゃんと
うごくみたいですよ(^^)

●Flash 5J の本当のところ。
なにかと話題の Flash 5J ですが、57回で新機能網羅はしちゃいましたので、
http://www.mACademia.org/index57.html
今回は「Flash 5J のここが知りたい」みたいな形で、Q&A大会を考えていま
す。答えるのは、独自ドメインサイトもオープンした、あの "まつむらまきお
ン" 師。
http://www.makion.net/
事前にメール( nyan@mACademia.org )でも受付ますし、当日質問いただいて
も結構です。もちろん、遠隔地から掲示板での質問も可!

[Bパート]
PowerBook 解体新書、おもしろい周辺機器、へんてこなメーラ、ちょっと気に
なる施設、さわげる企画

[ライブ放送]
今月も QuickTime TV を使ってライヴ中継します。当日ホームページからリン
クを張りますので、会場に来れない方はネットでお会いしましょう!
QuickTime 4 をお持ちでない方は下記より入手くださいね。
http://www.apple.com/quicktime/
ライヴをご覧になっている方からは、掲示板でフィードバックを受け付けます。
質問、希望(もっと××を見せろとか)、励ましの声をお待ちしております!

[会場でのインターネットアクセス]
会場に AirMac を準備します。DHCPで接続できるように設定しておきますので、
PowerBook、iBookをお持ちの方はお楽しみに~。

[今後の予定]
11/29(水)「ITと踊れ!」60回記念企画
12/15(金)「マイクロサーバの攻防」

参加費 1000円(紅茶・クッキー付)
定員 120名
主催 
Team mACademia( http://www.mACademia.org/
阪急電鉄ネットナビ( http://www.o-kini.or.jp/netnavi/

協力
よろしくネット( http://www.yorosiku.net/
デジ・プレ( http://www.digipre.com/
関西インターネットプレス( http://www.kip.net/
デジタルクリエイターズ( http://www.dgcr.com/

お問い合わせ 中西 博: nyan@mACademia.org
http://www.s-o-w.com/

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■連載「ip2000-phase2」 疾走記 0155 10/25
お釈迦様の手の中から出られるか?

川井拓也@land
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現在のオリビア号の位置(凸)
東京>基隆(台湾)>凸>>ダナン(ベトナム)>シンガポール>コーチン(インド)
マッサワ(エリトリア)>ポートサイド(エジプト)>アシュドット(イスラエ
ル)>クレタ島(ギリシャ)>ナポリ(イタリア)>バルセロナ(スペイン)>ラ
スパルマス(カナリア諸島)>ハバナ(キューバ)バルボア(パナマ運河)>カ
ヤオ(ペルー)>イースター島>パペーテ(タヒチ)>ラウトカ(フィジー)>ポ
ナペ(ミクロネシア)>東京

●「BBSムード」の排除

「洋上衛星メール PEACE BOARD」のプログラムとデザインが大詰めを迎えて
いる。時間のない中での立ち上げであるがプログラムとデザイン両方を担当し
てくれているスケッツのおかげで精度の高いものができそうである。
http://www.sketts.com/

数時間おきに圧縮ファイルで送られてくるデザインテストを見ながらこちらも
フォトショップ、ファックス、メール、携帯電話を駆使して精度を上げていく
注文をしていく。

今回のデザインコンセプトは「BBSムード」の排除である。あくまで日常で見
かけるモチーフを最大限使い、ボタンひとつそこに表示される言葉ひとつまで
こだわりぬいている。「モード」や「更新」などのネット的用語は極力避け、
資料の請求に関してもユーザーの立場からもっとも気持ちのいいイメージを受
けてもらえるように「資料請求記入欄 送信」などではなく「メール資料をお
送りします」「記入欄」「このアドレスに」「送信」と。

また単なる地上でのやりとりとは違い、海のど真ん中のしかも500人が共に航
海している「地球一周クルーズ」からの衛星送信であることをさまざまなモチ
ーフを使って強調。ページのみならず船からの書き込みメールには送信した緯
度・経度と大洋の名前が自動で刻印され、乗船者が帰国してサイトにアクセス
して記念にプリントアウトをとる際の思い出感を強調できるようにもしてある。

スレッド式などを敢えて採用しないのは、このサイトがユーザーの書き込みに
よってコンテンツとして独立していくというコンセプトを持っていること、そ
して掲示板形式というパブリックな場所での私的なメールのやりとりという相
反するような要素をミックスさせることで、そのやりとり自体が船旅の広告と
なっていくことを狙っているからである。

船のシステムと日本のシステムはインターフェイスを変えてあり、専用のプロ
グラムを動かすので日本のユーザーが船のユーザーのふりをして書き込むこと
は不可能となっており、逆もまた不可能。一日一回しか通信できないタイムラ
グはFTPによる差分データの受け渡しと、その後の合体処理プログラムにより
日本と船の書き込みデータが時間順に入れ子に整理されるようになっている。

そして一番の目玉は、とある広告の機能。オリビア号という船やピースボート
というツアーをある程度知っている者同士のやりとりが、一般の人から内輪的
なものに見えてしまうのを防ぐために、ユニークなサポートプログラムを日本
のサーバーで動かすことにしてある。

船からの書き込み時には、自分の書き込みを知人のメールや携帯電話に告知で
きる機能も付加されている。手のひらに地球の裏の洋上から友人の「海が青い
~!」というメールが届くのは、なかなかうれしいものになるはずだ。

携帯電話がiMODE等に発展してインターネットにつながっている現在だが、画
像や着メロがおとせたとしても、それは企業のサーバーとやりとりをしている
だけで孫悟空でいうお釈迦様の手の中で遊んでいるようなものである。ネット
という本当に広大な海を実感させる携帯コンテンツはまだそれほど多くはない
が、今回ここで行なうサービスがそのような手のひらが世界とつながっている
と実感できるきっかけになればいいと思う。

それを体験するのは乗船者の家族や友人だけかもしれないが、私には前回の愛
ぴ~メールの実験後にある人から寄せられたメールの言葉がアタマに焼きつい
ている。それは乗船していた若いオンナノコの母親から一通のメールだった。

(メール引用)
娘が無事に帰国しました。この3ヶ月は、みなさまのおかげで、航海のようす
がわかり、心配が減ったばかりか、楽しんでなりゆきを見守ることができまし
た。ありがとうございます。
娘と一緒に旅行した気分も味わいその上、旅を何倍にも楽しませてもらった思
いです。特に私たち親の年代にとっては、インターネット、パソコンと向き合
う絶好の機会にもなり、すごくたくさんわからない言葉もありましたが、(例
・シズル感とか、フェーズとか…)インターネット人口拡大の面でも、これか
らの発展が楽しみです。
特に最初の頃は、船の内部の写真とか、新しいものが出るたびに、プリントア
ウトして見ました。両親や(本人にとっては祖父母)周りの人に見せに行きま
した。友だちにメールで知らせたら、みんな開いて見てくれました。
(メール引用終わり)

ということで、今回は難しい言葉は徹底して排除しているわけである(笑)。
今回のクルーズではどれくらいの人が楽しい気持ちでパソコンに向うようにな
ってくれるだろうか? 挑戦は始まったばかりである。(続く)

http://www.ip2000.net

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■編集後記(10/)
・「酢豚つくりモリモリ食ったブス」「力士手で塩なめなおし出て仕切り」な
んじゃこれはと思われるだろうが回文なのだ。さいきん「またたび浴びたタマ」
なんてたわいない回文で芸があると評価の春樹堂だが、かつてはものすごい日
本語の使い手がいたことを若い人にも知ってもらいたくて。コピーライターの
土屋耕一さんだ。土屋さんなら「軽い機敏な仔猫何匹いるか」となる。どうだ、
横綱と新弟子くらいの力量の差。79文字の散文が回文というものすごい例もあ
る。昨夜思い立って書庫を探り「土屋耕一のガラクタ箱」(誠文堂新光社1975
刊)を読み始めたらおもしろいのなんのようこ。こういう本こそ復刊されるべ
きである。日本語がだめになっていく時代に大事にされるべき本だ。(柴田)

・先週でひと区切りのついた石田氏のコラム。続きが読みたいと思っている方
はいらっしゃいますよね。J.A.M.サイト上の「editor's voice」で近況が読め
ますのでどうぞ。デジクリに再登場してもらえるようメールや掲示板での書き
込みよろしく! sadsが表紙の3号はぜひお手元に!    (hammer.mule)
<http://www.dgcr.com/jam/> J.A.M.サイト
石田氏のコラムは、692、697、702、708、713、719号に掲載。
<http://www.dgcr.com/backnbr/index.html>

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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