[0797] モバイルでテキスト大量生産その2:道具編

投稿:  著者:  読了時間:17分(本文:約8,100文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0797    2001/02/08.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 17434部
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 <iBookが「腰に来る」>

■デジクリトーク
 モバイルでテキスト大量生産その2:道具編
 須貝 弦

■デジクリトーク
 点だと思っていたものは三角形だった
 なゆみ かすい

■セミナー案内
 関西DTP協会「PDF使いこなしセミナー」

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 2月JPC教育講座

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 学生・人事・学校が集結 それぞれの本音が聞ける「就職・採用新世紀」



■デジクリトーク
モバイルでテキスト大量生産その2:道具編

須貝 弦
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●VAIOノートで「日刊インパク」編集ライブ!

須貝です、こんにちは。本当は夜です。「日刊インパク」の編集会議に来てい
ます。本当はもうちょっとはやくデジクリの原稿を送らなければいけないのだ
けれど、時間がないのでワケあって編集会議の現場でこの原稿を書いています。
まわりにたくさんの人がいるのですが、いかに須貝のタイピングがおかしいか
話題になっています。詳しくは先週を参照されたし。

今、神田さんに「日刊インパク」の制作過程をライブで見せていただきました。
Macの印象の強い神田さんが、アレコレ文句を言いながらもVAIO 505を使って
作業しています。しかしWindows Meはやたらと落ちていますね。みなさんそん
なもんなんですか? 私のMacOS 8.6よりも落ちてますよ...。じつは自分も
WindowsのノートPCが欲しいと思うので、ちょっと心配になってしまいました。

●ついにiBookが「腰に来る」ようになった

さすがにiBookは重たくて、疲れてきたんですよ。先日もiBookを使っていると
ある雑誌の編集長さんが「最近腰がさぁ」とか「iBookなんか持ち歩けないよ
重たくて」なんて言っていましたが、私も別に好きで持ち歩いているワケじゃ
ないんですよね。せめてもう少し軽いPowerBookが欲しかったのを、お金がな
くてiBookを買ったんですから。ああもう3kg以上なんて毎日持ち歩いていらん
ない! っていう感じで、もはや日本一愛情の足りないiBookユーザーかもし
れません。

私の本業は原稿を書くことです。もっと細かく言うと、出先で原稿を書くこと
です。週に3日は出先でテキスト入力をする仕事があります。レギュラーの仕
事です。そして前回も書いたように、時間を見つけては出先で原稿を書く必要
に迫られているので、毎日持ち運ぶハメになるのです。しかし3kgはねぇ。3kg
でも、液晶のグレードが高くないうえにでっかいバッテリーをつけているので
バッテリーは持ちますが、それにしても重たい。

先述の編集長さんと会った後、駅前に止めたバイクにまたがって走り出したら
なんと! iBookの入ったカバンが腰にズシンと来るじゃないですか。マジ重
たい! 腰痛ぇぇぇぇぇ(泣)ということで、イヤになりながら30分間のライ
ディングに耐えたのです。そして帰宅して思いました。「B5のサブノートが欲
しいぃぃぃ」と。

●ThinkPad i Series 1124が欲しい♪

今欲しいのは、IBMのThinkPad i Series 1124です。昔からIBMのパソコンはカ
ッコイイなと思っていたし、他のメーカーのB5サブノートを見回してみても、
カッコイイと思えるものはあまり見当たりません。世間的にはVAIO SRとかな
んでしょうが、どうも子どものオモチャに見えてしまうんですよね、使ってい
る人には申し訳ないけれど。まぁ、VAIO SRはかなりお買得なモデルなんで購
入検討はしてみるものの、せっかくの仕事道具なのでカッコイイものを持ちた
いなと思ったりします。

そんなIBMのマシンの中でなんで1124に興味を示しているかと言うと、ご存じ
の人も多いと思いますが「超低電圧版モバイル Pentium III SpeedStep テク
ノロジ」ってヤツですよ。要するに省電力設計で、通常サイズのバッテリーで
も5時間使える(公称)ということなので、まぁ通信なんかもしつつだと駆動
時間は減りますが、3~4時間出先で使えれば十分「大活躍」と言えるでしょう。

そして何より、重量が標準バッテリ時で1.46kgですよ、あなた! iBookの半分
程度じゃないですか。まぁiBookをカバンに入れて持ち歩いて電車で移動して
いる私がクレイジーと言えばクレイジーなのですが。でも1.46kgという数字を
聞いてしまうと、PowerBook G4ですらとても重たいモノに思えてきますね。

うーん、今年はデジタル関連の出費を抑えるコトが至上命題だったのですが、
すでに心が揺れています。

・ThinkPad i Series 1124製品紹介
http://www.jp.ibm.com/pc/thinkpad/tpi11211/tpi11211a.html

・ココで買えます(笑)
http://commerce-26.www.ibm.com/cgi-bin/ncommerce/CategoryDisplay?cntrfnbr=1&cgmenbr=1&cntry=392&lang=Ja_JP&cgrfnbr=2079491

【すがい・げん】
ライター。「Residens in Forest of Macintosh」Webマスター。今週のR.F.M
はちょっと趣向を変えて水上バスからの夜景を掲載。隅田川の最後の橋のたも
とにある「不夜城」もバッチリ。メールマガジン「週刊Mac使い」もよろしく。
・Residens in Forest of Macintosh
http://www.macforest.com/

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■デジクリトーク
点だと思っていたものは三角形だった

なゆみ かすい
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大人たちに刷り込まれたイメージ、ありませんか?

●おもしろくないのは何故か

伝統というと、守るものだとか、壊してはいけないものだとか、大人たちに口
を酸っぱくして言われてきた印象ばかりが残っている。また、小さかった頃は
抱き合わせ的に登場するもうひとつの言葉“しきたり”と同義だと思っていた。

しかし、物心がつくにつれて伝統という言葉に対して疑問を抱くようになって
きた。もちろん、向きや不向き、興味・感心の差で受け入れ方は個々人や対象
によって違うとは思うけれど、ぜんたい保守的なその雰囲気にはどこか嫌悪感
を感じずにはいられなかった。

そして考えた――伝統というのは誰かがはじめたから存在しているのであって、
最初は何も存在しない。つまり、「はじめた人」が必ず存在するというわけ。

その「はじめた人」というのは「創造者」といえ、保守的なイメージはどこに
もない。後続する継承行為とは違って“クリエイティブさ”がそこにある。

意味は異なるけれど、これを“流行”になぞらえることもできる。業界の仕掛
け人の企みに乗っかってしまうケースも、誰かがはじめてそれが伝播していく
ケースも、思いついた人や最初にやった人はクリエイティブといえるが、追従
した人については、そうとはいえない。

こういった点から「伝統は守るものじゃない、作るものだ!」と思った。ここ
に本音を書くとするなら、だいたい、「はじめた人」のひとり勝ちなんて面白
くないったらありゃしない。継承も大事だとは思うけど、どうも、こう、既成
のものの上にのみ成り立つというのが気に食わない。

●伝統なんか捨てちゃえ!?

時代の流れは歌舞伎すらも変えたという。お芝居全般についていえるけれど、
写真やテレビの登場によってアップで撮られることをも想定しつつ、遠くから
見ても映えるという矛盾した舞台メイクをしなければならなくなったため。

そのように伝統というのは時代にあわせて良くも悪くも書き換えられているし、
書き換えられていく。当初の理念とは屈折していったり、次第に省略されてい
くのもまた書き換え。伝統が意思を持っている限りは伝統を守りきれなかった
というようなことはありえない。引継いだ人が伝統を書き換えているだけ。

ここで、伝統とは少なくとも守るだけのものではないというのは明らか。

また、昨年、NHKの人間講座「徳川三代の人間学」の再放送を作業の傍ら音声
だけを聴いていた時、その中で述べられていたことが印象深く記憶に残ってい
る。伝統とは、こわし、つくり、まもり……していくものだと。今更ながら、

「えっ、こわし!?」
「こわしてもいいものなの?」
「やっぱり、そうしてもいいものなんだよね……」
「そっかー、いいんだぁ(しみじみ)」

と自問自答したのは言うまでもない。なかなかピントを合わせられないでいた
対象のピントが突如として合ってしまったものだから、それは衝撃的だった。
これでもう、自分の考えにどことなく後ろめたがる必要はなくなった。

この「こわし、つくり、まもり」の三要素のうち、ひとつでも疎かにしたなら
それは伝統とはいえない。他の言葉を用いた方が適切なように思う。矛盾する
関係もあるものの、頑なにひとつの要素にこだわらず、それらの要素の三角形
を絶妙なバランスで保ち続けること、それが伝統を確立する上での難しさかも
しれない。

伝統とは育てられるもの。時として革命や終焉も必要。決して、奇麗事だけで
済ませられるものではない。

【なゆみ かすい】mailto:kasui@flux.gr.jp
これを書いていて思い浮かんだのが「Vガンダム(ターンAではなく、ヴィク
トリー)」。それには自己進化・自己増殖・自己修復という三要素を満たした
とんでもなガンダムが出てくるので。(笑) あ、そうそう、ガンダムっていう
と、昨年末「G-セイバー(実写+3DCG)」が放送されましたが、ご覧になりま
したか? 見終わっての第一声は「これって『ガンヘッド』すら超えれてない
なぁ……」。3DCGはそれなりの出来でしたが、設定とシナリオがねぇ。(^^;;

創作とコミュニケーションの舞台装置「krietron」
~ 第2回定期展の出品募集テーマは「薄紅」または「永遠」 ~
<http://www.krietron.net/>

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■セミナー案内
関西DTP協会「PDF使いこなしセミナー」
http://www.digital-kansai.com/dogyear/20010227.html
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日時 2月27日(火)
   第1部「PDFのフォント埋め込み」13:00~14:55
   第2部「PDF出力」15:05~17:00
会場 TSURUYAホール
   大阪市中央区本町3-3-5 つるやゴルフ本社8F
受講料
・第1部「Adobe Acrobat 4.0 PDFのフォント埋め込み」のみ受講
 関西DTP協会会員7000円 一般11000円(受講料にはテキストとして「Adobe
 Acrobat 4.0 フォント埋め込み講座」定価2200円の書籍が含まれる) 
・第2部「Adobe Acrobat 4.0 PDF出力」のみ受講
 関西DTP協会会員7000円 一般11000円(受講料にはテキストとして「Adobe
 Acrobat 4.0 使いこなし読本」定価2,400円の書籍が含まれる)
・第1部・第2部両方を受講する場合
 関西DTP協会会員12000円 一般20000円(受講料にはテキストとして「Adobe
 Acrobat 4.0 フォント埋め込み講座」「Adobe Acrobat 4.0 使いこなし読本」
 の書籍が含まれる)
講師 上高地仁(インクナブラ代表)

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■セミナー案内
2月JPC教育講座
http://www.jpc.gr.jp
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JPC(Japan Publishing Consortium)の2月の教育講座が開講する。

『DTP“基礎の基礎”講座』
講座開催日程
第1回 2月17日(火)午前10:00~午後5:00
第2回 2月24日(土)午前10:00~午後5:00
受講費 JPC会員30000 JPC団体会員40000 非会員50000
http://www.jpc.gr.jp/event/pro/2000_03_dtpkiso.html
 
『Windows データの印刷ターゲットのPDF 作成方法』
講座開催日程
第1回 2月17日(土)午後2:00~午後4:00
第2回 2月24日(土)午後2:00~午後4:00
受講費 JPC会員20000 JPC団体会員25000 非会員30000
http://www.jpc.gr.jp/event/pro/2001_01_pdf.html

『カラーマネージメント講習 初級』
講座開催日程
2月17日(土)と2月24日(土)の2日間
午後1:00~午後5:00 計8時間 ※土曜日、2週続けて受講。
受講費 JPC会員50000 JPC団体会員60000 非会員70000
http://www.jpc.gr.jp/event/pro/2001_02_colorma.html

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■イベント案内
学生・人事・学校が集結 それぞれの本音が聞ける「就職・採用新世紀」
http://college.b-platz.ne.jp/carriculum/130221.html
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<主催者情報>

日時 2月21日(水)13:30~17:30
会場 大阪産業創造館 5階 人材育成センター研修室A/B
内容(1)特別講演 アメリカでの学生の就職意識
   米国ミネソタ・セントトーマス大学 スーザン・モイヤー氏
  (2)学生・人事・学校、三者ホンネトーク
  (3)会場参加型ディスカッション「就職とは? 採用とは?」

1月29日にオープンした、中小・ベンチャー企業支援施設が大阪産業創造館。
ビジネスカレッジは産業創造館の人材育成事業であり、開講記念イベントは、
学生や人事・学校関係者が就職と採用を互いに語り合うもの。

現在、新入社員の3人に1人が3年以内に離職しているという実態がある。辞め
ていく新入社員は「こんなはずじゃなかった…」と言い、人事担当者は、「最
近の若者は使い物にならない」と嘆く。そんな悩みをホンネでぶつけ合う。

普段の悩みや想いをおもいっきり吐き出して、お互いのホンネを聞き出す絶好
のチャンス! 学生だけ、関係者だけのセミナーでは絶対に聞けない生の声が
聞けるはずです。ぜひご参加ください。

参加費 無料/交流会のみ2000円 当日現金にてお支払いください
定員 120名(先着順 定員になり次第締め切らさせていただきます)
申し込み http://college.b-platz.ne.jp/carriculum/130221.html
問合せ 大阪産業創造館ビジネスカレッジ 担当:中根、早川
    TEL.06-6264-9812 FAX.06-6264-9899
http://college.b-platz.ne.jp/

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■編集後記(02/08)
・先日の雨で、わがハニー号はレインコートデビューを果たした。雨の日の散
歩のあとは、バスタオルでふきあげるのがけっこう大変で、とうとう通販で買
ってしまったのだ。胸前と腹をマジックテープでとめるだけの簡単なもので、
頭もおおうことはできるが、徹底的にいやがるのでやめた。けっこう高級犬の
ふんいき(?)。おしっこをするときコートが対象物にふれてごわごわいうの
で、それを嫌って散歩コースの半分くらいまでは足をちょいとあげるだけ。ま
あ慣れれば平気になるだろう。さすがに帰ってからの後始末は楽。「犬にレイ
ンコートだとぉ、みっともない」と言わず早く対応すればよかった。(柴田)

・昨日ぶつぶつ言っていたら、.ppt用のviewerがあるという指摘を舩倉さんよ
りいただきました。なんとマック版まである。こういうメールはありがたいっ
す。viewerがあるなんて、聞いたことなかったもの。まつかささんのところに
は、wordとexcelのviewer情報まで。こっちはWin版しかないみたい。wordをIE
で見られるってことは、HTML化するってことなのかなぁ。緊急情報ゆえ、試し
てません。マック版のものも作って欲しいなぁ。      (hammer.mule)
http://office.microsoft.com/worldwide/japan/downloaddetails/2000/ppview97.htm
http://www.microsoft.com/japan/Mac/Office/FreeStuff/PPViewer/
http://officeupdate.microsoft.com/japan/downloaddetails/office/word/viewer/winwdv97.htm
http://officeupdate.microsoft.com/worldwide/japan/downloaddetails/office/Excel/viewer/default.htm
上から、Win版ppt、Mac版ppt、doc、xls用viewer

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
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        森川眞行 

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