[0829] Webの花道

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0829    2001/03/28.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 17686部
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 <「社内で検討」されちゃうのよー>

■デジクリトーク MKチャット対談
 Webの花道
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■デジクリトーク 連載:現実までも悪夢となった日 [5/N]
 火の精に力を借りて
 なゆみ かすい

■イベント案内
 デジタルハリウッド福岡校卒業制作展 Class of '00

■イベント案内
 「Adobe Premiere 6.0 新機能セミナー」で
 ピナクルシステムズ、TARGA 3000/DV500を出展





■デジクリトーク MKチャット対談
Webの花道

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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●Webページってとは個人のもの的感覚

まきお: まいど、よーやく人間らしい生活にもどりつつあるまつむらですー
かさい: まいどですー、鼻風邪がまだ治りきらない笠居ですー。花粉症ではあ
    りません~~(笑)
まきお: ところで最近きがついたんだけどさぁ
かさい: うん? なんや今日はいきなりやね(^^;)
まきお: Webつくる、と言ったときに、笠居さんは「人のページをつくる」 と
    いうことを考えるでしょう?
かさい: ああ、そらそうでしょう。それで食ってるんだから(笑)
まきお: あっしはその思考が欠落してることにきがついた(笑)
かさい: ほえ? どういうこと? 自分のページのつもりでデザインしちゃう
    ってこと?
まきお: セミナーとかで「というわけですんで、みんなどんどん Flashつかい
    ましょー」とか自分で言うんだけど、「ご自分のサイトを」という認
    識しかないのな、わし(笑)
かさい: ははあ、ようするにコンシューマー・パーソナルなサイト作成しか頭
    にないということ?
まきお: いや、コンシューマーというわけではないのだけどさ、ほら、わし、
    人様のページつくったことないから\(^_^;)/
かさい: 企業サイト云々というのも「自社のサイトを社員が作る」なら思考範
    囲内ってこと?(笑)
まきお: そうそう。つまりですね Webというのを人につくってもらう、という
    のがイマイチ理解できてない自分がここにいるんだな(^_^;)
かさい: だけどさあ、Webじゃなくても デザインを外注とか、イラストを外注
    とかあるわけじゃない? だから我々も仕事があるわけで
まきお: いや、それはもちろん、人様のページのイラストやらなんやらは仕事
    してるけど、なんていうのかな、ほらWebページってのはなんとなく、
    個人のモノという認識なんですよ、わし的に
かさい: ふぅん、そうなんか?
まきお: だって、黎明期はそうだったでしょう? プロがデザインした企業ペ
    ージなんかあんまりなかったよーな気が
かさい: そらそうだねえ Webがビジネスに使えるなんて誰も本気にしてなかっ
    たもんねえ(笑)
まきお: だから、企業ページがあっても、個人ページと大差なかったし(^_^;)
かさい: 今でも大差ないとこは山ほどあります(笑)ていうか、個人ページで
    もクオリティ高いとこがたくさんあるからね。趣味のページは、なん
    ぼでも時間かけれるから、プロが作るよりクオリティ高いってことも
    しばしば(笑)

●Webデザイナーに流れ着いた(?)

まきお: うん(^_^;) で、今さ「 Webデザイナー(クリエイター)」になりた
    い、って人がたくさんいるんでしょう? よくしらんけど(^_^;)
かさい: いるんだねえ、これが(笑)学校はそれで繁盛してるみたいだからね
まきお: あんたもそれで稼いでるんでしょうが(^_^;)
かさい: 人聞きの悪い(^^;) 後進の育成に尽力してるといってくれ(笑)
まきお: うん、それそれ(笑)で、わし的にイマイチよくわからん職種である
    ところのWebデザイナーとはなんなんだと思ったワケよ。
かさい: がぁん。よーわからんで何年もつきあってんのかワシと(^^;)
まきお: わからんでも酒は呑める(笑)そもそも、おっさん、出会ったころは
    Webデザイナーではなかったような気がしたが(^_^;)?
かさい: たしかに(笑) あの頃はまだ会社員でDTPやってたな
まきお: でさ、わしのまわりをぐるーっとみわたしてみてね…怒るなよ(^_^;)
かさい: なんじゃ(^^;)?
まきお: Webデザイナーになりたくてなったというヤツは、まぁ 若い連中は若
    干いるが、Webデザイナーに流れ着いた、という連中ばっかのよーな
    気がするのじゃ(^_^;)
かさい: よーするに、回りに需要があったからWebを作ってると…
まきお: よくいえばそうだが、悪く言えばそれしか仕事がなかったと(^_^;)
かさい: ううーむ(^^;)
まきお: おっさんもよく言ってたやん「今どきはWebしか仕事ない」って(笑)
かさい: それは事実だなあ。印刷物の仕事はほとんどないな。今「おしえて」
    シリーズが唯一かも(笑)
まきお: わははは
かさい: いや、全国的に不景気じゃない。んでネットはどんどん普及するし、
    印刷物に使う経費より宣伝費としてみても安くつくってんで…
まきお: しょーがないからWebデザイナー_〆(。。)メモメモ…
かさい: こらこらー(^^;) ワシはWebやりたかったんだよ、まじめな話
まきお: うむ、それが聞きたいわけですよ(^_^;)。なぜに「グラフィックデザ
    イン」ではなく「Webデザイン」なのか。そもそも、Webのデザインと
    はなんなのか、ですね 

●Webデザイナー、Webディレクター、Webプロデューサー

かさい: グラフィック& Webデザイナーって名乗ってるから、グラフィックが
    イヤってわけじゃないんだよな。自分のデザインが印刷物というカタ
    チになる喜びとかも知ってるしなあ
まきお: 従来はさ、「グラフィックデザイン」っていうくくりであって、もち
    ろん「エディトリアル」とかもあったんだたけど、今の Webデザイン
    みたいに認知された存在ではなかったよーな気がするのだが。なぜに
    Webデザインのみがこんなになったの?
かさい: Webデザインってのは グラフィック・エディトリアルだけでは成立し
    ないからだろうなぁ。グラフィックとかエディトリアルとかは、はじ
    めにメディアありき、でしょ? Webのばあいは、そのメディアを作り
    出すとこから始まるからじゃないかなあ
まきお: 作り出すったーて、サーバ立ち上げからやる場合なんてほとんどない
    んじゃないの?
かさい: いや、そういうハード的な話ではなくて、その Webページがどんな役
    割・機能を持ったメディアになるのか?ってとこから考えるってこと
    っすよ
まきお: それはエディトリアルデザインやグラフィックデザインもいっしょで
    しょ? ちがうん(^_^;)? そういう思考なしにデザインってできる
    んか(^_^;)?
かさい: 本来的には一緒なんよ。でもそれを考えられる立場にいるデザイナー
    が現実には何人居る?
まきお: 立場...ということはディレクションの立場??
かさい: 現実には「アートディレクター」とかそういう肩書きの人が考えて、
    デザイナーは指示されたグラフィックを作るとこまでで精いっぱいな
    んじゃないの?
まきお: そうなんか(^_^;)しらんかった。で Webデザインはそうじゃないと?
かさい: いや、そこまでの認識をもって仕事してる Webデザイナーは、かなり
    少ないと思う(^^;)
まきお: んーと、わし仕事とかで呼ばれて、行くでしょ? で、名刺交換する
    じゃない?
かさい: うんうん
まきお: そうすると、相手は「プロデューサー」と「ディレクター」って場合
    が多くて。で、仕事をしてだんだんわかってくるんだけど
かさい: なにが?
まきお: 実は「営業」と「デザイナー」だったってコトが多いんだけど、そう
    いうことかな(^_^;)?
かさい: あーちかいちかい(笑)本当の意味でのディレクターって、なかなか
    お目にかかれないよねえ。でも、Webには可能性はあるのよ。Webディ
    レクターとか Webプロデューサーとかいう職業は、まだ確立してない
    から
まきお: 確立してないから兼任しとるんか(^_^;)?
かさい: デザインの分野からディレクションしていけるという可能性がね、あ
    ると思うんですよ
まきお: でもさぁ、たとえば先の例でさ、なにか案とかラフとか、そのディレ
    クターに出すとするじゃない?
かさい: うんうん
まきお: 「社内で検討」されちゃうのよー
かさい: あるねえ、それは(^^;) まあWebに限ったことじゃないんだけど
まきお: でもでも、TVとか映画でさ、役者やスタッフがなんか相談したときに
    いちいち「社内で検討」するよーなヤツはおらんと思うぞ(^_^;)。
    本来、ディレクターってのは現場責任者であって、すべてを責任もっ
    て判断する人のことなのでは(^_^;)?
かさい: そのディレクターも「社内」も Webについて理解が足らないというこ
    とが非常にねっくになるわけだな。でもね、だからこそ「可能性はあ
    る」んだよね。こっちがきちんとしたディレクションを提示できれば
    だけどさ
まきお: ワシ的にはちゃんとディレクションしてくれなくて困る場合の方が多
    いぞ(^_^;)
かさい: そりは、まつむらさんも Webのディレクションなんかしたくねー、っ
    て思ってるからでわ?(^^;)
まきお: いや、わしはディレクター指向あるよ。メディア作るの好きだもの
かさい: ああ、そうかもな
まきお: ディレクターをねじふせる(笑)
かさい: (笑)

●「ディレクション」って仕事

まきお: じゃあさ、本来はみんな「 Webディレクター」になりたい、と思って
    いるのかな
かさい: どうかなあ? そう思って Webデザイナーになりたいです、っていっ
    てる人は少なそうな気がするよ。学校で教えてきた経験からだけです
    けど…
まきお: あれ? ディレクションできるのが Webデザイナーの醍醐味なのでは
かさい: もちろんそうよ。少なくともボクはそう思ってるよ。でも大半はWeb
    のほうがグラフィックで身を立てるよりは簡単だと思ってるのかも
まきお: ひー(^_^;)
かさい: なんか「グラフィックとかデザインだけでは才能が足らないと思うの
    で CGIも勉強します」とかいうような人が多いような気がするんだわ
まきお: グラフィックで身を立てられない人間でも Webデザインってできるん
    (^_^;)? その思考がちょっと理解できないんだけどさぁ
かさい: どーなんだろうねえ(笑)
まきお: まぁ、もちろん向き不向きってのはあるだろうけど、なぜその人はデ
    ザイン、美術の勉強をせずに、CGIの勉強をするのだろう…
かさい: そのほうが就職しやすいからじゃないかな?(^^;)
まきお: ううううむ(^_^;) それはわからんでもないな(^_^;) でもそれは不
    幸だ(^_^;)
かさい: あ、だけどさ Webデザインってひと括りにするのは間違いだ、って話
    もあってね、これはYUGOさんとこの社長の福井信蔵さんが書いてたん
    だけど、WebサイトデザインとWebページデザインは別のものだって
まきお: ふむふむ
かさい: 確かにそうだと思うんだけどね、サイトデザインは要するにディレク
    ションからの話で、ページデザインはインターフェースを含むグラフ
    ィック系のデザインってことだと。だから、グラフィックができなく
    てもサイトデザインはできるかもしれない。でも、話戻っちゃうけど
    ディレクションを考えずにグラフィックつくれないよなあ、って。だ
    から、「できなくてもわかる」ディレクターじゃないとねぇ
まきお: うん、つくれないと思うなぁ。わしかて、ディレクションなしに絵は
    かけない。そういう場合ってかならず「直し」がはいるからキライだ
    (^_^;)
かさい: わははははは、ありがちありがち(笑)
まきお: 海外はしらんけどさぁ、日本ってその「ディレクション」って仕事が
    ほんとうに成り立つんだろうか、とふと考えるわし。
かさい: 成り立ってる会社(人)もあるけど、少数派かもね。
まきお: 公共の仕事の場合、「仕様書」があって「入札」があって、みたいな
    流れがあるでしょう?
かさい: あーやだやだ<公な仕事
まきお: 民間の場合も、それほどではないにしろ、やはり近い流れがあると思
    うんだよね。「営業さんが仕事とってきて」みたいな。あ、営業じゃ
    ない、プロデューサーね(^_^;)
かさい: (笑)
まきお: で、わしの場合、クライアントと直接というケースが多いんだけど、
    プロダクション通しとかだと、クライアントと一度もあわない、とい
    うケースもある
かさい: ああ、ありますね。それは
まきお: Webデザインの場合ってどうなの? そのあたり
かさい: ワシはそっちの方が多いぞ(^^;)
まきお: だと思うんだよね。で、その場合、どうやって「ディレクション」を
    成立させるのか? と(^_^;)
かさい: 結局、その間に入ってる会社なりに、こっちの提案を受け入れる余裕
    と、それを通す力があるかどうかで決まっちゃうんだけどね、そうで
    ない場合は、それはもう悲惨なことに(笑)
まきお: 孫請けだったりすると....(^_^;)
かさい: そう言う場合は最初から諦めるのが賢明かと(^^;)
まきお: そういう意味ではさ、ディレクションやるんだったら、デザイナーを
    めざすのではなく、元請け、つまりプロダクションや代理店を目指す
    べきなのではなかろーか
かさい: そこよ。それだと自分でグラフィックはさわれねーでしょ?
まきお: むずかしいとこだわなぁ。えらいセンセになって、営業までやとえる
    身分にならないと難しいわな
かさい: 手は動かしたいんだよ。で、自分の思うようにもしたい。 Webならま
    だ可能性が残されてるかな、とね
まきお: まだまだ若いねぇ、おぢさんも(笑)わしなんか仕事の絵は人にまか
    せて、自分では好きな絵を描いて暮らせればどんなにいいかと(^_^;)
かさい: 褒めてんのかあきれてんのかどっちや(^^;) でもまあ、あと10年がん
    ばろう、と思う今日この頃
まきお: なかなかこの国はあと10年では引退させてくれんと思うぞ(^_^;)
かさい: いややー、10年後には引退してハワイで暮らしたいんやー(笑)
まきお: ということは、キミが無事、ハワイに移住して悠々自適な生活が送れ
    たら、若い Webデザイナー志望の人たちはこの道を選んで間違いなか
    ったというわけやな(^_^;)
かさい: みんなおれについてこーいってウソウソ(^^;)
    こなくていいよー(どっちやねん)
まきお: じゃあ、最後にこれから Webデザイナーとして世の中に出てくる若い
    人たちに一言づつ。
かさい: あんまり安く仕事を請け負わないように。その上いい仕事でもされた
    日には、こっちの立場が(笑)
まきお: はやくえらくなって、まつむらに仕事発注してください(^_^;)
かさい: ふたりともなさけなーい(笑)

【笠居 トシヒロ/グラフィック&Webデザイナー】
先週、柴田編集長が「もう終わり?」って書いてたので長くしてみました(笑)
ええ、わしらに「適当」という言葉は通用しません(笑)
<http://www.mad-c.com/> < mailto:kasai@mad-c.com >

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
TVを新調してプログレッシブにしたら、DVDが恐ろしくキレイで「映画を見
る」のに非常に近い感覚。もうVTRは見れないなぁ。最近見たのでは「遠い空
の向こう」がよかったです。
<http://www.makion.net/> < mailto:makio@makion.net >

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■デジクリトーク 連載:現実までも悪夢となった日 [5/N]
火の精に力を借りて

なゆみ かすい
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奇妙な夢というのは止んだりせぬもので、やはり、“悪夢が多いのは昔から”
ということなのだなとひとり納得の日々。元々、良い思い出も、嫌な思い出も
すぐに忘れてしまうけれど、愚行だけは執拗なまでに覚えているというか、忘
れたくても忘れられないというか、そんなふうだからかも。でも、中にはこん
な夢も……。

なぜか山中で怪人さんをお追いかけている(いくら怪人さんでも、やっつけた
くはないんだけど、どうしてもやっつけないといけないらしくて……)。その
最中、ふと斜め後方に何者かの気配を感じて振り向いてみると火の精霊さんが
ふたり。こちらを見ながら内緒話をしている。縦書きのテロップ(笑)による
と名前は「火皇(かこう)」と「火帝(かてい)」。ふたりあわせると「炎の
皇帝」ということ!?

なんだかすごいモノを見てしまったけれど、怪人さんを追わないといけないの
で、まずは怪人さんを追いかけることにする。しばらくして、やっと怪人さん
を追いつめるも、従えていた水の精霊さんでは思わぬ苦戦を強いられてしまう。
ところが、そこに火皇と火帝のふたりして颯爽と飛んできて怪人さんを一撃で
やっつけてしまった。そして、ふたりは何処かへ……。

でもね。「かすい」の「か」は漢字で書くと「火」の字。これでパワーアップ
ができるのかな(と、信じる、信じたい)。それと、火の精霊さんたちは契約
したから協力してくれたわけではなく、どういうわけでかは分らないけれど、
単に手伝ってくれただけ。だから、記憶に残った火の精霊さんたちの残り火を
絶やさぬように育てていかないといけない――と、目が覚めて、ひとり誓った
のでした。

それで、既にサイトの方には掲示していますが、ちょっと没ネタを乱発してい
る間(自分で没にしないとデジクリは何でも載っちゃうからコワイ(^^;;)に
類似名称に関する問題は解決してしまいました。「問題が生じた場合は互いに
善処する」ということで、あっけなく。ただ、サイト名はほんの少し変更する
ことにしました。「krietronity(くりえとろにてぃ)」が新しい名称です。

というわけで、告知(↓)です。

創作とコミュニケーションの舞台装置「krietronity(くりえとろにてぃ)」
・第1回定期展(天使、街灯)および第2回定期展「薄紅、永遠」展示中
・第3回定期展「そよ風、メタモルフォーゼ」出品受付中
それ以降のテーマは以下の通り
線路、高い空、湖底、森の中、航海、遺跡、標本、火焔、星月夜、民族衣装
<http://www.krietron.net/>

さてさて、ぜんたい夢日記的に面白味もなく短期間で連載終了!? それでも、
とりあえず終結宣言はしないでおきます。分母の「N」は不定のまま……。:-)

【なゆみ かすい】mailto:kasui@flux.gr.jp
双子ものの(ないし類する)お話ってわりと好きなので「双子探偵(教育テレ
ビ)」とか「分身(NHK-FM)」はチェックした口。同じく双子の設定で、なん
だかおもしろそうだったので「世の経(世の中なんでも経済学)」も見てはい
たけれど、年度末になってようやくサイトを覗いてみると、「天てれ(天才て
れびくんワイド)」に出てくる「シンパンマン」の正体が分ったり、寸劇に登
場していた「Gargoyle」はやはり「天てれ」繋がり(というわけではないのか
もしれないけれど)であったことが判明したり、「TTK(=天てれ)」のロゴが
入っているスタジャンを着てる人がいたり(監督さん?)、撮影はスゴイこと
になっていたことがおもしろおかしい撮影日記の番外編で分って大満足。最近
「はいからさんが通る(アニメ版)」の予告ばかり流されるのを見て、BS見れ
ないから悔しがってたの忘れてしまうほど……。ただ、来年度はリニューアル
なので今のサイトは消滅するのかと思ってたら、前年度分として残される様子。

世の中なんでも経済学 <http://www.nhk.or.jp/keizai/>

▼原稿の順番を間違って掲載したようです。これが827に載るものでした。

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■イベント案内
ハイクオリティな3DCGアニメーションを一挙公開
デジタルハリウッド福岡校卒業制作展 Class of '00
[Exhibition of Graduate Works DIGITAL HOLLYWOOD Class of '00]
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<主催者情報>

福岡校開校3年目にして初の本科・専科(1年制)コースの卒業制作展
[Exhibition of Graduate Works DIGITAL HOLLYWOOD Class of '00]が3月30日
(金)・31(土)に天神のランドマークIMS8階GAYAで開催されます。高度なテク
ニックを駆使して制作されたハイクオリティな作品の上映や展示、その他トー
クセッションを開催。また、当日ご来場の方には、先着100名様(各日)にデ
ジタルハリウッドオリジナルトートバックをプレゼントいたします! 入退場
自由となっておりますので、是非お気軽に足をお運び下さい。

日程 3月30日(金)~31日(土)11:00~20:00(31日は18:00まで)
会場 IMS 8F GAYA(福岡市中央区天神 1-7-11)
入場 入退場自由(※トークセッションは予約が必要です。)
問い合わせ:デジタルハリウッド福岡校 0120-357-679 fukuoka@dhw.co.jp

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■イベント案内
「Adobe Premiere 6.0 新機能セミナー」で
ピナクルシステムズ、TARGA 3000/DV500を出展
http://www.i-office.ne.jp/premiere/
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<主催者情報>

3都市で開催されます「Adobe Premiere 6.0 新機能セミナー」(アドビシステ
ムズ主催)で、ピナクルシステムズは、次世代のデジタルビデオ編集システム
「TARGA 3000」と、DV編集システム「DV500」新バージョンのデモンストレー
ションを行ないます。
Premiere 6.0の魅力をさらに引き出すピナクルシステムズのパワフルなソリュ
ーションを、是非とも皆様の目で実感してください。 なお、同時期(4月中
旬迄)に、東京・大阪では、TARGA 3000の定期的・個別デモンストレーション
も開催いたします。 

4月2日(月) 福岡(福岡タワー)
4月4日(水) 大阪(WTCホール)
4月9日(月) 東京(紀伊国屋サザンシアター)

●「Adobe Premiere 6.0 新機能セミナー」について(申し込み先着順)
http://www.i-office.ne.jp/premiere/

●TARGA 3000・個別デモンストレーションについて 
Tooシステム機器営業部デジタルメディアシステム課 TEL.03-5423-8120
http://www.too.com/digitalmedia/seminar.html

<お問い合わせ>
ピナクルシステムズ株式会社プロフェッショナル・ドットメディア事業部
またはパーソナル・ウェブビデオ事業部 TEL.03-5465-0646

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■編集後記(03/28)
・「花子さん怪猫=日本のコワーイ話ベスト5」ってのを録画したけど、まだ
見ていない。幼児のころはコワイものがたくさんあって、裏山から(実家はい
まも小高い雑木林のそばにある)熊や大蛇が出てはこないか、山火事になった
らどうしようなんて、本気で心配していた。そのころの闇は本当に暗かった。
そして最高にコワイのは怪猫だった(笑)。先日、古本市場で「新耳袋1」を
買った。このシリーズはこわいよ~、不気味ですよ、本当に。 (柴田)

・お仕事の関係で、ある方のアトリエに行って来た。15年ほど前に建てられた
という建物だが、とてもかっこよく、置かれてある小物ひとつひとつに、いち
いち驚嘆。お話した相手もルネサンス時代の美術に詳しく、会話できない自分
ってなんて教養がないんだろうと思ってしまう。あと20年ほど経てば、そうい
う教養のある人になれるんだろうか。憧れる。       (hammer.mule)


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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 < mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >
        森川眞行 < mailto:morikawa@siliconcafe.com >

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