[0839] Flashで絵を描こう

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0839    2001/04/11.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 17814部
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 <まつむらまきおだけにエエ思いさせといて平気かー?>

■デジクリトーク
 Flashで絵を描こう
 笠居トシヒロ&まつむらまきお
 
■デジクリトーク
 どんなに太ってても、バレエができるロシアってええなあ
 東 知世子

■展覧会案内
 ロバート・キャパ賞展 20世紀と人間



■デジクリトーク MKチャット対談
Flashで絵を描こう

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: まいどお世話になります、笠居ですー。暖かくなりましたねえ。
まきお: どもですー。先週は風邪ひいちゃって休んですんませんでしたー
かさい: なんか熱出してたいへんだったみたいだねえ(^^;)
まきお: キミに伝染されたんやがな、キミに(^_^;)
かさい: ワシのは熱でるような風邪ではなかった(^^;) きっと他からでしょう
まきお: わしはデリケートにできとるんじゃ(^_^;)
かさい: まーまー(笑)そうこう言ってるうちに、世間では桜も満開、お花見
    シーズンですが
まきお: 幸せですねー。あたしゃ4月生まれなんで、血がさわぎます(笑)
かさい: わははは、40の仲間いりー(笑)でも、この原稿が配信されるころに
    は、もうかなり散ってるかなー

●タブレットの反応速度が飛躍的向上!

まきお: ホントはデジクリでお花見したかったんだけどね。来年やりましょう。
    さて、今日はFlash5の隠された新機能についてです
かさい: おお、まだ隠されたなぞの機能が(笑)
まきお: 謎だらけですけどねFlash(笑)。笠居さん最近Flashで絵かいてる?
かさい: コンテンツはいっぱい作ってるけど「絵」っていう絵は描いてないな
    あ、謎の機能アップってのは、それに関わることなの?
まきお: 実はその新機能ってのはですね、タブレットの反応速度がFlash4以前
    と比べて、飛躍的に向上しとるんですわ
かさい: おお、それは素晴らしい! って、みんな説明しないとわかんないと
    思うぞ、それ(^^;)
まきお: (^_^;)どう説明すればいいかな。えっと Flashってのは基本的には鉛
    筆ツールとかブラシツールを使って、手書きでガリガリ描けるのが身
    上なんですよね
かさい: ですです。でも使ってる人少ないんだよねえ…(;_;)
まきお: で、手書きでかくと、その軌跡がドローのパスに変換されるんですが
    この変換速度がなぜかタブレットを使うとえらく遅かったんですよね
    以前のバージョンは。これがFlash5になって、改善されて、すっごく
    気持ちよく変換されるようになっとるんですわ。
かさい: うん、遅かったねえ。マウスだとあっという間なんだけど、タブレッ
    トだと遅かった。これって、タブレットのペンを書き終わってからす
    ぐに遠ざけると、はやく変換されてたよねえ
まきお: 以前はそうだったの。で、よーやく改善された。すばらしいですよ、
    これは。実はぼくもぜーんぜん気がつかなかったんだけど(^_^;)
かさい: なんや(^^;) なんでわかったん?
まきお: Macromediaのオータさんにおしえてもらった(^_^;)。
    で、実際、今F4で書くと、すっごい違和感あってね。
かさい: ちょっとやってみましたが、うん、確かに早くなってる。マウスと変
    わらんくらい早く変換されるね。こりゃ4には戻れんわ(^^;) 4のとき
    は、変換するまでに5~6本線が描けてたもんなあ
まきお: うん、戻れない。戻れないどころか、絵の描き方さえ変わってきてる
    よ、最近わし。でも、さっき笠居さん言ってたみたいに Flashでイラ
    ストかく人って少ないよねぇ
かさい: 少ないねえ。タブレット持ってる人が少ないのかなあ?
まきお: タブレットは結構みんな持ってるのね。でも、ドローイングは Flash
    じゃなくて、Illustratorで、という人が多い
かさい: なんでかねえ? Illustratorでタブレットでドローイングってのは、
    けっこう不便なんだけどなあ
まきお: いや、みんなベジェしてるみたいだよ。直接「描く」ということ自体
    が少ないよーだ
かさい: うーん、そうかあ。ベジェだと「描く」っていうよりは「トレース」
    だからなあ
まきお: 実際さぁ、「スマートスケッチ」が登場するまで、ドローソフトで直
    接「描く」というのは現実的じゃなかったよね
かさい: うん、そうね。ドローソフトはあくまで「仕上げ」をするための道具
    だった
まきお: それを、スマートスケッチがひっくりかえした。なぜ気付かない....
    (^_^;)
かさい: いま現在でも、直接描くって感じなのは FlashとExpressionくらいじ
    ゃないの?
まきお: うん。Illustratorや Freehandももちろん、直接描けるけど、全体の
    システムがそうなってない。単に線がひけるだけだもんね。
    Expressionも、まぁ線が引けるだけではある。塗れるのは Flashだけ
    だ。それができる、と思ってないのかなぁ。ベジェでえっちらおっち
    らやってる人を見ると、気の毒で気の毒で(^_^;)
かさい: それとねえ、やっぱり「絵を描く」ってこと自体をドローでやろうと
    いう人が少ない。コンピューターを使ってイラストを描いてる人はた
    くさん知ってるけど、ほとんどがPainterユーザーだったりPhotoshop
    ユーザーだったり
まきお: ペイント系なぁ
かさい: そうなのね。だいたいペイント系なんだよな。ボクもペイント系で絵
    を描くのはキライじゃないけどね
まきお: ぼくはペイント系で描くくらいなら、絵の具だしてくるよ(笑)
かさい: そうは言っても、初期のころは Photoshopで描いてたことあったでし
    ょ? マックプレスの頃とか(笑)
まきお: うん、でもあのころやろうとしていたのは、マンガの彩色をPCでやる
    ことだから。結局、それはぼくの場合、ドローがベストなの。ペイン
    ティングな絵なら、絵の具で描くよ。その方が気持ちいい
かさい: 絵柄にもよると思うんだよね。ドローの場合フラットな印象の絵にな
    りがちだから、コミックタッチな絵が得意な人はやりやすいと思うん
    だけど
まきお: 結局、「線」なんですよ。線を自在にコントロールできる、というの
    がドローの身上
かさい: それを「ベジェ」ではない方法で提供してるのは、Flashだけだと

●いかにいーかげんな線を再現するか

まきお: そう。ぼくはさぁ、ベジェでつくった、キレイな曲線ってのはなんに
    も魅力感じないのよ
かさい: 人が描いた線じゃないから?
まきお: そう。あまりにも機械的すぎてねぇ。図面みたいでしょ? 図面なら
    いいけど(^_^;)
かさい: ボクは Illustratorのベジェに出会ったとき、かなり衝撃的だったの
    よ。これまで「手」では作れなかった線がそこにあったからね
まきお: それはわかる、それはわかるが、すぐにあきた(^_^;) だれが描いて
    も同じなんだもん。ベジェで作った線にはね、愛着がわかない。自分
    が描いた線だとは思えない。
かさい: まあ正確に言うと「同じ」ではないんだけどね(^^;) ベジェの使い方
    にも「ウマイヘタ」はあるから。でも、それは「いかに仕上げを緻密
    にしてあるか」という差であって、その人の持ち味には成りえないと
    いうことなんだろうな
まきお: ぼくが Illustratorで描いていた頃ってのはさ、まさにそれで「いか
    にいーかげんな線をIllustratorで作るか」が命題だったの(笑) 油
    断すると、すぐキレイな線になっちゃう(笑)
かさい: ふつーは「キレイな線が描けるから」って IllustratorやFreehand使
    うんだよ(^^;)
まきお: もちろん「にじみのない、一定の線幅の線」が描けるというのが前提
    の話だよ(^_^;) その前提の上で、いかにいーかげんな線を再現する
    か、なの
かさい: あ、そうか。なんかわかったぞ
まきお: なになに?
かさい: みんな、PCで描く線は「キレイ」でないとあかんと思ってるんでは?
まきお: あー、どうなんだろうねぇ
かさい: にじみのない一定の線幅、と、いい加減な自分の手で引いた線、がイ
    コールにならないんだよ、頭の中で
まきお: イコールではないだろ(^_^;)
かさい: イコール、ってのは言葉が悪いか(^^;) 同居できないというべきかな
まきお: ああ、わかった。ぼくが言ってる「にじみのない、一定の線で、いー
    かげんな線」というのがないわけね(笑)
かさい: ないのよ、そういうのは頭の中に(^^;) PCの前に座った時点で思考の
    対象からはずれちゃうのでは?
まきお: ぼくは最初からそれが目的だったから(^_^;)。「ひさうちみちお」さ
    んとかね、「佐々木マキ」さんが好きだったのよ、もともと
かさい: ああ、ひさうちさんの絵はいいよね。昔、挿絵:ひさうちみちお、っ
    てだけでこむつかしい哲学の本とか買っちゃった覚えがある(笑)
まきお: それはなかなかすごそうな本だ(笑)。で、ああいった線の魅力なの
    よ、ぼくが惹かれるのは
かさい: マンガの歴史の中では比較的新しい手法でしょ?<一定の線幅
まきお: そうそう。線の入りとヌキがはっきりしているのが美しい、というの
    が鉄則だったからね。
かさい: いまはわりと普通に見かけるようになったけど… 絵本の中でもよく
    見かけるな
まきお: もともと、線画ってのは、ペイントと比べて記号性が高いのよね
かさい: ちょっとデザインつーか「図案」に寄ったニュアンスになるのが面白
    いのかな
まきお: そうそう。ポップな、って今どき言わんか(^_^;)
かさい: ポップアートとか勉強したけどねえ、大学のころは(笑)絵画の記号
    化というのも習ったなあ、たしか、忘れたけど(^^;)
まきお: で、それは突き詰めると、図面的な「きれいな線」になっちゃうんだ
    けど、どこに落とすかが、結局、個性なんだよ
かさい: で、まつむらまきおは、そのために Flashが最適であると判断したわ
    けだな?
まきお: そうそう。「うっしゃ~、このソフト、わしがもらったぁあああ」っ
    て(笑)
かさい: (笑)あんたホンマに自分だけのもんにしようと思ってたもんな
まきお: うん(笑)だからホントはこういう話は今でもしたくないんだ(笑)
    だから Flashで描くとすっごくいいぞって話は、みんな忘れてくださ
    い(笑)
かさい: まあ、いまのところ心配せんでも、あんまり誰も使ってないみたいだ
    から(笑)でもみんな、このままでええのか?(^^;) まつむらまきお
    だけにエエ思いさせといて平気かー?(笑)
まきお: まぁ、Flashがベジェアンカーだけになっちゃうと、ぼくも困るから、
    ちょっとは普及させたいんだけど(^_^;)
かさい: わははは、だそうです。タブレット持ってる人は、さっそく Flashで
    お絵描きにチャレンジしてみてください(^^)


【笠居 トシヒロ/グラフィック&Webデザイナー】
保温ポット付のコーヒーサーバーを買いました。マグで10杯分入れられるやつ
です。コーヒー好きなので、いつでも熱いコーヒーが飲めるのは、ちょっとし
た幸せです。
<http://www.mad-c.com/>

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
いい季節ですねー。仕事する気、ゼロ状態(笑)
<http://www.makion.net/>

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■デジクリトーク 
どんなに太ってても、バレエができるロシアってええなあ

東 知世子
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只今、モスクワでは「黄金仮面演劇祭」という、一見おっそろしい名前の付い
た、国家的事業?!が堂々開催中である!

ロシア人というのは、もともと才能はあっても売りこみは下手なことが多いが、
この度はけっこう欧米の演劇関係者を招いたりしている(関西人目撃済み証言)
そいでもって、全国各地の各種劇場から優秀作品を集めて、一気に二週間ほど
で、ご披露しようってわけである。ま、いえば見本市的な意味もある。

こっちでは、羨ましいくらいに演劇関係の人材育成制度がしっかりしており、
国立演劇大学の優秀な卒業生たちが、全国地方都市に散って、厳しい地理的、
財政的条件にもかかわらず、すごい芝居を作ってしまうもんやから、油断もす
きもあらへん! いわば批評家にしてみれば、今年の総決算を見せてもらえる
絶好の機会ってわけ。

そんな中、知られざる秘境みたいに思える地方都市でも、日夜せっせと夜鍋し
て、信じられない発想に基づいて、6年前、独自のバレエを編み出した男がお
った!

ペルミという小都市から来た、エフゲニー・パンフィーロフ。ぱっと見、どっ
かのデザイナーみたいで、ロシア人としては、なかなかお洒落な振り付け師や
なあ、という感じ。彼が発案して、6年前に素人の女性を集めて結成した「太
った女性バレエ団」がモスクワで初舞台を踏んだ日、その重み、(いやいやそ
れもちょっとあるけど)そのあまりの感動的な表現力、人間的に豊かな表情に、
観客席はどよめき、揺れた。

「常識を破る」といっても、ただ無茶苦茶やって、いままであったものを、わ
けもわからんと否定したり、道徳的におかしいことを堂々とやったりするのと
は、わけがちがう。彼らはいい意味で、従来の固定概念をきれいさっぱり覆し
てくれましてん。

たいてい世間の常識では、「バレリーナは細くて若くて、見目麗しき女性たち」
がボリショイ劇場のような豪華絢爛、浮世離れした舞台の上で、まるで天使の
ように舞うものである! という感じがある。もちろん、これはロシアだって
同じだ。

だが、ちょっと待った! とここで一声。このバレエ団に限っては、逆に「太
っていること」が参加条件なのだ。それも中途半端な太り方では、あきまへん
ねん。ロシアほどに太った人の多くない日本では、(「わたしはふとっている
!!」という、病的・慢性的・過剰被害妄想が、若年層女性中心にあるが)お
そらく、それほどに”勝利の実感”は沸かないだろうが、一般ロシア中年層の
女性にすれば、「ざまあみろ。どないや、参ったか!」という感じだろう。

しかも、舞台に立った女性たちを見ると分かるが、決して若くもないし、特別
に個性派ということない。ごくごくふつうのロシアの中年女性たちだ。普段は
みんな、それぞれに職業夫人として、職場でも家庭でも仕事や役割を持ってい
る、いわゆるセミプロ集団である。

その代わり、演目の関係もあってか、衣装は地味で、踊りもさすがにつま先立
ってクルクル回ったりとかほとんどしない。だが、どんな美人のプリマのバレ
リーナでも真似できない、人生経験に裏打ちされた感情、これが炸裂したら止
まらない。そのバレエの題名は、「1945年の妻たち」

●生きるよろこび

彼女らの体型は、一般的にバレエ向きとはいえない。それでも、その一般の基
準をとっぱらって、ちがう基準で見れば、バレエだけをひたすらやって、人生
経験もない若くて綺麗なだけの女の子とちがって、それぞれの人の中に、なに
かずっしりとした人間の存在感があり、それがまた魅力的でもある。

また、地方出身者独特の素朴さ、純情さ、失われつつある、ロシアという民族
的なものの根がその存在の中に、なにかしっかり張っている。それを見出した
演出家の目は、鷲のように鋭かった。

彼女らが集団で、勇気を出して舞台を踏んだ瞬間、不思議なことに、そのコン
プレックスの対象だった体が、驚くほどに、不可思議な存在になる。普段この
劇場のこの舞台の上に絶対に存在しない、あったかくて大地の匂いがする、と
ても人間的で自然な存在となって、見ているものを、だんだん吸い寄せて行く。

バレエのプロとちゃうから、技術についてはよく分からんけど、どう贔屓目に
見ても、バレエの基準ではすごくはないだろう。多分、つま先で踊ったり、細
かい動きをしようとすれば、普通の人以上に大変なことは目に見えて明らか。
だから、どうしてもマスゲーム的な全体の動きによる表現に片寄るのに、その
もどかしい動きが、徐々に見ている相手の心を引き寄せる。すごい求心力で。

普段はあの体型で歩くだけでも、全身がゆっさゆっさと、揺れるほどの太り方
なのだ。そんな彼女らが、舞台では一心に集中して、踊ろうとしている。飛べ
ない蝶が飛ぼうとするように、ものすごく頑張っていることが伝わってくる。
とにかく、一生懸命なのだ。

多分、踊ってるときはなんにも考えていない。ただ、彼女らは戦争で人生を踏
みにじられた、ロシアのどこか、ある小さな村の女たちになりきっている。限
られた舞台の上で、ヒロインたちと同じ人生を生きている。ただ真剣にそれを
表現しようとしている。

戦時中だから、とても苦しいこともあるし、悲しみもすれば、怒りもし、ちょ
っとした手紙に喜んだかと思えば、悪い知らせに落ち込んだり、身を寄せ合っ
て、慰め合ったりする。そのひとつひとつの動きや表情が、まさにダイレクト
に伝わり、見ている者の心を震えさせるくらいずっしずっしと迫ってくるのだ。

こんなバレエ、今まであったやろか?
バレエの歴史に詳しくないので、なんとも言いにくい。でも、多分ないと思う。
きっと画期的なことにちがいない。

また、このバレエの人気はものすごいらしくて、地元は2ヶ月先の切符まで完
売。他の都市公演でも、満員盛況のすごい手応えで、ついに今回の演劇祭をき
っかけに、首都入りしたというが、こちらでも観客の反応は熱狂的だった。

後で知ったが、踊っている当人たちも、以前は、まさか自分のような体型でバ
レエができるとは、思ってもいなかったらしい。それが、ラジオの募集広告が
きっかけで、バレエを始め、舞台に立ったことがきっかけで、人生観が大きく
変わり、踊ることの喜びを知ったという。今ではもうバレエなしの人生なんて、
考えられないというのだ。

いろんな人間がいて、いろんな人生があるけれど、こんな風に隠れた魅力を、
ちゃんと見つけて、育ててくれる指導者がいたら、どんな人やってこんなに輝
けるもんなんや!! それを思うと、余計に感動してしまうのだった。

演技の後、彼女らの見せたすがすがしい表情に単なるバレエではなくて、地味
でもしっかりと、人間の”生きる喜び”を教えられた気分やった。太っていて
も楽しめるバレエがあるロシア。

こういう芸術こそ、本当に「すてきだ」と心から思える。できれば日本でも、
こんな風に自由に、枠に当てはめない感覚で、いろんな人の、いろんな魅力を
発揮できる気楽な空気が、ものすごーい欲しいねんけどなあ。

真の人間の魅力は、年齢とも体重とも関係あらへんと思う。ほんまもんは、中
身で勝負や! 直球型関西人、今日もまた息巻くのであった。

関西人・未来派演劇批評家  東 知世子

ロシア批評家日記
http://www.l-mode.com/diary/new/russian.html

メールマガジン「ロシア・天井桟敷」、ロシア演劇HP
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5825/tenjousajiki.html

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■展覧会案内
ロバート・キャパ賞展 20世紀と人間
http://www.tokyo-photo-museum.or.jp/ev/2001/ev03.htm
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ロバート・キャパは、世界で最も偉大な報道写真家として知られている。1955
年にキャパの功績とその精神を顕彰する「ロバート・キャパ賞」が創設された。
同賞は『ライフ』誌と「アメリカ海外記者クラブ」によって、毎年発表された
写真作品と年間の作家活動の業績を対象として、「優れた勇気と冒険心を持っ
て海外で撮影された作品」に贈られる権威ある国際賞である。日本からは沢田
教一が受賞している。

この展覧会ではキャパ賞受賞者34人の写真・資料約260点及びキャパ自身の作
品20点に東京都写真美術館のコレクションを加えて構成し、優れた写真家たち
の眼によってとらえられた20世紀の瞬間を展観する。

会期 4月7日(土)~5月13日(日)午前10時~午後6時(木・金は午後8時ま
   で/入館は閉館の30分前)毎週月曜日休館
会場 東京都写真美術館 2階展示室・3階展示室
   恵比寿ガーデンプレイス内 Tel.03-3280-0099
主催 財団法人東京都歴史文化財団、東京都写真美術館、読売新聞社、美術館
   連絡協議会
後援 外務省、文化庁、アメリカ海外記者クラブ、タイム・ライフ社

観覧料 (2階・3階展示室共通)一般1000円 小中高校生800円

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■編集後記(04/11)
・新しいもの、一見便利そうなものが気になる。ハンディスチームジェットと
いうスチーム射出掃除機がある。汚れやゴミのついたところにスチームを吹き
つけてきれいにする、といううたい文句。一万円前後するし、効果もわからな
いので買い渋っていたら、娘の舅がとっくに導入しているとのこと。あたらし
もの好きがここにも。この人はチョコエッグの愛好家でもある。さっそく借り
て試してみたが、たしかにスチームが噴射されるがそれがどうした? ってか
んじで効果が見えない。こりゃハズレかも。こういう一見便利そうな珍品ユー
ザーの(おまぬけ)同志が近くにいたというのはうれしい。    (柴田)

・フリーになる前も、版下屋にいた頃も、いまのフリーという状態でも、勉強
とともに遊びが、プラスアルファな知識が役に立っている。版下屋で版下だけ
を学んでネットにはまらなかったら、いまの自分はいないし、版下屋に入る前
もずっとずっとそう。デジクリを読んでいて、映画のコラムにぐっときたり、
ロシアってそうなんだ、なんて思っていることがとても大切だと思える。時差
を気にすることはあまりないだろうけど、頭の片隅に置いておけばその時に役
立つ。他の人にしても、自分が書いているのかと思えるくらい似た考えの人が
いたり。これからSOHOやら在宅勤務、派遣なんて形で孤立する人が多いから、
事務所に入っていたら当然のように知るメンタルなことも、コラムで学んでい
けばいいと思うの。書かれてあることは単なる愚痴じゃなくて、現状はこうで
すよ、という内容。だからそこから何かを得て、自分の今と未来に役立てて欲
しい。デジタルを使う仕事はまだまだ確立されていないことが多いから、リア
ルタイム体験しつつ。つづく。              (hammer.mule)

・まぐまぐ、Macky!、E-Magazineでの昨日配信分において、836号となってお
りましたが、正しくは838号でした。お詫びし訂正いたします。

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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