[0893] 7月7日、七夕、コンピュータは織姫の夢を見るか?

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0893    2001/07/03.Tue発行
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 <凶と出るか吉と出るか>

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 7月7日、七夕、コンピュータは織姫の夢を見るか?
 モモヨ(リザード)

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■デジクリトーク
7月7日、七夕、コンピュータは織姫の夢を見るか?

モモヨ(リザード)
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mp3PROがヴェールを脱いだことは前回お話した。多少、原稿執筆の後で明確に
なったことがあるので、補足説明を書いておく。技術的な話はまっぴら、とい
う人は『浜崎あゆみのインターネットライブ』からお読みください。

●mp3PROの正体(承前)

おさらいすると、今回のmp3PROでは、64kbpsのエンコーディング・レートで、
従来のMP3ファイルでは128kbps並みの音質が得られる。これを旧タイプのプレ
ーヤーでも再生可能だが、その場合は現在の64kbps相当の音質となる。その技
術を説明しておく。実は、mp3PROには二つのデータストリームがある。一つは
従来と互換性を持つ部分、そしてもう一つは、それに追加された独自の高周波
数帯のデータストリーム。

mp3PROファイルを計測機器で評価すると、この64kbpsのファイルでは、音声周
波数8KHz前後を境に二つの帯域がオーバーラップしていることがわかる。ちょ
うど、フルレンジスピーカーとトウィーターで構成される2WAYシステムが空間
で信号を合成するのに似た構造である。

この二つのストリームのうち、一つは、旧タイプの64kbpsとまったく同じもの
だ。そして、もう一つがそれを補正するストリーム。私は上位互換と書いたが
視点の置き方によって、これは当然下位互換と言い換えることができるものだ。

たとえば、この仕組みのおかげで、mp3PRO対応のソフトやデバイスではMP3フ
ァイルを、これまで同様に扱える。これだと下位互換だ。旧mp3にしか対応し
ていないソフトやデバイスで旧タイプなりの音質で扱えるわけである。これが
上位互換というわけである。

2WAYスピーカーの場合、二つのスピーカーが重なり合う周波数帯、クロスオー
バー周波数帯の扱い方いかんで、音質に大きな差が生じる。これは、古き良き
オーディオマニアには衆知のことだろう。これと同じことがmp3PROにも言える。

実際に私が測定したところ、二つのストリームが重なり合う部分では特性に乱
れが生じている。ここを再生する際、クロスオーバー部分をどう扱うかで音質
に違いが出るはずだ。ここをどう扱うかでmp3再生ソフトにさらなる差がでる
はずで、私としては、この技術競争を楽しみにしていたりする。

以上の技術的な表現を感覚的表現になおしてみよう。

「低域は従来の128kbpsのほうがしまって聞こえる。高域や倍音のつやは従来
の128kbpsよりPROの64kbpsのほうがいい」

そういうことである。
(例の8KHz近辺のクロスオーバー部分の乱れは、動的な信号の再生、例えば一
般的な音楽信号を聞く場合などに影響しない)


●浜崎あゆみのインターネットライブ

インターネット上の音楽を考える意味でキーになるイベントが、来る7月7日の
夕刻に行われる。音楽というよりブロードバンドの未来に大きな影響を与える
イベント、というべきかもしれない。

浜崎あゆみのインターネットライブというやつである。

インターネットで、彼女のツアー最終日、東京ドームでのステージを見る、と
いう企画。インターネットライブ中継などさして新しくもない。それだけなら、
わざわざここでとりあげることもないのだが、なにしろ、この企画、有料であ
る。これには驚いた。

ご承知のように、インターネット発展途上国であるわが国では、これまで、こ
の類の企画はほとんどが無料であった。しかし、今回の企画はチケットなるも
のも販売している。これは、かなり冒険だ。その値段設定も面白い。

S(384kbps)  \1600 (税別)
A(56kbps)   \800 (税別)

というのである。

詳細は、
http://www.b-bat.tv/requirements/index.html
ここに書いてあるので、興味を持った方は直接チェックしていただきたい。

ちなみに、Sはブロードバンドインターネットに、そして、Aは一般のインター
ネット接続に対応している、と補足説明がついている。テキスト情報では、こ
れ以上知りえないが、チケット購入というリンクが用意されているので、ここ
で申し込みをするのだろう。

この企画が実現し、成功したなら、かなり大きな影響をインターネット上に投
げかけるだろう。停滞していたネット関連ベンチャーも一気に活性化するかも
しれない。

しかし、その反面、リスクもある。他人事ながらも一抹の不安を覚える。はた
して、本当に、これで金銭をとっていいのかどうか、ということである。S席
と称して384kbpsと書いてあるが、ブロードバンドといっても、このスピード
を出せるかどうか、これがまず疑問だ。

何しろ、これはライブなのだ。オンデマンドなら、サーバーの分散化も容易だ。
が、ライブではソースの分散化は容易に行えない。従来の仕組みであれば、何
人もの人間が、同じサーバーの同じソースに同時にアクセスすることになるわ
けである。

それで、ここで掲げる接続スピードが維持できるかどうか、それが問題だ。そ
もそも、発信者側が386kbps、受信者側も386kbpsを出せる環境にあったとして
も、両者の間に介在する接続経路全てがこの規格を維持できることは、まずな
い。それがインターネットが構造的に持っている宿命だ。

一般インターネットユーザー向け、こう称して56kbpsと書いてあるが、これも
同じこと。実際に、56kbpsモデムを使っていても、これだけのスピードは出せ
ない。そんなことは常識である。ISDNだろうと、なんだろうと、ネットの混雑
時には、接続スピードは低減する。これは常識だろう。

浜崎あゆみライブの場合、彼女の全国のファンが同じ時間帯に特定のサーバー
に接続しようすることを考えると、かなりやばい事がおきそうな気もするが、
どうであろうか。周辺のドメインネームサーバー、アクセスポイントに悪影響
を与えることも懸念される。

私自身は申し込むつもりはない。しかし、このイベントには成功してもらいた
いものと思っている。ここでコケルと、いわゆるブロードバンドというものに
対する不信感が増大する。これは確かだ。

だいたい、インターネットの仕組みと、電波媒体によるテレビ放送とは根本的
に異なる。テレビは、視聴者が何人いようと送信側に負荷がかかることはない。
しかし、インターネットは、そういうわけにはいかない。チケット購入という
仕組み一つとってもわかりそうなものだが、インターネットでは個別に認証し
て通信を確立しているわけである。これは転ずれば、同時に通信幹線を占める
絶対量に限りがある、そういうことを意味しているのだ。

ブロードバンドがうんぬんという記事をみていると、この二つをゴチャゴチャ
にしている人が多いように見受けられる。単純に比較できるはずのない技術を
同じテーブルに並べたりするもんだから問題も多発する。そういう人が、企画
側にも、享受する側にも多い。それが現状だ。悪意がなくても無謀な企画を無
理に通してしまうことになる。

とすれば社会問題になるのは必至であろう。

それはともかく、7月7日といえば七夕である。

その夕刻から夜にかけて、東京近辺の通信事情が一時的に低下するかもしれな
い。イベントの成否も気になるが、私のところの通信環境に出る影響もちょっ
と心配。凶と出るか吉と出るか、他人事であるが、ちょっとドキドキする。

モモヨ(リザード) 管原 保雄 momoyo@babylonic.com

責任編集 バビロニクス/音楽の未来を考える
http://www.babylonic.com/

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先生悩む! 生徒も悩む!

横倉みどり
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世の中どこもかしこも就職難である。そんな中、知人を通じて新卒の学生を採
用したいというありがたい話が舞い込んできた。さっそく採用条件をうかがう
と、「想像力のある人で、正しい日本語が使える学生」という答えが返ってき
た。当たり前のようであるが、私自身正直「アイタタタ~」という気分だった。
なぜならば。

●正しい日本語が理解できていない

先日こんなことがあった。学校で行われる就職セミナーに参加するため、授業
に出てきた数名の生徒が、スーツ姿で登校していた。
「頑張ってるじゃん。感心感心」
などと思っていたら、その中の一人に普段着で来ていた女生徒が話しかけた。
「○○ちゃん、いっちょうら着て、セミナーに行くの?」
言われた学生は一瞬ムッとしたまま黙ってしまうし、私もそのやりとりを見て
腰が砕けそうになった。
「相手に対して一張羅という言葉は失礼なんだよ?」
とやんわり指摘したが、彼女からは
「え、知らなぁい」
という、ぽえぇんとした返事が返ってきただけだった。

発言した生徒は決して悪気があったわけではなく、ただ言葉の意味を知らなか
っただけなのだが、もう20歳にもなるのに「一張羅」を理解していないという
のもどうだろう。

これは珍しい光景ではなく、校内のあちこちで「言葉の使い方を知らないなぁ」
と感じる時がある。いちおう彼らは広告業界の就職を目指している。しかし広
告というものは、言葉で物事を伝える部分が大半を占めているのだ。その仕事
に就こうとしているのに正しい日本語が理解できていないのでは「印刷用語」
や「校正記号の理解」どころの話ではないと私は思うのだが。

そういえば、とある記事で『しみじみ』の意味を知らない中学生がいるという
話を読んだが、果たしてうちの生徒は答えられるだろうか。ちょっと怖い。

昨年の授業経験で教訓になったものは「生徒は自分に必要性を感じるもの以外
は、まったく興味を持たない」ということだ。ま、学生に限らず誰でもそうだ
と思うが。

偉そうなことを言っている私自身も、高校時代には「英語なんて外国行かなき
ゃ必要ないわよね~」などとうそぶいていたら、この歳になってその愚かさを
痛感するハメになっているし、冠婚葬祭に呼ばれては祝儀袋に名前を書く度に
「ああ~もっと習字を真面目にやっておけば」と心の底から後悔する。

それと同じようなことが生徒にも当てはまるワケだが、ある日『自分の履歴書
をMacで作る』という授業があった。既に就職活動を始めている何人かの生徒
は、自主的に色々な事を調べ、アピール欄に書いていく。しかし、そうでない
生徒は「住所の欄には、ホントの住所を書かなきゃいけないんですか?」など
と首を傾げてしまうことを訊いてくる。

名前の欄に「グレイト池田」と書き込んでみたり、こんなことが繰り返される
と、さすがに教える気力をなくしてしまうのだが、そんな質問をした生徒が、
いざ本当に面接をすることになると、さらに大騒ぎになる。

「先生! 履歴書の作り方をもう一度教えて下さい!」
始業前のコーヒーブレイクしていた私を見つけるやいなや教室に連行したあげ
く、今度は本来の授業そっちのけで履歴書づくりを始める。そして質問の嵐!
嵐! 嵐! もう私は風に舞う木の葉状態である。

「で、台紙をつくるのにはどうしたらいいんですか?」
(いつもやってるデショ!)
「罫線ってどうやって引くんですか?」
(これもいつもやってるデショ!)
「住所欄にはホントの住所を書くんですよね!」
(そんなことしか覚えておらんのか!)

「授業で技術を教えることはできるが、向学心を教えることはできない」
私の教訓に新たな1ページが加わるのである。

●少しずつだが変化の兆しも

さて、学生さんは金がない。これは本当。しかし意外なほどプライドが高い。
特に男子生徒は格好をつけたがる傾向が強い。「これを授業に生かさん手はな
い!」とばかりに、私は授業の中に様々なデザインコンクールの参加を多く盛
り込むことにした。

「できた作品は、他の先生方や1年生にも見てもらいますからね~」てなこと
を最初に宣言しておくと、普段は遅刻してきたり、授業中にどこかに消えてし
まったり、色々と問題が多い学生さんたちも俄然やる気を起こす。

女の子になるとそれが水面下のせめぎ合いになるので、男子生徒よりも数段シ
ビアである。運動会の短距離走の時に「一緒に走ろうね」と約束したにもかか
わらず、バビューンと先を越されるようなものである。まさにウサギとカメ。
特に自宅にMacを持っているかいないかで、その差は歴然とする。

「なんでそんなに進んでるの??」
「なにそれ、いつ覚えたの?」
「ちょっとアンタ、タイピング早いよ! いつの間に??」
と隣の学生の画面を見て悔しがっている光景をよく見かける。

しかしそれも人間関係が崩壊するレベルではなく、逆にお互いに教え合うこと
が功を奏し、それが自分の復習にもなるようで一石二鳥。淡々とカリキュラム
をこなすよりも数段効果がでるのだ。

そんなすったもんだを重ねているうちに、学生達に少しずつではあるが変化が
見られるようになった。余計なフィルタに手を出さなくなり、ラフデザインに
かける時間が多くなってきたのだ。

以前は、自分の頭のイメージを、マシンやソフトの機能にまかせ、成り行きで
仕上げていたが、最近は「自分のイメージをカタチにするために、何をどう使
えば効果的に作業できるのか」という部分に目覚めてきているようだ。

「一時はどうなることかと心配しましたけれど、これはちょっと楽しみになっ
てきましたね」
アシスタントの先生と、目を細めながら生徒達の成長ぶりに感激していたら、
ある生徒が挙手をした。
「せんせぇ~、完成したデータを消してしまいましたぁ」
ああ~。まだまだ油断禁物である。

【ヨコクラミドリ】baubau@a5.shes.net
山形県出身。眠気と食い気に弱い31歳。写植オペレーターを経て23歳の時に
Macに出会い、ハマる。現在都内の専門学校でQuark XPressを中心としたDTP講
座の非常勤講師。

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■セミナー案内
「句読点研究会」のご案内
http://www.linelabo.com/kutouten.htm
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現代日本語のなかで、 句点(マル)や読点(テン)、そして括弧などの記号
類は、言葉と言葉を切り離したり、ある言葉を特別なものとして区別したりと
いう時に、大いに活躍しているはずだ。

こうした句読点類についての知識というと、遠い昔に、国語や作文の時間に使
い方を勉強したような、という曖昧な記憶があるだけなのが普通だろう。文章
読本類で取り扱われる以外には、ほとんど研究の対象にもならず、出版や印刷
の現場でも、位置づけの曖昧なまま、ないがしろに表現されているのが現状と
いえる。

こういう問題意識から今春、句読点研究会を始めた。毎月一回、様々な視点か
ら専門家を招いて例会を催し、句読点に関する理解を深めている。

現在のところ参加者は出版、印刷、教育、文学、書道といった分野の人々が多
いが、今後は「書き言葉」に限らず、朗読や演劇といった各方面の識者の講演
も予定されており、よりいっそうの広がりを持つことが予想されている。尚、
当日は詳細な資料集を作成配布するほか、研究会ニュースも発行、ウェブペー
ジでもその内容を一部公開している。

●活動の経緯

第1回(5月13日)には、まず研究対象を討議。日本語の文章のなかで「漢字や
仮名、ローマ字、数字」以外の、テンやマルをはじめとする符号や記号を扱っ
ていくことを決めた。 第2回(6月10日)は、「エクリチュールとしての句読
点 デリダの議論から」と題して、神戸市看護大教授・松葉祥一さんに報告し
ていただいた。

フランスの哲学者ジャック・デリダの行う探求をもとに、「話し言葉に対する
書き言葉の意味」を考え、フランスの書物における記号類の表記方法などにつ
いても活発な論議が交わされた。

今後の予定は、第3回(7月22日)は辞書研究家・境田稔信さんに、日本の近代
辞書のなかで句読点がどう使われ、どう書き表されているのかを、実際の辞書
から夥しい実例をあげて解説していただく(「近代国語辞書に見る句読点」)。

当日は、辞書蒐集家としても知られる境田さんの貴重なコレクションから、山
田美妙『日本大辞書』(明治25~26年刊)や大槻文彦『広日本文典』(明治15
年成稿、明治30年刊)などを始めとして、多数の近代辞書をご持参いただき、
実見することができる。また辞書の凡例を多数収載した資料集も、当日配布す
るべく準備中である。

講師略歴 境田稔信(さかいだ としのぶ)

1959年千葉県生まれ。千葉県立千葉南高等学校卒業。タウン情報誌の編集、編
集プロダクションで書籍の編集・校正などを経て、フリー校正者に。現在、岩
波書店の出版物の校正者および日本エディタースクール講師(校正実習)。辞
書研究家としても知られ、『言海』200点余りをはじめとして近代国語辞書を
中心に漢和辞典、百科事典など総計約4000点を所蔵、1998年にはこの「書香文
庫」のコレクションから「近代辞書に魅せられて」と題する企画展示を行った
(モリサワ・タイポグラフィ・スペース)。国語学会、日本出版学会、日本近
代書誌学協会、日本校正者クラブの各会員。共編『明治期国語辞書大系』(大
空社)、分担執筆『日本語文章表現法』(白帝社)。

●7月22日(日)午後1時~5時、小石川後楽園「涵徳亭」(飯田橋駅東口下車
徒歩8分、地下鉄大江戸線飯田橋駅後楽園口下車徒歩4分)、会費2000円、要予
約申し込み

今後もさまざまな切り口で「句読点」を見つめていきたいと考えている。興味
のある方々は是非参加されたい。(文責・田中栞)

句読点研究会(世話人=郡淳一郎、田中栞、前田年昭)
申込み・問合せ先
TEL.03-5299-8044 FAX.03-5229-8047 tmaeda@linelabo.com

研究会ウェブページ
http://www.linelabo.com/kutouten.htm

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■編集後記(7/3)
・印刷之世界社のメールマガジン「デイリーM」が5周年をむかえ、週刊「ウ
ィークリーM」を創刊した。まだ見ぬ戦友・吉武 涼さんがたぶんほとんどひ
とりでこのふたつを編集しているのではないかと想像するのだが、これは相当
タフな仕事である。デジクリと違って、情報というナマものを扱うニュース誌
だからきっと休む暇がないと思う。だいじょうぶか? 健闘を祈るっていうよ
り、無茶しないでと言っておきましょう。わたしもネットがなかった時代より
体を動かさないのに疲労がたまるようになった。ネットでの仕事はしんどい。
ト思ったらたんに年齢のせいなんでしょうねえ。わたしの場合。(柴田)
印刷之世界社 http://www.monz.co.jp/

・疲労が激しい。規則正しい生活をしようと思う。スポーツもしようと思う。
疲れているなんていってられないし、ある程度鍛えられたカラダが好きだから。
そう、そう決心するのは仕事が落ち着いているとき。イレギュラーがたくさん
重なってきたら、そんなこと言ってられない。連日徹夜に、ビタミン剤。食事
はとらなかったり、手軽にとれるものを暴食していたり。マシンの前から離れ
るのは打ち合わせのときくらい。手はマウスとキーボード、足はツボ押しグッ
ズをコロコロ。仕事中は女棄ててます(笑)        (hammer.mule)

・プレゼント。今週で締めきり。迷っている人はどうぞ応募を! 雑誌や新聞
などに比べたら当選確率はかなり高いですよ。もちろん個人情報を外部に漏ら
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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