[0894] Macromediaへの愛のムチ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0894    2001/07/04.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19168部
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今年も夏がきます。P-Nutsの季節です。クリエイターネットワークP-Nutsが今
年もまた、展覧会を開催します。その名は第3回P-Nuts展。会場は、大崎ニュー
シティのO美術館。日程は、7月14日(土) ~17日(火)。
100名以上のクリエイターがおりなす、作品の世界と熱い思いを感じてください。
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 <二人で武道館をめざすって約束したじゃない...(めめ)>

■デジクリトーク MKチャット対談
 Macromediaへの愛のムチ
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■デジクリトーク
 作品制作を通して考えたこと
 渡辺秀樹

■サイト案内
 日替わりギャラリースペース daily-artwork.net ~日刊芸術作品電網館~



■デジクリトーク MKチャット対談
Macromediaへの愛のムチ

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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まきお: どもども、まつむらです。暑いっすねぇ(~Q~;)
かさい: こんにちわー、笠居です。ホント暑い! 梅雨なのに雨降らないです
    ねえ
まきお: だいじょうぶかなー、水不足。うちのMacたちもヒートアップしてん
    のか、調子悪くてねぇ
かさい: 大丈夫じゃないかもなあ<水
まきお: 今のうちにビール呑んどいたほうがいいかな...
かさい: なんでそうなるねん(^^;)
まきお: いや、まぁ(笑)なんとなく(笑)

●イベントに追加席が30

かさい: しかし、こう暑いとマシンだけじゃなくて、こっちの頭もヒートしち
    ゃうねえ。頭ぼけちゃってチャットもネタを思いつかないし(笑)
まきお: Macがね、フリーズするでしょ? こっちの頭もフリーズしてね。気が
    つくとボーっと1時間くらいたってたりする(笑)
かさい: フリーズしたら冷えそうなもんやけどな<頭(笑)
まきお: まぁ、それはよしとして(笑) Flashパワーセッションですが、追加
    席が出るっすよね
かさい: あ、そうそう、それいわないとね
まきお: 椅子の配置を工夫しまして、30席ほど捻出しました。おかげで、わた
    しらの座るとこはありません(笑)
かさい: 立ち見でもいいから見たいという人がすごく多かったのですが、会場
    の規則で立ち見はダメなんですって。なので、これ以上はもうまった
    く増やせないんですが
まきお: 消防関係かな? 規制
かさい: 最初は後部は階段席を使う予定だったのよね<会場
まきお: そそ。で、それをやめて、平席にしたので、若干ですが増やすことが
    できました。ちょっとスクリーン見にくくなっちゃったけど、ご容赦
    くださいませ
かさい: 座高の高い人は、できるだけ後に座るようにしてくださいねー(^^;)
まきお: で、交流会は追加はないのよね
かさい: そうなんです。交流会はもうお店の広さという物理的な理由で増やせ
    ません(*_*)
まきお: あぶれた方で、近くで2次会やってくれたら、突撃しますー(^_^;)
    しかし、あんだねー、もし土曜日だったら大阪城ホール埋まったかな
かさい: そんなはずないやろ、いくらなんでも(笑)
まきお: 二人で武道館をめざすって約束したじゃない...(めめ)
かさい: してないしてない(^^;) 何もんやワシラ
まきお: ねっとあいどる(笑)
かさい: アホな(^^;) それよか、追加募集の申し込み開始はいつからか言って
    おかないと
まきお: どないすんの、募集
かさい: また、イベントの公式サイトでフォームから申し込むことになるんで
    しょ
まきお: えー、現場の濱村さん(笑)そちらの方はどうなってますか?
はまむ: はーい、こちら現場の濱村ですー。今ですねちょうどフリップが...

    ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    ┃   7月6日(金)午前0時(=木曜日深夜)         ┃
    ┃          追加席受付開始! 公式サイトにて    ┃
    ┃ <http://www.dgcr.com/fps2001/>            ┃
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

    というわけで、マイクをスタジオの方へおかえししますー。現場から
    濱村でしたー

まきお: はい、濱村さんありがとうございました。ということで準備は着々と
    進んでいる様ですね(笑)
かさい: 前回の募集で申し込み間に合わなかった人、これを逃したらもうあと
    はありませんよー

●Flashユーザーに対するアンケートについて

まきお: さて(笑)
かさい: さて(^^;)
まきお: 最近、Macromediaから Flashユーザーに対するアンケートってのが来
    てたんだけど、笠居さん、回答した?
かさい: うん、した。意味不明の項目が多くて、記入してないところがたくさ
    んあったけど(笑)
まきお: あれなぁ(笑)わしの頭では難しすぎるで、質問(^_^;)
かさい: あれで次期バージョン開発の参考になるんかなあ
まきお: なんか、質問内容自体、偏ってない?
かさい: システムの環境だとか、他の言語がどーたらとか、そんなのが多かっ
    たように感じたねえ
まきお: システムったーて、製作システムちゃいますよ、みなさん(笑)
かさい: そそ、サーバーのシステムね。んなもん持ってない個人ユーザーは答
    えようがない
まきお: それとね、最初の職業欄でね、「学生」を選ぶと、いきなり「ありが
    とうございました」で終わるねん、このアンケート(笑)
かさい: まじっすか?(^^;) いらんの? 学生の意見は
まきお: まじっすよ(笑)きっと次のアンケートで職業欄に「まんが家」って
    のができて、やっぱすっとばされるんだろうなぁ(笑)
かさい: 基本的にどの項目も、プロの Webコンテンツ製作者に宛てたものばっ
    かりなんだよね 
まきお: あと、気になったのが、同じく職業欄で「HTML 開発者(HTML とペー
    ジレイアウト)」と「高度な HTML 開発者/スクリプタ(HTML、Java
    Script、VBScript、DHTML、XHTML、XML/XSL/XSLT)」って項目がある
    んだけど、メーカーがそんな、高度かどうかなんてユーザーの職能を
    差別したらあかんのんとちゃうん(^_^;) スクリプトの方がレイアウ
    トよりも高度なんか?
かさい: まあ、この言葉はどうも英語を直訳したものみたいだから、しょーが
    ないのかも知れんが
まきお: 直訳やったら許されるんか(^_^;)?日本法人は直訳するだけか(^_^;)?
かさい: だれも許すとはいっとらん(^^;) そもそもスクリプタとデザイナーは
    別物だろうになあ、少なくとも日本では
まきお: いっしょだろーが、別だろうが、高低はないだろー
かさい: いや、ワシが言いたいのは、この分類自体がアメリカの事情で作られ
    たものだということよ
まきお: アメリカだとスクリプタの方が高級なんか(^_^;)?でもって、それを
    そのまま日本にもってくるなーっ(^_^;) こういうのを見てるとだね、
    わしらデザイン、アート関係のスキルって、舐められてるなぁと、ひ
    がんでしまうわし(笑)
かさい: そうだよなあ、もともとグラフィック・アニメーションソフトだろう
    が、Flashは
まきお: まぁ、もともとは、どーでもいいちゃあいいんだが
かさい: ええことあるかい。それ忘れたら全然目的の違うソフトになってしま
    うのわかってるやろ
まきお: なにするにせよ、グラフィックやアニメーションナシの Flashなんぞ
    意味なかろーとおもうのだけどな、わし 
かさい: とにかくな、グラフィックに関する質問項目がないのよ。このアンケ
    ート
まきお: ないことはない。グラフィック製作になに使ってますかって項目はあ
    った(笑)Flashはもともとグラフィック作成ソフトやろがー。なさ
    けいないぞ(^_^;)
かさい: それだけね(^^;)
まきお: そそ。サーバーシステムとかに比べて質問がめっちゃあっさり(笑)
かさい: 問題点を指摘する項目にはグラフィックの文字もアニメーションの文
    字もなし
まきお: でね、まぁ、Macromedia側としても Flashってのがでかくなりすぎち
    ゃって、どうしていいものやらわからんっ、って迷いはね、読みとれ
    るのよ、このアンケートから 
かさい: まあな
まきお: だから、なかなか大変なモンになりそうな気はするよ、次期Flash
かさい: しかし、これだけのアンケートで方向決めされるのは恐すぎだよなあ
まきお: まぁ、それはないとは思いたいが(^_^;)
かさい: そうかなあ(^^;) ホントたのんまっせ>Macromediaさん
まきお: あ、でもわけわからんでもなんでも、とにかく、清き一票を無駄にし
    ないでね、ユーザーのみなさん
かさい: みんなちゃんと答えようってか
まきお: うん、最後に自由記入欄があるから。あたしゃ、そこで延々と文句た
    れてしまったよ(笑)
かさい: ワシも書いた(笑)
まきお: そそ。言わないとね。ユーザー主導であるべきなんだから、だまって
    あとから文句たれてても、なんにもならない 
かさい: だよな
まきお: あと、こーゆーのを見るとっすね、個人的にはね、失敗したなぁと
かさい: んん? なにが?<失敗
まきお: エヴァンジェリズム。もっとグラフィック関係のコトをあちこちでプ
    ッシュするべきだったかなと 
かさい: してたと思うけどなあ、足らんかったかなあ
まきお: 徐々には増えてきてるんだけど、未だにIllustratorでやって、Flash
    ってパターンが多い。まぁグラフィックの内容にはよるのだけどね
かさい: 確かにイラストレーションはともかく、デザイン的なグラフィックは
    やりにくいところがあるかもなあ<Flash
まきお: んでも、イラレより Flashの方が優れているところがいっぱいあるか
    ら、トータルでは、Flashで作るのがいいと、わしは思うぞ。 実際、
    自分でやるときは、Flashでやるぞ、装丁とかページデザインも(笑)
かさい: 優れてるとこばっかりにして欲しい(笑)
まきお: それは無理(笑)マスプロダクツである以上、絶対無理(笑)
かさい: まあ、「ばっかり」は無理だとしても不満があるとこを改善していっ
    てグラフィック機能を高めていって欲しいわけよ。ちゅーとはんぱな
    ベジェツールはいらんけどな(笑)
まきお: 方向性がおかしいちゅーか、日本的っちゅーか。 Flashにベジェつけ
    ればつかいやすかろーという発想がね(笑)なさけない(笑)
    いまさらベジェつけたところで、Illustratorから乗り換えようって
    話にはならんですよ。もっと自信をもってね、あの独特の環境を胸を
    はって、広める努力をしなきゃあ。Illustratorではできない、ワー
    クフローが実現できるんだから 
かさい: 何がグラフィック製作に必要な機能なのかを考えて欲しいよな 
まきお: ところで、笠居さん
かさい: なんでしょう、まつむらさん
まきお: 今度のイベント、Macromediaさんにも協賛いただいてるのですが、こ
    んなに悪口言ってていいんすかね? わしら(^_^;)
かさい: 悪口ではないよ。苦言を呈してるだけ(笑)
まきお: うーむ(^_^;)愛のムチっすかね(^_^;)
かさい: そうですよ、なんやかんやキツイこと言ってるけど、ワシラ Flashを
    愛してるからこそ言ってるんだもん(^^;)
まきお: アンケートも愛のムチっすよね(^_^;)みなさんもさぁ、ごいっしょに
    ビシバシ(--)/~~~~~~~。でまあ、そんなわけで
かさい: こんな気持ちも目一杯込めてステージ勤めますんで、みなさん期待し
    てきてください
まきお: 今度のセッションでは、 Flashグラフィックのバカぢから…じゃない
    (^_^;)底ぢから見れるんじゃないかと。
かさい: 見せましょう(笑)
まきお: なにわのアホぢからっすね(笑)
かさい: おだてられるとよけい力出します(笑)
まきお: てなわけでー
かさい: またね~~

【笠居 トシヒロ/グラフィック&Webデザイナー】
久々に飲みすぎて二日酔いですーふらふら
<http://www.mad-c.com/>

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
弟が置いていったDVD「トリック」(去年やってたTVドラマ)にハマル。おま
えらのことは全部お見通しだぁっ(笑)
<http://www.makion.net/>

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■デジクリトーク
作品制作を通して考えたこと

渡辺秀樹
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私がCG作品を制作するようになって、そろそろ7年を数えるようになってしま
いました。写真素材等をフォトショップで加工して、思いつくままにあまり意
味のないイメージを追っていた初期の作品から、まぁ少しは何かを与えること
ができる(?)ようになった現在の作品まで約80作あまり。どちらかと言うと、
熱しやすく冷めやすい私の性格からすると、我ながら良く続いたもんだと思い
ます。

作品制作を始めた当初は、作ること自体が目的で、何かきっかけを与えてくれ
る、ちょっとしたイメージの断片を足掛かりにして、連鎖的に作品全体を仕上
げていました。何故そうなるかなんてことは、自分にも分からない無責任なも
のでしたが、そのイメージに惹かれる自分がいることも確かでした。

作られたイメージに使用目的があったわけではありませんので、偽りのない自
分がそこに投影されていたんだと思います。とは言っても、この頃の私はまだ
コンピュータに興味津々で、自分の能力を越えたイメージがソフトによって作
られてゆく事が面白くて遊んでいたにすぎなかったんですが。

その後、制作を続けるに従って作品を見て戴いた方々から質問を受けるように
なってきました。「この作品は何を表現しているんですか?」とか「何故CGを
やってるんですが?」という定番の質問です。

それまであまり何も考えずに好奇心だけで制作していた私は、当然しどろもど
ろで答えるしかありませんでした。恥ずかしい話ですが、そういうきっかけが
あって初めて私は「何故こういうイメージを作り続けているのだろう?」「自
分はCGを通じて何かを表現したいのだろうか?」なんて事を考えるようになっ
たんです。

そこで、自分自身のことを一度考えてみるために、それまでに作った自分の作
品をじっくり振り返ってみると、どうも私は人間に興味があるみたいだ、それ
も個人ではなく、人間というもの一般に強く惹かれる、という自分がいること
に気がついたのです。

またもう一方、神秘的で理解できないものにも惹かれることが分かってきまし
た。ここからがまた情けない話なのですが、深く物事を考えない短絡的な性格
が顔を現します。私は人間の存在そのものを表現したいんだなんて、身にあま
るようなテーマを掲げてしまったのです。

●今の私の身の丈

たいした経験も知識もない私に、当然そんな深淵なテーマが描ける筈もなく、
またまた身勝手な作品が無意味に増えてゆくばかりで、共感を得られる作品を
作ることはできませんでした。こうなってくると、かなり鈍い私でも薄々感ず
るものがありました。そんな状態で制作を続けてゆくのは辛かったので、一度
立ち止まって周りを見渡してみることにしました。

三十路を半ばも過ぎてからのお勉強です。色々とヒントになりそうな本を読ん
でみたり、好きでもない展覧会等にも出かけたりもしたのですが、答えはなか
なか見つかりません。一時はもうやめてしまうおうかと考えたりもしました。

そうなって初めて少し肩の力が抜けたのです。それまで時代の流れに乗っただ
けで何度か評価されたため、なんだか背伸びをして肩肘はっていたのがやっと
自覚できたのです。専門の美術教育を受けた事もない私がなにやってるんだ、
身の丈で良いじゃないか、今を生きている私が感じた身近な事を表現すれば良
いんだと…。

こんな簡単な事に辿り着くのに数年をかけてしまう私が、最近作っている作品
は「The Society without Faces.」というシリーズです。これも最初からテー
マを絞り込んで制作したものというよりも、私が感じた事柄を綴ってゆくうち
に後からまとまってきたものです。現在10点程の作品を差して、そう呼んでい
ます。

人間に興味があることは前述しましたが、その後、人と人との関係、社会性の
方がより私の興味を惹くものだと分かってきました。つい大袈裟に書いてしま
いましたが、大きく社会を捉えるというよりは、私が生活するなかで感じる不
安や恐れなどを表現したものです。暗いイメージばかりで見て戴くのには多少
気がひけるものばかりですが、これが今の私の身の丈なのです。

まだまだ欠点の多い作品ですし、自分の中で消化しきれていない想いを抱えて
もいます。もっと人に楽しんでもらえる作品を作らなければという気持ちも最
近は感じます。でも、焦っても私は簡単に変わりませんし、そういう状況のな
かで日々、一歩一歩、自分なりの歩みを進めてゆくしかないのでしょうね。

なんだか読み返すのも憚られる駄文を垂れ流してしまい恐縮です。今回、機会
を与えて戴いた柴田様には申し訳ないのですが、次回はないと思われますので
ご安心ください。

【わたなべ・ひでき】hideki.w@jcom.home.ne.jp
1961年福岡県生まれ。86年北九州大学商学部経営学科卒。印刷会社、デザイン
事務所を経て97年よりフリーランス。有限会社グラフィック・パイ所属。福岡
CGデザイン協会、九州デザイン協会会員。99年JACA'99日本ビジュアル・アー
ト展特別賞。00年、日本デジタルアートコンテスト部門賞、JACA'00日本ビジ
ュアル・アート展特別賞。00年よりディジタル・イメージに参加。
http://members.jcom.home.ne.jp/cg-room/

▼サイトを訪ねて作品を鑑賞してからもう一度文章を読んでください

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■サイト案内
日替わりギャラリースペース daily-artwork.net ~日刊芸術作品電網館~
http://daily-artwork.net/

かわむら・よしひろ
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daily-artwork.net はWeb上の「ギャラリースペース」です。毎日毎日、日め
くりをめくるようにアート作品が公開されます。2001年のテーマは「漢字」。

一般的に情報収集の為に活用されることが多いWeb上のコンテンツは、「結果
情報が得られる」ということが前提になりがちで、そのためWeb上の情報も従
来の国境的な言葉や情報の壁がでてきてしまっているのではないでしょうか。
そこで我々"dawn project staff"は言葉を多く必要としない'art'という表現
手段を用いて「伝える」ことを考えました。Web上につくられた「ギャラリー
スペース」を設けることで、様々な国の方がWeb上でアートを楽しめるような
仕組みになっております。

第1回目の展覧会は「漢字連想芸術展(2001年1月1日~12月31日まで)」です。
毎日1枚ずつ、季節や記念日に合わせ、漢字をテーマにしたアート作品をご覧
になる事ができます。

本来、漢字とは中国の文化。それが日本に輸入され、暮らしや生活が変わって
いくにつれて、漢字の意味とニュアンスも変化してきました。しかし、現在日
本人の漢字に対するイメージは一人一人微妙に異なったものを持っていると思
います。

また今日、世界で静かに沸き起こっている日本ブーム。その中でも外国人デザ
イナーにもてはやされているものに「漢字」があります。彼等は漢字の本来の
意味を知らずにその形から記号のように組み合わせて作品をつくっている場合
もあるのではないでしょうか。

そこで、私達日本人が自分の歴史や育った環境を元に漢字を表現するとどうな
るだろうか?そんな考えから季節や日付にあわせて用意した漢字1年間分365個
を、現在週変わりで52週52人のクリエイターが表現しております。

●作品募集のお知らせ

daily-artwork.net では今回の企画展に参加して下さるクリエイターを募集し
ております。表現方法は 360x452pixel の画面上で収まる作品ならば手段は問
いません。与えられた漢字の意味を想像し、あなたのイメージを作品にしてく
ださい。詳しい情報は以下のURLにて掲載しております。
http://daily-artwork.net/info-j/guideline.html
また、質問などございましたらinfo@daily-artwork.netまでご連絡ください。

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■編集後記(7/4)
・文藝別冊「新選組」を読む。新選組テーマはたいてい買ってしまうのだ。あ
まり期待してなかったが、意外と手堅くまとまっていて、便利な情報もあった。
マンガも2編入っていたが絵が下手。新選組に興味を持つようになったのは、
やはりテレビ「新選組血風録」「燃えよ剣」と司馬遼太郎の原作にふれてから
である。あのころのテレビはじつにおもしろかった。影響も受けた。なにしろ
夏木陽介の「青春とはなんだ」を見て教師になろうと思ったのだ(マジ)。結
局、小学校の臨時採用で半年ほど教壇に立ったこともあり(その当時の生徒は
いま思うと気の毒)その後編集屋になったわたしであった。    (柴田)
・テレビドラマ関係のとんでもなく濃いサイトはここ。
http://allabout.co.jp/entertainment/drama/

・お待たせしました。フラッシュパワーセッション2001の追加席募集開始です。
どんなに仲が良くても、当日にお席を用意することはできませんので、よろし
くお願いします。あと、ブラウザのキャッシュにはご注意ください。/青色申
告の記帳指導のため税理士さんが来られた。部屋を見てすぐに「あ、こういう
お仕事だったんですか」と一言。あ、わかる税理士さんなんだ。助かり~。う
ちの経理部長(って部員はいないが)の島田氏が質問をどんどんぶつける。デ
ジクリや、今回のフラッシュイベントの会計もやっているので、そのあたりも
質問。念のためイベントサイトを見せたら、いろいろと関わりがあって、ニア
ミスをしていることも判明。やっぱり世間って狭いよなぁ。(hammer.mule)
<http://www.dgcr.com/fps2001/> 公式サイト
<http://www.dgcr.com/present/index2.html> プレゼント応募待ってます!

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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