[0909] 「写真の楽しみ方が全く新しくなる」デジカメ(4)

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0909    2001/07/26.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19267部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
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『DTP検定』は、企画・編集・デザイン・印刷のほか、企業におけるプレゼン
や資料・文書作成など、DTPクリエイターのセンスと技術力を認定する資格制
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 <写真の楽しみ方の新しい流れができる>

■デジクリトーク インターネットの紆余曲折(16)
 「写真の楽しみ方が全く新しくなる」デジカメ(4)
 8月サンタ

■デジクリトーク「青い瓶の話」2417
 いにしえの色 2.
 北澤浩一

■サイト案内
 CGクリエイターコンテスト一般投票開始

■サイト案内
 NetShop.Too、チュートリアルコーナーで
 「Webグラフィックス入門 ~ 画像補正基礎編」及び
 「Webの素(もと)」の第4回目「JavaScript編」を公開

■イベント案内
 ブロードバンド時代のビジネス戦略
 ~我々はブロードバンドで何を目指すのか~

■セミナー案内
 Maya for Mac OS X Preview Tour

■プレゼント
 ホームページ最速マスター「Webつくるゾ」Dreamweaver & Fireworks編



■デジクリトーク インターネットの紆余曲折(16)
「写真の楽しみ方が全く新しくなる」デジカメ(4)

8月サンタ
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●200万画素デジカメとインクジェットプリンタの実力

山田久美夫氏の1998年の作品展は、入力装置であるデジカメだけでなく、出力
装置であるインクジェットプリンタのクォリティをも試す試みであった。デジ
カメも市販の、手頃な価格のもの、そしてプリンタも、誰もが入手できるもの
を使って作品は創られた。デジカメは先週お伝えした通りオリンパスとニコン
の200万画素機、プリンタはエプソンのPM-5000Cが使用された。今の「カラリ
オ」シリーズの高級機に当たる機種である。

2年経過した現在なら、同クラスの機材をそっくりそのまま、約6割の値段で街
で入手することが出来る(メディアも含めて15万円あれば十分だろう)。誰に
でも手に入る機材を使い、どこまで「クォリティを追求した作品」づくりが出
来るか、ということに山田氏はこだわった。そのおかげで、「デジカメで本格
的な作品づくり」という、写真の新しい楽しみ方の道が、一歩開けることにな
った。

氏の目線は、湯水のような経費を使い、芸術的なクォリティを追求する一握り
のプロではなく、デジタルカメラという、コストを気にせず何度でも失敗し、
撮影技術を学ぶことが出来る「新兵器」を手にした、これからの普通の人々に
あることは明らかだった。

山田氏は試行錯誤の末、その時点で200万画素のデジカメであっても、A3サイ
ズにインクジェットプリンタでプリントして、同等の銀塩フィルムカメラに恥
じないクォリティが出せる、ということを身をもって証明してみせた。

今もって懐疑的な人のために次の意外なエピソードを。

●プロラボの反応

山田氏がその展覧会に先だって、オリンパスのギャラリーに同じ作品を持ち込
んで展示を行った。すると都内の主立った「プロラボ」の主任クラスが相次い
で現れた。プロラボとは、プロのフォトグラファーが利用する現像所である。
撮影するだけではフィルムは使い物にならない。要求通りの色に、現像・プリ
ントされて、初めて使える商品になる。プロラボとは、プロの仕上がりクォリ
ティを支える現像・引き伸ばしを行う、本物の職人集団である。

そのプロラボの主任達は、山田氏の作品~デジカメ撮影・インクジェットプリ
ンタ出力の作品を「穴があくほど」見てまわり、そして、意外な感想を述べて
いった。

「銀塩では絶対出ない色が出ている」

プロラボの職人達は、銀塩対プリンタという対決構図ではなく、単純に写真表
現手段の試みの一つとして、平行に検証していたのだった。そして、普段自分
たちが扱う「色」にない色を、インクジェットプリンタの表現の中に発見した。
それは非常に新鮮だったという。

あるラボの主任は、「この色を銀塩で出せと言われても、断りますね」と言っ
て帰った。プロラボは、常にフォトグラファーからシビアな注文を受ける立場
にいるのだが、その技術で再現できない色が、インクジェットプリンタの中に
あったのだ。

銀塩に究極のこだわりを見せるプロラボの人間が、デジカメ+プリンタに新し
い表現の可能性を、すでに見て取っていたのだった。

●新しい写真の楽しみ方

山田氏がその日最も力強く語っていたのは、「写真の楽しみ方の、新しい流れ
が出来る」ということだった。

デジカメで撮ってプリンタで出力の流れが普及すると、写真をA4、A3などの大
きな判で楽しむことが自然になる。実は今まで、普通の人が写真を撮って現像
・プリントの際に選択していた、手の平大の「サービスサイズ」は機械による
自動加工であり、非常に品質が悪かった。かといって、A4サイズに手焼きで納
得のいく品質で焼いてもらうと、1枚あたり2,000円~5,000円もかかる。

デジカメ+プリンタならA4プリントでも、一枚当たりその10分の1程度のコス
トでプリント出来る。大きく引き延ばすと、その写真がしっかりピントが合っ
ているか、構図はしっかりとしているか、作品として気になってくる。大きく
引き延ばす分だけ、否が応でもクォリティに注意を払わずにはいられなくなっ
てゆくのだ。その感覚が撮影時にフィードバックされ、細部にまで注意の行き
届いた、より良い写真を撮りたい、というモチベーションにつながっていく。

デジカメは、その「いい写真を撮りたい」という想いを損なわないカメラだ。
撮影した画像はある程度その場で確認出来るから、納得のいくショットが撮れ
るまで、シャッターを切り続ければいい。細部は自宅のPCの画面で、納得の行
くまで拡大、確認し、選び抜いた会心の1枚をプリントすればいい。

銀塩写真時代には、上達のためにはバリアがあった。フィルム代・現像代とい
う、撮影枚数に比例してつり上がっていくコスト、今撮影した画像を確認する
ためには、現像所に出して仕上がりを待たねばならないという、もどかしいタ
イムラグ。

デジカメは普通の人間でも数千、数万枚の撮影経験を可能にしてしまう。それ
は今まで、本当に一握りの人間しか経験することの出来なかった世界なのだ。

                 (デジカメ話はまだまだつづきます)

【8月サンタ】ロンドンとル・カレを愛する32歳 santa@londontown.to
なんとも苦しい一週間だった。夏バテはつらいけれど、いろんなことが上手く
進まないのはもっとつらい。そして今日、また知人が「店を閉める」ことにな
った。今月はこれで三人目。誠実な人だけに、なんとも言えない思いである。
この間大恐慌下の、普通のアメリカ人の暮らしが出てくる本を読んだけれど、
全然人ごとではないと思う。いいことも一杯あるけれど、悪いこともある。

ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

▼デジクリサイトの「★デジクリ・スターバックス友の会★」来てね!
http://www.dgcr.com/

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■デジクリトーク「青い瓶の話」2417
北澤 浩一
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いにしえの色 2.




「列島いにしえ探訪」(ヨミウリ・オンライン関西発)
http://osaka.yomiuri.co.jp/kodai/index.htm
 表紙デザイン、kitazawa-office


■ デザインというのは、何かを捨てることから始める。
 時々だけれども、そんな気がしていた。
 梅雨の頃合い、除湿機が唸る仕事場で、私はIllustrator 9.0 にひとつひと
つ色を加えていった。基調は紺、あるいは藍。そこから紫に変化してゆく。
 本来、WWWでの作業はRGBで指定するものだけれども、くすんだ感じを見るた
めに、当初の指定はCMYKで行う。設定を見直しながら、ゆきつもどりつを繰り
返した。


■ 本サイトの読者層は、日本の歴史に興味のある方々である。
 大学あるいは関係機関の研究者。女性の方も多い。
 加えて、昼間の時間帯、学校現場からのアクセスも少なくないという。
 ということは、小中学生なども見ていることになる。
 新聞社、しかも文化的側面の強いサイトという要請から、私は極力普遍的な
イメージを想起しようとこころみた。
 端正なこと。
 毎日見ていても飽きないこと。
 こころ疲れたときであっても、神経に障らないこと。
 けれども、どこかで華のようなものがあること。
 何より大事なことは、実際にそれを使って日々の更新作業をされているスタ
ッフの方々が、ある種の喜び・プライドのようなものを持てるかどうかである。
 そうでないと、全体としていい仕事にはならないのだ。
 私は、中公新書の表紙デザイン、そのWWW版を夢想した。


■ 背景は「紺青」、わかりやすく言えば「藍色」である。
 そこに「青紫」の横線を入れる。
 文字はただ「白」。凝ったフォントは使わない。
 今回、標準でWindows 2000に入っているところから選んでいる。
 電卓を叩きながら、基準線を設定していった。
 上下に配置された四角いブロックは、「瑠璃色」をベースにしている。
 この透明度を変化させることで、色彩のバランスは全くといって良いほど変
わってくる。どこで止めるか、ゆきすぎるのか。
 この辺りの按配は、ほとんど文章にすることはできない。
 センスというよりも、知と情、「記憶の総体」のようなものであろうか。

 日本人は昔から「藍」の色に馴染みを持っている。暮らしの中に根付いてい
るともいえ、その微妙な変化には敏感である。
 加えて「紫」は高貴なものとされている。
 色には意味があるが、この辺りは後からの説明になる。
 作業しているときに意識化はされていない。


 数種類をつくる。
 抑えに、一般的と思われる背景が白色のものもデザインする。この辺りは仕
事です。
 デモサイトに掲げて、実際に本社スタッフの方々に確認していただく。
 細かい直しが入る。英語の表記は、本企画のボスが調べられたものだが、
「EXCURSION OF THE MIND」の部分が、「FOR」であるか「OF」になるのかで、
ほんの微かにニュアンスが異なるという。ボスも気合が入っている。
 結果、原型案、つまり「藍色」をベースにしたものでゆこうと決まったと聞
いて、私は少なからず驚いた。
「よく、この色が通りましたね」
「いや、ネットの玄人筋に評判がいいんですよ。格調があるとも」
 この表紙を雛型にして、各頁のデザインが一気に変更された。
 僅か数日である。スタッフの方々も気合が入っている。



■ HTMLの技術的には、とりたてて書くべきことはない。
 今のところロールオーバーも使わず、極めて単純な構成になっている。
 いずれはFLASHなどで動的に映像を加えたり、季節によって僅かに配色を変え
てゆくこともありうる。つまり、デザインは更新されることになっている。
 私はこの仕事の最中、美空ひばりさんの「佐渡情話」を聴いていた。
 若いころ、すこしも良いとは思わなかった歌が、いつのまにか傍に立ってい
るということは、ままある。

 青きソフトに降る雪は、すぎしその手か、幻か(北原白秋)

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北澤 浩一:kitazawa@kitazawa-office.com
「Give A Whistle」http://www.kitazawa-office.com
コピーライター/デザイナー
写真家ともいう。

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■サイト案内
CGクリエイターコンテスト一般投票開始
http://www.c-en.com/
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株式会社デジタルスケープが運営するクリエイター支援活動「C-en」は、新
人クリエイターにチャンスを提供する目的で、アビッドジャパン株式会社とCG
コンテスト「電脳登龍門」を共催し、全国各地から100数点の応募作品が集ま
った。この中から優秀作品30点を選び、日本ヒューレット・パッカード株式会
社の協力により、7月25日(木)から「C-en」サイト上でブロードバンドを利
用した作品の閲覧と一般投票の受け付けを開始した。投票期間は1か月間で、
投票した人の中から抽選で1名にヒューレット・パッカード社製プリンターが
プレゼントされる。

受賞作品は東京・渋谷QFRONT正面ビルボードQ's EYEにて作品放映
(9月下旬~10月初旬を予定)。
また、C-enサイトで審査員の講評をつけ公開、C-enメルマガによる受賞発表。
・企画/アイデア大賞(1名):HPワークステーション
・テクニカル対象(1名) :Compaqワークステーション
・特別賞          :HPプリンター

トークイベント
今回受賞したクリエイターと審査員の方々を交えてのトークセッション。
日時 10月5日(金)
会場 東京/渋谷QFRONT 5F e-style
   東京都渋谷区宇田川町21-6

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■サイト案内
NetShop.Too、チュートリアルコーナーで
「Webグラフィックス入門 ~ 画像補正基礎編」及び
「Webの素(もと)」の第4回目「JavaScript編」を公開
http://www.too.com/netshop/
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デザイン、クリエイティブの専門Webショッピングサイト「NetShop.Too」 は、
チュートリアルコーナーにて、Webページで使用するための写真画像の補正に
ついて紹介する「Webグラフィックス入門 ~ 画像補正基礎編」及び、全5回の
連載による「Webの素(もと)」の第4回目「JavaScript編」を公開した。

「Webグラフィックス入門 ~ 画像補正基礎編」では、デジタルカメラで撮影
した画像と、スキャナで取り込んだ画像の適切な補正方法を紹介する「デジカ
メ画像の補正」・「スキャン画像の補正」とあわせ、ビデオの静止画像をWeb
ページ上で使用する場合の最適な補正方法を紹介する「ビデオ画像の補正」と、
3つの画像補正について解説する。

「Webの素(もと)」の第4回目では、「JavaScript編」を公開、「JavaScript
の仕組みとメリット」「イベントと関数、変数について」、「実用JavaScript
の紹介と解説」の内容。なお、第1回目は「基本編」、第2回目は「グラフィッ
クス編」、第3回目は「レイアウト編」と、Webサイト制作のための必須知識と
ノウハウを習得できる内容をあわせて公開中である。

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■イベント案内
ブロードバンド時代のビジネス戦略
~我々はブロードバンドで何を目指すのか~
http://www.imedio.or.jp/supports/eve/broad2001.html
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<主催者情報>

日時 8月10日(金) 10:30-15:00
場所 大阪産業創造館 4F イベントホール
内容 ソフト産業プラザ iMedioは、ITベンチャービジネスのニューサイト
   「Venture NOW」を運営するチアーズ合資会社との協力で、7月にプレオ
   ープンしたブロードバンドビジネス情報発信サイト「Stream NOW」の正
   式オープンを記念し、ブロードバンド業界の「インフラ」そして「動画
   再生ソフト」面で最も活躍する方々にお越し頂き、その近未来像とビジ
   ネス戦略を探る講演会を開催致します。

講師 講演会 第1部
   宇野康秀氏((株)有線ブロードネットワークス 社長)
   講演会 第2部
   進藤公彦氏(リアルネットワークス(株) 代表取締役)
費用 各講演 1,000円(お一人様・税込)
定員 250名(先着)
主催 ソフト産業プラザ iMedio(イメディオ)

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■セミナー案内
Maya for Mac OS X Preview Tour
http://www.swtoo.com/
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ソフトウェア・トゥーは、映画、ビデオ、インタラクティブゲーム等における
3DCGソフトウェアでは世界最高水準のソフトウェアであるAlias Wavefront社
「Maya for MAC OS X」をいち早く紹介する「Maya for Mac OS X Preview
Tour」を開催する。

8月7日 東京1回目 13:00~15:00 TEPIA地下1階 会議室B11
8月7日 東京2回目 16:00~18:00 TEPIA地下1階 会議室B11
8月22日 名古屋 15:00~17:00 デザインセンタービル プレゼンルーム
8月23日 大阪 15:00~17:00 マイドームおおさか8階 第3研修会議室
8月24日 福岡 15:00~17:00 FFBホール 7F 1号ホール
8月28 札幌 14:00-16:00 札幌グランドホテル 本館3階 紅葉
定員100名 参加費無料

参加申し込みは、Webサイトで

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■プレゼント
ホームページ最速マスター「Webつくるゾ」Dreamweaver & Fireworks編
http://www.wazk.com/web03.html
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<販売元情報>

株式会社ワ-ズ企画は、高品質なサイトづくりを目指す個人・法人をターゲッ
トとしたWebページ最速マスター「Webつくるゾ」Dreamweaver & Fireworks編
を、2001年8月1日(水)より標準小売価格9,800円(税別)にて全国一斉発売。

現役Webデザイナーが監修・制作しており、部品づくりから、HTMLファイル作
成、GIF形式アニメーション、問い合わせ&商品発注フォーム、サーバーへの
アップロードまでを完全網羅。パソコン画面上に当ガイドと練習課題ファイル
を並べトレーニングすることによって、DreamweaverとFireworksがストレスな
く、自然にマスターできる。初心者でもプロレベルの課題ページが3~4時間で
完成でき、写真も高画質。CD-ROM(PDF仕様)のデジタルガイドなので、目次・
しおりからのページジャンプ、語句検索が自由自在というのが主な特長。

DreamweaverやFireworksを使用して、アニメーションを含む高品質なサイトを
作成したい方、マニュアル本やビデオ版を購入したが進まず、途中で断念した
方、Webサイトに載せる写真をもっとキレイに、スピーディに表示したい方、
色や形が変わるリンクボタンやアニメーションを作りたい方、プロバイダーへ
のWebデータアップロード方法がわからない方を対象としている。

●読者プレゼント 株式会社ワ-ズ企画から「Webつくるゾ」を3名にプレゼン
ト。締切8月21日14時。
デジクリサイトのプレゼントお知らせコーナーから応募してください
http://www.dgcr.com/present/index2.html

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■編集後記(7/26)
・また買ってしまった「新耳袋」。一読、とくにこわくはない。意味がわから
ず、結末もないというようなみょうな話が無造作に投げ出されているかんじだ。
だが、夜中にフト目覚めたときなど、思い出すとじわじわこわい。もっともこ
わいのは編集者自身の不気味な体験や、お祓いしたうえに封印した話も多いと
いうこと。人間には触れてはいけないこと、語ってはいけないこと、公開して
はいけないことがあるようだ。こわいけど読むのをやめられない。たしかに暑
気払いにもってこいだ。今日の関東地方はかなり過ごしやすい。  (柴田)
・デジクリの夏休みは8/1~8/19となります。たっぷり充電しますよ。

・「法人でもひとりでやっていたら、全部しないといけないよ」、と読者さん
から。わはは。在宅が楽とか、お手軽というイメージが不思議なので、ああい
う文章にしちゃったんだけど、そりゃそうだよね。/地下鉄に乗ろうとしたら、
券売機の前でもたもたする人がいて一本乗り遅れる。ついてないなぁ、とホー
ムに並ぼうとしたら手をふる人が。叔母だった。ずいぶん長い間会っていなか
ったので、話せて嬉しかった。もたもたした人、ありがとう。(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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