[0910] おもいでの夏─SUMMER OF '67

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,600文字)



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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0910    2001/07/27.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19278部
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 <男なら誰も無視できない映画>

■デジクリトーク
 おもいでの夏─SUMMER OF '67
 十河 進

■デジクリトーク わたくしの仕事環境――収入を度外視したSOHO例(6)
 業務内容その参。
 白石 昇

■イベント案内
 VFXクリエイター総合Proコース中間課題発表会 + VFX映像最前線





■デジクリトーク
おもいでの夏─SUMMER OF '67

十河 進
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●15歳の夏はマジック・サマー

今年、長く気になっていたドアーズの「ハートに火をつけて」とジェファーソ
ン・エアープレインの「シュールリアリスティック・ピロー」のCDを買った。
ビートルズの「サージャント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」
は以前から持っているから、これで「マジック・サマー」の3枚が揃ったこと
になる。

1967年の夏は、これら3枚のアルバムが相次いで発売になったことから、マジ
ック・サマーと呼ばれている。ドアーズとジェファーソン・エアープレインは、
どちらもデビューアルバムだ。ジェファーソン・エアープレインの「あなただ
けを」はシングル・ヒットした。僕は、昔、ドーナツ盤のレコードで購入し、
今でも大切に持っている。

1967年はロック史上、奇跡的な夏を迎えたわけだが、その当時、僕は何をして
いたのだろう。「サージャント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」
を聴いて、一体、ビートルズはどうなったんだろうと理解不能状態に陥ってい
た記憶はある。

1967年の春に僕は香川県立高松高校に入学した。「合格は無理だな」と担任で
もありバスケットボール部の顧問としても3年間僕をしごき続けた喜岡先生は
にべもなく言ったが、他に受けるところもなく私立に行く余裕もなかったのと、
小学校の時に好きだった女の子が間違いなくその高校を受けるだろうと予想し
受けるだけ受けてみようと思ったのだ。

合格発表の時は喜岡先生のバイクの後ろに乗せてもらって見に行った。「おま
えが落ちるところを一緒に見てやるよ」と先生は言ったけれど、本当は心配だ
ったのだと思う。「鬼の喜岡」とあだ名されるくらい怖い先生だったが、受験
番号を見付けた時には本当に喜んでくれた。中学の3年間で初めて見た喜岡先
生の笑顔だった。

元々、ろくに勉強をしなかったので中学の時の成績もひどいむらがあり、全校
で一桁クラスの順位に入るかと思うと、次のテストでは三桁の順位に落ちたり
した。だから喜岡先生は心配したのだろうが、幸い高校入試の時は好調な波の
時に当たったのかもしれない。

そんな具合にビギナーズラックみたいな調子で入学したのと、小学生の時の初
恋の相手に会いたいだけで受験した高校だから、入学してもほとんど勉強もせ
ず、毎日、レコード屋と本屋を覗きながら帰り、自室で音楽を聴きながら本ば
かり読んでいた。

我が家は僕が小学6年生の冬に家を新築して引っ越したものだから、僕は3学期
だけ特別に許可をもらって自転車通学し、中学校はその新しい地区の学校に入
ることになった。だから、中学生になった時には、知っている人間が誰もいな
いという転校生状態だったのだ。

といっても、それほど遠くに引っ越したわけではない。中学に入りバスケット
部に入部したのだが、その練習試合であちこちの中学へ行くと、小学校時代の
友だちに会うことも多かった。

もちろん多くの友だちは小学校に隣接していた中学校へそのまま進学したから、
その中学へ行く時は少し緊張した。好きだった女の子に会えるかもしれないと
胸をときめかしたからである。そんなわけで、3年間会えなかった分だけ僕の
想いは募っていた……。

●「好きだ」と告白するのが恥ずかしい映画

今、振り返れば、誰か他の人間のような気がする。15歳の僕は黒の詰め襟の学
生服を着て帽子を被り、買ってもらったばかりのスポーツサイクルで片道30分
の自転車通学を苦にもせず軽快にペダルを踏んでいた。

彼女は電車通学をしていた。その電車の駅からはアーケードのある商店街を抜
け大通りに出て歩道を数分歩き学校に着く。僕はいつも商店街が切れるところ
で自転車を止め彼女が現れるのを待った。彼女はいつも僕には気付かず、すた
すたと歩いていく。僕はおもむろに自転車を走らせる。

彼女を追い抜く瞬間が最も緊張した。もちろん声なんかとてもかけられない。
それからスピードを上げる。彼女が僕の姿(背中)を見るのは数分だけだ。入
学以来、僕はそんなことを二ヶ月近く続けていた。

6月に入った頃だと思う。ある朝、いつものように僕は彼女を追い抜いた。そ
の瞬間、「ソゴーく~ん、おっ、はっ、よっ」と彼女の声が聞こえた。思わず
僕は振り向いた。彼女の笑顔が見えた。しかし、僕はすぐに顔を赤くして、い
つもよりスピードを上げて学校に走り込んだだけだった。

もちろん、その日一日、僕は有頂天だった。

男の人生の中でも、15歳というのは困った時期である。社会的には大人ではな
いが、本人はもう子供じゃないと思っている。世俗的経験はなく、何をするの
も初めてで戸惑いながら、初めてであることを隠そうとする自尊心だけは強い。
もちろん最大の興味はセックスだ。室生犀星言うところの「性に目醒める頃」
である。

それは古今東西、共通なのかもしれない。「おもいでの夏/SUMMER OF '42」
(1971/102分)を見ると、15歳以上の男ならみんな身につまされ、やがてほ
ろ苦い思いに包まれることだろう。ミッシェル・ルグランの甘いテーマ曲はア
カデミー賞を獲得し、スタンダードになっているから聴いた人も多いはずだ。
ジャズ・プレイヤーもよく取り上げている。

スタンリー・キューブリックが嫌った映画だと聞いたことがあるが、それはそ
うかもしれない。この映画を好きだと正面切って言うのは確かに恥ずかしい。
しかし、この映画のファンは多い。もちろん僕が会ったのは男ばかりだが、彼
らは一様に「僕、あの映画、好きなんです」と囁く。まるで、同性愛者である
ことをカミングアウトするみたいに、である。

一言で要約すれば「年上の美しい女性に導かれて初めてのセックスを経験する
だけの話」である。舞台はニューイングランドの沖合いに浮かぶ小さな島。戦
争が始まった1942年の夏。しかし、15歳のハーミーには遠い世界だ。彼は海辺
のコテージに住む出征中の夫を待つ若く美しい人妻ドロシーに憧れている。

お約束のようにふたりの友人がいる。行動的でませているオジーと気弱で知識
派のベンジーだ。彼らは医学書で性器の絵を調べて興奮し、ダブルデートをす
る前にコンドームを買いに行くだけで大騒ぎをする。

やがてドロシーに夫の戦死の知らせが届いた夜、彼女に導かれてハーミーは初
めてセックスをする。翌日、ドロシーはハーミーに「あなたを傷つけたのでは
ないかと心配です」などという手紙を残していなくなる。

この映画は「男のたわいない夢」を描いているに過ぎない。こんな幸福な童貞
喪失が訪れるのは男の中のたぶん0.001%くらいだと思う。いい気なものだ、
と思う部分もないではない。

おまけにお約束のように、映画は一人称の回想形式になっている。ノスタルジ
ーの気分に溢れ、過去が美化されるのは逃れようがない。時々入るナレーショ
ンは甘い感傷に浸っている。

リアリスト監督キューブリックが嫌ったのもむべなるかな、である。僕は確認
していないが、彼は自作の「シャイニング」の中で「おもいでの夏」を批判し
ているらしい。しかし、キューブリックも無視はできなかった。そう、嫌うに
しろ密かに愛好するにしろ、男なら誰も無視できない映画なのである。

●漆黒の海に消えた初恋?

僕にも小学校からの親友がふたりいた。ひとりは僕が好きだった女の子と同じ
中学に進んだが、高校は別になった。ひとりは、僕と同じように中学はまった
く別になったが高校で僕と同じになった。僕らは、中学時代も時々会って情報
交換していた。ハーミーとオジーとベンジーみたいなものである。

ところが、1967年の夏、彼らは僕の実らぬ片想いに大いに同情し、大胆なこと
に夏に彼女を誘って島へ行こうと言いだした。学期末試験が終わった頃のこと
だと思う。3年間ほとんど会わなかったのに、そんなに突然誘って大丈夫かと
僕は思ったが、ひとりは凄い実行力があり、彼女を誘ってOKを取り付けてしま
った。もちろん僕らは彼女を含めて小学校の3年間を同じクラスで過ごした仲
だったのだけれど……。

驚いたのは親である。僕の母親は彼女が行くと知って、彼女の母親に連絡した。
彼女の母親はあまり動じることもなく「うちは許可した」と言い、僕らはホッ
とした。どちらかと言えば、彼女の母親はフランクな方だった。しかし、60年
代の話である。今から思っても進歩的な家庭だったのかもしれない。

瀬戸内海に男木・女木(おぎ・めぎ)という島がある。高松港から小型の連絡
船で20分ほどで女木島に着き、そこから10分足らずで男木島に着く。女木島は
別名・鬼ヶ島と呼ばれ、海賊のアジトだったと言われる洞窟があり、海水浴場
としても賑わっていた。

僕らは人の多い女木島ではなく、男木島に行くことにした。友だちの知り合い
の家が男木島にあり、一週間ほどその二階を貸してもらえることになったから
だ。毎年、海辺でキャンプはしていたが、一週間も海の傍で暮らすのは初めて
だった。僕は期待感(?)に胸を膨らませた。

漁港の近くの家だった。男三人と女一人のグループが、その家の人たちにどう
映ったかはわからない。まだ、15歳の少年少女である。牧歌的な時代を生きて
いるように見えたかもしれない。

僕たちは毎日、海へ出た。島の子供たちが素潜りでサザエを獲ってくるのを見
たりした。30分ほど船に乗り岡山に渡り、鷲羽山に登ったりもした。男木島を
縦断し、反対側にある賑やかな海水浴場に行ったりもした。牧歌的な時代の、
最後の夢のような日々だった。

でも、そんな日々は長くは続かないし、人生はいつまでも猶予を与えてくれる
わけではない。十代の日々は特別に早く過ぎていく。彼女は何の屈託もなく僕
たち3人に接していた。彼女にとっては、みんな幼なじみである。だが、僕は
後のふたりにけしかけられていた。「好きだと言え」と言うのである。

僕らが泊まっているところは二間あり、6情の部屋で僕たちは眠り階段側の四
畳半の部屋を彼女に明け渡していたが、彼らは最後の夜に彼女のいる部屋へ僕
を追いやろうとした。性的な意味はなかった。彼らは一週間も経つのに何も言
えない僕のふがいなさにうんざりしたのだと思う。

だが、僕は彼女と一緒にいられるだけで幸せだったのだ。特に彼女とステディ
な関係になりたいとか、彼女に好きになってもらいたいとか、そんなことは毫
も思っていなかった。

もちろん、彼女が僕を好きでいてくれたならとても素敵だろうとは思ったが、
そうだとしてもそれから先どんな関係になればいいのか、あるいはならなけれ
ばいけないのか、僕にはわからなかった。ただ単に、僕は彼女を見ていること
が、そばにいることが幸せだったに過ぎない。

僕は友人たちの挑発を無視して、ひとりで浜に出た。そのまま、真っ暗な海に
向かって泳ぎだした。明かりがまったくなく、漆黒の海は原初の恐怖を呼び覚
ました。足の立たないところまで出て、仰向けになって手足を伸ばした。その
まま流れに身をまかせて星空を眺めた。

浜辺でキャンプをしている誰かのトランジスタラジオから一週間遅れのビルボ
ードのベストテン番組が聴こえてきた。児島某が「今週のベストワンは、ドア
ーズのライト・マイ・ファイヤー!!」と声を張り上げた。

その時、不意に僕は悲哀のようなものに包まれた。しばらくしてから「彼女へ
の想いは実らない」と、天の啓示のような、確信のようなものが湧き起こって
きた。

今から思えば、15歳の少年の感傷に過ぎないのかもしれない。しかし、あの時、
僕は自分の想いを持てあまし、その想いの結末まで予想してしまったのだろう。
海に浮かんだまま見上げた夜空に、僕は自分の将来をすべて見てしまったよう
な気がしたものだった。

1967年7月29日/ビルボード・トップ5
1 Light My Fire(ハートに火をつけて)…ドアーズ
2 I Was Made to Love Her…スティービー・ワンダー
3 Windy…アソシエイション
4 Can't Take My Eyes Off of You…フランキー・ヴァリ
5 A Whiter Shade of Pale…プロコル・ハルム

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
雑誌編集者。3連休をパソコンに向かって過ごしていると、同期入社の同僚の
ご母堂逝去の知らせが入った。通夜に出るつもりだが、そういう歳になったな
あと感慨にふける。我が両親はまだ元気だが、2年近く会っていない。「され
ばとて、墓に布団はかけられず」とつぶやき不孝を詫びる。

昔書いた文章が「投げ銭フリーマーケット」に出ています。デジクリに書いた
文章も数編入っています。
http://www.nagesen.gr.jp/hiroba/

ネットギャラリーとオリジナルプリント販売を担当しています。
http://www.genkosha.com/gallery/photo/

ドアーズ モリソン・ホテル
http://pws.prserv.net/thedoors/

おもいでの夏
http://www.satonao.com/cinema/42.html

ジェシー・ノーマン おもいでの夏
http://www.universal-music.co.jp/classics/special/jessye/jessye.htm

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■デジクリトーク
わたくしの仕事環境――収入を度外視したSOHO例。(第6回)
業務内容その参。

白石 昇
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さて辞書を引かずにすむ方法、まあそれは当たり前のことなのですが辞書内容
のデジタル化です。コンピュータというものは記憶演算出力入力しか出来ない
のですから、一回辞書を引く毎にそれをデーターベースに入力し、記憶させち
ゃえばいいので す。

記憶させておけば欲しいデータを入力して検索し、記憶しているところから引
っぱり出して出力させれば、もう二度と辞書を引く必要はないわけです。この
点に関してはコンピュータというものはそれはもう文句もいわずにやってくれ
ます、サクリと。だから、そうなっちゃったらわたくしがいちいち単語を記憶
しなくても大丈夫なのです。嬉しいなあ。

さて、大丈夫になって嬉しくなったところで、前回お約束した緬国にて購入し
てき た西瓜石鹸↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/n120315.html#suikasekken
と胡瓜石鹸↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/n120427.html#kyuurisekken

のプレゼントです。欲しい方は、件名を「てんもおまくわて」としたメールを
noboru@geocities.co.jpまで送って下さい。住所氏名も忘れないで下さい。

当然選に漏れた方の個人情報は速やかに破棄します。そして締め切りはこれが
掲載されたデジクリが配信されてから最初の午前零時までとします。あ、ちな
みに日本時間です。あわててタイ時間を探ったりしなくてもいいです。お風呂
場でグレゴールザムザ的昆虫気分を味わいたい方はふるってご応募下さい。

さて、業務連絡が終わったところでひとつ重大なことを思い出しました。

●マイノリティとして一人ひっそりと

あのですね。コンピュータというものはアメリカで開発され、アメリカで発達
したものなんですよ。これ重要です。凄く重要です。だから、そこで使われる
文字はいわゆる英文字なのです。これ基本です。凄く基本です。

だからどこの国のコンピュータでも、英文字が表示できないコンピュータとい
うものはまずありません。だって、もともと英文字が表示できるコンピュータ
に自分たちの言語を表示できるようにしていったんですものどこの国も。

というわけで日本の文字コードの歴史についてはここ↓、
http://www.horagai.com/
の文字コード関連のページを詳しく見ていただくとして、そう言うことなので
す、要するに。コンピュータをつかって辞書データを作る際には、わたくしが
勉強している言語が英語でなくタイ語で、わたくしの母語が英語でなく日本語
だ、と言うことがとても大変な問題になってくるわけです。

要するに世の中には英語と自国語がコンピュータで使えれば充分、だという方
が大多数なのですから、こんなあたしはマイノリティとして苦難の道を歩むこ
とが最初から決められているのです。そうです、その宿命に抗うことは出来な
いのです。

現在コンピュータの世界で主流となっているテキストデータの文字コード体系
では、タイ語と日本語を同時に表示し、入力検索を繰り返しながらデーターベ
ースを作成してゆく、ということが、何かしらの手段を用いなければ困難なの
です。

だって日本工業規格とタイ工業規格の文字コードって、カブってるんだもん、
って言うかどの国でもアメリカの文字コードに自国の文字足してっただけなん
だから間違いなくカブるんだもん。要するにこんな感じで↓、

                      ヘ赦 眥金ナツ

いやーん、こまりましたね、って泰語で入力すると↑のように文字化けした日
本語になる、と言うことなのです日本語ウィンドウズ上では。この半角カナと
普段使い慣れないような漢字の組み合わせを見て、頭の中であのぐねぐねとし
た泰文字に変換できるがいれば問題ないのですが、そんな人は貴重です、って
ゆうかそんな人はいまだかつて見たことも聞いたことがありません。

だから表示できないと、データ作っても無駄になっちゃう訳ですね。だって記
憶させたデータを検索しても出てきたデータ読めないんだもの。

確かに現在はユニコードという、たくさんの言語を同一文書で共存できる新し
い文字コード体系が存在し、ウインドウズ2000を導入すれば可能になりました
が、ウインドウズの世界ではまだまだ主流ではありません、というかそんなも
の必要としない方が大多数なのです、この世の中。

更にウイン上には欧文フォントと和文フォントなどという訳の分からない属性
分けをしやがってるアプリケーションが多く、泰語データを日本語として認識
し、したらしたでそのまま変更もできないというようなことが多々あったわけ
です。

そう言った土台をふまえた上でこれまではマルチリンガルでデータを管理する
際、かなりアプリケーションに依存することが多かったのです。あたしがこの
データを入力しはじめたのは5年前なのですが、その頃はマイクロソフトエク
セルバージョン5をウインドウズ95上で走らせて入力していました。

しかし、このあたりが不思議なところなのですが、エクセルは日本語版はある
バージョンから和文データに英文フォントを割り当てる事がアプリケーション
上で禁止され、タイ語フォントの表示が出来なくなります。多分次世代のユニ
コードを念頭に置いて、扱いにくいフォント混在のデータを一掃してしまおう
と思ったのでしょう、ゲイツ一家日の丸支部は。

じゃマックにすればいいじゃん、というお言葉が聞こえてきそうですが、デー
タをあれこれいじるフリーソフトの数がマックとウインでは雲泥の差がありま
したので、どうしてもウインでやる必要があったのです。

とりあえず、いろいろな紆余曲折を経て、今わたくしはこのデータをロータス
アプローチ98、というデータベースソフトを使って製作しております。ええそ
れはマイノリティとして一人ひっそりと。

そして翻訳が進むにつれ辞書を引く機会も増え、当然のようにその度毎にデー
タの数も増えてきました。データは公開しておりましたが、どのソフトでも使
える、というわけではなかったのですから、利用する人はほとんどいません。
ずっとマイノリティだったのですあたしは一人で。しかし、先日とある方がこ
のデータをブラウズするソフトを製作されました↓。
http://thai-sch.hn.org/

これで誰もがあたしが5年以上にわたって入力してきた単語帳を覗くことが出
来るのです。おまけにこのソフトデータの追加まで出来やがります。まあなん
て有り難いことなのでしょう。ということはもうこの5年間のように一人でチ
マチマ入力したりしなくても良くなったのかもしれません。

というわけで、もしタイ語の学習などをしていらっしゃるお友達がいらっしゃ
いましたら教えてあげて下さい。

【しらいしのぼる】noboru@geocities.co.jp
言語藝人。昭和44年5月1日長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。『抜塞』で第
12回日大文芸賞を受賞。

バンコクにある高級ソープランドのカレンダープレゼントをやったら実に4通
もの応 募があったメールマガジン。↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/mailmagazine.html

先月からおこづかいちょうをつけはじめましたがさすがに飽きてきました。↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/okozukaichou.html

公式サイト。↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/

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■イベント案内
VFXクリエイター総合Proコース中間課題発表会 + VFX映像最前線
http://nexus.dhw.co.jp/dna20000/
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<主催者情報>

開校から7周年を迎える今年、デジタルハリウッドの卒業生がついに20000人を
超えました。その記念イベントとしてしてデジタルハリウッド神戸校では、第
一期生の中間課題作品の発表会およびセミナーを一部・二部構成で開催いたし
ます。

第一部:「VFXクリエーター専攻 中間課題作品発表会」
第二部:「VFX(視覚効果)映像最前線」
デジタルハリウッド研究所 主任研究員・専任講師の「Dr.Fukano」こと、深野
暁雄氏をナビゲーターに迎え、VFX(視覚効果)作品を上映しながら、映像業
界の最新動向をご紹介いたします。今、映像業界はどの方向へ向かっているの
か? 映像業界を目指されている方や、興味がある方は、ぜひともご参加くだ
さい。貴重な機会です!

日時 7月27日(金) 第一部:17:00~ 第二部:19:00~
会場 デジタルハリウッド神戸校
定員 30名
参加費 無料(要予約)
申込 お電話(0120-645-810)もしくはメールにて
※メールの場合は、タイトルを「デジクリ20000」とし、
氏名/フリガナ/郵便番号/住所/メールアドレス/電話番号をご記入下さい。

お問い合わせ・参加ご予約は、デジタルハリウッド神戸校
神戸市中央区加納町4-3-5 御幸三宮ビル4F
http://www.dhw.co.jp/2001/dh/kobe/map.html
TEL:078-316-6001 E-mail:kobe@dhw.co.jp

▼掲載がぎりぎりになりました。間に合うか? 希望者は電話してみよう

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■編集後記(7/27)
・昨日は一日クーラーなしで過ごせた。今日も朝から涼しい。暗いうちは寒い
くらいだった。ありがたいことだが、この過ごしやすさは代わりに冷えたスイ
カや夕方のビールの味をわずかに落とす。さて、赤ん坊が我が家に来てから1
週間たった。手の掛からないご機嫌な赤ちゃんだが、それでも生活の中心は彼
女になる。仕事への集中力はなくなるし、いささか疲れがたまる。若い頃、わ
が子をこんなに大事に育てたっけ? あ、泣いてる、じゃまた。  (柴田)

・決まった時間にテレビを見ることができない生活をしているので、たまたま
食事時に出会った番組が面白いと嬉しい。「ファイティングガール」は、キャ
ラクター描写がよくできているし台詞もうまい。主役のパワーに共感するし、
父親の「誰もこんな町工場で、ロケットの部品を作っているなんて知らないん
だよ」という愚痴も良かった。それでいて淡々としている。好きだな、これ。
「ビューティー7」はベタなんだけど好きよ。綺麗になるための努力って大変
で、私はつい怠けてしまうけど、あのドラマでは綺麗になることが、可能性が
開けたり、前向きな考え方を得るきっかけとして描かれている。「フレーフレ
ー人生」も良かった。ここまで書いてわかる。頑張っている人や、頑張ろうと
する話が好きなのね、きっと。また見たいな。       (hammer.mule)
http://www.fujitv.co.jp/jp/fight/  ファイティングガール
http://www.ntv.co.jp/beauty7/  ビューティー7、高田聖子の出番増やして~
http://www.ytv.co.jp/furefure/  フレーフレー人生

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 < mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >
        森川眞行 < mailto:morikawa@siliconcafe.com >

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