[1060] Don't Trust Over 30

投稿:  著者:  読了時間:39分(本文:約19,200文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1060   2002/04/03.Wed.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20520部
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 <おーし、てめーら、そこになおれっ!>

■デジクリトーク MKチャット対談
 Don't Trust Over 30
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■デジクリWEBデザイン研究室
 その時Webサーバからデータが消えた。あなたな~らどうする? (その1)
 北岡久美子

■青瓶 2421
 北澤 浩一

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■デジクリトーク MKチャット対談
Don't Trust Over 30

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: まいど、笠居ですー。すっかり暖かくなりましたねえ
まきお: ですねぇ(^_^)仕事したくないねぇ(笑)のまつむらでーす
かさい: したくないというか、すごい眠たいんですけど、一日中・・・(^^;)
まきお: わはははは。春は一ヶ月くらい、国民の休日になればいいのになぁ
かさい: ほんにほんに(笑)で、今日は何の話をしようか
まきお: んとね、昨日、ネットみてたらFlash本の広告みたいのがあってね
かさい: ほうほう

●絵描いてアニメつくってみろ

まきお: そのコピーが「FLASHの本当の力は、Action Scriptを使わずして不可
    能」みたいなことが書いてあったの 
かさい: へえぇ、そいえば「おしえてAS」の帯にも「Flash5を使いこなすのに
    必須」って書いてあるな(^^;)
まきお: そうなんか.....おーし、てめーら、そこになおれっ!(笑)
かさい: てめえら・・って(^^;) 俺は関係ないぞ
まきお: 本の装丁はキミやろっ、おしAS
かさい: アオリのコピー作ってるのは編集さんだもん~~(^^;)
まきお: んとだな、まず、素直にそこに直れ。説教したるから(笑)
かさい: へい(^^;)
まきお: Flashのな、本当のすごさはな、Flashで絵を描いて、アニメをつくっ
    てみないとな、わからんのじゃっ!
かさい: はい、おっしゃるとおりで・・・
まきお: それをだな、Scriptがわからんとダメみたいにだな、人心を惑わすよ
    うな暴言を吐いちゃいかん 
かさい: 暴言までいきますか(^^;)
まきお: 暴言以外のナニモノでもなかろう~! 悔しかったら絵描いてアニメ
    つくってみろ、ばかやろー! ぜぃぜぃ
かさい: 息切れてます! 先生!! (^^;)
    しかしまあ、あれよね、ActionScriptあっての FLASHみたいに言われ
    るようになって久しいよね
まきお: なんでかねぇ。実際はイラスト・アニメ・デザインありきで、それを
    サポートするのがScriptという場合が多いと思うのだが 
かさい: ActionScriptが正式に装備されたのがFlash4から。
    それまでは単に「アクション」と呼ばれてたわけで、Scriptといえる
    ような形になったのは、Flash5からだよね。たぶん、ここから Flash
    への認識が変わり始めた 
まきお: なにをもってして、Scriptと言うのかわからんぞ
かさい: まあ、エディタでガシガシ書けるようになった、程度の意味なんです
    がね(笑)
まきお: たいした意味じゃないな(笑)
かさい: でもその程度のことなんじゃないか知らん? DBとFLASH連携させよう
    てなシステムよりの事を考えてる人以外にとってはさ
まきお: 連携ったってよぉ、Flash1からやろうと思えばできたよね。まぁ、ス
    クリプトで何してもいいし、そっちに興味を持つのも否定しないよ。
    ただ、スクリプトを知らないと Flashを語れない、というのは大間違
    い。それで言うなら、絵が描けないやつはFlashを語れない、と言わ
    せてもらうしかない。でもそれは不毛だよね 
かさい: そう、 FLASHでアニメーション(というかトウィーンモーションなん
    だけど)が作れるのはアタリマエ、で、その上の段階はActionScript
    で何かできることだって認識が充満しつつあるのは危険だと思う
まきお: トゥイーンモーションがアニメーションだと思うっていうのがさ、ダ
    メじゃん、その時点で。それって、見てないんだよねぇ。見えてない
    んだよね 
かさい: そうなのよ、もちろんトウィーンの次にスクリプトに行ってもいいん
    だけどさ、それしか無いって思っちゃうと危険

●もっと自分なりに工夫しろよ

まきお: で、さっきの本のコピーなんかは、編集さんや営業が、煽り文句とし
    て考えたことなんだろうけど、それをね、「ああ、そうなんだー」っ
    て思っちゃう、若い人が多いでしょう?
かさい: そうだと思うよ。以前、カンワ君が作ったアダムエロペのオープニン
    グ<http://www.adametrope.com/>を見て
    (注:現在は該当のムービーは流れてません。あしからず)
まきお: アダム、エロページ?
かさい: ファッションブランドです(^^;) 「これはどんなスクリプトを使って
    作られてるんですか?」って質問してきた子がいるの
まきお: ふんふん(笑)
かさい: 「消しこみ」でロゴが出現するアニメーションだったんだけどね
まきお: きっと、MXになると、マスクをスクリプトで制御しなくちゃいけない
    とか思いこむ人出てくるんだろうなぁ(^_^;)
かさい: スクリプトじゃ作れないって(笑)
まきお: でけんことはないよ。MXだとベジェ曲線だってスクリプトで描けるし
    ぃ。あたしゃやらないけど(笑)
かさい: 面倒くさすぎ。できてもやらん(笑) しかし、自分の理解をちょっと
    でも超えると「スクリプトで作った」になっちゃうとまずいだろーと
まきお: そういえばイラストでも、「どんなソフトで描いてるんですか」とか
    言われることあるよね。絵の内容じゃなくて、ソフトを聞かれる 
かさい: あー、なるほどあるねーきっと。まあそれで名前が売れたりすること
    もあるから、びみょーなとこですが(笑)
まきお: で、まぁ、マクロメディアにしても、そういう書籍にしても、営業的
    戦略としてね、そういうアオリをするだけであって、そっちを向いた
    ら、負けですよ。アッチ向いてホイみたく(笑)
かさい: 自分の買った道具の使い方は自分で決めろってことだよな 
まきお: アオリ文句をね、真に受けるなと 
かさい: 最近このスクリプトがらみでよく思うのが「なんで問題の解決を公式
    的なものに求めるのか?」ってこと。特にMLの質問とか見てて思うん
    だけどね
まきお: 公式っていうとマクロメディアが言ってることが絶対っていう意味?
かさい: いや、その公式じゃなくて、単に決まりきったものという意味だった
    んだが(^^;) 「~~という問題に直面しました、これを解決するため
    にはどんなスクリプトを使ったらいいですか?」てな質問が増えてな
    い?
まきお: ふんふん....いまいち主旨が見えてこないのだが(^_^;)
かさい: うーんとね(^^ゞ つまり「それスクリプト使わんでもできるやん!」
    とツッコミたくなる質問が多いという意味で、なんでそれにいらつい
    てるかというとだな、「もっと自分なりに工夫しろよ」って思っちゃ
    うからだな(^^;)
まきお: あー、それは多いかも。で、よせられるアドバイスがまた、スクリプ
    トだったりしますね。もちろん「スクリプトで」という質問だから、
    そうなるんだけど、なんか、空虚に空回りしてる場合もなきにしも
    あらず(^_^;)
かさい: そうなのよ。あーそんな無駄なスクリプト書かんでも、ムービークリ
    ップ1コマ進めりゃしまいやのに。。。とかね
まきお: 文字のコミュニケーションだと、スクリプトの方が説明ははやいんだ
    よね(^_^;)。絵やタイムラインの説明を文字だけでするのは大変 
かさい: まあね(^^;) でも、答をスクリプトに求めてしまうとね、なんか「真
    か偽か」的な考え方に陥りやすいと思うんだよな。もちろん、スクリ
    プトだって、何通りもやり方はあるんだけど、質問する側から見ると
    「正解か間違いか」しかないように思いがち
まきお: たしかにねぇ。まぁ、MLのようなところでは、なにをやってる人なの
    かとか、見えにくいから、ついつい、そういうデジタルな価値観に陥
    るけど、ほんとの目的は問題解決にある、ってことを忘れると勘違い
    ヤローになっちゃうよね(^_^;)
かさい: ですです。どーせスクリプトやるんなら、もっと頭やーらかくしない
    と、広がるはずのFLASHの世界が逆に狭まっちゃうよ、といいたい
まきお: 絵やデザインも一緒だけど。こっちは一応、「個性」という価値観が
    前提にあるからね 
かさい: 下手でも下手なりに、面白いものが作れたりするからね。
まきお: スクリプトも同じなんだけどねぇ。スクリプトだと「そういう書き方
    は、効率が悪い」とかいう話になる。シャガールの絵はデッサンが
    なってないからダメ、という話にはならんよねぇ(^_^;)
かさい: (笑)なんかね、結果を短絡的に求める傾向が強くなってるように感
    じるんだよ。途中経過を楽しむ余裕がないというか・・・

●自分で判断せよ

まきお: んとね、そう、それについて最近気が付いたことがあってね「お金」
    と「デジタル」って、似てるなぁと 
かさい: なんだそりゃ?(^^;) どう繋がるんだ? お金とデジタル
まきお: お金っていうのは、価値観の一元化だよね
かさい: うんうん、すべての価値あるものを「貨幣」というものに置き換えて
    流通させるってことですね
まきお: うん。お金が発明されたおかげで、あらゆる価値観が、お金という共
    通のものに置き換えることが可能になった。だから結果として、信条
    はなんであれ、利潤の追求は正義である、という考え方になっちゃっ
    てるよね
かさい: 自由経済社会ではそういうことになるねー
まきお: デジタルもね、同じで、あらゆる価値観、あらゆる情報を、デジタル
    化しようという風に動いているじゃない?
かさい: どんなものもデータに置き換えられるから、ってこと?
まきお: うん。今、人類はあらゆるものをデジタルに置き換えようという大事
    業をやってるような気がするのよ 
かさい: ふうん・・・なるほど。それが貨幣の発明と似ていると 
まきお: そうそう。で、「金の亡者」って言葉があるようにね、デジタルの亡
    者(笑)というのに陥りやすい。それはいかがなものかと 
かさい: 貨幣は「価値の一元化」だったけど、デジタルは「意味の一元化」に
    なりかねないってか 
まきお: 価値も一元化されやすいよね。デジタルな効率第一みたいに 
かさい: 「結果を短絡的に求める傾向が強くなってる」ってのも、その辺りに
    答が潜んでるのかねぇ
まきお: うん。さっきの「その書き方は効率的ではない」みたいのね。それは
    一つの価値観であって、絶対的な価値観ではありえない。それは、ダ
    ・ヴィンチと、シャガールがどっちが絵が上手いというのがナンセン
    スであるのと同じはずだよねぇ
かさい: だねえ、こういった文章も、ある種「価値観」を伴ったものだから、
    気を使いますが・・・
まきお: このコラムはわしらの価値観でやってるから、ええんじゃ(^_^;)
かさい: いや、ええねんけどさ(笑) それをまんま鵜呑みにされると困ること
    もあるかという・・・(笑)
まきお: そうそう。Don't trust over 30.という言葉が昔あったそうですが、
    大人の言うこと、鵜呑みにしちゃいかんね(笑)30歳以上を信じる
    なってね。ヒッピーカルチャーですけどね 
かさい: 裏返せば「自分で判断せよ」だよね。実に正しい言葉だ(笑)
まきお: 意見、思想、価値観ってのは、多様化してナンボだと思うのね。一元
    化は進化の袋小路に入り込むだけでね。だから、みんな好きなコト言
    ってね、受信するのは自分で選別するべきね
かさい: 判断の指針となる意見を他人に求めることは自由だけど、最終判断は
    自分で、ってアタリマエなんだけどねえ(^^;)
まきお: 人に相談するのは自分で決めてからにしろって言葉があってね(^_^;)
かさい: そういうやつの相談に乗るほうはあまり面白くない目にあいそうだな
    ・・・(笑)
まきお: すまん(^_^;)
かさい: 別にキミの事を言ったわけではないのだが(^^;) ・・身に覚えがある
    らしい(笑)
まきお: かなり(笑)
かさい: 大丈夫だ。少なくとも僕は、まつむらさんの相談はいつも話半分くら
    いにしか聞いてないから(笑)

まきお: がびーん(笑)あ、あと、大阪FLASH MXセミナーの件ですが
かさい: へいへい
まきお: 12日のマカデミア
    http://www.macademia.org/
    と、15日のマクロメディア
    http://www.macromedia.com/jp/macromedia/events/seminars/mx_ug/
    どっちにいけばいい?という話を聞きますが、どっちも来るのが正し
    いですね(^_^;)
かさい: (笑)どっちも来なさい!
まきお: たぶん、ネタは違います 
かさい: ネタ、っつーか、スタンスが違うような気がする(笑)
まきお: マカデミアはなかにしさんが「マニアックにやってねー」って言って
    たよ(笑)
かさい: 2つのステージで、松笠が喋ることの相違点を見るのも、またひとつ
    の楽しみ方かも(笑)
まきお: それでこそ、松笠通ってもんですよね(笑)
かさい: 通、って(^^;) そんな人いるのかね? ま、とにかく請うご期待って
    ことで~~、また来週~(^_^)/~
まきお: ではらたまいしゅー(^_^)/

【笠居 トシヒロ/WEB&グラフィックデザイナー】
ほんといい陽気になってきましたね。場所をとっていたオイルヒーターも片づ
けてスッキリ。四六時中眠いのはちょっとかなわんけど、やっぱり春っていい
ですねー(笑)
<http://www.mad-c.com/>

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
ちょっと無理をしたら、腰に激痛が。立つのも座るのもままならぬ。とほほ。
<http://www.makion.net/>

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■デジクリWEBデザイン研究室
その時Webサーバからデータが消えた。あなたな~らどうする? (その1)

北岡久美子
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世間が、桜に浮かれているこの時期に、事件が起きた。つい先週のことである。
深夜3時、私の枕元にボーッと座る人がいる。その人物は私に向かって、何事
かをささやいている。
「…消えた」
「?」
「データが消えた…」
「?!」

それはよくある話で、『ホーム・ページ』は興味あるけど、それにお金をかけ
るつもりはない。なので、PCが操作できて、Webページを作れる知人を頼って、
サイトを立ち上げるのである。そのようなサイトの一つに『D社』のサイトが
あった。最近はHTMLエディタを使わなくても、ブロバイダ先で簡単に、自分の
手で作れるサービスもある。出来るだけ、身近なところでやってしまおうと言
うのである。

けれど、実際にサイトを立ち上げると、あれやこれや他のサイトが気になる。
見に来てくださる顧客が増えると「ちょっとお金をかけてみようか」と思う。
そう思った『D社』のWeb担当者(Webに詳しくはないが)は、広告代理店の門
を叩いたのである。

その会社のWebページのリニューアルを、代理店から依託されたK氏は、そんな
こんなで、テストページの一部をアップロードするために、作業をしていたの
だ。深夜、testフォルダを作ってそのなかにindexページや画像をアップした。
ブラウザで確認、テストページは見えた。そして…。

画像や何やら必要なものを見ようと思ったのか、リニューアル前のページを見
ようとしたが…、現れない。testフォルダの中のindex.htmlは見える。しかし
元のページが存在していない。

FTPアプリケーションで見ると、在るべき筈のHTMLが一つもない。何やらフォ
ルダは4~5個あるが、中身はCGIやらで、HTMLはない。K氏の記憶では、testフ
ォルダをアップするときにすでに存在しなかったと言うのだが…。

半分眠ったまま、私は考えた。どうすればデータが消えるか? 使っているの
はDramweaverだ。

1)同じ名前のデータで上書きしてしまった。
2)何を血迷ったのか、ファイルを選んで消してしまった。
3)こちらからサイトに入ったことで、何らかの問題が起こってデータが消えた。
または書き変わってしまった。

1)は、testフォルダを作っているので上書きはあり得ない(元のページが
testフォルダの中にあれば別だが)。
2)は、削除しようとすると、親切にも「消していいのか?」と訪ねてくれる。
それに、元からあったindexページを消したからと言って、他のHTMLも消える
ものだろうか?
3)何らかの問題がとはなんぞや? 問題が発生しているのは事実である。こ
のあとブロバイダのヘルプページなるものを見てみると、ここのサイトは先に
言っていた、インターネットしながらWebページを作るサービスをしている。
そのサービスを利用する場合、通常のように第一階層にindexが存在しない
(らしい)。しかも、外部からFTPアプリケーションを利用してアップしよう
とすると何やら怪しげなこと起きるように書いている。書いてはいるが、意味
が解らない(問題が起こるなら、どのような問題が起こるかをなぜ具体的に書
いてはくれないのだろう?)。

削除したという可能性は低いと判断した私は、悩めるK氏を枕元に残したまま、
夢の中に落ちていった…。

●ブロバイダの対応は冷たかった

ともかく、今のままでは何も見られない。次の日にすぐにブロバイダに連絡を
とった。
K氏「(ブロバイダ側の)バックアップがあれば戻していただけませんか?」
ブロバイダ「それはお客様の方から再アップして頂けませんでしょうか?」
K氏「こちら側にデータのバックアップがない場合は、戻していただけるので
しょうか?」
ブロバイダ「うーん…」

「うーん…」と、出来ないとは断言しないが、あからさまに嫌がられたK氏は、
ともかくバックアップを探すことにした。

#大手ブロバイダである。当然サーバのバックアップはあるはずである。しか
し「消しちゃったから、戻してくださ~い」こんなことにいちいち答えていら
れないのだろう。きっと。

ブロバイダに連絡するとともに、もちろん仕事を受けた先の代理店にも、事情
を説明した。代理店は、『D社』に報告をした。が、『D社』のWeb担当者がい
ない(先にも言ったが、担当者だからと言ってWebに詳しいわけではない)。
担当者がいなければ、元のページを作成した人もわからない。袋小路である。

失敗を未然防ぐには、元のWebページをまるごとダウンロードして、保存して
おく事が必要なのだろう。何事も最悪の場合を考えなくてはならない。こうし
た場合、大抵において代理店側でもデータ(リニューアル前の)のバックアッ
プはないのである。『D社』にバックアップが存在しない可能性だって、ない
とは言い切れないのである。

ノンキなのか、Webページに関心がないのか。その後3日間、『D社』の担当者
とは連絡がつかなかった。針のむしろに座らされたK氏は、別の仕事をしつつ、
電話のベルを待ち続けた…。

あ、長くなってしまった。さて、この決着は? 次回へ続く(^ ^;)

【きたおか・くみこ】大阪人イラストレーター。 ディジタル・イメージ会員。
誤解のないように書いとかないとダメかな? K氏は私の夫です(^ ^;)。4月7
日、世界GP(鈴鹿サーキット)に行ってきま~す。いつもなら桜満開、今年は
毛虫満開かも…。近所には、もうツバメが飛び回ってます。

kitaoka@air.linkclub.or.jp
http://www.linkclub.or.jp/~heel-toe/

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■青瓶 2421
北澤 浩一
───────────────────────────────────

緑色の坂の道。



■ ある新聞社のWebサイト、そのブランド・リニューアルを担当している。
 軸足は表紙ページとサイトマップ。それから全体のナビゲーションに関わる
部分である。ほぼ、1/3ほどが終った。
 これから過酷な実装と詰め、あるいは無常な修正の段階に入ってゆくのだが、
そうこうしていると桜が咲き始めた。

 桜が咲くと、こころが騒ぐ。
 こうしてはいられない、というような気になる。
 かといってどうしてみようもない。
 せんだって、深夜の打ち合わせの後、表参道を通ると、大型のクレーンが道
をふさいでいた。ビルの屋上、交差点に向かう大型の看板を取り替えている最
中らしい。白色の蛍光灯の中に黒くヘルメット姿の影が浮かぶ。
 私は車を停め、ダッシュボードに入れてある小型カメラで数枚を撮った。
 分離帯の上に昇る。そこにも作業員がいる。彼はまだ若い。
 ISO400のポジ、レンズが28ミリだから場を写したというだけだろう。
 全然脈絡はないが、何年か前、こんな一文を書いた。引用してみる。

____

はがゆいもの。



■ 夜の遅くに車を運転していて煙草をくわえた。
 ひからびた唇に気付いて奇妙な気持ちになった。
 乾いて割れかかった唇で首筋に触れる。
 皮膚が剥がれる時の、薄い痛みの予感を覚える。
 首筋は、気配を感じ取っている。動かない。溜め込むように皮膚の底の部分
で密度が増してゆく。


■ 女は待っている。
 掌が置かれる場所によって心をきめようと蓄えている。
 その汗はひとつひとつが濃密な匂いを保ち、薄く躯の表面を覆っては霞んで
ゆく。
 ひからびた唇で女の首筋に触れること。それは努めて性的な儀式であるが、
そこに欲望というものはない。
 男は、青年の頃のように、急に躯を離し、何処か遠くを眺めたりすることは
しない。

____

 なにを言っているんだか、いい気なものだが、このころ私は30代だった。
 まだウエストは締まり、ベンチプレスなどする気もないが、少なくとも耳か
ら産毛は生えてこなかった。安いウィスキーばかりを嘗めていた。
 デザインでも文章でも、時分の花があると思う。
 つまりそれは季節感と色気のようなもので、単気筒に二人乗りをしている若
者を眺めると、がんばれよ、アテはないけど生き延びろよ、と思う。

______________________________________________________________________

北澤 浩一:kitazawa@kitazawa-office.com
「Give A Whisle」http://www.kitazawa-office.com
デザイナ・コピーライター
写真家ともいう。

読売新聞大阪本社「列島いしにえ探訪」
http://osaka.yomiuri.co.jp/kodai/index.htm

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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 担当:濱村和恵
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■デジクリトーク
またおかしな公募展が、、、

柴田忠男
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日本アカデミー協会という組織(特定非営利活動法人)がある。「全国のギャ
ラリーや愛好家の方々を中心とした有志が集い、芸術のより一層の普及と振興
を実現すべく設立されたのが非営利団体である日本アートアカデミー協会」だ
そうだ。設立は昨年の8月20日、所在地は大阪市。

サイトによれば「日本アートアカデミー協会では、『ひとりでも多くの方に気
軽にアートを楽しんでいただく機会を』と、かねてより『アートの日』の制定
を提唱し、広く一般より公募を行いましたところ、大変多くのご応募をいただ
きました。厳正な審査の結果、『1月10日』を『アートの日』とすることが正
式に決定いたしました。」とある。知らなかった。また、アートコーディネー
ター検定試験というのも実施している。

その組織が「第一回日本アートアカデミー賞」という公募をおこなっている。
サイトの公募案内を見ると、「グランプリ賞金1000万円を目指してチャレンジ
!」とあるが賞のうちわけはない。似顔絵大賞は3部門にわかれ、1部門5名の
入賞者(賞金10万円)を決定するとは、最後に書かれているが。

まず、「切手(300円分)を公募事務局宛にご郵送下さい。応募書類一式(注
=公募案内・A4/6頁、ほか)を2週間以内にお届けします」という仕組みにな
っている。一般的な公募展で、応募書類を買わせる例は珍しい。

もちろん、出品料は別にかかる。日本アートアカデミー賞は5000円、似顔絵大
賞は3000円である。さらに、7月14日12時から17時のの直接搬入以外はヤマト
運輸美術宅急便を使わなければならない。日本アートアカデミー賞出品作品は、
都内からでも梱包手数用と運賃で4000円、大阪から5400円、北海道から7500円、
沖縄からだと11400円もかかってしまう。梱包材料金は含まれない。しかも額
装して送るのだ。なんて金のかかる公募展なんだ。

「テーマは自由ですが平面に限ります。表現手段は、油絵具、アクリル絵具、
(水彩、パステルも含め絵具=顔料をメディウムで溶いたものであれば認めら
れます。)ただし写真、コラージュなど異なる材質の貼付やCG作品は、対象外
になります。共同制作も不可、審査経験のない未発表作品に限ります。」とい
うことで、デジタルプリントはだめということだ。

一次審査は日本アートアカデミー賞審査員による審査で、一般100作品、似顔
絵50作品がまず決定する。二次審査は、ブロック巡回による国民投票によって
各賞が決定するという。国民投票!! なんですか、これ。

さて、肝心の著作権については、やはり問題がある。「日本アートアカデミー
賞、グランプリ、銀、銅賞の著作権は、主催者であるNPO法人日本アートアカ
デミー協会に帰属されます。その他受賞作品、選外作品の著作権は、出品者本
人にあります」と記されている。「著作権は~に帰属されます」という妙な日
本語表現はさておき、NPOが著作権を持ってどうするつもりなんだろう。

第一回日本アートアカデミー賞代表審査委員には、室伏哲郎、林紀一郎、瀬木
慎一、絹谷幸二、吹田文明、池田良二、細江英公、皇達也、北野武、黒柳徹子、
中村勘九郎、ノーマンH・トールマン、福田美蘭、ロバートS.ビアンキと、そ
うそうたる人々が名を連ねている。

以下は、DESIGN WEEKLY 2002/03/27  No.201 に掲載された広告。

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■★☆史上最大『 第1回日本アートアカデミー賞』&似顔絵 大賞募集☆★
■賞金総額 3400万円。グランプリ1千万円は、国民投票で決定!!!!!!!!!
■記者会見で鈴木清順名誉理事が別名「大日本美術格闘技選手権」と叫
■んだ空前絶後のアートコンペ★各大学の教授 超有名タレント(審査)参戦
■NYからゲスト上陸、TV局も巻き込んで開催です! http://www.jaaa.or.jp
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うーん、ますますあやしい雰囲気満点。ちょっとほほえましくも(ないか)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■展覧会案内
古川タク展「デジタルはアナログのココロ」
http://www.canon-sales.co.jp/gallery/cwm.html
───────────────────────────────────
会期 4月1日(月)~6月28日(金)
10時~17時 入場無料 土日祝休
キヤノンワンダーミュージアム TEL.043-211-9541

古川タクの2年ぶりの個展。これまでに描いたモノクロームの線画の中から気
に入っているものを選んで、新たにカラー版のデジタルプリント作品に仕上げ
たものと、'91年に発表したアニメーション・インスタレーション作品と2002
年に作ったアニメーション・インスタレーション作品を並べたという。

ワンダーミュージアムとフォトアートギャラリーで同時開催
横山宏写真展「北の大地2 陽はまた、昇る」
内藤和男 写真展「TOWN MURMUR」

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■展覧会案内
02 TDC展
http://www.dnp.co.jp/gallery/contents.html
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会期 4月4日(木)~4月27日(土)11時~19時(土18時)入場無料 日祝休
会場 銀座グラフィックギャラリー
   東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F

タイポグラフィ界恒例のイベント。ただしサイトは現在文字化け中!!

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■展覧会案内
フィリップ モリス アート アワード2002 「ザ・ファースト・ムーヴ」展
Art&ScienceNews[No.143]より(http://www.artsciencenet.com/
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若きアーティストの才能を見出し、国際舞台へのデビューをサポートするプロ
ジェクト、フィリップ モリス K.K. アート アワード2002(主催:フィリップ
モリス株式会社)。第1次審査を通過した57名のアーティストが集い、ニュー
ヨーク、P.S.1コンテンポラリー・アート・センターで開催されるグループ展
「The First Steps」への招待状をかけて競うザ・ファースト・ムーヴ展、い
よいよ開催です。最終(第2次)審査の結果は5月1日に決定、5月2日より開場
に掲示されます。

会期:2002年4月27日(土)~5月6日(月)
会場:東京国際フォーラム・展示ホール(2)
入場料:無料
開場時間:11:00~19:00
     5月1日(水)は15:00、5月6日(月)は16:00閉場。
シンポジウム:5月2日(木)13:00より、フィリップ モリス K.K. アート アワ
ード2002シンポジウムを東京国際フォーラムDブロック5階 D501会議室にて
開催いたします。先着150名樣ご招待。
http://www.pm-artaward.net
お申し込み、お問い合わせ:
 フィリップ モリス K.K. アート アワード事務局
 〒107-0062東京都港区南青山2-24-15青山タワービル10F
 Phone:03-3405-8332 Fax:03-3405-5417
 e-mail:info@pm-artaward.net
 担当:遠田・塚田・清水

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■セミナー案内
これから求められるWebクリエイター像とは
http://www.c-place.ne.jp/seminar/020417/index.html
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<主催者情報>

クリエイターの圧倒的支持を得る雑誌を常に創りだしている「MdN」「web
creators」編集長山口康夫氏に、『これから求められるWebクリエイター像と
は』というテーマでお話いただきます。また、『今後のWebの可能性と人々が
Webに求めていくこと』という辺りにも触れていただきつつ、編集長ならでは
の視点から語っていただきます。

日時 4月17日(水)19:00~21:00(開場18:00より)
会場 クリーク・アンド・リバー社 HALL C&R
   東京都港区赤坂7-3-37 カナダ大使館ビル(ブラースカナダ)
参加料 2,000円(税込)
定員 100名(要予約・先着順)
講師・講演 山口康夫氏(MdN / web creators編集長)

協賛 株式会社エムディエヌコーポレーション
主催 株式会社クリーク・アンド・リバー社 プロフェッショナルエデュケ
   ーションセンター

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■セミナー案内
メイキング・オブ・スターウォーズ
http://www.dhw.co.jp/df02/starwars/
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<主催者情報>
あのジョージ・ルーカスに最初に見出されたCGアーティスト、デビット・ドゾ
レッツ氏。全米では5月、日本でもこの夏公開される今年最大の話題作『スタ
ーウォーズ・エピソード?』でもVFXのスーパーバイザーとしてその手腕を発
揮しています。今回のセミナーでは同氏にハリウッドCGの最新技術やスターウ
ォーズ製作現場の裏側を秘蔵映像を交えて語っていただきます。スターウォー
ズファンはもちろん、CG・映像業界を目指す方は必見のセミナーです。

日時 4月7日(日)14:00~15:00(開場13:45)
会場 有楽町マリオン(朝日ホール)
定員 600名 
入場 無料(要予約)
主催 デジタルハリウッド

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■展覧会案内
第4回亀倉雄策賞受賞展「佐藤可士和 The Power Of Art Direction!」
http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2002/g8
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第4回となる今回は、佐藤可士和氏の大胆な色面構成とロゴだけで表現された
ポスター「Smap」が選ばれた。会場は今までにない大胆な展示になる だろう。

会場 クリエイションギャラリーG8
   東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F TEL.03-3575-6918
会期 4月1日(月)~4月26日(金) 土・日・祝祭日休館 入場無料
   11時~19時(水曜日は20:30まで)  

共催 社団法人日本グラフィックデザイナー協会 
   亀倉雄策賞事務局

<第134回クリエイティブサロン>
入場無料 要予約 (TEL.03-3575-6918)
日時 4月17日(水)7:00P.M.~8:30P.M.
会場 ギャラリーカフェ(クリエイションギャラリーG8隣)
ゲスト 多田琢、佐藤可士和

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■展覧会案内
小谷彰宏展 -effects-
http://www.kotani-artworks.net/
http://www.gulf.or.jp/~kotayan/
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ビデオプロジェクターの特殊投影によるビデオインスタレーション観者も映像
に取り込まれる参加型の作品。Webカメラによるインターネット中継で、イン
タラクティブに第三者が介在するシステムを作る。インスタレーションのオブ
ジェとして、観者のリアクションを誘発する空間を演出する。メール(ムービ
ーメール)により会場のビデオ映像へ割込むことで、第三者が会場内の観者に
認識されるためのインタラクティブな装置として----等々。

会期 4月1日(月)~4月6日(土)11:00~19:00(最終日17:00)
会場 番画廊
   大阪市北区西天満2-8-1 大江ビル1階 Tel/Fax.06-6362-7057

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■展覧会案内
第19回写真『ひとつぼ展』
http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2002/gg_0204.html
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グランプリ獲得者に個展開催の権利が贈られる『ひとつぼ展』、ポートフォリ
オによる一次審査を通過した10名は、そのうち9人が女性。デジタルカメラで
撮影した作品も3件選ばれている。会期中の4月4日(木)17:30~20:00の公開
二次審査会でグランプリが選ばれる。

会期 4月1日(月)~18日(木)12時~19時 日祝休 入場無料
会場 ガーディアン・ガーデン
   東京都中央区銀座7-3-5リクルートGINZA7ビル B1F TEL.03-5568-8818

『ひとつぼ展』第20回応募要項発表 
  応募締切 グラフィック 2002年5月27日(月)19:00
         写真   2002年7月15日(月)19:00
 http://www.recruit.co.jp/GG/compe/3.3/youkou-n20.html

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■イベント案内
On Demand Printing Japan 2002
http://www.odpjapan.com/
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ON DEMAND Printing Japan 2002(通称オンデマンドショー2002)
会期 4月3日(水)~5日(金)
時間 エキジビション(展示会)0:00~17:00(最終日は16:00まで)
会場 新宿NSホール
   東京都新宿区西新宿2-4-1
主催 オンデマンドプリンティング推進委員会
後援 日本印刷技術協会(JAGAT)、JPC(Japan Publishing Consortium)
TC協会(テクニカルコミュニケーター協会)、フォーム印刷研究会

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■イベント案内
藤幡正樹「Off-Sense」展~共有するサイバースペース~
http://www.off-sense.net/
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<サイト情報>

山口市のぱそら会場で開催されている、藤幡正樹「Off-Sense」展のWebバージ
ョンです。上下の「Go to the site!」リンクから、実際のページに飛ぶこと
ができます。ページでは、会場に接続された最大12台のコンピュータ端末が
生成している12人のアバター(サイバースペースの代理人)の見ている主観的
な画面のスクリーンキャプチャーを見ることができ、さらにサイバースペース
にメッセージを送ることができます。この作品は、デジタルネットワークを経
由させたコミュニケーションをテーマにした作品で、人工的なアバター同士、
アバターと人間、人間と人間同士の出会いと会話を楽しむ作品です。12人のア
バターは、人工的に空間を動きまわり、ふたりが出会うとデータベースを元に
した会話を始めます。

オンラインでのアクセスが可能だが、実際の展示もされている。
会期 開催中~5月6日(月)10時~18時 入場無料 4/30休館
会場 地域情報交流センター ぱそら(山口市)
   http://www.ycam.jp/jp/flash/index.html

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■サイト案内
ルーブル美術館(日本語)
http://www.louvre.or.jp/
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朝日新聞によれば、パリのルーブル美術館はWEBサイトを刷新し35,000点に及
ぶ全ての展示作品を公開する計画を発表したという。公開は来年からで、2003
年までには16万5,000点を公開する予定。現在でも展示作品の一部が公開され
ている。「ルーヴル美術館ヴァーチャル・ツアー」ではQuickTime VRを用いた
パノラマ画像によってルーヴル美術館の様子を約60ケ所紹介している。なお、
これらの画像は展示作品を詳細に見るという目的よりも、ルーヴル美術館の内
部や周辺の雰囲気を感じてもらう意図で制作されたものだという。

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■イベント案内
クリエイターズフォーラム2002(1)
「映画や舞台のワンカットのような感覚で描くヒトコママンガの表現とは!?
  ―メディア芸術祭大賞「F氏的日常」について―」
http://www.c-place.ne.jp/
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<主催者情報>

日時 4月11日(木)18:30~20:30
会場 C&R社1F ホールC&R ※定員80名
料金 1,800円(税込)
講師 漫画家 福山庸治氏

内容 F氏とは福山庸治氏のことである。福山氏はヒトコママンガを、ストー
リーマンガや映画や舞台のワンカットのような感覚で描いてきたという。ヒト
コマの後ろには時に数コマから、果ては数千数万ページに及ぶ物語が隠されて
いる。「F氏的日常」は、現代社会を短編や一コマという多様な手法で切口鋭
く諷刺し、複雑奇怪なその現実を我々に投げかけ考えさせるという理由で、メ
ディア芸術祭大賞を受賞した。不思議世界を描く福山庸治氏にご期待ください。

申込方法:サイトからアクセスしてください。

問い合わせ先:TEL:03-5474-3468 FAX:03-5474-3469
PEC担当/畑(はた)

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■イベント案内
クリエイターズフォーラム2002(2)
「建築を構想する―建築物からデジタル・アーキテクチャまで―」
http://www.c-place.ne.jp/
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<主催者情報>

日時 4月18日(木)18:30~20:30
会場 C&R社1F ホールC&R ※定員80名
料金 1,800円(税込)
講師 メディアアーティスト・建築家 松本文夫氏

内容 建築=アーキテクチャは、実際の建造物を意味するだけでなく、情報分
野でもしばしば使われる幅広い言葉である。実空間からデジタル空間にいたる
さまざまな「建築」の可能性について、自身のプロジェクトを通して語ってい
ただきます。

申込方法 サイトからアクセスしてください。
お問い合わせ先:TEL:03-5474-3468 FAX:03-5474-3469
PEC担当/畑(はた)

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■編集後記(4/3)
・クイズミリオネアをいつもビール飲みながら楽しんでいる。回答は4択式で
考える時間制限なし、問題はわりとまともなので落ち着いて見ていられる。わ
たしはいつもかなりの好成績である(ただし、最近の芸能関係はお手上げ)。
1000万円も夢ではない。じっさいに出場したいとも思った。そのときライフラ
インの電話口にはぜひデジクリの筆者陣に待機していただきたい。てなことを
半ば酔って考えていたが、難関は「早押し並べ替えクイズ」である。とっさの
判断ができなくなった。すべてにわたって「早い者勝ち」はだめね。(柴田)

・どうして、ゾウさんはゾウさん? ゾウくんじゃ変なのは何故なんでしょ。
ちゃん、は、どの動物でも使えるけど、ゾウさんはゾウくんじゃないよなぁ。
クマもクマくんよりはクマさんだよな。うーむ。かけ算で、6x6を48と言って
しまったくらい、頭がウニ状態であーる。         (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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 担当:濱村和恵
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