[1061] 続・デジタルクリエーターらしい話

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1061    2002/04/04.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20518部
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 <私はコテコテにデジタルな絵を描くことにする>

■デジクリトーク
 続・デジタルクリエーターらしい話
 永吉克之

■デジクリトーク
 違いの認識
 Midori(イタリアから)

■デジクリトーク
 自己中年末調整。
 白石 昇(タイから)

■イベント案内
 KANデジプレゼンツ「SOHOビジネス受注のツボ!」



■デジクリトーク
続・デジタルクリエーターらしい話

永吉克之
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松井さん(誰やねん)に好評だったので No.1037に続きデジタルクリエーター
らしい話をする。

こういうと、前回の記事を読んだ方は「また、誰でも知ってるようなことを書
くつもりだな。今度は何だ。Photoshop のブラシツールは、ブラシパレットで
ブラシの太さを調節しながら使わなければならないとか、色調が気に入らない
時は色調補正で補正しなければならないとか書くつもりだな」とお思いだろう。
まあ、当たらずも遠からずである。

デジクリの読者はデジタルに精通した人たちばかりではない。中にはスーパー
・ゴールデン・ウルトラ・ダイヤモンド・ボンジュール・初心者もいるだろう。
あ、でも、そこまで初心者だったらネットにも接続できないかもしれないなー。
・・・まいいや。とにかく私は初心者の味方だ。

                 ●

私は決してアナログ崇拝者ではない。もしそうなら、始めっからデジタルで作
品を作ろうなんて了見はもたない。むしろデジタル推進派かもしれない。

七年前、長いこと使っていた油絵具、水彩絵具、アクリル絵具、紙、パレット、
キャンバスを「エイ」と放擲して、Power Mac 6100を買った。そうやって退路
を断ってまでデジタルを始めたからには、テッテ的にデジタルを追求するのが
大和撫子というものだ(しかし、なぜか筆は残っている。未練か・・・ふふ)。

したがって、極力アナログっぽさを排除した画風、つまりデジタルらしい表現
になるように心掛けている。長いこと3Dで制作していたのも、ひとつには3Dが
最もデジタルらしいと思っていたからだが、前回書いたように「慢性3DCGはみ
んな同じに見えちゃう認識障害」に罹ったために、現在は Illustratorで制作
している。

                 ●

よく人から「油絵やってはったんやったら、Painter (絵画のタッチが出せる
ペイントソフト)使わはったらどないでんねんまんねん」と聞かれるが、この
辺が微妙なところで、もし私がイラストレーターなら迷わず使っただろう。と
いうのは、イラストの場合、たいていは印刷されることを前提に描くわけだ。
いったん印刷されてしまうと、本物の油絵でもマチエール(画肌、画材によっ
て生じる画面の凹凸)が分らなくなるので、Painter で描いたものとの区別が
一般の人にはできなくなるからだ。

またアナログは排除し、あくまで「デジタルアート」という世界のなかで表現
していこうというのであれば、やはり使ったかもしれない。本物の油絵と隣り
合わせに展示されて比較されることもないだろうから。

しかし私は、アナログも含めた「アート」のなかで表現していきたいと考えて
いる。だから「デジタル処理がしてあること」という規定のないコンテストや
グループ展にもアナログ作品に交じって出品してきた。

アンケートを取ったことがないので、統計学的根拠はないが、ソフトで描いた
「油絵っぽいCG」と堅牢な画肌をもった「本物の油絵」を並べると、「油絵っ
ぽいCG」のほうが見劣りすると感じる人のほうが多いと思う。

これは、もちろん作品の内容にもよる。趣味で絵画教室に通い始めたばかりの
主婦が始めて描いた「本物の油絵」とベテランのデジタル・クリエーターが描
いた「油絵っぽいCG」を比較することはできない。また、山景をリアルに描い
た「本物の油絵」とキャラクターを描いた「油絵っぽいCG」も比較はできない。

ただ、同じ土俵で、例えば裸婦を古典的なリアリズムで描こうとすれば「本物
の油絵」の風格には負けるだろう。

                 ●

そして、もひとつ危惧するのは「わー見て見て、油絵かと思っちゃったー!」
と感心されることだ。しかも、それがその作品の一番の見せ所のように思われ
ては困るのである。作家は、作品の内容に感心して欲しいのであって、観客が
騙されるところを見たいのではない。

以前、ヨーロッパの古典絵画を集めた展覧会を観にいった時のことだが、私の
隣で、ある男性の肖像画を見ていた男女のカップルの女性の方が「すごーい。
写真かと思っちゃった。見てー、着てる服なんか本物が掛けてあるみたい。手
を伸ばしたら触れそう」と一気にしゃべると、さっさといってしまった。
この作品の個性や、作者の感性などを鑑賞しなければ、単なるトロンプルイユ
(いかにもそこにあるようにリアルに描いた絵。だまし絵)になってしまう。

「油絵かと思っちゃった」と「写真かと思っちゃった」は同根である。とはい
っても作品をどう見るかは個人の自由だ。ダ・ヴィンチの絵を見て爆笑する人
がいても、ゴッホの絵を見て欲情する人がいてもいい。好きにやってよ。

少し本論から逸れたが、そんなわけでアナログな表現はアナログ・アーティス
トにおまかせして、私はコテコテにデジタルな絵を描くことにする。

しかし、3Dを使わない「コテコテにデジタルな絵」なんて、簡単に言ってくれ
るが、一体ドンナ絵なのだろうか? ぜひ見せてもらいたいものだ。その辺り、
何のヴィジョンもなく宣言しているのではないのか? もしそうなら無責任こ
の上ない。憤りを覚える。

【永吉克之/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
いままでの自分の肩書きから「CG」を削除して、単に「アーティスト」と称す
ることにした。理由は記事にもある通り、デジタル、アナログを超えた地平で
アートを実践したいからである。そのためのプランもあるけど、いっちゃおう
かなー、でも頓挫したら恥さらしだからやめとこ。・・・いや、敢て公表する
ことで自分にプレッシャーを課し実行せざるを得なくするのだ!やっぱやめた。
URL / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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■デジクリトーク
違いの認識

Midori(イタリアから)
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●認識方法1:「オペラの国」

20年前にローマの土産物屋で仕事を始めた頃、同僚は全てローマ産の女の子だ
った。10代から30代の7人のローマっ娘は、観光グループがいない時、掃除や
品物の整理をしながら大声でおしゃべりに興じる。

「大声」と言うのは、日本に慣れた私の認識であって、彼女らは普通に喋って
いるのだけれど。

7つの音声に挟まれた位置で革の財布を磨いたりしてると、頭ががんがんして
くる。のどを開けての、いい発声に囲まれるのはラウドスピーカーのまん中に
いるようだ。

そこで、「なるほどオペラの国だ」と私は思い、そこに満足する。私の知識の
中にある「イタリア」と、現在、私が在るイタリアとが合致したのだ。イタリ
アを把握したわけだ。「オペラの国」というレッテルは、イタリアという国の
私が知っている特徴であり、日本との違い、日本にはないものを強調するラベ
ルの張り方だ。

何か、違いにぶつかると、把握するまで、蟻の触角のように自分に理解できる
足掛かりを探し求める。

それから20年経った今、ラウドスピーカーに囲まれる機会があっても「なるほ
どオペラの国だ」と思わない。そういう認識はしなくなっている自分に気付く。

ラウドスピーカーの発声が私の日常になって、「違い」として認識しないのだ。
だから、違和感を埋めようと、触角を振り回す必要がない。

「違い」は、ある対象の存在を知っていて、その内容をよく知らない時に、よ
り強く認識されるようだ。むしろ、「違い」を見つけようと躍起になる気がす
る。「違い」は目に着きやすい。旅行などに行くと、無意識に、ではあるけれ
ど、まず「違い」を見つけようとしてしまうのは私だけだろうか?

●認識方法2:「わっはっは」

土産物屋で働いている時に、よく日本人観光客から「あなたも昼寝するんです
か? わっはっは」と言われた。

この「わっはっは」が曲者だ。「のんびりしてていいねぇ」の意味だ。「いい
ねぇ」はもちろん言葉通りの意味ではなく、「こっちはそれどこじゃないよ」、
だから「こっちが偉い」が底に流れている。

昼寝の習慣はじつは南イタリアに残っている。尤も、今それができるのは、日
曜日やバカンスのときだけれども。

イタリアの伝統的食習慣でいくと、昼食が正餐だ。昼にたっぷり食べると眠く
なる。おまけに夏の長い南イタリア、1時から4時頃まで、戸外で何かしようと
いうのは不可能に近い。強すぎる日ざしで体力が消耗する。一番賢い昼時の過
ごし方は、厚い壁に囲まれた部屋か木陰の下の強い日ざしが遮られた涼しい場
所で、のんびり食事をすることだ。2時間か3時間かけて、おしゃべりしながら
手作りの食事をのんびりと終えたら1時間程仮眠する。

4時過ぎに活動を始めれば、日が暮れる午後8時頃まで、実にすっきりと、暑さ
に参らずに仕事ができる。冷房のない時代の、実に利にかなった習慣なのだ。
今、事務所や店鋪には冷房があり、暑い時間も仕事ができる。社会全体の機構
が、昼に3~4時間の休憩を取ることを許さなくなってきている。

「オペラの国」とレッテルを張って安心することも、「わっはっは」と自分を
優位に立たせて安心することも、「違い」を前にどぎまぎしてしまうことだ。

「違い」をそのまま「ふーーん」と受け入れられれば、受け入れても、自分の
アイデンティティになんの損傷もないことを知れば、いろいろ楽になるだろう
な、と思う。

【Midori】midoroma@geocities.co.jp
現在「オペラの国だ」と思うのは、例えば、自分が台所に立ちながら「椿姫」
とか、「トゥーランドット」とかの一節を口づさんでいるのに気が着く時だ。
オペラに興味がないのに、テレビのニュースでやるオペラの情報、コマーシ
ャルのBGMなどで、無意識のうちに耳に入っているのだ。これが、伝統の力か
ぁ、とその力に巻き込まれた自分を振り返って思う。

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■デジクリトーク
自己中年末調整。

白石 昇(タイから)
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白石昇です。とりあえず平成十三年十二月二十日に著作者側からいろんなこと
を全権委任されちゃった僕なのです。

ええ、こういった経緯によってそういうことになっちゃったんです。↓
バックナンバー→http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/shiryou.html

だから、全権委任されちゃったからにはやっておかなきゃならないことが山ほ
どあるんです。だって僕、年末査証切り替えのために国外出国緬国詣でに行か
なきゃなんないんだから、年内にキリがいいとこまで、できることはやってお
かなきゃなのです。

でもよくよく考えてみるとあくまで個人的な意向なんですけどね。

そうゆうことなんで二十日に著作者事務所から戻って来た僕は、早速その作業
に取りかかるために、お酒を飲んで弾けたんです。
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1008089168/25-30
(参考資料↑・見るだけ時間の無駄かもしれません)

いいじゃないですか。

九ヶ月近くちまちまぐずぐずとやってきた作業が無駄にならないことが決定し
たんだからお酒くらい飲んだってカラオケで泰歌謡歌ったって。

さりげなく皆様に極めて理不尽な逆切れかましつつもそこは全権委任された翻
訳者であるところの僕ですから、明けて翌二十一日から年末までガシガシとこ
の出版計画を進めるために、とりあえずこれからややんなきゃなんないことを
書き出してみたんです。

1.出版社とのコンタクト
2.販促宣伝方法の検討
3.日本の販売先の打診
4.毎日一個青パパイヤの千切りおよび調理
5.翻訳の仕上げ

とりあえずこれだけです。これらを年末大晦日までに休む間もなく押し進めな
きゃなんないです。そして大晦日には国内最北端国境へ向けて出発し、元旦に
は国境を越え査証を新しいものに変えてとっとと再入国して首都圏の仕事場に
戻り、またさらにガシガシと仕事を進めなきゃなんないんです。

そういうことなのでその二十一日から大晦日までのいろんな事の進捗を項目ご
とに報告していきます。ええそうなのです進捗が錯綜しているから項目ごとが
都合いいんです。

でもよくよく考えてみるとあくまで個人的な意向なんですけどね。

●1.出版社とのコンタクト

あそこ以外の出版社ならどこでもいいから勝手に決めてくれ、と全権委任され
たからにはどこでもいいんですが、あとあといろいろと便宜を図れる出版社を
選んだほうがいいんです。だから僕は著作者が一番多く本を出している出版社
にまずコンタクトを取ることにしました。

同時にそこは超一流大手出版社です。いわゆる一部上場企業です。

観光査証滞在無収入藝人の分際でアポイントメントもなくそんなところに出版
企画を蹴り込むなんてはなはだ身のほど知らずだとは思いますが、しかたがあ
りません全権委任されたんですから。押してかないといけないんです僕。

そうして僕は二十一日の昼には著作者の本に書いてあった担当編集者さんに向
けて、その出版社のインフォメーションアドレス宛にメールを発射したんです。

送ったメールの内容は、

著作者の翻訳者である自分の簡単な自己紹介と、著作者から翻訳許可を貰い、
どこで出版するか全権委任されたこと、値段が高くなるから日本の出版社から
は出版したくないこと、貴社から発行したい理由は、著作者の著作をこれまで
たくさん出していることと、僕が好きな東欧系の作品をいくつか翻訳出版して
いること、とにかく貴社がやっている出版業務が僕のツボに入っているんで、
もし貴社で出版できるならデジタル入稿までを僕がやるから問題は何一つとし
てないから出版しましょう貴社で、

と言うようなことを記したものです。

そして最後に興味があったら連絡して下さいと。メールアドレス電話番号住所
など僕の連絡先に関する情報も一気に記しました。

そして三日間が経過しました。当然のように連絡はありません。さすが大手出
版社です。ある意味予想通りです。

でも、とりあえず出版社については年内に何らかの見通しがついてないと気持
ちが悪いんです。

でもよくよく考えてみるとあくまで個人的な意向なんですけどね。

それで僕は慣れない受話器を持ち、その出版社の代表番号に電話してみました。

すると受話器の向こうから聞こえてきたのは、音声よる自動案内でした。

なんか用件がある部署の四桁番号を押せ、とか言ってます。さすが大手出版社
です。まるで伝言ダイヤルを思わせる近代的なシステム導入済みです。

そして僕は当然そんな四桁の番号など知りません。

僕は非常に柔らか且つ事務的なその音声の中から、オペレーターの受付番号を
聞き取り、すかさずそれを押しました。

とたんに懐かしい呼び出し音が流れはじめます。電話というのはこうでなくち
ゃいけません。                       (つづく)

【しらいしのぼる】noboru@geocities.co.jp
言語藝人。昭和44年5月1日長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。『抜塞』で第12回
日大文芸賞を受賞。

公式サイト。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/

翻訳作業日記。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/

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■イベント案内
KANデジプレゼンツ「SOHOビジネス受注のツボ!」
http://kandigi.net/
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<主催者情報>

関西で活躍中のSOHOデジタルクリエーターの皆さん、仕事はがんばってはりま
すか? この平成大不況の真っ只中、売り上げ倍増の「関デジ」(=関西SOHO
デジタルコンテンツ事業協同組合)メンバー。今回は関西の第一線で活躍する
「関デジ」メンバーによる受注のツボを大胆にもご披露いたします! 関西を
元気にしたい、ばしばし仕事を受注したいSOHOデジタルクリエーターの皆さん、
「関デジ」に入ってあなたも関西を元気にしていきませんか? 

会場 大阪産業創造館
日時 4月8日(月)
 13:30~17:30 大阪産業創造館4Fイベントホールで講演、パネルディスカッ
        ション他
 18:00~20:00 17階にて交流会&個別相談会。参加費3000円

詳細・参加お申込は http://kandigi.net/semi/

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■編集後記(4/4)
・わたしは川口市の出身である。「キューポラのある街」である。級友は件の
映画にもその他大勢で出演したと聞く。もっとも、わたしの生まれたのは浦和
市との境界にちかい田園地帯だけど。その川口の鋳物工場でこどもの油絵展が
開かれたので見に行った。工場は昨年操業を停止、来年にはマンションになる
という。そのさびれた工場をギャラリーに見立てたのはなかなかグッド。天井
窓からの光や裸電球に照らされ、工場の古びた備品の間に置かれた100点もの
油絵はどんな居心地だっただろうか。滅びるものはロマンチックだ。(柴田)

・バグをいっぱい発見して、がーん。頭ウニ化はまだ続く。(hammer.mule)
プレゼントの応募受付中です! クリエイターよりデザイナーが人気。ふむ。
http://dgcr.com/present/

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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 担当:濱村和恵
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