[1074] スーパーあいまいオーサリング

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1074   2002/04/23.Tue.発行
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 <「なんか違う」攻撃>

■Webディレクションの花道(第13回)
 スーパーあいまいオーサリング
 -Flash-
 UZ

■デジクリWEBデザイン研究室
 その時Webサーバからデータが消えた。
 あなたな~らどうする? その2 
 北岡久美子



■Webディレクションの花道(第13回)
スーパーあいまいオーサリング
-Flash-

UZ
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仕事の合間に、思い出したようにFlashのサイトを眺めることがある。Flashは
ゲームをやらない私にもキーやマウスを夢中で動かさせてしまうし、音楽を聞
きながらの仕事はしない私にも思わずイヤホンをつけさせてしまう。

単純にクールでエキサイティング。Flashのクリエイターの中には、Webページ
の制作という、崩れないように階層を重ねていくような作業をする時とは、ま
た別の遺伝子が動いているのかもしれない。

私が知る、Flashに魅入られたクリエイターは、化学の授業に出てくる物質の
元素を動かすためのツールとして、Flashを使おうと思いたったのが最初らし
い。なるほど実現不可能な動きや空間的な広がりを簡単に再現したり、ユーザ
ーからのアクションによる変化を表すことができ、かといって手に触れてしま
うほど実感的ではない。図式や象徴を表現するにはもってこいのツールだろう。

そういえば、企業サイトのトップに必ずFlash、の流行中にできたサイトは、
いまや少し気まずい感じで影を落としている。少なくともサイトリニューアル
のプレゼンに、今さらスプラッシュムービーやトップページの大きなスペース
を割いての動画は持っていかないだろう。Flashが悪いのではなく、使われ方
のバリエーションがたくさん出てこなかったから、飽きが早かったのではない
かと思う。



企業サイトで最も威力を発揮するFlashの使い方は、「○○の使い方」「○○
の紹介」のような解説系のコンテンツにおいてだと思う。ムービーとユーザー
アクションを組み合わせて、機能やメリットを紹介していく。説明、図式化、
流れの把握などに、その真の威力は発揮されるのではないか。

しかし、Flashでできることは予想以上に多く、かつ感覚にダイレクトだ。今、
Flashを使おうとすると、顧客の予測をはるかに越えたものが出来上がる可能
性がある。そこで問題になるのが、顧客の伝えたいことと、制作側の解釈の、
ほんの僅かなズレからくる、「なんか違う」現象である。

1年ほど前にさえ、こんな例があった。

商品の解説ページに、動画で説明を入れたらどうだろうと提案したのは私だっ
た。GIFアニメでもよかったのだが、地面をスライドするような動きを出した
かったのでFlashで作成することにしたのだ。

地面は、硬いものだと思ったので黒くしてみたら、何かが違う。硬いは硬いの
だが、地面に染み込む様子を出したいので、もっとなんとかならないだろうか。
はけが地面をスライドするときには、商品である液体も同時に塗りこまれてい
かねばならない。また染み込んだ後に変化する様子も取り込んでほしい。液体
は水ではないので水色だとちょっと違う。

ユーザーに対しては、へー、くらいで済ませたい商品ページへの挿絵が、長く
てよく見ないとわからないようなムービーに変わりかねなかった。結局、その
商品を説明するためのビデオを別で営業ツールとして作成することになり、で
きる限り簡略化した挿絵で済んだのだが、それでも3回4回は直しが入ってしま
った。



「なんか違う」現象はなぜ起こるのか、分析を試みてみた。

Flashを作成するには、大きく以下の3パートが必要だ。
1)
・サイトコンセプト
・コンテンツコンセプト
・ページレイアウト
 のような通常のコンテンツに必要な決め事

2)
・動画に出てくる各パーツのイラスト(更に、そのパスを取って動かす作業)
・テキストの内容とそのフォント
・イラスト、写真を含めたストーリー展開
 という、通常ページに必要なものを50倍くらい増量したような作業

3)
・ストーリーの確認
・テキストの確認
・イラストの確認
・動きの確認
 という、Flashでしかありえない大量かつ特殊な校正、確認作業

クリエイター的に一番工数が多いのは2)であるが、ディレクター的に細心の
注意を払って臨むべき部分は3)だ。ここには既に具体的な形があり、かなり
ダイレクトに感覚に訴える部分である。

CMやTVと同じ感覚で、顧客はチェックを入れてくるのだ。そしてテキストやイ
ラストとは違って、どう直せばよいのかの予測はまるでついていない。たまに
「じゃここはこのキャラクターが空を飛んじゃうとか?」というようなことを
言う。それだけでストーリーと背景と飛ぶポーズのイラストとFlashの動きと
効果音とセリフが必要であることなど、分ろうはずもない。

だからこそ、この3)の持って行き方をミスったりはっしょったりすると、
「なんか違う」がたちまち膨らんでしまう。出来上がりをいきなり確認しても
らうのは、少々危険ではないだろうか。

また、1)をがっちり確認したつもりで、プランナーやらクリエイターやらデ
ザイナーやらライターに2)を走らせてしまい、3)の段階で顧客から「なんか
違う・・・」とやられようものなら、ディレクター的にはかなり逃げ出したく
なるだろう。

謝ってもかけた時間やアイディアの弁償はできない。しかも2)と3)を行なう
間に、制作者の中ではそのFlashコンテンツのお題が消化され、進化し、成長
しているかもしれない。そこから方向転換するのは、制作者にもディレクター
にもかなりの労力を強いるだろう。



「なんか違う」現象の防御策として、できればスーパーあいまいオーサリング
をちょちょいと楽しげに行なえるクリエイターを抱えたいところだが、多分そ
んな人は稀だ。

そうなると、こんな形で防波堤を築くのがいいだろうか。

●サンプルムービーを蓄積する
他社のものでもいいと思う。世界中サーフィンすれば絶対に、作りたいコンテ
ンツと同義のムービーが出てくる(望ましくないが、望みたい)。
これとこれを組み合わせた感じで、絵のテイストはこうで、ストーリーはこん
なボリュームで。プレゼンの前日に、ぴったりくるプロトタイプを発見したり
すると、実は泣けるほど嬉しい。

●微に入り細にわたり確認
1)と2)の間に、3)的要素の確認を顧客と繰り返すことが有効なのではない
かと思う。すなわち、形に近づいていく過程のひとつひとつを確認、念押しし
ていくのだ。そのためには、確認作業の中心となるディレクターが、完成まで
の手順と完成形をしっかり実感できていなくてはならない。



徹夜の頭脳労働で、端からみても全員が明らかに体力を消耗していた。

Flashクリエイター氏はActionScriptばりばり、デザインもきちんと学んだや
り手だ。顧客とのコンセプトワークには同席しなかったとはいえ、スーパー
あいまいオーサリングの技を発揮して、あいまいなコンセプトからも事実見て
分りやすい解説ムービーを作り上げることができた。

しかし、無常にも「なんか違う」攻撃が、オーサリングの済んだムービーを見
てからやっと開始されたのである。納期まで1週間を切っていた。その時の要
望伝達経路を考えれば、多分無理もない話だった。その顧客は、代理店やプラ
ンニング会社などが幾層にも重なった先にあり、本当の意志は針の穴からのぞ
いているようにしか感じられなかった。

Flashムービーは一部のTVCMのように、ノリ一発では成り立たない。ユーザー
にいじらせる意味を持たなければならない。場面の流れも、流れるテキストも、
ユーザーにとって考えさせるものであってはいけない(考えている間に過ぎて
しまう)。かつ、ただのページでは言い尽くせない深い意味を発信できなけれ
ばならない。

手書きの絵コンテには付箋がヤマアラシの針のように貼り付き、深夜には打ち
合わせては作業し、また打ち合わせていた。クリエイター氏は自宅に帰れば不
眠で作業をし、それでも3回はほぼ白紙撤回されてしまった。議論はコンテン
ツそのものから、制作に対する考えやコミュニケーション論にまで発展してい
たそうだ。

それぞれが尽くせる手を限界まで考え、臨んでいた。重なる痛みに耐え、しか
し知力が高まっていく様子を目の当たりにして、端で見ていて震えさえした。

かくして顧客は満足したし、メンバーには限界までやり尽くしたという感覚が
確かに残ったようだった。しかし制作者同士のぶつかり合いの結果、互いのス
タンスに決定的な違いを見てしまったり、顧客のさらなる要求に気づいてしま
ったようでもあった。隠された課題をも明らかになるほど、力を込めてしまっ
たのか。



あいまいなことを一つずつ潰していけば、必ずどんなことでも整理をつけられ
ると、私は最近まで考えていた。Flashというツールも、制作という現場も、
そんな考えをはるかに忘れるほど、微妙な色合いに溢れている。

それぞれ感じ方の違う色を、同じように感じるために、どんなコミュニケーシ
ョンを図ればよいのか。感じた思いを共有する道具として、どんなコミュニケ
ーションツールがこれから発展していくのだろう。そして使い尽くせるまでに、
私たちはどんな努力をすればよいのだろうか。

意志を通いあわせるという作業は、Webサイト制作に限らず、どんな人間関係
においても、いつでも、迷いと手探りを続けていかなければならないものなの
かも。例えば仕事からこうやって気づかされることは、とてもたくさんあるも
のだ。

【uz】ur7y-skkb@asahi-net.or.jp
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、
Webサイト構築業務に携わる。「映画を研究する人々のためのサイトUrban
Cinema Squadもよろしく。
http://www.u-c-s.org/

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■デジクリWEBデザイン研究室
その時Webサーバからデータが消えた。
あなたな~らどうする? その2 

北岡久美子
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Webページリニューアルの依頼を受けたK氏が、テストサイトをアップロードし
た。テスト確認後、改めて見直すと、リニューアル前のWebページが姿を消し
ていた。果たして、消し去ったのはK氏の責任なのか? バックアップは存在
するのか?

と、ここまでが前回の話。

某・代理店担当者に訳を話したものの、クライアントweb担当は捕まらず、3日
目の朝がとなった。K氏の苦悩は続き(これを蛇の生殺しというのだろうなぁ)
原因究明の日は続いている。煮詰まったK氏は、サーバ管理に詳しい知人に御
足労願うことにした。

確かに、サーバ上のWebページは、ものの見事になくなっていた。存在するの
は、ブロバイダが用意したフォルダが数個。

考えられることは、いっぱいある。「こちらからアップロードしたことで、元
のデータが消えることなんてあるのでしょうか?(名前が違っても?)」「…
考えられないけどぉ。…ないとも言えないなぁ。」「うう。( ;_; )」

ブロバイダ側の用意したサービスを、利用したページがどこかに存在していて、
リンクが切れたということも考えられる。あれもこれも、いっぱいある「考え
られること」。

…このころになると、私の頭にある言葉が浮かんでいた。ただし、それは冗談
としか思えないことで、口に出すことはなかったのだが…

続けて、知人は言った。

「エラーログが残ってますねぇ。5日ほど」

誰かがアクセスしようとしたけど、エラー、つまり見れなかったわけである。
次に、私の頭に浮かんでは否定していた言葉が、彼の口から流れた。

「…元々、ここに入っていたのでしょうか?」

K氏がテストをしたとき、すでに元のページは消えていたのではないか? い
や、テスト前からなかったのでは???

K氏はテスト・アップロード前にサイトを見ていない(数週間前には見たけど)。
冗談から最有力候補に上がった事柄ではあるが、確認は出来ないのである。あ
あ、やっぱり作った人に聞かなくちゃわからない…。K氏の忍耐が限界に迫っ
たころ、ようやく『D社』担当者と連絡がつき、前回のWeb製作者(『D社』担
当者の『友人』)もわかったとの電話が入った。

やっっっっっと連絡が取れた担当者は、こともなげに言ったそうだ。「ああ、
それね」「は?」「消しましたよ」「???」( _ _ )はぁ~。そう、
最有力候補はアタリであった。普通では一番考えられないところに、答えがあ
ったわけだ。

突然、某代理店から電話を受け、事件を告げられた『友人』は困惑していたと
いう。「消せって言われたから、消したんです…」彼に消すように指令を出し
たのは、ずっと連絡のつかなかったクライアント(『D社』担当者)だった。

その『友人』は、頼まれてWebペ-ジ(たぶん専門ではないだろう)を作らさ
れ、今度は新たに作り直すから、前のを消すように頼まれたのだ。なのに、大
変なことが起こったかのように、電話が入ったのだからびっくりしただろう。
自分になんの責任があるのか!?? 頭の中は、ぐるぐるとフル回転したこと
だろう。

某・広告代理店は、細かく説明をしてあげたらしい。事情をようやくの見込ん
だらしいその友人は、やっと自分に責任がないことを確認して安心したらしい。

それにしても…。クライアントが消す…。

2、3日ですぐに差し変わると思っていたのであろうか。もともと、それほどイ
ンターネットに執着していなかったのだから、数日Webページが存在しなくて
も大した損害はないと思っていたのであろう。

それでも確実に、アクセスして拒否されたユーザーがいるのだ。彼らは再び、
アクセスしようとするだろうか? もしも、あなたが少し興味を持ったサイト、
または広告等で見つけたサイトが、3日ほどアクセス・エラーが出たとしたら、
4日目も見てみようとするだろうか? ともかく、もう一度アップ・ロードし
ていただき、事件は解決した。

今回のことでK氏は教訓を得たことだろう。
何かを始める前に、すべてのバックアップをとること。
Webを軽く見ているクライアントの行動には注意すること。

ひねくれ者の私は、もしもK氏がすべてのバックアップを取っていて、すぐに
アップ・ロードしていたならどうなっていたのかと思う。消して、アップして、
消して、アップして…。

世の中には、デザイン以前の問題もある。これはK氏にとって、ハッピーエン
ドだったのか、茶番劇だったのか。

●4月29日(月・祝)より、東京、銀座ワシントンギャラリーにてディジタル・
イメージ展。
http://www.digitalimage.org/topnews/news_2002tokyo.html

●5月7日(火)より、大阪、THE 14th MOONにて個展。
http://www.linkclub.or.jp/~heel-toe/

●5月8日(水)より、大阪、心斎橋ソニータワーにてディジタル・イメージ展。
http://www1.kcn.ne.jp/~ko-shiba/di2002_s.html

一見の価値あり! 御来場、お待ちしています。(^ ^)

【きたおか・くみこ】大阪人イラストレーター。 ディジタル・イメージ会員。
ひと月に1~2回というペースでありながら、「続偏を書く」という暴挙にでた
私にもかかわらず、感想メールありがとうございました。消した経験・あり、
とのことで…。だめですよ。消しちゃ。(^ ^;)
kitaoka@air.linkclub.or.jp
http://www.linkclub.or.jp/~heel-toe/

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■編集後記(4/23)
・うちのハニー号は4歳と4ヶ月の青年であるが、犬社会の適応ができず先日も
体格が1/2にも満たない犬に近寄られて必死で逃げた。そのハニー号とそっく
りの老犬が町内の名物である。一匹でゆったりと散歩しているか、とりあえず
の飼い主の文房具屋さんの店内で寝ていたりする。なんどもハニー号と見間違
えて自転車を止めて近寄ったことがある。首輪をしているのと、ややだらしな
く太めなところが違う。ハニー号は庭で遊ばせているので首輪はしていないし、
食事に注意しているからスマートである。その老犬は町内の老人のだれよりも
古くからこの地にいたということだ。なつかないけど穏やかな性格でみんなに
好かれていた。このごろ見かけないなと思っていたら、先日の町内イベントの
折りに、その犬は老衰で死んだと聞いた。前の日に、町内の世話になった家に
姿を見せて回っていたらしいとの話。お別れに行ったのだろう。  (柴田)

・ロードオブザリングを観に行った。な、長すぎる。あんな長い話を三分割に
しかしないのも無理がある。ああいう話は、映画よりも連続ドラマのほうがい
いと、バキバキになった体をさすりながら思った。タイタニックのようにラス
トに向かって盛り上がる話ならいいのだが、いくつも山場があって、もー終わ
りかな、ぐわー、次の山が来た、そのCG作るの大変だったのわかるけど、そん
なに下から上まで見せつけなくてもいいってと、ひねくれてくる。最近になっ
て「二つの塔」予告映像が流れるようになったらしいのだが、すっきり終わら
ずに、続きは来年、こんな感じだよ、というところも疲れを倍加させた原因か
と。ま、ぶーたれているようだが、映像や効果音はさすがと感動していました
わさ。だからこそ、この疲れに腹が立つのよね。      (hammer.mule)
http://www.lord-of-the-ring.com/  念のため

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・プレゼント応募受付中。どんどん応募してくださいね!
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http://www.dgcr.com/present/index2.html  テライユキのタイピングソフト

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