[1080] 今後のブロードバンドがどうなるのか?

投稿:  著者:  読了時間:16分(本文:約7,800文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1080    2002/05/13.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20782部
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 <ここは首都圏工場地帯にある椰子畑隣のアパートメント>

■デジクリトーク
 今後のブロードバンドがどうなるのか?
 神田敏晶

■デジクリトーク
 販促宣伝方法
 白石 昇

■デジクリトーク
 「第14回CGアニメコンテスト」入選作品上映会レポート 
 
■イベント案内
 JP2002・CISコンファレンスを開催/17社が20講座を提供

■イベント案内
 映画テレビ技術展に「CG-ARTSシアター」開設
 文化庁メディア芸術祭のデジタル映像作品と短編アニメーション作品を上映



■デジクリトーク
今後のブロードバンドがどうなるのか?

神田敏晶
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KNN神田@シンガポールです。

今回、世界各地のブロードバンドを求めての世界を旅してまいりましたが、よ
うやくその集大成を披露できることとなりました。
場所は大阪国際会議場で、5月21日(火)におこないます。

 BBCC10周年記念
 BBCCブロードバンドレポートスペシャル2002
 -ブロードバンド先駆者からのメッセージ-
 開催日 5月21日(火)
 時間 午後1時~午後5時30分 開場12時30分
 場所 大阪国際会議場3F「イベントホールA」
 参加費 無料
 主催 BCC(新世代通信網実験協議会)
 協賛 情報通信月間推進協議会
 後援 総務省、大阪府、京都府、奈良県、(社)関西経済連合会
 http://www.bbcc.or.jp/special2002/index.html

アメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアとまわってきました。日本では、インフ
ラ全盛のブロードバンドですが、次はコンテンツの番になるのか? 常時接続
の新しいコミュニケーションの番なのか? 日本はブロードバンド先進国にな
ったのか? それらの?にお答えしていきたいと思います。また、デバイスも
携帯電話ではなく「ケータイ」という新しい軸が生まれ、無線LANをはじめ新
しいコミュニケーションのスタイルが生まれようとしております。

確かにインドネシアの小島でも、フィンランドの最北端まで携帯はもはや欠か
せないツールとなってきています。また、広帯域を活用するために無理やりビ
デオを見せる必要もありません。ビデオチャットや会議システム、VoIPにASP
までようやくこれから新しい展開が見えてきました。

ビジネス面から眺めてみると、ドイツではエスクローサービスのような第三事
業者が課金するモデルがあらわれたりしてきています。

ブロードバンドとはまさに大容量ハードディスクと同じでかつては、40MBでも
大容量といわれましたが、いまや400GBです。10,000倍に増長してきています。
あと5年もすれば、現在のブロードバンドは超ナローバンドな時代となること
でしょう。

しかし、こんなことをいいながらもシンガポールのホテルでPPPで56Kでアクセ
スしている環境です。世界のブロードバンドは兆高速と超ナローなバンドサイ
ズが混載されている状況といえるでしょう。

さて、今後のブロードバンドがどうなるのか? ご期待ください。

また、もうひとつ、おもしろいコンセプトの展示会をお手伝いしております。
NYの日本人デザイナーのネットワークが、発案した展示会です。デジクリの柴
田編集長もキュレーターとして参加されている「コンパクト・インパクト展」
です。

ちいさくて、インパクトのあるものを世界から選んで、NYのホットなアルファ
ベットストーリトから情報発信していこうとするプロジェクトです。

いよいよ来週からオープンです。
http://www.compact-impact.com

第2回目は8月24日から27日ですので、NY方面にお出かけの方はぜひ、のぞいて
みてくださいね。

KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
45-14 Oyama-cho,Shibuya,Tokyo,Japan151-0065
Phone81-3-5465-6555 Fax81-3-5478-8719

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■デジクリトーク
販促宣伝方法

白石 昇
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白石昇です。遅くなりましたが続きです↓。
バックナンバー→http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/shiryou.html

儂の一存で、安価で出版するためとりあえず日本での書店販売は見合わせるこ
とになったものの、泰国では当然、出版元のルートで店頭販売されるはずだっ
た。そのことについては儂に異存などはない。

売れるにしても売れないにしても、仕事の結果はできる限り出版に関わった人
間の身近にわかりやすい形であった方がいいのだ。

とはいっても出版元も、著作者事務所も泰国の日本人社会にどのような情報媒
体があって、書籍などの情報がどのような形で流されているまったくと言って
いいほど知らない。

そして重要なのは、いくら発行予定の出版社が大手で、著作者が超有名人であ
っても、日本語を読む人間の間ではほとんど無名だということなのである。

泰国日本人社会と泰国社会、その間には文化的および言語的に深く大きな河が
流れている。片一方の権威がもう一方で通用することはそうそうあるわけでは
ない。それが視覚言語表現であればなおさらだ。

しかし、本を買うのは日本語を読む人間なのだ。だから、結局のところ日本語
を読める儂が泰国日本人社会へむけて出来るだけの宣伝をしなければならない。

泰国にいる日本人はおそらく四万人くらいである。その四万人くらいがどのよ
うな形で泰国に関する情報を得ているかというと、泰国内発信日本語情報誌な
のである。そしてその多くがいわゆるフリーペーパーなのである。

しかし、ひきこもりの儂にはそんな泰国内発信日本語情報誌へのコネクション
などはなかった。というか儂は泰国内発信日本語情報誌なんて滅多に読まない。
それどころか日本人の友人さえ少ない。

なにしろここは首都圏工場地帯にある椰子畑隣のアパートメントなのだ。この
町に住んでいる日本人は間違いなく儂だけなのである。バンコク都内とは何も
かもが違うのだ。

儂はとりあえず数少ない日本国籍の友人に電話した。彼女の名前は犬巻カオル。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/3725/

お下劣な原稿を書かせたら泰国日本人社会では右に出る者がいない有名著述業
者で、こっちで発信している日本語情報誌二誌にレギュラーとして原稿を書い
ている。

数少ない友人故に、彼女はまず儂の仕事が無事翻訳許可を貰えたことを喜んで
くれた。

儂はとりあえず一月に始まる著作者脚本製作演出の舞台チケットを彼女の分も
購入し、そのレポートという形で泰国内発信の日本語情報誌に紹介記事を書く、
ということを提案した。彼女は二つ返事でその提案を受け入れ、紹介記事を書
くことを自ら日本語情報誌の編集サイドに掛け合ってくれることになった。

受話器を置くと、まるで待っていたかのように、彼の舞台チケットが明日から
販売開始、というラジオコマーシャルが流れはじめた。まるで儂にプレッシャ
ーをかけてでもいるかのように。

一番安いチケット二人分で六百バーツ。おそらく在泰日本国籍の人間の中では、
間違いなく生活費が最下層である儂にとって大きな出費であるが致し方ない。
出来るだけ発売と同時に泰国在住の日本人すべてが発売されたことを知ってい
るという状態にしたいのだ。

そのためにはそれくらいの出費は致し方ない。

著作者が招待する、とは言っていたが、出来れば正当な客として木戸銭を払っ
て舞台を観覧したかった。

そもそも、儂は意味不明な下訳を提出して手紙を三通書いただけで、まだ向こ
うの利益になるような仕事の結果は何一つとして出していない。しかも、著作
者サイドはその意味不明な下訳の日本語としての内容さえも確認していなのだ。

要するにまだ、招待してもらう筋合いなどないのだ気分的に。

儂は発売日にボランティアでアシスタントをしてくれた大学生に電話した。チ
ケットを押さえて貰おうと思ったのだ。儂はラジオから流れてくる電話番号を
彼に告げる。

しかしガンガン耳障りなくらいに儂にプレッシャーをかけ続けていたラジオコ
マーシャルは、発売当日の昼くらいにピタリと止んだ。

儂は再び大学生に電話してみる。

だめだよお買えないよお五時間でもう売り切れだって、

大学生は弱々しい物言いでそう言う。

しかたがない、こうなったら事情を話して著作者サイドに切符を用意して貰う
しかない。気分的に筋違いだが致し方ない。人気がありすぎる著作者がいけな
いのだ。                          (つづく)

【しらいしのぼる】noboru@geocities.co.jp
言語藝人。昭和44年5月1日長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。『抜塞』で第12回
日大文芸賞を受賞。

新しい読者様をお待ちしておるのです。↓。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2444/mailmagazine.html

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■デジクリトーク
自主制作CGアニメの祭典
「第14回CGアニメコンテスト」入選作品上映会レポート 
http://allabout.co.jp/entertainment/virtualbeauty/closeup/CU20020509A/
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ゴールデンウィークの最終日、5月6日にDoGA主催の「第14回CGアニメコンテス
ト」入選作品上映会に行った。熱気と情熱あふれるイベントだ。今回は、入選
作品上映後に話題の新海誠作品「ほしのこえ」の特別上映会もある。ホールの
定員をオーバーすることは確実だ。そのため、運営側では万全の態勢で臨んだ
という。開場前から中野ゼロホールは長蛇の列、1200人収容の会場は満員。こ
の日のレポートを上記サイトに掲載した。(柴田)

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■イベント案内
JP2002・CISコンファレンスを開催/17社が20講座を提供
http://www.monz.co.jp/expo/jp/jp2002/jp-map/index01.html
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<主催者情報>

5月23日~25日の間、インテックス大阪で開催されるJP2002情報・印刷産業展
では、会場全体をテーマ館として、出展企業と一般来場者が同じキーワードで
相互コミュニケーションが行えるようにしている。しかし、各社ブースでは語
りきれない製品開発コンセプトや市場戦略など21世紀への取り組み姿勢をCIS
コンファレンスとして60分の時間枠で紹介する。

会場は、6号館Aゾーン展示場の奥に、約100名収容(A会場138名/B会場90名)
の規模で設営され、20の講座(記念講演を含む)が開催される。
また、今回は記念講演として、下記の5講座も開催される。

・「IPEX2002とe-Learning」(国際印刷大学 木下堯博教授)
・「次の一手」(帆風 犬養俊輔氏)
・「ローヤル企画のデジタル戦略」(ローヤル企画 松浦豊氏)
・「大阪経済の活性化への提言(仮題)」
 (大阪府立大学 経済学部長・宮本勝浩氏)
・「なぜ情報セキュリティーか」(シーエス・エス 新井明夫氏)

【各コンファレンスタイトル】
・「DataBase構築&運用ソリューション」プロセス資材(2講座)
・「カラーマネージメントシステム構築の実践」(大日本インキ化学工業)
・「オンデマンド印刷」(富士写真フイルム)
・「富士カラーマネージメントシステム」(富士写真フイルム)
・「MetaDimensionのカラープルーフソリューション」
 ~オープンで一貫したカラーマネージメント~(ハイデルベルグ・ジャパン)
・「最新 リモートプルーフィング事情」
 ~hp designjetで現実化するリモートプルーフ・ワークフロー~
 (ハイデルベルグ・ジャパン)
・「新製品 リスロンS40のハイテクノロジー」 (小森コーポレーション)
・「印刷業界向け基幹業務システムと素材データベースのご紹介」
 (大日本スクリーン製造)
・「CTP印刷におけるカラーマネージメントと印刷の標準化」
 (大日本スクリーン製造)
・「OpenTypeの現状とモリサワの対応について」(モリサワ)
・「シャフトレス技術が可能にした商業用輪転機における
  印刷の小ロット対応と省スペース化」(ハマダ印刷機械)
・「なぜ今環境対策か」(三菱製紙)
・「DI印刷機のカラーマネージメントについて」
 ~リョービのカラーマネージメントワークフロー~(リョービイマジクス)

聴講は無料だが、定員制なので予約が必要。Webで予約すると、PDF形式で聴講
券が送られてくるのでそれを出力して持っていき、会場入り口で引き渡すこと
により入場が出来る。(協力:アドビシステムズ 株式会社)

問い合わせ申し込みは、下記Webサイトまで。
http://www.monz.co.jp/expo/jp/

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■イベント案内
映画テレビ技術展に“CG-ARTSシアター”開設
文化庁メディア芸術祭のデジタル映像作品と短編アニメーション作品を上映
http://www.jma.or.jp/dp/
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<主催者情報>

CG-ARTS協会は、5月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで行なわれ
る『映画テレビ技術・Digital Production 2002』に出展します。日本を代表
するメディアアートの祭典である文化庁メディア芸術祭のデジタル映像作品と
アニメーション短編作品の優秀作品を上映します。3月のメディア芸術祭を見
逃した方には必見の上映会です。

名称 CG-ARTSシアター
日時 5月15日(水)~17日(金)10:00am-5:00pm
会場 東京ビッグサイト 西3・4ホール
入場料 webで事前登録されると無料 <http://www.jma.or.jp/dp/>

・文化庁メディア芸術祭 短編アニメーション作品上映
-第5回文化庁メディア芸術祭の受賞作品と推薦作品から-
上映時間(16作品・106分)10:00~11:46/13:30~15:16

・文化庁メディア芸術祭 デジタル映像作品上映    
-第5回文化庁メディア芸術祭の受賞作品と推薦作品から-
上映時間(24作品・104分)11:46~13:30/15:16~17:00

お問合せ CG-ARTS協会 メディア芸術振興部
educ@cgarts.or.jp

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■編集後記(5/13)
・2週間の休みをどう使ったのか、あまり記憶にないままダラダラと過ごし、
当初予定していたプロジェクトはなんにも達成されることなく、また日常が始
まってしまった。いったいなにを成したというのか。外出は、ディジタル・イ
メージ展、CGアニメ上映会くらい。頭痛と風邪でそれぞれ1日、ごろごろ寝て
ばかりいた。何冊かの本を読み、何本かのビデオを見る。情報の整理はとうと
う追いつかなかったが、バックアップ態勢をどうにか組み上げた。次に来る夏
休みまで、同じ日常が続く。まあのんびりやり過ごすしかない。 (柴田)

・オフ会の方向が曖昧なまま、会場探しをしている。ロフトプラスワンでクロ
ーズド・ディープ話ってのもいいね。ふと、東京ドームなんか、ええんとちゃ
う?と言ったら島田氏に「何がしたいねん」と突っ込まれる。大きなドームで
100人くらいでやったら面白いよね? 野球やドッジボールやったり、ライブ
やフリマしたりさぁ。ピッチャーマウンドでヒーローインタビューならぬトー
クセッション。始球式は編集長にしてもらって。あ、宣誓でもいいよ、って何
を宣誓? 場所広いから企業参加でデジクリ価格即売会なんかもして。学園祭
みたいに焼きそば屋台とかも。日本一大きな会場でする、会場使い切れないよ、
寒ッ、オフ会は、どや? どうせするなら、ばかばかしいくらいのお祭りにし
ようよぅ。デジクリってお洒落なイメージないしさ(あるの?)、なんでも出
来て気楽やん。「関西だったら、そのばかばかしさ、心意気だけで人は来るか
もしれないけど、関東だと軽蔑されたりしてね」と島田氏。私だったら、あほ
なことしてるやん、おもろい、乗った!だけどな。そなの? (hammer.mule)
・しゃーない、ドームは大阪オフのためにとっておくか? 大赤字オフ会だい。

http://www.dgcr.com/fps2001/cgi-bin/video/enq.cgi?id=dgcr  アンケート
プレゼント応募よろしく。詳細は1078号を。

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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