[1103] これって事件?! 国立競技場「PUBLIC VIEWING IN TOKYO」

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1103    2002/06/13.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20997部
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【デジクリは「メディア規制三法案」に反対します】

■デジクリトーク
 これって事件?! 国立競技場「PUBLIC VIEWING IN TOKYO」
 石川淳哉

■Powerbook Publishing Project ~ (16)
 データベースの新時代 (2) 「防衛庁のリスト」
 8月サンタ

■イベント案内
 「フューチャー・ゲーム」~未来をつかめ~
 OKIDATA Fairプリンコム2002
 NTT-ATテクノフェア2002

■展覧会案内
 ソウル・ポップ2002 韓国大衆文化展
 ル・コルビュジェ展

■セミナー案内
 Flash中級講座講座



■デジクリトーク
これって事件?! 国立競技場「PUBLIC VIEWING IN TOKYO」

石川淳哉
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いやあ、大変なことになってしまいました。2002 FIFA ワールドカップ
パブリック・ビューイング・イン東京(以下 2002 PV TOKYO)。
http://www.tokyo2002.jp/

6/4、6/9、6/14&日本が勝ち続ける限り行なう、世界最大の応援イベントは今、
空前 絶後の活況ぶりを見せている。

今回、実行委員として参加したボクは、やらなきゃ抱えなく済む、人生始まっ
て以来のリスクを抱えることになった。イベントが始まる瞬間までのドキドキ
感は筆舌に尽くしがたい。実際に前売りで捌けている数は、ブレークスルーポ
イントに少し足らない数だった。それでも何となく落ち着いた気分でいられた
のは、広告や記者発表や色んな口コミを通じてのPR活動、ウェブやチラシなど
あらゆる手を使って寝ずにやり続けたことがあったからかもしれない。

そしてついに、その日を迎えることができた。ワールドカップ日本戦初日、青
く染まった国立競技場でみんなが一体となって叫び、抱き合っている。このイ
ベントの成功にほっとした瞬間だった。当日券がブレークしたのである。とい
うよりこれ以上入ると危険だというぐらいのサポーターが、このイベントの主
旨を理解してくれ集結してくれたのだ。

フランスは消えちゃったし、今現在アルゼンチンはスウェーデンに0-1で分が
悪い(いやいや、新日本プロレス闘魂ショップに、中西学ブランディング計画
をプレゼンしている間に引き分けに終わり予選敗退だあ)。このように優勝候
補が撃沈していて、もの悲しくも感じるが、世界の実力の差が均衡していて、
どこが優勝してもおかしくない、日本にもその可能性がないとは言えないのが
今大会のオモシロイところ。なんともスペクタクルだ。

デジクリ編集部のご厚意で先週レポートさせていただいたので、読者の方々も
かなりの数、行ったんではないかなあ? 日本戦は現在二戦行われて、超満員
の盛況ぶりである。ピッチには選手は一人もいないのに、国立競技場に5万人
大集結しているんですよ。

はっきり言って、異常な光景です。ロシア戦に勝利し、決勝トーナメント出場
の可能性が高まった今、このイベント熱は、ピークを迎えているのである。ヤ
フーオークションでは、ロシア戦チケット2枚で1万6500円(元値2枚で4600円)
など高値で取引されており、本物の入場券同様にプラチナチケット化している。
もはや、これは社会現象といわざるを得まい。

明日はいよいよチュニジア戦。残念ながらまたもや既にチケットは完売。明日
の結果次第で、15日から決勝トーナメントのチケットを販売するのでぜひまた
買ってく欲しい。このイベントは、多分、今までになかった共感と感動を呼ぶ
イベントになってる。クリエイターたるもの、ホント一回見ていた方がいい。

一方、サポーターのマナーが問われているのも事実。警察の指導を受け開催を
断念せざるを得ない地方自治体も数多いと聞く。正直に言うと、ギリギリのと
ころで理解賛同を得られてはいるが、わがPV2002も同様の危機にある。喜びを
共有して興奮するのもいいが、好意を仇で返すような行動はぜひとも避けて欲
しい。人を傷つけたり、器物を破損したり、むやみに騒いだりしてはやはりい
けない。

以下、パブリック・ビューイング・イン東京 実行委員会からのお願い。

++++++++++++++++++++++++++++++++++

日本代表の決勝進出を控え、パブリック・ビューイング・イン東京 実行委員
会からサポーターの皆様にお願いがあります。次回のパブリックビューイング
を国立で開催するにあたり、前回までの一部のサポーターのマナーについて、
疑問を感じざるを得ないところがあります。このサポーターの行動によって、
多くの人々が迷惑をうけています。
日本代表を応援するサポーターとして、必ず以下の事を守ってください。

 1. 車のクラクション・国立敷地外での応援による騒音を出さない
 2. 無差別なゴミの放置をしない
 3. 道をふさぐような違法駐車をしない

今、残念ながら、他の会場で行われていたパブリック・ビューイングが次々と
中止となっています。心ないサポーター達の自分勝手な行動が「みんなでひと
つになって応援する場所」を奪っているのです。

国立競技場でもこの問題に直面しています。東京から、みんなで応援する場所
がなくなってしまうかもしれません。

パブリック・ビューイング・イン東京 実行委員会は、サポーターのみんなを
信じて14日のチュニジア戦開催に踏み切りました。もちろん、日本の決勝進出
を信じて…しかし、サポーターが(たとえ一部でも)自分勝手な行動をおこし
た場合、日本代表が決勝リーグに進出しても、サッカーの聖地国立でのパブリ
ックビューイングは中止せざるを得ないと考えています。日本のサポーターは
国立のサポーターだと信じています。

パブリック・ビューイング・イン東京 実行委員会

++++++++++++++++++++++++++++++++++

というわけで、ではでは、またお会いできる日を楽しみに。
チャオ。

石川淳哉(プロデューサー)junya@ddl.co.jp
digital design laboratory co.,ltd. CEO
http://www.ddl.co.jp/
SOZO inc. CEO
http://www.sozo-inc.com/
JPC 理事
http://www.jpc.gr.jp/

いやあ、イベント開催当日まで実は、5万の国立の座席が埋まるのか疑心暗鬼
でした。入って良かった~。ホントに良かった。単純な思いつきから計画、実
行に移された今回のイベント。「せっかくワールドカップが日本で開催される
のに、どうして東京でやらないのか。心待ちにしていたサッカーファンにとっ
てはこの疑問は当然のこと。だったらそういう場をつくればいい。」チケット
を持たない多くのファンの気持ちもこれで日本代表に伝わったと思う。

本当に心に残るジョブになりそうだ。

・アップルとBEAMSのコラボレーション
http://www.apple.co.jp/creative/desktopmovies/ddl_and_beams/movies.html
・アドビと丸善のコラボレーション
http://www.adobe.co.jp/print/features/maruzen/page2.html

※SOZO所属「奥山友美」avex ioより7/17メジャーデビュー
120万人が心を震わせた、あの本がついにCD化!
「世界がもし100人の村だったら ~little wings~」
7/7日に六本木でデビューお披露目LIVEあります。
http://www.sozo-inc.com/artist/
http://www.avexnet.or.jp/io/

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■Powerbook Publishing Project ~ (16)
データベースの新時代 (2) 「防衛庁のリスト」

8月サンタ
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「きみたちを、どういう時に信用していいか、どういう時に信用すべきでない
かを見分けるのは、なかなか容易ではない。きみたちは、まったくべつの基準
にもとづいて生きているのだから、そうだろう? わたしがいうのは、きみた
ちはそうせざるをえない、という意味だ。その点は認める。わたしはなにも、
批判しているのではない。たとえやり方は違っていても、わたしたちの目的は
結局は同じなのだ」―小さな溝をとびこえたー「わたしはかつて、道義は手段
だ、とだれかがいうのを聞いたことがある。きみはその考えに賛成かね? 賛
成しないとおもう。きみなら、道義は目的に帰属している、というだろうと思
う。問題は、自分の目的がなんであるかを見きわめるのが容易でないことだ、
特にイギリス人の場合には。われわれは、われわれの政策、方針を決めてくれ
ることをきみたちに期待することはできない。そうだろう? われわれとして
は、その政策、方針を推し進めてくれることを、きみたちにたのむほかはない
のだ。非常に微妙な問題だ。」

~英国内閣の代理人にして調整役のレイコン卿が、英国情報部の不祥事に際し、
元幹部のジョージ・スマイリーに対して語るセリフ。

ジョン・ル・カレ 「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」
菊池光訳/ハヤカワ文庫刊より

●「防衛庁のリスト」

絶妙なタイミングで、情報請求してきた国民の思想信条プライバシーを、収集
してリストにして閲覧していた防衛庁の行為がバレたおかげで、個人情報保護
法案を含むいわゆる「メディア規制三法案」の成立が、今国会では流れる見通
しだ。(この事件は有事関連法案の成立にも打撃を与えており、勘ぐればいく
らでも怪しく感じる重要な事件である)

だが安心してはいけない。10年ほど前に、公務員の情報を国民には漏らさなく
て良いことにするという、暗黒時代さながらのバカタレ法案が出てきたことも
あるのだ。(このときは流石に問題外となったが)今回は名称を巧妙にすり変
えて登場しただけだとも言える。言論統制の時代を知る城山三郎氏に対して、
「国民に網をかけなくては」と繰り返し言い張った官僚は若手だったというし、
この手の不気味な圧力はこれからも続くだろう。

ところで、件の防衛庁の一佐が作成したという、データベースはとても良くで
きていたはずだと推察する。リスト、と報道は伝えているが、LANを使って配
布しているところをみると、恐らくマイクロソフト・エクセルのファイルで間
違いないだろう。紙のリストと違い、エクセルなどのデジタルデータなら、人
名や年齢や居住地域や、その他の項目に応じて任意のソート(並べ替え)をか
けて、大量の情報の中から必要な情報だけをいとも簡単に浮かび上がらせるこ
とが出来る。もちろん今回行われたように、都合の悪い一列だけを、簡単に削
除することも出来る。見かけはリストだが、これは立派なデータベースである。

現場サイドが、必要に駆られて構築するデータベースは、常に優れたものだ。
防衛庁の情報を請求した人間の、思想や宗教を、単語から検索することが出来
ただろうし、年齢構成も、地域情報も一目瞭然である。そしてそれらの情報を
蓄積し、いざという際に活用するために、データベースの各項目が決められ、
入力されたことだろう。これは非常に実用的だったに違いない。

防衛庁がそのデータを集める機関としてふさわしいかどうか、そして今回のリ
スト作成の行為と内容が妥当であったかどうかは別として、一般的に国防機関
として考えれば、反社会的な個人を特定するために、詳細なデータベースを構
築するのは当たり前のことだ。いざ破壊活動が起こった場合、速やかに原因と
なる首謀者を洗い出し、その活動を追うために、日頃から精度の高い情報を収
集しておくのは当然のことだ。

例えばフーリガンのことを考えて欲しい。人は誰でも暴徒になる可能性がある
が、火を付けるのは特定の個人である。今回のワールドカップでは、危険な個
人のリストが提供されただけでなく、その顔を見てフーリガンかどうかを素早
く特定する「スポッター」と呼ばれるスペシャリストまで来日している。暴動
が起きてからの人的・社会的被害を考えれば、こういう情報がどれほど価値の
高いものかは計り知れない。

今回問題になるのは、このようなデータベースを作った目的が、国民を犯罪者
や犯罪国家から守り、社会を平和に保つことなのか、国民に必要以上の網をか
け、官僚組織を保全するためのものなのか、区別する手段がないということな
のだ。

犯罪やテロから国民を守るためには、プライバシーのかなり細かい部分まで踏
み込んだデータベースが絶対に必要だ。ところが、政府側がそれを悪用しない
かどうか監視するための仕組みと、悪用した場合の効果的な罰則が日本に存在
しない。国民による「官」のコントロールが出来ない。今回そのことが、露骨
に出てしまったと言える。放っておくと肥大し、硬直化し、手段を目的化して
しまう「官」組織をこそ、国民の管理下に置かなくてはならないのだ。

ところで、日本の場合、「官」をコントロールするのに一番有効な手段は、
「注目」することである。自分とは関係のないことだと思わずに、じろじろと
見ることである。話題になり、注目されることが一番のプレッシャーになる。

●続・データベースの新時代

前回、伝えたかったことは、きめ細かに大量の情報が詰まったデータベースを
構築すること、そして利用することが、極めて安く、誰でも簡単に出来る時代
を、ついに迎えたということだ。(どのくらい簡単で面白いかということは、
次回か次々回あたり、ファイルメーカーの導入ガイドでお伝えできると思う)

人は最早それと意識しないで、様々なデータベースに接続している。前回ご紹
介しなかったその代表こそは、インターネットのWorld Wide Webサービスであ
る。この表現で分りにくければ、「ホームページ」と言ってもよい。

WWWの特徴は、個人も企業も、webページを作っている間やwebページに書き込
んでいる間は、それがデータベースであることを余り意識しないが、インター
ネット上に公開された瞬間にそれが「小さなデータベースの巨大な集合体」に
なるということだ。人は蓄積された情報から、自分の望むままに、望むかたち
でデータを利用出来る。人はwebページという情報を、自分の好きなように編
集してしまう。だから発信側の一方的なメッセージや広告が、力を持ちにくい。

重要なことは、利用者が同じくらい簡単に、制作者になれるということである。
「新時代のデータベース」とは、個人が「自分のために」便利に形を変えるこ
とが出来るデータベースのことだ。皆が、自分にとって都合良く、世界を利用
するためのサービスのことなのだ。制作側と利用側が完全に別れていて、「利
用者のためを思って」制作側から一方的に押しつけられるサービスのことでは
ない。
 
「利便性」ということが、「迷える子羊を導くガイダンス」ではなく、「一頭
一頭が自分専用の道を持つ」ことに変わってきた。例えばwebデザインで言え
ば、「使いやすいインターフェイスは存在するが、誰にでも使いやすいインタ
ーフェイスは存在しない」ということである。ここで根本的な目線の転換が起
きている。今までであれば、どこかにインターフェイスの研究を積んだ「権威」
がいて、無知蒙昧なその他の人々に素晴らしい知恵を与えていた。

今もインターフェイスの専門家はいるが、以前のような「聖域」は存在しなく
なってしまった。技術の進歩が、より多くの人に「インターフェイスを構築し
てみること」を解放してしまったからだ。このケースはほんの一例で、今数多
くのジャンルで、「専門家」が持っていた「聖域」の崩壊が始まっている。

ここでちょっと、整理しなくてはいけない。データベースの新時代の根底にあ
るのはとめどもない技術の進歩による「情報力の大衆への移行」、オルテガ・
イ・ガゼットの「大衆の反逆」の世界の現実化だが、そのことを説明するのに
はとても身近な例から始めなくてはならない。というわけで、もう少し話を延
ばしていきたいと思う。

まずは今回またすっ飛ばしてしまった、前回の山根式・野口式のデータベース
構築が、デジタル技術という新しい力を得て、「場所」と「カテゴリ」という
概念を脱出する過程を次回書きたい。「電算会社の大ピンチ」は、都内某社へ
の突撃インタビューも予定している。

それにしても、もっと上手く解説出来ないものか。乱筆乱文で本当にごめんな
さい。謝ります。文章上手になりたい。

【8月サンタ】ロンドンとル・カレを愛する33歳 santa@londontown.to
・"CaptyTV"なるMac用のTVチューナーを購入。もちろんサッカーのためである。
しかしこの機械、「PowerBookをTVにする」ことは出来ても、「TVをPowerBook
化」することは出来ないということが判ってきた。結構CPUパワー使うし、時
期尚早であった。W杯後、知人に売却が決定。また詳しくレポートします。
・今週は何故かクリストファー・クロス。「風立ちぬ」を聴いてます。

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・デジクリサイトの「★デジクリ・スターバックス友の会★」
http://www.dgcr.com/

▼「MacWIRE Express」でも「PowerBook Publishing Project」の連載を開始
http://www.zdnet.co.jp/macweek/0205/14/nj00_kenkyusitu.html

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■イベント案内
「フューチャー・ゲーム」~未来をつかめ~
http://www.dhw.co.jp/ds/tokyo/index.html
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<主催者情報>

映画ファン必見! ゲーム業界の裏側を、最先端VFX技術を結集し制作された
次世代ムービー「フューチャー・ゲーム」。日本公開を6月29日に控え、記念
イベントがデジタルハリウッドにて開催される。
ギャガ・コミュニケーションズ協力のもと、ゲーム、映画業界の第一線よりゲ
ストを迎え、ゲーム業界の仕組み、映画配給・宣伝の意外な話まで聞けるイベ
ント。もちろん「フューチャー・ゲーム」の最新映像満載。

第1部:未来をつかめ!~映画業界編~
    坂井洋一氏(ギャガ・コミュニケーションズ
    ヨーロッパ映画クループライセンスマネージャー)
第2部:未来をつかめ!~ゲーム業界編~
    名越稔洋氏(アミューズメントヴィジョン 代表取締役社長)
    http://www.amusementvision.com/ 

日時 6月16日(日)13:30~15:30 1部・2部制
会場 デジタルハリウッド東京本校(御茶ノ水)
http://www.dhw.co.jp/school/location/tokyo/location_tokyo.html
定員 150名
参加 無料(要予約)
申込 メールにて、デジタルハリウッド広報室まで mailto:dh@dhw.co.jp
   タイトル(件名)を「DC0206」として、お名前、ご住所、お電話番号、
   メールアドレスをご記入ください。

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■展覧会案内
ソウル・ポップ2002 韓国大衆文化展
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/02/seoulpop/seoulpop_j_01.htm
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韓国の人と生活に焦点を絞り、現代韓国の大衆文化を紹介。主な展示は、韓国
の映像文化、路上の簡易本屋の再現、ストリート・メディア、房(アンパン/
韓国の伝統的な部屋)とアパート、儀式、日韓の若手作家がみたソウル・東京
の24時間など。

会期 開催中~7月14日(日)10:00~18:00月休
会場 世田谷美術館
   東京都世田谷区砧公園1-2 TEL.03-3415-6011
入場料 一般900円、大高生700円、中小生400円

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■展覧会案内
ル・コルビュジェ展
http://www.nn.iij4u.or.jp/~watanuki/index.shtml
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<主催者情報>

建築家であると同時に画家であらんとした20世紀最大の巨匠ル・コルビュジエ。
コルビュジエは、精力的に世界各地に優れた建築を残しましたが、その画家的
資質がゆえに、生涯絵筆を離すことはありませんでした。「自分の建築は絵画
という運河を通って来た」と、コルビュジエ自身述べています。

会期 6月7日(金)~6月29日(土)11:00~19:00 日月休
会場 ときの忘れもの
   東京都港区南青山3-3-3 TEL.03-3470-2631

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■セミナー案内
Flash中級講座講座
http://annex.imedio.or.jp/event_system/eve_detail.php3?H_A_NO=00320
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<主催者情報>

HTML及びFlashの基礎知識がある人で、「簡単な移動アニメーションは作れる
けど、それから何をしたらいいの?」という方向けに、ネットでよく見かける
Flashムービーを実習・制作する講座。講師は森和恵氏(MK STUDIO)。

日時 6月19日(水)~20日(木) 10:30~17:00
会場 南港ATCITM棟6F ソフト産業プラザiMedio研修ルーム
費用 16,000円(お一人様・税込)
定員 16名(先着)

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■イベント案内
OKIDATA Fairプリンコム2002
http://www.okidata.co.jp/Event/prncom2002/
───────────────────────────────────
日時 7月16日(水)17日(木)10:00~17:30
会場 東京国際フォーラムBブロック 総合受付7F

沖データ主催。ビジネスからDTPプロフェッショナルまで、幅広い分野におけ
る新たなソリューションを提唱するイベント。無料セミナーもある。7月1日か
ら事前登録開始。

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■イベント案内
NTT-ATテクノフェア2002
http://www.ntt-at.co.jp/news/2002/release96.html
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NTT-ATが総合展「NTT-ATテクノフェア2002」を新宿NSビルで開催する。商品展
示では、ブロードバンドソリューション、環境トータルソリューション、電子
自治体ソリューション、電子企業ソリューション、知的財産商品・サービスの
5分野に関するソリューションを紹介。無料セミナーもある。

日時 6月18日(火)~19日(水)

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■編集後記(6/13)
・W杯参加32カ国国歌全訳というタイムリーな企画は「ダカーポ」だ。スペイ
ン国歌は歌詞なしだとか、ウルグアイ東方共和国国歌は11番まで存在し、前奏
で1分、全体では5分近くにおよぶとか、ロシア連邦国歌は歌詞になじみがなく
出場選手に暗記の指令が出たとか、興味深い情報もある。たいていの国の国歌
は、戦い、血、栄光、勝利、軍、敵、自由など勇ましい言葉が連なっているが
日本と韓国(国歌ではなく愛国歌)だけはおだやかな感じだ。しかし、わたし
がこの32カ国のうち、世界地図上で正確に指し示すことができない国が何カ国
もあるのは情けない。明日の対戦相手・チュニジアという国はどこにあるのか
アフリカということ以外知らなかった。ご贔屓だったカメルーンだって知らな
い。書店で年末にもらった世界地図カレンダーで捜すのがトイレ使用中の仕事
(カレンダーはトイレに貼ってあるのだ。こんなとき役に立つとは)。(柴田)

・見慣れた風景が変。ここは日本かと聞きたくなるくらい。赤と白の服を着た
白い肌の壁が立ちはだかっている。はじまる前から興奮気味な観客。98%がイ
ングランドサポーター。前から5列目ということで、試合全体が見えにくいだ
ろうと考えていたが、なんのなんの。敗者復活席は思ったより良かった。今か
らでも買えるゲームはあるので、興味のある人はトライする価値あり。私の後
ろの列はナイジェリア側で、両側と前の列は英国側。前が「あの審判何だよ!」
と叫び、後ろは「いま何が起こったか、我々はしーらない。」と笑う。この席
面白いわ。英が守りに入り、試合自体はそんなにエキサイティングなものでは
なかったけれど、このお祭り騒ぎを体験できて良かった。TVの前じゃ感じられ
ないもん。この会場の熱気を、帰宅してから見た、他のW杯の試合でも疑似体
験できるようになった。日本戦行きたいっ!        (hammer.mule)

http://www.dgcr.com/fps2001/cgi-bin/video/enq.cgi?id=dgcr  アンケート

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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 担当:濱村和恵
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