[1187] 美と倫理の基準を求めて

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1187    2002/10/29.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21542部
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              <蜥蜴好き>

■デジタルサウンズ研究室
 美と倫理の基準を求めて
 モモヨ

■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-07
 弱点の公開
 UZ

■セミナー案内
 iMedio conference 2002「ブロードバンド・コンテンツの現実と可能性」



■デジタルサウンズ研究室
美と倫理の基準を求めて

モモヨ
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その1 私が論語読みになったわけ

論語を愛読している、なんて言うと鼻でせせら笑うウツケモノがいる。もちろ
ん、そういう輩は、まず論語を読んだことがない。読んだことがない書物を一
刀両断にして平気でいる神経は一体どこから来ているのか、時々、あれこれ考
えもするが、こればかりは、どうも正体がわからない。

論語といえば、言わずと知れた孔子の言行録だ。あるいは、この孔子の存在が
儒教を連想させ、結果、拒否反応を起こさせるのかもしれない。儒教が江戸時
代を通して、最大限に歪められて享受されつづけてきたのは、よく知られてい
る。これは、現在の北朝鮮が、マルクスの論文を本来とは180度反転したベク
トルで読ませるのに似て、本来の姿ではないのだが、その歴史的事実が災いし
て、論語読みの論語知らずどころか、論語という書物がこの世にあること自体、
存在すること自体に対しての反発というものが存在し、論語という得がたき古
典を一心に学習する行為そのものが、まるで反動のごとく思われ、敬遠されて
きた。私にはそのように見受けられるのだ。

そこへ『論語』を語ろうというのは、また面倒な事態を引き起こすかもしれぬ
が、実際に、論語は広く読まれるべき書なのである。特に、美学、詩学、様式
等について深く考察することを要求されるクリエイター、アーティストにとっ
て、なによりも、基本として読まれるべき書であろう。これは声を大にして言
いたいのだ。美の破壊だの、革命だのは、実際に厳然たる基底や基盤を認識
し、実体として把握した後に行うべき、と思うのだが、いかがだろうか?

今更、私が口出しをせずとも、最近では、孔子とその弟子達の時代を描いたコ
ミックや小説を見受けることもあるので、あるいは、幾ばくか事態は好転して
いるのかもしれない。

いや、私も偉そうなことは言えまい。孔子には、易経をめぐった文献で、彼が
蜥蜴を祭神(トーテム)あるいは守護神とする一族の出である、こういう説が
ある。この説を偶然見なければ、あるいは、私も実際に手にとらなかったこと
は間違いない。十代の私を思えば、将来、論語を好んで読むようになるとは誰
にも想像できないのが当然で、まして、易経とは空前絶後である。しかし、孔
子の一族に伝わる第一の伝書が易経であり、この易という文字も、トカゲのカ
タチから生まれた象形文字だ、そういう説を知れば、運命とも言える出会いだ
ったのである。

もちろん、こうした文字の成立や典拠を語る説には、いずれも他にも並立して
論ぜられるものがあって、例えば日、月を縦につなげたものという論もある。
が、易という字のカタチを眺めるほどに、日月二つの象形文字が重なる複合体
とは思えないわけで、永いこと小さな爬虫類に執着している我が趣味からみれ
ば、ここは、如何にしても、蜥蜴と思いたいのである。いや、どう考えても蜥
蜴である。蜥蜴でなくてはならない。

ところで、この易の象徴が蜥蜴であるかといえば、この易=蜥蜴説、実は、か
の爬虫類が、その住する環境によって体色を変えることから来ているのだそう
で、どうやら、古代中国における蜥蜴は、今で言うカメレオンのように、体の
色を変えていたものらしい。もっとも、カメレオンほど顕著でないだけで現代
の蜥蜴も色を変えているのかもしれない。蜥蜴好きといいながら、まことにな
さけない話であるが、私は、そうした例を知らない。

ということで、以下、次号に続く。

モモヨ(リザード)
http://www.babylonic.com/

■東京ロッカーズ関連イベントのお知らせ

●FUTURE MESSAGE FROM FIRST PUNK GENERATION
日時:2002年11月2日(土) open 18:30 start 19:00
場所:渋谷DeSeO TEL.03-5457-0303
料金:adv: 3,500yen day:4,000yen +DRINK
出演者:LIZARD Ω(モモヨ+スピアメン) 
恒松正敏GROUP[恒松正敏(VO&G)飼沼丞二(B)藤掛正隆(DS)]
チコヒゲ&THE UNIT.[チコヒゲ(DS&VO)斉藤GO(G)イマイアキノブ(B)]
AUTO-MOD

●映画『Rockers』上映
日時:12月19日(木) 18:30 OPEN 19:00 START
場所:新宿ロフトプラスワン
内容:「東京ロッカーズ」上映、トークショウ
出演者:モモヨ(FROMリザード)S-KEN、地引雄一(イーター)他
料金:1800yen(飲食代別)、当日のみ前売りなし

問い合わせ:(株)マグネット 03-3403-8462
      ロフトプラスワン 03-3205-6864

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■web bau -蜘蛛の糸から理念を紡ぐ-07
弱点の公開

UZ
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弱みを見せられるとぐらっと来るということが、自分にはよくある。今まで強
いと思っていた人が突然見せる涙ほど、効果的に口説く方法はない。壁を外し
て、その人の領域に自分を招き入れてくれたような気がして、嬉しくなってし
まうのだ。

「ああ、自分がなんとかしなければ」こういう感情に引きずられて、いつしか
云々、という是非はともかく、誰しも弱点を見せられることに対しては、抵抗
よりも受容の姿勢を持っているのではないだろうか。

弱点といえば、自分は、緊張しないで初対面の人と接する方法として「超クロ
ーズアップ法」を編み出した。とにかく、その人の一点を凝視する。じっと観
察する。すると、いくら恐そうで脅されそうな人にも、人間ぽい要素が必ず見
えてくる。

・眉毛に白髪が1本生えている
・まつげがとっても長い
・二重がアンバランス
・眉毛がつながっている
・スキンヘッドだけど、髪の毛がちょっと伸びかかっている

毛に関する要素だけで、このような特徴がつかめる。なんだ、この人も同じ人
間だ、しかもちょっと変わった特徴を持っている人間だ。そう思うと、誰しも
完璧ではないのだから腰を落ち着けて話をすれば必ず弱点があるだろう、と確
信するのだ。

自分がもともとコンプレックスが強いからかもしれないが、完璧そうな人の前
に出ると、どうしても怯んでしまう。プレゼンで大企業のおじ様たちを前にし
て萎縮しがちな人は、試してみることをお勧め。

■信頼のために弱点を使う

しかし通常、自分の弱点を見せるということは、難しい。コミュニケーション
が相当、密に行われていて、弱点を見せても許されると思える土壌がないと、
見せにくい。そりゃ誰しも自分の能力が高いと思われたい、自分の思想を低く
見られることを好むわけがない。

「Webデザイナー」と呼ばれる人が現在、取り組んでいる仕事は、絶えず弱み
に囲まれているのではないかと考えられる。

HTMLやFlashは、直感的な表現と、プログラムという階層的な思考が組み合わ
さって形作られるものである分、両極にある感覚を同居させなければならない。
しかし、絵を書く人や詩人が、同時に資産家でもある、というイメージはあま
りない。どこかでどちらかの感覚を、がんばって吸収しているのではないかと
思われるのである。

もちろん、両方の能力をバランスよく持ち合わせることが求められている。あ
る程度までは、発想の繰り返しやとにかく手を動かして慣れる等、手と脳の肉
体チックな訓練によって鍛えることは可能だろう。鍛えるべきだ。しかし、そ
もそも弱点は、それが弱点であるという自覚なしには克服できない。無意識に
吸収してしまっていると、なかなか一方のスキルをアップすることが難しいよ
うに思う。

そのデザイナーは、しょっちゅう公言していた。
「俺はプログラムが好きだ。飯も食わずにプログラムをしろと言われても苦痛
じゃない。プログラムをベースにしたデザインも得意だ、速攻でイメージでき
るし、起こすことができる。しかし、組んだプログラムは、覚えてないからな。
ああ忘れるとも。だから周りの君たちにできたてのものを説明しておく。俺は
説明したら忘れるからな。代わりにしっかり覚えておいてくれ」

結局、酒が入った状態でCDMLなんぞ組んでいるからなのだが、本当に覚えてい
ない。その頭から出てきた階層構造でしょうに、と問うてみるのだが、一通り
の説明を終えた後では覚えていない解らない分からないの一点張り。

かくしてやっぱり検証中に、バグが発見された。仕方がないので、自分がソー
スを追っていってみる。自分にはほとんどCDMLは組めない。が、バグっている
個所はものの10分で見つかってしまった。名前の付け方ひとつ見ても、覚えや
すくて体系だっている。ソースを追うのがものすごく、楽なタイプのプログラ
ムの組み方だったのだ。

しかし、なぜ忘れた、思い出せないなどと主張するのだろう。覚えておくとい
う労力に関する頭のある部分が、すっぽり抜けているのかもしれない(いやま
あ、よく考えるとコマンドやら名前の前後関係やら、覚えておく行為の積み重
ねで構築されるのがプログラムなのだ。自分がていよく、その人に教育され騙
されたのかもしれない)。

その場で感じたことは、弱点を早いうちから公開されていることによって、調
べるこちらにも心構えができたということだ。デバック作業をやっていても、
そこで不平が出ることはなかった。弱点を見せてくれるということは、信頼さ
れているということと捉えられなくもない。

●集団の中での弱点の意味

弱点を公開させるための場のセッティングを、意識的に持つことができないだ
ろうか。自分はそんなことを考え始めた。互いに早く深く相手を知ることが、
より感じたままのアイディアを出し、またリラックスしてアイディアの発展に
力を注ぐことができる、近道なのではないかと思ったのだ。

「互いに早く深くあいてを知る」ことを実現するために、自分が普段行ってい
る「超クローズアップ法」を応用できないかと考えたわけだ。

自分の構想の中では、弱点の公開は仕事の進め方のひとつのキーになると予想
された。とにかくある人の弱点を取り上げ、そこだけに絞って全員で徹底的に
追求するのである。できれば人に今まで見えにくかったものがいい。隠された
事実を一枚ずつ、明らかにしていく。きっと互いにさらけ出し、距離を近づけ
ることができるに違いない。

しかし実際に、その方法を試してみると、果たして弱点の公開を、人は大抵、
嫌がった。Flashのソースコードの組み方、アイディアを企画書に落とす際に
必要なもの、デザインのワイヤーフレームから実際の1枚のpsdまでの過程。
「自分のやり方でやるのがクリエイターのプライドだ。邪魔しないでくれ」
無言の抵抗をびしばし感じた。

そのピンポイントな技巧について深くを知らない自分は、そういわれると、も
うその人を信じて改善を待つしかなかった。結局、自分がそのことについて知
らないという弱点を人の弱点をさらけ出すことでカバーしてしまおうという方
法だったと、後になって気づいた。なんて腹黒い奴だろう。

彼らクリエイターは、弱点を意識して隠蔽しているつもりはなくても、やはり
弱いと認識されたくなというプライドを強く持っている、ということが明らか
に感じられた。考えてみれば当たり前。自分の欠点を自ら論うということは、
その仕事について自分の責任を放棄しているようなものだ。割り当てられた仕
事に対して責任を持つということは、どんなやり方をしていようとも、とにか
くものを完成させるということ。結果がまず求められるものだ。

しかしそれだと、抜本的な進化はその人のスキルに望めない。人が集まって仕
事をしている最大のメリットは「人の力を借りることができること」。それは
各個人のスキルをアップすることについて、大きな意味がある。孤独な戦いを
実践する場ではなく、自分に見えていない能力を引き出してもらうために、周
囲にいる人を利用すればいいのだ。

そうなると、枠組みはある程度、強制で作っていく必要がある。制作したもの
のソースコードは人に分かるように保存すること。企画書からスケジュール表
まですべてイントラの共有場所に置くこと。時間の許す限り、全員の前でレビ
ューを行い、弱点について叩くこと。

叩かれるのが快感、と感じる時が、各個人に必ずやってくる。最初の1、2回は
互いの性格も知らず、なんでそんなことを言うのかという背景も知らず、熱い
思いも単なる野次のように伝わるかもしれない。しかし機会を平等にすること
によって、野次っていた人も野次られる時が来る。制作に対する姿勢を試され
る時が来る。そこまでのサイクルを経験すれば、弱点の公開がどれだけ意味を
持つものなのか、実感できると思うのだ。

●コアと応用

よくプロジェクトマネジメントやリーダーシップについて学ぶ時、「リーダー
は、チーム内の仕事の一つ一つについて完全に知っていなければいけない訳で
はない」という言葉が出てくる。プロジェクトマネージャーというのは個々の
能力を引き出すのが仕事であって、それぞれの細かい仕事については詳しく知
らなくてもできるということらしい。

Webサイト構築のワークフローについて、ある人に質問をする機会があった。
構築作業時に発生するすべてのタスクについて、模造紙に上から並べて書き出
されている。ヒアリングから企画、ブレストの計画、サイトマップやワイヤー
フレームの作成は当然のこと、トップページデザインだけでもコンセプトメイ
キング~デザイン、レビュー、修正までが10項目以上。システムも設計~プロ
グラミング、テスト、デバッグ、ドキュメント制作までずらずらと並んでいる。

「この作業、誰が行うのですか? この、タスクを分ける作業」
「ディレクターが行うのです。ディレクターの最初のスキルは、このタスク分
けができるようになることなんです」

いかにWeb構築という仕事を細分化し、一連の流れの中にポイントを見出すこ
とができるか。それがスケジュール管理でありタスク管理なのです、というこ
とだった。

ということは、ディレクターはそのタスクが存在していることを押さえていな
くてはならないということだ。経験や知識がないことについて、事前にそんな
仔細なシュミレーションができる訳がない。確かに一つ一つのやり方について
は詳しい必要はないが、仕事の全容を把握していないプロジェクトマネージャ
ーはタスク管理はできないということになる。

ではなぜ、これだけ膨大なタスクを、発生前にシュミレーションして並べるこ
とができるのか。自分は、すべてこれは応用力だと考えた。

ディレクターはある一分野に特化した能力を、すでに持っていた。それはデザ
インかもしれない、プログラミングかもしれない。全く異なる仕事かもしれな
い。何らかのタスクについて、その仕事を細分化して進めることによって深く
専門的に関わった経験を持っていたのではないかと思う。

ひとつ、そういったものを持っていると、加えて持てばよいのは応用力だ。デ
ザインでいうと、システム開発のこの過程は、どの仕事にあたるのか。仕様決
定、設計、レビュー、プロトタイプ作成、テストetc.……。置き換えさえでき
れば、大抵、実際の仕事に近いタスクは並べられる。ものを作っていく過程、
広く言えばある目的を遂行させるフローは、どれも突き詰めて考えると、似て
いるのだ。

そう頭の中でつながったとき、プロジェクトマネージャーに必要なスキルは、
こう言い替えられるのではないかと思った。「リーダーは、業務に関わる、関
わらないに限らず、ある一つの仕事について完全に知った経験を持っていれば、
その他の仕事については完全に知っていなくてもよい」

仕事について知っていることは、関連したものでなくてもよいのだ、とつくづ
く実感している。

最近、以前はある大手百貨店の文房具売り場で仕事をしていたという人と知り
合った。ある勢いのあるベンチャー企業の、Webプロデューサーである。人の

対応がとてもすばらしい。スケジュール感やフォローのタイミングが絶妙。制
作者の弱点をある場面では厳しく指摘し、ある場面では包み隠してクライアン
トに伝える。押し引きの妙技が要求されるWebプロデュースで、遺憾なく能力
を発揮されている。

もちろんその人にも弱点はあるだろう。しかしWebに関わる仕事の場、すなわ
ち新しくて応用力の要る場所に立っていると、弱点を隠すべきものと感じる暇
もなく、また恥ずかしいと感じさせる否定的な環境もなく、物事はエキサイテ
ィングに進んでいく。Webの世界にそんなプロデューサーがいて、魅力ある人
間関係の中で仕事ができることに、今、相当面白みを感じる。今後の生き方の
ようなものにさえ、最大の強みになるのではないかとさえ、感じられるのだ。

【uz】
某コンピューターパッケージベンダー勤務を経て、現在はWeb系ライター、Web
サイト構築業務に携わる。
「映画を研究する人々のためのサイト Urban Cinema Squad」
http://www.u-c-s.org/ もよろしく。

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■セミナー案内
iMedio conference 2002「ブロードバンド・コンテンツの現実と可能性」
http://www.imedio.or.jp/conference2002/
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目下、フランスで制作中の『SF・Short Films』短編集を今回のセミナーで、
日本初公開! なんと、セミナー当日は、フランス・パリから直接関空経由大
阪南港ATC会場に駆けつける中野裕之氏。当日見てもらう映像は、中野氏がこ
のセミナーのために編集。まさしく、本邦初公開のオリジナル作! ファンな
らずとも見逃すには惜しいセッションです!

http://www.peacedelic.co.jp/nakano/  中野裕之氏webサイト
http://www.peacedelic.co.jp/nakano/folder/  プロフィールほか

講演日時:11月7日(木)午後3:40~午後4:40(60分)
講演者:「ピースな映像」作家。ピースデリック主宰 中野裕之氏
費用:1,000円(税込み)

プロフィール:
1958年広島県福山市に生まれる。早稲田大学卒業後、TV局に5年勤務の後、独
立。映像的な音楽ビデオを作り続けるかたわら、VIDEOARTの作家としてブラジ
ル、フランスなどで作品を公開。世界中のMTVで放映された音楽クリップには
MTVアワード6部門にノミネートされたデイーライトの作品をはじめ、リタ・ミ
ツコ、ポールウェラーユニット、System7、サラ・ヴォーンなどがある。日本
では布袋寅泰、今井美樹、GLAY、Mr.Children、テイ・トウワほか、多数のミ
ュージシャンの音楽クリップを手がけている。イルカのビデオ「ピース・ブル
ー」はピースな映像の最高傑作。

ピース活動家として、見る人が気持ちよくなるような映画作品を作るほか、99
年より毎月1回「BeGood Cafe」というピースな発言や活動の場をプロデュース
している。
http://www.begoodcafe.com/  BeGood Cafe

1998年 劇場映画第1作「SF・サムライ・フィクション」公開。第2回韓国プチ
    ョン国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞!
2001年 劇場映画第2作「SF・Stereo Future」
    劇場映画第3作「RedShadow 赤影」公開。
2002年 「SF・Short Films」短編集の製作中。「SF・Sweet Female」麻生久
    美子&桃生亜希子写真集 p2p出版より発売中。
    http://www.p2p-network.com/  p2p出版

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■編集後記(10/29)
・家の近所を散歩していて目に付く植物があった。いまは花も萎れているが、
最盛期にはそれはみごとなものだった。百合の花のような形の白や黄の大きな
花が下向きにたくさん咲いている。草花というより樹木のような背の高さだ。
あちこちの家や畑など、10か所くらいでその花を見ている。何という植物なの
か気になってならなかった。書店で図鑑をめくってみたが、その花が見つから
ない。図書館まで行くほどのことでもないとは思いつつ、次第に勢いを失って
いく花を見続けた。なんだ、ネットで調べればいいじゃないか。行き着いたの
が、群馬大学・青木繁信教授の個人サイトの中にある「植物園へようこそ!」
だった。だが、そこの検索ではひっかかってこなかった。このサイトのトップ
ページにご記帳のページがあったので、こういう植物の名前を知るために来ま
したト書いて署名しておいた。その夜、青木先生から、それは「キダチチョウ
センアサガオでしょう」とのメールをいただいた。まさしくこれです。ありが
たいことです。ね、こういう花がたくさんあるとかなり異様ですよ。(柴田)
・それは、キダチチョウセンアサガオでしょう
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/angels-tr.html
・植物園へようこそ
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/

・昨日の後記は神崎さんのコラムをうけたものじゃないよん。神崎さんのは容
姿の話じゃないから。/#1178と#1178-2に登場してくださったサブリさんのセ
ミナーに行って来た。内藤さんのパートも面白くて行って良かったなぁと。30
日にもあるので詳しくは書かないよん。セミナー後の宴会は30名ほどが参加。
幸いにも混ぜてもらえたのだが、中央にいた私の右側はDirector、左側は
Flashのヘビーユーザーさんたちが座っていて、ほんまにここに座っていても
ええんやろか、って感じ。デスクとしては、こういう時、ダメもとでも原稿を
お願いすべきなんだけど、なかなかできず。ボランティアベースって辛いわ。
実現したら絶対面白いコラムになるんだけど。お話ししてくださった皆さま、
ありがとうございました。旧姓花野さん、妊娠おめでとー! (hammer.mule)
http://www.saburi.com/ サブリさん。赤くてVIPで不夜城でNYとバリ、香港。
http://www.cybermonkey.org/  内藤さん。当たり判定はdistanceTo。

<応募受付中のプレゼント>
 「Adobe Photoshop7.0 プロフェッショナル
 カラーマネージメント・レタッチ・出力講座」1174号。

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
アシスト    島田敬子 

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