[1218] ファイルメーカーの本で冬休みはいかが?

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,200文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1218    2002/12/12.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21170部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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         <芸術家が最も恐れるものは何か>

■Powerbook Publishing Project ~ (35)
 ファイルメーカーの本で冬休みはいかが?
 8月サンタ

■笑わない魚
 芸術への素朴な質問(特別編)
 永吉克之

■展覧会案内
 寺門孝之絵画展“Nocturne”
 Colored Dream 寺門孝之展~てらぴかのクリスマス&お正月

■イベント案内
 デジタルスケープCGプロクリエーターセミナー
 「HD24p」~世界初、 HD24p制作プロセス全研究~

■新刊案内&プレゼント
 Shade 6 デザインマスター 毎日コミュニケーションズ刊



■Powerbook Publishing Project ~ (35)
ファイルメーカーの本で冬休みはいかが?

8月サンタ
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神様今日もまた、ファイルメーカーで、フィールドが1000を越えるファイルを
作ってしまいました。このことだけでいかに私が無能かわかろうというものだ
が、納期がぎりぎりな上に、繰り返しフィールドとポータルのトラブルを完全
解決する余裕がない。で、気が付いたらあまりといえばベタベタな方法でやっ
てしまっていたのだった。でも、とりあえず「動くこと」が一番。あと一時間、
というところで最後は東西線のホームで整形を終え、なんとかデモに間に合っ
たのだった… 

というわけで、毎度バタバタしている年の瀬ですが、今週はファイルメーカー
Proについて、この冬休みにでも、ちょっとさわってみよう、という人向けの
お話です。

●すごくいい、ガイドブックが出た!

FileMaker Pro6が登場してからはや一ヶ月、各種解説本も徐々にアップデート
されているが、中でも「目で見る1ステップ3分マニュアル ファイルメーカー
Pro6」は、過去のガイドブックに比べても素晴らしくわかりやすい傑作だった。

・目で見る1ステップ3分マニュアル ファイルメーカーPro6 for Mac
茂田カツノリ著 株式会社ディー・アート刊 2000円

青い表紙に黄色い帯だから書店の店頭ですぐ見つかると思う。とりあえず、今
ファイルメーカーPro6を店頭で買った人なら、そのついでに純正の解説書代わ
りに、一冊買って帰っても損はしない。初級者から中級者までをカバーする、
総合的な使いこなしガイドブックである。

ファイルメーカーには機能が多すぎて、とても一冊の本にまとめることは難し
いのだが、この本はその点、絞り込んだエッセンスを巧く詰め込んでいる。い
つも脇において、繰り返し眺めたいし、またそのような読み方を許す編集が成
されている。

以前「ファイルメーカー本に駄本なし」と書いたとおり、どんな小さなことで
も使いこなしに役に立つので、実用的でないファイルメーカーのガイドブック
は存在しない。でも、各種ガイドブックはそんなに安くはない。平均2000円は
するから、数冊買えばすぐに1万円くらい使ってしまう。ファイルメーカー本
体だけで約4万円はかかるから、これはキツい。

だからどんな人でも、全部を買う羽目にはなりたくないはずだ。でも実際はど
の本も一長一短で、目的別に特徴をつかんで買うしかなかったけれど、全くの
初心者にその「特徴」などわかるはずがないし、おまけにどの本もそっくりだ。
とりあえず「これを買っておけば大丈夫」という本がいままでなかったのだけ
ど、この「目で見る1ステップ3分マニュアル」の登場で、その点は解決された
のではないかと思う。

●ガイドブックとは「切り口」と「まとめ方」

素材が良くても、切り方次第では、どんな風にもつまらなく出来る。解説本な
のだから「必要を満たしていれば、面白くなくていい」というのは間違いだ。
そのソフトの魅力を引き出すためには、編集的努力が求められるのだ。

その点、この「目で見る~」は、各見開きページが「興味を引く」「読んで理
解する」「実際に試してみる」という流れに、実にうまく導かれるように出来
ている。各項目はどれも適度な分量であり、暇を見つけてはぱらぱらめくり、
目にとまった章をパソコン上で試してみるようなスタイルに合っている。

ファイルメーカーはとっかかりが簡単なのですぐ誤解してしまうが、大作を仕
上げるには小さなパートの確実な消化が前提になってくる。多くの人は何度も
最初からのやり直しになるような、手痛い失敗を繰り返しながらマスターして
いるように思う。(あるいは途中で投げ出してしまう)

そのパート紹介の各機能の切り分け方もこなれているし、この一冊で巻頭から
末尾のリファレンスまで、全編実用的な情報をていねいに過不足なくまとめて
いるのが見事である。この本のこのできばえの良さは偶然ではない。著者の茂
田さんという方のまとめた「FileMaker関数・スクリプト事典」という本を日
々愛用しているのだが、この本も全ての情報を1ページ単位でまとめた「手放
せない」実用本だった。

ガイドブックというと、とりあえず新しいソフトが出たときは、ある程度の手
堅い客が見込めるから、いくらでもいい加減につくって「取りあえず出す」こ
とも出来るけれど、この茂田さんの本はそういう「売るため」の本ではなくて、
「使うため」の本である。しかも完成度において、頭一つ抜け出しているよう
に思う。この2000円は安い。これからファイルメーカーを使ってみようという
人は、是非手元に置いて、読んでみて欲しい。

●対照的な本もある…

しかしご紹介した「目で見る~」さえあれば全て大丈夫かといえばそんなこと
はなくて、実際に制作を始めると結構いろんな壁につきあたり、それなりの情
報が必要になってくるものだ。今年発売されたこれもファイルメーカーの解説
本、「ファイルメーカーProアドバンステクニック」は、情報的には紙ベース
では今までなかったものであり、涙もののテクニック(というかTips)がびっ
ちりと詰まっている。

・ファイルメーカーPro アドバンステクニック
高岡幸生・木下雄一朗著 ASCII刊 2800円+税

特に商用で開発している人向けには、効率化につながる(=即、金につながる)
重要な情報が満載されているのだが、残念なことにこちらは編集があまり良く
なく、「とにかく羅列してある」ような状態で、埋もれている情報に効率よく
アクセスできるような工夫はほとんど見られない。

使いこなすにはとにかく一度、最初から最後まで目を通し、ある程度頭の中に
リファレンスを作ってからでないと、見落としてしまう情報も多い。内容は価
格をはるかにしのぐ価値があるんだから、なんとか次の版からは編集に工夫を
凝らして、もっと使いやすくしてもらえないだろうか… こちらは、特にファ
イルメーカーを使ったWeb公開を考えている人には、一読をおすすめする。

●今年ももう最後

来週で今年のデジクリももう終わり、ということで、ファイルメーカーのまと
まった企画も、来年回しになってしまった。しかしこの年末のお休みの間に、
体験版ででも試してみようという方は多いと思う。今回の「目で見る~」の方
は、買ったはいいけれど、とっつきにくくて悩んでいる人にも絶対のおすすめ
だし、「アドバンステクニック」の方も(特にファイル共有を考えている人な
ら)買って損はないです。お試しください。

さて来週、今年最後は煩悩全開、"My old friend" ジョージ・スマイリーと仲
間たちについてたっぷり書きます。それにしても余裕のない2002年でしたよ。

【8月サンタ】ロンドンとル・カレを愛する34歳 santa@londontown.to
・"Joy to The World, All the boys and girls!" スリードッグナイトの懐か
しい曲をがんがんにかけながら仕事しとります。今週末はデジカメで、東京の
クリスマス風景を撮りまくってくるつもり。

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく~
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

▼「MacWIRE Express」もよろしく。最新iBook購入記です。
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0211/26/nj00_digicre.html

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■笑わない魚
芸術への素朴な質問(特別編)

永吉克之
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■芸術とは何だ!

□芸術の普遍的な定義は不可能だ。今日の定義は明日はもう通用しない。しか
 し、敢て私見を述べると、「芸術とは、言葉で説明することができず、主に
 感性によって理解が可能で、それによって鑑賞者に知的、精神的快感を与え
 るもの」ということになるが、これに当てはまらない芸術家もたくさんいる
 のだから始末がわるい。

■わたしはアホだが、芸術家になれるだろうか。

□学校の成績が悪いという意味でのアホなら問題ない。現に私もアホだった。

■私はボンクラだが、芸術家になれるだろうか。

□絶対になれない。その他、ボケナス、トウヘンボクなども芸術には向かない。

■芸術にエロスは必要か。

□絶対必要だ。エロスのない芸術世界など、トマトの入っていないラーメンの
 ようなものだ。エロスを表現した作品の中に、人は自分自身の本性を見るの
 である。多くの芸術家が、具体的に、あるいは象徴的にエロスを表現した作
 品を作っている。人間の本性や本能を表現するのに、最も適したモチーフと
 いえるだろう。

■カンディンスキーの抽象絵画を観たが、作者の意図がさっぱり解らない。

□作者の制作意図を解読するのが芸術作品鑑賞の目的だとするなら、あまりに
 空しい。そんなヒマがあったら、作品から「言葉にならないなにか」を感じ
 取る努力をすべきだ。多少の予備知識があれば、より興味深く鑑賞ができる
 ということは前回書いたが、それでも何も感じ取れなければ、ご縁がなかっ
 たのだと、諦めればいい。

「カンディンスキーだか、カニすきだか知らねえがよう、こんな、わけの解ん
 ねえ代物を日本に持ってきて、金とって見せるんじゃねえよ、このタコ」と、
 後援の外務省、協力のロシア航空に抗議の電話をするのもいいだろう。

■なぜ、ネコは飼い主に身体をすり寄せてくるのか。

□よく飼い主に甘えているのだと思っている人がいるが、ネコはそれほど可愛
 いヤツではない。自分の身体の匂いを飼い主にこすりつけて、これはオレの
 ナワバリの一部だと主張したいのである。

■芸術家に酒飲みが多いのはなぜか。

□鍋の季節だからだ。私は鶏鍋が大好きだ。酒は熱めの燗がいい。

■ゴッホやムンクなど、芸術家には精神を病んだ人が多いのはなぜか。

□草間彌生のように、神経症を克服するために作品を作リ始めたのがきっかけ
 で、芸術家になった人もいるし、芥川龍之介のように、作家になってから少
 しづつ精神が冒されていった人もいる。また、ニーチェは、脳梅毒が原因で
 精神病になったという説がある。画家のジャクソン・ポロックはアルコール
 中毒で精神病院通いをした。

 いろんなケースがあって、ひとくちには説明できないが、一応、私の推論を
 述べておきたい。

 芸術家は一般人に比べて右脳を頻繁に使う。それが長時間続くと、脳下垂体
 からチタニウムが分泌され、血液中の水酸化ナトリウムと化合し、酸化鉄と
 ヘリウムを生成する。それらが血管を通って大脳皮質に運ばれ、皮質を作っ
 ているウラニウムと反応して、五酸化マンガン硫黄窒素コバルト銀ビニール
 が作られる。どうもこの物質が、脳の情緒を司っている部分の活動を阻害し
 ているようなのだ。

■芸術家とウシが闘ったら、どちらが勝つか。

□ウシにもよる。闘牛専用のウシなら、かなわないだろうが、死にかけている
 ウシ、あるいはウミウシなら勝算はある。

■どんなものを食べていると芸術家になれるのか。

□月見うどん、たらこスパゲッティ、水餃子、酢昆布、ベビー・カステラを頻
 繁に食べていたら、いつのまにか芸術家になっていたという報告がある。

■芸術家になると、どんな権利があたえられるのか。

□毎年、農林水産省が実施している芸術家検定の一級に合格すると、さまざま
 な特権が行使できるようになる。

 例えば、原子力発電所の査察を抜打ちで行うことができる。また有事の際は
 陸上自衛隊一個師団を指揮する権限が与えられる。そして検定に合格すると
 同時に宅地建物取引主任者の資格も取得できるので不動産屋を開業すること
 ができる。だから悪徳不動産業者も夢ではない。

 日常生活においては、配偶者を最高5人まで持つことができ、親友を8人まで
 持つことが許される。また、記念として白いインド象が贈られる。

■芸術家であることのデメリットは何か。

□デメリットなど何一つない。経済的に不安定だとか、クレジットカードが作
 れないだとか、結婚相手が見つからないだとかいったことは瑣末なことたい。
 芸術家はのう、自分を表現できる場所と時間さえあれば、ほかに何も望んじ
 ゃいけん。芸術ができりゃ、それでよか。よかよか。はははは。

■芸術家が最も恐れるものは何か。

□やはり吸血鬼だろう。以前、芸術家 100人に同様のアンケートをとったこと
 がある。1位はダントツで吸血鬼。以下、フーリガン、感電死の順だった。

■これから芸術はどう変わっていくのだろうか。

□それが分れば苦労はないが、デジタル化が進むのは間違いなさそうだ。しか
 し芸術は、利便性や能率などの機能主義によって淘汰が行われる世界ではな
 い。もしそうなら、伝統芸術などはとうの昔に絶滅しているはずだ。

 例えば能だが、やたら唸っているだけで、何を言っているのか、さっぱり解
 らないし、東京ドームのような大会場ではなく、能楽堂という狭い場所で少
 ない客を相手に上演するのだから、多分、ビッグマネーが転がり込んでくる
 ということもないだろう。にもかかわらず生き残っているのは、人が「趣」
 というものを大切にしようとするからである。

 それと同じで、アナログ芸術の「趣」は不滅だ。しかし、もしこれが「時間
 がかかるワ、場所はとるワ、保管が大変やワ」という機能主義的理由で衰退
 してしまうなら、それは同時に人間のデリカシーの衰退でもある。

<本日の芸術>
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/kunst/016bba.html

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
久しぶりに「天才的」と呼んでも差し支えのない映像作品にお目にかかった。
先日、大阪から遠路はるばる高知県まで『クレマスター』シリーズ全5作を観
にいった。監督の M・バーニーは基本的には美術家なのだが、映像も並外れて
いる。現実世界の整合性や、通常のストーリー性を度外視しながらも、一貫し
た幻覚のような強烈なイメージで、観客を引きずり回すのだ。ただ残念なこと
に、なぜか上映回数を極めて少なく限定しているので、当分の間、あるいは、
もう日本では二度と観られないかも。だから高知までいったのであった。

・『クレマスター』シリーズ紹介のサイト
http://keepers.ne.jp/event.html

・EPIGONE
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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■展覧会案内
寺門孝之絵画展“Nocturne”
http://www.piga.jp/
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会期:12月12日(木)~24日(火)11:30~19:00 会期中無休 入場無料
会場:ピガ画廊(東京都港区南青山2-14-12ヴィラ青山1F TEL.03-5411-1428)
内容:話題の「闇の妹」や「dragon」、「天使」、「サンタ」、「祈る美女」
などをモティーフとしたアクリル、油彩、デッサンを展示。
・てらぴかのえんがわ
http://www.terapika.com/

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■展覧会案内
Colored Dream 寺門孝之展~てらぴかのクリスマス&お正月
http://www.nishinippon.co.jp/jigyou/artium/html/exhibit.html
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会期:12月19日(木)~1月19日(日)
会場:三菱地所アルティアム(福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
TEL.092-733-2050 )
内容:寺門孝之8年ぶりの博多での展覧会。代表的なモティーフ「天使」に加
えて、今回は最新作の「闇の妹」や「sky love」シリーズなど、物語性の強い
幻想的な作品群を一挙に公開。さらに、寺門孝之さんが来場した人の似顔絵を
描く「てらぴかでっさんさろん」も開催。期日は12月19、20、21日と2003年1
月17、18、19日の計6日間。予約制(TEL.092-733-2050)

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■イベント案内
デジタルスケープCGプロクリエーターセミナー
「THE HOUSE OF THE DEAD III」を生み出したクリエイターたち
http://www.dsp.co.jp/HRM/creator/cgpro/
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(株)デジタルスケープは2003年1月発売予定のセガの人気ガンシューティン
グゲーム「THE HOUSE OF THE DEAD III」のゲームクリエイターを招いてセミ
ナーを開催する。制作に携わったゲームクリエイターたちの制作秘話や最新技
術など事例を交えて大公開。また、ゲーム業界を目指すCGクリエイターのため
に求められているクリエーター像や転職のコツなどを紹介する。
日時:12月19日(木) 開場18:30 19:00~21:15 
会場:デジタルハリウッド東京本校(御茶ノ水)1Fセミナールーム
入場無料(但し定員を150名)
ゲスト:株式会社ワウ エンターテイメント(セガグループ)
主催:株式会社デジタルスケープ
協力:デジタルハリウッド株式会社

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■イベント案内
月刊ニューメディア創刊20周年カウントダウン・イベント
「HD24p」~世界初、 HD24p制作プロセス全研究~
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<主催者情報>
日本で、HD24pフォーマット撮影による映画の数が40数本となった。2001年の1
年間では撮影数の2割に近づき、急激な右肩上がりが予想されている。そこで、
2002年に成功を収めた映画『ピンポン』の曽利文彦監督と、映画『模倣犯』の
音声を担当した多良政司・東宝スタジオ・チーフエンジニアのお二人からの報
告と、自由なガンマ調整を実現したソニーの新機能シネアルタと、キヤノン、
フジノン、ツァイスの3社のデジタル対応新レンズを使用した日本映画撮影監
督協会に依頼したテスト撮影を、フィルムレコーディングした上映により、そ
の可能性を実体験していただく。デジタルシネマの制作プロセスすべてを一挙
に研究する“世界初”の試み。ぜひ、その瞬間に立ち会って下さい。

日時:12月14日(土) 13時から受付開始  セミナー13:30から
参加費:お一人様1万円
会場:IMAGICA 東京映像センター 2階「第一試写室」
   〒141-0022 東京都品川区東五反田2-14-1 TEL.03-3280-1111
参加申し込み方法:Eメール&FAXにて下記内容をご連絡下さい。
・参加者のお名前
・貴社名
・所属名
・電話番号
・Eメールアドレス
・請求先の担当者名
・担当者の所属名
・担当者の電話番号
・請求先住所(郵便番号も)
申し込みEメール:reg@newww-media.co.jp
申し込みFAX:03-3545-5843 編集部・HD24p研究会担当
お問い合わせ先:月刊ニューメディア編集部内 担当/吉井 TEL.03-3542-5231
yoshii@newww-media.co.jp

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■新刊案内&プレゼント
「Shade 6 デザインマスター」毎日コミュニケーションズ刊
http://book.mycom.co.jp/books/bookshelf/2002/12/shade6/
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Shade 6のエントリーモデルspiritからハイエンドのProfessionalまでをカバ
ーした、テクニカル解説書です。リファレンス的に各メニューを羅列的解説す
るのではなく、はじめに完成度が高く、魅力的な作例を提示し、それを実際に
どういう手順で描くかを詳細に解説することで、読者の実践的理解をより深め
ることを目的にした書籍です。
著者:田崎進一
定価:本体2800円+税 B5変型判・292ページ ISBN 4-8399-0845-1

●毎日コミュニケーションズから本誌を読者2名様にプレゼント。
ご希望の方は、プレゼントお知らせコーナーから応募してください。締め切り
は、12月31日14時。発送をもって発表に代えさせていただきます。
http://www.dgcr.com/present/

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■編集後記(12/12)
・「ホームレス作家」を読む(松井計著、幻冬舎アウトロー文庫)。2晩で読
む。さいきんこれほど熱中して読んだ本はない。良人失格、父親失格、作家失
格、勤め人失格、そして浮浪者失格でもある作家のあがきがリアルに描かれる。
半年あまりを路上生活で生き抜いた作家が、再生を誓って書き上げたというノ
ンフィクションだ。これからどうなるんだとドキドキした。寒さ、空腹、疲労、
路上生活者は悲惨だ。とにかく外見は浮浪者であってはならない、路上では絶
対に寝ない、浮浪者のコミュニティに関わらない、という自分の掟にしがみつ
いたから生還できたのだ。さいわい、明日は我が身とは思わないが、わずか2
晩のバーチャル路上生活追体験で疲労困憊だ。町内でもホームレスの姿を見る
ことがあるが、雪の晩などどこで凌いだのか……気の毒でならない。(柴田)

・「お姉ちゃんの仕事って、名前はかっこよさそうだけど、地味な仕事だよね
ぇ」と、遊びに来ていた妹に言われた。コンペ仕事が入り、スケジュールに組
み込んだので、他がずれこんでアップアップ。なので往復時間短縮のために自
宅で仕事していた。可愛い盛りのおいが遊びに来ているのに、ほとんど遊べな
い。その上、そのほんわかしたムードの横で、眉間にシワ寄せて、うんうん唸
っていたから、ついそう言ってしまったんだろう。しょっちゅう時間がないと
か、遊びのスケジュールなんて立てられない、なんて言っている。いとこがCG
を始め、TVのオープニングやらをするようになった。どうやら最近、某ゲーム
会社に入ったらしい。それまでいとこのお姉ちゃんは親戚の集まりに「忙しい」
「しんどい」を口実に来なくて、なんて冷たい奴だと思っていたようなのだが、
自分がCGをするようになってから、パソコンの前に座っているだけという端か
ら見たら楽そうな重労働を体験し、雪崩れこむようにベッドに入るようになり、
わかってくれたようだ。ねーねー、真夜中にひとりで意識朦朧となるまで仕事
していたら、脳から何か出てくるよね? エンドルフィンだっけ? 普段は「
もうやだー、寝たい、遊びたい」と言っているくせに、ある地点を越えたら何
か降ってきて、いきなり仕事が進み、出来上がったものを見たらケロっとして、
それまでの「しんどい」は消え去り、なんだか楽しくなっちゃうってことある
よね? その「なんだか楽しい」「充実感」を味わいたくて、またしんどい地
味な仕事するんだよね? 中毒患者って感じ?       (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 Web Site Design vol.6 1210号。
 Shade 6 デザインマスター 本日号。

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
アシスト    島田敬子 

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