[1219] たとえば、愛

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1219   2002/12/13.Fri.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21177部
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       <今はエド・マクベインにシビレています>

■映画と本と音楽と… 151
 たとえば、愛
 十河 進

■金曜ノラネコ便
 きっと私だけではないはず……
 堀本真理美

■展覧会・イベント案内
 paintura pitch project 蹴球落書展
 渡辺英弘展「powder noel」
 日本の空間デザイン2002展

■新刊案内&プレゼント
 「ここまでできる QuarkXpress3.3-4.1ヒント&テクニック」



■映画と本と音楽と… 151
たとえば、愛

十河 進
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●最も金を貢いだ出版社?

先日、読者の方からもう絶版だと思っていた早川書房の本を送っていただいた。
僕が書いた後記を読んで、ということだった。いきなり会社に書籍小包が届き
ちょっと驚いたが、ありがたく頂戴した。その方は早川書房の社長夫人が大学
の同級生で、わざわざ問い合わせていただいたらしい。

そのお礼ということでもないけれど「僕が今まで最も貢いだ出版社は早川書房
です」とメールを出した。もちろん嘘ではない。僕が今まで金をつぎ込んだの
は早川書房、新潮社、講談社、文藝春秋、中央公論社、角川書店、岩波書店、
キネマ旬報社、スィングジャーナル社などだが、その中ではおそらくトップだ
と思う。何しろ13歳から数えて40年近く買い続けているのだ。

我が家の本棚には昔のEQMM(エラリィ・クィーンズ・ミステリマガジン)やSF
マガジン、ハヤカワミステリや同じペーパーバックタイプのSFシリーズ、アリ
ステア・マクリーンやデズモンド・バグリィなどのソフトカバーの単行本など
からグレアム・グリーン全集、ソール・ベロウやバーナード・マラマッドのハ
ードカバーなどが並んでいる。開高健訳のロアルド・ダール「キス・キス」だ
ってある。もちろんハヤカワNV文庫やミステリ文庫やSF文庫もかなりある。

初めて買った早川書房の本は「エラリィ・クィーンズ・ミステリマガジン」の
1965年9月号だった。ハヤカワのポケミスは高くて創元推理文庫ばかり買って
いた僕が初めて購入したミステリ専門誌だった。今から思えば、編集長は常磐
新平さんである。「未発表作品の傑作」ということでレイモンド・チャンドラ
ーの「カーテン」が一挙掲載になっていた。ジョルジュ・シムノンの「メグレ
と若い女の死」の連載も始まっている。

僕は雑誌一冊を隅から隅まで読むことはまずないが、この雑誌だけはすべてを
読んだ。それから毎月買うことにしたが、1966年1月号からいきなり「ハヤカ
ワズ・ミステリマガジン(HMM)」に替わってしまった。その年の10月号「響き
と怒り」(読者欄にフォークナーの小説のタイトルを使うというのが凄い)に
香川県高松市の十河進クンの投稿が載っている。

──はじめてお便りします。ぼくは十四歳の中学生。ミステリにとりつかれた
キッカケは福島正実氏がある学習雑誌に「赤い収穫」を訳されているのを読ん
だことでした。以来、ハードボイルド、スパイ・スリラー、警察小説と進み、
今はエド・マクベインにシビレています。でも八百円の小遣いからHMMとハヤ
カワ・ミステリを二冊買うと一銭も残りません──以下、略──

ハハハ、恥ずかしいですね。14歳の頃を文章を読むというのは。忘れていたけ
ど、小遣いは八百円だったんだ。少ない方だったと思う。HMMは二百円だった
から、それだけで25%がなくなっていた計算だ。「シビレる」という言葉にも
時代性を感じるなあ。今で言うなら「ハマッテいる」ということだろうか。

そのシビレていたエド・マクベインの87分署シリーズで僕が初めて買ったのは
「死にざまを見ろ」である。原題は今でもそらんじている。「See Them Die」
だった。英語を習い始めて間もない少年は、夕暮れ時に自宅に向かって自転車
を走らせながら「See Them Die 死にざまを見ろ!」と田圃に向かって怒鳴っ
た。少年というのは、そういう無意味なことをやるもんである。

当時、ちょうど関西テレビで「87分署シリーズ」が放映されていた。残念なが
ら僕の住む地域ではそれが見られなかったが、なぜか四国新聞にはその番組表
が載っていた。テレビ好きの少年にとって、これほど辛いことはない。毎週、
僕は番組表を見ながら「見たいなあ、87分署」と思っていた。

このシリーズは、1961年から62年にかけてアメリカで制作された一時間ドラマ
だった。そこでキャレラ刑事の聾唖者の妻テディを演じていたのがジーナ・ロ
ーランズらしい。後に「グロリア」で素晴らしい射撃の腕を見せてくれる、ジ
ョン・カサベテスの盟友であり妻だったあのジーナ・ローランズである。

●黒澤が映画化した87分署

87分署シリーズが原作に使われた有名な映画は、黒澤明監督の「天国と地獄」
だ。1963年3月1日に東宝系で封切りになった。黒澤映画は長い。映画会社も制
作者も「短くしろ」と口を出せなかったに違いない。この映画は143分もある
けれど、黒澤作品の中では短い方だった。窓の開かない東海道線の特急を使っ
た身代金受け渡しのトリックが話題になった。

原作は87分署シリーズ「キングの身代金」だった。これを翻案したのだが、主
人公の名前を権藤金吾(三船敏郎)にしてある。語呂合わせみたいだ。ドスト
エフスキーの「白痴」を映画化した時にはヒロインのナスターシャ・フィリッ
ポブナを那須妙子と名付けているから、黒澤のセンスなのかもしれない。原作
のスティーブ・キャレラ二級刑事は、戸倉警部(仲代達矢)という役になった。

僕は、はっきり言って黒澤嫌いだし(といっても何度も見る映画はある)、そ
の中でも特に「天国と地獄」は嫌いだ。なぜかというと、黒澤流の単純なヒュ
ーマニズムを謳い上げるのが耐えられないし、犯人が割れた後も「今、つかま
えても奴を死刑にはできん」という理由で犯人を泳がせて犯罪を重ねさせ、最
後に犯人を捕まえる時に戸倉警部は「これでおまえは死刑だ」と勝ち誇ったよ
うに宣言するからである。犯罪者に荷担するわけではないが、刑事が人を裁く
ようになったらオシマイだ。

この時、黒澤は誘拐という卑劣な犯罪を憎むあまり「誘拐犯は死刑にしろ」と
本気でメッセージを送っている。どんなメッセージを送るのも監督の自由だが、
僕は納得できなかった。どの作品からもうかがえるが、黒澤は権威主義的であ
る。そして、その背後にチラチラと見え隠れするのは弱者蔑視だと思う。

この映画でも警察が監視しているにもかかわらず、犯人は純度の高い麻薬の効
き目を試すために一人の麻薬中毒の女を殺してしまう。警察が犯人をつかんだ
段階で逮捕しておけば女は死なずにすんだ(見方によっては、犯人を死刑にす
るために警察が女を見殺しにしたようにも思える)のだが、そのことを劇中の
警察関係者は一顧だにしない。これは黒澤が死んだ女を一顧だにしていないか
らだ。

原作の刑事たちは違う。彼らは犯罪を憎むが、犯罪者を憎んでいるわけではな
い。被害者たちに同情するが、過剰に思い入れることはない。歩き回り、犯人
を追う。彼らには生活があり、刑事という仕事を選んだ普通の人間たちだ。様
々な犯罪者がいることを知っている。

まかり間違っていれば、自分が犯罪者になっていたかもしれないという想像力
を彼らは持っている。決して犯罪者を裁いたりはしない。それは自分たちの仕
事ではない。僕が87分署に夢中になったのは、そういう刑事たちが出てくる話
だったからだ。

「天国と地獄」の翌年、1964年2月1日、同じ東宝系で「恐怖の時間」という映
画が公開になった。岩内克己という人が監督だったが、僕はこの人の名を知ら
なかった。しかし、たまたま僕はこの映画を見ている。まったく予備知識もな
く見始めて「これは『殺意の楔』じゃないか」と気付いた。「恐怖の時間」で
スティーブ・キャレラを演じたのは加山雄三だ。原作の雰囲気をよく出してい
て、僕は「天国と地獄」よりずっと好きになれた。

「殺意の楔」は、キャレラ刑事に復讐するためにニトログリセリンを持った女
が刑事部屋にやってきて、刑事たちを人質にして立て籠もるところから始まる。
女はキャレラの帰りを待つのだが、その時、キャレラは密室殺人事件にかかり
きりだった。緊迫した刑事部屋の様子と密室殺人事件のふたつの話が同時に進
行する構成が面白かった。

今でもよく覚えているのは、すべてが解決した後に刑事部屋に帰ってきたキャ
レラが鑑識課のサム・グロスマンの電話を受けるラストシーンだ。グロスマン
は女が持っていたのが本物のニトログリセリンだったことを告げるのだが、キ
ャレラは何のことかわからないというオチだった。

●フランスでも映画化された87分署

日本テレビで「わが町」というシリーズが放映されたのは、もう20年も昔にな
るだろうか。これも87分署シリーズを原作にした刑事ドラマだった。その時に
はすでに原作も30冊以上出ていたからテレビで半年シリーズをやってもすべて
原作でまかなえた。キャレラ役を演じたのは古谷一行。嫌われ者の刑事をやっ
た阿藤海(現在は快に改名)が印象に残っている。嫌みな刑事ロジャー・ハヴ
ィランドの役だろう。

なぜだかよく覚えているのが中原理恵だ。「クレアが死んでいる」が原作の回
である。独身の三級刑事バート・クリングは、事件で知り合った恋人を無差別
殺人で喪ってしまう。その役を「わが町」で演じたのが彼女だった。中原理恵
がヒットさせた歌は忘れてしまったが、数分後に射殺されるのを知らずに本屋
の棚を見ていた中原理恵の横顔が今も浮かんでくる。何かと混同しているのか
もしれないが、市川崑が監督していたような記憶がある。

87分署シリーズはフランスでも映画化された。ジャン・ルイ・トランティニア
ンがキャレラ刑事を演じた「刑事キャレラ 10+1の追跡」である。1972年に
制作された。ドミニク・サンダが出ていて、ほとんどベルナルト・ベルトルッ
チ監督「暗殺の森」のキャスティングである。僕は自宅の廊下にドミニク・サ
ンダの写真を飾るほどのファンなのだが、残念ながらこの映画は見損なった。
公開当時の新聞広告はよく覚えているのだけれど……。

同じ1972年に「警官/Fuzz」を映画化した「複数犯罪」が公開された。87分署
にとって最大の敵である天才的犯罪者「死んだ耳の男」(最初に登場した時は
「つ×ぼ」という呼び名だったけど、使えなくなったんでしょうね)が登場す
る話だ。「死んだ耳の男」はユル・ブリンナーが演じた。キャレラは、まだセ
クシーさがウリだった頃のバート・レイノルズである。

この映画は原作にかなり忠実に作られていたし、シナリオはエド・マクベイン
自らが書いていたと思う。しかし、原作ではそれほどドジに感じなかったのに、
映像で見ると87分署の刑事たちがドジでマヌケに見えてくる。刑事たちは偶然
に「死んだ耳の男」の犯罪計画を失敗させるのだが、そのこと自体に彼らは気
がついていない。グラマーなラクウェル・ウェルチが女刑事の役で出ていて、
張り込みのために女刑事と一緒に公園で寝袋に入る役を男の刑事たちが奪い合
うなんてバカバカしいシーンがあった。

余談だが、昔、倉本聰が「たとえば愛」というテレビドラマを書いた。原田芳
雄、津川雅彦、大原麗子、荒木一郎などが出ていたが、もちろんこのタイトル
は87分署シリーズ第16作「たとえば、愛/Like Love」の剽窃である。井上一
夫さんは「たとえば、愛」と訳したが、僕は「愛に似て…」あるいは「愛のよ
うに」と訳すべきじゃないか、と学校英語を学ぶだけだった高校生の頃に生意
気にも思ったことがある。

うまい訳だなあ、と思ったのはずっとずっと後のこと、翻訳とは表層を訳すこ
とではなく、その言葉の持つ真意および深意を訳すことなのだと気付いてから
だった。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
雑誌編集者。メールマガジン「青い瓶の話」の人々と呑んだ。皆さん、初対面
だったが、お名前をうかがうと文章が浮かぶ。僕も生身の言動を晒したものだ
から、文章と本性の落差が目立ったかもしれない。命永ければ恥多し、と兼好
法師(だったよな、確か)も書いているが、日々、恥をかきつづけている感じ
です。

旧作掲載
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

竹内敏信ネットギャラリー&オリジナルプリント販売
http://www.genkosha.com/gallery/photo/

フォトテクニックWebSite
http://www.genkosha.co.jp/pt/

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■金曜ノラネコ便
きっと私だけではないはず……

堀本真理美
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先週のノラネコ便で須貝氏が早くも2002年を振り返っていたので、わたしもチ
ラとこの1年を思い返してみると……ちょうど5月の終わりのコラムで「新しい
Macが欲しい!」と言っていたワタクシ、めでたく新しいMacを購入したのだ。
スバラシイ!(カビラ兄弟調で)

で、新しいマシンになったのは嬉しいけれど、そこに必ずついてまわる問題は、
ユーティリティ、周辺機器ドライバの対応状況である。これらは単純にOSをア
ップデートするだけでも起こる問題なのだが、今回はいつもと少し事情が違う。

というのも、アップル社が「今後のOS開発は Xのみに専念、従来のMacOSのバ
ージョンアップはしない」というような宣言をしているからなのだ。これまで
通りシステムをOS9.2で使用するなら、周辺機器も支障なく使えるし作業上も
まったく問題がないのだが、そう言い切られてしまっては、ともかくOS X に
慣れていくしかないのだろう。

というわけで、わたしが持っている各種周辺機器メーカーのホームページを巡
ってみると……、Xのバージョンのなかでも、10.2はOKでも10.1はNGとか、ハ
ナから対応させる気がないとか、対応させても機能が落ちている、などの対症
療法的なものだったりで「はぁ、そうですか…」という感じ。

アップル社の買い替えキャンペーンは大いに結構だが、同時にそういったメー
カーにもしっかりと営業なりフォローなりして、各社が積極的に開発しようと
するようになればいいのだが(しているのかもしれないが、まだ成果が少ない
だけ?)。

コンピュータの性能やOSの仕組みにほとんど興味のないわたしは、OS X に限
らず、これまでもOSのバージョンアップのたびに、そういった問題を「あ~、
めんどうっ!」と思わずにはいられないのだが、同じように感じているのは決
してわたしだけじゃないはず。

そこで考えた。もしもこんなサービスがあったら……。

まず初めに自分のコンピュータ環境を通信も含めて詳細に調べ、登録する。次
のOSバージョンアップの際に「予測診断」をする。つまり、その時点での各種
周辺機器の対応状況をプログラムがあらゆる情報をかき集めてきて、互換性な
どを診断してくれるのだ。例えばOSだけでなく、環境は変えないが「○○○社
のルータに買い替えを検討している」というようなときにも支障がないかどう
かを診断ができる、まさしくパーソナルな、PCドクターサービス! スバラシ
イ!

スバラシ……くない、ですか? この説明は上手く伝わっていますか? いか
がでしょうか、ベンチャー企業の皆さま?

つい先日友人から聞いた話がある。E社のプリンタを使っている友人はOS X 用
のドライバにしたところ「フチなし印刷」の項目がなくなっているのに気付き、
電話サポートに問い合わせた。さんざん待たされた挙げ句に「OS X ではフチ
なし印刷には対応しておりません」との回答。「バージョンアップしてなぜ機
能が退化する? 今まさに年賀状の時期なのに!」という友人の憤慨ももっと
もなことである。

10年以上コンピュータ(Mac)を使っているわたしもいまだに「よくわからな
い、めんどうなこと」が多い。先にあげたようなサービスが妥当な金額で提供
されたとしたら、わたしは大喜びで登録するだろう。機械の性能や技術が進歩
するのは良いことだが、企業はもっともっとユーザーの立場になって考える必
要があると思う。

●今週の画像「買ってはみたものの……」
http://www.macforest.com/dgcr/021213.html

【ほりもと・まりみ】mari@macforest.com
「もうすぐ治療が終わる~」と、安心しかけた矢先に新たな虫歯が発見され、
衝撃を受けています。「歯医者に行かないで過ごす」という来年の目標は早く
も打ち砕かれました……。

▼私は堀本さんと同じ、H"をUSBで接続するS社のアダプタを使っていた。OS X
10.1が出て本格的にOS9から乗り換えるにあたり、OS X対応を謳ったH社のUSB
接続のCFアダプタを購入し、CFタイプのAirH"端末をあわせて購入した。数カ
月が過ぎてOS 10.2が出たら、そのH社CFアダプタは未対応。その後S社から
10.2対応のCFアダプタが出たので、そちらに乗り換えた。やたら金がかかって
いる。(須貝)

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■イベント案内
paintura pitch project 蹴球落書展
http://www.parco-art.com/
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会場:PARCO MUSEUM パルコミュージアム 渋谷パルコ パート3/7F
期間:12月14日(土)~2003年1月6日(月)10:00~21:00
(入場は20:30まで、1月1日は休館日、12月30日~1月6日は営業時間変更)
料金:一般700円、学生500円、小学生以下無料
主催:パルコ
内容:サッカーとアートが融合するイベント。東京を拠点に活動するデザイン
集団「Stoique」が、世界的スポーツメーカー「PUMA」の協力を得て実現した
「サッカーゲームとアートの熱いスピリットをクロスオーバーして楽しむプロ
ジェクト」、それがこの「paintura pitch project」。グラフィティ・アート
やファイン・アートの分野で活躍する12名のアーティストが参加し躍動感ある
アートワークを披露、グッズは販売される。

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■展覧会案内
渡辺英弘展「powder noel」
http://www.artcocoon.com/schedule/
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渡辺英弘は、空港や飛行機、機内から見下ろした都市風景などをモチーフに取
り入れ、航空産業に代表される現代のスピード化と世界の均質化、それに伴う
場のアイデンティティの喪失感を、洗練され無機的で透明な美しさをもつCG映
像や立体作品で表現してきたアーティストです。
飛行機の窓から見下ろしたときに眼下に広がる風景のような構図で描かれた架
空都市のCG絵画は、整然とビルが並び均質化された未来的な表情をもっていま
す。近年、この制作テーマを進展させ、世界の均質化のさなかでも確かに存在
する場所や人々の固有性を「色」に見い出し、それを作品化している渡辺です
が、「powdernoel」では、コスメティックの要素が加わり、どこかフェミニン
な作品が登場します。
「クールビューティ」と讃えられた渡辺英弘の感覚が「クリスマスシーズン」
をどんなイメージで描き出すのでしょうか。(サイトより)

会期:開催中~12月26日(木)14:00~20:00
会場:アートコクーン(東京都世田谷区用賀4-11-17 グリーンハウス
No.6-6301 TEL.03-3700-4247)

渡辺英弘サイト
http://plug-web.com/hw.html

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■イベント案内
日本の空間デザイン2002展
http://www.osaka-design.co.jp
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日本の空間を演出するデザイン団体(社)日本ディスプレイデザイン協会、
(社)日本商環境設計家協会、(社)日本サインデザイン協会、(社)日本イ
ンテリアデザイナー協会、関西インテリアプランナー協会の5団体による会員
コンペティション入賞作品を一堂に展示紹介する。
会期:12月12日(木)~17日(火)10:00~18:00
会場:大阪デザイン振興プラザデザインギャラリーATC ITM棟10階
入場料:無料

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■新刊案内&プレゼント
「ここまでできる QuarkXpress3.3-4.1ヒント&テクニック」
毎日コミュニケーションズ刊
http://book.mycom.co.jp/books/bookshelf/2002/10/qx33_44/
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DTPソフトの定番、QuarkXpress 3.3、4.1の作業効率をアップする方法を、テ
キスト処理、画像とオブジェクト、レイアウト、その他の項目に分類し解説し
ています。デザイナーやレイアウターの方にオススメの1冊です。
著者:オガワヒロシ・林ひろ子
定価:本体3,000円+税 B5判・344ページ ISBN 4-8399-0825-7

●毎日コミュニケーションズから本誌を読者2名様にプレゼント。
ご希望の方は、プレゼントお知らせコーナーから応募してください。締め切り
は、12月31日14時。発送をもって発表に代えさせていただきます。
http://www.dgcr.com/present/index2.html

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■編集後記(12/13)
・読めない漢字が出てきた。土ヘンに時と書く「塒」だ。シ、ねぐらと読む。
意味はねぐらだ。「ホームレス作家」に出てきた。「明日の食事と塒を」と使
う。なるほど。尚絅学院大学、なんと読む? ショウケイらしい。校名の出典
は<衣錦尚絅……中国の古典の『中庸』の中にある言葉で「錦(ニシキ)を衣
(キ)て、絅(ケイ)を尚(クワ)う」と読む。中に錦すなわち金・銀系やあ
ざやかな色系で織られた美しい着物を着ていても、それを見せびらかすのでは
なく、その上に麻の打ち掛けをかけて錦のきらびやかさをつつましく被う、と
いう意味で、謙虚・謙遜な人柄、生き方を教える言葉>ト尚絅女学院の建学の
精神にある。昨日の新聞で、新設大学の答申の記事があり新たに15の大学がで
きるらしい。わがさいたま市には浦和大学が。近所には埼玉学園大学というの
もある。少子化に向かうご時世、過当競争の業界に、いまから新規参入して勝
算はあるのだろうか。新設大学の評価は軒並み伸び悩んでいるというのに。そ
れとも大学経営ってものすごくうまみがあるビジネスなのか。   (柴田)

・昨日の後記は永吉さんのコラムを読む前に書いていたんだけど(後記じゃな
いね)脳内分泌物話がかぶってしまった。ほんとに永吉さんってば、もー(笑)。
「脳内麻薬」で検索したら、あるわあるわ。/石井館長脱税。館長~っ。あき
まへんがな。しかし目立つと大変やなぁ。野球や相撲並の視聴率稼ぐようにな
っちゃったもんな。特にいまは野球の視聴率下がってきちゃってるし。よく館
長が話してはったのが、野球やオリンピック競技の選手は引退しても仕事があ
るけれど、空手なんかだと道場するくらいしかないってこと。引退後の場所を
作らないとあかん、って。ここまで来たのにね。      (hammer.mule)
http://www.yinyou.com/opiate.htm  どっちも過剰分泌のような気が…
http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/opium/opium.html  全ての行動
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/8922/zatu-b/zattu4.html
http://www.dapc.or.jp/  こんなサイトあったのね

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 ここまでできる QuarkXpress3.3-4.1ヒント&テクニック 本日号。

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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
アシスト    島田敬子 

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