[1273] 囲碁の平和利用について

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1273    2003/03/18.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20697部
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     <ブッシュもフセインも囲碁で対局すればいいのにね>

■デジタルサウンズ研究室
 囲碁の平和利用について
 モモヨ(リザード)

■電網悠語:Ridual開発記編(32)
 セミナー
 三井英樹 

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 Digital Creator College WAO!東京校のセミナー
 TIPS&テクニック講座 新製品「Macromedia Contribute」セミナー

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 インクナブラ、「DTPオカジオネル 創刊号」発刊

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■デジタルサウンズ研究室
囲碁の平和利用について

モモヨ(リザード)
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デジタル音楽にそって、本来、稿を進めなければならないはずが、ここにきて、
礼楽の問題から墨子へと深みにはまってしまっている。ここまできたのだから、
毒をくらわば皿まで。今少し、寄り道に付き合っていただきたい。

さて、その墨子を描いた文学作品として酒見賢一氏の『墨攻』という小説を紹
介したが、本家中国の代表的小説家、魯迅にも墨子を主題としたものがある。
『故事新編』中の『非攻』である。酒見氏の作品タイトルは、今でも時折使わ
れる墨守という語をもとに、あえて、墨子が否定した攻撃の意味をにおわせて
墨攻としているが、魯迅の短編は、そのものズバリ『非攻』であり、内容も墨
子に掲載されている話を下敷きにしたものだ。

オリジナルは墨子・公輸篇(こうしゅへん)。ここに描かれたエピソードは、
具体的なドラマ展開ということもあり、とおく時代を隔てた私たちにも響いて
くるものがある。

内容をざっと紹介しておこう。

雲梯(うんてい)というのは、台車の上に折りたたんだ梯子を搭載して、それ
を城壁に近づけて梯子をのばし、攻撃兵を場内に侵入させる足がかりとする武
器であるが、これを楚のために公輸盤が製作し、宋を攻撃する、そんな情報が
墨子の元に届いた。それを聞いた墨子は、昼夜10日間ぶっとおしで、公輸盤の
家に駆けつけて、面会をもうしいれる。

公輸盤が顔を見せると墨子は、「実は北方に私の敵がいる。ここは、ひとつ、
貴方に暗殺をお願いしたい」と、とぼけたことをいう。

……ここのところを読むと、私の脳内では、必殺仕事人のテーマ、それもプロ
ローグテーマが鳴ってしまう。墨子役の藤田まことが、暗がりの幕府要人に対
して、

「あんたが、公輸盤の元締めで……。実は、北の国に、えらくあたしを嫌って
いる者がいてね。これじゃ、こわくて、しょうがねぇ。……そこで、元締め、
ものは相談だが、これを一つ、やってみちゃくれねぇか。……いや、ただで、
だなんてヤボは言わねぇ。ここに、切り餅が一つ、これは前金だ。仕事が上手
くいった暁には、あと二つ」

こう言って、相手を欺くシーンが思い浮かぶのである。もちろん、相手は仕事
人の元締めではない。公輸盤は主持ち、れっきとした社会人、それも官僚であ
る。墨子のこの言葉に、驚くというか、強烈に拒否反応を示す。

「わたしは殺人者などではない!」

仕事人の元締めと思われたことじたい、大変な侮辱である。そこで、その旨を
告げて墨子に立ち去れと言ってその場を去ろうとする。

が、これが墨子の思う壺だった。

「そうでしょう、そうでしょう。公輸盤先生が君子なのは、よく承知しており
ます」

こんな感じで、手をもみしだきながら、難波のあきんどさながらに、やんわり
と次の一手を繰り出す。

殺人者でない公輸盤先生が、この度、楚王の軍用に雲梯を開発し、それで宋を
攻めるという。これは矛盾していないか……、

といって、墨子一流の非戦論を開陳する。

これに対して、公輸盤は逆らえない。れっきとした人間は殺人などしない、そ
う言い放ってしまった手前がある。ぐうの音も出ない。あげくは、自分は墨子
のいうことを先刻承知しているのだが、楚王の命令には逆らえない、と、責任
を楚王に負わせる始末だった。

そこで、墨子、こんどは楚王に謁見し、公輸盤のところで行われたやり取り
(のバリエーション)を繰り返す。そして、最後に提案をする。机上の戦闘を
申し入れたのである。楚王の前で公輸盤と自分で仮想戦争をしようではないか、
そういった。公輸盤の開発した武器をコマに仮想の城を攻めさせ、墨子が、そ
れを、みずから開発した武器を動員して防御する。そういうゲームをしようと
いうのである。

そこで、シロクロのコマを使って、机上の戦闘を行ったあげくに、墨子の側が
完全に勝利する。こうして、細部に渡って公輸盤側の攻撃を防御されることを
見た楚王は、宋攻撃を諦めたというのである。

眼前の、墨子が生きていては公輸盤側に勝ち目はない。そこで楚王と公輸盤
タッグは墨子を生きて帰らせぬことを考えるが、それも墨子に見通されてい
た。そんな落ちもついている。

これが、魯迅『非攻』のオリジナル、公輸篇の概略である。

この話を紹介したのは、実は、娘の言葉をきっかけにしている。

実は、私と小学校一年生の娘は、最近、囲碁にはまっている。特に、娘は、例
の『ヒカルの碁』現象の影響もあり、梅沢由香里先生の本を学習机に取り揃え
て、あれこれ研究しており、なかなか強い。なにしろ、先日、梅沢先生からア
ドバイスをいただいて以来、さらに取り組む姿勢が加熱しているから、毎日、
手筋が上達している。

こうして、私と娘は、毎晩、九路盤で数局対局するのが日課のようになってい
るが、その時に、ニュース番組の音を背にして娘がポロリと言った。

「こんなに面白いんだから、ブッシュもフセインも囲碁で対局すればいいのに
ね。由香里先生の本を読めば、誰でも打てるようになるよ。アメリカ人で囲碁
わからないんだったらオセロでもいいし……」

国際紛争に対して囲碁で決着を着けられないか、そういうのである。

子供じみた空想であるが、この時、ふと考えたのだ。墨子の話は、かつて、た
しかに人の世に起きたことなのだ、そのことをである。

遠い中国古代の話とはいえ、人間の世の話なのである。こうした説話や故事を
空想物語として彼方に追いやってしまう癖がついた現代人には、少年の日の夢、
根拠のない空想としか思えなくなっている。しかし、時には、故事をそのまま、
一つの知恵、人のあり方の典型として捉える勇気を持ちたい。そう思ったのだ。

思ってご覧……世界中のみんなが幸せに暮らす世界を……。

子供じみた空想に、もっと力を……。そう願うこの頃である。

モモヨ(リザード)
管原保雄
http://www.babylonic.com/

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■電網悠語:Ridual開発記編(32)
セミナー

三井英樹 / ※Ridual=XMLベースのWebサイト構築ツール
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1996年当時、マルチメディアスクールに所属していたこともあり、頻繁にセミ
ナーや授業に参加した。PhotoshopやIllustratorを学んだのはそこでだった。
最近、後進育成という言葉を私自身が口にするようになっているので、現状を
知りたくて、時間と予算があればセミナーに参加している。

5年強を経て、何か異なるものを感じている。5年前、教えてくれたのは、「オ
ペレーション」だった。ソフトの使い方。与えられた教材に従って、例題通り
のモノをどう作るかを教わる。もちろんテクスチャーとか形状とか自分の好み
に合わせる自由度は当時もあった。しかし、どこに使用するツールが隠れてい
るのか、それを使うと何ができるのか、という知識。

最近のセミナーで特に感じることは、講師の方の自己流の作品の作るプロセス
を語っている。先日受講したものは、きちんとバインダーに収まった教科書は
存在したが、開いたのは数回。数時間毎の休憩前に、「だいたい今でこの辺り
まで、やったことになります」という台詞と共に数秒開くだけ。授業のやり方
も、生徒がついてきているかどうか、殆ど見ない。ツールの呼び出し方や操作
法は詳しく説明するけれど、「そうした操作法を覚えてもしょうがないでしょ」
と背中が語っている。

このソフトで一体何が出来るのか、そして一般的にはどう操作するのか、その
二点だけが分かっていれば、後は自分の才能と相談して格闘しなさい、と言っ
ている。先生の言う通りの作品が出来たところで意味はない。ソフトを学ぶ気
概がある者は、そのセミナー終了後から色々とドロドロな開発の道へと進んで
いく。それが分かっているからこそ、基本的なオペレーションに重点を置かず
に、どこまで到達できるのかを見せてくれている。

セミナーの間中、基本的に私が出来たことは、講師の引き出してくるツールの
場所を確認して、目の前に示される作例よりも見劣りするサンプルを作った程
度。与えられた時間の殆どを、講師の手さばきを見ていた。

あ、これが技術を盗むということなんだ。そう思えた。大きな展示会に著名な
デザイナが目の前で何か作ってくれる時、目を皿のようにして見つめていた。
Photoshopも、Painterもそうして益々好きになって行ったことを思い出す。最
近のセミナーは、一概に言えるものではないのだろうけれど、テクニック公開
道場の匂いがする。ここで盗むこと自体を体験しろ、と。

3Dソフトのセミナーで、講師は最後にこう言った、「この3Dソフトを、テキス
トエディタのように使いこなしてください」。アイデアが浮かんだら、最も軽
いアプリであるテキストエディタでアイデアのスケッチをするように、3Dで記
録しろ、というのである。手足のようにそのソフトを使えるようになれ、と。
そして、そのセミナーの中で見せられた実演は、そうした神業と思えるような
ことが実際に出来るのだという事実だった。

既成の「授業」に慣れている者には苦しい時間だったと思う。テキストはあっ
たが見られることもなく、少しでも聞き逃したら次のテクニックに話題が移っ
ている。ついて来ているのかの確認も殆どない。しかし、こんなチャンスはな
いのである。手取り足取り教えられることはないにしろ、一流のアトリエでそ
の作る様を一緒に体験できているのである。

きれいな教科書、考え抜かれた例題、やさしい先生。そんな既存のイメージは
殆どない。しかし有意義な時間。きれいな教科書よりも使えるデータ、決まっ
たパターンの作例ではなくオンデマンドでインタラクティブな授業の進み方、
良い先生であるよりもその道の一流の専門家。教育業界は、こんな風に変わっ
てきているのかもしれない。

複数のセミナーで共通なのは、アイデアの源みたいなものを一生懸命教えてく
れること。それは商売ネタだろうと思うようなことを語ってくれる。自分がど
うやってこのアイデアにたどり着いたか、自分は何を参考にしたか。「マネを
した」という表現すら使う人もいる。もちろん盗作とかのレベルではない。最
初の開拓者への敬意も忘れていない。

そのアイデア帖を公開するような行為は、実は「皆で」よりよい世界へ行こう
よ、と言っているようにさえ見える。アイデアを独占する方向ではない。皆で
これを土台にもっと上に行ってみないか、と誘っている。「今明かしたアイデ
アにピンときたら、凄いものを作って、後日僕を感動させてくれ」。ここでは
最早先生と生徒という関係ではない、共にレギュラー争いをする先輩と後輩み
たいな関係に近い。

数年前シリコンバレーで企業の壁を超えて技術論議が、カフェ等でよく行われ
ていると聞いて羨ましいと感じていた。でも実はそんなことは既に日本でも行
われていたのだ。有料のセミナーだけではない。有志が、本当に志がある者達
がボランティアで様々な啓蒙活動をしている。頭が下がる。セミナー後もひと
つのURLが知らされる。そこに肝心なことは書かれてある。セミナー中も必死
でメモる必要もない。いい時代になったと感じる。ここで楽してたらバチが当
たりそうだ。

でも、問題も生んでいる気がする。まず受け手と与える側のズレの問題。セミ
ナーの姿勢が変わっているのであれば、受ける側の姿勢も変わっていないとズ
レが起きるのが道理だ。本屋で三千円で売っている本を読めば分かることを、
数万かけて習いに来る人もまだいるだろう。期待が高すぎて、講師の能力がつ
いて行かない場合もあるだろう。後者は特に展示会のサポートブースでよく起
こる。質問しても質問内容が分からないベンダー社員がいて、横に立っている
見知らぬお客さんが教えてくれたりもする。

進んでいる講師陣のレベルまで、私たちは追いついていっているだろうか。そ
うした底上げ啓蒙活動も、これから益々必要になるのかもしれない。「ゆとり」
教育の名の下に、上げ膳的据え膳的に授業を受ける子も増えるかもしれない。
何を知りたくてここにいるのか、何を伝えたくて教壇に立つのか。昔は考えな
くても良かった問題が目の前に横たわる。

先日北陸でのFlashセミナーに参加した。失礼ながら想像していたのは少し暗
めの進行。しかし講師の方の実力もさることながら、参加者の熱意が伝わって
くるものだった。笑うべきところでしっかり笑い、唸るところでも声が聞こえ
る。首都圏のセミナーより反応がストレートだ。講師の側もノリが良かったん
ではないだろうか。

学ぶ意思、伝えたい意思、それぞれのレベルの上位層(平均層ではない)が
徐々に上がってきている予感がする。これが広まって欲しい。格差が広がって
いる危機感が外れますように。

ref.マカデミア
   http://www.macademia.org/
ref.Shockers(Flash系/アナウンスなくても色々やっているそうです)
   http://www.shockers.org/

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / info@ridual.jp
・96年当時SGI上の3Dソフト:PRISM(だったと思う)のコースを手伝った。半
分自分も習いながらのお手伝い。一度講師の都合が付かなくて私が教えたこと
がある。その時やったのは、アンパンマンとドラえもんのビデオを素材にカメ
ラワークの比較論。それまで手の作り方とかやっていたのに異色中の異色。で
もなんか喜んでもらえた記憶がある。

・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール)公式サイト
  http://www.ridual.jp/

・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
  http://member.nifty.ne.jp/mit/MilkAge/

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■セミナー案内
Digital Creator College WAO! 東京校のセミナー
http://www.dccwao.com/statics/school/schoolguide/sp/
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<主催者情報>

●「ミュージッククリップ最前線 モーショングラフィックスが映像を進化
させる」

日時:3月21日(金)15:00~
会場:Digital Creator College WAO!東京校(新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル)
定員:15名(定員になりしだい締切)
内容:WAO!の映像コースがミュージッククリップ制作を強化。現場研修制度開
始を記念し、独自の表現とデジタル技術を駆使したモーショングラフィックス
で数多くのミュージッククリップを制作するディレクター久保茂昭氏をお招き
し、これまで制作したミュージッククリップを題材に、モーショングラフィッ
クスの魅力とデジタル映像の可能性を思う存分公開します。これからプロを目
指す皆様へのアドバイス満載の特別説明会です。

●3DCGスペシャル説明会
「未経験から始めるあなたを完全バックアップ!
最強のインストラクターが語る3DCGコースの全貌」

日時:3月22日(土)17:30~
会場:Digital Creator College WAO!東京校(新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル)
定員:10名(定員になりしだい締切)
内容:3DCG業界に必要なスキルをどのように身に付けるかを徹底的に解説しま
す。Maya公式認定インストラクターとして数多くの学生を業界に輩出してきた
伊藤克洋氏が、未経験からプロのCGクリエイターになるための秘策を伝授。ア
カデミー賞を受賞したAlias|Wavefront社公式認定校であるWAO!の3DCGコース
の魅力を、今までの作品コレクションやカリキュラムを通して具体的に説明し
ます。

●「未来のCGクリエイターを目指すあなたへ
小坂達哉(konkon)氏が語るハイクオリティCGの世界」

日時:3月30日(日)13:30~
会場:Digital Creator College WAO!東京校(新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル)
定員:25名(定員になりしだい締切)
内容:数多くのビッグタイトルに携わり、アーティストとしても絶大な人気を
誇る小坂達哉(こんこん)氏。これからプロを目指す皆様へ、CG業界の現状や
現場の仕事の裏側を語っていただきます。ハリウッドフルCG映画やCM、ゲーム
ソフトなど数々の制作を手がけてきた小坂氏だからこそ語れる、現在と未来の
CG世界をじっくりとお楽しみいただけます。プロを目指す方々へ、業界への第
一歩を踏み出すヒントが満載です。

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■セミナー案内
TIPS&テクニック講座 新製品「Macromedia Contribute」セミナー
http://www.dsp.co.jp/HRM/creator/seminar/
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<主催者情報>

クリエイターの方への最新情報提供のためのTIPS&テクニック講座の一環とし
て、Macromedia社のWebコンテンツの管理およびアップデート用の新しいツー
ルとして注目される新製品「Macromedia Contribute」の機能紹介と、webサイ
トの管理・運用~更新におけるDreamweaver MXとの連携など、制作のワークフ
ロー、活用事例についてご紹介します。

Webサイトのデザインやレイアウトを壊すことなく、わずか3ステップでの更新
作業を可能にした「Macromedia Contribute」は、最新の情報を持っているコン
テンツの更新者によるWebページの直接更新を可能にすることで、デザイナーの
方の更新にかかる負担を軽減し、デザインやコーディング、最新技術の習得に
専念できる環境の提供を目指すツールです。

日時:3月26日(水)19:30~21:00
会場:マクロメディア 会議室(赤坂ツインタワー本館 13階)
 http://www.macromedia.com/jp/macromedia/mmkk_map.html
講師:マクロメディア(株) Macromedia Contribute
プロダクトマネージャー 栗原氏
活用事例講演(株)アットマーク・ラーニング情報システム
制作部 マネージャー 伊藤氏
料金:無料
定員:先着70名
主催:デジタルスケープ 協力:マクロメディア
お申込:メールのサブジェクトを ◆Macromediaセミナー◆ご覧になった媒体:
日刊デジクリ としていただき、train@dsp.co.jp までお申込みください。
追ってご案内を送らせていただきます。

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■ブックガイド
インクナブラ、「DTPオカジオネル 創刊号」発刊
http://www.incunabula.co.jp/
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インクナブラは、ユーザーサポート誌として「DTPオカジオネル」を発行する。
WebサイトのDTP-Sのスペシャルコンテンツをマガジン形式で発行するもので、
DTP-S倶楽部の会員にはペーパーマガジン版を、また、コンテンツを制限したフ
リーダウンロードできるPDF版も用意する。創刊号はA5サイズで64ページで、3
月18日より発行する。創刊号の特集は、「スポットカラーでするモニタとプリ
ンタのカラーマッチング」。詳しくはインクナブラもサイトまで。

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■イベント案内
デジタルコンテンツグランプリ2002
http://www.dcaj.org/d-con/con/mmgp/2002awards/
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「デジタルコンテンツグランプリ2002」の入賞発表があった。
人物表彰の部 デジタルコンテンツグランプリ・DCAj会長賞 中島信也
新しい才能の部「金の翼」賞 真島理一郎
ビジネス部門最優秀賞 マイレスキュー(レスキューナウ・ドット・ネット)
カルチャー部門最優秀賞 もういちど月へ(科学技術振興事業団、ウイルアラ
イアンス)
Webドキュメンタリーエンターテイメント部門最優秀賞 スーパーマリオ サ
ンシャイン(任天堂)
アート部門最優秀賞 BUILD(森野和馬) その他各賞はサイトを参照

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■編集後記(3/18)
・浅草キッド著「お笑い男の星座」(文春文庫)を読む。浅草キッドについて
は知らない。名前を聞いたことはあるが、見たこともない。だが、立ち読みし
ていたら、あまりに面白いので買ってしまった。中に出てくる芸人や武道家も
知らない人がいるが、知らなくても面白い。これはみごとな活字漫才。的確な
語呂合わせ、ダジャレ、つっこみ満載のふしぎな文体だ。内容は、うそかまこ
とか、本気かしゃれか、こんなこと書いて大丈夫か、などなどよくわからない
が、面白いからいいではないか。これはたいした芸だと思う。   (柴田)

・2年ほど前の後記にリンクについて書いたことがある。新聞に「リンクは許
可をとるものだ」と書かれてあったから、それは違うと主張した。web制作に
関わる人なら「無断リンク」「リンクフリー」という言葉の無意味さは理解し
てもらえると思う。商用化が進む前から「インターネット」なるものに触れて
いた人なら「馬鹿らしい」と言ってくれるだろう。ところが、そう思わない人
もいて、堂々と主張したため面倒なことになっているようだ。(hammer.mule)
http://www.renpou.com/cgi-bin/news/index.html 発端が記載。
http://newsplus.jp/~tokono/030313-001.html  関連リンク  ↓後記
http://www.dgcr.com/cgi-bin/backnumber/back.cgi?year=2000&month=12&day=20
http://www.dgcr.com/cgi-bin/backnumber/back.cgi?year=2000&month=12&day=22

<応募受付中のプレゼント>
 「DTP&印刷ガイドブック」 1263号。
 CGのためのグラフィックバイブル「人体のしくみ」 1269号。※
  ※締切日を間違えて掲載しておりました。締切は3月26日(水)14時です。
 「2色印刷 デザイン&テクニック」 1270号。
 中村晋也彫刻展チケット 1270号。↓
   http://www.dgcr.com/present/index9.html

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
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