[1283] パパの嘘つきっ。

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,700文字)



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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1283    2003/04/02.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20875部
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          <ぶっちゃけお金がなかった>

■泰国パパイヤ削り
 パパの嘘つきっ。
 白石 昇

■デジクリトーク
 灼熱のタイ紀行II(前編)アジア本格デビュー
 ラジカル鈴木

■デジクリトーク
 Ya・Mi・Saでデザインフェスタに向けて活動中!
 武田みさ+山下三由希

■セミナー案内
 エックスレイの「ハリウッド最前線レポート2003」

■ブックガイド&プレゼント
 「ホームページをお手軽に作って10倍楽しむ本」技術評論社





■泰国パパイヤ削り
パパの嘘つきっ。

白石 昇
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白石昇です。結局、あとから連絡しますので、と言って新聞社は僕のエロ本を
預かってくれた。僕はそのまま歩いて地元タウン誌の編集部に行き、書評担当
者に二冊渡し、更に歩いて地元で一番発行部数が多い新聞社の文化部に一冊預
けてきた。

長崎市内には他にも定期刊行物を出版しているところはいくらでもあったが、
とりあえずはこれで様子を見てみよう、と僕は思い、そのままJRに乗って家に
戻った。マスコミが取り上げてくれるかまだわからないのに見本本をただ配っ
ても仕方がない。

もしすべてのマスコミが取り上げる価値がない、と判断したなら在庫の本が減
るだけで資本回収ラインが遠のいて行くだけでしかない。マスコミが取り上げ
てくれなかったらその時は、何か別のやり方できっかけを作らねばならないだ
ろう。

家に戻ると僕は自分のメールマガジンの読者様に限定特価で販売します旨の告
知を出した。するといくらか注文が来た。僕は、その注文分を郵送しながらア
ルバイトを探しはじめた。お金を稼ぐ必要があったのだ。お金がないといつま
で経ってもバンコクにある残り二千七百冊のエロ本は僕のものにはならない。

エロ本が三千冊すべて完売すれば借金は返せるのだが、手持ちのエロ本は三百
冊しかない。返済手順としては、僕がそれを売りながら、パパから新しいエロ
本を買い上げる事によってお金を返していかなければならない。残りの二千七
百冊がすべてタイ国内で売り切れでもすれば返さなくていいのだが、そんなこ
とはあり得ない。五百冊がせいぜいだろう。

だから当然、働いてお金を作るしかない。エロ本の売り上げだけで借金を返し
ていくことは難しいことはわかっていたし、そもそもそういうつもりで借金ま
でして僕はこの本を作ったのだ。

アルバイトは簡単に見つかった。昔のバイト先に携帯電話を買いに行ったとき
に、そこの社長からまたここで働かないか、と言われたのだ。僕は迷わず承諾
した。迷っている時間などないと思った。僕には仕事を探すために時間を割い
ている暇はなかった。

朝九時から夜七時までアルバイトをしながら、注文があったときは朝から郵便
局に行ってエロ本を郵送する、そんな生活が始まった。しばらくするとバンコ
クの日本語情報誌二誌からメールが来た。ひとりは日本に来る前に初めて会っ
て直接手売りで僕からエロ本を買っていった編集者で、もう一人は僕が献本し
た友人にエロ本を借りて読んだらしかった。

どちらの編集者も、記事にしたいのだがバンコク市内ではどこで売ってるのか、
と言う質問をしてきていた。おかしいな、と僕は思った。エロ本をパパに託し
て日本に来る前、パパは突然、一週間くらい婚約者の田舎に行ってきマスから、
それからすぐ日系書店に納品しますヨ、僕、昔納品してたことあるからすぐに
大丈夫だヨ、と言うような意味のことを僕に言った。

パパが田舎から戻って来てもう一週間くらい経過している筈だった。取次再販
制がないタイ国の日系書店で、納本の交渉に手間取ることは考えられない。だ
から、書店が断りさえしなければ当然、とっくにバンコク市内の日系書店に並
んでいるはずなのだ。

パパには日本に着いてからすぐ、田舎から戻って来たらそちらの販売状況等を
連絡して下さい旨のメールを出しておいたが、二週間近く経ってもパパからの
返事は来ていなかった。

どうなってるんだ? と思った僕はパパの近所に住む友人にメールを書いた。
彼女から帰ってきた返事には、田舎からはとっくに戻って来てるけど何もして
ないみたいよ彼、と書いてあった。僕にはパパが一体どういうつもりなのかさ
っぱりわからなくなった。つづく。

【しらいしのぼる】hinkaw@chan.ne.jp
言語藝人。昭和44年5月1日長崎県西彼杵郡多良見町生まれ。『抜塞』で第12回
日大文芸賞を受賞。訳書にノート=ウドム・テーパニット『エロ本』。現在エ
ロ本屋仮店舗店長。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/erohonyakaritenpo.html

『VoiceMail』にノート=ウドム・テーパニットの 記者会見の模様が掲載され
ました。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028485/voicemail192.html

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■デジクリトーク
灼熱のタイ紀行II(前編)
アジア本格デビュー

ラジカル鈴木
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今、かなり肌が灼けてタイ人のようになってます。3月17日より23日まで、タ
イ・バンコクへ行ってきました。昨年に引き続き二度目。海外旅行でリピート
したのはバンコクが初めてなのですが、それ程タイは僕を引き付けるあらゆる
エッセンスが詰まった国なのです。3月の日中平均気温32度。東京とのギャッ
プも極端な季節です。

「CIルネッサンス」という、グラフィックアートをミュージアムへ納めるレベ
ルに高めるというコンセプトの活動を世界各国で展開するアートディレクター
稲吉紘美氏のオーダーにより、タイ皇室へ献上するアート展に参加しました。

最初のバンコクは昨年の11月末。製紙会社アルジョウィギンスが主催するタイ
の学生によるCIデザインコンペティションの審査委員として、アートディレク
ター塚本明彦氏と共に招かれたのですが、そこで稲吉氏や現地提携製紙会社ア
ンタリス・マネージャーHo氏と知り合ったのが、今回の展覧会参加のきっかけ
です。

主催にはパキスタンのNGOも絡んでおり、作品は販売しますが、売上はすべて
寄付することになっています。Ho氏の製紙会社も、カタログや案内状、作品の
用紙提供で協賛しています。もちろん僕らアーティストのギャラは出ません。

言うなればこれは自身のイメージアップの為の活動なのです。現地のメディア、
バンコクポストを始め、雑誌、TVNewsと、かなりの数が取材に来ていて、これ
らに作品が紹介されることは、アジア本格デビューといってもいいでしょう。

しかし、今回の作品を制作していく上での苦労には枚挙に暇がありませんでし
た。まずは時間がなかった。普段の仕事をやりながら、土日も返上してとりか
かりました。

先に塚本氏と共作の、現在の僕のタッチのキャラクター作品1点は出来上がっ
ていたのですが、急きょ他に4点を、昔手描きで描いていたタッチで描くこと
になったのです。

モチーフはタイでは絶大な尊敬を集める王様、プミポン・ラマ9世、そして奥
様であらせられる、これまた絶大なる人気のシルキット女王様。現在の僕の面
白おかしいキャラクターのようなタッチでは、王様はさすがに描けないので、
昔の作品のストックを引っぱりだして来て、タッチを決めたのでした。

稲吉さんは、しかるべきシリアス系のイラストレーターに頼むつもりだったよ
うですが、時間もギャラもない、ということで身近かにいた僕がやることにな
りました。かつて手で描いていたタッチというのは、人物を筆一本で荒々しく
描いたようにスケッチし、そのラインをマスキングして、そこにアクリルガッ
シュで色を入れるという手法で、マスキングシートをカットしたり剥がしたり、
恐ろしく手間のかかる作風です。

今それをMacで制作したら、どんな手順でできるだろうか、まだ以前のように
自分は勢いのある線が描けるんだろうか、という気持ちがわいてきました。も
うひとつのタッチは、カラーインクをつけたペンで線を交差させながら人物の
形を浮かび上がらせていくというもの。

こちらもMacなら、僅かな線のかたまりをコピーアンドペーストしていけば、
格段に作業は早くなるだろうなと考えました。そしてその通り、予測より大分
早く作品は仕上がりました。(サンプルは以下)
http://www.big.or.jp/~radical/What%27sNew.html

自信満々でバンコクにサンプルをメールで送ったところ、王室を始め、なんと
王様や女王様ご自身も作品をチェックなさっているとのこと! なかなか凄い
ことです。若き王様はサックスプレイヤーでもあり、その演奏するお姿を描い
た作品は、恐れ多くも王様もお気に入りあそばされたそうで、一発でOKが出ま
した。元の写真にはなんと隣にベニーグッドマンの姿が。

もう1点は、大変な愛犬家であられる王様が犬を抱いている姿。これも好評だ
ったようです。

しかし……その後、王室側から他の作品に対して修正の命がきました。王様の
第三の作品、出家した時の有名な写真をモチーフにしたペンタッチの作品が、
あごの影がヒゲに見えるからもっと削れ、と。また顔や頬にある細かいタッチ
はみなきれいに取ってくれとのこと。

そしてもっと閉口するような信じられないクレームが帰って来たのでした。
「女王様のお顔はもっと白く。鼻ももっと高く。口は小さめに」。僕は女王様
が20才の頃の、むちゃくちゃ可愛く可憐な写真に忠実に仕上げました。おそら
く誰が見ても可愛い、良く描けていると言うでしょう。

修正に修正を重ねたのですが、結局この作品はボツとなりました。大変残念で
す。サンプルを見てやってください。王様の出家したお姿もボツに……。

そうしてすったもんだしているうちに、あっという間に出発の17日。今回は前
回の塚本氏とではなく、アシスタント、24才、多田君と一緒です。彼の父親が
JALの機長をしているので、親族特典値段でこの高い時期にチケットが安く手
に入りました。

夜に到着し、翌18日午後3時から展覧会のオープニングセレモニ-。めったに
着ないスーツに身体を押し込み、スタンバイ。しばらく着ていなかったスーツ
がかろうじて着られるのを出発前に確認してきたのでした。

会場はプラザ・アテネ・ホテル・バンコク。グランド・ホールというとても広
くてゴージャスな部屋で、ゲストの各国大使や、タイのセレブたちと、主賓の
皇太子妃を待つこと1時間半。自分の作品が素晴らしく栄えた展示をされてい
たのには感激しました。この時、長い間苦労した甲斐があったなと、いろいろ
我慢もあった分だけ感動しました。まさに報われた気がしました。

数人のゲストと話したり、やたらに旨い菓子やワインを食していると、遂に皇
太子妃ご到着。このオープニングセレモニーの為に、ご静養先のパタヤビーチ
から駆け付けられたのでした。ひとつひとつの作品をじっくり、ゆっくりとご
鑑賞しながら、稲吉氏に色々とご質問なさっていました。ゲストは皆起立した
まま。

自分の描いたキング・プミポンの肖像の前に行かれた時は、距離があったとは
いえかなり緊張しました。またエコロジーをテーマにした、現在のタッチのキ
ャラクター作品の前に行かれた時も同じです。

全ての作品を真剣にご鑑賞すること30分あまり、皇太子妃は帰って行かれまし
た。後で稲吉氏に聞いたところ、僕の作品に大変感心なさっていたとのこと。
大役を無事勤め上げた気分で、とほっとしました。

目録を見ると参加アーティストにはなんと、ミルトン・グレイザーの名前も。
うわっ、僕の名が一緒に載っている。オープニングセレモニ-で唯一残念だっ
たのは、翌々20日から始まったイラク戦争の影響で、アメリカおよびアラブ諸
国の大使が来れなくなったことでした。(後編につづく)

●個展の予定
7月7日(月)より17日(木)まで、銀座ガーディアンガーデン(03-5568-8818)
にて個展の予定。これまでの活動の集大成的な内容になるらしい。

●待ち受け画像のご案内
ラジカル鈴木の待ち受け画像がダウンロードできる。
静止画・動画、隔月で更新。

【待受画面メロディ】imode公式サイト
http://melody.gignosystem.com/ (注:imodeからしかアクセスできません)

【iメニューからのアクセス方法】
iメニュー→メニューリスト→着信メロデイ/カラオケ→オリジナルメロディ
→待受画面メロディ→今月のメニュー→アーティスト系→ラジカル鈴木

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■デジクリトーク
Ya・Mi・Saでデザインフェスタに向けて活動中!

武田みさ+山下三由希
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「DESIGN FESTA」とは老若男女、果ては国籍やジャンルを問わない、とにかく
「オリジナルな作品」をアピールする事が出来るイベントの場である。4月19
日(土)、20日(日)に第17回が開催されるぞ!
http://www.designfesta.com/ 

●前回までのお話

あまり深く考えず軽い気持ちでデザイン・フェスタVOL.16(2002/11/23・24 
東京ビッグサイトにて)に訪れた武田と山下だったが、VOL.16の出展者の方々
の熱いクリエイティブ魂に触れて、がぜんVOL.17の出展に盛上がる。しかし、
出展する気マンマンなのは良いが、越えねばならないステップはいっぱい! 
一体どうなるのだ!?

●武田みさ的デザイン・フェスタ(え☆引越…編)

う~む、困ったことにデザインフェスタまであと1か月を切ってしまった。

Ya-mi(山下)との打ち合わせで準備は整っていく。どんなものをどんな形で
出すか。出し物の材料の買い出し。そのパッケージについての決めごと。事務
的な要素だけが順調にちゃくちゃくと進んでいく、そう順調に。…でもね。肝
心のデザインがまったく進んでないのだよ…。そう言っている間も時間は進む
のに。

計画的に行かないことって多いとつくづく感じる。デザインフェスタに備えて、
仕事量をセーブしている。ほとんどの時間が自由で申し分のない環境、実際途
中までは調子よくイラストなども描きためることもできた。

そこへ唐突に。

「引越」という魔物がいきなり襲ってきたのだ。このタイミングでは絶対に避
けたかった。しかしそれはやってきた。残念な事にもろもろの事情で早々に引
越さないといけなくなったのだ。引越はまだ先のこと、と思っていたので気持
ちの準備すらできていない。

そのうえ引越す際には今まで同居していた親と別居する約束である。引越だけ
ならまだしも、すべての生活道具をいちから新たに自分でそろえないと生活で
きない状態なのだ。

同時に複数のことをこなせない、不器用な私。そうなると頭の中は引越のこと
しか考えられない。それでもデザインフェスタのことは頭をよぎる。でもよぎ
るだけで何も手につかない。「持っている荷物はどうする?どこに引越す? 
ネット環境はどうしたらいい? デザインフェスタのデザインしないと! 
え? 退去待ちで部屋は見れない? 家具買えないじゃん! 親の引越手伝わ
な! デザインフェスタのデザインしないと! …」てな具合だ。

気持ちが焦っていると時間の使い方もおかしなものになる。せっかく丸一日空
いている日があるにもかかわらず無気力でなにもしなかったり。そんなことを
言っていても飲み会にはちゃっかり参加してたりするのだが…。

そして今。無事引越して数週間。冷蔵庫や炊飯器などの生活道具もほぼ揃う。
ようやくパソコン周りもまともに整った。ここにきてようやく気持ちに余裕が
出てきた。部屋は扇風機などの荷物がそのへんに置かれ足の踏み場もないが。

あと数週間でデザインフェスタだというに、ほとんどできていない現実。最近
のYa-miとの打ち合わせでは、デザインする内容を今の自分達で確実にできる
ものに大幅に変更した。この軌道修正は自分でも甘いと思う。世の中を生きて
いくのに、こんなヤワな気持ちではやっていけないかも。

だけど「前向きに楽しみながら取り組む」姿勢も大事にしたいのだ。残り少な
い短い期間だからこそ、少しでも気持ちにゆとりを持ってじっくり取り組みた
いと思っている。そして悔いなくやり遂げることを密かに、いや、おおっぴら
に決意するのであった…。

●山下三由希寄りデザイン・フェスタ(クリエイターじゃない!編)

山下はぶっちゃけお金がなかった。のでなんとかその場しのぎでもいい、アル
バイトをしてお金をためなくては…そう思ったところへ、登録している派遣会
社から新しい仕事のオファーがあった。短期2か月で残業はそんなにない仕事。
(と担当さんはにこやかにおっしゃったのに…)渡りに船とはこの事だ!

だがしかし、ひとつ不安だったのは職種が全然クリエイトなモノではなかった。
オーソドックスな事務兼データの入力。「ま、事務なら私でもできるか」
またしてもこの山下のおキラクごクラクな思考パターンは(学習能力なし)予
想どおりトラブルを呼ぶ。

勤務について初めて知ったことなのだが、仕事の内容はさる役所関連のデータ
を期日までにまとめることだった。作業自体はそんなに難しいものではない
……しかし! 量がハンパではなかった!! 期日は1か月と言い渡される。
目の前に山積みになっている資料(1m×1.5m×高さ1mぐらいの質量)を見て
「無理だよこりゃ…」と呟いたのは言うまでもない。

毎日遅くまで残業に追われる日々。家に帰るのはだいたい深夜。その上慣れな
い仕事の内容で(いやホントに)精神的にも肉体的にもボロボロになってしま
い、自サイトも更新出来ない、新しい仕事の為の営業ツールも創れない、そし
てもちろんデザフェスの作業もままならない…。デザインを考える気力が萎え
てしまっていた。でも契約した仕事はしなければ…、ああデザフェスまで時間
がないよぅ~。でも明日の朝も仕事だ…。たった1か月ほどだというのに私は
すでにクリエイターではなくなってしまった!!

生活のためにはお金は稼がなくてはならないけれど、自分の信念は犠牲にした
くない。しかし背に腹は変えられぬ。ジレンマがじわりじわりと自分の首を絞
めていくのが分かる。何がなんでもクリエーターであるべきか、それとも先に
生活を考えるべきなのか…。

真剣に私は派遣契約を途中で破棄しようと思った。仕事が忙しいのはともかく、
クリエイターとしての感覚が抜け落ちてしまうのはとても怖かった。たかがコ
レしきのことで感覚が衰えるなんてクリエイターとしてだらしないぞ! とお
叱りを受けそうだが、本当にこの1か月は辛くて、辛くてしかたなかったのだ。

そんな怒濤の日々の中、愛しの我相棒・武田みさとやっとの事で会う事が出来
た。私は内心ビクビクしながら彼女と約束した場所に足を運ぶ。なぜなら計画
していた作品の作業が全然進んでいない…(←実はいつもの事だったりするん
だけど<汗)。相棒に合わせる顔がまったくなかったのだ。

話を聞けば彼女もここ数日引越やナンヤカンヤで忙しく、作業は全然進んでい
ないとの事。「おあいこだね」と彼女は笑ってくれた。しかし…全然おアイコ
じゃないヨ! キミのがもっともっと先を行ってるっテ!! 寛大な相棒の言
葉に山下は、深く深く深く深く深く…(以下エンドレス)反省するのだった。

これから死ぬ気で頑張ります。

【武田みさ】misa@wn.31rsm.ne.jp
・いろいろ途中落ち込んでいる時期があったんだけど、Ya-miの一言にかなり
救われました……。ひとりじゃない事をますますもって認識。それにしても部
屋いつ片付くんだろ……。
ガテン系(?)イラストレータ兼WEBデザイナー。宴会? 行きます!
http://wn.31rsm.ne.jp/~misa/

【山下三由希】gin_zz@gin.or.jp
・最近仮面ライダーナイト役で人気の松田悟志くんのモーニングサービスで起
きてます。毎回違うメッセージで起こしてくれるんですが……。ああ、癒され
るぅ(笑)デザイナーの仕事だけで食べていくのが目標のダメダメウェブデザ
イナー。お仕事(なんでも)随時募集しております。
http://www.ramelia.com/gin-web/

【Ya・Mi・Sa】http://www.ramelia.com/yamisa/
二人のプロフィール紹介ページです。コンテンツの内容はまだまだですが、遊
びに来て下さい(^-^)

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■セミナー案内
エックスレイの「ハリウッド最前線レポート2003」
http://www.dhw.co.jp/school/location/dhima/report/20030322195658.html
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Craig“X-ray”Halperin デジタルハリウッドU.S.A.校の学校長に就任記念セ
ミナー。「タイタニック」「X-men2」を手掛けたハリウッドCG界の第一人者が
ノウハウを伝授するなど、CG・映画制作に興味をお持ちの方のみならず、一般
の方も“映画製作の裏側”を、お楽しみ頂けます。(主催者情報)

日時:5月 9日(金)神戸校 19:00~
   5月10日(土) 大阪校 14:00~
   5月11日(日)東京校 15:00~
   5月15日(木)横浜校 19:00~
   5月17日(土)札幌校 16:00~
   5月18日(日)福岡校 16:00~
会場:デジタルハリウッド各校
 http://www.dhw.co.jp/access/
定員:50名(東京校開催のみ100名) 無料(要予約)

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■ブックガイド&プレゼント
「ホームページをお手軽に作って10倍楽しむ本」技術評論社
http://www.gihyo.co.jp/books/syoseki-contents.php/4-7741-1708-0
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著者:井上以知子
体裁:AB判144ページ
価格980円+税
2003年3月26日発売 技術評論社刊
ISBN4-7741-1708-0

この本の概要パソコン初心者向けホームページ作成入門です。本書ではテンプ
レート(ひな形)に指示通り手を加えることによって作成しますので、メモ帳
さえ使えれば気軽にホームページを作成できます。また、HTML・スタイルシー
トの知識が付く上、無料なのも魅力です。ホームページを簡単に作りたい方。
HTMLやCSSについて知りたい方におすすめ。

●この本を技術評論社から、デジクリ読者3名さまにプレゼント。応募フォー
ムをつかってください。発送をもって発表に代えます。
応募締切は4月16日(水)14時。
http://www.dgcr.com/present/p_hp10.html

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■編集後記(4/2)
・大塚英志「木島日記」(角川文庫)を読む。戦前、軍がオカルティズムと偽
史の政治利用に熱心だった事実を素材に、折口信夫を狂言回しに描いたエンタ
ーテイメントだ。大好きな偽史ネタがぞろぞろ出てくるうえ、現れる人物がま
た奇妙に魅力的でとても楽しめた。たしか角川からマンガも出ていた。ハイコ
ントラストな、あまり好きな絵ではなかったが、人物をどう描いているのか、
原作をどう解釈して世界観を作っているのか気になる。買いに走る。(柴田)

・プロレスラー占いをする。タイガーマスクだった。さぁ君は誰?/横浜中華
街へ遊びにいった妹夫婦からお土産をもらう。大好きなテディベアの中華バー
ジョン。黒のサテン生地に中国チックな刺繍入り。お土産物としてはポピュラ
ーなものらしいのだが、見たことなかった。お気に入りっ。 (hammer.mule)
http://www.bd.wakwak.com/~smash/ 占えば分かるさ! バトルクイズもあり
http://www.bd.wakwak.com/~smash/imode/  imode版(注:imodeだけ)

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 Dreamweaver MX 至高のTips集 1274号。
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 Web Site Design vol.7  1275号。
 DTP必携 改訂版  1276号。
 Web制作演習 Basic Studies  1276号。
 ファイルメーカーPro 関数・スクリプト サンプル活用辞典 1279号。
 デジタル・イラストレーション 1280号。
 Digital Information Graphics 1281号。
 サーバのある仕事場 Mac OS Xでサーバをつくる 1281号。
 Web Designing 2003年4月号 1282号。
 ホームページをお手軽に作って10倍楽しむ本 本日号。

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>;

編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com>
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com>
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com>
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