[1307] 文章読本

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1307    2003/05/15.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20980部
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           <こりゃネタになるわい>

■笑わない魚 68
 文章読本
 永吉克之

■デジクリトーク(カウントダウン-1)
 どうなる? 突然のアプリ交代
 高橋里季

■展覧会・イベント案内
 THE ART OF STAR WARS「アート オブ スター・ウォーズ展」
 World Lighting Journey -世界の夜景展- 
 勝井三雄「土の記憶」

■セミナー案内
 エイクエント Macromedia Flash セミナー
 インクナブラ「DTP実践セミナー 6」



■笑わない魚 68
文章読本

永吉克之
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「週一でコラム書いてるくらいで一流作家なみに文章読本だ? 何様だと…」

分っておる分っておる。小生とて分は弁えておるつもりである。『文章読本』
という題を冠した書物を著すのは、谷崎潤一郎、三島由紀夫といった文豪にの
み許された特権で、小生の如き、石、瓦、礫のような人間が斯様な挙に出ると
は文学に対する冒涜も甚だしい、と憤激される向きもあろう。

疲れるので、いつもの文体に戻そう。

今回のような記事を書こうと思ったきっかけは、デジクリ編集長、柴田氏の編
集後記(4/24)で「綺麗」「無い」「勿論」といった漢字表記を、氏が目の敵
にしておられるのを知って、こりゃネタになるわいと、ひらめいたからである。

                 ■

文章のスタイルや内容にもよるが、できれば、ひらがなかカタカナで書いた方
が自然で硬さがないと思える漢字は、私も思いあたる。

大抵・良い・出来る・全く・本当・結構・万歳・馬鹿・阿呆・間抜け・唐変木

といったところだが、特に会話文では、なるべく漢字は避けた方がいいと思う。

「あのねお母さん、僕が皆と学校から帰る時にね、何時も三年生の苛めっ子が
 曲り角の処で待っててね、水鉄砲を撃ったり、僕のランドセルの中の物を道
 路にバラ撒いたり、水溜まりに突き落としたりするの。止めてって言っても
 駄目なんだよ。ねえ彼奴等に仕返ししてよ」

これでは訴状を読んでいるようで、およそ小学生の発言という感じではない。

                 ■

いまさら解説するほどのことでもないが、欧米語の文章は単語ごとにスペース
を置くのに対して、日本語にはそういう習慣がないから、ひらがなが多いと、
単語同士がくっついて、文がダンゴ状態になることがある。

「たいていはよくできるからまったくほんとうにけっこうなことでばんざい!」

取ってつけたような文だが、こんな場合は、読みやすくするために、先に挙げ
たような漢字を、断腸の思いで泣く泣く使うことがある。

「たいていはよく出来るから全くほんとうに結構なことで万歳!」

また、改行を調節するために、やむなく使いたくない漢字を使うことがある。

「私はなぜか犬によく噛まれる。チワワですら私を見ると襲いかかってくるの
 だ」

のように、一文字だけが改行されてしまう場合、この中途半端さが許せず、ひ
らがなを不本意な漢字に置き換えて文を短縮し、改行を避けることがある。

「私はなぜか犬によく噛まれる。チワワですら私を見ると襲い掛ってくるのだ」

あるいは逆に、文をより長くして中途半端さを解消するという卑怯な手もある。

「私はなぜか犬によく噛まれる。チワワですら私を見ると襲いかかってくるの
 だよ~ん。ぽんぽこぴー!」

美術家的な眼で見てしまうからだろうか、余分なものがくっついているようで、
視覚的に耐えられないのである。本末転倒といわれても不快なものは不快なの
だ。

                 ■

どの言語の文章にも、独自のルールや習慣があり、個人がかってに改正するわ
けにはいかないが「情報の伝達」という基本的な機能を損なわない限り、自分
なりのスタイルで文章を書くのも一種の自己表現である。

たとえば柴田氏からの個人的なメールの文には、いつも句読点がまったくない。
最初はなんという面倒くさがりな人だろうと思ったり、私を愚弄しているのか
と疑ったりもしたが、スタイルは一貫していて、句読点なんか殺されても使う
ものか、という不退転の決意が読みとれるのである。

しかし、いったいなぜに柴田氏は、ここまで句読点を憎悪するのか。小学校の
ころ、句読点に昼の弁当を横取りされたことがあるのか、それとも新入社員の
ころ、意地悪な上司に句読点がいたのか、はたまた不衛生な食堂で食べたカツ
丼に句読点が混入していて、食中毒になったのか。それは永遠の謎である。

                 ■

デジクリに寄稿を始めて二年近くなる。そして作品の方でも柴田氏から「変な
芸術家」という栄えある称号を授かったので、それらを契機に「変な文体」の
確立を目指して、日夜研究に没頭している。いくつか実験例を紹介しておこう。

・句読点や記号を自由に使う。
「。私は一度でい、いからワラ。イダケというも、のを食!べてみたい?中毒
 が楽し<みだ>ほんとうに/笑っち。ゃうのか吉・本新喜劇とどっちが…」

・口語体、文語体、侍言葉、町人言葉、軍人言葉などを区別なく使う。
「あんな尻軽女、拙者はきらいだい。もっとさあ、なんちゅーか、いにしへの
 大和のの風情をにじませた女人はおらぬものか。きょうびの女子衆は色男に
 はすぐ懸想するんですからね。実際、恥じらいというものを知らないんです
 から、馬鹿野郎どもでえ。ちったあ女のたしなみってもんを知らざるは亡国
 の徒と呼ばずして何と呼ぼう。いやしくも大日本帝国の臣民たるもの…」

・日本語を学び始めて間がない外国人の口調を使う。
「キノウヨルデ、シゴトノヒトタチトネ、オサケノンデルデシタケド、イパイ
 ノンダダッタカラ、カエルノトキ、デンシャノナカデ、ゲロガハイタデスタ」

・モールス信号を使う。
「. ___ . ___ . ___ ___ ... ___ . ___ . ___ .... ___ . ___ ___ ....___」


【永吉克之/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
毎年、この時期は『イメージフォーラムフェスティバル』という実験映像を中心
にした上映会が、東京、横浜、京都の順で行われていて、今日(火)大阪から京
都くんだりまで観てきた。こういう映画は作品によって好き嫌いがハッキリ出る
ので、十本中一本好きになれる作品があれば御の字だ、てな心積もりで観ないと、
ムダな時間を過してしまったような気になってしまうことがある。

▼イメージフォーラムフェスティバル2003
http://www.imageforum.co.jp/festival/index.html

▼EPIGONE (私のサイト)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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■デジクリトーク(カウントダウン-1)
どうなる? 突然のアプリ交代

高橋里季 
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<RIKI FIRST EXHIBITION 高橋里季の初個展までアト165日!>

はじめまして。イラストレーターの高橋里季(たかはし りき)です。2003年
10月27日~11月1日、南青山のピンポイントギャラリーで個展を開きます。今
の女性を描きます。流れて行く時代をおしゃれに、しなやかに泳ぐ女性たち
の絵。見に来てね!
http://www.pinpointgallery.com/

●予定は未定だった……

今日から6回にわたり、個展準備の楽しいコラムを書く事に決めました。個展
のテーマ、展示スケジュールなど、企画内容を考える中、「個展準備の様子
をコラムに書いてみよう」と思い立ったのが事の始まりです。「おしゃれな
個展。楽しいコラム。」

すてきなイメージはどんどん広がって、日にちはビュンビュン過ぎていく。
もう、5月なの~? どうなる? 高橋里季! う~ん、ウ~ン。

2002年12月。日刊デジクリのコラムの内容も個展のテーマも、展示スケジュー
ルもすでに文章にしていて、編集長、ギャラリーオーナーに相談する準備をし
ていました。企画内容を考えるのに、一ヶ月くらいかかったでしょうか。

2003年1月。いつも絵を見てもらっているイラストレーションの先生から、個
展へ向けてのアドバイスをいただきました。先生は、なにげに描いた一枚の私
の絵を指さし、「こっちの新しい絵で(個展を)やってみたら?」って……。
私の全身から血の気が引き、心臓は「これでエンディングよ!」といわんばか
りの激しさで、いつ止まっても「ああ、そうなんだね……」って感じ。絶体絶
命のピ~ンチです!

何故かといえば、先生のおっしゃった「こっちの新しい絵」っていうのは私の
考えていた個展の方向性とすごく違うんです。それは、Photoshopで、さっと
描いただけの下描きのためのラフスケッチでした。

当初、3、4、5月でカレンダー用に新作を12枚描く予定でいました。日刊デジ
クリのコラムを書きつつ自分の気持ちを盛り上げながら……ね。

●繰返される再起動

私が絵を描くときに使用するアプリは、主にAdobe社の Illustratorと Photo
shopです。そのほとんどがIllustratorで、Photoshopはデータの入出力など、
補助的役割にすぎません。なのに、新しい絵は、Photoshopをメインに使うこ
とになります。そのことが、私にとってもコンピュータにとっても、環境の著
しい変化を余儀なくしたのです。

はたして、Illustratorの嫉妬か、私の焦りや苛立ちのせいか、マシンは絶不
調。お仕事の締切も何度か重なって、新たにもう1台コンピュータを購入する
ことに……。新しい機材はちょっとうれしいけど(^.^)

●絵の持つ力

ほんの数日前まで、新しい描き方だと何枚描いてもテイストが違っちゃって、
「もう無理。ダメ。早く、前のタッチに戻って、気分を変えるの……」(ちょ
っと泣き)だったんだけど、テーマや、前のタッチや、新しい描き方のピント
が重なってきた感じ! なんとか、大丈夫そうです。

出来るか出来ないかわかんないくらいの……少し難しい感じをやってみるのは
面白いと思います。絵って不思議なモノで、上手いヘタとは違う、伝わる力み
たいなものがあって、そういうドキドキ感って、とてもすごいと思うから、最
後までちゃんとやりたいですね。

●次回予告

深くて軽い「高橋里季の個展のテーマ」について書けそうかも。
では、今日は これで つづく・・・(初めてのコラムで緊張しました~)

5月31日から東京都写真美術館での「ディジタル・イメージ展」に参加します。
こちらも見にきてね! 女の子の等身大立て看板を出品しようかな(^.^)/
(まだ 作っていない...)
「ディジタル・イメージ2003 デジタルアートの交響」地下映像展示室
http://www.tokyo-photo-museum.or.jp/

「高橋里季の今までのタッチ」をホームページで確認してね。
私のコラムと個展が2倍楽しめるかも?
http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/

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■イベント案内
THE ART OF STAR WARS「アート オブ スター・ウォーズ展」
http://www.StarWarsMuseum.jp/
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会期:6月24日(火)~8月31日(日)9:30~18:00 金~20:00 
   休館日毎週月曜日(ただし7月21日は開館、翌22日は休館)
会場:京都国立博物館(京都市東山区)
入場料:大人1400円、大高生1000円、中小生400円
    本料金で新館の常設展もみられる。オンラインでチケットを買うとプ
    レゼントカードがついてくる。
主催:京都国立博物館、シーボルト財団
企画:ルーカスフィルム、財団ハタステフティング
企画協力:NTT西日本グループ

「スター・ウォーズ」にリアリティを加えているのは、入念なリサーチを元に
創られた特撮技術。ルーカスフィルムには、撮影で実際に使用されたおびただ
しい数の模型、スケッチ、マット・ペインティング、衣裳、小道具(プロップ)
などが完全なかたちで保存されている。展覧会では、ルーカスフィルムの全面
的な協力のもと「新たなる希望」「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」で用いら
れたそれらのうちから200点以上を厳選して展示する。

展覧会と同時に公開されるサイトは、Star Warsエピソードごとの製作秘話や、
撮影のための模型、衣装、ペインティングなどを網羅したアーカイブ、キャラ
クターの紹介、それぞれのシーンに隠された舞台設定、美術展ができるまでの
舞台裏など未公開のコンテンツが盛りだくさん。

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■セミナー案内
エイクエント Macromedia Flash セミナー
http://www.aquent.co.jp/newsArticles/topics/
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Macromedia Flashのiモードにおける展開と、求められる技術についてプレゼ
ンテーション

日時:5月29日(木)18:00受付け開始
   セミナー 18:30~20:00 懇親会 20:00~21:00
協力・講師:マクロメディア株式会社
会場:TEPIA 地下1F B11会議室(港区北青山2-8-44)
http://www.tepia.or.jp/flash/intro/map.html
定員:100名
参加料:セミナー、懇親会ともに無料 先着順。定員に達し次第、締め切り。

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■セミナー案内
インクナブラ「DTP実践セミナー 6」
http://www.incunabula.co.jp/
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日時:5月27日(火)10:00~16:10
会場:株式会社オープンマジック・セミナールーム(地下鉄銀座駅下車徒歩)

日時:5月28日(水)10:00~16:10
会場:長野アークス(長野市アークス)

定員:各セミナー20名

「ローコストでするカラーマッチング実践講座」は、Adobeアプリケーション
に搭載されている「カラー設定」の機能を使いこなすことで、ローコストに手
軽にカラーマッチングを行なう方法を紹介する。「カラー設定」の仕組みがわ
かれば、モニタとカラープリンタと印刷の結果をマッチングできる。
また、参加者の所有するカラープリンタのプリンタプロファイルの作成も行う。
プロファイルの作成は、事前にチャートを作成してセミナー当日に参加者に持
参してもらい、後日プリンタプロファイルを発送する。参加費テキスト代を含
めて16,800円。講師は上高地仁。

「失敗しないPDFの作成と出力をマスターする」は、主にMacintosh環境でDTP
ターゲットのPDFを作成編集し、出力するためのノウハウを 解説する。また、
PDFの作成だけでなく、TouchUpによるPDFの編集、分版出力の方法についても
解説し、プリンタドライバの機能でPDFを中綴じ製本出力する方法、InDesign
でPDFを面付けする方法も紹介する。テキスト「DTP実務者のためのAcrobat
PDF活用ガイド(上高地仁著)」を持参すること。参加費は12,000円。講師は
上高地仁。

「Mac OS X 環境とフォント活用方法」では、OpenTypeを中心としてフォント
環境が移り変わる今、さまざまなフォントフォーマットをどのように活用して
いくのかということを解説する。参加費は無料。講師は株式会社フォントワー
クスジャパン。

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■イベント案内
World Lighting Journey -世界の夜景展-
http://www.matsuya.com/art/
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会期:5月14日(水)~6月9日(月)10:00~20:00
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953 TEL.03-3567-1211
内容:デザインギャラリー1953 第596回企画展。世界を股にかけ活躍する照明
デザイナー・面出薫の企画展。世界のさまざまな都市を巡り、実際に各地の照
明事情を面出薫の独特の視点で観察してきた結果を編集した内容で、現社会の
中における照明の在り方の実際を実感できる仕組みになっている。会期中には
各国を旅してきた、面出氏はじめ、照明探偵団メンバーが講師として日替わり
で登場するセミナーも開催。入場無料。

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■展覧会案内
勝井三雄「土の記憶」    わたしたちはどこから来たのか、宇宙誕生から
21世紀まで、グラフィックでたどる。
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会期:5月9日(金)~31日(土)13:00~19:00 日月休
会場:MDS|G [MDSギャラリー](渋谷区大山町36-18 TEL.03-3481-6711)
内容:「土は生命が刻んだ生の記憶を持つ」がコンセプトの「土の記憶」。特
種製紙総合技術研究所Pamで開催された展覧会「原弘賞の受賞者たち-2」のた
めに勝井三雄氏が企画制作し、限定出版された本である。展覧会では全ページ
を展示し、それらを音と映像で紹介する。入場無料。

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■編集後記(5/15)
・嵐山光三郎「死ぬための教養」(新潮新書、680円)を読む。嵐山氏はわた
しの尊敬する不良で、この人の本はだいたい読んできた。「追悼の達人」「文
人悪食」「文人温泉放蕩録ざぶん」など、目のつけどころが抜群の冴えでおお
いに楽しめた。レジに持っていくのがちょっと恥ずかしい「『不良中年』は楽
しい」ももちろん読んだ。さて、この新書、宗教を信じられない人間には、た
だ「死ぬための教養」だけが必要だトいう。死にたいする教養のみが、自己の
死を受け入れる処方箋となる。この本は読者に向けての処方箋であると同時に、
嵐山氏自身に向けての覚悟でもあるトいう。いい狙いである。で、自分が死に
かけた5回のチャンス(?)にベッドで読んだという、宇宙論から闘病記まで
の46冊について語っている。死にそうになった5回というのは本当であろう。
そのとき読んだのはコレ、というのは文章上の構成だろう。それはそれでいい
けど、全体はおそろしく退屈、意外にまじめ、平凡。還暦を迎えた嵐山氏だが、
まだ若い。こんなあたりまえの読書録を書いていないで、不良中年の先輩とし
てもっとめちゃくちゃやって欲しかった。それにしても、新潮新書の装幀は地
味だ。シナチクみたいな表紙。数ある新書の中で一番貧乏くさい。 (柴田)

・昨日書いたENZOってフェラーリの赤ってことなのか? 黒をダースとつける
ボブルビーのことだし。

・季刊誌「PARK」の創刊記念パーティーに行って来た。ノイズ系即興ライブあ
り、ライブドローイングあり。移動しにくいくらい人がいっぱい。こういうパ
ーティーやイベントに行くと、一人や二人は知った顔があるものなのに、知ら
ない人ばかり。人脈っていうけど、ここまで違う脈にたどり着いたのははじめ
て。掘り当てようとしたが、場違いな感じ。デジクリっていわゆる「アート」
じゃないんだなぁと再認識。いや、ロボぐるみのかりんさんや、永吉さんがい
らっしゃるし。あれー?

 退散しようとしたら、PARKの編集長を引き合わせてくれたMebic扇町の副所
長登場。何人かの人を紹介してもらう。「アフロ」テーマで雑誌「MONTAGE」
を作られたホリグチツトム氏は初対面にも関わらず創刊号をくださった。これ
がまぁ最高! ちょっと皆さん読んでみてくださいよ、コレ。このにほひに惚
れます。特段アフロが好きなわけじゃないですよ。でも何というか、ああっ、
この本好き! ジャングルライフやA5版の頃のフールズメイトのコアなところ
を拡大したって感じ。山口富士男に並んで嶋大輔のことが書かれてあるの。わ
かります? この絶妙さ。あれっ、このスメリーって?

 島田はアフロ13(劇団☆新感線の役者さんユニット)の特集や「祝開通 ア
フロロード」という電車路線図に大受け。パンチパーマラインとドレッドヘア
ーラインが交差。アフロヶ池まである。この面白さは見てもらわないとわから
ないですよね。B5版80P。サイトで通販してましたわ。

 帰宅途中、島田の一言。「パーティで、テンガロンハットをかぶっている人
が3人いたけど、全員白だったね。」近い感性の人が集まっていたのかもね。
「PARK」はアート作家の特集と連載。後藤繁雄氏のコラムの一文が心に刺さる。
綺麗な本です~。B6版オールカラー100P。/後記が読みにくいといわれたので
ブロックに分けてみた。成功したとは言い難い。      (hammer.mule)
http://www3.ocn.ne.jp/~montage/  ホリグチツトム氏。サイトも濃いわ~
http://parkediting.com/  PARK。アートイベント活動なども
http://www2u.biglobe.ne.jp/~handicap/  スメリー氏
http://www.afro13.net/  アフロ13
http://www.gotonewdirect.com/  後藤繁雄氏
http://www.jungle.ne.jp/  ジャングル・ライフ

<応募受付中のプレゼント>
 必携! DTPのルール&アイデア ハンドブック 1302号。
 Illustrator図表デザインマスターピース 1302号。
 Photoshop Filter Reference 1305号。
 目と脳にマジック絵本 1306号。
 目がよくなるスペシャル3D 1306号。

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
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