[1324] 変身時間をもとう

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1324    2003/06/09.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21219部
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        <KNN水曜飲み会の事務局なんですが~>

■KNNエンパワーメントコラム
 変身時間をもとう
 神田敏晶

■デジクリトーク
 少年よ、オツムを磨け!(上)
 ラスカルにしお

■展覧会案内
 田中一光回顧展「われらデザインの時代」
 「陰翳」解体新書/黒川雅之の自己解剖 名古屋展
 新潟デザイン専門学校 コンピュータグラフィックス展 in TOKYO
 KaoruHIRONAKA EXHIBITION 廣中薫 個展

■セミナー案内
 第3回「MdNグラフィックデザインセミナー」
 XMLによるマニュアル制作ソリューションセミナー



■KNNエンパワーメントコラム
変身時間をもとう

神田敏晶
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KNN神田です。

毎年、何か新しいことを、大台(?)に乗ってから、ひとつづつ増やしていく
生活を続けて数年になっている。毎日、夜の21時以降は違うことをやっている
日々が続いている。

今までは、ビジネスミーティングや会合、飲み会にと連日連夜、不節制なアル
コールと暴飲暴食暴話を続けていたが、日本にいる時は、連日、習い事のよう
に別の課目に挑戦する新しい変身時間を持つようになった。

仕事の時間は減っているようだが、夜にダラダラと何軒もハシゴをして、顧客
とコミュニケーションする必要性がない分、仕事をする時間に集中できるよう
にもなった。競合が多くて顧客を接待しなければ生きていけないというような
職種でもなく、顧客がなんだかゴッチしてくれるという機会の方が多いのであ
まり接待という必要が本来ない。

そこで、いつも同じ面々と不規則にというよりも、新しい人と飲みの日を週に
一度、一日だけにしてみた。

これが意外に面白く、まだ飲んだことがない人でも、いきなり、毎週水曜日は
新しい人と新しい店で飲むことにしているのですが…と電話をしてみて、数人
と新しい場所で飲むことにすると、すると自然にそこに面白い場が発生するよ
うになってきた。

名刺交換した人の名刺を手繰りながら、インスピレーションにまかせて、数人
選んでみたりしてみる。どういう磁場が発生するのか「隠しキーワード」を持
ちながら、作戦を練ってみる。これがなかなか楽しい作業である。メールでな
く、電話というのも意外に楽しい。「KNN水曜飲み会の事務局なんですが~」
「はい~?」ってな具合だ。

また、水曜日というのも、週の中でいい時期でもある(ちなみにはKNNは水曜
日が休みの現在週休4日制になっている)。毎週、新しい店を開拓できるのも
の楽しいので、情報誌などにも目を通し、新しい店にはOL並に異常に敏感にな
っていることで東京レストラン&BARの事情がよくわかるようになる。

場合によってはおごられたり、おごったりもあるが、原則的には、ダッチスタ
イル(割り勘)である。基本的にどこで飲んでも費用がかかるので、コストパ
フォーマンスの高い人たちと飲みたいと思うようになり、毎週人選で苦労して
いるが、その甲斐はあるようになった。そのうち、大規模な単なる飲み会もや
ってみたくまたそのうちにご案内する。

新たな水曜飲み会を設定したことによって、単に飲むという行為がイベントと
してワクワクするような日になってきた。

年にひとつづつ増やすだけで、バンドに空手にローラーブレードにマラソンが
加わり、最近はダーツや弓道やフェンシングあたりのスポーツにも興味を示し
ている。時間がなくなるのは当然だが、人生も短い。やりたいことをやらずに
死ねるかという状況でもある。最近は、体脂肪率も15%~17%となり、やけに体
が軽すぎるくらいだ。食事も取らなければ…。

平日がスポーツと飲酒で変身し、土曜日・日曜日はバンドが中心のミュージシ
ャンへ変身している。埼玉のジョン・レノンミュージアムでの出演などに続き、
今週の日曜日6月15日(日)には、六本木のキャバーンクラブのアマチュアデ
ーで、18:40~19:10に The Beagles として出演する。Beatles関連にご興味の
ある方は、今週日曜日の六本木の「キャバーンクラブ」でお会いしましょう!
http://www.kentos-group.co.jp/cavern/

さらに、セグウェイでのインストラクターも、職種はまったく違うがニーズが
あるようだ。いつまでもボクがインストラクターをやってられないので、もし、
Segwayのインストラクターの仕事に興味がある人は、お問い合わせください。
info@knn.com まで!
また、Segwayの販売も開始している。一台あたり82万円前後(ドルの価格で変
動します)。

…なんだか好きな事をトコトン追求してやっていると、そこからビジネスにな
る時代が本当にやってきた気がする。わかったことは、中途半端はダメという
ことだ。毒を食うならば皿まで、テーブルの脚までかも…。

●セグウェイ試乗会(東京エリア)のお知らせ

日時:6月13日(金)19:00開場 19:15開始~21:00終了
場所:ステップ・サポート(東京都渋谷区恵比寿4-5-21ISビル)
   JR線 恵比寿駅 東口徒歩2分
   http://www.step-support.co.jp/top/access.html
料金:講習会費用&試乗料金 2,000円
講師:インストラクター KNN神田敏晶&Segway Girls
お申し込み:info@knn.com まで、サブジェクトに「6/13Segway試乗会参加」
として、電子メールアドレス、お名前、会社名を明記してお申し込み下さい。
定員になり次第締め切らせていただきます。

KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#810-2-15-12,Sangenjaya,Setagaya,Tokyo,Japan154-0024
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5430-8887

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■デジクリトーク
少年よ、オツムを磨け!(上)

ラスカルにしお
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常々「病弱の国から病弱を広めに来た」、「セミよりすぐ死ぬ」、「性格がゲ
ロ悪くなった美紗緒ちゃん」などと揶揄されてきたあたしであるが、久々に大
きく体調を崩して長期床に臥せっている間に、メールが大便秘状態になっちゃ
って往生しました。

ボックスを開けた途端、メールの束がサーバからまさにドサァと落ちてくる感
じで、またその半分くらいがワームによる自動発信メールだったりするから重
いの重くないの。

でまあ正規の用件メールを選り分けて読んだんだけど、中にあたしのサイトに
対するお叱りのメールが2件入っていて「おやっ」と思った。

いや別に抗議メールが珍しいワケじゃないです。そんなものは山ほど戴いてい
ます(エバって言うなよ)。

まあ何しろあたしのサイトでは我ながら目の潰れそうな毒舌レビューを書き散
らしているから、御贔屓の作品をボロカスに言われて脳が沸騰したような抗議
メールを送り付けてくる御仁は後を絶たないわけです。書いたテキストであん
だけ人を怒らせることが出来るなんざ、あたしの文才もまんざら捨てたもんじ
ゃないやね。

だからちょっとネットを離れていた間に抗議メールがほんの2通ばかし溜まっ
たとしても何ら驚くじゃないのだが、あたしが意外だったのは、それがどちら
も「ザ・ビッグオー」に関するメールだったことだ。

なるほどこの作品はそれなりの人気作であって、過去に何度も、激昂して我を
忘れたファンからのメールをもらったことがある。しかしレビューを書いたの
は大昔だし、比較的短期間に同じ作品への抗議が重なるのも珍しい。

つらつら考えてみるに、どうも現在(2003年3月)「ザ・ビッグオー」の第2シ
ーズンがオンエアされているからではないかと思い当たった。新作放映で古い
ファンもまたビッグオーを思い出すわけだし、そこで久しぶりにネットで本作
を検索したりしてあたしの毒舌レビューに偶然出くわし、「なにを、この!」
となるわけだ。いや想像ですけどさ。

■対応する気にならない抗議メール

あたしはこうしたお怒りメールにも、出来る限り丁重に返信を打つことを心が
けてきた。口はばったいが、そうすることが半ば義務だとも考えていた。

あたしは公の場所で色んな作品をあしざまに評しているのであり、一方でそれ
らの作品を心から愛している人が憤懣をあたしにぶつけるのは当然だと思うか
らだ。

あたしは自分の書いたものに強い誇りと自信、そして愛着を持っているから、
半端な抗議には逆に言葉のタコ殴りで返すし、明らかな誤謬の指摘には謝罪&
御礼で返す。つまり抗議に対応することは、あたしのテキストそのもの、ある
いはあたしの筆力を補強、補完してくれることにもなるわけだ・・・・とこれ
までは思っていた。

しかし今回のメールに目を通してみて、ウンザリというかゲッソリというか、
とにかくやり切れないような心境となってしまった。毎度口さがなくて恐縮だ
が、レベルが低すぎてまともに相手をする気が起こらないのだ。考えてみれば
抗議メールには、過去にいただいたものにも、こうした低級なものが混じって
いることが多かった。

などと書くと、「ではどんなメールなら相手になって下さるんですかい? テ
メェは何様だ?」という反応が返ってくるのは自明だし、反論もせずに逃げ出
したなどと思われるのもまた業腹。

そこでこの機会に、対応する気にならない抗議メールのパターンを、何故そう
思うのかという理由と一緒に発表させていただくことにした。

無論今後も抗議メールに対する対応は誠実に行うし、単に送ることで相手の溜
飲が下がるならば、中身のないスカ抗議でも甘んじて受ける。だけど出来るな
らば、以下に記すようなしょうむないメールの送付はなるべく控えていただけ
ませんか。ダメでしょうか。ダメかもなあ。相手が相手だけにむしろ逆効果満
点かなあ。・・・などとボヤキながらの健気な試みが本稿である。

■ダメメールのパターン1

これが一番多いのだが、ただもうシンプルに怒り狂っているだけのメール。今
回のメール2通もそのパターンだった。要するに、「オレの大事な作品をけな
しやがって!」という怒気の剛球一直線みたいなヤツです。

何が対応に困ると言って、相手はとにかく憎い悔しい腹立たしいと吠え猛って
いるだけなので、取りあえず何も言い返せないのである。

そしてまたこういう手合いに限って、あたしに謝罪だの自省だのを求めたがり
がちなのでなお始末に負えない。その作品を自分がいかに愛しているかをくだ
くだしく述べまくったあげく、「どうですか、もっと良く作品を見て批評する
ようにしてください」などと宣うのだから泣けてきます。

あたしの論じたことに内部矛盾があるだとか、事実関係を明らかに誤って記し
ている(作品制作年次やスタッフを誤記するなど)とかいう指摘ならば、いく
らでも反論したり謝ったりする用意がある。しかし先方の個人的な「愛」をさ
んざ主張された上で、「同意せい!」と言われても出来るわけがない。あたし
は自分がつまらないと思ったものをつまらないと書いただけだからだ。何故そ
んなことが分からないのか。

逆にあたしは、レビューを書くときに、個人的なセンスでの好悪と、演出上の
問題点を理屈で述べる部分(とは言えその論拠となるファクターはまた個人的
センスに依ったりするから面倒ですがね)とはキッチリと分けている。しかる
にこういうダメメールをよこす人の頭の中では、それらはゴッチャになってい
る。

だからあたしを理屈でへこまそうという気は更々無く、送り付けてくるのは、
「オレがこんなに感動した作品の演出に瑕疵のあろう筈がない。それが分から
ないお前はバカだ」てな感じの寒い抗議になってしまうのだ。勘弁してよ。

■ダメメールのパターン2

あたしがサイトで集中的に苛めている(ように見える)作家さんがいるが、彼
らのファナチックなファンが、「○○さんを侮辱するな!」というようなメー
ルを送り付けてくることもままある。これがまた困る。

端的に言うと、小中千昭氏(まさにビッグオーのシリーズ構成作家さんだ)だ
とか富野由悠季氏なんかの少々アクの強い作家さんのファンにこの手合いが多
いのだが、彼らがあたしをして曰く、「あんたは作品の批評をしているのでは
なく、単に嫌いな作家の悪口を書いているだけだ」ってんだけど、頼むから寝
言は寝て言ってくれ。

そりゃああたしはイライザだの音羽さんだの武田観柳斎だのと言われていて、
性格はあまり良くないかもしれない。いや最悪だと吐き捨てる人もいる。でも
そんなあたしでも、会ったこともない人間を、作品と全く切り離して一方的に
嫌悪したり批判したりなんぞ出来るわけないじゃないか。

ハッキリ言っておくが、あたしが批評対象の中心としているのは常に作品その
ものだ。人間だから作家に対する好悪というものは当然あるが、視聴にあたっ
てはそれを可能な限りニュートラルに戻すよう心がける。何某かのバイアスが
かかってるとすれば、それは好きな作品を酷評されて目のくらんでいるオタた
ちのオツムの方だ。

嫌いな作家が作っても面白いものは面白いし、好きな作家の作品でも駄作は駄
作だ。いつもそう書いている。大嫌いな「ベルセルク」のスタッフが手がけた
「フィギュア17」はベタ褒めしたし、逆に大好きな「プリサミ(TV版)」のシ
リーズ構成をやった黒田氏や、「十兵衛ちゃん」の大地氏も、駄作をものした
時にはちゃんとボロカスに書いてるじゃないか。

「ニュータイプはボクが実際に理想とする人間像だ。それを創造した富野さん
を安直に汚すな」と書いてきた某氏。あたしのテキストをキチンと読めば、あ
たしが富野氏のファンだということはすぐ分かるはずだ。しかしそのことと、
氏の作品の出来不出来、欠陥、難点を指摘できないというのは全く別のことだ。
気に入りの料理屋だからといって、出てきた料理をまるで点検せず、味わいも
せずに褒めちぎるのか? それはむしろその料理を貶めることではないか。

要するにこういうメールを寄越す人というのは、あたしの批評姿勢が怪しから
んなどとことさらに言い立てておきながら、その実そんなことにはハナから興
味がないのだろう。

たまさか自分の御贔屓作品がクソミソに言われているのを目に留め、その作品
に肩入れする余り、我が身の自尊心までが不当に損なわれたように感じ、取り
あえず泣いて怒って噛み付いてみせているだけなのだ。お子様なのである。

この手合いのパターンとして、「○○さんの新作が放映中ですが、アンタはど
うせまたけなすのでしょう?」なんてイヤミとも牽制とも取れる捨て台詞でメ
ールを締めくくってるのがよくあるんだけど、一体そんなに提灯記事ばかりが
読みたいのか? 茶坊主に囲まれた白痴の王様でいたいのか? そんなこった
から制作側にナメられるのであり、あたしに「ブタ」なんて揶揄されちゃうん
だぜ。

(後編に続く)

ラスカルにしおホームページ まるみみ画報
http://www.ajisai.sakura.ne.jp/~rascal/

▼まるみみ電波館では「あたし(ラスカル)の脳に、ニャントロ星人が電波で
送ってきた戯言を、テキストでダラダラとつづるコーナーです。映画評、アニ
メ評、社会評、何でもありのエッセイ集みたいなものかな」というおもしろコ
ラムを満載。そのうちの一編を2回に分けて掲載させてもらう。

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■展覧会案内
田中一光回顧展「われらデザインの時代」
http://www.mot-art-museum.jp/ex/plan5.htm
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会期:6月21日(土)~8月31日(日)10:00~18:00
月曜日休館(但し7月21日は開館、7月22日は休館)
会場:東京都現代美術館(江東区三好4-1-1 TEL.03-5245-4111)
入場料:一般1000円、学生800円、中高生・65歳以上500円、小学生無料
内容:2002年1月に急逝したグラフィックデザイナー田中一光は、40年以上に
わたって常に日本のグラフィックデザイン界の中心に位置してきた。本展は、
没後初の本格的回顧展として京都美専の卒業制作や版画など、未発表作を含む
約500点で、活動の全貌を明らかにする。展示デザインは生前から交友が深か
った建築家、安藤忠雄が担当する。

【記念企画】
・シンポジウム「21世紀のクリエーターたちへ」 7月24日(木)午後5時30分
開場、6時開演 有楽町朝日ホール(600席、入場料:当日1200円、前売1000円
チケットぴあにて6月7日から発売)出演:安藤忠雄、横尾忠則(司会:柏木博)
・連携講演会「われらデザインの時代」 6月29日(日)午後2時~浅葉克己 
午後3時15分~松永真/7月13日(日)午後2時~栗津潔 午後3時15分~福田繁
雄 東京都現代美術館講堂(入場無料、先着200名)
・ミニコンサート・シリーズ「MUSIC TODAYを振り返る」 7月12日(土)、
19日(土)、8月9日(土)各日午後2時開演 東京都現代美術館 企画展示室2
階(入場無料)岩佐和弘(フルート)、鈴木大介(ギター)、古部賢一(オー
ボエ)ほか 田中一光がグラフィックを担当した現代音楽祭「MUSIC TODAY」
(1973~92、武満徹監修)から、貴重な曲目を再現する。

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■展覧会案内
「陰翳」解体新書/黒川雅之の自己解剖 名古屋展
http://www.k-system.net/in-ei/
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会期:6月6日(金)~22日(日)11:00~20:00 17日(火)休
会場:国際デザインセンター4階(名古屋市中区栄3-18-1ナディアパーク・デ
ザインセンタービル4階 TEL.052-265-2106)
内容:建築家・デザイナーの黒川雅之の創作活動の節目として「思想と作品」
を公開する。全体のテーマは、これまでの思想と作品を解剖することによって、
自身の中に発見した「日本の思想」。照明器具や家具、ジュエリー、時計など
の近作約20作品を展示する。入場無料。

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■展覧会案内
新潟デザイン専門学校 コンピュータグラフィックス展 in TOKYO
http://www.shinagawa-culture.or.jp/o_art/top/index2.html
http://www.nsg.gr.jp/ncad/index1.html
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会期:6月6日(金)~11日(水)10:00~18:30 11日は15:00
会場:O美術館(東京都品川区大崎1-6-2 大崎ニューシティ2号館 2F)
内容:2D、3DCGイラストレーション、オーサリング、CGアニメーションなど、
学生作品を約200点展示・上映。

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■展覧会案内
KaoruHIRONAKA EXHIBITION 廣中薫 個展
http://homepage.mac.com/pinecco/hinaten/hhh/hina1.html
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会期:6月9日(月)~28日(土)18:00~24:00 日曜休
会場:GalleryBar Kajima(東京都中央区銀座7-2-20 2F TEL.03-3574-8720
内容:いろいろなコトバにならない感覚を形にしたい。日々の生活、旅や夢、
いろいろな内的な感覚を自分の中のプリミティブなカタチにした、ドローイ
ング日記を制作。自己の心を吸い取るスポンジのような作品。ミクストメデ
ィア/100号~小作品までドローイング作品約25点を展示する。

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■セミナー案内
第3回「MdNグラフィックデザインセミナー」
テーマは「QuarkXPress」を使ったデザインワーク
http://www.MdN.co.jp/Magazine/
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日時:6月27日(金)15:30開場 16:00スタート(3時間程度を予定)
場所:TEPIA(テピア)
料金:7000円(税別)定員:100名

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■セミナー案内
XMLによるマニュアル制作ソリューションセミナー
http://www.mediafusion.co.jp/seminar/030513.html
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日時:6月13日(金)13:30~16:20(13:00受付開始)
会場:関西X-ビジネスソリューションセンター1Fセミナールーム
費用:無料・事前申込制
定員:20名
概要:XMLマニュアル制作ソフト「EnterprisePublisher」、XMLデータベース
「Yggdrasill」、自動組版ソフト「XSL Formatter」を利用したマニュアル制
作ソリューションを紹介する。

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■編集後記(6/9)
・テレビ部屋に積み上げてあるビデオテープを整理してト、妻からもう一年以
上前からいわれていたが、寒いときはおっくうでほったらかしにしていたのだ。
整理をし始めたらけっこう面白くて、なつかしくて、日曜日の午後いっぱいは
ビデオの前に座り込んでいた。ビデオデッキはビクターのもっとも初期のころ
に20数万円で導入した。テープ1本4800円時代だ(生テープが)。いまやデッ
キ何台目になるかわからない。カビがはえていたので捨てたテープもあったが、
ほとんどはまだきれいに再生できる。同じ映画の録画が何本もある。地上波の
洋画劇場で録画し、その後WOWOWで録画したものだろう。10年以上前にわたし
がテレビに出たときの録画や、その後何度もやった講演の録画もあった。当時
は見ることなどなく放置しておいたものをあらためて見たら、なんというへた
な講演だ。当時は得意になってしゃべりちらしていたものだが、こんな未熟者
をよく講師にしたもんだ。もう時効だから勘弁してください。   (柴田)

・木・金・土と Mebic扇町でイベントがあった。仕事でぱんぱんだったので、
入っている施設で行われているイベントに参加できず残念。盛況だったようだ。
この施設は昭和10年に建築された(らしい)水道局の建物の一部をリフォーム
したもの。見かけは古い小学校のようだ。建物自体は18時になるとシャッター
が閉まる。民間企業が入居するためにカードキーによるセキュリティはあるの
だが、廊下やトイレ、施設以外の部屋は閑散とし不気味だ。オフ会に来てくだ
さった方は「ここで残業したくない」と言っていたらしいが私も同感である。
それでも施設自体はきれいだし、朝も夜もない入居企業が多いから安心してい
た。隣の入居団体には本職がお坊さんな人もいるし。土曜日に 0時近くまで仕
事をし、帰宅しようとした。事務所のドアを開けたら暗闇。廊下が真っ暗。お
いおい~! 思わず部屋に逆戻り。怖すぎる。まったく光のない世界。こうな
ると想像力だけがたくましくなる。隣の部屋には誰かいる気配がするから、大
丈夫だと気を落ち着けてドアを開け、近くに電灯スイッチがないか探すがわか
らない。ふと自転車通勤のためのライトを思い出す。盗難防止のため外すのだ
が、これがあったじゃないかと点灯させたらにわか懐中電灯。だがこれがまた
また不気味。半泣き状態で施設を出ようとしたら、施設外の廊下は電灯が明明
としている。なんじゃこりゃ~! 残業はほどほどに、と。 (hammer.mule)
http://www.mebic.com/  リニューアル。提出忘れて空欄。会議室安いよっ!

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa@londontown.to >

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