[1330] ロールオーバー十二音階!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1330    2003/06/17.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20866部
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           <Flashはその引き金だ>

■デジタルサウンズ研究室
 ロールオーバー十二音階!
 モモヨ(リザード)

■電網悠語:Ridual開発記編(43)
 Flash
 三井英樹

■ブックガイド
 コマーシャル・フォト 2003年 7月号
 玄光社デジタルアーカイブス

■セミナー案内
 Flash Liteハンズオンセミナー「小松学史のFlash Lite基礎講座」

■セミナー案内&プレゼント
 Macromedia Flash Conference



■デジタルサウンズ研究室
ロールオーバー十二音階!

モモヨ(リザード)
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現在のDTMの底を支えているのは、やはりMIDIだろう。

言うまでもなく、このMIDI、音源によってまったくクオリティが異なるので、
「MIDI音源てさ、××だよね」というようなことは、簡単には言えない。OSに
最初から搭載されているソフトウェア音源と専用の外部音源では雲泥の差だし、
某社のサウンドカードには有名サンプラー用チップが搭載されており、これな
どは、もちろん、読み込ませる音源によって、まったく品質が異なる。

基本的には、MIDIは鍵盤楽器としてのシンセサイザーが発展する経過において、
シーケンス制御用に制定された規格である。つまり、どの鍵盤をどのくらいの
時間、どの程度の強さで押していたか、ということをモジュール同士で理解し
あえるようにつくられた通信規格である。

それに加えて、シンセのモデュレーションホイールの状態、つまりビブラート
とかワウとかのモデュレーション(信号変調)をどの程度かけるかとか、ベン
ド(音を下げたり上げたりする)信号なども伝えられるように工夫されている。

大雑把な説明だったが、というのがそもそものMIDI音源であるから、基本的に
は、バイオリンや金管、木管楽器のようなソロ音源の方が適合性がある。困る
のは、旋律以外に重要な印象要素を持つ楽器だ。例えば、このところ度々話題
にしている三味線。MIDIで、三味線とされている音源は、バンジョーとあまり
差異がない。琴も同じでナイロンやガット弦でも爪弾いているような感じ。

そんな状況だから、この音源を使って、日本的なサウンドを作ろうとすると、
ひどく苦労する。琵琶などは、弦が胴や指板にふれたときに出るウナリさえも
味わいにしている。まあ、こんなことは、後でビヨヨーンという音を加えるな
どしないと再現できないから、ここは無視。そこで、とりあえず演奏テクニッ
ク、データエントリーでなんとかできるものだけでも、悪戦苦闘、工夫するの
である。

まず旋律の問題。

MIDIは、基本的に西洋の音楽理論に則っている。音階は、基本的に平均律に準
拠している。これで日本的な音楽を奏でる場合、以前にこの稿で書いたけれど、
西洋人向けに邦楽の旋法をまとめたものを参考にするのが手っ取り早い。

簡単な話、陽旋法とか陰旋法などをそれとなく使う。実際にゲーム系の音楽な
ど、こうした点で大変な苦労をしているようである。陰旋法などを使ったうえ
に、従来の、つまり西洋系コード理論も併用している。その結果、音数が多く、
アレンジもおおげさなものになる。なんて茶化すのは簡単。実際は大変な作業
だろう。

こうした結果、だいたい日本的な音楽、旋律というと似た感じになる。大半は、
近代から現代にかけての西洋人がイメージする日本風、そういうことになるの
は、やむをえない。だいたい、日本の音楽できらびやかなのは宮城道雄氏が完
成した氏独自の仕事のうえであって、従来、宮廷などのきらびやかな環境では、
雅楽などの、古のサッカー競技場でよくなっていた持続するラッパの音が特徴
的なのだ。が、そういう面倒なことは、この際、あまり問題にしないで話を先
に進めよう。

だいたい、MIDIにたよる以上、それだけでかなり無理がある。多くを求めては
いけない。

日本の楽器だけが問題なのではない。

例えば、エレキギターのパートをリアルに響かせようとすると大変な量のデー
タを入力しなければならない。ギターの場合は、チョーキングとか二弦びきの
ベンド、コードびきでレバープレーもある。つまり、発音するも適宜に変化す
るうえに、音程も変わる。レバーの場合は六弦全てが変化するが、チョーキン
グの場合は六つある音源のうち、一つだけが変化する。ベンドアップダウンだ
けでなく、それで不規則なビブラートも演出する。

MIDIギターを使ったことがある人なら体験的に理解できると思うが、通常は、
MIDIギターから信号を送る場合、その演奏データを多少とも端折って送信する
ように設定しておく。これを完全に送るようにセットすると、なるほど演奏内
容の再現性は抜群だが、MIDIの動き全体が、どっしりと重いものになり、とも
すると信号が欠落しがちになる。

というわけで、君子危うきに近寄らないのがベストである。そういうのはマル
チで録音する。それに限る。が、それでも、仕事の上で、MIDIで日本的な音を
鳴らす必要に迫られている人は多いはず。こうして、やむなく、私たちは平均
律の頭で日本音楽を考えるわけだ。あるいは、こうした新しい試みをやむなく
続けるうちに、日本の新しい音楽理論が生まれていくのかもしれない。

道具さえも平均律の呪縛をうけている私たちである。せめて感性くらいは、そ
の拘束を逃れたいものだと思う。

モモヨ(リザード) 管原保雄
http://www.babylonic.com/

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■電網悠語:Ridual開発記編(43)
Flash

三井英樹 / ※Ridual=XMLベースのWebサイト構築ツール
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今現在、私が担当している業務は大きく分類して二つ。RidualとFlash。
Ridualから見て、Flashは三つの意味を持つ。ひとつは、解析対象。次に
Ridualが将来的に吐き出すアウトプットへの期待、そして最後が予算的な問題。

Ridualは、まだVer.1(V1)の販売にも至っていないのに、私の頭にはV5位の
姿がおぼろげながらある。RidualはデータフォーマットとしてXMLを採用して
いる。ここにFlashとの接点がある。FlashはXMLファイルを読める。Ridualで
サイトの論理構造を描き、適切なXMLを生成すれば、Flashが汎用的なメニュー
部分を担ってくれる、美しいインターフェースで。これがV2かV3あたりに実現
したい夢。

Ridualはまだ販売していない。販売しない限り利益は出ない。ただR&D的に進
めていけるほど会社は甘くない。何かしら収益性のある仕事をやるという条件
でRidualプロジェクトが成立している。Flashの勉強をしながら、提案例を考
え、システムインテグレータ(SIer)っぽいパフォーマンスデータを取る。同
時にRidualでの解析サンプルを作成する。Flashが無視できないほど活用され
ているからこそ、何かと上手くかみ合った形で進んでいる、時間が足りないこ
とを除いて。

Flashに絞ったカンファレンスが開かれて、何故かそこでお話させていただく
ことになった。様々な不思議な縁が重なり合い、声をかけて頂けた。なんと
Ridualの初期の姿を知る人までが、絡んでいる。狭い世界だとは言え、やはり
不思議な気がする。

さて、そのFlashである。Ridualと離れた部分での何をやろうとしているかと
言うと、Webアプリケーションのユーザインターフェース(UI)としての活用
がテーマだ。アニメーションツールとしての側面は余り考えていない。純粋に
WebアプリのUIに絞った活動をしている。

従来のFlashファン(最近はFlsherというそうだが)からは嫌われそうな活動
である。そんなのFlashじゃないと言われる。Flashをツマラナイものに使うな、
とも言われる。でも、正直言って、Flashをいわゆるデザイナに独占させるに
はもったいない、エンジニアにも使わせろ、というのが出発点。

Flashとの出会いは、まだFutureWave社の製品だった頃に遡る。GIFのファイル
サイズをどこまで落とせるかが、優れたWebデザイナであると言われてた時代
である。あの時の衝撃は忘れない。ベクトル系のWebグラフィック。とにかく
軽くて美しい。「蟹さん」マークの箱を買い、通常ソフトの箱には執着しない
のだが、あの箱は暫く手元に置いておいた。

そして、段々と進化していく姿を眺めていた。生業としている業態があまり
Flashを許してくれなかった。だから仕事で使う機会が殆どない期間が続く。
でも、機会があればFlash関係のセミナーなどには顔を出し、余り離れないよ
うに努めた。

Webを眺めていても、いつも驚かされるのはFlashだった。カンヌかどこかで最
初のWeb系の賞をとったサイトも、Flashだった。マウスに反応するUIを飽きる
ことなく見つめていた。中村勇吾氏のサイトを知ったときも、ため息をつきな
がらいじっていた。そして、氏のサイトでひとつの「教え」に出会った。

それはマウスを動かすことで、画面上に規則的に並べられたポイントを中心に
円が拡大縮小するものだった。マウスとそのポイントとの距離に反比例して円
の半径が計算される仕組みだ。マウスを近づけた点の回りが大きくなり、離れ
るに従って小さくされる。

当時、私の悩みは有り余る文字情報を載せるスペースがHTMLには少ないという
問題だった。文字ばかりを並べても読んではもらえない。読みやすい工夫は必
要だ。その必須項目にマージンとか行間とかの空白のスペースがあった。それ
を十分にとると、結果として一ページの画面サイズが縦長になり、下のほうの
モノは読んでもらえない。袋小路状態。煽るようなコピーで次画面に誘導する
ようなことで急場をしのいだ記憶がある。少し後ろめたさを感じつつ。

Flashは、普段は小さくしておいて、マウスによって見たいと意思表示された
領域を拡大して見せれば良いじゃないか、と教えてくれた。俯瞰(一望)性と
詳細表示の両立。目から鱗だった。小さな画面が無限の広がりをもって見えた。
更にノーリフレッシュサイトとマクロメディアが呼ぶ「作り」を見て、タブな
どの部品を配することで、一つの画面が幾らでも増殖できることを目の当たり
にする。惹き付けられた。

これで仕事がしたい、と感じた。FORMタグを駆使して作り上げた情報のやり取
り画面の次の世代。ユーザが入力すべきことをアプリが拡大して促してくれる
業務アプリの時代。別に人工知能が必要なわけじゃない。どのデータの次にど
のデータが入力されるべきかを決めておけば良いだけである。いつも山ほどの
テキストボックスを見せられて、前例を探し、セクレタリーに記述例を教えて
もらう時代からの脱却。初めてそのフォームに触れる人が、迷わず入力できる
世界。Flashがその道を見せてくれている。

しかも、Flash Remotingがデータ転送量を減らしてくれている。アクセス数を
伸ばしたい、けれど伸びればサーバ負荷が増えてスケールアップする必要があ
る、そんなジレンマへの福音だ。Flash Remotingの資料には、JavaだのWebサ
ービスなど、SIerなら放っておけないだろう、と言わんばかりの言葉が並んで
いる。エンジニアへの挑戦とも感じている。

そしてもう一つの想いが膨らむ。これまで、SIerに所属する身から言えば、エ
ンジニアとデザイナの共存協労という観点から見たならば、Webサイト構築は
失敗の歴史だったと思っている。しかし時代が変わってきている。動けばよい、
機能すればよいという時代が終わろうとしている。いかに気持ちよく使っても
らえるかが「機能」と見られるようになって来ている。エンジニアとデザイナ
が不仲でよかった時代は終わる。そんなマネージメントをしている企業自体が
姿を消すからである。Flashはその引き金だ。

データベースから情報を引き出してくるノウハウ、それに価値がある時代。そ
のノウハウが多数のエンジニア層が故に一般化した情報になっていく。こなれ
た技術と呼ばれる時代。誰が作っても同じ性能が出せるようになる時代。その
中で差別化していくにはどうするのか。デザインである。見た目のデザインだ
けではない。使い勝手の設計(デザイン)が最大の差別化のポイントになる。
あそこに作らせると何か使い易いんだなぁ、そう言わせるノウハウこそが益々
重要になってくる。もちろん、それが全てFlashの縄張りではない。適材適所。
HTMLの方が適している場面もまだまだある。その切り分けも重要なノウハウだ。

XMLだ、Webサービスだ、.NETだ、とエンジニアサイドだけがWeb界を引っ張っ
ていっている感じがする。でも、どっこいUIやユーザビリティは健在だ。かえ
ってやるべき事が山積みだ。サーバ側しか見てこなかったSIerには、大きな波
が襲ってくる。間違いなく。うかうかしていられない。

・現在、V1で作成できるPIP(Project Information Portal)の試作を公開中で
 す。Windowsユーザ限定ですが、この「X-map」のボタンで表示される、サイ
 トマップを、IE6で全て選択してEXCELにコピーペーストして見てください。
 ちょっとしたドキュメントが出来上がります。お試しあれ。

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / ridual@nri.co.jp

・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール)公式サイト
http://www.ridual.jp/

・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
http://member.nifty.ne.jp/mit/MilkAge/

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■ブックガイド
コマーシャル・フォト 2003年 7月号
http://www.genkosha.co.jp/cp/index1.html
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・別冊付録1「コダック DCS Pro 14n ハンドブック」いま話題の1371万画素フ
ルサイズ デジタル一眼レフ「DCS Pro 14n」。その機能・性能から、撮影と画
像編集のワークフローまでを徹底的に解説したB5判・48ページの特別編集版。

特集・広告キャンペーンとショートフィルム
企業広告や新商品のプロモーションや広告キャンペーンの話題作りに、ショー
トフィルムが制作されるケースが目に付くようになってきた。ブロードバンド
環境やDVDの普及などで、視聴方法も多様化する時代の新しい映像広告キャン
ペーンについて考える。

特集・HDカメラによるビデオCMの新制作技法
従来の35mm映画カメラの代わりに、HDビデオカメラを使って制作される地上波
CMが増加している。この新たなCM制作システム「HDビデオCM」の現状を探る。

フォトグラファー特集=青木健二
特別企画=富士写真フイルムベルビア100F/100・アスティア100Fの実力

・別冊付録2「レンタル&スタッフ+plus」フォトビジネス・撮影サポートガイ
ド 玄光社発行 別冊付録付特別定価1600円

●玄光社デジタルアーカイブス

「撮影の鉄人 デジタルブック」
http://www.genkosha.co.jp/cp/dgacv/

「撮影の鉄人」は、月刊「コマーシャル・フォト」1997年1月号から2000年3月
号まで連載されたスティルライフフォトを中心に活躍するフォトグラファーの
技法を紹介した好評企画です。登場するフォトグラファーはそのジャンルの第
一人者であり、一人1テーマで、被写体を変えて3回にわたって掲載されました。
この連載記事をデジタルブック(PDF形式)としてCD-ROMで販売。
販売価格=1テーマ 1000円(税・送料込み)2テーマ以上ご希望の場合、1テー
マにつき500円加算。

「100 PHOTOGRAPHERS 2002 デジタルブック」
http://www.genkosha.co.jp/cp/dgacv/index2.html

「コマーシャル・フォト」昨年5月号に掲載した特別企画「100 PHOTOGRAPHERS
2002」の記事をデジタルブック(PDF形式)としてCD-ROMで販売。100人分100
ページのフォトグラファーのワークファイル。各メディアのクリエイター、編
集者が「写真家のデータベース」として活用できるように、制作スタッフリス
ト、主な仕事、プロフィール、連絡先も掲載。仕事でフォトグラファーを起用
する際のデータベースとして役立つ。
販売価格=1500円(税・送料込み)

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■セミナー案内
Flash Liteハンズオンセミナー「小松学史のFlash Lite基礎講座」
http://www.uketsuke.jp/show_event_detail.php?uno=15
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DoCoMoの505シリーズに搭載されたFlashは、Player4のエンジンを元にしてい
ますが、クセも多く、実機で動くものを作成するのにはコツがいります。
Flash4用のコードの解説や、505用にFlashのファイルを作成するときに気をつ
けることを解説していきます。ひとり一台のパソコンをご用意。実際に作りな
がら、じっくり学んでいただけます。

・FlashLiteとは?
・FlashMXを使用して、携帯用のアニメーションを作成する
・携帯電話用のFlashアニメーションを作成する上で注意すること
・ボタンの作成、505上でのボタンの取り扱い
・chtmlを使って携帯に表示(インタラクティブモードとインラインモード)
・インタラクティブなコンテンツの作成
・goto、stop、playなどを使用したコンテンツの作成
・おみくじゲームの作成
以下は時間がある場合のみ
・音の取り扱い
・音データの作成
・データの取り扱い(ストリングと比較演算子)
・telTargetを使用する

日時:6月27日(金) 11:00~17:00
会場:ソフト産業プラザiMedio(大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル
TEL.06-6615-1000)
受講料:15,000円(税込)
※当日キャンセルは100%、前日までのキャンセルは50%のキャンセル料をお
支払いいただきます。ご了承くださいませ。
定員:16名(先着)
対象:Flashを使ったことのある方(Flashそのものの操作説明はいたしません)
goto、stop、playなどを使用したことのある方。
締切:6月20日(金)、ただし定員になり次第締切
詳細:
http://www.uketsuke.jp/show_event_detail.php?uno=15

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■セミナー案内&プレゼント
Macromedia Flash Conference
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/events/flashcon/
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日時:6月20日(金) 10:00~19:00
会場:東京全日空ホテル 地下1階
参加料:当日 8,000円(但し、事前登録で定員に達しなかった場合のみ)
定員:1,500名
主催:マクロメディア株式会社
概要はサイト参照。三井氏による「Flashアプリケーションの開発と機能とし
てのインターフェイス」(本号コラム参照)のほか、水曜コラムでお馴染みの
まつかさコンビのセッションもあり!

●本カンファレンスのチケットを、三井さんからデジクリ読者2名さまにプレ
ゼント。当選者には、18日14時までにメールでご連絡の上、チケットは19日中
に届くよう郵送予定。応募締切は6月18日(水)10時。
http://www.dgcr.com/present/p_flashconference.html

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■編集後記(6/17)
・先日の朝日新聞「ことばの交差点」に、「目からうろこ」について解説があ
った。語源は聖書にあり、「たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウ
ロは元どおり見えるようになった」(新約聖書・使徒言行録)という一節に基
づくという。しらなんだ、キリスト教の大学に行きながら。その意味は、なに
かがきっかけとなって迷いからさめたり、物事の実態がわかるようになったり
すること、である。「目ウロコ本」なんてきたならしい言い方もあるが、いず
れにしろいまや陳腐な表現のひとつだ。こういう言葉は便利だけど、なるべく
使いたくないなあト思ったら、その日の朝日ではこの欄を含めて3か所も出て
きたゾ(気がついたのがそれだけで、もっとあったかもしれない)。(柴田)

・無料のメール配信システムを利用して発行している。使われているシステム
はフッターにあるとおり。システムに関しては、こちらではわからないので、
システム側に問い合わせお願いします。このシステム側ではしばしば、エラー
で戻ってくるメールアドレスを一括削除する。たとえば会社や学校のメールア
ドレスという退職卒業などによって使われなくなったものや、プロバイダー変
更によるものなど。もちろんそれらは既に使われていないアドレスなので、削
除されても問題ないのだが。ちょっと悲しかったり。    (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 Flash MX ActionScript<ほぼ >10行道場 1320号。
 DTP&印刷[新]ワークフロー 実践ノウハウ 1325号。
 FlashクライアントとJavaサーバー 1325号。
 Macromedia Flash Conference チケット 本日号。

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
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