[1353] 愛は報われるか

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,000文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1353    2003/07/18.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20174部
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           <たまりませんね、あれ。>

■映画と本と音楽と… 178
 愛は報われるか
 十河 進

■かりん島
 当たれ! 三連単! 競馬協奏曲
 北川かりん

■イベント案内
 So-netChannel 749×デジハリ コラボスクール「THE CREATORS」

■マガジンガイド&プレゼント
 Web Designing 2003年8月号 毎日コミュニケーションズ刊



■映画と本と音楽と… 178
愛は報われるか

十河 進
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●ライト・パブリシティの応接室で

1982年の秋、編集部を移ってすぐのことだった。創刊したばかりの季刊のアマ
チュア向けカメラ雑誌に僕は2号目の途中から異動した。3号の特集テーマを出
すと採用され、口絵と表紙も担当することになった。2号の表紙と口絵は集英
社の中村昇さんにお願いし、浅野温子をモデルにした撮り下ろしだった。浅野
温子は前年「スローなブギにしてくれ」で人気が出ていた女優だった。

3号目のカメラマンを決めなければならなかった。僕はもうひとりの編集者のS
さんと一緒に、ライト・パブリシティ写真部の副部長をしていた目羅勝さんに
会いにいった。ライト・パブリシティはキヤノンの広告を担当し、当時はAE-1
という一眼レフの広告を制作していた。

そのAE-1のシリーズ広告の写真を目羅さんが担当していた。アメリカの様々な
シーンをアンダー目の露出でくっきりと濃度を上げて撮影した写真は、新聞広
告のカラーであっても印象に残るものだった。

ライト・パブリシティには僕が憧れ尊敬するコピーライター秋山晶さんがいた
(今もいると思う。6年ほど前にお会いした時はライト・パブリシティの会長
だった)。秋山さんのコピーは文学である、と僕は人に語ったことがある。

目羅さんは、その秋山さんと組んでパイオニア「ロンサムカーボーイ」のシリ
ーズ広告の写真を撮っていた人である。「ロンサムカーボーイ」はカーオーデ
ィオだったが、アメリカの俳優ウォーレン・オーツをキャラクターに起用した
イメージ広告だった。

ウォーレン・オーツは長く脇役をやっていたが、サム・ペキンパー監督に愛さ
れ「ガルシアの首」という映画で主演をつとめた。1974年のことである。その
前年には初主演映画「デリンジャー」(ジョン・ミリアス監督)が公開されて
いたけれど、それほどメジャーな役者ではなかった。ただ、僕を含めて熱狂的
なファンはいた。男が惚れる役者だった。

「ロンサムカーボーイ」は「ガルシアの首」のウォーレン・オーツそのままの
イメージで広告を展開した。アメリカの荒野にひとり立つウォーレン・オーツ。
ヨレヨレになった白い麻のスーツにノータイのシャツ。サングラス。手には45
口径のコルト・ガバメントである。

──人は変わり、町は変わった。荒野では、何も変わらない。

そんなコピーが写真に添えられていた。若かった僕は駅貼りポスターを盗もう
と思ったくらいだ。その後、「ウォーレン・オーツ 荒野より」というインタ
ビュー本が出た時もすぐに買った。その本の写真は、すべて目羅さんが撮った
ものだった。装幀はライト・パブリシティの御大アート・ディレクター細谷巌
さんである。

そんな話を目羅さんに会った時に話すと、「あの本、買ったんですか。映画、
好きなんですか」と聞き返された。残念ながら、しばらくアメリカへロケにい
くという目羅さんに仕事は引き受けてもらえなかったが、それからしばらく映
画談義が続いた。

そんな話の中で、目羅さんは「『蒲田行進曲』見ましたか。よかったですよ」
と言った。10月初旬に封切られた「蒲田行進曲」は気になっていたが、つかこ
うへいの芝居が僕はあまり好きではなかった。「熱海殺人事件」にしろ、つか
こうへいの芝居には毒がありすぎた。その毒が僕の肌に合わなかったのだ。

●上野松竹の観客席で

目羅さんに勧められたその週末に、上野松竹で「蒲田行進曲」を見た。それは
生涯忘れられない映画になった。男が数十メートルのビルから飛び下りるアク
ションシーンを見て涙ぐんだのは初めてのことだった。それまでのドラマの積
み重ねが、僕をアクションシーンで涙ぐませたのである。

その頃、僕の精神は荒れていた。屈折した想いが澱のように沈殿し、日々を楽
しまなかった。長く信じてきたものに何の意味もなかったのだと思い知らされ、
自分の10年間は何だったのだと問いかける毎日だった。無頼にはなりきれなか
ったが、失ってしまったものの大きさに打ちのめされて生きていた。だから、
僕は「蒲田行進曲」のヤスに感情移入した。ヤスは僕自身だった。

ヤスは映画を愛し、映画の仕事をすることで生き甲斐を感じている。夢はある。
しかし、その夢の片隅で生きることで彼は満足している。不相応な夢は抱かな
い。だからこそ、彼は倉丘銀四郎というスターの取り巻きのひとりとして自虐
的に生きていけるのだ。

大部屋俳優であるヤスは、銀四郎に命じられたことは何でもやる。無茶苦茶で
わがままな銀四郎の言いつけを何でも呑み込んでしまうから「呑み込みのヤス」
とあだ名されている。ヤスは銀四郎の子供を妊娠した、落ち目の女優である小
夏まで呑み込んでしまう。

銀四郎は子供のように自己愛だけの人間だ。子供がそうであるように、残酷で
もある。「小夏と結婚して、腹の子の父親になれ」と命じておきながら、ヤス
の部屋で小夏を抱く。部屋を逃げだそうとするヤスに「見てろ」と命じる。小
夏が激しく応じ始め、ヤスは部屋の隅で膝を抱えてうずくまる。

ヤスは才能も力量もないくせに夢を抱えてしまった人間だ。銀四郎はスターで
ある。無理難題を押しつけて、人を人とも思わない扱いをしても彼はスターな
のだ。彼にとっては自分のアップが何カットあるかが問題であって、映画の出
来そのものは関係ない。彼が愛しているのは自分であって、映画ではない。

だが、ヤスは銀四郎に逆らえない。小夏に「あんた、男としてのプライドない
の」と罵られながらも小夏と結婚する。妊娠中毒症で入院した小夏をかいがい
しく世話をする。半端な仕事を取りまくる。「大丈夫? ヤスさん」と仲間に
聞かれると、小指をたてて腹が大きくなったという身振りをしながら「これが、
これなもんで」と照れ笑いをする。

ヤスの愛は報われない。ヤスは時代劇の斬られ役で怪我をしたり、テレビシリ
ーズ「冒険者たち」(当時、本当に放映されていた)で千葉真一に撃たれて工
事中のビルから墜ちる。もちろんスタントマンが墜ちているのだが、そんな危
険な役を懸命につとめているヤスの心根を想うと、ジワリと何かがこみ上げて
くる。

ヤスは、銀四郎のために新選組の映画で階段落ちをやる決意をする。新選組映
画の一番の見せ場である池田屋の斬り込みシーンで、最初に斬られて二階から
落ちていく浪士の役である。馬鹿でかい階段を作ったために、誰も引き受け手
がなかった役だ。死を覚悟してヤスは引き受ける。

階段落ちの前夜、酔って帰ったヤスは荒れる。部屋中を壊し、十年間、大部屋
俳優として生きてきた屈辱を晴らすように荒れまくる。スターが妊娠させた女
を押しつけられた怨みを口にしながらガラス戸にものを投げつける。それは、
初めて見せるヤスの鬱屈だった。その時のヤスのセリフを僕は今でもそらで言
える。

  前はね、平気だったのよ。
  何言われてもね、へらへらへらへら笑ってやってきたの。
  それがどうしちまったんだろうね、俺。
  お前のことをね、好きになればなるほどね、
  悲しいんだよな、この心が。
  お前とね、一緒に生きていこうと思えば思うほどね、
  せつないんだよな、この胸が。
  お前とね、離れられなくなればなるほどね、
  苦しいんだよな、身体中が。

このセリフからあの素晴らしいラストシーンまで、僕の頬を涙が伝い続けた。
ヤスの屈辱、鬱屈、嫉妬、辛さといった感情が僕を共振れに導き、階段落ちの
シーンでは「お前は、志半ばに倒れていく勤王の浪士だ。簡単にくたばるな。
あがってこい、ヤス」という銀四郎のセリフに人目もかまわず泣いていた。

その日、僕の魂は浄化された。久しぶりに何もかも忘れ昂揚した気分で映画館
を出ると、すぐに秋葉原の石丸電気へいき「蒲田行進曲」のサウンド・トラッ
クのLPを買った。その夜から何度も何度もレコードを掛け、何度も何度も「蒲
田行進曲」を反芻した。その度にヤスの心根を想って涙した。

●横浜へ向かうロケ車の中で

目羅さんの都合が合わず、次の人を捜さなければならなくなった僕は、その頃、
YMOやサザンオールスターズ(「蒲田行進曲」には桑田佳祐が作り中村雅俊が
歌う「恋人も濡れる街角」が挿入歌として使われている)のジャッケット写真
などで注目されていた半沢克夫というカメラマンに目をつけた。

連絡をすると、半沢さんはポートフォリオを持って編集部に来てくれることに
なった。それまでの作品を見て半沢さんに撮影を依頼し、その後、いろいろ雑
談している時に「『蒲田行進曲』見ましたか」と半沢さんがポツリと言った。
「もちろん見ました」と僕は意気込んで答えた。

──いいですね、あれ。
──たまりませんね、あれ。

それだけで僕は半沢さんと通じ合えた(ような気がした)。

──サントラのLP買ったんです。録音しましょうか。
──いいですね。

ロケの日にテープを持ってくることを約束して別れた。当時、最も高かったメ
タルテープを買って「蒲田行進曲」のサントラ盤を録音した。ヤマ場のセリフ
が入っていた。もちろん、ヤスが部屋を破壊し尽くした後に、独り言のように
口にするセリフも入っている。録音しながらそのセリフを聞き、僕はまた涙を
流した。

ロケは横浜だった。モデル、マネージャ、スタイリスト、ヘアーメイク、アシ
スタント、それに半沢さんと僕だった。早朝に集合した僕たちは、車二台に分
乗し横浜に向かった。僕はアシスタントが運転する半沢さんの車に乗り込んだ。
乗ると同時に、テープを差し出した。

僕と半沢さんは「蒲田行進曲」の音楽とセリフを聞きながら横浜へ向かった。
川崎を越えた頃、半沢さんがまたポツリとつぶやいた。

──愛は報われるんですかねえ。

僕は半沢さんを見た。半沢さんは返事を期待していたわけではなかった。しか
し僕は、みっともなくも美しく真摯なヤスの愛を思い出しながら言った。それ
は、長く鬱々とこだわり続けていた僕自身に言い聞かせる言葉でもあった。

──報われることを期待しないから愛なんですよね、きっと……

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
部署が変わり、28年と半年やってきた編集者生活が終わりました。感慨もあり
ますが、基本的には前向きの人間のようで、次の仕事に早く慣れたいと思うば
かり。50過ぎの新人なんてシャレにもなりません。マックからウィンドウズへ、
クォーク、フォトショップからエクセル、ワードの世界へ異動です。

旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

玄光社WebSite
http://www.genkosha.co.jp/

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■かりん島
当たれ! 三連単! 競馬協奏曲

北川かりん
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川崎競馬場に行くのは2回目だ。競馬場内のお店が会社のお客さんで、日頃の
ご挨拶と共に、飲んで食べて遊んで帰ってくる。これも、立派な私の仕事のひ
とつだ。

取引先の店主のオヤジは静かだが凄味のある白髪頭の風体で、小柄だが引き締
まった体つきは年寄りには見えない。若い頃には数々の武勇伝があったのだろ
う。小さいが眼光のするどい目で見つめられると、絶対余計な口はきくまいと
思って、口数もおのずと少なくなってしまう。

あのポスターの「モツ煮込み」の値段を変えてくれと言われ、ビールとイカゲ
ソ串焼きを口にくわえながら、「ふわぁい(はい)」と、答えている私を彼は
どう見ているのか知らないが、今のところはまだ大丈夫。もっと食えといって
色々食べさせていただいている。

この季節はナイター競馬というのがあって、初夏の湿気を帯びた闇の中に、長
年のタバコのヤニですすけた競馬場の建物が、まばゆいばかりの照明に照らし
出され、競馬場は独特の妖しい雰囲気をかもしだしている。

競馬場のイメージアップを図ろうと思ってか、壁には大きな花束が描かれてい
たが、花も薄汚れて心なしか沈んで見える。そこに集まってくる人も独特で、
誰ひとり騒いでいる人などいない。競馬新聞と馬の倍率を表示する電光掲示板
を交互に見つめて考え込んでいる。「人生」を背負った男の真剣勝負の姿は、
なぜか哀しみに満ちて見えた。

はじめて見る競走馬の美しさにキャーキャーと騒ぐ私は明らかに浮いていた。
馬券の買い方もよくわからない。一緒に来た数人の競馬好き営業マンのおじさ
んに教えてもらいながら、マークシートを埋めていく。馬券も色々な買い方が
あって、1着の馬をあてる単勝もあれば、3着までを決める三連単や三連複とい
う買い方もある。もちろん、数多くあてた方が配当も高い。

私はド素人なので、単勝狙いで行く事にした。馬選びは勘である。今回競馬ド
素人組が後二人いて、彼らは競馬ツウの情報を元に三連複を買った。

レース開始のアナウンスが流れ、今まで静かだった場内の人達が、ソワソワと
レース場の方へ一斉に顔を向ける。私たちも身を乗り出してレース開始の合図
を待つ。馬券を買った手に力が入る。「どうする? 当たったら?」「黙って
る」など、他愛もないおしゃべりしてるのは私達だけで、場内の空気は緊張で
張り詰めていた。

ゲートが開き、馬が一斉に飛び出した。蹄が土を蹴散らす鈍い音が響き渡り、
物凄いスピードで疾走していく。鍛えられたサラブレッドの美しい筋肉が風を
切る姿はとても美しい。

私の買っている馬は真ん中あたりを走っている。一周終えて、二周目に入り、
最後の追い込みに入る。ここで、後方を走っていた馬がグングンと追い抜きを
かけ、順番がガラリと変わった。

「いけー! 9番!! いけーーーーーー!!」

ゴールの地点から少し離れた場所で見ていたので、一体何番が1着だったのか
わからない。何番だろう? と首を傾げていたら、「1着9番、2着5番、3着12
番だよ、おねえちゃん」見知らぬおじさんが、歯の抜けた笑顔を浮かべて教
えてくれた。この人だって隣で見てた筈なのに、なんで分かるんだろう?
本当かなー? と思っていたら、電光掲示板に今のレースの順位が発表され
て、そのおじさんの言った通りだった。

このオヤジの動体視力の良さは、一体何者なんだ? アフリカのサバンナで育
ったのか!?

9番・・・。おおっ! 私が買ってる馬券の番号と同じやん!おおっーーー!!
感動していたら、競馬ド素人組の二人も歓喜している。三連複があたったらし
い。3人で喜んでいたが、こんなにキャーキャー言ってるのは私達だけで、周
囲を見渡すと、空気の抜けた風船みたいにしぼんだのも束の間、もう次のレー
スに気持ちは向いていた。かなりのポジティブシンキングな人達の集まりだ。

勝者3人組はいそいそと換金の機械へ出かけていき、アタリ馬券を差し込んだ。
100円の馬券がピカピカの700円となって返ってきた。新券でアタリ金をもらえ
る所も何だか気持ち良いわねー。と言いながら、そのお金で次のレースの馬券
を買い込んだ。

その後、最後のレースまでやって、結局トータルでマイナスとなってしまった
が、かなり興奮して楽しめた。競馬ド素人組の2人は三連複で大きく当たった
ので、味をしめて次のレースからいっぱい買っていたので、大きく負けてしま
っていた。

帰り道、あなたがそんなに騒ぐ人だったとは思わなかったと、おじさま達から
言われた。熱くなるタイプはどうもギャンブルに向いてないらしい。これから
は、もう少し、クールビューティにならなければ……。

でも、モツ煮込みの金額変更はちゃんと忘れずに帰った。
この辺とってもクールじゃない?

【北川かりん】
TASU ART WORK
http://www.h3.dion.ne.jp/~tasu/

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■イベント案内
So-netChannel 749×デジハリ コラボスクール
「THE CREATORS(ザ・クリエイターズ)」
http://www.dhw.co.jp/creators/
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デジタルハリウッドは、ソニーコミュニケーションネットワークの運営する
SkyPerfecTV!上の放送チャンネル「So-netチャンネル749」との協同で、次世
代クリエイターの発掘・啓蒙・育成するために、期間限定・人数限定のプロジ
ェクトとしての、コラボレーションスクール「THE CREATORS(ザ・クリエイ
ターズ)」を開講する。

この第一弾として、7月23日には、トーフ親子などのキャラクターデザインで
も注目されている「デビルロボッツ」を講師に迎えての開講記念スペシャルト
ークを開催する。

日時:7月23日(水)19:00~21:00
場所:デジハリ東京本校1Fセミナールーム(東京都千代田区神田駿河台 2-3
DH2001ビル)
定員:100名(要申込/無料/先着順)
申込方法:TEL.0120-386-810 またはサイトから

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■マガジンガイド&プレゼント
Web Designing 2003年8月号 毎日コミュニケーションズ刊
http://book.mycom.co.jp/wd/
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<編集部より>Web Designing編集部の山下です。7月18日発売の8月号では、
誌面デザインのリニューアルを行いました。表紙の雰囲気も一新しました。緑
色の写真で、抽象的に見えますが、左に90度傾けると何を撮った写真なのかが
わかります。

新連載が8本(!)あります。バラエティに富んでいて、どれもお勧めです。
・Website Front ―新しいサイトや注目のサイトをピックアップ―
・モノサシに目印 ―tomato interactive・長谷川踏太ビジュアルエッセイ―
・ikasuru.jp ―IMG SRCのインタラクティブ・ラボ―
・SEOデザイン ―ユーザーのための検索エンジン対策―
・Monthly Exercise ―Webデザインのワン・ツー・Tips―
・PIXEL CAFE ―小さくて深いドットの世界―
・Human Interest ―人生を変えた仕事たち―
・Layout Lab. ―あのページはどう作る?―

・特集1「広告メディアとしてのWebデザイン」
これからの広告戦略の主流となる「クロスメディア」という考え方/Webの
「認知拡大力」「ベネフィット理解促進力」「ブランディング推進力」を理解
する/鼎談「Webはメディアの中核になるか!?」;杉山恒太郎(電通)、福田
敏也(博報堂)、内山光司(ワンスカイ)/国内外のクロスメディアキャンペ
ーン事例研究;BMW、Pepsi、Reebok、日産自動車、サントリーBOSS etc.

・特集2「制作と運営の効率化を図る」
特集2では、デジクリの連載でもお馴染みの野村総合研究所の三井英樹さんに
記事を4ページ書いていただきました。三井さんの文章は読みやすくて説得力
がありますし、今回の特集の導入部分の原稿を書いていただくのに最適の方だ
と思いましたので、私が担当した特集の中で、原稿をお願いした次第です。三
井さんの連載のファンの方は、ぜひご覧ください。
Web制作の効率化を考える/定番アプリケーションを使った効率化のアイデア
/Macromedia Studio MXユーザーのためのFreeHand MX活用入門/スクリプト
記述時の効率化のアイデア/頻繁に更新される部分を外部ファイル化する/
SSIをスマートに使いこなす/効率的な情報収集と発信を可能にするRSS/TBS
公式サイトの制作・運営システム「neuma.」

Webサイトでは、さらに詳しい内容などを掲載しています。記事中のサンプル
データも公開していますので、参考にしてください。
http://book.mycom.co.jp/wd/

●本誌を毎日コミュニケーションズよデジクリ読者2名様にプレゼント。応募
フォームをつかってください。発送をもって発表に代えます。
締切は7月25日(金)14時。
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■編集後記(7/18)
・ところで、我が家の犬ハニー号はどうしたかというと、13キロとやや太って
しまった。この頃わたしがよく夕飯を作ってやるのだが、焼き鳥のタレなんか
でほんの少し味を加えているので、かなり好評(?)、毎回完食だ。そのせい
かもしれない。本当は甘いのや辛いのはいけないようだ。ひととき我が家の引
っ越しを決意したのだが、ハニー号のことを考えるとやはりそうはいかんとい
う気持ちに傾く。これからはマンション住まいにしたいのだが、もはや室内犬
にはあてはまらない大きさだ。それに、もう5年の間、庭を自由に歩き回って
自分の穴を二つも掘っているという快適な環境から、庭なしの住まいに移るわ
けにはいくまい。まあどうなるかわからないが、とにかくいま抱えている色々
な機器や書籍、雑誌などの総整理、処分を本気で考える時期でもある。今年の
夏休みはその方面に注力しなければならない。汗をかきそうだ。  (柴田)

・1341号で「濱」の字だとショッピングできないネットショップについて書い
た。エラーが出るので「浜」に変えてみたら受け付けられたというもの。「濱」
は第二水準だけど、普通に変換できるものなので気持ちが悪いと。榊原さんか
らメールをもらった。「私の名前には”榊”という文字が入っています。これ
は戸籍上は旧字体なのですが、JISコードには存在しないみたいなので、偽っ
た名前を使っています。リンク先の一番上の行にあるのが正式なものです。細
かいことなので、他人にとって見ればどっちでもいいのかもしれませんが、私
にはやはり違和感があります。しかも正しい文字を表記できないというのが悔
しくてたまらないのです。わかってもらえると思ったので、お手紙しました。」
「和恵」を「和江」登録している(こちらは登録した覚えなし)通販会社があ
るのだが、届くDMは読まずに捨てる。「浜村」で来るDMも同じ処分。だってそ
んな人存在しないもーん。だけどパソコン、ネットでの世界にいる限り、いつ
でも自分の名前を偽る必要があるなんて榊原さんの気持ちを考えると……。編
集長が理事のJPCでも、昔から話題になっていたような。  (hammer.mule)
http://www.sunsale.co.jp/kot-sa.htm  榊の旧字体
http://www.page.sannet.ne.jp/mtoga/etc/cpu/bih-g_cl.htm  第二水準漢字
http://www.jpc.gr.jp/  JPC

<応募受付中のプレゼント>
 Web Designing 2003年7月号 1347号。
 Illustrator ロゴデザインテクニックマスターブック 1350号。
 Illustrator 図表デザインテクニックマスターブック 1350号。
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 Web Designing 2003年8月号 本日号。

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