[1356] またFileMaker関連の新刊

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,300文字)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1356    2003/07/24.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20062部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

        <うれしい時は本当はベロを出したい>

■Powerbook Publishing Project(57)
 FileMaker新刊本のご紹介&ワイヤレスキーボード&マウスプレゼント!
 8月サンタ

■笑わない魚 78
 少なくとも経済の復興には絶対役に立たない質問集(中)
 永吉克之

■ライフスライス研究所
 オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年7月24日木曜日)
 第2回「それはカメラと言えるのか?」
 ユビキタスマン



■Powerbook Publishing Project(57)
FileMaker新刊本のご紹介&ワイヤレスキーボード&マウスプレゼント!

8月サンタ
───────────────────────────────────

●一発目は夏休みのモニタープレゼント!

今回、株式会社ロジクール様のご厚意で、デジタルクリエイターズの読者に高
機能キーボードを提供していただけることになった。ワイヤレスキーボード+
ワイヤレス光学マウスの組み合わせで、現時点で考えられる機能が満艦飾の製
品である。

ロジクール CK-87MX
http://logicool.co.jp/products/c_keyboards/ck_87mx.html

株式会社ロジクール
http://www.logicool.co.jp/

プレスリリース
http://logicool.co.jp/press/press_100.html

このCK-87MXを、モニターとしてレポートしていただけるという条件で、1名の
方にプレゼントいたします。使用後に、インプレッションをメールで報告して
いただきます。当レポートは基本的に提供スポンサーの方に転送しますが、良
い情報の場合、デジクリ本誌にも掲載させていただく場合があります。

ですので、無作為抽選ではありません。上記URLにある製品仕様をごらんの上、
自己アピールを添えて下記ページからどしどしお申し込み下さい♪

-----
●応募フォームをつかってください。締切は8月7日(木)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に8日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/p_ck87mx.html
-----

なお、リニューアルの一環として、レポートやアンケートに積極的にお答えい
ただくことを原則に、クリエイター向けツールを提供する「デジクリモニター
会員」の設置を検討しています。もし企業の皆様や読者のかたで、関心のある
方いらっしゃいましたら、ご意見をお寄せ下さい。

             デジタルクリエイターズ編集部  info@dgcr.com

●ファイルメーカー関連本の新刊案内・これもプレゼント付!

すでに発売から一ヶ月が経ってしまったのだが、ファイルメーカー関連の新刊
本をご紹介したく思う。昨年出た「ファイルメーカーProアドバンステクニッ
ク」の共著者だった、木下雄一朗さんが新刊を出した。その内容は、切実に必
要とされていた素晴らしいものだ。今週はそのレビューを。

「ファイルメーカーProによるシステム構築」
木下雄一朗著・アスキー刊 3650円+Tax
http://www.key-planning.co.jp/product/book/fmsys.html

※参考:「ファイルメーカーPro・アドバンステクニック」
高岡幸生・木下雄一朗共著・アスキー刊 2800円+Tax
http://www.ascii.co.jp/books/detail/4-7561/4-7561-4071-8.html

※ファイルメーカーPro公式サイト
http://www.filemaker.co.jp/

●データベース・システム導入を検討しているなら

『ファイルメーカーProによるシステム構築』と表題にあるとおり、企業活動
の現場におけるデータベース導入の要求に対して、ファイルメーカーProがど
のように応えていけるのか、本書の導入部はそのアウトラインが中心である。

日本のほとんどの中小企業、つまり従業員50名以下の会社で、ファイルメーカ
ーProの導入を真剣に検討する場合に、本書が非常に参考になる。最初の章で
ファイルメーカーの競合商品と見なされているMicrosoft Accessと、さらに基
幹系の業務で使われる、RDBMSとの比較がわかりやすくなされている。

「市販データベース・ソフト」というジャンルにおいて、だいたい、決裁権を
持っている人間が参考に出来るような比較検討用の情報は、紙ベースでは驚く
ほど少ないので、これは貴重な資料なのである。

●貴重な"Server"のTips満載!

あとはひたすら、「既存の解説書群に載っていない情報をカバーする」内容と
いうのが正しいだろう。最近とみに充実してきたファイルメーカー関連の書籍
だが(その著者の方々が皆、顔の見える現場の人々で、頭が下がるばかりなの
だが)、ありそうで欠けていたシステム導入時のHow Toについて、現実的に遭
遇するトラブルに答えるかたちでまとめられているので、実際に触っている人
には即、役に立つ。すぐに元は取れる。

特に、ファイルメーカーファミリーの中で、うまく使えばこれほど面白いもの
もないのに、ソフトウェアを買ってもろくなマニュアルが付いてこない『ファ
イルメーカーServer5.5』(約13万円ナリ)のTipsが満載されているのは嬉し
い。"Server"を買った人なら、同時に買って帰りたい。"Developer"について
も同様に詳しい。「同時に買い」である。

※ファイルメーカーPro Server 5.5
http://www.filemaker.co.jp/products/fms55_home.html

※ファイルメーカーPro Developer 6.0
http://www.filemaker.co.jp/products/fmd6_home.html

●いったい何を「カバー」しているのか

間違っても初心者用の本ではないが、現場における実用的な解の集まりという
ことで、まさしくTips集である。値段をとやかくいうものではなく、とにかく
「必要な人は、買わざるを得ない」たぐいの本である。

特に、一通りファイルメーカーProを触ってみて、自分なりのDBを構築したら、
次のステップは「共有」である。この本は大部分を、Webへの展開を含めた
「共有についてのTips」に割いている。ステップアップする前の導入ガイドと
しても、とても参考になる。書店の店頭で、是非手にとって見てほしい。

しかし正直、この本に書かれていることの半分くらいは、最初からオフィシャ
ルサイト、あるいはソフトウェアのブローシャにでも、きれいにわかりやすく、
まとめて書いておいて欲しいことでもある。

今のところ本書を含めて「ファイルメーカー本にクズ本なし」なのは、どの本
も現場の使い手が、実情に沿って書いており、「本のかたちをしているが全く
役に立たない」なんていう、良くあるクズガイド本に起こることがないからな
のだが、それにしても現場の人たちが情報が足りず、苦労して頑張っていると
いう印象はぬぐえない。ユーザーとオフィシャルの間を、もう一歩、埋めても
らいたいのだが…

●正直、編集は何とかしてほしい

そして、ここからは苦言である。編集は最悪だ。一項目の記事内容に対し、ど
うしてページの終わりで区切りが付けられないのか。「アドバンスドテクニッ
ク」もそうだったが、記事が中途半端に複数ページにまたがる「ぶら下がり」
が多すぎる。というより、工夫した形跡がいっさい見られない。記事の見出し
にメリハリがなく、階層構造になっていない。ただただダラダラと流し込んだ
だけ、という印象である。

木下さんの執筆内容に迷いはない。目次を見ても、コンテンツとして、理にか
なった構成である。駄目なのはDTPワークだ。この本は、もっともっと良くで
きる。普段からファイルメーカーに接していて、マニュアルのたぐいを穴があ
くほど読んでいる私のような人種だから、苦労せず通して読めるのであって、
ごく一般の人なら目的の情報がどこに埋もれているのか、そのディメンジョン
を理解するのに相当苦労すると思う。

つまり、関心のない人間をも読ませる魅力に、乏しい本である。これは何とか
してほしい。詰まっているのは黄金だが、土塊のまま売られている印象だ。ソ
フトウェアのマニュアル本って、いつまでもこうなんだろうか。いや、片時も
手放せない名著「ファイルメーカー関数・スクリプト事典」の茂田さんのよう
に、編集的工夫にも気を配る著者の方もきちんといるのだから、これはなんと
かして、もっと魅力を輝かせてほしいと思う。

※ファイルメーカー関数・スクリプト事典
茂田克格著 ラトルズ刊 2800円+Tax
http://www.rutles.net/top/books/ISBN4-89977-000-6.htm

●というわけで…

また一冊、必携本が増えたという印象だ。今回、著者の木下さん(現在、シリ
コンバレーで活動中!)とキー・プランニングさんのご厚意により、本書を3
名の方にプレゼントします。ご意見・ご感想など添えて、下記URLよりご応募
下さい。お待ちしております!

-----
●応募フォームをつかってください。締切は8月7日(木)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に8日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/p_fmsys.html
-----

※株式会社キー・プランニング
http://www.key-planning.co.jp/

【8月サンタ】LondonとLyallとLeCarreを愛する34歳  santa8@mac.com
・地元六本木ヒルズが、ようやく落ち着いてきたので最近散策を始めた。けや
き坂は確かにすてきな通りだ。夕暮れ時にIDEEカフェの外の席で、ポケ~とし
ていると世間を忘れられる。両側のテーブルには、雑誌から抜け出てきたよう
なスタイルの若い女性ばかり。実際先週は、隣りの席にいきなり若奥様とビー
グル犬が、フォトグラファーと編集者連れで現れて、撮影が始まったりした。
また、ここのけやき坂下のスターバックスと一体化した本屋は一見の価値があ
る。充実の品揃え。図書館みたい。ひいきにするぞ。
・今週は~ずっとクリストファー・クロスを聴いてます。今、すぐにでも、夜
のドバイの海岸に行って"Sayling"を聴きたい。あ~、馬鹿みたいな夢だな。
ドバイ、行きたいなあ。

・ドバイ観光…
http://www.dxb123.com/info/index.html

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく~
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■笑わない魚 78
少なくとも経済の復興には絶対役に立たない質問集(中)

永吉克之
───────────────────────────────────
皆々様のご質問に対して、どうすれば当を得ない回答ができるのか四苦八苦し
ている回答者でございます。当初は、この質問コーナーは今回で終わる予定だ
ったのですが、締めきり過ぎてるっちゅーのにご質問をいただき、三回に分け
ることにしました。次回もお楽しみに。

■【もうすぐ25才の男の子・愛知県】
僕の右胸の乳輪には縮れた薄茶色の乳毛が一本生えています。ある程度伸びて
きたら毎回処理するのですが、恐ろしく伸びが速く、なかなか追いつきません。
しかも最近なんだか伸ばすことが快感になってきて、ついに10cmを超えたので
すが、抜いてしまおうかどうか迷っている次第です。ひょっとして僕はヤヴァ
いのでしょうか?

【回答】この質問を読んで旋律を奏でました…じゃなくて戦慄を覚えました。
ヤヴァいなんて悠長なことを言ってる状況ではありません。もう手遅れです。
身辺整理に取りかかった方がいいでしょう。乳毛が10cmを超える頃には、表面
的には単なる体毛ですが、毛根がすでに頭部に到達して根を張りめぐらせてい
るはずです。そんな状態で乳毛を強引に引き抜こうものなら、毛根と一緒に脳
もズルズルと引っぱり出されてきますから、絶対にしてはいけません。

お気の毒ですが、間もなく眼球や歯茎から大量の毛が生えてきて、脳を栄養源
として成長し続けるので、いずれ脳は完全に壊死し、集中力や記憶力の低下、
下痢、腰痛、痔といった症状が現れ、金正日を賞賛するようになるでしょう。

■【O.Yさん・愛媛県42歳独身】
1)
魚類にはだいたい瞼がありませんが、眠れないのではと思ったりします。それ
とも、眠るときは視神経回路を遮断できるのでしょうか。

【回答】一般に陸上動物が眠る時に眼を閉じるのは、脳への情報の80%を占め
る(ヒトの場合)視覚を遮断して脳を休ませるためですが、魚は愚かで、眼を
閉じて休ませなければならないほど脳をつかっていないため、瞼はいらないの
です。だから人間が心配してやる必要はありません。

私はかつて金魚を飼っていたことがあるのですが、几帳面に餌をやり、水道水
のカルキを抜いて水槽の水を替え、病気かなと思ったら薬を与えて、面倒を看
てやっているのに、彼らの口から「ありがとう」を聞いたことがありませんで
した。私は「やっぱり魚は愚かだ」と憤りましたが、同時に、こんな狭い水槽
に彼らを閉じ込めて行動を束縛している責任も感じ、解放してやろうと思って
大阪湾に金魚を放流しました。大海原を自由に泳ぎまわっている金魚を想像す
ると、自然というものを真に理解しているのは彼らで、人間が心配してやるこ
となど、彼らにはありがた迷惑でしかないということを悟ったのでした。 

2)
トイプードルの雄とドーベルマンの雌が交わってできた仔は、どんな姿になる
のか想像できません。体がドーベルマンで、頭がプードルでしょうか?

【回答】異なった種類の犬同士を交配した場合、結果はいくつかのタイプに別
れます。トイプードルとドーベルマンの場合、仔の体の右半分がトイプードル、
左半分がドーベルマンになります。また狆(ちん)とセントバーナードを交配
してできた仔は、近くで見ると狆、遠くで見るとセントバーナードになります。
ついでにいうと、ダックスフントとチャウチャウの間にできた仔は、すがすが
しい朝はダックスフントですが、物憂い昼下がりにはヤマアラシになります。

3)
犬の頭をなでるとベロを出します。人も、うれしい時は本当はベロを出したい
のでしょうが、なんとなく恥ずかしいので我慢していると考えます。

【回答】こういった衝動は動物ならみんな遺伝的に持っていますが、人間の場
合、文明という名の下に、恥ずかしいこととして抑圧され、直に行動に表れる
ことはなくなりました。しかし、フロイトも主張しているように、抑えつけら
れた衝動は、別の形をとって表れてきます。この現象は理性のコントロールの
確立しているはずの成人にも見られることがあります。

例えば、25歳の男女にバニラ、メロン、ストロベリーの三色アイスクリームを
見せると、例外なくパンツを脱いで下腹部を露出しようとします。これは質問
にあるように「うれしい時は本当はベロを出したい」のですが、いい大人が人
前でベロを出してはしゃぐのもみっともないので、その代償行為として下腹部
を出そうとするわけです。

また、ベロの代わりに横隔膜を出す、リンパ液を出す、人妻に手を出すなど、
いろんな例があります。人間って面白いですね。

■【S.Mさん・泉州人】
私はどうしても『不条理な疑問や悩みごと募集します』のコーナーに投書した
いのです。どうしたら「不条理な疑問」「奇想天外な悩みごと」が抱けるよう
になるのでしょうか? 教えてください。

【回答】不条理な質問をするためには、まず不条理の神髄を理解しなければな
りません。それは以下の例え話が饒舌に語っています。

 唐の都、長安に呂建という、年老いた陶器売りがいて、毎日、往来で陶器を
 並べて売っておりました。しかし、その値段があまりに高く、茶碗ひとつで
 お屋敷が一軒建つほどでございました。だから商売をはじめて三十年にもな
 ろうというのに、まだひとつの茶碗も壷も瓶(かめ)も売れたことがなかっ
 たのでございます。

値段を聞いて驚いた客が「お前さんは、売るつもりがないのかい」と聞くと、
 呂建はいつも「売ることと買うことは表裏一体だ」と答えるのでした。

 ある日の夕方、呂建が店じまいをしようとしていると、ひとりの痩せ細った
 乞食が、よろよろとやってきて、「もう五日も何も食べていません。今日食
 べなければ死んでしまいます、食べ残しでもいいから恵んでください」と息
 も絶え絶えにいうのでございます。

 呂建は哀れに思い、「ではこの瓶をやろう。値段は一千貫だ。これを売れば、
 食べ物どころか屋敷に住んで、侍女にかしずかれる生活ができるだろう」と
 いって、その瓶をわたしました。乞食はそれを大事そうにかかえると、空腹
 を忘れたかのように大喜びで、街に売りにでかけました。

 翌朝、呂建がいつものように、陶器を積んだ車を押して商売に向かう途中、
 大きな屋敷の前を通りかかると、ちょうどその門から、絹の着物に金銀の装
 飾品をまとった、丸まると肥えた男が侍女を三人従えて出てくるところでし
 た。はじめは、それが誰だか判りませんでしたが、男が呂建に声をかけてき
 たので、きのうの乞食だということが判ったのでございます。

 「あなたは命の恩人です。魚屋が、釣った魚を入れておくのに、あの瓶がちょ
 うどいいというので、一千貫で買ってくれたのです。それでこの屋敷を建て、
 たらふく食べることができました」というと、侍女らと牛車に乗り込み、で
 かけていったのでした。

 呂建が、また車を押して歩き出すと、役人に首をはねられたのでございます。

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
また変なメールが、今度は中国から来た。「2003年最新編輯的3000万郵箱地址,
包括行業版和地域版…」とかなんとか書いてあって、詳細は分らないのだが、
一部英語で書いてあり、「三千万のメールアドレスを、たった15ドルでダウン
ロードさせてやるぜ。パスワードが知りたきゃメールをよこしな」とのことで
ある。いわゆる「名簿屋」だが、コトが国際的なだけに法的規制やいかに!
・EPIGONE
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

《 PHOTO VISION 》のご案内。
年齢やキャリア、ジャンルも超えて作品の感性に向き合い表現するVISIONを目
標にしている企画展です。私も出品します。芸もするかもしれません
場所:『千スペース』3F 大阪市北区西天満4-8-3 TEL.06-6364-2011
期間:7/29(火)~8/10(日)会期中無休 11:00~19:00
※最終日19:00よりパーティ(費用300円にて参加自由)
75歳、恋に芸に現役活躍中の戎一郎氏による心に沁みる朗読、他予定中。

▼地図
http://plaza.harmonix.ne.jp/~artnavi/02gal.pak/img.gal-map/00-01rental-map/sen-map.gif

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年7月24日木曜日)
第2回「それはカメラと言えるのか?」

ユビキタスマン
───────────────────────────────────
作りたいカメラの基本概念の4つを上げました。

1)シャッターボタンがないこと
2)ファインダーがないこと
3)液晶もないこと
4)撮影した画像はすべてネットワークに保存されること

の4つに加えてあるひとつの重要な項目があります。それは

5)首からかけたら5分ごとに自動でシャッターが切れる

という最後の項目です。これを私は「ライフスライス」を名付けました。広告
業界で使う言葉に「スライス・オブ・ライフ」という言葉があります。「人生
の一断面」という意味ですが、この方式はこのカメラを装着した人こそ写らな
いものの、その人の「人生」が撮影できてしまうのです。

5分に1回シャッターが切れるということは、1日このカメラをつけていたらす
ごい枚数が撮れてしまいます。しかも、自分が写っていない写真が。そんな写
真にどんな意味があるのでしょうか?

ユビキタスマン(川井拓也)
http://www.lifeslice.net/
jp_kawai@lifeslice.net

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(7/24)
・また埼玉県にしまらない名前の市が登場する。富士見市、上福岡市などが合
併して「西さいたま市」か「ふじみ野市」のどちらかになる。公募したらこれ
らが上位に来たらしいが、「西さいたま市」なんて本気で望む市民がいるのだ
ろうか。将来、さいたま市に併呑されたいのかも? また、安易にひらがなを
使えばいいってもんじゃないだろう。なかにはナポレオン市、ドラえもん市、
てりやきちきん市、ベッカム市などの応募もあったそうで、ユニークな(トン
デモな)人が多い地域なのかもしれない。まあ、当事者が望むなら何と命名す
るも勝手だけど、ひらがな市名は手書きするときすごいストレスに陥ることは
覚悟してほしい(バランスを気にしない人なら別になんでもないことだが)。
「文字に書いてみたい漢字の市名」ベスト10でも作ってみようかい。(柴田)

・昨日は杉崎真之助氏のワークショップに参加。モリサワのお仕事もなさって
いる大御所。「情報のデザイン」と「印象のデザイン」を軸に、上辺でデザイ
ンするのではなく、構造や本質を追究した意味あるデザインを作っていくべき
だと。氏は15年前からマックに触れ、パソコンを毛嫌いするのではなく、それ
までにできなかった「文字を重ねる」「画像を重ねる」という表現を探求。柔
軟な思考で、時代を自分の中に取り込んでいかれれる方だと思った。インター
ネット時代と言われる今、デザインのアウトプット方法が多いと嘆くわけでは
なく、やっと自由に表現できるようになったのでは?とおっしゃられていたの
が印象的だった。/web系セミナーでの話に共通しているのにはびっくりした。
私自身、デザインをもっと勉強したいと思いながら、日々変化するweb関連技
術の習得に追われ、この雨後の竹の子状態なwebサイトバブル(決して儲かる
という意味ではない)の流れの中にいる。デザインのできないweb制作者が多
いがそれでも成り立つ時代だ。新聞などには「webデザイナー講座」の広告が
あるが、たいていの学校ではデザインまでは教えてくれない。/かといってグ
ラフィックデザイナーの作るサイトが使いやすいかというとそうではないこと
が多い。とってもキレイだけど、重かったり、モニタの大きさの違いは無視さ
れていたり、奇抜さを求めすぎてメニューがどこにあるかすらわからなかった
り。web制作系大手企業は「情報」「印象」共に重要だと知っていて、デザイ
ンもキレイで、アクセス者が使いやすいものを作り、どんどん先を走っている。
webにはwebのノウハウがあるのだ。/氏とお話していて、一流Gデザイナーが
いままで積み上げてきたノウハウと、web系技術やノウハウが統合されたら凄
いものになるんじゃないかなぁと思った。おとといの松井氏も話されていたが、
日本のGデザイナーって海外でも評価されているんだとか。こんなにたくさん
の世界に通用するGデザイナー排出国って少ないらしい。ならば、海外に通用
するwebデザインがもっとたくさん出てきてもいいはず。/何かイベントでも
してみたいと話したら、杉崎氏は協力を惜しまないと約束してくださった。ラ
ッキー! しかしアイデアがなかったりする……。交流会? (hammer.mule)
http://www.shinn.co.jp/  杉崎真之助氏
http://www.morisawa.co.jp/  モリサワ

<応募受付中のプレゼント>
 Illustrator ロゴデザインテクニックマスターブック 1350号。
 Illustrator 図表デザインテクニックマスターブック 1350号。
 最新DVDレコーダー パーフェクトガイド 1351号。
 おしえて!! Macromedia Dreamweaver MX 1352号。
 Web Designing 2003年8月号 1353号。
 ロジクール CK-87MX 本日号。
 ファイルメーカーProによるシステム構築 本日号。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com >
アシスト    島田敬子 <mailto:keiko@days-i.com >
リニューアル  8月サンタ <mailto:santa@londontown.to >

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
                        <mailto:info@dgcr.com >
登録・解除・変更・FAQはこちら <http://www.dgcr.com/regist/index.html >
広告の御相談はこちらまで   <mailto:info@dgcr.com >

★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://mag2.com/ >、
E-Magazine<http://emaga.com/ >、カプライト<http://kapu.biglobe.ne.jp/ >、
Pubzine<http://www.pubzine.com/ >、Macky!<http://macky.nifty.com/ >、
melma!<http://www.melma.com/ >、めろんぱん<http://www.melonpan.net/ >、
MAGBee<http://magbee.ad-j.com/ >、posbee<http://www.posbee.com/ >、の
システムを利用して配信しています。

★携帯電話対応メルマガもあります。<http://dgcr.com/i/ >
★姉妹誌「写真を楽しむ生活」もよろしく! <http://dgcr.com/photo/ >

Copyright(C), 1998-2003 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■