[1476] 人生は、たったの3万日

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1476    2004/03/01.Mon発行
http://www.dgcr.com/
   1998/04/13創刊   前号の発行部数 19725部
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<「単なる映像好き好き人間」の領域を超えようとしている>

■KNNエンパワーメントコラム
 人生は、たったの3万日
 神田敏晶

■月曜クリエイターズサロン
 映像な人?
 深川正英

■展覧会・イベント案内
 田中秀幸作品展「田中秀幸フレイムグラフィックスアーカイブス」
 OSAKA ・ART・KALEIDOSCOPE「OSAKA 04」
 雑誌をデザインする集団キャップ展 TMDC 1st PROJECT ~ CAP GUN
 BroadStar Award 2004【ブロードスター・アワード2004】
 IMIメディアアート講座スペシャルイベント


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■KNNエンパワーメントコラム
人生は、たったの3万日

神田敏晶
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KNN神田です。

先週は、神戸で入院している母親の病院の先生からお話しをしたいといわれたので、神戸に駆けつけた。

担当の先生曰く、腫瘍が再発し、入院してもらったが、手術を施すよりも薬や漢方で治療したいという。手術をすることも可能だが、薬で現在の痛みを軽減できることと、現在の状況よりも良くなることはないので投薬や漢方で対処したいという。つまり末期ガンの状況のようだ。余命は3ヶ月程度という。ちなみに4年前にウチの母親は余命1年と宣告されているので、9ヶ月はきっと大丈夫だろう。

医者の余命宣告ほど、家族に与える影響は大きいものはない。余命一年であれば、こちらはそれなりの覚悟を決めなければならない。母親なきあとの父親のこと、実家のこと、近未来の介護問題のこと…。しかし、その予想がはずれるとこちらのリズムもかなり変わることになる。

4年前は、肉親の死際には立ち会いたいと思い、米国から帰国した。今回は、入院している母親の病室には、セグウェイで書類送検されたという不肖の息子が立っていることとなった。TV報道はPRの機会でもあったので、社会的には、まったく平気だったが、意味がわからない母親だけにはTVのニュースを見せたくなかった…。親孝行ができないのは、まだいいが、この年の母親に親不孝だけはしたくなかった。しかし、結果として書類送検された息子の母親になってしまった。

「あんた、大丈夫か?」と末期の母親に自分の身の心配をされるほど辛いものはない。点滴と薬の投薬によって、かなりふっくらとした母親の表情は、こちらの心配とは、よそにとても元気に見えたのが、よけいに痛々しい。

彼女が30歳でボクをこの世にデビューさせて以来、1万5000日が経過した。人生を82年として計算すると、人間はたった3万日程度しか生きることができない。彼女は今まで2万6千日を生きてきたこととなる。あと4000日を生きるか、明日に成就してしまうかの間にある。「生」と「死」とは、ただそれだけのことだ。

年ではなく、日数で換算すると、人生の本当の長さが見えるような気がする。ちなみに、7300日で20歳、1万日で27歳、2万日で54歳。65歳の定年までは2万3000日。

つまり、バリバリと仕事面でも健康面でも両立している期間はたった1万5000日くらい。恋愛して子孫を残せる期間は、さらに短くその半分の7500日程度と考えることができる。また、人生の最後の5000日は人に世話をかける一方の日数だ。

現在、27歳の貴女の場合は、あと2万日ほど生きることができ、あと1万3000日くらい働くことができる。しかし、恋愛し子孫を母子とも安全に残せる期間は、たった3000日くらい(初産年齢を35として)しかない。さらに、週のうち5日働くと、残りの2日に理想のパートナーとの出会いのチャンスがあるとするならば、出会いのチャンスは、857日しか残されていない。わずか2年だ。その一日をどのように過ごすかは非常に重要だろう。

また、その理想のパートナーとの結婚がすべてのゴールになるのではなく単なるスタートなので、出産や離婚や死別などのさまざまな人生の山あり谷ありのイベントが待ち構えているので、幸せと感じる日々はそんなに多いものではないのかもしれない。

「あなたは、今日、幸せでしたか?」と聞かれてYESと答えることができる日が何日あるかをこっそりカウントしてみることもいいだろう。一日の終わりに鏡に向かって自分に質問してみるだけでも生き方が変わってくるだろう。

もしも、人生の残りの日々をカウントダウンで表示できる時計があれば、人々の生き方はもっと変わるのかもしれない。愛知万博まであと何日とか、オリンピックまでというあの発想だ。

暴飲・暴食・スピード違反・飲酒・自虐的な仕事、遊び、睡眠不足、ストレスなどによって、たった3万日の一生は、さらに短く設定されてしまうことであろう。

3万日以上生きる人もたくさんいる。しかし、大事なのは時間ではなく、どれだけ充実した一生を作ることができるかではないだろうか?

今、横たわる彼女の横で、介々しく世話をしている老いた父親の背中を見つめている。家族から解放され、やっと夫婦となった2人の人生がそこにはあった。単なる老夫婦の姿であるが、ボクの目には、今まで見せたことのないラブラブな二人に見えた。そして、この二人に幸せあれと祈ることしか…そんなことしかボクにはできなかった…。

彼らと同時にすごしてきた7,500日間の思い出とDNAは、いつまでもボクの身体の奥底でこれからの1万5000日を過ごすエネルギー源としてい行き続けていくことだろう。

KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/

CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
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Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5430-8887

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■月曜クリエイターズサロン
映像な人?

深川正英
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前回まで6回にもわたって「VJの基礎知識」なるコラムを書いたために「映像な人」と思われているかも知れませんが、実際にはそうでもなく、今のところメインはWebだったりします。

でも映像から離れたわけではなく、最近はそのWebの中で映像と新しい形で関わることが多くなりました。Webで映像を流すことはもちろんですが、映像的な表現を求められることも少なくなく、「映像な人」と思われてるなと実感することもしばしば。その度に、乏しい知識と経験の中から試行錯誤しながらひねり出しています。

ちなみにVJは年齢的に(体力的に)厳しいので、ほんの時々しかしていませんが、新しい試みは今後もしていきたいと企んでいます。

そんな私は「単なる映像好き好き人間」なのですが、その「単なる映像好き好き人間」がワラワラと集まって、三年くらい前に軽い気持ちで映像系の団体を立ち上げました。「Movin' Picture Project」略して「MPP」。活動範囲が関西なので「MPP西日本」・・・ふざけた名前でしょう?
< http://www.mpp-west.com/
>

当初は軽い気持ちで立ち上げたので組織的な土台なんて当然のようになりません。そのため活動もそれほど活発に出来ず団体といっても名ばかりだったのですが、なぜか多くの人が集まって繋がって、自分の思惑とは裏腹にさらに「映像な人」を印象付けることになってしまったのです。まさかこういう展開になるなんて想像もしなかったわけですから・・・。

「MPP西日本」については機会があれば触れるとして、そうこうしているうちに気がつけば、映画をガシガシ作っている人たちやその人たちの作品をいかに見せるか流通させるかをめちゃ一生懸命考えて活動している人たちがすぐ目の前にいる場所にいたり、挙げ句の果てには自分自身がショートムービーにちょい役で出てみたり、「単なる映像好き好き人間」の領域を超えようとしています。というか既に超えてます。

先日も、全国のカフェを繋いでショートフィルムの配給を展開していこうとしているNaked(ネイキッド)という会社が運営するNIZOO(ニズー)という団体がこれからの動きを知ってもらうためのレセプションを大阪で行ったので、訳も分からずノコノコと出席してきたところです。
< http://www.nizoo.com/
>

このあたりの詳しい話は、同じこの枠で書いているぱく・さよんさんに譲るとして・・・人のつながりというものは自分の思惑というか想像なんかひょいと超える凄いパワーを持っているなぁとあらためて感じています。まさか自分自身がこういう展開になるなんて想像もしなかったわけですから。ホントに。

深川正英【ふかがわ・まさひで】fuka@studio-seed.com
プロダクトデザイン、コンシューマーゲームのインターフェイスおよびグラフィックデザインを経験した後、1997年に「studio SEED」を設立。現在はWebやCD-ROMのコンテンツ、モーショングラフィックス主体の映像など、デジタルコンテンツの企画・デザイン・製作からVJまで幅広く活動中。
Digital Creator College WAO! 講師。

スタジオ・シード 代表  http://www.studio-seed.com/

関西文化発信協議会 Web統括  http://www.k-bunka.com/

Digital Creator College WAO!  http://www.dccwao.com/


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■展覧会案内
田中秀幸作品展「田中秀幸フレイムグラフィックスアーカイブス」
http://www.canon-sales.co.jp/s-tower/floor/1f/gallery/darchive/index.html

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会期:3月4日(木)~4月24日(土)10:00~17:30 日祝休
会場:キヤノンサロンS(東京都港区港南2-16-6 TEL.03-6719-9111)
内容:田中秀幸のこれまでのクリエイティブワークを、自らデジタルアーカイブ化した作品展。キャラクターデザイン、イラストレーション、テレビCM、プロモーションビデオなど多岐に渡る仕事を、今回の展示のためにデザインされたオリジナルインターフェイスによって自由に観覧できる。3台のプロジェクターと3.5m×計30mに及ぶ大判壁面出力による作品で埋め尽くされた会場に田中秀幸の世界がひろがる。

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■展覧会・イベント情報
OSAKA ・ART・KALEIDOSCOPE「OSAKA 04」
─春・花・生21世紀の芸術と生命の交差
< http://mic.art-osaka.com/
>
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会期:3月13日(土)~3月31日(水)10:00~18:00 日休
会場:第一会場/大阪府立現代美術センター
http://mic.e-osaka.ne.jp/ocac

第二会場/海岸通ギャラリーCASO
http://www.cwo.zaq.ne.jp/caso


19世紀バラの宮廷画家ルドゥーテから奇才の写真家アラーキーまでの12作家が繰り広げる花物語であり、文字どおり「華麗度スコープ」。本展は、美術としての「美」の表現を探るとともに様々な芸術表現の相互交流を促進するために芸術と生命の交差の中で「交通るアート」を目指すものである。大阪府立現代美術センターと海岸通ギャラリーCASOを中心に市内数カ所のギャラリーなどでシンポジウム、トークショウ、パフォーマンス、ダンス、ライブなどを実施するとともに、従来の展覧会 カタログの常識をこえる「展覧会マガジン」を発行する。
プロデューサ-:加藤義夫(加藤義夫芸術計画室)
展覧会マガジン編集:原久子(ハラ・アートオフィス)
出展作家:荒木経惟、稲垣智子、押江千衣子、金田実生、古巻和芳、田嶋悦子、銅金裕司、名和晃平、村山留里子、ロバート・クシュナー、ルドゥーテ、崔辰旭

関連企画
●シンポジウム1 基調対談「芸術と生命の交差」
日時:3月12日(金)18:00~19:30 入場無料
会場:大阪府新別 館北館4階 多目的ホール
パネラー:木村重信(兵庫県立美術館館長)岸本忠三(総合科学技術会議議員、大阪大学前総長)
司会進行:中塚宏行(大阪府立現代美術センター主任研究員)

●シンポジウム2 公開会議「交通するアート」
日時:3月13日(土) 14時~16時  入場無料
会場:大阪府立現代美術センター展示室A
パネラー:大谷燠(ダンスボックス代表)、豊嶋秀樹(graf)、松本雄吉(維新派代表)、 渡辺昭ニ(大阪造形センター主宰)、加藤義夫、原久子、喜多恵美子(韓国美術研究)、 中塚宏行、 松本薫(大阪府立現代美術センター研究員)司会進行:木ノ下智恵子(神戸アートビレッジセンター美術担当)
●シンポジウム3+オープニングパーティ 「芸術と生命と美の交差点」
日時:3月13日(土) 17時~19時 入場無料
会場:海岸通 ギャラリー・CASO
パネラー:稲垣智子、金田実生、古巻和芳、銅金裕司、名和晃平 (出品作家)司会進行:加藤義夫
オープニングパーティ:19:00~20:30

●シンポジウム4
「graf open meeting-モノづくりとその環境」
日時:3月19日(金) 16時~18時 入場無料
会場:大阪府立現代美術センター展示室A
パネラー: 空間デザイン/家具の[graf]スタッフ
司会進行:松本薫
※本展のシンポジウム用テーブルとイスは、[graf]のデザイン・制作。

●シンポジウム5
「社会彫刻/ヨーゼフ・ボイス-生きものとしての芸術と社会」
日時:3月26日(金) 16時~18時 入場無料
会場:大阪府立現代美術センター展示室A
パネラー:今野裕一(ディレクター、「夜想」編集長)松本夏樹(大阪芸大・武蔵野美大非常勤講師、精神史・図像学)
司会進行:加藤義夫

●シンポジウム6「KANSAIからの発信力-メディアの可能性」
日時:3月27日(土) 16時~18時 入場無料
会場:大阪府立現代美術センター展示室A
パネラー:小崎哲哉(REAL TOKYO、ART iT編集長)藤本智士(編集者)
司会進行:原久子

関連企画・アートライブイベント
●アートライブイベント1(コーディネイター:渡辺昭ニ)
「維新派:アートパフォーマンス flowers」
日時:3月18日(木)~20日(土) 開場19時 開演19時30分
会場:大阪府立現代美術センター展示室A
入場「「OSAKA 04展」のマガジン(500円)に添付のチケットが必要。
定員:150名(予約制)
申し込み:FAX 06-6372-9780    
E-mail ozc@ozczokei.com
http://www.ozczokei.com

問い合わせ:090-2100-2616(OZC)

●アートライブイベント2(コーディネイター:渡辺昭ニ)
ダンスパフォーマンス 「エメスズキ 花カラ花へ」
日時:3月26日(金)・3月27日(土) 開場19時 開演19時30分
会場:大阪府立現代美術センター展示室A
入場:「OSAKA 04展」のマガジン(500円)に添付のチケットが必要。先着順
(予約不要)
問い合わせ:090-2100-2616(OZC)

●アートライブイベント3(コーディネイター:原久子)
ヴォイス・パフォーマンス「ヴォイス プラントロン 2004 ライブ」
さかいれいしう(声楽家)・真鍋大度(DJ、ターンテーブル奏者)
日時:3月20日(土) 開場18時 開演18時30分
会場:海岸通 ギャラリー・CASO
入場:「OSAKA 04展」のマガジン(500円)に添付のチケットが必要。
定員:100名(先着順 オールスタンディング)
問い合わせ:06-4790-8520(大阪府立現代美術センター)

※「OSAKA 04展」のマガジンは、各会場で入手できる。
※このほか、協賛事業・トークショウも多彩に行われる。サイトを参照。

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■展覧会案内
雑誌をデザインする集団キャップ展 TMDC 1st PROJECT ~ CAP GUN
< http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
>
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会期:3月4日(木)~3月30日(火)11:00~19:00 土18時 日祝休
会場:銀座グラフィックギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
TEL.03-3571-5206)
内容:1980年代より、「GQ JAPAN」「VOGUE NIPPON」「BRUTUS」「STUDIO VOICE」など日本の雑誌デザインを過激に演出してきたアートディレクター藤本やすし氏。彼が主宰するデザイン集団キャップにより、次々と打ち出される雑誌デザイン約2,000点を展示するほか、スタジオでの制作風景や豊富なアイディアソース、そしてライフスタイルの断片を実物と写真で紹介する。会期中には、各雑誌編集部対抗卓球大会や編集長を招いてのレクチャーを開催予定。さらにPIE Booksより、20年の活動をまとめる作品集を刊行する。

●ギャラリートーク 時間は18:30~
日時:3月22日(月)出演:斎藤和弘(VOGUE NIPPON, GQ JAPAN 編集長)
3月23日(火)出演:石渡健文(BRUTUS 編集長)
3月24日(水)出演:加藤陽之(STUDIO VOICE 編集長)
3月25日(木)出演:藤本やすし(CAP アートディレクター)
会場:DNP銀座ビル5階 先着70名 要予約

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■イベント案内
BroadStar Award 2004【ブロードスター・アワード2004】
< http://www.broadstar.jp/award/
>
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日時:3月12日(金)13:30~18:30 <17:00~18:30 交流会>
場所:大阪産業創造館4階(最寄り駅:堺筋本町)
内容:
・講演会1 ~映像ビジネス最前線~ 映画配給会社から映像コンテンツ会社へ
(株)ギャガ・コミュニケーションズ
代表取締役社長兼最高執行責任者 丸茂日穂
・講演会2 ~ハリウッドが注目する日本コンテンツの魅力~ 『リング』『呪怨』がハリウッドでリメイク! 角川ホラー ハリウッドへの進出
(株)角川大映映画 専務取締役 江川信也
・表彰式、受賞作品上映
・交流会
費用:無料(交流会は、3,000円/お一人様・税込み)
定員:200名(交流会は100名)
締切り:3月8日(月)※事前申込み
主催:ソフト産業プラザ イメディオ
TEL.06-6615-1000 mailto:welcome@imedio.or.jp 担当:下江

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■イベント案内
IMIメディアアート講座スペシャルイベント
メディアアートと現代美術のさかい目ってナニ?
< http://web.iminet.ac.jp/fes2004/
>
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メディアアートと現代美術のさかい目ってナニ?
会田誠はメディアアーティストとなるか!?

日時:3月14日(日)17:00~20:00
会場:インターメディウム研究所 2Fレクチャールーム(大阪府吹田市千里万
博公園1-1 万博記念ビル1F)
参加無料(要事前予約、下記Web等から申し込み) 定員100名
参加申込み・お問い合せ: http://web.iminet.ac.jp/fes2004/

TEL.06-6816-4563 e-mail: info@iminet.ac.jp

第一部トークセッション:
会田誠(アーティスト)+有馬純寿(サウンドアーティスト、IMI講師)+
森脇裕之 (メディアアーティスト、IMI講師)、
第二部 会田誠 映像版「ミュータント花子」特別上映会

いまや映像やコンピュータを用いたアート表現はごく一般化し、テクノロジーはメデ ィアアーティストの特権ではなくなった。こうした状況のなか、アブない絵画作品で 知られる「取り扱い注意」の作家、会田誠はメディアやテクノロジーをどのような目 で見ているか? その視点に迫る。さらに過激な内容のためMoMAをも震撼させた、 IMI研究生がサウンドを手がけた幻の映像作品「ミュータント花子」も関西初の上映。

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■編集後記(3/1)
・「文化庁メディア芸術祭」の協賛イベント「CG CARNIVALスペシャルプログラム」を見に行った。「CG美少女」サイトのコラムねたにしようと思ったからだ。昨年も見に行って、司会がどうしようもなかったと書いた記憶がある。今年は2本立てで、第一部では、クリエイター自主制作アニメのレーベル「PIXDVD vol.2」最新作の上映と作家コメントがあった。主宰はウサギ王さん(うもとゆーじとウモトサチコ)で、彼らの作品はサラリーマンがゾンビになっちゃう、悲しくも妙に淡々とした話で、キャラクターは人形をブルーバックでアニメートしたという。S虎兎Tさん(タナカウサギ、ヒラタサヤコ)は、ひげ蛙と小兎忍者の続編。例によって独特の舞台、テンポとストーリー。丹治まさみさんと由水桂さんは、それぞれ子供にも見てもらえることを意識したと言う。丹治さんの作品は3DCGだが、わざと3DCGっぽくない作り。由水さんの作品は動く絵本というかんじで、明るく軽い。こんな見せ方があったのかと感動した。6人が壇上でコメントしたが、ほとんど自己紹介程度で、映写が終わったらまた出てくるのかと思っていたら、それでお終いとはちょっとなあ。第2部はトークショー「ポストジャパニメーションの担い手たち」で、笹原和也・株式会社アニマ社長、水崎淳平・有限会社神風動画社長、それにあとから2人加わった。司会は元「GW」編集長の森屋義男さん。さすがに森屋さんは、いい質問を用意してきたのだが、応える側はやや物足りない。「いまやっていることは?」との質問に「言えませんね」、わははは、笹原さんらしい。驚いたことに、誰も「ほしのこえ」を意識しながらも、見てはいないそうだ(ほんとかな)。上映された映像はそれぞれとてもよかったが、トークについてはタイトル倒れの印象はぬぐえない。時々わらわせてはくれたが、まとまりがない。これじゃ~記事にならんわと、あきらめて写真美術館をあとにしたのだった。(柴田)

・あかんわ。ダウン。調子悪くてぐずっていたが、本格的にダウン。頭が動かない~。この仕事の山をどうしよう~。早く治れよ、この体。今月乗り切らないとっ。/orkutのお誘いメールがちらほら届く。憧れている人に誘ってもらったりした時は、その日一日にやついていたりする。何を書いていいのかわからなくて、お礼のメールを送っていないのだが。プロフィールを整備して、私もお誘いメールを送ろうと思ったりもするのだが、使い方を調べるまでに至っていない。でもorkutってこわいシステムだわ~。人と人の繋がりを見られるんだもの。ある意味危険。人に本棚を見られるのが嫌いなんだけど、近いものあるかもしれない。まぁ遊びなんだけどさ。(hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
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「Web制作演習 Webプログラミング演習」 1469-2号
「ウイルス対策&セキュリティの基本」 1469-2号
「LightMellow和モノ669」 1469-2号
冬のポストカード 1474号

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発行   デジタルクリエイターズ < http://www.dgcr.com/
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編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >
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