[1486] ソーシャル・ネットワーキングは第二次ネットベンチャーを巻き起こす?

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1486    2004/03/15.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19428部
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  <まるでマスのメディアを読みにいくような心情で知人のblogを読む>

■KNNエンパワーメントコラム
 ソーシャル・ネットワーキングは第二次ネットベンチャーを巻き起こす?
 神田敏晶

■月曜クリエイターズサロン
 ラーメンはラーメン
 深川正英

■展覧会案内
 没後10年特別展 ペーター佐藤の時代 1945-1994
 コンピューターグラフィックスの美術



■KNNエンパワーメントコラム
ソーシャル・ネットワーキングは第二次ネットベンチャーを巻き起こす?

神田敏晶
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KNN神田です。

第二次ネットベンチャーのブームの兆しを感じるようになった。

IT雑誌を中心にblogの話題があふれてきた。すでに日記サイトを超えて、マス
のメディア以上に批評として秀逸なblogも多くなってきた。すでに大手の参入
もあり、フォーマットの定まらなかった個人ウェブサイトがRSSというXMLに技
術的に裏づけされたテクノロジーによって、出版から広報、そして履歴から、
TrackBackという引用歴まで知ることが可能となった。しかもサービスが無料
というところもまだ多く存在している。

そして、今年からさらに加わったソーシャル・ネットワーキングがblogと親密
に連携しながら新しいネットでのコミュニティを形成しはじめている。

友達の友達までも「可視化」できるソーシャル・ネットワーキングは、リアル
の世界をネット化することで、新たな意味づけを行ったと考えられる。そこに、
RSSデータなどのblogと関連づけることによって、友達の最新な日記などを通
じて、新たなNewsやエンタテインメントとして楽しめるようになった。

http://www.mixi.jp や http://www.gree.jp などで、この機能が堪能できる
ようになってきている。mixi.jp の場合は、メルマガで知人の新着日記が紹介
されるので、まるでマスのメディアを読みにいくような心情で知人のblogを読
んでいる。

blogの良い点は、大手メディアが通信社からの情報をそのまま流通させている
ところに、知人の感覚による解説や批評が見られる点である。また、知人が自
分と似ている考えであれば、ニュースをさらにユニークな視点で知ることが可
能となるのだ。近い将来、通信社とblogだけで、ニュースはマスメディア抜き
で成立するような時代になってもボクはちっとも驚かないだろう。現在のマス
メディアはblogの子孫によって駆逐されることは、もう目に見えているからだ。

ソーシャル・ネットワーキングは、そんなblogと知人をつなぐ大事なツールと
なりつつある。さらに、まだ知りあってはいない、未来の知人ともつないでく
れるのが魅力である。

Orkut.comを以前、紹介したが、最近のマイブームは、Flash Communication
Serverを活用した Flickr.com である。
http://www.flickr.com/
(マクロメディア田中さん、これをデモしない手はないですよ!)

ボクがなぜ、 http://www.flickr.com/ にはまったかというと、リアルタイ
ムチャットに画像によるコミュニケーションを介在させた初めてのインフラだ
からだ。まだまだbetaバージョンで、サーバが存在しない瞬間もあったり、動
作が重く感じることもあるが、自分のデジタル画像をネット上に用意して(一
枚あたり500kbまで)、チャットのウインドウにドラッグ・アンド・ドロップ
できる。するとチャットのウインドウにその画像のサムネイルが表示されて、
それを見たチャット中の人がクリックすると、データがネット上で共有される
仕組みだ。

この http://www.flickr.com/ は、ネットで共有できても、そこからデータ
を自分のHDにはダウンロードさせていない点が特徴だ。しかし、自分のhomeと
なるネットワークに画像があたかもダウンロードされているので手に入れた気
になっている(笑)。

しかもその画像は、あたかもMac OS X のアイコンのように並び、Macのソフ
トであるかのように下部に並び、マウスを経由するとビヨビヨするのが、Win
dowsでもMac OSを触っているようでとても楽しい。

何よりも、チャットの話題(現在はまだ英語バージョンのみ)で、関連する画
像がバンバン、ドラッグされるので、コトバがあいまいでも、理解に苦しむこ
とがすくなくてすむ。そのうち容量がふえてくると、映像ファイルなどもチャ
ットの間にアップされることは間違いないだろう。

そういうところも、Flash Communication Server を導入したから可能なん
だと思う。英語の勉強としても単調なテキストだけでないので、楽しい。もち
ろんそのチャットのメンバーの友達までも「可視化」できるのはソーシャルの
醍醐味だ。その人たちの写真のギャラリーがあるので、知人になりたいかどう
かの判断もプロフィールを見るよりも楽しいものとなる。

日本では、ブロードバンドの回線が整備されても、たとえ「光」があっても、
肝心なコンテンツでは、映画の予告編みたいな、販促やグラビア・アイドルな
どの単なる「くだり」回線だけしか活用されていない。

しかし、今後、このflickr.comであれば、光回線の「のぼり」の需要が求めら
れることになるであろう。テレビ電話などよりも、コミュニティの方が「のぼ
り」のニーズは確実に生まれる。

さらに、flickr.comに、クローズドなサークルが登場すれば、有料アダルトサ
イトにわざわざいかなくても、チャット中にそんなファイルはいくらでも手に
することができることになるであろう(著作権的には問題は残るが…)。

問題は、flickr.com のようなソーシャル・ネットワーキングが雨後のタケノ
コのように登場しはじめ、さらにベンチャーキャピタルの出資が米国で開始さ
れたからだ。ここで断言してみよう。この2004年内にソーシャル系、blog系を
中心に第二次ネットバブルが誕生するだろう。

ビジネスのアイデアレベルを紹介してみよう。orkut.comでは、誕生日の知人
が紹介される。もしこれに、http://www.yosegaki.com のような寄せ書きを贈
るつもりで、一口1000円参加してプレゼントに参加したらどうなるだろうか?
自分の誕生日に欲しいものをblogやソーシャルで記入しているだけで、そのプ
レゼントが知人の集団からギフトとして送ってもらえるかもしれないのだ。も
ちろん、その友達の誕生日にお返しすることは必須となるが…。「Wish List」
を公開し、「アフリエイト」と組み合わせ、フランスの「リスト・ドゥ・マリ
アージュ」のようにすればいいのだ。

しかし、これだけで、ECサイトの利用率やアフリエイトの収益は莫大に増える
可能性を秘める。また、ソーシャルを活用した1対多のプレゼントは、消費行
動そのものをクリスマスなどのイベント時期にかかわらず、恒常的に引き上げ
る要素も持っている。その影響はネット全般にあまねくひろがり、さらに高度
なサービスが受け入れられるというネットベンチャーの土壌がひろがることを
意味している。

さらに知人の購入リストとコメント欄があれば、kakaku.com とリンクされた
り、アフリエイトと結びつくだけで、ビジネスが発生するだろう。また、ネッ
トオークションも知人とやれば、「今月は忙しいので、発送は来月になりま~
す」というのも許されるのではないだろうか? 慇懃無礼なテンプレート上の
コメントを赤の他人同士でやりあう必要もなくなる(笑)。

大手となったIPOネットベンチャー組による買収や吸収合併が続くが、投資意
欲が進化すると、この新しいチャンスを狙ってたくさんのベンチャー経営者が
再度、IPOのチャンスがめぐってチャレンジしてくれると期待している。

ちなみに米国ではこれだけ新しいソーシャル・ネットワーキングが登場してい
る。ぜひ、英語といわず、IPOを夢見てチャレンジしてみてほしい。

■universe.icq.com/ http://universe.icq.com/

個人系
■Orkut.com http://www.orkut.com/
Googleのエンジニアが開始したサイト。インビテーションオンリー型で一気に
ブレイク。日本市場でもすでにリクルーティングを開始しているので、日本上
陸は時間の問題だろう。
■Friendster http://www.friendster.com/
500万人のユーザー 1300万ドルの資金獲得。元Yahoo!のCEOティム・クーグ
ル氏(Googleの名前とは関係なし)が、経営陣に加わった。元PayPalのCEOピ
ーター・シール氏やGoogleの役員ラム・シュリラム氏などが出資。VCはクライ
ナー・パーキンス。Nielsen//NetRatingsの調査によるとユニーク・オーディ
エンスの1人あたりの滞在時間も1時間51分に達したという。こりゃすごい。テ
レビなど見ている暇なしでしょう(笑)。Googleが買収したくなるのもわかり
ます。Googleは、Orkutで逆襲なるか?
■Friendzy.com http://www.friendzy.com/
■Threedegrees.com(Microsoft)threedegrees.com
■Sixdegrees.com http://www.sixdegrees.com/ 休止中
■Tickle.com http://web.tickle.com/
■Everyonesconnected.com http://www.everyonesconnected.com/
■Netomat.com http://www.netomat.com/
写真を共有して書き込みなどができます

IM系
■universe.icq.com/ http://universe.icq.com/
御存知ICQの新SNサービス。登録ユーザー1億7500万人、アクティブユーザー1
日当たり800万人の母数でソーシャル・ネットワーキングのサービス開始 2004
年3月5日より。AOL Instant Messengerとも相互乗り入れ中。
■Mywallop.com http://mywallop.com MSの次世代OSに搭載か?
■Flicker.com http://www.flickr.com/ FlashによるIM機能搭載

イベント・場所系
■Meat up.com http://www.meetup.com/
ハワード・ディーン氏とジョン・ケリー氏の政治集会のMeat UP(集会)にも
利用され、政治資金が集められる。eベイのファウンダー(創業者)兼会長の
ピエール・オミディア氏が取締役に。オミディア氏は、私財の99%で、オミデ
ィア財団42億ドル(4200億円)をつくってNPOに寄贈する。私財の残りは40~5
0億円相当。その中の出資と見られる。ちなみに、ビル・ゲーツ夫妻の「ビル
とメリンダ・ゲイツ財団」の基金は、650億ドル(6兆5000億円)ビジネス系
■Tribe.net http://www.tribe.net/
VCメイフィールド、ナイトリッダーによって630万ドル出資。
■Linked in http://www.linkedin.com/
VCセコイアより470万ドルの資金獲得画像がなくてさびしいけれど、ビジネス
に特化されている。
■Ryze.com http://www.ryze.com/
■Matcheroo.com http://www.matcheroo.com/
■Ecademy.com http://www.ecademy.com/
■zerodegrees.com http://www.zerodegrees.com/
22万人のビジネスユーザーを抱える。OutlookやLotus Notesのアドレスの読み
込み機能がユニーク。IAC(Interactivecorp NASDAQ:IACI)が2004・03・1買
収に成功。IACは、「Expedia」「Ticketmaster」「Match.com」「evite.com」
などを保有
■evite.com http://www.evite.com/ IAC傘下。グループ系コンパによる新し
い出会い。日本ではいいかも。Goccのビジネスモデルはここからか? スポー
ツ、サークルにも利用できる。
■Visiblepath.com http://www.visiblepath.com/
■Linkify.com http://www.linkify.com/
■spokesoftware.com http://www.spokesoftware.com/
■MonsterNetwork http://network.monster.com
あのMonster.comのソーシャル・ネットワーキング

デベロッパー系
■Socialtext.com http://www.socialtext.com/
itsnotwhatyouknow.com http://www.itsnotwhatyouknow.com/

研究・開発系
http://clubnexus.stanford.edu/
http://incircle.stanfordalumni.org

検索結果共有系
■Eurekster.com http://www.eurekster.com/
Overture社が参戦するとここに来るかな。

デート系
もうあまりにも多いが、Match.comの一人勝ちかも…
■Match.com http://match.com

KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
blog http://knn.typepad.com
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
3F,Otoha Build,Jingumae,Shibuya,Tokyo,Japan150-0001
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5430-8887

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■月曜クリエイターズサロン
ラーメンはラーメン

深川正英
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そんなにラーメンが好きというわけではないが、時々無性に食べたくなる。し
かし、たまにしか行かないので、行く店はだいたい決まってくる。周りの評判
が良く、実際に食べてみて美味しかった店には何回も食べに行くが、どんなに
美味しいラーメンにも限界がある。

そう「ラーメンはラーメン」なのだ。どんなにうまいラーメンでもラーメンで
あって、ラーメン以外のなにものでもないのだ。これはラーメンを批判してい
る訳ではない。ラーメンという食べ物を欲しているからラーメンを食べるわけ
で、うどんに限りなく近いラーメンがどんなにうまくても食べたくないかもし
れない・・・とかそういう意味である。で、この話をあえて映画の「マトリッ
クス」に持っていく。かなり強引に。

マトリックスは「映画」だ。まぎれもなく「映画」だ。映画の手法で撮られた
し、映画として上映されていたし、普通は誰も「あれは映画じゃない」とは言
わない。

んなことは分かってるって? でも一部では「映画を超えた」だの、「新しい
時代の映像」だのといった感じの評価もあった。(・・・ような気がする)確
かに今までに見た事のなかった映像表現が多いが、世界観はあの手のSFが好き
な人であれば非常に分かりやすく表現されていて、入り込みやすかったのでは
ないかと思う。

そういう意味ではマトリックスが「映画」であることに異論はないはずだ。し
かし、マトリックスが結末に近づくにつれ、ひどく落胆した人も多いと聞く。
そんな人はもしかすると「映画」を超えた「何か」を期待していたのかも知れ
ない。

私自身もそういう気持ちが少しあった。でも、見終わってある程度時間が経過
した今となっては「面白い映画だった」と落ち着いている。映画として考えれ
ば終わり方はいかにも映画的(またはアニメ的)なアレでいいんじゃないかと
思ってる。くどいようだが、マトリックスは「映画」だから。

何をもって「ラーメン」とするのか? つまり、何をもって「映画」とするの
か? という定義付けは難しいが、あきらかに「映画を超えた映画」というモ
ノがこの世に出て来たとき、それはなんと呼ばれるだろうか。

追記:実はこの「月曜クリエイターズサロン」は基本的には4人が順番にコラ
ムを書くことになっているのですが、日常の業務に忙殺されて、なかなか予定
通りに事が運ばないこともしばしばです。そんな時は代役が登場し、これがな
かなかに面白い内容だったりするので「結果良ければ全て良し」と思っていま
す。そして、本来であれば私の番ではないのですが、待てど暮らせど原稿が届
かない・・・。そうです、最近登場回数の多い私がこの枠のコラムの原稿をや
りくりしています。今回は「結果良ければ全て良し」となっているでしょうか。

深川正英【ふかがわ・まさひで】fuka@studio-seed.com
プロダクトデザイン、コンシューマーゲームのインターフェイスおよびグラフ
ィックデザインを経験した後、1997年に「studio SEED」を設立。
現在はWebやCD-ROMのコンテンツ、モーショングラフィックス主体の映像など、
デジタルコンテンツの企画・デザイン・製作からVJまで幅広く活動中。
Digital Creator College WAO! 講師。

スタジオ・シード 代表 http://www.studio-seed.com/
関西文化発信協議会 Web統括 http://www.k-bunka.com/
Digital Creator College WAO! http://www.dccwao.com/

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■展覧会案内
没後10年特別展 ペーター佐藤の時代 1945-1994
<http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2004/g8_0404.html >
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会期:3月29日(月)~ 4月23日(金)
ガーディアン・ガーデンは 4月5日(月)~ 4月23日(金)
11:00~19:00(水曜日は20:30まで)土日祝休 入場無料
会場:
〈第一会場〉クリエイションギャラリーG8(東京都中央区銀座8-4-17 リクル
ートGINZA8ビル1F TEL.03-3575-6918)    
〈第二会場〉ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 リクルート
GINZA7ビルB1F TEL.03-5568-8818)
主催:クリエイションギャラリーG8、ガーディアン・ガーデン
企画協力:ぺーターズショップアンドギャラリー
ぺ-ター佐藤没後10年を迎える今年、クリエイションギャラリーG8では、ガー
ディアン・ガーデンと2会場で氏の約30年間・3000点に及ぶ作品の中から、デ
ビュー当時の作品、エアブラシ、パステル作品、遺作となった1994年のミスタ
ード-ナツの作品や入院中に制作した「ちぎり貼り絵」など約200点を展示。
・第155回クリエイティブサロン
日時:4月13日(火)19:00~20:30
ゲスト:安西水丸・新谷雅弘・原田治(パレットくらぶメンバー)
場所:クリエイションギャラリーG8 入場無料 要予約

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■展覧会案内
コンピューターグラフィックスの美術
<http://www.loftwork.com/AG >
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会期:3月15日(月)~3月20日(土)12:00~19:00 最終日17時
会場:ギャラリー汲美(東京都中央区京橋3-2-18第一会館ビル2F
TEL.03-3231-3577)
主催:アジアグラフィック、ギャラリー汲美
協力:アップルコンピュータ、セイコーエプソン、東京研文社
出展作家:安藤克昌、扇原康成、岡達也、小笠原たけし、岡部タカノブ、喜多
見康、岸啓介、木村智博、久納ヒロシ、倉嶋正彦、小坂徹、鷺義勝、須藤健斗、
ソネハチ、瀧澤謙司、多賀泰孝、富岡聡、中澤真純、なりた麻美、花房まこと、
ブルームーンスタジオ、松林あつし、めけめけ、森野和馬、由水桂
・EPSONの協力で高画質顔料プリンターで出力した作品を販売。B3サイズ一点
10,000万円(作家の直筆サイン入り)

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■編集後記(3/15)
・芥川賞の受賞パーティに参加した人の話だが、綿谷りさと金原ひとみに向か
って焚かれたストロボは、綿谷さんに倍くらい集中して、金原さんはちょっと
かわいそうに思えたそうだ。写真を撮るのはほとんどが男だろうから、見た目
がかわいいほうが好きなのはしょうがない(断定?!)けど、やはり配慮して
やってほしいよなあ。いちおう撮る回数は同じくらいにするとか。どうせデジ
タルカメラなんだろうから、いくら撮っても経費は変わらないだろう。大相撲
が昨日から始まった。取り組み前の土俵入りのセレモニーでは、人気力士と不
人気力士の声援の差は露骨で、土俵にあがってもほとんど声援を受けない力士
がいて、いつも気の毒だなあと思うのだが、しょうがないのかなあ。(柴田)

・お祝いパーティーは役人さんが多くて場違いな感じ。やっぱりスーツ来てい
けば良かったな~。普段着で行ってしまった。富永さんが恥ずかしくなかった
らいいのだが。知らない人ばかりだと思っていたら、関西文化発信協議会の深
川さんや本田さん、ループの大下さんがいらしたり、時計台ネットの咲本さん、
受付太郎の塩田さんも。エンゼル証券の方を紹介していただいたのだが、実は
この方を私は7~8年ほど前にお見かけしている。私は「関西電子共和国」の国
民であった。ここのオフラインミーティングは、この方の事務所で毎週行われ
ていて、ペーペーながら私は何回か参加していた。さっき調べたら「まぐまぐ」
創始者の深水氏も国民だったようだ。へぇ~。とにかくここの国民になったこ
とで、いろんな人と出会い勉強になった。エイガアルの伊藤さんのセミナーも
受けたなぁ。向こうは覚えてらっしゃらないとは思うけど。あと、御堂筋パレ
ードのサイト制作のお手伝いをさせてもらったりもした。御堂筋って何かわか
らないだろうから、宇宙、地球、世界、日本、大阪、御堂筋と画像が切り替わ
るアニメーションや、マスコットキャラが掛け合い漫才しながらパレードの説
明をするページも作ったなぁ。あの時期がなければ、今の自分はないと思う。
濃い勉強会の多い国だったもんなぁ。           (hammer.mule)
http://www.vrk.com/index-j.html  関西電子共和国
http://www.osaka21.or.jp/Parade/index2003.html  パレード

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編集長     柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com >
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