[1510] 悲しみに耐える

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1510    2004/04/16.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18970部
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    <今度は私達が「キャーーー!!」と叫ぶ番だった>

■映画と夜と音楽と… 209
 悲しみに耐える
 十河 進

■かりん島 
 ユニバーサル ランゲージ<No.1>
 北川かりん

■イベント・展覧会案内
 キヤノン「写真新世紀」第27回公募を開始
 T-Time のもとに6社が「2004 東京国際ブックフェア」に共同出展
 YES オノ・ヨーコ
 稲垣有個展



■映画と夜と音楽と… 209
悲しみに耐える

十河 進
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●現代の恋愛小説の中で最も悲痛な小説

花屋になった青年は、店長と一緒に花を仕入れた後、市場の隅で話をしながら、
突然、号泣する。子供のように泣きじゃくる。彼を襲ったのは、愛する者を喪
った悲しみだ。これから先、彼はずっとその悲しみを抱えて生き続けなければ
ならない。

ボリス・ヴィアンが書いた「現代の恋愛小説の中で最も悲痛な小説」と言われ
る「うたかたの日々」(新潮文庫では「日々の泡」と訳されている)を利重剛
が監督した「クロエ」は、ともさかりえの演技によって僕には忘れがたい映画
になった。

ともさかりえ独特の喋り方がクロエという女性の奥深い優しさを表現し、僕の
心の底に刻み込むような印象を残した。うまくなったものだな、と僕はまだ十
代で幼かった頃のともさかりえを思い出していた。

少し前に天願大介監督の「AIKI」を見た時もイカサマのサマコというヒロイン
を肩肘張らずに飄々と演じていて感心したものだった。彼女は、一瞬のセリフ
の中に深い想いを表現できる女優になっていた。あんなに魅力的に「うん」と
うなずける人はあまりいない。

「クロエ」でも、ある公共団体の天文課(プラネタリュウム)に勤めるコータ
ロー(永瀬正敏)がクロエと初めて会った時の会話がとても自然で、コータロ
ーと同じように観客として見ている僕もクロエに好意を持ってしまう。

叔母の絵画展のパーティで気になる女性を見付けたコータローだが、なかなか
近づけない。じっと見つめていると彼女は椅子から立ち上がり「あの席どうぞ、
あたしはもう充分座ったから」と話しかけてくる。

ぎごちない会話が少し続き、彼女が叔母の絵を「私は好きじゃありません」と
率直に答えたことから意気投合し、恋に落ちる。どんな恋もひと目惚れ、とい
う言い方があるけれど、多くの場合は真実だ。自分と深く関わる人に会った時、
誰もがある予感を感じるのだと僕は思う。

「クロエ」のコータローとクロエの出会いは、そう言う意味でとてもよくでき
ている。コータローの視線の中にクロエが入ってくる時のカットが自然で、納
得できるのだ。自分がそのパーティの中にいるように感じられ、その女性に惹
かれていく気持ちにすんなりと共感できるのである。

こうして「うたかたの日々」のヒロイン、クロエは黒枝として日本女性となり、
ともさかりえによって現実の肉体を付与された存在になった。だが、結婚した
直後、クロエは倒れ、胸に睡蓮の花が育っていることをコータローは知る。片
方の肺を切除し一時は回復するが、やがて残った肺にも睡蓮が育ち始める…

クロエとコータローの物語は、典型的なボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー
であり、「愛と死をみつめて」や「世界の中心で、愛をさけぶ」などと同じよ
うに愛する者を難病によって喪う話である。

言ってしまえば、通俗的で手垢にまみれた定型の物語である。しかし、コータ
ローが愛した女性クロエを死の世界に連れ去るのが美しい睡蓮の花であること
から推察できるように、非情に観念的な物語でもある。

●既成の社会やモラルを挑発した価値紊乱者

僕にとってボリス・ヴィアンは、ずっと気になる存在だった。最初にその名前
を知ったのは中学生の時である。早川書房から出ていた「ボリス・ヴィアン全
集」の広告を見たからだ。「北京の秋」「心臓抜き」「うたかたの日々」「墓
に唾をかけろ」……、そこには奇妙なタイトルが並んでいた。

特に「墓に唾をかけろ」というタイトルは、まだ十三歳の少年には強烈な印象
を残した。同じ頃、「死者を鞭打て」という言葉を知り、僕は死者を冒涜する
言葉に強い拒否感を感じたものだった。少年の正義感がそんな言葉に含まれる
アンモラルなニュアンスを嫌ったのだろう。

だが、反面、見てはいけない世界を覗くようなドキドキする魅力も感じた。毒
を含んだ言葉は、時に人を魅了する。背徳的で反社会的で、しかし、だからこ
そ真実を衝くということがある。ボリス・ヴィアンは、既成の社会やモラルに
異議申し立て(というより挑発)をしている価値紊乱者として僕の前に現れた
のである。

ボリス・ヴィアンはフランスの若き天才だった。ジャズトランペッターであり、
批評家であり、作家であり、詩人でもあった。シャンソンを作詞し、作曲もし
た。若く、才能にあふれていた。そして、間違いなく挑発的な価値紊乱者であ
った。真の意味でのアーチストであり、イノベーターだった。

ボリス・ヴィアンが二十代後半に発表した「墓に唾をかけろ」は、アメリカ人
作家の名前で発表した黒人差別を題材にした小説だった。ジャズを愛するボリ
ス・ヴィアンはオマージュを捧げるように、いったこともないアメリカ南部を
舞台にして小説を書いたのだ。

それはリンチで弟を殺された外見は白人に見える黒人青年が、白人の娘たちを
セックスで征服していく物語だった。その過激な性描写は保守的な人々の攻撃
の的になり、この小説は発禁になった。

出版されて十数年後に「墓に唾をかけろ」は映画化された。だが、ボリス・ヴ
ィアンはその試写中に心臓発作で死んでしまうのである(余談だけど、試写中
に死んでよかったと思う。あの映画を見たら原作者は死にたくなるに違いない。
劇中で使われた「褐色のブルース」だけがジャズの名曲として残った)。

試写会場で死んだ時、ボリス・ヴィアンはまだ39歳だった。そんな劇的な死を
死んだ作家は伝説のオーラに包まれる。僕が彼の名を知った時は死後五年にな
っていたが、すでに伝説的な異端の作家になっていた。

もう十数年前のことになるだろうか。「うたかたの日々」が若い人の間で話題
になったのは、岡崎京子がマンガにしたからかもしれない。高校生の時にぴあ
フィルム・フェスティバルに入賞して登場した利重剛は、もしかしたら岡崎京
子のマンガで「うたかたの日々」を知った世代かもしれない。

●光に包まれて育ち続けた胸の中の睡蓮

クロエはフローリングの床にできた陽だまりを素足でたどっていく。結婚して
初めて新居になるアパートの部屋に入った時のことである。彼女の幸福感が伝
わってくるような映像だった。

「いいの? 私たち、こんなに素敵なとこに住んじゃって、いいの?」と問い
かけるクロエの胸には一条の光が当たっている。あまりの愛しさにコータロー
はクロエを抱きよせるが、そのふたりは窓から差し込む陽光に包まれている。

花は陽の光を求める。もしかしたら、その時、すでに彼女の胸には睡蓮の種が
存在し、育ち始めていたのかもしれない。ふたりで出かけた海辺でクロエは突
然倒れる。

診察の結果、クロエの胸に花のような影があり肺を切除する。自分の躯の中か
ら出てきた睡蓮をクロエは窓辺に置いて水栽培する。陽光を浴びて睡蓮は美し
い花を咲かす。

回復したのもつかの間、クロエは再び倒れ、片方の肺にも睡蓮が育ち始めたの
がわかる。しかし、肺をふたつとも切除するわけにはいかない。クロエは床に
伏せり、胸の睡蓮が育つのを防ぐしかない。水さえ、あまり飲めなくなる。蕾
は水で発育するからだ。

ある時、身の周りに花があれば、クロエの胸の睡蓮の育ちが鈍るのがわかる。
コータローは毎日、両手に花を抱えて帰る。部屋中を花で飾り立てる。クロエ
を喪いたくない一心である。彼に必要なのは、クロエだけなのだ。

だが、職を失い花を買う金にさえ事欠き始め、コータローは焦り苛立つ。「み
んな同じ、生まれてからはずっと死ぬ途中でしょう。だからコータローと一緒
にいたい」と言うクロエにさえ怒鳴り声をあげてしまう。彼は自分が喪ってし
まうものの大きさに打ちのめされている。

ある日、コータローは花屋の店長に「そんなに花が好きなら、花屋になれば。
余った花持って帰れるし…」と言われて花屋になる。だが、クロエの胸の睡蓮
は花を咲かせ、クロエは窓から差し込む陽光の中で死んでいく。

葬儀の後、コータローは汚い河の中で咲いている一輪の真っ白な睡蓮の花を見
る。彼は「大丈夫、クロエがみんなを困らせるものを全部、むこうへ連れてっ
てくれたんだから…」とつぶやく。

それはクロエが「みんなを困らせるものを全部持っていけるんなら、あたし、
死んじゃってもいいような気がする」と言っていたからだ。

クロエは死に、再び日常がやってくる。花屋になったコータローは店長と仕入
れに出かけ、休憩している時にタバコを勧められ、初めてのタバコを吸いなが
ら突然の悲しみに襲われる。彼は嗚咽し、やがて声を上げて泣く。

一筋縄ではいかないボリス・ヴィアンの小説を、利重監督は各シーンに印象的
な光を散りばめて見事に映像化していた。原作の繊細でもろく儚いクロエは、
ともさかりえのつぶやくような喋り方で僕の目の前に現実化された女性として
存在した。時に独り言のように囁く言葉が僕の官能を刺激した。

だが、それでも謎は残った。クロエの胸で育まれる睡蓮とは、一体何なのか。
美しい花が命を奪ってしまう、その逆説的な暗喩とは何なのか。花で部屋を飾
り花の発育を止める、そのことの意味は何なのだろう。

そんなことが気になりながら、僕には何もわからなかった。人はガンで死ぬこ
ともあれば、もしかして睡蓮で死ぬこともある。そのことに、どんな違いがあ
る? ただひとつ確実なことは「残された人間の悲しみの深さ」だけかもしれ
ない。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
「願わくば花の下にて我死なん」とうたったのは西行法師だったけれど、春は
浮き立つ気分になるはずが、何だか人の世の虚しさを感じてしまうのは桜花の
持つ魔力か。桜木の寿命は平均年齢が伸びた日本人よりずっと短い。

デジクリ掲載の旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

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■かりん島 
ユニバーサル ランゲージ<No.1>

北川かりん
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はじめて聖地銀座の展覧会に参加して、一番驚いたのは外国人の訪問があった
事だ。さすが国際都市東京である。私が留守番をしていた時に来た紳士的な外
国人は、肌触りの良さそうなキャメルのコートに身を包み、いかにもニューヨ
ークあたりの画商っぽい雰囲気をたたえていた。

「平面作品を探しているんだけど、この辺りでどこかいいギャラリー知らない
かな?」なんて聞かれて、アートビジネスって本当に存在するのね。なんて思
ったりしたもんだ。

そして、今回お友達になったティナもこの展覧会に偶然やってきた人のひとり
だ。平日の閑散とした時間にやってきた、透き通るような色の白い、人なつこ
い笑顔が愛くるしい彼女はゆっくり会場を堪能すると、一冊の作品ファイルを
購入する事はできますか? と尋ねてきた。その場に居合わせた私ともう一人
の出品者の女の子がしどろもどろの英語で対応する羽目になった。

「えーっと、それは売り物ではないんです」
「作家はこちらに来られる事はあるんですか?」
「えーっとー、このファイルの作者はさっきまでいたんですけど・・・。他の
作品の作家ならいるんですけど・・・」
「えーっ!? 本当ですかー!?」
「・・・ええ、私達なんです」
「キャーー!!」

気が付けば、興奮した彼女と満面の笑みをたたえて握手をしていた。そして、
とてもこの展覧会が良かったと絶賛してくれた。(いい人だ)

自然と「何の仕事してるんですか?」という会話の流れになって、彼女が「キ
ダムって知ってる? 私、そこのコスチュームデザイナーをやってるの」と言
われた時は今度は私達が「キャーーー!!」と叫ぶ番だった。そして、なんと
私達をキダムに招待したいというのだ。

『?????なんで???」と?マークに包まれている私達に彼女はこう説明
した。「あなた達は私にすごくステキな展覧会を見せてくれたから、私もお返
しに何かすべきだと思うの」

しかし、キダムのチケットは確か1万円くらいしたんじゃなかったか・・・?
そして私達の展覧会がそれに匹敵するんだろうか?

「世界中でアーティストのお友達を作りたいと思ってるの。是非お友達になっ
て。メール交換とかしましょう!」なんてクァワイイ顔で言われたら、力強く
「Yes!!」と答えるしかないでしょう?

かくしてティナとの交際が始まり、キダムの楽屋へ招待される事となった。
そしてこのお話は次回へと続く。(長いので)
お楽しみに~。

北川かりん
http://www.h3.dion.ne.jp/%7Etasu/index.htm

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■イベント案内
キヤノン「写真新世紀」第27回公募を開始
<http://web.canon.jp/pressrelease/2004/shasin04.html>
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キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的としたプロジェクト「写真
新世紀」の第27回作品公募を開始する。新人写真家の登竜門として知られ、蜷
川実花、佐内正史、澤田知子、内原恭彦らの写真家を輩出している。公募は、
4月15日(木)から6月4日(金)まで、東京・大田区のキヤノン本社 文化支援
推進課写真新世紀事務局で受け付ける。インターネットからも応募できる。

今回は、レギュラー審査員である荒木経惟(写真家)、飯沢耕太郎(写真評論
家)、南條史生(森美術館副館長)、森山大道(写真家)の各氏に加え、ゲス
ト審査員にケビン・ウエステンバーグ(写真家)、やなぎみわ(美術作家)両
氏を迎える。各審査員が独自に1名ずつ優秀賞を選出し、計6名の受賞者にはそ
れぞれ賞金20万円が贈られるほか、今秋開催し年間グランプリを決定する「写
真新世紀展2004」に作品を出展する権利が与えられる。

応募条件:写真で表現する個人、グループ(ただし、グループの場合は今後も
グループとして活動していくことが前提)。国籍、年齢、性別は問わない。
プロ、アマチュア可。 二重応募(他のコンテストに応募した作品の応募)は
禁じ、本コンテストを目的とした未発表・未公開のオリジナル作品に限る。応
募者1人(組)につき1作品までの応募とする。作品形式、点数等の制限はない。
参加費用は無料。
賞:今秋開催予定の「写真新世紀展2004」において、優秀賞の中から年間グラ
ンプリ1名が選ばれ、奨励金100万円が贈られるとともに、次年度の個展開催の
権利が与えられる。

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■イベント案内
T-Time のもとに6社が「2004 東京国際ブックフェア」に共同出展
<http://www.voyager.co.jp/news/info_tibf2004/release.html>
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電子出版フォーマットT-Timeを活用し支援する新潮社、講談社、筑摩書房、NT
T ソルマーレ、東芝、ボイジャーの6社は、電子出版の"未来展望を拓く"を合
い言葉に、それぞれの立場からデジタルが出版に及ぼす世界を提案することで
合意し、2004東京国際ブックフェア(デジタルパブリッシングフェア)に共同
出展することになった。会場においては、大型プロジェクト画面を備えたプレ
ゼンテーションステージを設置し、「電子出版 いかにつくりいかに読む」に
ついて、ゲストスピーカーとともに提案していく計画である。ブースNo.は♯
17-4、ゲストスピーカーは以下の通り、サイトにスピーカーの詳細と時間割が
掲載されている。
杉浦康平(ブックデザイナー) 岡田一男(東京シネマ新社代表)浜野保樹
(東京大学教授)中島信也(CM ディレクター 東北新社取締役)寺井弘典(映
像プロデューサー PICS 取締役)野々村文宏(評論家 和光大学助教授)
ボブ・スタイン("Institute for the Future of the Book"代表)富田倫生
(「青空文庫」主宰) 片山雅博(日本アニメーション協会理事)田辺浩昭
(『猫乃電子出版』代表)

・東京ブックフェア2004
http://web.reedexpo.co.jp/tibf/

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■展覧会案内
YES オノ・ヨーコ
<http://www.mot-art-museum.jp/>
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会期:4月17日(土)~6月27日(日)10:00~18:00 月休 5/3開館
会場:東京都現代美術館(東京都江東区三好4-1-1 03-5777-8600 ハローダイ
ヤル)
料金:一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上500円、小学生以下無料

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■展覧会案内
稲垣有個展
<http://www.visualclip.com/exhibition/index.html>
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<主催者:稲垣 有さん情報>
先日の永吉克之さんのコラムにあった、「ギャラリー以外の場所で行う個展」
を、ちょうど明日の土曜日から行いますので、紹介させていただきます。会場
は東京・阿佐ヶ谷のバーです。永吉さんの場合と異なり、夜間のみの展示にな
ります。オーナーがアメリカ人と韓国人のご夫婦ということもあり、多国籍な
客層の不思議なバーです。

内容:デザイナー、イラストレーターの稲垣有のIllustratorによるイラスト
新旧約50点を展示します。大学の卒業制作以来描きつづけている、キャラクタ
ー化した「日本・東洋」の女の子たちのイラストです。カラフルな色彩と伝統
的なフォルムを生かした目新しいものになっているかと存じます。

会期:4月17日(土)~5月12日(水)
会場:我無双(東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-5 JR中央線阿佐ヶ谷駅徒歩2分)
時間:火・水・木(19:00~26:00)
金・土(20:00~29:00)日(20:00~24:00)
※営業時間が変則的ですのでご注意ください。
※チャージは無料ですが、ドリンクなど頼んでいただく必要があります。


<応募受付中のプレゼント>
 『新宿御苑 撮影ガイド 花と風景の12ヵ月』 
 「写真を楽しむ生活」364号(4/26締切)

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■編集後記(4/16)
・昨日は夕方になってからデジクリ情報号を発行した。内容はファイルメーカ
ーPro7日本語版に関することだけで、関心のない人には無用の増刊ではあるが。
急ぎで仕上げたため体裁が不細工だと気がついたのは発行してからだった。も
うしわけありません。日頃、データベースを運用した制作を続けているわけだ
が、もはやデータベース云々なんて意識はなくなって、メールを読み書きする
みたいに普通の感覚である。それだけこなれたユーザーインターフェイスにな
っているからだろう。じつに楽チンな制作で、ふたつのメルマガは原則として
午前中に仕上がる。かつては3時頃までひっぱったこともあったが、いまは遅
くてもお昼頃だ。それで発行係の鴨田さんの昼食のタイミングに微妙なところ
だが、GWの休み(予告:4/26~5/7はGW休み)明けにはもっと早くなることだ
ろう。データベースには情報を入力しないと役に立たないわけで、一気に大量
にそれができるGW休みが待たれるのだ。でも、その期間は横浜で開催される
「アジアグラフィック2004 ヨコハマ」の会場の一部で「VIRTUAL BEAUTY EXPO
2004」を運営しなければならないのだ。どうなることやら。    (柴田)

・カンプリ。関西のビジネス街に出入りする人なら、知らない人なんていない
んじゃないだろうか。系列のビジネスサポートの店長さんとお会いする機会が
あった。地域密着型だったのに、サイトを作ってからは日本中から注文が来る
ようになったそうだ。一番多いのは出力の仕事らしい。そりゃそうよねぇ、関
西でも安いんだもん、たいていの地域でも安いと思えるよなぁ。近場なら無料
で配送までしてくれるんだって。で、コピー出力屋さんなのかと思いきや、頼
まれたことは何でもするよ~とのこと。MOの200枚コピーを一日でやっちゃっ
たり、名刺を30分で用意したり、長靴やホワイトボードを取り寄せたりしたこ
ともあるらしい。何でも相談して欲しいって。       (hammer.mule)
http://www.kanpuri.co.jp/c2/  コピーも安いわぁ
http://www.kinkos.co.jp/  24時間キンコーズ

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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