[1522] 40Gの i-Podが欲しい

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1522    2004/05/18.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/
   1998/04/13創刊   前号の発行部数 18920部
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<オジサン活性化計画。日本経済活性化計画。>

■デジタルサウンズ研究室 
 40Gのi-Podが欲しい
 モモヨ(リザード)

■買い物の王子さま  38
 いつでも一緒に
 石原 強

■デジクリトーク
 土壌(後編)
 GrowHair

■展覧会案内
 東京製本倶楽部 和紙でルリユール展

■ブックガイド&プレゼント
 「Web Designing」2004年6月号 毎日コミュニケーションズ刊
 「PREMediaパート21 いますぐ始める 色の標準化作戦」印刷出版研究所刊


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■デジタルサウンズ研究室 
40Gのi-Podが欲しい

モモヨ(リザード)
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今回もOSの話から外れる。

世間がイラク関連や北朝鮮関連に注視する中、インターネット、あるいは音楽ファンの間では、それどころではない大騒ぎが盛り上がっている。それも、二つの騒ぎが互いに絡み合う形でデマを形成し、まことに手に負えない状況を呈しており、私なども、何が事実なのか、いまだに判断がつかない。

その一つは、著作権法の改訂による「輸入CDの国内販売禁止措置」という話。これは、繰り返しニュースになっているので、もう説明するまでもないかもしれない。

ことはとても複雑なので簡単に説明できないが、この話をまだご存知ない方のために、ざっと顛末を書いておくと;

……ことの始めは、エイベックスなどの有名アーティストのアジア進出により海外での、廉価な正規盤が、日本に逆輸入されるという状況が出来(しゅったい)。これに対応するため、業界が政治家に働きかけた。ここからすべてが始まる。

これまでも海外での廉価な海賊CDの問題はあった。しかし、デジタルでコピーしたとはいえ、実に音楽は厄介なもの。高速書き込みされた音楽CDは、音質もボロボロで業界に脅威を感じさせるようなシロモノではなかった。

が、今回は違う。正規流通商品なのだから、音が異なるようなこともない。これらは当然、国の経済状況によって異なる価格がつけられる。まぁ、大半は日本より安いわけで、これが国内に還流することを業界は懸念したのである。

当初、法案では、アジアの国であるとか、地域を指定して輸入盤規制にでるつもりだったということだが、ここで問題が生じた。規制する国や地域を法案に具体的に記入するのは「きわめて遺憾」とう例のやつだ。そこで、漫然と「輸入盤全てを規制する」ということになってしまったようだ。そんな法案が成立してしまう、というのだ。と、ここまでは一般報道による情報。

この件については、私とは旧知の仲であるT氏が代表になり、顛末等を記載して、反対署名をつのるサイトを開いている。ここからの情報は、そのサイトを介してのものだが、当初から、日本の業者団体は、ことをアジア盤の、日本のアーティストの作品に限定して事を進めるように、喚起してきたという。

それが、審議の過程で、米国のレコード協会から「日本は海外盤の流入を禁止すべき」という要請が入り、いつのまにか、全輸入盤の禁止という結果をまねいたというのである。ここのところが、私には、まだ読みきれていない。というか、どういう意識の力が働いたものか解釈しきれないところがあり、私は、彼等友人の運動に参加するのを躊躇している次第。

こうした動きの中で、現在の日本の流通で多大なるシェアを誇る外資系CD販売会社などは、どういう対応をするのだろう? まず、これが気になる。もし、米盤の輸入が禁止され、HMVもバージンもツタヤと変わらない品揃えになった場合、何が起こるかは、想像に難くない。外資系は、輸入禁止措置によって、これまでのアドバンテージをなくすことになるわけだが、こうした状況を、彼らは考慮しているのだろうか?

などなど、この話、疑問を持ち出すときりがないのである。いろいろ考えた結果、見えてきたのは、i-Podだった。日本では、CDからMDへのダビングが普通で、可搬型にはもっぱらMDを使うが、米国ではi-Podがこれに相当するまでに成長している。CDコピーを作るよりコストが大幅に削減できるi-Podによる商品展開の日本での普及を外資系や米レコード会社、協会が考えているのではないか、そう思ったりするのである。なにしろ、今度のi-Pod、40Gの奴が5万円程度で買えるわけで、この私ですら購入を考えてるわけだから、それもあり、だと思う。

モモヨ(リザード) 管原保雄
http://www.babylonic.com/


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■買い物の王子さま  38
いつでも一緒に

石原 強
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先日プランターに植えたレタスの種が芽を出し、家に帰るとまずベランダに出て水をやるのが日課になりました。乾いた土がぐんぐん水を吸い込むのは、植物というよりもペットに餌を与えているようで、愛着がわきます。風や日差しの強い日などは、か弱い新芽が横倒しになっていないか、しおれていないか仕事中も気になってしまいます。

オフィスでも、小さな植木鉢で育ててみようかとも思いましたが、鉢を落として壊したり、土や水で机の上を汚したりするのが心配であきらめていました。そんな時、ちょくちょくチェックしているネットショップで「PLANTARIUM」という商品を見つけました。

このお店は、世界中から集めたセンスのいいデジタルグッズやステーショナリー、オシャレで気の利いたモバイルバッグなどを扱ってます。所狭しと商品が並ぶ原宿のお店も面白いけど、最近は足を運ぶ暇がないので、もっぱらネットショップの方でチェックしていました。

ネットでは商品がカテゴリーに整理されていて見やすいけど、実はカテゴリーからはみ出してしまう商品を集めた「.fun」コーナーが一番ユニークで楽しいのです。「PLANTARIUM」もその中の一つでした。

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イタリアからやってきた「PLANTARIUM」は、PLANT(植物)とAQUARIUM(水族館)から名付けられた、お花やハーブを育てるキットです。NASAの宇宙工学技術をベースに生み出された特殊なジェルの入ったビンに、付属のタネを植えるだけ。
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ジェルの中には植物が成長するために必要な栄養と水分がすべて入っていて世話は必要なし。しかもスペースシャトルで行われる宇宙実験と同じ材料とのこと。見た目以上に中身はかなり本格的でワクワクしてきます。試験管のような細いビンは密閉されていているから机の上でも楽しめそうです。

今回はお花やハーブなど6種類の中から「バジル」を購入。届いた箱をあけるとジェルの入ったビンと種が出てきます。ビンのフタを外してバジルの黒い種を、透き通ったグリーンがきれいなジェルの上にまきます。その後は、またフタをして待つだけ。

早くも3日目に根が出はじめ、5日目にはかわいい双葉が開きました。その間、本当に大丈夫なのか気になってたびたび眺めていました。ジェルはゆすってもひっくり返しても大丈夫なので、持ち歩くこともできます。透明なジェルの中で種から芽を出して日に日に成長する様子を見ていたら、小学生の時に夏休みに理科の宿題だった「アサガオの観察」を思い出しました。

その後、2週間たった今では、いくつもの種から芽が出て争そうように延びていますが、ひょろっとして頼りない感じです。スペースも狭くて窮屈そうなので、密閉されたビンから取り出して、うちのベランダ野菜と一緒にのびのび育ててあげたい思います。

プランタリウムを買ったお店「アシストオン」
http://www.assiston.co.jp/


【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
昨年の事故の後、いつ再開されるかわからない状況のスペースシャトルですが、植物を使った実験はこれまでたびたび行われてきました。
ちなみに、日本の向井宇宙飛行士が搭乗したSTS95の時は「キュウリ」でした。
・JAXA  http://iss.sfo.jaxa.jp/shuttle/flight/sts95/

ウェブマスターの情報源「ウェブアナ」
http://www.webanalyst.jp/mt/


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■デジクリトーク
土壌(後編)

GrowHair
https://bn.dgcr.com/archives/20040518140400.html

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<1520号からつづく>
https://bn.dgcr.com/archives/20040514140200.html


今まで「オタク」と呼ばれる人たちを(反社会的とまでは言わないまでも)積極的に社会に関わりたがらない非社会的存在として低くみてきた投資家や起業家が、このごろ急速に注目度が高まったのを見て、あわてふためいて情報収集に乗り出した。

オタクってホントはどんな人? どんなこと考えてる? 何が人気? 最近のトレンドは? そういったことを手っ取り早く包括的に知るには、アニメ制作者、漫画家や出版社、ゲーム制作者、キャラクターグッズ開発者、同人誌即売イベント主催者等々、その道の達人にインタビューしてみるのは効率的である。

しかし、もっと個別にオタク研究を掘り下げ、オタクの側の立場からその世界の理解を試みる、試しにオタク生活をしてみることによって一時的にせよ、みずからなってみようとする、といったところまで突っ込んだアプローチをする人は少なかったのではなかろうか。

「成長が期待される分野なら何でも構わないけど、GNCは今後も伸びるようだから、このトレンドに乗じてひと儲けしよう」とたくらむオジサン世代と、漫画・アニメ・ゲームを栄養にして育ち、「人生の大事なことはすべて漫画から学んだ」と豪語する若者世代との温度差が気になる。

まあそういうオタクに追いつくだけの暇がとうてい作れないのは分かるとして、せめて1週間でも、漫画喫茶&インターネットカフェに「出勤」して、手当たり次第に漫画を読んだりゲームで遊んだりして、家ではテレビでアニメ番組を見たりすれば、大分違ってくると思うのだけど。

試しにそういう生活をしてみると、おそらく気がつくであろうことがひとつある。若者をターゲットに流通している商品は、オジサンにとっても面白いのである。今のポップな文化は決して栄養価の貧弱なものではない。その面白さに触れると、ものの考え方が豊かになる。

世のオジサンたちって、毎日あくせく働いて、出世したのしないの、給料が上がったの下がったの、リストラされたのされないのと一喜一憂し、そればっかにかまけてこんな面白い世界を全然知らないなんて、かわいそうな奴らだなー、そう思えてくればしめたものである。

最近、私がハマったのは「マリア様がみてる」(略称「マリみて」)。集英社の「Cobalt」という隔月刊雑誌に連載されている小説で、文庫がすでに17巻出ている。6巻までのストーリがテレビアニメ化され、1月から3月まで水曜日の25時から30分間放映された。乙女心のせつなさが非常によく描かれている。男が読むと性別が変わる。

「マリア様のお庭に集う乙女たちは、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。... 私立、リリアン女学園。ここは乙女の園」。声に出して読むとちと顔の赤らむ日本語。書店で手に取ってレジまで持って行くには勇気が要るが、「カバーをおかけしましょうか」と聞かれて「ぜひ」と答えたら大ウケした。

もうひとつ、感銘を受けたのは、「シャーマンキング」(略称「マンキン」)。こちらは漫画。週刊少年ジャンプに連載中。すでに単行本が27巻出ている。受験生の小山田まん太が霊を操るシャーマンたちと出会い、彼らの世界を知りはじめる。いろいろな心の傷をもった人たちが登場し、戦いや友情を通じて刺々しい心が癒されていき、新たな目標を見つけて元気を回復していく。テーマが深い。

こういうのを読むと、「人生の大事なことは...」発言がしみじみと理解できる。実は私はこの漫画のことを、イタリア人から教えてもらった。原宿の通称「橋」でコスプレしているところを撮らせてもらったのが知り合ったきっかけ。夏コミでもコスプレしていた。そのためにイタリアから東京に来たそうで。筋金入りの漫画ファンである。日本にはこんなにいいものがある、そのことを外国の人から教えてもらうとは、人生いろんなことがある。

気分がスカッとする空想に耽るならば、「テニスの王子様」(略称「テニプリ」)がいい。週刊少年ジャンプに連載中。単行本23巻。青学(せいがく)という中学校のテニス部で、抜群の才能をもった主人公、越前リョーマが自惚れた先輩らをぎゃふんと言わせてやる話から、他校の強豪テニス部に試合を挑む話へと発展する。他校生のエピソードも魅力いっぱい。派手なパフォーマンスにスカッとしつつも、自分に克つこと、試合に勝つことについて考えさせられる。

ついこの間、東京ビッグサイトで「アジア最大級の写真の祭典」と謳ったイベント「フォトエキスポ 2004」が開かれたが、実は同じ会場の上の階で別のイベントが催されていた。テニプリ関連に限定の同人誌即売会である。かかっているコストはともかく、来場者数では負けてない。パンフレットを買って入場するのに2時間並んだ来場者もいたと聞く。アジア最大級の写真の祭典よりも大規模なテニプリオンリー系同人誌即売会。恐れ入りやした。そこで作品を売ってたコ(やはり原宿で知り合った)いわく、「最近はもうテニスさえあればなカンヂで」。

いい作品を次々に紹介していったらきりがない。オジサンたちは知らないだけ。ちょっとしたきっかけでこの世界に入ってくることができれば、ずずずとハマること請け合い。若者が作ってオジサンが買う。この流れができるポテンシャルは大きいように思う。この流れができれば、従来のオジサンが作って若者が買う流れも同時に拡大し、経済が回っていくに違いない。

それをビジネスに展開するならば、こういう具合にするのはどうだろう。

まずオジサンたちの集いの場として狙い目は居酒屋。居酒屋に入ってテーブルにつくと、注文する前から突出し(お通し)と称する小鉢が出てくるが、そのとき一緒にコピー本も出てくるというのはどうだろう。コピー本とは、コピー機で複写してホチキスで閉じて作った冊子のこと。例えば「ドラえもん」のパロディー漫画なんかがいいかもしれない。あるいは、あらすじで読む最近の人気漫画、とか。で、会計のときにふと見ると、レジの横に同人誌がどどどんと積みあがっている。一冊700円ぐらい。ついでにフィギュアなども。

帰りの電車を待つ駅のプラットホームでは、オジサンたちが同人誌を広げて読みふける姿があっちにもこっちにも。ウムウム、そうか、よく何を考えているのか分からないとよく言わる最近の若者たち、実はこんなことを考えていたのか。面白いじゃないか。ウムウム...。

オジサン活性化計画。日本経済活性化計画。これがうまくいった暁には、副産物として楽しみなことがひとつある。世のオヤジたちが面白いギャグをかますようになる日が来るかもしれない。

・GrowHair
 世代を踏みはずしたサラリーマン、41歳。
 < http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/2967/
>

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■展覧会案内
東京製本倶楽部 和紙でルリユール展
< http://bookbinding.jp/
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会期:5月18日(火)~7月4日(日)10:00~17:00(入館は16:30まで)月休
会場:紙の博物館 4階企画展示室(東京都北区王子1-1-3 TEL.03-3916-2320JR王子駅南口徒歩5分)階段けっこうあり
< http://www.papermuseum.jp/index.htm
>
入館料:300円
同時開催:紙の博物館主催 和紙のあるくらし展」
主催:東京製本倶楽部
問い合わせ先:和紙でルリユール展運営委員 TEL.090-8454-0459

内容:12人の漉き手から手漉き和紙の提供を受けて、31名の会員がそれぞれのイメージをふくらませ、製本技術を駆使して仕上げました。同じ素材からいかに多様な作品が生まれたか、ぜひご覧になってください。

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■ブックガイド&プレゼント
Web Designing 2004年5月号 毎日コミュニケーションズ刊
< http://book.mycom.co.jp/wd/
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<編集部より>
こんにちは、Web Designing編集部の木村です。GWはみなさんどのように過ごされましたか? 私は初めて「乗車率130%」状態の新幹線を体験してきました。テレビでよく見かける表現だけど、あれって本当なのかしら? とずっと思っていたのですが、自由席車両を待つ長蛇の列に深く納得‥‥。中には小さな子どもさんを連れた家族もいて、他人ながらに、その先の道中が心配になるほどの混み具合でした。

ちなみに私は普段なら選ぶことのないグリーン車にて(指定席が取れなかったのです)、ゲームをしつつ過ごしましたよ。さて、ゲームという言葉が出たところで本日発売、6月号のご案内です。

・特集1「Webに効くゲーム設計(デザイン)のアイデア -FlashとJavaScriptで応用可能なゲーム制作のノウハウ-」
「より斬新で、よりわかりやすいものを作りたい」。それは、Web制作における大きな課題の一つでしょう。しかし、これはWeb制作者たちだけの悩みではありません。一見、無関係のように見えるビデオゲームの制作者たちも、30年以上に渡ってこの課題に挑み続けているのです。
この特集では、ビデオゲーム制作者たちが培ってきた膨大なアイデアの中から、JavaScriptやFlashを使ってWebサイトで応用できるものだけを厳選しました。個々のアイデアに対しても、どんな仕組みなのか、どんな効果があるのかまで、サンプルや図などを交えながら一つひとつ丁寧に解説しています。

・特集2「伝わるメールマガジン -どうすれば読まれる? どうすれば効果的-」宣伝、販促のツールとして、コミュニティ作りの発火点として、メールマガジンが社会で果たす役割は、今後ますます大きくなると予測されています。一方で、セールス色の強いものや、望まない情報送信が激増している状況から、メールマガジンそのものに「スパム感」を抱く人が増えてきているのも事実です。そうしたイメージを払拭し、読者に「価値あるメールマガジン」と感じてもらうにはどうすればいいのでしょうか? 「読まれるメールマガジン」のコツと今後の展望について考えます。

そのほか、FocusOnでは米Googleの技術副社長にインタビューをお願いしました。また、工学博士の塚本昌彦さんを取り上げたツクルヒトや、あのイギリスのデザイン集団TOMATOの長谷川踏太さんによる大好評連載「モノサシに目印」など、情報満載でお届けします。
今月も書店でチェックしてみてくださいね!

●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は5月25日(火)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に5月27日頃に掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/20040518.html


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■ブックガイド&プレゼント
PREMediaパート21 いますぐ始める色の標準化作戦
< http://www.print-info.co.jp/
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「いますぐ始める色の標準化作戦」
制作から印刷までを標準色管理+カラーマネージメント体裁:A4判162ページ
定価:2,800円(税込み)
ISBN4-87086-215-8 C3053

品質向上・効率アップ・コスト削減を実現するためには「印刷の標準化」が必要です。標準化には、入稿データを正確に作り、さらに測色から印刷までトータルな色管理/カラーマネージメントを運用する必要があります。本誌は、印刷入稿用データ形式「PDF/X」の上手な使い方、Acrobat 6.0 Proの使いこなし術、色基準のJapan Colorと雑誌広告基準カラーの運用の実際、測色から印刷までトータル色管理の方法、プロファイルによるカラーマネージメント実践、Adobe CSによるカラーマネージメントなど、色管理/色の標準化のために必要な基礎知識と実践ノウハウを紹介。標準化実践のための業界唯一のガイドです。

●本誌を印刷出版研究所よりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は5月25日(火)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に5月27日頃掲載予定です。
http://www.dgcr.com/present/20040517-1.html


<応募受付中のプレゼント>
『タブレット+Photoshop Elements お絵かき・工作教室』
『「COMMERCIAL PHOTO 2004/6」100 Photographers 特集号』
『Photoshop CS 実戦デジタル写真術』
以上デジクリ#1517号。5月25日(火)14時締切。

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■編集後記(5/18)
・養老孟司先生が高額納税者・作家部門の三位に入った。去年からの養老ブームだから当然だろう。わたしは一冊も読んでいない。みんながもてはやすものは気にしないふりをする、というよくない性格がそうさせる。はやる前にいち早く読んでおけばそれなりに満足したのだろうが、はやってしまってからは思い切りヘソが曲がる。ベストセラーになったものは読まない。養老先生は朝日新聞のコラムで「流行に沿って生きない方がいい」と言われる。「はやりすたりもね、はやっているということは、もうみんなが知っていること。そんなことはもう知りたくない。一生は短い。みんなと同じことしか知らなければ、自分のいる意味はどこにある、とさえ思っています」とも。そして「みんながこれはいい話とか、はやっている仕事というのは、どうもウソくさいですね」。そう、そう、だから先生の本を読まないのです。すいません。(柴田)

・クリエータ、クリエーター、クリエイター。日本語の表記として正しいのは「クリエーター」である。名前を決める際にどちらにするか聞かれたが、断固として「クリエイター」。英語では「くりえーたー」なんて発音しないし、なんだか文字の並びがかっこわるいと思ったから。固有名詞だから正しい表記でなくても良いと思ったから。いま雑誌やネットで、「クリエーター」だけでなく「クリエイター」が多く使われているのを見ると、皆さん同じように感じてらっしゃるのかなと。/Yahoo!で調べると「クリエイター」はカテゴリ1、サイト156、ページ171,000。「クリエーター」はカテゴリなし、サイト92、ページ68,400。「クリエイター」が優勢のようだ。(hammer.mule)
http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=creator&block=36523&offset=1210


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