[1548] スパイダーマンで3Dアニメを見直す

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,900文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1548    2004/06/23.Wed.14:00発行
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  <「デジタルですぐに陥ってしまうミス」をちゃーんとわかってる>

■MKチャット対談 特別編
 スパイダーマンで3Dアニメを見直す
 まつむらまきお
 
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■MKチャット対談 
スパイダーマンで3Dアニメを見直す

まつむらまきお
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ども、まつむらです。笠居さんが急遽休むってんで、今日はソロであります。
といっても最近ずーっと忙しかったため、あまりこれといったネタもないんで
すねぇ。忙しいと映画にも行けなくて、ビッグ・フィッシュもキャシャーンも
見れなかった。DVDも、見始めると2時間前後かかっちゃうので見ることができ
ない、ということで、こういう忙しい時期はHDレコーダで録画したTV番組が唯
一の娯楽になっちゃうのです。

で、先々週の近況コーナーにも書きましたが、今、関西地方で木曜日の夜中に
放映されている、3DCGアニメ版「スパイダーマン」にすっかりはまっています。
<http://www.axn.co.jp/spiderman/>

「スパイダーマン」はアメリカのマーベルコミックのキャラクターで、過去何
回もアニメ化されている作品ですが、今回のアニメーションシリーズは大ヒッ
トしたサム・ライミ監督の映画の設定をそのまま活かした、後日談シリーズと
なっている、最新スタイルのスパイダーマンです。

お話が映画を下敷きにしているのも特徴ですが、なんといってもこれ、全編フ
ル3DCGアニメなんですね。ピクサーなどの大予算CG映画ならともかく、TVシリ
ーズでフル3DCGと聞くだけで、かなり「悲惨」な結果が予想される、というの
が今までの常識です(どの作品とは言いませんが<笑>)。

「ホントはちゃんと作りたいんだけど、予算ないから3DCGで」という「まちが
った使われ方」がほとんどで、面倒なキャラの動きをさけて、意味もなく大げ
さなキャメラワークでごまかすというパターンがほとんどだったのです。

ところがこのスパイダーマン、いいのですよ。もんのすごくマジメにちゃんと
作っている。アメリカのTVアニメシリーズで「イイ!」と思ったことなんて、
チキチキマシン以来かもしれない(笑)

ひとことで3DCGといっても表現はさまざまなのですが、これは「トゥーンシェ
ーダ(レンダ)」といって、従来のセル/線画アニメーションのテイストをCG
で再現したものです。

いままでトゥーンレンダといえば、メカを動かすために使って、キャラは手描
き、というのがほとんど。ところが、このスパイダーマンは人間まで含めたフ
ル3DCGです。トゥーンレンダリングで人物キャラを描くとなると、絵的にかな
り不安になりますが、これがうまい! あんまりアメコミっぽくないというか、
アメリカアニメとしてはけっこうあっさりめのデザインでいい感じなんです。

特に悪役がカッチョイイ! トロンとかアキラとか、トゥームレイダーとか、
あきらかにモトネタが見て取れるキャラが多いのですが(笑)、そのパクリ方
がうまい! カッチョイイ要素をうまーく持ってきてシナリオ的にちゃんと練
り上げられたキャラと合わせているので、ちゃんとオリジナルな魅力が出来て
るですね。みんなケレン味かつ、個性たっぷり。

絵的に日本人万人受けするか、というと、特に女性キャラは難しいものはある
んですが、ララ・クラフトをモデルにしている怪盗シャイアンおねーさんなん
か、かっこよすぎ! ちょっとアレンジすればかなり日本ウケするキャラの表
現も可能なんじゃないかと思います。

この手のCGアニメだと、たいてい動きが気持ち悪いのですが、実にいい動きを
しているのも意外です。髪の毛や服などに違和感は残るものの(TVシリーズな
ので、そのあたりまでは手&お金が回ってないのね)、メリハリのある動きは
見ていて気持ちがいいのです。

まず、表情そのものの動きにかなり力を注いでいて、眉や目の動きの芝居がき
っちりしています。ここで問題となるのは主人公なんですが、マスクヒーロー
って、マスクをかぶっている=表情が見えないため、感情表現がむずかしい。
スパイダーマンの場合、幸い目がめちゃくちゃでかくて、それがよく動いて、
ちゃんと怒った顔、困った顔、びっくりした顔を描いてある。映画とくらべて
めちゃくちゃ独り言が多いのはおそらく、マスクによる感情表現の難しさをふ
まえた上での脚本だと思うのですが、それがまたアニメ版スパイダーマンなら
ではの個性として成功しています。

そうした顔の造形に加えて、日本人には演出が困難なボディランゲージ、身体
を使った(それでいてさりげない)芝居は従来のアニメでは難しかった部分で
す。はたして、これらの動きがアニメーターの手によるものなのか、役者の動
きをキャプチャする「モーションキャプチャ」によるものなのかは不明ですが、
モーションキャプチャにしては動きにメリハリがきいているし、アニメーター
による動きにしては(TVシリーズとして)かなり手間がかかっています。

おそらくは、声の出演者たちによるライブアクションをモーションキャプチャ
し、データをかなり整理してキャプチャ臭さをなくしているんじゃないでしょ
うか。なめらかすぎず、リアルすぎず、アニメならではのメリハリを活かす。
そういう意味で、「デジタルですぐに陥ってしまうミス」をちゃーんとわかっ
てるクリエイターがやってるな、って感じがします。

ただ、興ざめなのが、キャラクターたちの衣装がおおむね毎回、いつでも同じ
であること。巨人の星の明子ねーさんじゃあるまいし(笑)。技術的には手間
がそれほどかかるわけではないと思うので、ファッション的にもっと凝って欲
しかったです。

背景も基本的にトゥーンレンダなのが目からウロコ。セルアニメでは背景は写
実的なペインティングを用いるのが一般的で、これは先に述べたように、本来
は写実的な絵を動かしたいんだけど、それが無理なので線画でやってる、とい
うのがそもそもの理由です。その伝統にならって、トゥーンレンダを使ったCG
アニメでも背景にはリアルなテクスチャを持ったCGを使うケースがほとんどな
のに対し、こちらは基本的に線画なのです。

考えてみれば、マンガ/コミックスでは背景もキャラクターも線画で描かれる
のですから、案外「動くマンガ」として違和感がないのは発見。線の色やフォ
ーカス、ブラーがかなり工夫されていて、大胆なキャメラワークでもチラツキ
などが気にならない。これはCGによってはじめて可能になったことで、今後こ
のスタイルは増えていくかもしれません。

絵づくりの面で、さらに魅力的なのがライティングのうまさです。リアルな影
を描くことは、手描きではかなり難しい。キャラクターを陰影で描くことはで
きても、床に落ちる影をうまく描くのは難しいものですし、シーンシーンによ
って演出的に変化するライティングを手描きで再現するの相当困難です。

3DCGの最大の魅力というのは、この「リアルな陰影&投影表現」だと常々思っ
ていたのですが、この演出家はその魅力をよくわかってるらしく、暗闇の中で
のバトルなど、強烈なライティングによるハイコントラストな映像が非常に魅
力的です。

よく見ていると、時々背景に影が落ちていなかったり(画面内を一度でレンダ
リングするのではなく、キャラと背景を個別にレンダリングしてから、合成し
ているということ)するので、画面的にうるさい部分の影をわざと消すなど、
かなり気を使っているのではないでしょうか。

キャメラワークはCGだとお手軽なので、ついつい意味もなく動かしがちなんで
すが、この作品はちゃんと止めるところは止める、演出として動かす、という
あたりまえのことが出来てます。もちろん、映画でおなじみのビルの谷間をと
びまわるキャメラワークもちゃんと再現されています。

作品としては、脚本のうまさがさすがです。事件を縦軸に、キャラクターたち
の葛藤やすれ違いを横軸に、それでいてコメディな演出も適度に効いたシナリ
オは、さすがショービズの国、シナリオライティングが技術としてちゃんと確
立している国の底力を感じさせます。

録画したあと、DVDに焼く時点ではじめて気が付いてビックリしたのが、この
番組が毎回本編1話21分しかないこと。毎回完結でありながら見応えがある話
が多いので、なんとなく45分くらいある1時間番組のような気がしていたので
す。

そもそもアメリカ人には、線画アニメでこういうハイティーン向けのアニメを
作るって発想は今までなかったはずなんですよ。ディズニーのトレジャープラ
ネットもちょっとビックリしたんですが、もともと、アメリカの美術観として
「線画はペインティングよりも格下」ってのがあるんですね。線画はあくまで
も下書きとか、こども向けという意識があるようなんです。

日本だと日本画をはじめとする「線の文化」が背景にあるため、アニメも「こ
どもむけ」という固定観念は「ヤマト」「ガンダム」というエポックメイキン
グな作品の登場を機に、30年以上前に捨てられて、物語が豊かであれば大人で
もなんの抵抗もなく楽しむようになったんですけど、アメリカの場合、アニメ
も含めて線画ってのは格下ですから、マンガやアニメがある程度ヒットしたら、
すぐに実写映画に行ってしまう。それが唯一ホンモノだからなんですね。

ディズニーアニメでも、やっぱアニメはこども、大人向けは実写特撮映画、と
いうのが伝統でしたし、美女と野獣以降は高めの年齢層をねらうものの、ヒッ
ト作にはめぐまれなかったのは、おそらく、「線画のアニメはお子様向け」っ
ていう図式が根強かったんだと思います。

さらに、アメリカのTVは非常にレイティングが厳しい。「アニメ=お子様向け」
かつ、「お子様向け=暴力的であってはならない」かつ、「反体制であっては
ならない」のです。なので、スパイダーマンのリアルなアニメーションをTVシ
リーズで、線画でやるってのは、ちょっと考えられなかった。

調べてみると、どうやらこの作品はネットワークではなくて、MTVで放映され
たみたいなんですが、それでもかなり冒険だったんじゃないかと思います。昨
今のハリウッドでのアメコミ原作ブームや、オタク文化がアメリカでもすっか
り定着したということでしょうか。

未見ですが、スターウォーズのアニメも、絵はまんがチックでありながら、ス
トーリーと演出はかなり見応えがあると聞きます。今後、映画としてそれなり
にヒットしたが、続編をつくるほど予算はかけられない、という場合に、この
ようなTVアニメシリーズがたくさん作られるようになる気がします。

たとえばトロンとか、スタートレックとか、ターミネーターとか、このスパイ
ダーマンを見ていると充分におもしろいTVシリーズができそう。そうなってく
ると、今までのキャラクター資産を手軽に再利用できるわけですし、20分程度
ならネットで配給してパソコンで見ることも現実的です。

アメコミの場合、描き手がどんどん変わるのが普通なので、もともと絵柄には
それほど依存しないというのも3DCG化には有利です。日本の場合は個人作家の
絵柄に依存するので、それを違和感なく3DCGにするのは難しいでしょう。

そう考えると、3DCGが主流になったとき、実写キャラクター資産に乏しい日本
は不利になってくるんじゃないでしょうか。3DCGがさらに進化して、日本漫画
のテイストを忠実に再現できるといいんですが。海洋堂のフィギアなんか見て
ると、ちゃんとマンガのテイストで3D化できるはずなんですけどね。

あ、そうか、海洋堂にフィギアをつくってもらって、それを立体スキャンすれ
ばいいんだ!! アキラとかナウシカとかの原作に忠実なTVシリーズとか、う
ーん、無理か……(笑)

もともと、3DCGってあんまり好きじゃなかったんですが、このスパイダーマン
を見て、かなり認識をあらたにした、という次第であります。関西では水曜日
の深夜に放映中、関東はすでに放映が終わっちゃったそうですが、今後、DVD
や再放送があったら、一度見てみるのをオススメします。

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お待たせしました。ゲストの発表です。(6/23現在)

神田敏晶、モモヨ、石原強、まつむらまきお、笠居トシヒロ、古籏一浩、
永吉克之、茂田カツノリ、十河進、須貝弦、北川かりん、海津宜則、
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会場:プレゼンテーションルーム(東京都渋谷区渋谷1-1-11 青山SIビル6F)
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協賛:グローバル・テクノロジー・デザイン株式会社<http://www.gtd.co.jp/>

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■編集後記(6/23)
・昨夜は向井裕一さんと一緒に、林和美さんのところに行った。中目黒のマン
ションの一室で写真ギャラリー「ナダール」を運営し、かつそこに住んでいる
という"ギャラリー暮らしの人"である。すぐれた写真展を記録し、それをWeb
サイトで展開し、まとまったら紙の本での出版もしたい、という企画を発作的
に立てたので、写真家でありギャラリーオーナーである林さんに協力を依頼し
に行ったのである。お金にはならないけど、おもしろければいい、そのうち仕
事になればいいなあというスタンスだから行動は早い(こんなことばっかりや
っている)。まだ公開できないが、いろいろな仕掛けを施した企画なので、注
目を集めることはまちがいない。相談しながら、ますます企画はふくらむので
あった。二時間くらいで引き上げる予定だったが、向井さんも林さんも仕事で
は大阪育ちなので、わたしには理解できない部分(関西人特有の?)で意気投
合、ビールや焼酎が次々と空になり、わたしがもうお終い、帰りますと宣言し
なかったらいつまで続いたことか、おそろしい。というわけで、姉妹誌「写真
を楽しむ生活」の内容が強化される。気がついたら6000部目前、じわじわと読
者さんが増えている。もうじきサイトもオープンする予定である。(柴田)

・向こうは意識していないのだけど、私を導いてくれている女性がいる。神経
が細やかで、親切で、頭が良くて、大らかな人。いるだけで周りが明るくなる。
彼女のさりげない言葉は、いつも私の問題点を露見させる。いつもオーバーワ
ーク気味でとっちらかっている私。頭の中が整理されていないとなかなか前に
進めない。目の前のことに集中しないと仕事ができないから、とりあえず他は
伏せて一つだけを表に出して仕事にとりかかると話したら「あらー、私なんて
どれもこれも平行しながらするわよ」と。「集中できないでしょう?」と聞い
たら「主婦なんて集中して仕事できるわけないじゃない」と笑われた。「契約
書作成もお掃除もお洗濯も原稿も全部平行してするのよ。どれを優先するわけ
じゃなくてね。ながらが平気なの。」「あと、仕事に区切りがつかないと休憩
したり寝たりできないんですよ。無理して寝たら夢にまで出るし」と話したら、
「あらー、そんなことしてたら生活が不規則になって当たり前ね。時間が来た
ら寝なきゃ。」とこれまた笑われた(まったく嫌味はない)。私にとっては大
きな会話だが、彼女にとっては他愛のない会話。なのに気をかけてくれる。後
日電話があった。「この間の話だけどね、子育ての時に『すっきりさせなさい』
『終わってから』と教えるのは良くないらしいの。世の中に全部が『すっきり』
片づくことなんて、まずないじゃない? あり得ないことで、今後ストレスを
感じ続けることになるんだから」             (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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