[1585] プロ野球1リーグ制に賛成

投稿:  著者:


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1585    2004/08/26.Thu.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18354部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
---PR-----------------------------------------------------------------
 マクロメディア専門スクール『m-School』開校記念イベント開催!
広がるFlashの世界がわかる!マクロメディアとの共催で8月31日(火)開催
もれなくロゴグッズプレゼント&割引販売&Flash関連書籍の割引も!
詳細、お申し込みは、http://m-school.biz/event/2004_0831_startup.htm
*クリエイターも募集中 http://www.find-job.net/fj/showjob.cgi?id=30366
-----------------------------------------------------------------PR---

      <後日、お礼に水羊羹でも相手に送るこったね>

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(34)
 プロ野球1リーグ制に賛成
 茂田カツノリ

■笑わない魚(124)
 いまさらネチケットもタオルケットもあるまい
 永吉克之

■イベント・セミナー案内
 ケース・スタディーを通して知る「Webサイト構築のコア・プロセス」
 「Ac+C'04」(アックゼロヨン) 



■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(34) 
プロ野球1リーグ制に賛成

茂田カツノリ
───────────────────────────────────
ナベツネの敵前逃亡という意外な展開で、いまだ先の見えないプロ野球再編。
僕はヤクルトファンで割と野球見るの好きだから、結構な関心を持っている。
そして、例によって僕はスポーツ評論家でもなんでもないが、いちプロ野球フ
ァンとして、ちょっくら意見を述べちゃおっかな~、というのが今回のお題だ。

●1リーグ制は賛成

最初に合併の話を聞いたとき、1リーグになるなら賛成だな、と思った。その
理由は2つある。

1つは、パリーグに多くいる素晴らしい選手に、もっと日の光が当たってほし
いという思いからだ。

巨人一辺倒のような状況がいけないのだが、これはそう簡単には変わらない。
その一方で選手の寿命というのは、たとえ一流レベルでもピーク期間は10年程
度なのだから、パリーグに行くと人生損をするみたいな状況は、やっぱり改善
してほしい。

セだろうがパだろうが、僕の嫌いな巨人にでさえ、尊敬すべき選手はたくさん
いる。そういう人たちに、多少なりとも公平に陽が差すような制度になってほ
しい。

賛成のもう1つの理由は、これが大事なのだが、マンネリに飽きてきたから新
しいカードが見たいという気持ちからだ。だって阪神vsダイエーとか、西武vs
巨人とか、ヤクルトvsロッテとかって、面白そうじゃありませんか。

●1リーグ12球団3ディビジョン制がベストなのでは?

これはいくつかのスポーツ評論家からの受け売りだけれど、12球団を1リーグ
にして3つのブロックに分け、4チームの間で優勝争いをするというのが一番面
白そうだ、と思う。

ブロックの分け方は柔軟に考えた方がいいと思うが、まず単純に地区で分けた
とする。

Aディビジョン:ヤクルト/巨人/日本ハム/ロッテ
Bディビジョン:横浜/中日/ライブドア(仮)/西武
Cディビジョン:阪神/オリックス/広島/ダイエー

優勝争い自体はディビジョン毎だが、対戦としてはすべてが均等に当たるよう
に組み、例の「巨人戦放映権料」問題をクリアする。

4チームなら優勝争いは熾烈になるし、優勝チームが3つになることで消化試合
の減少に役立つ。

そして面白いのは、シーズンが終わってからだ。各ディビジョンの優勝チーム
にプラスして、2位チーム中最高勝率を上げた1チームが加わっての日本シリー
ズが始まるのだ。

最初に、先に3勝したほうが勝ちの「準決勝」を行う。組み合わせは、まず最
高勝率チームvs2位チームの対戦。この組み合わせとすることで、ディビジョ
ン優勝が決まっても、日本シリーズで弱めのチームと対戦するために少しでも
勝率を上げたい、ということで消化試合防止の効果がある。

残りのディビジョン優勝チームどうしでは、これまた大変な争いが起きる。
そうして勝ち上がった2チームどうしで、4勝したほうが優勝で日本一を決める
べく最後の決戦を行う、という感じだ。

要するにメジャーリーグの手法そのままというわけだけど、これ考えてみると
ずいぶん面白そうな気がしませんか?

●順位で再ディビジョン分けだ

そして前年順位を勘案して、翌年のディビジョン分けが決められる。12球団の
総合順位で1~3位は別ディビジョンとし、4位は3位と同じに、5位は2位、6位
は1位と同じディビジョンに入るというふうに、すべてを割り振る。

こうすることで3位までに入れば、翌年は1~2位チームと優勝争いをしなくて
済むわけで多少有利。6・7・12位は前年優勝チームと同じディビジョンに振ら
れるから悲惨だ。

こうなるとわざと9・10位くらいを狙って順位を下げようとする作戦もあるか
もしれないけど、気を抜きすぎるとさらに下のチームに抜かれたりするから、
かけひきという面でも楽しめる。

●フランチャイズ変更や1部・2部制もありかと

ライブドアのフランチャイズは大阪ではなく、できれば北陸とかがいい。日本
海側全体が盛り上がるような感じで、石川~新潟あたりで複数のフランチャイ
ズ都市を持つのだ。平均生活水準が高い北陸だから、みんな金払って見に来て
くれるのではないだろうか。あとはどれかの球団を東北と四国に移転させれば、
とりあえずの分布はOKかと。

また2部リーグも整備してほしい。プロ野球の総合優勝を競うのは前記3ディビ
ジョンだけだが、さらにその下に社会人などのチームも参加できるようにする。

2部リーグのチームが1部に上がれるような仕組みは、いきなり最初からは実現
できないだろう。しかし数年先の入れ替え戦をふまえた上で、とりあえず日本
プロ野球の枠組みの中で2部リーグを運営しておけば、いまの社会人野球より
はずっと注目が集まるはずだ。

合併による球団消滅自体は悲劇ではあるが、日本社会はどこもかしこも閉塞感
だらけなのだから、どんなきっかけであれ変化が起きることは歓迎すべきこと
なんだと思う。

人気減退といわれるプロ野球だが、コンテンツとしての魅力はまだまだあると
思う。だから運営をジジイ連中の手から奪い取って新世代のための戦略を立て
さえすれば、まだまだ市場は伸びるというものではないだろうか。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはファイルメーカーPro7の
執筆を多数抱えて気が遠くなっているただの凡人。子育てSOHO生活を、心の底
から思いっきり楽しんでる。
mixiにハマっている。仕事しなきゃいけないから駄目なんだけど、ハマってい
る。自分だけハマるのが悔しいから、永吉さんもハメてしまった。とはいって
も本業に影響がでない程度のハマり方だから、クライアントのみなさんご安心
ください。
そんなこと言ってたら、この週末はアリゾナ出張である。しこ~きやだな~、
西ナイル熱やだな~。

[有限会社アモニータ]
http://www.amonita.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■笑わない魚(124)
いまさらネチケットもタオルケットもあるまい

永吉克之
───────────────────────────────────
コンニチワかコンバンワですー(^▽^*)
ほんと、アツはナツいですねえ~(>_<) 8月でこんなにあついんだから12月に
なったら、もう、よーこーろですね~ヽ( ゜д゜)ノ
いやーオリンぴっくわすごいっす(≧▽≦)☆ 日本がこんなにメダルとったら
メダルの在庫なくなるっしょ(・□・)
のこりあと三日だけど、ヤワラちゃんわいつでてくるんだろー。楽しみぢゃ。
オイエゲーだもんね。おっと「オイエゲー」というゲームぢゃないよm(_ _)m

だめだ、見よう見まねで文体模写をしたが、何か違う。文章の体裁を保とう、
なるべく多くの人たちに理解してもらおう、という下賤な根性が見え隠れする。
わからん奴らは放っておけばいい、という信念に欠けているのだろう。

この手の表現はチャットに源を発しているらしい。私はチャットというものを、
ただの一度もしたことがないので、よく分らないのだが、文章を推敲している
ヒマなんかない状態でメッセージを送り続けなければならず、しかも口頭での
会話とちがって、発言が残ってしまう。そんな修羅場をくぐり抜けてきた人々
が創造した文体を、一朝一夕にマスターできるわけがない。

                 ■

最近「ネチケット」という言葉が聞かれなくなった。死語になったのか、じゃ、
これからはどんな横暴な言動も許されるのかと思っていたら、代わりに「ネッ
トマナー」という新語が出回るようになってきた。なんたる無芸なネーミング
だろうか。しかしそれだけに、この言葉の寿命は長いかもしれない。

そんなわけで、ネットマナーの指南をしているサイトの間をネットサーフィン
(死語)してみたのだが、掲示板やチャット、サイトへのリンク、テキストの
引用といった事柄に関したものばかりで、メールの書き方におけるマナーに触
れたものは、私の見た範囲では非常に少なかった。

まあメールの書き方までとやかく言うこともあるまい、というわけなのだろう。
しかし、それではこのコラムが終ってしまうので、とやかく言ってみる。
                
●顔文字

何であれパイオニアは偉い。これを最初に使った人には菊花賞を送ってもいい
くらいの大発明だが、どんな人格か知らない相手にメールを書くときは使わな
い方が無難である。蛇蝎のごとく顔文字を嫌っている人もいるからだ。

どうしても使わなければ格好がつかないという場合でも、(^_^)で止めておく
ことだ。ある程度のリスクが覚悟できるとしても、(^_‐)か(・_・)あたりが
限界だろう。また一見地味でも、(^o^)は口の形がだらしないから、女グセの
悪い男、身持ちの悪い女だと思われてしまう可能性がある。ましていわんや、
(´・ω・`)や(≧▽≦)☆やΣ(゜□゜;;などは自殺行為である。

●(笑)

つい最近だが、毎日新聞のコラムだったか、これを「カッコ笑い」と呼ぶと書
いてあるのを読んで、こんなものにも正式名称があるのか、と感心すると同時
に、そんなものいったい誰が決めているのかと不思議な気持になったものだ。

一文を書いた後で、ちょっとキツい響きがあるなと思ったら、文末に(笑)を
つけて、衝撃を緩和するという作法であるが、今やこれが使われていないメー
ルは、この世に一通もない。それほど効果的なのである。

妻の浮気相手に脅迫メールを送るときでも「人の女房に手を出して、このまま
で済むと思うなよ。お前の家族も破滅させてやるからな(笑)」としておけば、
相手に精神的負担を与えずに済む。

だから架空請求メールでも「○月○日までにお支払いのない場合は法的措置を
とらせていただきます(笑)」と書いてあれば、相手に恐怖感を与えずに済む
のだ。業者ももう少し考えてほしいものである。

●長文

私は情に流されやすい人間なので、事務的な、あるいは軽薄なものでない限り、
長文のメールをもらうと嬉しい。それだけ時間と手間をかけて何かを伝えよう
としている、と受け取れるからだ。おおそうか、わしを頼ってきたか、健気な
やつよのう、と安易に感動してしまうのである。

しかし、そんな性格だけに、長文に対しては長文で返さねば義理が立たねえと、
時には半日もかけて、せっせと書くのである。それでも絡みやすい内容なら、
こっちも書き甲斐があるが、「ああ、そうですか」としか返事のしようがない
内容の長文メールに返事を書かなければならないときは辛い。

「先方が話し合いに応じようとしないので裁判を起こそうと思っているのです
が、弁護士さんに相談すると、30分あたり5000円も相談料がかかるそうで…」
と、それまでの経緯を延々と書き綴り、憤懣やるかたない心情を切々と語った
メールを知人からもらったことがあるが、私は法律の専門家ではないので、
「大変ですね。裁判がうまくいくといいですね」くらいしか書けなかった。

長文を書くときは、相手がカウンセラーか懺悔聴聞僧でもない限り、関心がも
てそうな内容にしなければ苦痛を与えることになりかねない。それでも辛い胸
の中を長々と吐露したいのなら、後日、お礼に水羊羹でも相手に送るこったね。

●短文

メールなんざ電話の代わりなんだから用件だけちゃっちゃと書きゃいいんだよ、
という考えがあってもいいが、肉声や肉筆と違って、メールのテキストには
「ぬくもり」がない。フォントを「毛筆楷書体」にしても「肉」には及ばない。

「10時にいきます」

このように用件だけを簡潔に書いてしまうと、相手によっては、いかにも素っ
気なく、俺が何か気にさわることでもいったのか、という印象を与えてしまう。
しかし始めに気の利いた挨拶を入れておけば、本題は簡潔でもいいのだ。
 
春暖の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平田様におかれましては、業界での華々しいご活躍、我がことのように喜んで
おります。おお、一句浮かびました。

夏来る おぼろ月夜に 蛙鳴く 雪の白さを 紅葉かな

10時に行きます。

● Re:

例えば、私が「バルバドス」という件名のメールをもらって返信をするとき、
当然件名は「Re:バルバドス」にするが、それを受け取った相手も「Re:バルバ
ドス」で返してくることがある。これは不合理だ。「Re:バルバドス」は、あ
くまで「バルバドス」の返事であるから「Re:バルバドス」の返事を書くなら、
件名は「Re:Re:バルバドス」にしなければ筋が通らない。

また、「ご出産おめでとうございます」などのお祝いのメールに「Re:ご出産
おめでとうございます」で返すのは、ちょっぴり無礼千万のような気がする。
「いろいろご心配おかけしましたが無事、健康な男児が生まれました。名前は
彦左衛門にしました。ありがとうございます」といったような、新たな件名を
つけて返すのが人の道と思うのだが、それは私の脳が硬直しているからか。

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
前回、気になるCM曲の題名を教えてくれ、と書いたら「公共広告機構のサイト
のFAQに載ってますよ」というメールをいただいた。よく調べもせず、軽率で
あった。ちなみに千住明作曲の「抱きしめる、という会話」だそうである。
・EPIGONE
http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Ework


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■セミナー案内
ケース・スタディーを通して知る「Webサイト構築のコア・プロセス」
<http://www.wao-creative.com/event/list.php?event=532>
───────────────────────────────────
<主催者情報>
ワークショップ形式で来場者の質問に答えながら進行していくスタイルのセミ
ナー。Webサイトの制作現場で起こる日々の問題とその解決法を、さまざまな
ケース・スタディーを通して紹介。
・クライアントとのコミュニケーションを円滑に進めるには?
・目的どおりプロジェクトを推進していく秘訣とは?
・サイトリニューアルを行う際に注意する点は?
・Webテクノロジーをどのようにデザインに組み込むべきか?
これからWebデザインの勉強をしたいと思われている方や、独学でのWebデザイ
ンの勉強に限界を感じられている方にとっては、見逃せない内容にとなってい
ます。

日時:8月28日(土)17:00~(開場16:45)
会場:WAO! クリエイティブカレッジ東京校(東京都新宿区西新宿1-21-1 明
宝ビル1F)TEL.03-5381-0155
講師:隈元章次(株式会社サイトフォーディー<http://www.site4d.co.jp/>)
受講料:無料
申込み:サイトから
お問い合わせ:tokyo@wao-creative.com tel.03-5381-0155

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イベント案内
「Ac+C'04」(アックゼロヨン) 
~ Webアクセシビリティをみんなで創造しよう! ~
<http://www.anchor.jp/acc04/>
───────────────────────────────────
日時:9月16日(木)13:00~18:00
会場:東京簡易保険会館(東京都品川区西五反田8-4-13)
主催:社会福祉法人プロップステーション、Ac+C'04実行委員会(アンカー
テクノロジー株式会社、ソシオメディア株式会社、マクロメディア株式会社)
後援:総務省、経済産業省、厚生労働省、全国知事会、全国市長会、全国町村

内容:日本中のWeb(ホームページ)を、すべての人がアクセスでき、そして
クリエイティブなものにしたい、そんな思いで開かれる、官民連携によるイベ
ント。内容はサイトのプログラムを参照。
参加申し込み:サイトより 入場無料

<応募受付中のプレゼント>
 デジタル一眼レフ 実践ガイドブック #1584号(9/1締切)
 デジタル一眼レフ 実践ガイドブック 姉妹誌「写真を楽しむ生活」444号
 (9/1締切)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(8/26)
・「もも展」という、CGのオンライン投稿イベントが開催中だ(会期は8月い
っぱい)。年3回開催で、すでに24回目を迎える伝統あるイベントで、今回は
440人が参加している。どこからか聞こえてきたウワサでは、あの「2ちゃんね
る」で「もも展」がさかんに語られているとか。普通は、もも展サイトの「も
も喫茶」というBBSを舞台に、作品の評価やらなんやらが語られてきたのだが、
今回はなんと泣く子もだまる「2ちゃんねる」とは。いったいどんなことにな
っているのか、マジで心配になり見に行った。現場は「CG技術@2ch掲示板」
というところ。ところが、「ここがほんとうに2ちゃんねるか!?」と思われ
るようなマトモでリッパな意見が満載で、とても興味深く読めるではないか。
作品の評論を読みながら、別画面でもも展の当該作品を見ると、なるほど、う
まいこと言うなあと感心しきりである。とくに、@という人の意見は卓抜。ほ
かの論客たちも2ちゃんねるらしからぬ、至極まっとうな対応をしている(も
ちろん、おなじみ2ちゃんねらーも出現するけど)。本家の「もも喫茶」でも
従来通りいろいろな意見がやりとりされているが、今回ばかりは完全に「2ち
ゃんねるCG板」にお株を奪われたかたちだ。「もも展」という、自分の作品の
見せ合いの場ってのは貴重だ。今後もぜひ続けていってほしい。 (柴田)
http://www.3dcg.ne.jp/%7Emomo/ もも展
http://pc5.2ch.net/cg/ CG技術@2ch掲示板

・ロンドンネタがあるので後記を書くのが楽である。しかし今の時期はオリン
ピックネタでネタに困らないのであった。リアルタイムにオリンピックネタを
書いて、ロンドンをその後に持ってくれば良かった。さて、メビック扇町で
「Virtual Beauty Expo 2004 Osaka」が開催中。この展覧会は女の目から見る
と、ちょっとひいてしまうし、興味のありそうな人たちもかっこつけてか入っ
て来ない。異様と思えるってことは何かしらビジネスになるので、ビジネスマ
ンにも見てもらいたいんだけどなー。CGが盛り上がり作り手が増えるなら、作
るためのソフトやハードも売れるわけで。都知事が海外の要人を秋葉原案内し
たり、アニメやゲームが世界を席巻したり、国がそれらの文化発展のため予算
や援助金を確保したり、村上隆がヴィトンのデザインしたりと世に認められつ
つあるし。数少ない輸出できる文化だしさ。エロい? エロは世界共通コンテ
ンツで最大級のパイがありますよん。言葉がわからなくても洋ものアダルトサ
イトは見られるんだから。日本で認められている大手雑誌にもグラビアページ
はあるしさ(だから女としては読むのに抵抗あるんだけどさ)。
と一般的なエロに脱線したが、そんな煩悩レベルでこの展覧会を見てもらって
は困る! CGで人間を描写するのは難しいのだ。骨格、頭髪や肌の描写が難し
い。いつも実物を見ているものだから違いがすぐにわかる。CMで十等身の大塚
娘を見たことのある人ならわかってもらえるだろう。トイストーリーでも子供
が出てきたら、画面が嘘っぽくなったではないか。まんがちっくな萌え系キャ
ラは表情に愛くるらしさがないと死んでいるみたいだし、リアル系キャラは嘘
が見えると評価が下がる。個人的には、技術はあっても表情のない(黙ってい
るのも表情のひとつ)生きていないキャラは苦手だ。画面内の照明も大切で、
真っ正面から照明が当たっているようなものは、キャラ自体がのぺっとした印
象になるし水着でも色気がない。色気というのは胸の大きさや露出度ではない
のだなと妙に一人納得している。これだけ女の子が並ぶと個性の有無も気にな
る。ほんと難しいジャンルだなぁ。            (hammer.mule)
http://www.otsuka-biyo.co.jp/  CMでの動きは変
http://www.nri.co.jp/news/2004/040824.html  野村総研のレポ

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
                        
登録・解除・変更・FAQはこちら <http://www.dgcr.com/regist/index.html>
広告の御相談はこちらまで  

★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://mag2.com/>、
E-Magazine<http://emaga.com/>、カプライト<http://kapu.biglobe.ne.jp/>、
Macky!<http://macky.nifty.com/>、melma!<http://www.melma.com/>、
めろんぱん<http://www.melonpan.net/>、MAGBee<http://magbee.ad-j.com/>
のシステムを利用して配信しています。配信システムの都合上、お届け時刻が
遅くなることがあります。ご了承下さい。

★姉妹誌「写真を楽しむ生活」もよろしく! <http://dgcr.com/photo/>

Copyright(C), 1998-2004 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■