[1681] ビジネスチャンスと呼ばれるテロ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1681    2005/02/01.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18375部
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<《悪》は確かに存在している>

■デジタルサウンズ研究室 
 ビジネスチャンスと呼ばれるテロ
 モモヨ(リザード)

■電網悠語:Ridual開発記編(80)
 人のよいデザイナ
 三井英樹

■買い物の王子さま(70)
 いつも気にかかっているもの
 石原 強



■デジタルサウンズ研究室 
ビジネスチャンスと呼ばれるテロ

モモヨ(リザード)
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ここ半年ほど、スパムメールの数が飛躍的に増大している。ドットコムでドメ
インを取得しているためもあって半端な数ではなく、この週末は一日に百通を
超えた。内容は時代を反映して季節ごとに違いがあっても、おおよそ傾向が似
たものばかり。むろん、こちらも自衛手段を講じていてメール受信時に自動的
に削除されるのが約半数。あとの半数はマニュアル、手作業で削除している。
この整理のために、二年ほど前から各セキュリティソフト会社がそれぞれソフ
トを売りに出すようになっているが、個人的にどうにも納得できないため、そ
れらは導入していない。

そもそもメンテナンスをなまけていると、あっという間にメールサーバーが満
杯になってしまう。こうした問題は、サーバーレベル、インターネットを全体
的に管理する側から解決しなければならず、受け取る側、スパムを拒否してい
ても実をいえば無意味である。

スパムメールの問題は、企業倫理の根幹にも関わっている。コンピューターウ
ィルスやスパムメールの話題にからんで、ビジネスチャンスとか、市場を創出
するという言葉を使う人がいる。実際のところ、IT系企業では、そのような見
方をしなければ、ビジネスセンスを疑われもするだろうが、ここを考え直さな
ければ、どうにもならないところに来ている。

すでに、私たちの世界は、津波や大雪、暴風雨によって打撃をうけている。そ
んな今、自分たちで、ある種の災害を創出しそれを新しい市場と呼ぶ、そうし
た人に対して、私は、覚醒を促したい。

自然災害であったり、伝染病であったり、こうしたものから身を守るために、
私たちは自分たちの生活を犠牲にしたり、医療費を捻出したりする。インフル
エンザにかかれば、一週間程度の治癒期間と治療費支出を覚悟してかかる。こ
のアナロジーとして状況を認識し、コンピューターウィルスを受け止めていた
からこそ、私たちは、自費で対ウィルスアプリケーションを購入し、ウィンド
ウズに埋め込まれていた(?)セキュリティホールにせっせとパッチあてをし
てきたわけだ。

しかしながら、私たち、とりわけ行政機関のかたがたに認識していただきたい
のだが、コンピューターウィルスは、自然に発生したものではない。セキュリ
ティーホールにしても、人為的につくられた環境、OSに由来する。あたりまえ
のことだが、いつの間にか、世の中のこうした認識が甘くなっているような気
がする。はっきりいえば、スパムメールもウィルスもテロである。

だいたいウィルスという名称がいけない。用語、名称によるアナロジーは、私
たちに、どこかで影響を与えてしまうものだ。といって、私一人が他の呼び方
をしても、他人に通じなければ、それは言葉ではなくなる。で、当然、私もコ
ンピューターウィルスという名詞を使うしかないわけだが、自然に発生したウ
ィルス、たとえばインフルエンザとのアナロジーで現況をとらえると、インフ
ルエンザに自然由来のものであるため、ついテロとしての本質を見逃してしま
うのである。

小説などで、どこぞの薬品会社が、自社開発のワクチンソフトの売り上げを伸
ばすために、他の薬や治療法ではどうすることもできない新しい奇病を作り上
げる、という筋がある。軍用の細菌兵器が事故により世の中に流出したという
ような筋もある。ウィルスには、自然由来のものもあるが、コンピューターウ
ィルスの場合、間違いなくこの類である。

たとえば、悪の秘密結社を思い浮かべてほしい。ショッカーでもいいし、どこ
かの国でも、狂信的カルト集団、もしくは一人の狂った科学者、あるいは、裏
で国家を支配しているという野望たくましい大企業でもいい。そうした存在を
想起してほしい。そんな奴が世の中を混乱に陥れるためにバイオテクノロジー
を駆使して、あたらしいバイオ兵器をつくり、それを郵便物として世界にばら
まいている。おぞましいイメージであるが、実際のところ、コンピューターウ
ィルスは、こうしたバイオテロそのものである。インフルエンザのような自然
由来ではない。

この世に存在するコンピューターウィルスは、すべて、このような《悪》が生
み出したものである。コンピューターウィルスやセキュリティホールの問題を
ウィルスなど病気のアナロジーとしてとらえていると、この《悪》が見えなく
なるが、《悪》は確かに存在しているのだ。

もうそろそろ社会をあげて対抗しないとどうにもならないところにきている。
行政が対応するのか、それとも、仮面ライダーのような正義の味方がどこかか
ら現れるのか、それはどうでもいいことだ。これ以上、テロをビジネスチャン
スにさせてはならないのである。

モモヨ(リザード) 管原保雄
http://www.babylonic.com/

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■電網悠語:Ridual開発記編(80)
人のよいデザイナ

三井英樹
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何でも引き受けてしまう人がいる。コマゴマとしたことから、戦略に関わるア
イデア出しまで、相談を受けた途端に動き出す。ラフスケッチからグラフィッ
クパーツまで作成し、Flashで試作を作って、カチッとしたドキュメントも書
き上げる。

もちろん、本人の多才さがあるが故なのだが、それでも努力をしないで事を成
している訳でないようだ。「どうして引き受けてしまったかなぁ~」のボヤキ
の一つや二つは微かに聞こえて来るし、目の下のクマが痛々しかったりする。

そうした才能溢れる人と仕事をすると、アイデア出しとか仕事の根源的な部分
に触れる作業では大助かりだ。でも、ふと背筋に走る悪寒がある、「この人が
いなくなったら大変だ」。

こうした多才な方々に共通している点の一つは、「器用貧乏」。もてる多才さ
をお金に換える術に長けていない。仕事を頼む側としても、何を聞いても的確
な即答がなされるので、予算をとって云々という経理処理を怠ってしまう。結
果として、その人は、その提供したモノに対する対価として正当な金額を受け
取っていないような気がする。

●「依存症」に気が付く

何もかもをお金に換算することは、せちがらい。が、「正当な対価」というこ
とは誰もが考えなくてはならない話だろう。Webの中核にいる人は基本的には、
お節介で世話焼きな面を持っている人が多い。だから頼られることは、そのま
まモティベーションになるし、喜びだ。お金に替えられないのも真実だ。

でも、その仕事を継続することを視野に入れた時、即座の親切が仇になること
がある。仕事をお願いする側が気をつければよい話かもしれないが、その人へ
の依存症が発生する。自分で考えるよりも、頼った方が正解を手に入れられる
ならば、安易に流れ易い。

依存症の本人の更なる甘えに聞こえるかもしれないが、本人だけで直すことが
困難なことが存在する。現在子育てをしながら感じていることでもあるが、甘
やかされた子供にシャンとしないさいと言うだけでは物事の改善は難しい。甘
えて来れない状況を作るのも必要だ。そしてそれは、そういった状況に気が付
いた人の責任なのかもしれない。

親としての喜びは、子供が頼ってくれる部分にもあるけれど、子供が自立して
くれる方が、長い目で見れば大きいと思う。どんなコラボレーションの関係で
あっても、長い目で見れば、互いに自立的であることが望まれるのではないか。
正等対価の伴わないイビツな関係は、遅かれ早かれ問題を生じる。

●良い関係が終わるとき

例えば、仕事関係においては、予算の関係がある。親切に何を訊いても答えを
くれるサービス精神は嬉しいのだが、実は予算関係の書類に名が残らないとい
う状況を生む。予算は、タスク進捗管理等とは別の次元の管理体制で動いてい
る。だから、予算会議に記録が残らないような仕事の仕方は、連綿と続ける気
のある仕事には不利になる。

何か困ったことがあるときに、気安く質問が出来る関係。それは特に大きな会
社にいる人にとって大切な「資産」である。特にRich Internet Application
(RIA)系の技術では、ベンダーからの公式情報が余りに少なく、市井のボラ
ンティアBlog等の日々の精読が必須だが、それは大手SIerの人間にとって現実
的な日常業務ではない。上司への報告の仕方に困るからだ。それらのサマリー
を的確にアドバイスしてくれる人がいるなら、検索エンジンよりも遥かに有益
である。

しかし、それに予算的な裏付けをしていない場合、大きな作業はお願いできな
い。その一線を越えると「奢り」の領域に入ってしまう。電話で一言で聞ける
ような質問ならまだしも、作りこまないとならない事柄を、ボランティアでお
願いするような破廉恥な客に成り下がる。そして、そうなったら、その関係は
終りだ。

一度壊れた人間関係は修復するのは大変だ。おまけに、それまでの情報パイプ
が断たれることは業務的な支障も生みかねない。「次、何かで埋め合わせする
からさぁ」等というTVドラマで聞き慣れた実行する気のない台詞は信用されな
い。埋め合わせの意味するものは「予算」であり、今確保できない予算を将来
約束できないご時世であることは皆が知っているのだ。

●正等対価として予算を確保する

頼む側の問題だけではない。予算を付けずに引き受ける仕事が増えると、必然
的に自分の勉強の時間が減る。1日に24時間しかないというのが、世界中の人
に与えられた唯一の平等な部分だ。そんな自己研磨していない人が頼りにでき
る時間は、残酷だがそう長くはない。

人は良いけれど、技術的に最先端に位置していない人は哀しい。例えば、弊社
がFlashアプリケーション開発を行なう場合、どんなに見事なアニメーション
が描けても協労は難しいと思う。ActionScript2で細かなデータ型定義をきっ
ちり記述し、MVCモデルに沿ったソースコード管理が前提になる。

FlashやActionScriptについてのみの知識以外のものが要求される。Java系と
の連携も必要だし、データベースやXMLの話も通じないと困る。Flashという専
門領域以外に共有しておきたい「基礎」がある。その基礎を共有した上で、お
互いの専門領域で知恵を出し合い顧客満足度を高めたい。

それは我々が担当する仕事で、将来に渡ったシステム保証を担う部分が大きい
からだ。リリースすること自体よりも、リリースした後の「責任」に重きを置
いている様にさえ見える。ある程度の規模の人間が並行的にメンテナンスでき
るほどに、こなれていないと手は出さない。慎重すぎるとの声もなくはないが、
それ故に築き上げられた信頼も大きい。そういった部分がコアビジネスになっ
ている会社は案外多いだろう。

メンテナンスが出来ることは、一発芸では成り立たない継続性を要求する。そ
のためには、開発者が疲弊していては困る。しかし、慈善団体ではないので、
裏打ちのない予算の確保はできない。だから正等対価として予算を確保できる
理由や体制が必要だ。

●「人月計算」を超えた何か

こうした議論の難しい点は、開発者が大らかなサービス精神を捨て、どんな質
問にも「その件については検討後に改めてご返答させて頂きます」とか言い出
すことだ。それは前述のとは別の「壁」を作ってしまうことになりかねない。

風通しの悪い路地裏に迷い込んだ気分がする。そして、そうした関係から新し
い何かが生まれるとは感じられない。そもそもが忙しい人達が後で答えるとな
ると、かなりズレた時期に答えが返って来ることが多い。阿吽の呼吸どころで
はない。息が合わない人とは一緒に走れない。一緒に走る気力が萎える。

人材を「人財」と称して、重要性を強調する風潮は高まっている。しかし、IT
業界のように技術革新の早いところで、その「価値」を「(人事)評価」にま
で押し上げて考える方法論はまだ確立していない。ここ数年で見直された価値
を見抜き、数値の形に変換できる人事評価者も育っていない。

未だに、基本的には「人月計算(月単価幾らで開発者を丸ごと抱える方法)」
で開発は見積もられているし、開発ツールの性能が上がり、オープンソースも
認められるところまで来ている。それは、ますます予算が圧縮される傾向を強
めていると言える。時間給だけでは成立しないギリギリの崖っぷちまで来てい
るとさえ見える。

人月計算以上の「付加価値」を何かで訴えるしかない状況が迫っている。それ
は、人のよいデザイナの長所短所も含め、新しい価値観に立ち往生している人
達の長所短所も含めて、何か新しい世界を築き上げる時期にさしかかりつつあ
ることを暗示しているように見える。

何か一部分ずつ改良していく時間の猶予もないのかもしれない。一度にまとめ
ての変革。人のいい職人さんが、人のいいまま仕事を続けていけるのがハッピ
ーなことには間違いないのだから。

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / ridual@nri.co.jp
最近想いを形にするまでに時間がかかりすぎる。後手後手状態。頭が失速して
いる。後書き読んでヒヤッとする、本当に今年の1/12を消化してしまった。年
毎に時間の進みが速くなり、成しえた事の小ささに愕然とする。頑張ろう。
・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール)公式サイト
 http://www.ridual.jp/
・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
 http://homepage3.nifty.com/mitmix/MilkAge/

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■買い物の王子さま(70) 
いつも気にかかっているもの

石原 強
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家具や雑貨の新入荷情報はいつもワクワクします。新しいモノを買うのは楽し
い。でも家のスペースには限りがあり、おいそれと買うことはできません。ま
めにサイトをチェックしてるけど、買うのは諦めて見ているだけというのがほ
とんどです。

気になるお店の一つに、60~70年代を中心とした国産家具・雑貨の復刻・販売
や、中古品リサイクルをするショップがあります。並んでいるのは、旅館や学
校、会社で普通に使われていた椅子や事務机などの家具、灰皿や食器などの雑
貨。ありきたりで古い商品なのに、このお店に並ぶと、新鮮な魅力を感じるの
が不思議です。

最近の国産家具デザインの再評価や、復刻ブームの火付け役とも言えるお店で
す。きれいに整えて売るだけでなく、古いパーツを組み合わせて、新しい家具
を作る「サンプリングファニチャー」や、今は生産されていないグッドデザイ
ン受賞製品の中古品を集めた、「ユーズドGマーク」といった活動もユニーク
です。

このお店の選ぶ、いつの時代も変わらない価値を持つ「ロングライフデザイン」
をテーマとした小冊子を出すというので、読んでみたくなりました。

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デザインとは、それがうまれる理由がある。長く使い続けているものには、
「ものづくりのヒントが隠されている」。そんなことをゆっくりと伝える
D&DEPARTMENTらしい小冊子「d」です。
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サイトの申し込みフォームで予約したら、発売日の翌日に、家のポストに投函
されました。580円という値段にしては、思ったより小さくて薄い。オフィス
に向かう電車の中で読み切りました。

「古いものの方がいい」という懐古主義も、「環境にやさしい」なんていうリ
サイクルにありがちな説教臭さもありません。新しいものも、古いものも「自
分の気に入るものなら、長く使っていたいよね」という肩の力が抜けた感じが
心地よい。

さらっと読めてしまうボリュームだけど、ちょっと立ち止まって考えたくなる
ような深みのある内容でもありました。優れたものが、世の中に存在しつづけ
るために「すでにこの世に生まれたものの中からデザインのいいものを売りな
おす」そんなやり方もあるのかと、あらためて共感を持ちました。

創刊号の購入特典でサイトでの買い物が3%オフになるという特典つきです。
そんな魅力的なものをいくつか買って見ようかとも思うけど、古いものを買っ
て、新しいものを捨てることになるのでは本末転倒です。やっぱり見ているだ
けが良いのかもしれません。

小冊子「d long life design」を買ったお店「D&DEPARTMENT」
http://www.d-department.jp/

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
グッドデザインに選定された商品の多くが、まったく別の形をした製品へとモ
デルチェンジしてしまうのは皮肉なものです。それをユニークな形で告発する
ような活動によって、2003年にグッドデザイン賞を受賞しています。
http://www.g-mark.org/search/Detail?id=29380&lang=ja
・ウェブマスターの情報源「ウェブアナ」
 http://www.webanalyst.jp/mt/

<応募受付中のプレゼント>
『デジタルフォトテクニック#001』 本誌 1677号(2/3 14時締切)


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■編集後記(2/1)
・「三国志」が好きで、いくつか読んだ。といっても、小説ではなくマンガで
というのがちょっと恥ずかしいけど。横山光輝の「三国志」は潮漫画文庫で全
30巻、これはわかりやすくて面白く、毎月の配本が待ち遠しかった。絵の迫力
はないが、おさまりがいい(としかいいようがない)ので安心して読めるのだ。
もう一度読み直そうかという気になっている。久保田千太郎・作、園田光慶・
画の「三国志」は、講談社のB5判SUPERコミック文庫(1ページに4ページ分を
収録)800ページ超で読んだ。厚さが6cm、重さは、、とっても重くて寝ながら
見ることはできない。脚本はいいし、絵は最高にうまいのだが、章を追ってだ
んだん描写が手抜きになっていくのがわかる。いや、シンプルな絵になってい
く、と言うべきか。それでもうまい。昨年末に、ブックオフの105円棚で寺島
優・原作、李志清・画の「三国志第二部 諸葛孔明」(スコラ)を5巻まで買
った。ちょっととっつきにくい絵だが非常にうまい。じつは、武論尊・作、池
上遼一・画「"超"三国志 覇-LORD-」(小学館BIG COMICS)を読んだから、
「三国志」マンガについて書いているのだ。この「覇」では、主役が日本人
(倭人)である。彼は劉備、関羽、張飛の3人の仲間になる。これじゃ、お馴
染み「三国志」にならないぞ、どうするつもりだと思ったら、劉備の首をはね
て自分が劉備になってしまうものすごい展開。池上遼一は最も絵がうまい作家
だ。よく知られた「三国志」の豪傑達がどう描かれるかも楽しみである。それ
にしても、池上遼一は60歳にしてあの活躍ぶり、すごいもんだ。  (柴田)

・夜中に眠くなったら外に出て深呼吸。寒いけれど空がとてもきれい。星が大
きく見える。夜に出歩くのは好きじゃないけれど、静かで仕事がはかどるとこ
ろが好きだ。ポストに新聞が入る音が、その好きな夜と朝との境目。たまに早
起きすると、それはそれで気持ちがいいんだけど。/メールのお返事滞り気味。
お待ちくだされ。                    (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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