[1702] デジタルであれアナログであれ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1702    2005/03/03.Thu.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18323部
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           <自分で自分の首を絞める>           

■デジクリトーク
 デジタルであれ、アナログであれ
 まつばらあつし

■ショート・ストーリーのKUNI(7)
 講習 
 やましたくにこ

■イベント案内
 展覧会 林俊作 U-18受賞記念展
 セミナー The Digital Dreamer
 
■ニュース&プレゼント
 「67store」オープン!



■デジクリトーク
デジタルであれ、アナログであれ

まつばらあつし
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●デジタル・オンリーのクリエイター

つい先日、具体的に言えば3月1日まで、東京・京橋の「バートックギャラリー」
という小さなギャラリーで開かれていた、「ファンタジー日本」というグルー
プ展にいくつか小さなお絵描きを出品していた。
 
普段はコンピュータ誌やWebマガジンなどでイラストを描いていると、自分の
描いたモノに対する反応というのが今一つワカラン状態なのだが、こうしてギ
ャラリーで展示すると、観てくれる人の反応とか感想がダイレクトにわるので
とても面白い。
 
それに、いろいろな人と接し、話すことができるのもライヴな展示ならでは。
今回も一緒に出品した若いクリエイターや先輩方、それに来てくれた多くの人
たちとたくさんのお話をすることができた。たのしい。
 
そこでいろいろな人と話していると気がつくのだけれど、若いクリエイターの
人たちの多くは、アナログの画材を経験していない、すなわち初めからデジタ
ルでお絵描きをしたりデザインをしたりしている人が結構いるということ。当
たり前といえば当たり前なのだが、実際にそういう人たちから、絵の具で描い
たことありませんとか言われると「えっ!」とか感じてしまうのだ。
 
いや、別に僕らがアナログを経験してるから「偉い」と言うつもりはないです
よ。むしろ、均一な直線を一本引くのにも、溝引きやカラス口を使って苦労し
たり、きれいなレタリングは熟練したデザイナーやインスタントレタリングに
任せる。などといったことをしなくても済む、そういうところをうらやましく
思う。だって、そうして苦労し、長い時間をかけて身に付けたテクニックなん
て、今では、ほとんど使う機会なんてないんだもの。
  
だから、仕事がデジタル化されたことによるメリットを、最初から享受できる
連中を実は嫉んでいるのです。

特訓などしなくてもマウスでカンタンに真っ直ぐな線を描ける、クリック一回
で塗りムラの全くないベタ塗りができる、キーボードから様々な美しい文字を
入力できる。なんてステキなんだろう。
 
でも時々考えるですよ。デジタル・オンリーのクリエイターは、電気がなきゃ
何にもできないじゃん、パソコンがなきゃ、ソフトウエアがなきゃ仕事にもな
らんだろう。マウスが壊れたら、タブレットのペンがなくなったら、さて、仕
事をやり遂げることができるんだろうか?
 
その点僕らは違う。きっと違う。電気がなくても、紙と鉛筆、絵の具と筆があ
れば仕事はできる。いざとなりゃ地面にろう石、土に棒切れだって描いちゃう
ぞ。いつでも、どこでも、描けるなら、あるいは書けるならそれが仕事だ。
「デジタル」が付かなくてもクリエイターでいる事ができる。
 
●「何でつくったか」なんて関係ない
 
弘法筆を選ばず、という諺がある。
これはすんげー意訳すれば、できるヤツは何を使ってもスゲーんだぞ、と。
逆に駄目なヤツはナニ使っても駄目なのよ、という意味だと思う。
 
この諺が正しいと仮定するならば、いや、実際経験としてなんとなく、この諺
は「おおむね正しい」と感じている人が多いとは思うのだが、諺通りであるな
らば、デジタルであろうがアナログであろうが、すなわち何を使っていようが、
イイものはイイし、駄目な物は駄目、なのだ。
 
そう考えたら、デジタルの場合は電気がなければ使えないというだけで、ツー
ルとしての本質は何も変わるものではない。アナログの鉛筆だって芯が折れた
ら使えないし、削るナイフがないと駄目かもしれない。書くべき紙も必要だし
消しゴムも欲しい。なによりもアナログの画材には目に見える限界がある。絵
の具はチューブを使いきったら何も描けやしないし、鉛筆は芯がなくなった時
点で存在そのものがなくなるではないか。
 
あ、イカン。自分がアナログ画材を経験しているから、アナログの画材から入
門して苦労をしたから、デジタル・オンリーの連中よりは「ちょっとだけ」偉
いんだぞ、なんて自慢しよう思ってたのに、考えれば考えるほど、別に偉くも
何ともないって言うのがバレバレになってくるではないか。諺で言えば「自分
で自分の首を絞める」ってヤツですか?(←諺じゃないって)
 
そうだよなあ、描かれたモノ、書かれたモノって、どんな媒体であれ「何でつ
くったか」なんて、観るほうにすれば関係ない。何で作ろうがイイモノはイイ
し、良くないモノは良くない。大事なのは「何でつくったか」ではなく、「何
をつくったか」なんだよね。
 
そんな当たり前のこと、忙しさに紛れてすっかり忘れていたけれど、いろいろ
な人と会ったり話したりしているうちに、ふと思い出したりする。そして、グ
ループ展などでの会場で、実際に自分の作品を見てくれる人たちの反応を見て
より実感する。デジタルだろうがアナログだろうが、観てくれるひとはどうで
もいいのだ、たぶん。

何かを感じさせてくれる、何かを感動させてくれる、そんな作品であれば「何
でつくったか」なんて関係ない。
 
「おもしろかった」とか、「たのしかったです」と言ってくれるのは嬉しい。
でも、やはり「すごく良かったです」とか、「感動した」と言ってもらえるよ
うな、いつの日かそんなモノをつくれるようになりたいと、改めて思いつつ、
次のグループ展に向けて、準備中なのであります。ふう。

【まつばらあつし(お絵描き&文字書き屋さん)】atts60@mac.com
3月5日(土)より、東京・新宿の東京都庁ギャラリーにて、イラストレーター
や漫画家、立体作家など総勢30名による楽しいグループ展「ARTokyo」に出品
します。もしよかったら見に来てくださいね。
<http://www.j-creator.com/artokyo/>
そして来月には代々木のカフェでの展示も予定。やれ忙しい(笑)

・まつばらあつし's Web南砂画廊
<http://www.asahi-net.or.jp/%7Etz9a-mtbr/>

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■ショート・ストーリーのKUNI(7) 
講習 

やましたくにこ
───────────────────────────────────
会社がおもしろくないので適当に口実をつくって休み、昼寝していたらドア・
チャイムが鳴った。寝ぼけていたのでつい無防備にドアを開けると、きちんと
スーツを着込んだ男が立っている。

「失礼ですが、今日は会社を休まれましたね?」
「あ…まあ」
「会社がおもしろくない。それというのもパソコンが苦手でばかにされる、部
下にいちいち聞くのもプライドが許さない、近所のパソコン教室に通ってもみ
たが授業料が高い割りに不親切で結局やめてしまった、そうこうする間にも日
頃の仕事でパソコンが必要な作業は増えるばかり、このままではリストラされ
る日も近いから、ですね?」
「だとしたらどうなんだ?」
「そんな方をほうっておくわけにはいきません。私が特訓してさしあげます。
なに、ご心配はいりません。講習料は無料です。さあ、さっそく始めましょう
か」

あっけにとられる私を後目に、男はさっさと靴を脱いで上がり込み、テーブル
の上にノートパソコンを広げ、ケーブルをつないで準備を整えた。

「手始めにワープロソフトを使ってみましょうか。立ち上げてみましょう。そ
うです。では短編小説を書き、それをA4用紙縦書き二段組にレイアウトして表
紙もつけてみましょう」
「そそそ、そんなことが簡単にできたら苦労はしません!」
「私のいう通りにすればできるのです」

男はこともなげに言い、半信半疑の私にてきぱきと指示を与えた。始まってみ
ると男の説明はこれまでに聞いたどんな説明よりもどんなマニュアルより明快
でわかりやすく、初心者をバカにした様子もなく、言うとおりにしていると本
当にどんどん作業がはかどり、そればかりか文章など書いたこともない私がい
くらワープロソフトを使っているとはいえ、小説をすらすら書いているのだ。

私は楽しくてしかたなかった。ぼうっとしていた頭の中が活性化される。書類
設定、段落設定、用紙、ノンブル、行間や字間の設定もすらすら理解できた。
ああ、ここをこうするとこうなるのだ。おもしろい! なんてよくできてるん
だ! なぜこんなことがいままでできなかったのかがわからない。あっという
間に短編小説の冊子ができあがりつつあるではないか。

突然モニタの画面が真っ白になった。
すべてが消えた。80%できていた短編小説の冊子があとかたもなく消えた。

「タスク・パーにさわってしまいましたね」
「タスク・バーですか?」
「いいえ、タスク・パーです。それにふれるとすべての作業がパーになるので
す」
「そ、そんなものがパパパパパソコンにありましたっけ?」
「普通はありません。当社の講習用マシンにだけついているのです。画面左下
に時々出ていたはずですが」
「な、なぜそんなものを!」
「緊張感を持って学習していただくためです。慣れたころに若干ショックを与
え、新たな気持ちで学習を始めてもらうのです」
「いままで書いた小説はなくなったのですか!」
「そうです。『保存』してようがしていまいが関係ありません。次回は気をつ
けてください」

全身の力が抜けるようだった。だが文句はいえない。言えるような雰囲気では
ない。すべてをこの男にまかせるしかないのだ。

「では、今度は表計算ソフトを使ってみましょう。あなたの会社で実際に使っ
ているデータがここにあります。これを使って練習してみましょう」
「なぜそんなものが?」
「実践的な講習ですから当然です」

不思議だが、それもそうだ。実践的といえばこれ以上実践的な講習はないだろ
う。私は男の指示に従い、数字を打ち込み、計算式を入れ、総計を出し、見栄
えのよい表を作る作業に没頭した。

それはまさに昨日、隣の机で同僚がやっていた作業だ。私はパソコンが使えな
いのでやらせてもらえず、悔しさを隠しながら電卓をたたき、別の仕事をして
いたのだ。

だが、いま指示に従いながらやってみると難しいことは何もなく、拍子抜けす
るほど簡単だ。こんなことなら雑談しながらでもできそうだ。もっと難しいこ
とはないのかと言いたいくらいだ。なんでこんなことで今までコンプレックス
を抱いていたんだ、自分は。ひょっとしたら、あの同僚よりうまく使いこなせ
るかもしれないぞ。いや、少なくともいま作っている表は確かにわかりやすく、
うまくできている。

そうだ、明日これを会社に持って行こう。みんな驚くだろう。想像すると笑い
がこみ上げてくる。おれはパソコンに向いているのかもしれない。ははははは
は。

突然、画面のどこかが変化した、ような気がした。何だろう?

「あ、さっきまで自動で合計を出せたはずなのに。おかしい、どこだ。どこか
をクリックするとできたのに、そのボタンがない」
「ははぁ、ツールパーをクリックしましたね」
「ツールバー?」
「いえいえ、ツールがパーになってしまうツールパーですよ。当社の講習用マ
シン特有のものです。あなたがそれに触れたためにオートSUMボタンも並び替
えボタンもなくなりました」
「そそ、そんなものもあったのか!」

私はあせるあまり、震える手でマウスを動かした。更に何かが消えた。

「あああ、メニューパーに触れましたね。これで『ファイル』『編集』等のメ
ニューもパーです」
「そそそそ、それでは何もできないじゃないか!」

画面がまた真っ白になった。どこかにタスク・パーが出ていてそれに触れたら
しい。何もない。さっきまで心血を注いでいた表、ほぼ90%出来上がっていた
表、会社の誰かに見せたら絶対感心されるに違いなかった表が一瞬でなくなっ
た。私はぽかんと口を開け、むなしく真っ白の画面を見ていた。涙が出てきた。

「またやってしまいましたね。しかたありません、もう一度、やりなおしまし
ょう。緊張感というものがいかに大事かおわかりいただけたかと思いますが」
「やややややや、やかましい!」

私は、泣きながらマウスを男に向かって投げつけた。すると男はかげもかたち
もなく消えた。テーブルの上のマシンもなくなっている。男の身体のどこかに
すべてがパーになってしまう個所があって、そこにマウスがあたったのか、そ
れとも…。

気がつくと会社がおもしろくないので適当に口実をつくって休み、昼寝してい
る私がいた。ドア・チャイムが鳴った。寝ぼけていたのでつい無防備にドアを
開けると、きちんとスーツを着込んだ男が立っている。

「失礼ですが、今日は会社を休まれましたね?」
「あ…まあ」
「会社がおもしろくない。それというのもパソコンが苦手でばかにされる、部
下にいちいち聞くのもプライドが許さない、近所のパソコン教室に通ってもみ
たが授業料が高い割りに不親切で結局やめてしまった、そうこうする間にも日
頃の仕事でパソコンが必要な作業は増えるばかり、このままではリストラされ
る日も近いから、ですね?」

頭が痛くなってきた。

【やましたくにこ】kue@pop02.odn.ne.jp
めちゃくちゃ緊張して大阪から参加した先日のオフライン・ミーティング。み
なさん、気さくでいい人たちばかりで楽しい時を過ごすことができました。翌
日、下北沢から新宿に出るつもりが気がついたら渋谷。「渋谷行き」の表示は
見ていたが、途中で新宿に止まるのかと思っていた、というのが大阪でいえば
どの程度間抜けなのかも想像つかない私です。

・私のサイト「みっどないと」 
http://www1.odn.ne.jp/%7Ecay94120/

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■展覧会案内
林俊作 U-18受賞記念展

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アジアグラフィックの最年少作家「林俊作12才」が、文化庁メディア芸術祭・
学生CGコンテストのU-18(18才以下部門)賞を見事受賞しました。
<http://www.cgarts.or.jp/contest/scg/2004/others_prize/u18.html>

西麻布のレストランバー「VERANDA」で受賞記念展を開催します。林俊作君は、
昨年同賞を受賞した須藤健斗君同様、次世代のCGアートを担う天才少年CG作家
です。
<http://www1.odn.ne.jp/%7Ehaya4hello/>

「林俊作 U-18受賞記念展」
会期:3月1日(火)~4月28日(木)
開場時間:月~土・祝前 18:00~05:00(L.O.04:00)
     日・祝    18:00~24:00(L.O.23:00)
企画:アジアグラフィック・喜多見康事務所
問合せ先:TEL.045-481-7940  ykitami@d2.dion.ne.jp
展示内容:B0大型パネル作品2点、他B1、B2、計4点

圧倒的な大きさのパネル作品2点をウェイティングスペースに展示、林俊作君
の緻密で異形な作品世界をゆっくりご覧いただけます。来場者には「林俊作オ
リジナルポストカード」を1枚プレゼント。お店はレストランバーです、入場
にはオーダーとチャージが必要。「VERANDA」は、若手から有名アーティスト
まで実力派が2か月毎に作品を展示するアートスポットでもあります。

会場:西麻布レストランVERANDA(ベランダ)東京都港区西麻布3-24-20交通安
全教育センタービル2F TEL.03-5414-7095
<http://www.veranda.jp/>

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■セミナー案内
The Digital Dreamer ~香港と日本、デジタルとストーリーの新たなる融合~
<http://www.skipcity.jp/event/>
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<主催者情報>
大ヒット上映中の香港発カンフーアクション映画『カンフーハッスル』。ハリ
ウッド映画にはない斬新なストーリーと高度なVFX技術によって生まれた、こ
れまでにない新しいタイプのエンターテインメント映画です。このVFXを手が
けたのが、香港大手のプロダクションであるCentro Digital Pictures Ltd.
(セントロ・デジタル・ピクチャーズ)。会長兼CEOであるJohn Chu(ジョン・
チュウ)氏のクリエイティブ・マインドを伺いながら、同社クリエイティブ・
ディレクターのFrankie Chung(フランキー・チャン)氏に『カンフーハッス
ル』のメイキングを特別にご披露いただきます。

また日本からは、今夏公開の映画『ヒノキオ』(秋山貴彦監督作品・松竹配給)
に注目し、秋山貴彦監督ほか、国内のCGおよびVFXのトップクリエイターが集
結して制作された本作品の魅力を探ります。

香港と日本発のデジタル技術を駆使した新しい作品が、ハリウッドにはない新
しい映画マーケットを生み出す日もそう遠くないかもしれません。世界マーケ
ットを意識した作品制作の可能性について、ビジネスとクリエイティビティの
両面から考えてみます。是非ご期待下さい!

ゲスト
香港/Centro Digital Pictures (セントロ・デジタル・ピクチャーズ)Ltd.
John Chu(ジョン・チュウ)氏(会長兼CEO)Frankie Chung(フランキー・チ
ャン)氏(クリエイティブ・ディレクター)
日本/秋山貴彦氏(『ヒノキオ』原案・監督・VFX)林田宏之氏(リンダ CG
ディレクター)瀬下寛之氏(カシオエンターテイメント(株)チーフプロデュ
ーサー)奥澤泰二氏(カシオエンターテイメント(株)チーフテクニカルディ
レクター) 
モデレーター:大口孝之氏(映像ジャーナリスト・クリエイター)

日時:3月11日(金) 14:00~17:00(13:30開場)
会場:彩の国ビジュアルプラザ4階・映像ホール
参加費:無料(事前登録制・先着順)
主催:埼玉県 後援:川口市、川口市教育委員会
協力:(社)日本映画テレビ技術協会

<第1部>Keynote speech 基調講演
Centro Digital Picturesが目指す映像ビジネス
ジョン・チュウ氏(セントロ・デジタル・ピクチャーズ、会長兼CEO)

<第2部>Talk Session トーク・セッション
アジア発のエンターテインメント映画が、今面白い
~映画『カンフーハッスル』と『ヒノキオ』のメイキングから~
<パネラー>
ジョン・チュウ氏、フランキー・チャン氏、秋山貴彦氏、林田宏之氏、
瀬下寛之氏、奥澤泰二氏
<モデレーター> 大口孝之氏

映画『ヒノキオ』公式サイト
http://www.hinokio-movie.com/index2.html
カシオエンターテイメント株式会社
http://www.casio.co.jp/

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■ニュース&プレゼント
「67store」オープン!
<http://67.org/store/>
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<ロクナナさんより>
Flashの学校「ROKUNANA WORKSHOP OF MEDIA DESIGN」開催している株式会社ロ
クナナ(本社:原宿/代表:上田キミヒロ)が、「67store」をオープンしま
した。

「67store」では、オリジナルグッズを取り扱っており、現在販売中の「ふろ
しき」からワークショップ関連の著作・Macromedia FlashのイベントDVD・ア
ーティストとのコラボレーショングッズまで、多岐にわたるラインナップを予
定しています。

いずれも個性的な商品ですので、ぜひ一度サイトを訪問してみてください!
<http://67.org/store/>

●今回は、そのオープンを記念して商品のラインナップから、「繻子(しゅす)
織りのオリジナルネックストラップ」を2色セットで2名様にプレゼント!

商品の詳細はこちら
<http://67ws.minidns.net/store/index.php?main_page=product_info&products_id=12>
応募フォームをつかってください。締切は3月10日(木)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に3月下旬掲載予定です。
<http://www.dgcr.com/present/20050303.html>

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■編集後記(3/3)
・すでに100回くらい書いてきたことだが。相変わらずの一日三回の犬の散歩。
引っ越し当時(といっても、もう15か月目だ)は、探検のためあちこち歩き回
ったが、ここのところコースがすっかりお決まりである。うちのハニー号はど
うやら散歩はそれほど好きではない。というより、こわいものがいっぱいで、
ウンコしたらできればすぐに家に帰りたいと思っているようだ。こわいものと
は、情けないが仲間であるはずの「犬」である。本人(いや、本犬)は自分を
犬と思っていないのか、とにかく犬がきらいで、とくにリードから離れて勝手
に動き回っているヤツがこわくてこわくて、遠くの方に確認しただけでもう逃
げる態勢にある。土手を上がる遊歩道は犬のすれ違いはなかなか難儀だが、我
々の場合はあまり心配いらない。とにかく逃げるのはこっちだから。広々とし
た土手の上で、どこにも犬の姿も見えないときに「あ、ワンワンがいるぞ」と
脅かすと、必死に周囲を見回すのも情けない。前の家の時もコースは決まって
いて、はずれることはまずなかったヘンな犬だが、いまでもたまにコースをは
ずれそうになることがある。それは、女性、とくに若い女性とすれちがうとき
必ず反転してついていこうとする。なんというエロ犬であろうか。つくづく情
けない。                           (柴田)

・月末にネットバンキングをしようとしたら、ログインどころかトップすら表
示されない。サーバが落ちているのではなくてアクセス過多のようだ。ログイ
ンできない状態が約三時間続いている。いつもは先日付で仕込んでおくのだが、
忙しかったので当日になった。iモードでモバイルバンキングができるからと
アクセスしたら、エラーメッセージが出る。iモード設定のiモードメモリクリ
アしろと。何それ? 携帯上の設定なのか、iモード上の設定なのかすらわか
らない。イライラ。テレフォンバンキングを使うことにした。登録している先
への振り込みではないので、オペレーターを使うことになると言う。オペレー
ターを使うと手数料が上がる。やむを得ず使う場合の手数料はどうなるんだろ
う。しかし今度はオペレーターに繋がらない。13時頃から、iモードやパソコ
ンは「混雑により」画面に変わる。結局13時半過ぎからアクセスがマシになっ
てくる。月末はいつもこんなに混むのだろうか。間に合わなかった人はいるの
だろうか。                      (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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