[1753] 熱意

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,700文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1753    2005/05/24.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18420部
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               <マイ数珠>              

■電網悠語:Ridual開発記編(95)
 熱意
 三井英樹

■デジタルサウンズ研究室 
 東京下町における防災放送の現況
 モモヨ(リザード)

■買い物の王子さま(85)
 これで大人の仲間入り
 石原 強

■セミナー案内
 Adobe Acrobat 7.0活用セミナー



■電網悠語:Ridual開発記編(95) 
熱意

三井英樹
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中二の息子と格闘している。問題は成績ではない。熱意。何だか、何をやって
も、頑張っているという状態に見えない。見ていてイライラする。あまり話す
時間が取れないのだが、機会があれば活かすようにしている。でも、イライラ
する。

私はプータローの時代があったので、幼稚園の送り迎えを担当もして、それな
りに息子とは距離が近いつもりでいる。今も、一緒に居る時間こそ短いけれど、
それなり以上に関係作りには頑張ってる。でも、ここに来て壁に当たった。

何かの作り方、何かの描き方、何かについての知識、それらは何とか教えるこ
とができる。正確に書くと、一緒に調べ学ぶことができる(小学校高学年にな
ると、もはや覚えていないことが多い)。でも、教えられないことがある。熱
意。「頑張る」ことを教えられない。

何であっても、「そこそこ」で良いと思っている。汗だくになることを恥じて
いるかのような素振りを見せる。すかした態度が格好良いと思っているフシも
ある。身長で直ぐそこまで迫っている息子が、そんな態度でいることがイライ
ラの種である。

数年前、頑張ることについて話し合ったことがある。なぜ頑張らないのかとい
う問いに、「頑張って駄目だったら、損じゃないか」が答え。頑張る前から結
果を考えている姿が、私よりもオジン臭く見えて、説教してしまった。もちろ
ん、ノレンに腕押し、焼け石に水だった。話して通じるならとっくに解決して
いる。

●熱意を育てるのは難しい

「日経エレクトロニクス 2005.04.11号」に興味深い記事が載っている。「技
術者よ大志を抱け 第2部 組織・制度は脇役に徹す 成果主義の見直し始ま
る」。記事は先立って行われたアンケートをベースにしている。画期的な技術
や製品を開発するのに必要な事柄を問うもので、ハードウェア系開発者約二千
人が有効回答を寄せている。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI_LEAF/20050406/103453/

「画期的な開発を進める意欲を高める上で一番大きな要素は何か」。
「やりがい・達成感=76%」「特許報酬や成果報酬など金銭的な見返り=13%」
「役職・出世=2%」。

「組織が画期的な開発を成功させるために必要と思われる要素(与えられた言
葉に対する重要度を5点満点で答える)」。
「技術者の熱意=4.7」「明確な目標設定やビジョン=4.4」「強力なリーダー
シップ=4.2」「優秀な技術者=4.0」「的確な市場予測や技術予測=3.8」
「十分な開発期間=3.5」。

社員のやる気を引き出すための制度や組織が、逆に足を引っ張っている現状と、
とは言っても何らかの明文化をせざるを得ない会社としての立場のジレンマが、
各社の試行錯誤の取材とあいまって、様々な示唆を与えてくれる。

そして、間違いなく主張されているのは、「熱意を育てるのは難しい」という
点だろう。様々な趣向を凝らした制度を見ながら、どんな大企業でさえ苦労し
ていることに、申し訳ないがホッとしてしまう。我が家と同じだ、と。

同時に、「制度に適合できるのが良い社員」だった時代が過去になり、「人に
合わせられる柔軟なものが良い制度」の時代に入っているのを感じる。本来の
主客の順序になって来つつある。Webがユーザ中心に設計すべきだという流れ
と、時を同じくして移っていっているのが興味深い。

そして、どんなに巧妙なルールであろうと、廻り中を熱くさせる人間には敵わ
ないと思ってしまう。たった一言で、その場を沸かしたり、和ませたり、熱く
団結させたりしてしまう。改めて、人間という存在の大きさを実感する。

●愛と熱意と……

人を熱くさせるもの、それは何だろう。やはり、その対象がどれほど好きか、
にかかっているのだと思う。イヤイヤやっていても、ホドホドにやっていても、
熱は伝わるほどにはならないだろう。

息子に熱を感じないのは、彼がまだ夢中になれるものに出会っていないからだ。
少し可哀想に思う。親として、もっと上手く演出して上げれれば良かったと後
悔もする。早く出会えることを願っている。

なりふり構わず、夢中になれるものに夢中になること。暑苦しいと邪険にされ
ながらも、心が片時も離れられない事柄に出会うこと。それが仕事ならば、あ
る意味で、これ以上幸せなことはないのかもしれない。

今、Ridualチームは、そういう意味で至福のときにある。Ver.2が着々と姿を
見せつつある。未だに、遠隔地開発(横浜と四国)をしているので、各人がど
んな表情で新しいインターフェースを見つめているのかは分からないが、見飽
きることがない。

私はうっとりと真夜中に一人で見つめ、いじっては悦に入っている。隣のメン
バーは昼間に真顔で「いいなぁ、これ」と呟いている。皆んな、そろいも揃っ
て、Ridual馬鹿である。自分達で設計し、自分達で作って、先ず自分達が惚れ
込んで、自分達で粗探しして、シェイプアップしていく。

まだ事業計画もできていないし、Ver.1の投資も回収できていない。客観的に
見れば不安定この上ないけれど、期待で胸が躍っている。Webに関わり続けて
良かった。

マザーテレサは、「愛の反対は、無関心です」と言った。憎むとか積極的な行
為が、愛の対極にあるのではない。存在を知りつつ無視する、それが「愛がな
い」状態なのだと言う。

ユーザが居ることを知りつつ無視することも、もっとより良いナビゲーション
がありそうなのに考えないことも。どれも、愛とは反対の方向を向いたものな
のだろう。

Ridual購入者からのリクエストや質問に対応するように、Webサイトを少々変
更した。改めて、初めての方への配慮の足りなさを認識する。愛が足りなかっ
たことを認識する。修正した途端にアクセス数が増える。みんな、迷ってたん
だろうか。へこみつつ、反省している。

Ver.2では、そんなことのないようにしなければ。もっともっと練って行こう。
そして、スクリーンショットだけでも早めに公開して、意見を頂ければと思い
始めている。ひとりよがりではない形でのりリースを目指したい。愛だけでも、
熱意だけでも、やはり足りない。知恵も磨かなければ。

ps.息子の名誉のために一言。すこし誇張しています:-)

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / ridual@nri.co.jp
・ここでも一度ご紹介した、「あみちゃん」の最新情報。手術成功!
<http://ami.heart.mepage.jp/new.htm>
・友人のお子さんが今大腸除去という瀬戸際にいる。こちらはお金の問題以前
に、世界的にも例のない手術になるという技術の問題が絡んでいる。痛みに耐
える彼の姿に、胸が痛くなる。できることは本当に祈るだけ。

・販売窓口(ベクター)
<http://shop.vector.co.jp/service/catalogue/sr042976/>
・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール)公式サイト
<http://www.ridual.jp/>
・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
<http://homepage3.nifty.com/mitmix/MilkAge/>

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■デジタルサウンズ研究室 
東京下町における防災放送の現況

モモヨ(リザード)
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防災無線というのか、防災放送というのか、公園や学校校庭に設置された巨大
音量のラウドスピーカーがある。

十年くらい前まではスピーカーの性能が悪すぎて何を言っているのかわからな
かった。大音量のせいで歪み、それが町の空のあちこちで響き渡りこだましあ
うのだ。ファズにリバーブ、エコーって、まるでサイケデリック状態、ご町内
ダブサウンドだった。

あれを聞くと、いつも、妙にたそがれたメランコリーを覚えたが、ここ何年か、
機器の性能が格段に進歩したようで、こだましあうのは従来どおりなのだが、
内容が、かなり闡明になった気がする。

機材のことだから個体差はあるが、ちり紙交換とか、不要電気製品の回収車が
装備している拡声装置も、最近のものは、大音量でありながら、ラウドスピー
カー特有の歪みを感じさせなくなっている。あるいは、町内で鳴らすにはハイ
ファイすぎるし出力も大きすぎるのでは、そう疑うことも少なくない。

いや、少し違う話しになってしまった。話を防災無線、防災放送に戻そう。実
は、その内容が気になっているのである。

これまで、わが町で流れる情報と言えば、子供達に「うちに帰りましょう」と
帰宅を促す定時放送、そして光化学スモッグ注意報発令程度だった。それがこ
こにきて変ってきているのである。ひったくり注意報を頻繁に流すようになっ
ているのだ。

あるいは東京下町固有の現象かもしれない。であるとすれば、私の書くことが
他府県にお住まいの方には理解できぬであろう。念のため、たったいま町内に
こだました放送の内容を以下に紹介しておくと、

「こちらは、××区役所です。○○警察からの御知らせです。昨日、午前○時
頃、×○町×丁目でバイクによるひったくり事故がありました。歩行中は、後
ろからくるバイクや自転車に注意してください」

こんな感じのものである。バージョン違いに「夜、外出するおりは、できる限
り道の端を歩き、バックや手荷物などは通りの反対側の手に持つようにしまし
ょう」というやつもある。

いったい、いつ頃からこうした放送が流れるようになったか、思い返しても、
正確な記憶を辿れないが、多分、ここ三年くらいだろう、二十一世紀になって
からだと思われる。

確かに物騒には、なっている。

街灯が完備された商店街に面する我が家の前でも引っ手繰り事件があった。中
年女性の叫び声に応じて三階の窓から外をのぞくと、近所の、町内正義の『味
方』を象徴する、顔なじみのおばさんが、こちらを振りあおいで「ひったくり
だよ、警察に電話して!」そう叫んでいた。

「これで私もご町内のヒーロー、正義の『味方』になれる」と、いきりたって
110番した私だが、警察の対応は、驚くほど淡々としていた。それほどに平凡
な事件になってしまっていたのである。

後ろから来るバイクに気をつけろというが、こういう犯人は、獲物に近づく際
にエンジンを完全に沈黙させて接近する。ニュートン言うところの慣性の法則
を犯行に巧みに利用しているのである。慣性、つまり惰性を利用した走り方だ
と、自転車よりバイクの方が実はよほど静かである。荷物を奪う直前でバイク
はエンジンに点火。反動を利用して獲物の手荷物を奪い去り、そのまま宵闇の
向こうへ疾駆するのだ。これには私の妄想がだいぶ混じっているが、多分、こ
んな感じのはずだ。

その根拠は経験である。この放送が始まる頃から、私は幾度か妙な経験をする
ようになっている。相手は異なるが、皆、似たような具合だ。

夜、買い物などで外出した時である。夜道を歩く私が、妙な気配に気付いて振
り返ると、エンジンを沈黙させ滑走状態にあるバイクが接近しつつある。たい
ていの場合、彼等は、目をそらし、何事もなかったように鼻歌を歌いだし横を
滑っていく。そして、私を追い越して数メートルのところで、エンジンスイッ
チを入れ、急速に加速する。彼らは皆、ナンバープレートを折りまげ、後ろか
ら見えないようにしていた。

いまでは、こうした出来事が、防災放送で町内に警戒がうながされている犯行
の未遂を意味することは明白だが、それに思い至らぬ時点では、何は、まるで、
私が彼らをいじめたような気がして後味が悪かった。彼らは、私と目が合うや、
皆一様に、怯えたような表情を見せたからである。たぶん、私をおばさんだと
思っていたからだと思われるが、だとしたら、相当に失礼なやからである。

防災放送に「ひったくり警報」が加わったのは、いつごろか? それを私家版
平成年表に書きとめておきたい、そう思っている私である。

モモヨ(リザード) 管原保雄
<http://www.babylonic.com/>

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■買い物の王子さま(85)
これで大人の仲間入り

石原 強
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祖父の三回忌、祖母の十三回忌と続けて法事に出ることになりました。今まで
つい親任せにしてきたけど、三十過ぎて「冠婚葬祭は苦手」では格好が悪い。
そこで、冠婚葬祭マナーもまず形からと、今までは親の借り物で済ましていた
「数珠」を買うことにしました。

以前、百貨店のフォーマル売場の数珠コーナーをのぞいてみたことがありまし
た。店員さんは「30代の男性向けは、材質は」と熱心に勧めてくれましたが、
どれもごてごてした装飾でセンスというにはほど遠い。セール中で30%offは
魅力的だったけど、そもそも定価が高いし本当にお得なのか分からず、結局買
わずじまいでした。

やはり納得して買うためには、多少の知識は不可欠。早速ネットで数珠につい
て調べてみます。二連にして使う本連数珠が正式のようですが、略式単連数珠
という小さなものを持っていれば良さそうです。あらためて男性向けの数珠を
探してみると、思ったよりもバラエティにとんでいることがわかりました。

素材は柘植や紫檀などの木、月桂樹の実、水晶や翡翠など天然石。素材の組み
合わせによって雰囲気も違います。値段も数千円から数万円までピンキリです。
お釈迦様が悟りを開いたと言われる天竺菩提樹は縁起が良さそうですが、お値
段は一万円以上です。

比較的値段が安くて種類の豊富なサイトを見つけて、いくつか候補を選び出し
ました。しかし、どれにしようかと悩んでみても、決め手に欠けるのです。そ
んな時、ひとつのサイトのトップページで「あなただけの数珠をオーダーメイ
ドしませんか」というバナーが目に入りました。

---
既製品の数珠のページをご覧いただきますとわかりますとおり、数珠に使う材
料そのものは、なんでも使えます。いままでにも多数の方が斬新な数珠を造ら
れておいでです。ご自分だけの数珠となれば愛着も沸き、手を合わせる気持ち
も一段とこもろうというものですよね。
---

なるほど、オリジナルは考えてなかったけど納得できます。決めるのは球の素
材と大きさ、形、ぶら下がる房の形と色です。改めて数珠のページを見直して
イメージを膨らませます。

もしかしたら、組み合わせにも意味があるのかもしれないけど、思い切って見
た目重視で決めてしまいます。球は黒檀と金属の「ヘマタイト」で房は灰色。
シンプルに見える黒、シルバー、グレーのモノトーンでまとめます。素材から
手頃な価格に収まりそうです。

見積もりをお願いすると翌日にメールで返事がありました。男性用の22球で
2,450円とのこと。指定されたURLにアクセスすると特設の申込みフォームがセ
ットされていました。数珠を入れる袋を一緒に注文しました。

サイトに書かれていた製作期間である一週間で発送の連絡がありました。届い
た数珠はイメージどおりの出来。これならいつ出かけることになっても大丈夫。
マイ数珠を眺めていると一人前の大人になった気分です。

数珠を買ったお店「極楽堂」
http://www.rakuten.co.jp/gokurakudo/

いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
冠婚葬祭なんて慣れないからいつも戸惑います。特にお金がらみ。いくら包む
んだっけ? 表書きはどうするんだっけ? いつどうやって渡すんだっけ? 
なんて。いつも直前になって同じようなことをネットで調べている気がします。
・ウェブアナ
<http://www.webanalyst.jp/mt/>

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■セミナー案内
Adobe Acrobat 7.0活用セミナー
~Adobe Acrobat 7.0の活用によるグループ業務の効率化
< https://www.event-web.net/elms/adobe/acrobat/ >
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日時:6月1日(水)
会場:恵比寿ガーデンホール(東京都目黒区三田1-13-2 TEL.03-5424-0111)
【午前の部】
受付開始:9:30から
開催時間:10:00から12:00まで
対象:Adobe Acrobat 7.0の購入を企業で検討中の担当者
定員:450名
受講料:無料
セミナー内容:
1.社員の一人ひとりがAdobe Acrobat 7.0を使うメリット
2.グループで双方向のやり取りにAdobe PDFを活用
3.全社規模で活用し、さまざまなワークフローを電子化して効率化

【午後の部】
受付開始:13:30から
開催時間:14:00から16:00まで
対象:建築業界に従事されている人や、エンジニアでAdobe Acrobat 7.0
の購入を検討中の人
定員:450名
受講料:無料
セミナーの主な内容:
1.Adobe Acrobat 7.0の新機能とエンジニア向け機能の紹介
2.建築プロジェクトの一連の業務フローで起こり得るコミュニケーションの問
題をAdobe Acrobat 7.0によって解決するソリューションの提案
講演:株式会社シェルパ 代表取締役 高松稔一氏

申込方法:サイトから
注意事項:本セミナーのデモンストレーションで使用するOSはすべてWindows
です。午前の部と午後の部ではAdobe Acrobat 7.0 新機能紹介の内容が一部重
複しています。

<応募受付中のプレゼント>
「ActionScript ポケットリファレンス Flash MX 2004/MX/5対応」
「Web Designing 2005年6月号」#1750号 5月26日(水)14時締切


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■編集後記(5/24)
・いつもなら外に出ない、夕食すこし前の微妙な時間に、近所のコンビニに行
った帰り。いちおう名前がついた小さな通りから脇道に入った所に、なんと銭
湯を発見した。ふだんはのぞきもしない通りだが、黄昏の中の明かりが気にな
って近寄ったのだった。その隣は三軒しか商店の入っていないさびれたマーケ
ットがある。とても、2005年とは思えない雰囲気の一角だった。我がすみかか
ら100メートル圏内に風呂屋とは。まず利用はしないと思うが、これはうれし
い発見だ。また、いつもと違う時間帯に町を行くと、いままで気がつかなかっ
たものに遭遇できるものだと思った。先日は、市内外をあてもなくポタリング
していたら、河鍋曉斉の美術館を発見、メガネを持っていなかったのでそのう
ちちゃんと見に行くことにした。また、かつて大きな工場のあった跡地に建売
住宅のニュータウンができていて、よく見ればチープだけどなかなかきれいな
街並みになっていたのに感心した。隣の市には、住宅見本市会場みたいに、珍
奇なデザインの住宅がこれでもかとばかり建ち並んだ通りがある。じっさい人
がすんでいる(!)恥知らずな無法地帯である。ここはそのうち写真撮影に行
こうと思っている。町歩き(自転車だから町走りか)はおもしろい。(柴田)

・新幹線の中ってどうして雑誌と食べ物、お土産しか売ってないんだろう。東
京駅だったか、ベストセラー品ばかりのショップがあって、ラインナップに驚
いたことがある。香水一つにしても大阪じゃ売れてないだろう、ってかこれど
こに売ってるのさ? というものが多く、新しい発見があって面白かった。暇
している移動時間に、便利グッズを買えたり、コイン式マッサージチェアでリ
フレッシュできたらいいよなぁ。街角で増殖している手、肩、足マッサージも
いけるかも。ほんとは服とか靴とかも売ってくれたらいいんだけど。寒いから
上着が欲しいが、目的地でのスケジュールが詰まっている。この移動時間内に
セレクトされた品なんてあったら買っちゃうかもしれないのに、と。座席一つ
での収益が万単位だから、小物を売っても意味ないか。なら一坪アンテナショ
ップにするとかさ。新しいゲームの体験デモとか、お菓子の新製品を配ってア
ンケートとるなんてのも、暇な車内なら協力的かも。疲れているから寝させて
くれ? 結局そうなるか。                (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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