[1762] 検索エンジンがテレビを変える!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1762    2005/06/06.Mon.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18170部
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         <世の中のすべてのものが検索される>        

■KNNエンパワーメントコラム 
 検索エンジンがテレビを変える!
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト(48)
 InDesign CS編 テキストのオーバーフローチェック
 古籏一浩

■イベント・セミナー案内
 「BroadStar Award」作品募集開始キャンペーン
 完全PDFワークフローによる制作から印刷までの効率化
 スーパーブランドのマーケティング・ブランディング戦略



■KNNエンパワーメントコラム 
検索エンジンがテレビを変える!

神田敏晶
───────────────────────────────────
KNN神田です。

ボクが「世界で一番小さなデジタルTV放送局」を標榜してから、今年で10年目
となるが、ようやく個人放送局に必要なインフラが一挙に出揃った年となりつ
つある。

検索エンジン大手の米Google社の創業者のラリー・ページ氏は、「世の中のす
べてのものを検索したい」と2001年の来日時にボクのインタビューに答えてく
れたが、彼らが検索の対象としているのは、なんと「TV」であった。いや、今
後はさらに、個人の「投稿ビデオ」までもその対象となりつつある。

米Google社は、2005年1月より「Google Video Search」を開始している。
まずは、「Google Video Search」の仕組みを理解してみたい。

<http://video.google.com/>

ここにアクセスしてみてほしい。共通仕様のGoogleインタフェースが登場する。
そこで、「Segway」や「iPod」や「PS3」などのキーワードを打ち込んでいた
だきたい。どうだろうか?

テレビに登場したSegwayやiPod、PS3に関する映像が、サムネイル画像とテキ
ストで表示されている。テレビで放映されたニュースなどが検索されている。

なんらかの大きな「事件」が起きた場合、http://video.google.com/ で検索
すれば米国の大手TV放送局がどのようにとりあげたかを推測することができる
のだ。

なぜ、このようなことができるのかというと、これは米国のTV局が「クローズ
ド・キャプション」と呼ばれる字幕放送のデータを提供しているからである。
現在、米国の大手放送局のゴールデンタイム枠やニュース番組のすべてが、字
幕放送に対応している。

米国では、1980年代から、聴覚障害者であってもTVを楽しめるように、字幕放
送が普及し、字幕放送そのものに広告主がつくというビジネスの構図とTV文化
があった。1990年代には、「TVデコーダー法(TDCA)」が成立し、13インチ以
上のテレビモニターには、すべて「CC(クローズド・キャプション)」対応で
ないと販売できないという、社会構造があった。

結果として、米国の番組には、必ず「CCオペレーター」が存在し、字幕放送を
ほぼリアルタイムに提供しているという背景が、ネット時代を迎えて「検索さ
れるTV」を実現することとなった。

もちろん、データを提供するTV番組には、「Google Video Search」の左のス
ペースに、番組サイトへのリンク場所が提供され、共存共栄型のビジネスが成
立している。

どこかの国のように、視聴率の数字と売上げに影響のないことには、興味を示
さない企業体質ではなく、新たなTVの視聴体験を提供しようとする動きが感じ
られる。

また、PVR(パーソナルビデオレコーダー:日本のハードディスクレコーダー
と同意)の普及により、「Google Video Search」で検索した番組を自分のPVR
から再生していくという、ネット連動型の新しいタイムシフトによる視聴が登
場しはじめている。

今後は、これらが、視聴率のランキング順位や、検索ランキング、番組予約人
気順、トラックバック・ランキングなどによって、再生されることとなるとテ
レビ番組の視聴スタイルは、まったく変わってしまうのかもしれない。

Google社の新たな試みは、そのデータの提供元を米国の大手テレビ局だけでは
なく、視聴者にも開放したことである。以下を見て欲しい。
< https://upload.video.google.com/ >

こちらは、Googleのアカウントを取得する必要があるが、持っている人は、ビ
デオ用のアップローダーをダウンロードして、ビデオをアップし、クローズド
キャプションにあたるビデオの内容をテキストで明記することによって、
「Google Video Search」に今後は掲載されるという。

現在はまだ公開されていないが、全世界からの投稿ビデオが、テキストで検索
できる時代はもうそこにまできている。

そして、重要なのが、今後はTVも投稿ビデオも同じ土壌に立って検索されると
ころだ。大手テレビ局だから、番組を見られているのではなく、自分の求めて
いるニュースや、情報があれば、個人の投稿番組であってもかまわないはずだ。

さらに、ブログや携帯コンテンツなどと連携した「ブログTV」も、ASPサービ
スとして日本でも展開が始まっているので、TV番組から、携帯で撮影した個人
映像番組まで、それらがすべてインターネットで検索できる時代がもうそこま
でやってきたといえる。

【資料】
「グーグル、「ビデオブログの実験」へ--個人向けにアーカイブサービス提供」
<http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20082353,00.htm>
「グーグルとヤフー、リビングルームへの切符を手にするのはどっちだ?」
<http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20083222,00.htm>
クローズドキャプションとは…
<http://fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp/%7Eishikawa/subtitle.htm>

【KNN Night!のおしらせ!】
「個人放送の時代がやってきた! "Google Video Search"から、ビデオブロ
グまで」

日本の「ビデオブログ」第一人者たちを集め、個人が映像によって、どう変化
していくのかを探ります。

「ビデオブログがもたらすポテンシャル」
~海外ビデオブログの現状から、"パーソナルTV"の時代へ~
http://www.videoaddon.com/
KandaNewsNetwork,Inc. 神田敏晶

ゲスト:「モビゾー」
http://www.movizo.com/
http://www.kayac.com/
面白法人カヤック 貝畑政徳氏
「フリップクリップ」
https://www.flipclip.net/
http://www.vbc.co.jp/
株式会社ブイキューブブロードコミュニケーション 堀内康弘氏
「動画配信ASPサービス激戦時代」ITコーディネイター久保田里奈氏

【日時】2005年6月7日(火)19:30~21:00
【場所】東京・渋谷 dotBAR(参加者に場所を追ってお知らせします)
【費用】3,000円
【申し込み】kanda@knn.com まで。サブジェクトに「ビデオブログセミナー」
と明記して、お名前、会社名をご記入し、お申し込みください。

KandaNewsNetwork,Inc. http://www.knn.com/
SOCIAL NETWORKING.BAR http://snbar.ameblo.jp/
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550
#617-10-18,Maruyamacho,Shibuyaku,Tokyo,150-0044
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト(48)InDesign CS編
 テキストのオーバーフローチェック

古籏一浩
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今回は、テキストフレームのオーバーフローをチェックするスクリプトです。
InDesign CSはテキストフレーム内に文字を流し込みますが、ボックス内に入
り切らない場合は、ボックスの最後に"+"マークを表示して、あふれたテキス
トの続きがある事を示してくれます。

しかし、何ページにも渡って存在するテキストフレームの、オーバーフローを
すべて確認するのは面倒です。以下のスクリプトは選択したテキストフレーム
内のテキストが、オーバーフローしているかどうかチェックし、もしオーバー
フローしている場合は、該当するフレームの先頭8文字分を表示し警告すると
いうものです。

sel = app.activeDocument.selection;
for (i=0; i {
if(sel[i].overflows == true)
{
alert(sel[i].contents.substring(0,8)+"...で始まるテキストフ
レームがオーバーフローしています!");
}
}

これはあくまで選択したテキストフレームのみなので、ページ数が多い場合に
は、複数ページにわたり、まとめて選択しなければいけません。まとめて選択
した場合でも、最終ページが何ページ目かが示されないため、結局その部分は
手作業で確認することになってしまいます。

そこでまず、ページ数を確認しなければなりません。ドキュメントの総ページ
数は以下のスクリプトになります。実行すると総ページ数を表示します。

sel = app.activeDocument.pages;
alert(sel.length);

次にテキストフレームの数を調べる必要があります。テキストフレームはドキ
ュメント全体とページ単位で調べることができます。以下のスクリプトを実行
すると、ドキュメント全体のテキストフレーム数と、2ページ目のテキストフ
レーム数を表示します。

sel = app.activeDocument.textFrames;
alert(sel.length);
sel = app.activeDocument.pages[1].textFrames;
alert(sel.length);

これで準備OK。あとはページ数分だけ繰り返し、さらにそのページ内にあるテ
キストフレームの数だけ繰り返し、オーバーフローをチェックします。以下の
スクリプトを実行すると、ドキュメント全ページのテキストフレームを調べ、
オーバーフローしている場合には、ページ数と先頭8文字までの内容を警告表
示します。

pageObj = app.activeDocument.pages;for (j=0; j for (i=0; i {
tfObj = pageObj[j].textFrames[i];
if(tfObj.overflows == true)
{
alert((1+j)+"ページの"+tfObj.contents.substring(0,8)+"..
.で始まるテキストフレームがオーバーフローしています!");
}
}
}

さらにおまけのスクリプトです。以下のスクリプトは、選択されたテキストフ
レーム内に"注意"の文字がある場合に、"【注意】"に一括変更するものです。
ただし、フォントなど何も指定していない最初の状態で実行してください。

sel = app.activeDocument.selection;
for (i=0; i {
result = sel[i].contents.replace(/注意/g,"【注意】");
sel[i].contents = result;
}

InDesign CSには強力な検索/置換機能があるので、特に必要なさそうですが、
正規表現で指定できるので、使い方によっては、複雑な条件にマッチした場合
にのみ、処理させるといったことができます。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp <http://www.openspc2.org/>
しばらくInDesign CSばかりでしたが、これでとりあえずおしまいです。CS2も
出る事ですし。Automatorについての記事は、いまいちアクセス増えず、NASA
WorldWindの方が多い状態。

・World Wind
<http://worldwind.arc.nasa.gov/>

・WorldWind用の位置情報ページ(間違っている地点あるかも)
<http://www.openspc2.org/reibun/WorldWind/>

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■イベント案内
「BroadStar Award」作品募集開始キャンペーン
<http://www.broadstar.jp/camp.html>
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<主催者情報>

株式会社デジタルスケープは、6月1日より「ブロードスター」の運営、ならび
にサービスの提供をさせていただくこととなりました。これを記念しまして、
作品応募後、審査に通り掲載された作品の応募者で1番目・8番目・20番目の方
に、「ニンテンドーDS」をプレゼント。また、それ以外の17名の作品応募者に
はワークスコーポレーション発刊の「CG&映像しくみ辞典」をプレゼントする
「BroadStar Award作品募集キャンペーン」を開催いたします。

募集要項:ブロードバンド環境を想定したコンテンツ(ショートフィルム、ア
ニメーション、ミュージッククリップ、ゲーム)を対象とします。他のコンテ
スト等での受賞作品および応募したことのある作品、その他応募者が過去に制
作された作品でも応募していただけます。応募作品数の制限はありません。た
だし、他のコンテスト等において、重複して応募することが禁止されている作
品については、応募することができません。
募集期間:6月6日(月)10:00~から
*審査に合格した応募者20番目の方の作品が、サイトに掲載された時点でキャ
ンペーンは終了します。
発表:20番目の応募者の作品掲載後、BroadStarサイトにて発表いたします。

・ブロードスター
<http://www.broadstar.jp/>
・デジタルスケープ
<http://www.dsp.co.jp/>

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■セミナー案内
JPC PDF委員会定例セミナー
完全PDFワークフローによる制作から印刷までの効率化
<http://www.jpc.gr.jp/>
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<主催者情報>
PDFは社会に浸透しました。PDFワークフローという言葉も多用されています。
しかし、実際には部分的なことだったり、間違った使われ方だったりすること
も多い状況です。こうしたPDFが生かされていない混乱した現実を踏まえて、
理想的なPDFワークフローを軸に、川上から川下までPDFの利用方法を解説して
いきます。
技術的な観点は当然ですが、役割や責任といった仕事を進める上で欠かせない
運用方法にも踏み込んでいきます。また、新しい情報 (Tiger、Adobe、メタ
データ、PDF/X-Plus)にも触れていく予定です。クライアント・制作・製版・
印刷・営業・管理・経営すべての方々に、問題はどこにあるのか一緒に考えて
いただきたいテーマです。当日は委員会メンバーの激論が予想されます。

日時:6月29日(水)13:30~17:00 
会場:日本教育会館 8F 第三会議室 (東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
地下鉄都営新宿線・営団半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分
※地図はこちら http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html
参加費:JPC会員・団体会員無料、一般10,000円(税込)
※当日会場でお支払いいただきますのでご用意下さい。

13:30~14:00「完全PDFワークフロー」
株式会社グラファイン 赤羽紀久生(PDF委員会委員長)
日宣テクノ・コムズ株式会社 西村征己(PDF委員会副委員長)
14:00~15:00 パネルディスカッション1「発注・制作からプリプレスまで」
15:10~16:30 パネルディスカッション2「プリプレスから印刷・納品まで」
モデレータ:赤羽紀久生 パネラー:日本コンベンションサービス株式会社
高橋邦明(PDF委員会副委員長)、西村征己、株式会社電通テック 槌屋匡人
(PDF委員会副委員長)
16:30~17:00 質疑応答

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■セミナー案内
スーパーブランドのマーケティング・ブランディング戦略
~ナイキはいかにしてナイキとなったか~
<http://www.aquent.co.jp/newsArticles/topics/index.html>
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<主催者情報>
エイクエント名古屋オフィスでは、第一線で活躍するスペシャリストをお招き
してマーケティング、ブランディングをテーマとしたセミナーを開催します。
日本市場におけるナイキの位置を不動のものに導いた現場の"張本人"が語るブ
ランディングストーリーは必聴です。業種をクロスオーバーするトレンドマー
ケッター、「ビームス戦略」の著者も登場します。

日時:7月8日(金)受付開始:午後5時30分 
会場:東建ホール 地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内」1番出口より徒歩1分
参加費:無料(講演会、懇親会とも)

「グローバルブランドのブランディング展開術」
元・ナイキジャパン広報マネージャー、現・米大手ゲームソフト会社エレクト
ロニック・アーツの副社長、吉川祥一氏が、ナイキ、ディズニー、トヨタなど
を題材に、グローバルブランドのケーススタディと成功の秘訣を語ります。日
本市場におけるナイキの位置を不動のものに導いた現場の張本人が語るブラン
ディングストーリーは必聴です。また、吉川氏はデザインをブランディングの
重要なファクターと捉え、「デザインは経営資源のひとつ」と唱えています。
デザインを経営戦略の中に改めて位置づけ、デザインという視点からブランド
を再検証していただきます。

「時代の変化を常に先取りするマーケティングとは~ビームスを中心に」
伊藤忠ファッションシステムマーケティングマネジャー川島蓉子氏は「ファッ
ション」を「世の中の動きが最も早い段階で現象化すること」と定義づけてい
ます。トレンドを読み、時代の半歩先を行くマーケティングの成功事例を、川
島氏のライフワークであるビームスのケースを中心に徹底解剖していただきま
す。その題材はアパレル産業にとどまらず、自動車や家電、飲食産業などをま
たがった縦横無尽なBtoCマーケティング論が展開されます。

<応募受付中のプレゼント>
「快適・WEBクリエイター生活 -フリーで年収1,000万円稼ぐ方法」
#1760号 6月9日(木)14時締切


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■編集後記(6/6)
・遅ればせながら「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」(光文社新書、山田真
哉著)を買った。新書は短時間で一気に読むものである、とだれかがどこかで
書いていた。たしかに分量からいって、数日かけて読むほどのものではない。
昼寝しながらベッドで読み終えた。やはり、本のタイトルがキャッチー。わた
しも、何十年も前から「二本で1000円、20年前のお値段です」という移動販売
車のアナウンスを耳にしている。誰かが買っている現場を見たことはあるが、
どう考えてもそんなに儲かる商売とは思えない。でも、何十年も続いているの
は利益があるからなのだろう。筆者(会計士)のいうとおり、さおだけという
商品にそもそもの需要がなく、わざわざさおだけ屋から買うメリットもないと
思う。それなのになぜだ? 筆者は仮説の検証から二つの結論を導き出してい
る。さおだけ屋は単価を上げて売り上げを増やしていた、さおだけ屋は仕入れ
の費用がほとんどゼロの副業だった、というの。なんだかスッキリしない。会
計士さんはさおだけ屋の決算書を見たいというが、結局は見ていないし、自分
で調査しないで結論を出しているようだ。本当にこれが儲かるカラクリなのか。
わたしは納得できませんね。直接取材すればスッキリするはず、誰かやって下
さい。で、この本の7つのエピソードは身近な疑問をとりあげていて、とても
おもしろく分かりやすい。苦手な会計もほんの少しだが理解できた。数字に弱
くても「数字のセンス」があればいい、のだとか。わたしの場合、それがない
(キッパリ)。次の人生では数字をがんばろう。         (柴田)

・たかじんのそこまでいって委員会。金曜日に書いた番組とは別。以前から書
いてるけど面白いよ。家にいるときはなるべく見る(聞く)ようにしている。
この番組の好きなところは、人の会話をあまり遮らないところと、相手の主張
を主義思想に関係なく受け入れたり反論するところ。といってもゲストによっ
ては、あるゲストの会話をすべて遮ったり、つまらないと決めつける人もいる
んだけどね。この番組の視線は政治家のものではなく、討論のプロのための番
組でもなく、当たり前のことなのに今まであまり触れられなかったことにも触
れてくれるところが好きだ。パンドラの箱ちっく。メディアのあり方を討論し
た時も面白かった。新聞報道でも「思想が違うから出てくるものが違って当た
り前」「ならどうして横並びの報道があるのか」「思想によって内容が変わる
のは報道とはいわない」とかね。テーマ前ビデオがうまく作られているという
か、そうなのよ~そこなのよ! と同意するところを突いてくれるし、司会の
辛坊氏がまたいいんだな。いろんな意見が出て当たり前で、無理にまとめよう
とせずヒートアップしたものも、それは関西、ちゃんとオチ(笑い)つけて終
わる。あとは視聴者が考えてくださいねって感じ。全国放送しないのがもった
いないんだよなぁ。/と書いていたら辛坊氏が「関東で放送したら一回で終わ
るからなぁ」と冗談を言っていた。/書き起こしサイト発見。文章で伝わるか。
実際は和やかよ。もっとおバカなテーマもあるし。南京大虐殺のは以前柴田さ
んも紹介してたっけ。                  (hammer.mule)
http://www.ytv.co.jp/takajin/  資料室へ
http://erict.blog5.fc2.com/blog-entry-75.html  書き起こし ↓過去の
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6112/nikkiokoshi-hyosi.html

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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