[1777] アナキンの問題点

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1777    2005/06/27.Mon.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18125部
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            <これで見納め>

■KNNエンパワーメントコラム 
 アナキンの問題点
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト(51)
 Acrobat 7編 PDFの閲覧期限を設定する
 古籏一浩

■セミナー案内
 JPC カラーマネージメント委員会定例セミナー
 JPC プリントオンデマンド委員会定例セミナー
 BtoBサイトの反響を高めるホームページ改善実例!

■イベント案内
 MCTPモバイルコンテンツコンテスト2005
 


■KNNエンパワーメントコラム 
アナキンの問題点

神田敏晶
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KNN神田です。

先週末は「スターウオーズIII」を新宿プラザで見た。
待望のEpisode IIIを「先先行ロードショー」で見た後に、Episode IVを見返
して、Episode IとEpisodeII、Episode VIとスター・ウォーズだらけの週末と
なった。

Episode IIIを見た後にこれらを再度、見ることによって、それぞれのEpisode
にからむ伏線が周到に用意されていることがわかる。

当日、六本木は満員ということなので、新宿プラザの27:00の上映を選んだ。
深夜というよりも未明に近い時間でも8割の観客。レイトショウ価格の1,200円
も魅力だ。前売りでも1,300円だから、かなりお得だ。

何よりも、SW好きの人たちと一緒に見るSWほど、楽しいものはない。
「LucasFilm」のクレジットが映っただけで歓声が拍手が続く。

ボクは、SWシリーズの全作品を初日もしくは、先行で見てきた(…というより
も映画はいつも初日)が、今回の観衆は、これで最後という一種の儀式的な意
味あいもあり、Episode Iからのお祭り騒ぎとは、雰囲気が違い、これで見納
めという一種の悲壮感に似たものもあったように感じた。

SWシリーズをIIIを見るかどうかによって、単なる善悪の戦いが、それぞれの
立場によって、善悪が入れ替わるという見え方がするといってもいいだろう。

※ここから先はネタバレ注意
ここから先は、映画を見てからの方がいいかもしれない。

問題はやはり「アナキン」だった。

今回のEpisodeIIIでは、EpisodeIVへと展開するための重要な章であるが、無
理な展開が非常に多かったように感じた。そのことによって、「アナキン」が
ダークサイドに落ちる理由は、性格的な問題点にのみフォーカスされてしまっ
たようだ。

アナキンの問題点
1.自分勝手
2.思い込みが激しい
3.感情をコントロールできない
4.評価を気にしすぎる
5.自惚れが強い
6.常に思い通りに動かしたい
7.我慢できない

つまり、アナキンはこれらの理由によって、ダークサイドに身を委ねてしまう
のだが、ダースベーダー卿となっても、不毛の戦いにたたされる贖罪の日々を
強いられてしまう。結局は、大望も果たせず、組織の歯車でしかなかったワケ
だ。

すばらしい能力を持っていながらも、その能力を自らの意思で活かせないとい
う不幸は、すばらしい能力を持つことの不毛さを物語っている。

「アナキン型社員」は、どこの会社にでも一人は存在していると思う。時によ
っては、営業成績がトップのセールスマンだったりもする。しかし、上司にと
って、この手のアナキン社員は使いづらいばかりであろう。会社にとっても、
不満分子の核となってしまう可能性がある。しかしだ。アナキン型社員がベン
チャー経営者だった場合には、話は別だ。

社長が、アナキン型であればあるほど、強烈な個性とパワーを持った会社とな
るだろう。社員がどこまでついていけるかどうかは疑問であるが、ある程度ま
では、顧客の評価を得ることができる。しかし、その後は社員がアナキン社長
をいかにうまく乗せながら、会社を運営するかにかかってくることだろう。
結局は、アナキン型は、自らをコントロールできない運命にある。

今回のSW IIIの問題点では、アナキンの怒りをもっと引き出すべきだったと思
う。ボクがルーカスならば、

1.パドメが歯止めのきかないアナキンについて、オビワンに相談する
2.オビワンは、何とかアナキンにパドメのためにと説得を繰り返す
3.パドメがオビワンの態度にだんだん惹かれていく
4.オビワンもパドメが不憫に思えて、それが愛情に変わる
5.オビワンとパドメが恋に落ちる
6.アナキンがそれを知り、激怒と失意で復讐に燃える

みたいな展開があると、さらにアナキン型の人間にも多少、同情しやすくなっ
たと思うが、現在だと、「アナキンのわがまま」に終わってしまった。

それと引き換えに光ってくるのが、「パルパティーン」だ。IIIを見てから、
EpisodeIからの「パルパティーン」を観察してみるとIIIへの伏線が見え隠れ
していることがよくわかるので注目したい。このあたりのカメラのアングルひ
とつとってもよくできている。

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■クリエイター手抜きプロジェクト(51)Acrobat 7編
 PDFの閲覧期限を設定する

古籏一浩
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今回はPDFの閲覧期限を設定するというネタです。調べるとWindowsではフリー
の閲覧期限設定ソフト(制約あり)がありますが、多くはかなり高価(9万円
とか37万円とか)だったり、Mac版が用意されていなかったりします。

基本的にこれらのソフトは、ページの有効期限をJavaScriptで調べて処理する
ようになっています。要するに閲覧制限ソフトとは、PDFにJavaScriptを埋め
込んでいるだけなのです。

JavaScriptを埋め込むだけならばAcrobat(今回はver 7のプロフェッショナル、
Mac版を使用)でできますから、そもそもソフトを買ったりする必要はないは
ずです。では、実際のやり方を説明しましょう。

まず有効期限を設定したいPDFを用意します。AcrobatでPDFを表示させます。
メニューの「アドバンスト」→「JavaScript」→「文書レベルJavaScriptの編
集」を選択します。

ダイアログが表示されるので呼び出す関数名を入力し「追加」ボタンをクリッ
クします。関数名は日本語ではなく英語で入れてください。例えば

checkDate

のように入力します。間違って

checkDate()

のようにカッコをつけてはいけません。「追加」ボタンを押すとスクリプトを
入力するダイアログが表示されます。そこで、以下のように入力しましょう。

function checkDate()
{
dObj = new Date();
y = dObj.getFullYear();
m = dObj.getMonth() + 1;
d = dObj.getDate();
if ((y >= 2005) && (m >= 6) && (d >= 30))
{ app.alert("閲覧期間を過ぎています。PDFを閉じます。");
this.closeDoc(false);
}
}
checkDate();

後はPDFを保存するだけです。このサンプルの場合、2005年6月30日以前は閲覧
できますが、30日以後は閲覧しようとすると警告が表示されPDFが閉じられて
しまいます。最初の1回だけ保存するかどうか尋ねてくるので、ここで保存を
選択するようにしてください。保存しないと、せっかく入力したスクリプトが
保存されずに、また最初からやり直しになってしまいます。

閲覧期限の設定ですが、上記スクリプトの

if ((y >= 2005) && (m >= 6) && (d >= 30))

の数字の部分が期限になっています。2005の部分が年数、6が月、30が日数で
す。閲覧期限に合わせて指定してください。

ところで、期限を設定したのはいいけど、開くと閉じられてしまい、二度と編
集できなくなると困ります。このような場合には「環境設定」で「JavaScript」
のカテゴリを選択します。ダイアログの「Acrobat JavaScriptを使用」のチェ
ックを外します。これで文書にスクリプトが埋め込まれている場合には確認の
ダイアログが表示されます。JavaScriptを実行しないようにボタンを押せば、
従来どおりPDF内容の変更などが可能になります。

ちなみにPDFをAcrobatで閲覧しない場合、例えばMacOS Xのプレビューなどは
JavaScriptは動作しませんので、有効期限を設定しても処理されず、いつでも
閲覧が可能になってしまいます。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp <http://www.openspc2.org/>
AcrobatのJavaScriptは、他のAdobeソフトのものとは違うのでちょっと面倒で
す。AcrobatのJavaScriptのサンプルは以下のページにたくさん用意してあり
ますので、参考にしてみてください。
<http://www.openspc2.org/reibun/Acrobat7/>

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■セミナー案内
JPC カラーマネージメント委員会定例セミナー「写真家の意図、製版の解釈」
~イメージ通りの再現を得るために~
<http://www.jpc.gr.jp/jpc/seminar/050712.html>
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内容:銀塩からデジタルカメラに移行した写真家は、今まで経験していなかっ
た勉強を強いられています。パソコン、デジタルカメラ、印刷に関する知識な
どです。本来、CMYK変換は写真家のやるべき仕事ではないはずですが、途中で
知識のない人に変換されるぐらいなら……という防衛手段として、CMYK変換し
たデータを渡している人もいます。

実験では写真家が自ら変換したデータと製版サイドで印刷への最適化をしたデ
ータを出力します。ポートレイト、風景、料理写真等、実際の出力物を見なが
ら、写真家が「どう表現したかったのか?」、製版ではそれを「どう解釈して
最適化したのか?」といった実例を中心に、写真家と印刷会社とのコミュニケ
ーションについて考えてみたいと思います。

今回の企画はJPC団体会員である日本写真家ユニオン(JPU)が毎年行っている
印刷会社見学会(8月予定)の前段階という形でセミナーを行います。ご興味
のある方は、JPU事務局(jpu@r2.dion.ne.jp)にお問い合わせください。

●プログラム
「RGBフロー実験、中間報告」
有限会社マミンカ 代表取締役 上原ゼンジ(カラーマネージメント委員会副委
員長)

「写真家が伝えたい意図とは?」~写真家(ジャンル)毎の主張~
協同組合日本写真家ユニオン(岩本朗氏、川上隆二氏、廣瀬久起氏、安友康博
氏)

「写真家の意図をどう読み取るのか?」
 ~具体的な作業例・短時間の校正手段でどう対応するか~
株式会社リック 清藤信一(カラーマネージメント委員会副委員長)

「写真家の意図を正確に反映する最新ソリューション」
~印象一致によるRGB→CMYK変換とその確認方法~
富士フイルムグラフィックスシステムズ株式会社 向居郁夫氏

パネルディスカッション
「写真家のイメージした色はうまく伝わったのか?」
~オンデマンドプリントを見ながらの討論会~
岩本朗氏、川上隆二氏、廣瀬久起氏、安友康博氏、清藤信一、上原ゼンジ

「本日のまとめ、カラーマネージメント委員会より」
有限会社プロスパ 三邊眞吾(カラーマネージメント委員会委員長)

※また、今回特別に参加者全員に資料として、今回の実験用の写真を出力した
オンデマンド印刷の冊子(別料金1,000円)を用意しました。

日時:7月12日(火)13:00~17:00 ※12:45~受付開始
会場:フジボウ会館ビル コートメダリオン 第二ホール(東京都千代田区富士
見2-10-28)JR、東京メトロ「飯田橋」駅
費用:JPC会員&団体会員=無料、一般10,000円(税込)

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■セミナー案内
JPC プリントオンデマンド委員会定例セミナー
「クロスメディアソリューションで加速するプリントオンデマンドビジネス!」
~♯1 電子透かし技術+携帯電話のコラボレーションが生み出す究極の「次
世代プロモーション」~
<http://www.jpc.gr.jp/jpc/seminar/050706.html>
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内容:オンデマンドビジネスを成功に導くキーファクターとして、クロスメデ
ィア提案が挙げられるであろう。「紙」を起点とし、Web、モバイルといった
各メディアを有機的に結びつけ、クロスメディアの「仕掛け」をいかに設計す
ることが不可欠となっている。

今回はその「仕掛けるツール」の第一弾として、メディアグリッド社の電子透
かし技術を活用したモバイルソリューションをサービスリリースに先駆けてご
紹介。QRコードとは一味違った、次世代プロモーションの世界を味わっていた
だきたい。

また、6月29日から3日間にわたり開催される「CRMエキスポ」において、
XEIKON社製オンデマンド機をブース内に設置し、SIS社製新型機種のソリュー
ションを展示するといった大胆なコンセプトを解き放つオペラ社より、クロス
メディア・マーケティングの具体的事例をお話しいただく。
「第10回 データウェアハウス & CRM EXPO」6/29~7/1
<http://www.dwh-crm.jp/>

さらに、先月フィラデルフィアにて開催された米国オンデマンドショーからは、
選りすぐりの情報をピックアップしてお伝えする。オンデマンドビジネスに欠
かせない、そして重要なネタをいち早くお伝えする本セミナー。お見逃しなく!

●プログラム
「プリントオンデマンド委員会からのお知らせ」
有限会社バリューマシーン 代表取締役 河島弘司(プリントオンデマンド委員
会委員長)

「電子透かし技術を活用した最新モバイルソリューション」
~想定事例の紹介とデモストレーション~
株式会社メディアグリッド メディア開発室 岡村一寛氏

「ポストCRM :Web/メールソリューションとPODが生む新メディア戦略」
オペラ株式会社 代表取締役 古澤伸治氏

「米国オンデマンドショー訪問技術レポート」
~IT&デジタルプリンティングの最新技術のご紹介~
有限会社バリューマシーン 取締役 宮本泰夫(プリントオンデマンド委員会副
委員長) 

日時:7月6日(水)13:30~16:45 ※13:00~受付開始
会場:日本教育会館 901号室 (東京都千代田区一ツ橋2-6-2)地下鉄都営新
宿線・営団半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分
※地図はこちら http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html
参加費:JPC会員&団体会員=無料、一般10,000円(税込)
当日会場でお支払いいただきますのでご用意下さい。

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■セミナー案内
『なぜ?』うちのホームページはお問合せ・資料請求が増えないのか
~問題点発見のプロが語る! BtoBサイトの反響を高める
ホームページ改善実例!~
<http://www.score-make.com/seminar/index.html>
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「なぜお問い合わせが増えないのか?」「新規取引先はどうやったら見つかる
のか?」などを、BtoB企業に照準をしぼって実例をもちいて解説します。実際
に、あるメーカーサイトで資料請求のボタンがページの右端になっていて、資
料請求を見つけてもらえていないということがありました。さて、どうすれば
解決するでしょう?

講師は『アクセスログ解析の教科書』の著者で、年間5億ページビューの企業
サイトを解析する効果分析の第一人者。豊富な実例からホームページの「反響
の増やし方」を、具体的かつ実践的にホームページの問題点発見と改善のプロ
が語る2時間です。

講師:石井研二(有限会社いなかどっとコム 代表取締役)
日時:7月1日(金)16:00~18:00
受講料:無料
会場:オーラボ(Oh!-labo 大阪ホームページマーケティング・ラボ)
会場地図:http://www.oh-labo.jp/about/access.html
セミナーの申し込みはこちら
http://www.score-make.com/seminar/index.html
お問い合わせ先:有限会社いなかどっとコム 担当=三箇(さんが)
TEL.06-6316-7599

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■イベント案内
MCTPモバイルコンテンツコンテスト2005
<http://www.mctp.jp/>
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関西発のモバイルコンテンツを生み出すことを目標に、株式会社NTTドコモ関
西が協賛する全国初のモバイルベンチャーの交流組織MCTP(Mobile Contents
Technical Partnership)は、「MCTPモバイルコンテンツコンテスト2005」を
主催し、6月15日より応募を受付中。

今回のコンテストでは、昨年度1,753作品の応募実績があった「MCTPモバイル
コンテンツコンテスト2004」を更に強化し、近畿総合通信局(予定)、近畿経
済産業局(予定)、大阪府(予定)、京都府、大阪市(予定)の後援を受ける
他、優秀な成績を収めた応募作品には具体的にビジネス化をサポートするなど、
より内容の充実を目指している。

応募部門は、未来をテーマとしたコンテンツ企画やアプリ企画を評価する「モ
バイルアイデア部門」、発想と技術を評価する「アプリケーション部門」、そ
して、約8万サイトとも言われる一般サイトからNo.1を決定する「一般サイトo
f the year」の3つ。モバイルでこそ表現・実現される独創的なアイデアを表
彰し、最優秀の作品には近畿総合通信局長賞と副賞として賞金50万円が授与さ
れる。受賞者は11月に行われるMCTP 4周年大会に招待の上、表彰される。

応募はWebページでエントリーの後、所定の方法で締め切りまでに作品を提出
する。詳細はサイトで。受付期間は2005年9月30日(当日消印有効)まで。

<応募受付中のプレゼント>
Web Designing 2005年7月号 本誌1774号
イラストレーションスタイル Illustration Style 本誌1775号
(6/29 14時締切)


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■編集後記(6/27)
・昨日はマンションの臨時総会だった。議案は防犯カメラ設置と運用細則制定
についてだった。オートロックとフェンスがあるが、ないよりはましの防犯装
置である。わたしだってその気になれば乗り越えられるフェンスだし、2か所
のオートロックはともかく、ほかの出入り口が3か所、あまり信頼性のない扉
である。そこで、要所要所に防犯カメラを設置し、管理員室で集中管理するか
なり大がかりなシステムを、4つの会社にプレゼンテーションしてもらい、質
疑応答の後どの会社に発注するか採決しちゃうという、ずいぶん乱暴な会議が
行われたのだ(もっとも、我々は初めてだったが、その前に理事会が4社と面
接しているようだった)。4社それぞれのプレゼンはわかりやすく面白かった
が、例によってまた出た「部分、かたち、させていただく」症候群には、聞い
ていていらいらした。もっとシンプルにすっきり表現しろって。加えて議事進
行がヘタで、ええい、俺にやらせろと言いたかった。おかげでお昼をまわって
も終わらなかった。各社、カラーのプリントアウトを綴じた資料を配布して力
が入っていた。どこの会社も優秀だと思った。心配だったのは、各社に対して
の質疑応答で、こちら側からまともな質問がでるのかということ。それは杞憂
で、若い人たちから的確な質問や指摘が続出し、わたしなんかの出る幕でなか
ったのはうれしかった。しかし、結局は圧倒的な差で有名な警備保障会社に決
まった。その会社のロゴの入ったカメラや、ステッカーだけでも抑止力がある
ということだ。4社中2社が見積書を添付しており、大変な金額の「出精値引」
を示していた。こういう言葉初めて聞いたが、なかなか生々しい。午前中の時
間を潰してしまったが、いい勉強になった。           (柴田)

・夏の冷やし中華はじめました、アフィリエイトはじめました。(同じニュア
ンスで読んでね。)編集部の個人資産投入にもちと限界が。執筆者さんたちの
ご好意に甘えてはいるものの、面白いことを実現するには資金が心許ない。ど
こで買っても同じものなら、たまにデジクリを経由してみてくださいね。/
「みんな大好き塊魂」を買うならデジクリ経由で! と言いたいんだけど、ア
マゾンでは予約特典がつくかどうか明記されていない……。ち、近くのショッ
プで特典がつくか確認してから予約したほうが安全(小声)。(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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