[1786] 映画の話、5本立て!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1786    2005/07/08.Fri.14:00発行
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        <僕は映画はDVDで見る主義に転向した>        

■デジクリトーク
 映画の話、5本立て!
 吉井 宏

■シンポジウム・セミナー案内
 クリエータの聖地をつくる!
 大重美幸のActionScript 入門セミナー
 大重 美幸のFlash ActionScript2.0 入門完全ガイド



■デジクリトーク
映画の話、5本立て!

吉井 宏
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映画をテーマに一本とのことで、断片的ですが思いついたことを並べます。

●その1「映画マニア失格」

小学2年か3年のとき、夜中に起こされて「オズの魔法使い」を見たのが、テレ
ビで洋画を見た最初。夜中といっても夜9時。昔の子供は8時にはイヤでも寝か
されたものなのだ。

かつて、僕はかなり映画に詳しい人だった。小学高学年の頃、映画音楽全集レ
コードの付録の本のおかげで俳優や監督・作曲家なども覚え、その中に出てく
る映画(つまり全集に含まれるような優れた音楽の使い方をした映画)を中心
にじっくり見るようになった。映画音楽についてはずいぶん以前にデジクリに
書いたことがある。テレビにラジカセを押し付けて録音したものだ。

中学2年から「スクリーン」や「ロードショウ」を毎月買ってたし、テレビ放
映の映画は小学~専門学校まで週3~4本も見てひどいときには鑑賞ノートなど
つけてたこともある。デザイン事務所時代の7年間は、毎週土曜はオールナイ
トで2本立て映画で朝帰り。オールナイト2本立を2館ハシゴとか。しまいにゃ
名古屋で上映中の映画を全部見てしまって、次週見る映画がなくなったとか。

しかし、ここ15年くらい、つまり上京してから見た映画は、おそらく200本い
ってないだろう。ビデオやDVDを含めた数でこれだ(レンタルビデオが登場し
て以来、テレビ放映ではほとんど見ない)。映画のDVDは山のように買ってる
けど、見てないのが多い。時間ができたら見ようと思ってるうちにどんどんた
まっていく。録画してしまうと見ないのと同じ。最近は500円で名画DVDなど売
ってる。全部買ってじっくり見たい~。

なぜか見逃してる、見てなきゃ話にならん的有名映画もいっぱいある。'90年
以降は特に。なぜ今まで「ローマの休日」を見てないのか、「ロッキー」を見
てないのか、「ニューシネマパラダイス」を「カサブランカ」を見てないのか。
自分でも不思議だ。タイム誌が選ぶベスト100映画のリストを見ても、見たこ
とがあるのは5分の1以下というありさま。すでに「映画マニア」の看板は下ろ
して久しいのであります。

●その2「映画館 vs DVD」

最近、僕は映画はDVDで見る主義に転向した。劇場で見るほうがいいに決まっ
てる、という意見に説得力を感じなくなった。きっかけは「ロード・オブ・ザ
・リング3 王の帰還」を劇場に見に行く前日に、未見だった「~2 二つの塔」
をDVDで見たこと。そのときDVDを見た環境は、シネマディスプレイ20インチと、
直前に購入したパイオニアのワイヤレスサラウンドヘッドホン。

で、シネマ20インチで見た「二つの塔」と翌日大きな劇場で見た「王の帰還」、
当然、劇場のほうがいいと思ったら、意外や迫力にほとんど違いを感じなかっ
た。劇場で見るべき映画の筆頭であるはずの「ロード~」がである。どうやら、
映画の迫力というか臨場感は、画面よりも音響によるものが大きいらしい。サ
ラウンドヘッドホン、おそるべし。以降は「劇場で見ない後ろめたさ」みたい
なものを感じないで堂々と(?)DVDで見れるようになった。楽しみな新作映
画は、早くDVD出ろ、と。「エピソード3」だけは劇場に行くつもりだけど。

昔、映画館ではスクリーンが視野いっぱいになるような近くの席が好きだった
のだが、後ろの席で目を動かさなくても画面全体が見えるくらい小さいほうが、
状況を把握できて楽しめることがわかってきた。劇場のスクリーンとDVDじゃ
解像度が違うけど、物理的な大小じゃなく、ある程度の視野角さえ確保できれ
ばオーケーだと思う。多少解像度が低いからといって、たいして変わらない。
眼鏡の度がちょっと合ってない程度。

映画館でコントロールできないこと。上映開始時間、巻き戻し・早送り・スト
ップ、音声切り替え、トイレタイム、周囲の環境、イスの位置、画面のサイズ、
ボリューム、飲み物食べ物……。勝ち目はない。

DVD、ときどきこういう見方をする。1日にきっかり30分ずつ見るのだ。続きは
明日。すると、たいてい4~5日かかって一本の映画を見ることになる。特典映
像も入れれば1週間。「ストーリーがとぎれとぎれでつまらないだろう」とい
うのはハズレ。今までのシーンを反芻し、次の展開を想像し、2時間の映画で1
週間まるまる楽しめる。

たいてい日本語吹き替え版で見る。CGムービーだと、せっかくのリップシンク
が台無しなのがもったいないけど。声に違和感さえなければ、字幕よりも情報
量が何倍もあるし、画面に集中できる。新しい登場人物が出てきたときなどに、
音声を切り替えて元の俳優の声がどんなのか確認したりもする。特に白人女優
の場合、吹き替えの日本の声優の声より低くてイメージに合わなかったりする。
吹き替え版ってキャラクターの性格なども強調されるし、日本人が見てわかり
やすく作られてるんでしょう。

●その3「スター・ウォーズ」

マツカサ両氏がうれしそうに論じてるけど、僕にとってもスター・ウォーズは
特別な映画(これも前に書いたような気がする)。なにしろ、この映画を高校
1年の夏に見なければ、まずイラストレーターにはなってなかった。「別冊スク
リーン」か何かに載ってた「惑星大戦争」。「ロードショウ」か「スクリーン」
に載ってた「ジョーズの興行記録を抜いた映画」として写真入りで紹介されて
たのを見てから、死ぬ思いで日本公開を待ち続けた一年間。

「月刊スターログ」を買うようになってSFビジュアルにハマり、SFマガジンの
表紙を描く人になりたい! と思ったのが「進路」としてこっち方面に足を踏
み出したきっかけ。当時11回見た。弁当持って、同時上映の「キタキツネ物語」
を2回はさみながら朝から晩までかかって3回とか。

まあ、今の目で冷静に見ればしょうもない映画なのかもしれないけど、公開時
にカットされた冒頭の部分を復元してくれさえすれば、少なくともご都合主義
的お子様映画でなくなるはず。田舎少年のルークがなぜいきなり反乱軍で宇宙
戦闘機を操縦できるのか、ちゃんと伏線があったんだよ。

高校3年が「帝国の逆襲」、デザイン事務所で働き始めた年に「ジェダイの復
讐」。その頃には全9作ってことになっていて、9作目は世紀末の頃だな、それ
までにはぜったい死ねないと思ってた。実を言うと、エピソード1と2には夢中
になれなかったクチなのだが、それでもエピソード3には期待が高まる一方。
明日公開か~。見るまでは、どこにも出かけないで細心の注意ですごそう。27
年もかかったんだ。

僕の時代感覚で言うと、「戦後すぐスタートした映画シリーズが、小学6年の
ときに完結編公開」って感じだよ。「ナバロンの要塞」('61)の続編「ナバ
ロンの嵐('78)」が出てきたとき、なんと大昔の映画の続編を作るもんだと
思ったが、たった17年。

●その4「Mr.インクレディブル」

あ~~、死ぬかと思った。あんまり面白くて、ず~っと心臓バクバク状態。も
のすごい密度。ちょっとずつ巻き戻しながら見たもんだから、本編115分なの
に4時間半もかかった。こんなに隅から隅まで計算され尽くされ、凝りまくっ
てた上に、全部がツボにハマりまくった面白い映画は初めてじゃないか? あ
~~、すごかった。これから特典映像を見るぞ~。……というのが鑑賞直後に
ブログに書いた文章。

DVDの発売日を心待ちにしてました。マツカサ対談読んで期待は膨らみっぱな
し。たいていの場合、期待が大きかった映画ほどハズレに思ってしまうことが
多いんだけど、今回はちがった。

この映画はキャラクターもストーリーも全てがステレオタイプで構成されてる
と思いました。スーパーヒーローってこういうもの、父親って、中年って、テ
ィーンエイジャーって……などなど。また、気にくわない上司って、悪役って、
秘密基地って、破壊ロボットって、とか、ストーリー自体も含めて全部が全部
ひねってなくてアイコン的というか記号的。エンドタイトルのアニメーション
でシルエットイラストになってましたが、あの感じ。

悪く言えば類型的で新鮮さがないはずなんだけど、そういう素材に、現実世界
に通じる誰もが共感する絶妙で強力な説得力を与えた上で、完璧にスタイリッ
シュに視覚化(3DCG化)したところが新しい。背景や人物像もほとんどがなじ
みがあるんでスッと入ってくるし、それらがすべてカタルシスに向けて機能し
ていく。あらゆる部分やキャラクターがおもしろ楽しく美しく、画面の隅々ま
で血が通っていたと思う。金字塔です。

●その5「僕的ベスト洋画」

世間的に評価の高い傑作映画じゃないかもしれないけど、個人的思い出にに関
わっていたり、なんか引っかかってずっと記憶に残っていたりするもの。順位
はつけられない。自称元映画マニアと思えないセレクションです。

「太陽がいっぱい」:アラン・ドロンの野望が実に悲しくていいんだなあ。
「スター・ウォーズ」:上記参照の別格。
「サウンド・オブ・ミュージック」:中学3年のとき、ジュリー・アンドリュ
ースが好きだったのであります。
「ジョーズ」:初めて買ったレコードがこれのサントラ。あと、「激突!」と
合わせて、映画がどう作られるかっていうか「演出」を意識した最初。
「プライベート・ライアン」:冒頭で上陸用舟艇のハッチが開いた瞬間のシー
ン。……就寝時、横になるたびあの映像と音が蘇る。思い出したくないんだ~。
「カリギュラ」:歴史に残るバカ映画ってことになってる。「時計仕掛け~」
でマルコム・マクドウェルのファンになった未成年の頃の妹の発案で、なぜか
家族4人で見に行った。そりゃもう、しょうもないとしか言いようのないペン
トハウス発の成金ポルノ映画なんだけど、マクドウェルの怪演がずうっと記憶
に残ってる。ラストの暗殺シーンがやっぱり寝るときに蘇っちゃう。白と赤で
美しいんだよ。
「時計仕掛けのオレンジ」:究極の映像と音楽。マルコム・マクドウェルの怪
演。
「シャイニング」:究極の映像美。エキセントリックな人物になりきった超ハ
イテンションな演技を見るのが好きなんです。ジャック・ニコルソンでは「カ
ッコウの巣の上で」「バットマン(のジョーカー)」「恋愛小説家」。他では
「ジャンヌ・ダルク」のリサ・ジョボビッチ、「1941」のジョン・ベルーシ、
「ビートルジュース」のマイケル・キートンなどなど。
「俺たちに明日はない」:マシンガンの直前、鳥が飛び立つときの緊迫感とい
ったら……。
「アマデウス」:見終わってすごい脱力感のところにエンドタイトルでビアノ
協奏曲のピアノが朗々と歌うんだなあ。腰が抜けてしばらく立ち上がれません
でした。
「100丁のライフル」:…なぜか日曜の昼とかに何度もやってて何度も見た。
なんか好きだ。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」…元気が出てうれしくなる。
「シザー・ハンズ」…悲しくて愛しいんだよチョキチョキ。
「バッファロー'66」…幸せになってしまいました。
「アメリカン・グラフィティ」…いいんだ。実に。
「道」…泣け。

【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
僕だっていつかは映画を作ってみたい。まあ、映画っていうかムービー作品に
手を出すつもりはなかったんだけど、最近、「しょうもないものしか作れなく
ても、作らないより作っておくほうが断然お得」らしいことがわかってきた。
CGムービー制作、近日中に始動するつもり。

<http://www.yoshii.com>
<http://graphic.pastel.co.jp/yoshii/>
<http://www.zbrush.jp>

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■イベント案内
シンポジウム「クリエータの聖地をつくる!」

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<主催者情報>
大阪市立大学大学院・創造都市研究科では、「クリエータの聖地をつくる!」
というテーマで、6年度に向けてのキックオフシンポジウムを開催いたします。
東京や大阪のIT系ベンチャー、クリエータ、コンテンツ関係者が出席し、ディ
スカッションいたします。ふるってご参加ください。

【日時】7月16日(土)18:30~21:00
【会場】大阪駅前第2ビル6階 大阪市立大学文化交流センター大ホール
(参加自由・参加料無料・事前予約不要)
【趣旨】大阪市北区は、大阪市内のクリエータ系産業の半数近くが集中する一
大集積地です。大学院・創造都市研究科は、その北区に開学したのを契機とし
て、関係機関と協力して、北区を活性化する「扇町創造村」構想を推進してお
ります。構想の提唱者である塩沢教授を中心に、東京の渋谷や八丁堀などのベ
ンチャーやクリエータのまちの事例について専門家にも来て頂き、大阪のキー
パーソンと熱く議論していただきます。創造都市研究科に関心のある方をお誘
いの上、是非ご参加ください。

【プログラム】
(1)「挨拶」(18:30~18:40)佐々木雅幸教授・研究科長
(2)「扇町創造村構想の経緯と研究科の役割」(18:40~19:20)
塩沢由典教授・重点研究委員長
(3)パネラーによる説明(19:20~20:00、各自8分程度でご説明いただきます)
「渋谷」宮城治男
(NPO法人ETIC代表理事、元ビットバレーアソシエーション事務局長)
「八丁堀」石川保
(セントラルイースト東京(CET)ディレクション、アトテーブル代表)
「扇町・デジタルときわ荘」鎌田優
(プロジェクト・チーム・ドーガ代表、デジタルときわ荘計画の推進者)
「中津」西尾元成(ギャラリー・アートカクテル主宰、ミニFM局運営)
「老松町」千福寿子(ギャラリー・千スペースオーナー、西天満女性会会長、
北区「わがまち会議」委員)
(4)パネルディスカッション「大阪キタはクリエータの聖地となり得るか?」
(20:00-20:40)
コーディネーター 塩沢由典教授

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■セミナー案内
大重美幸のActionScript 入門セミナー
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日時:7月21日(木)15:00~17:30 ※14:30開場 ※18:00~懇親会
場所:ナディアパーク デザインセンタービル 6階デザイン工房(名古屋市中
区栄3-18-1)
受講料:無料 ※懇親会は実費、任意参加
定員:40名(先着順)
講師:大重美幸
<http://67ws.minidns.net/workshop/instructor/oshige.html>
内容:発売されたばかりの大重氏の著書「Flash ActionScript2.0 入門完全ガ
イド+実践サンプル集」をベースに第1部は、なぜActionScriptを使うのか、
オブジェクト指向プログラミングの概念と、そのバージョンアップの必要性に
ついてお話いただきます。第2部は、著書の掲載サンプルをとりあげて、解り
やすく解説して頂きます。最初は難しく感じるActionScriptですが、壁を乗り
越えられる勇気の沸くセミナー構成です。
主催:株式会社デジタルスケープ

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■セミナー案内
大重 美幸のFlash ActionScript2.0 入門完全ガイド
<http://67ws.minidns.net/workshop/detail/030as.html>
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日時:7月30日(土)11:00~18:00(休憩1時間含む)
場所:ROKUNANA WORKSHOP OF MEDIA DESIGN(東京都渋谷区神宮前1-1-12 #204
講師:大重美幸
http://67ws.minidns.net/workshop/instructor/oshige.html
受講者特典:特製ストラップ付きUSBメモリー、「Flash ActionScript2.0 入
門完全ガイド+実践サンプル集
定員:5名
受講料:35,000円(税込み)
内容:Web制作会社にとって、優秀なActionScript2.0プログラマーを確保する
ことが急務であることは誰の目にも明らかです。それは同時に、ActionScript
2.0プログラマーを目指す人にとっては大きなチャンスと言えるでしょう。こ
の講座では、「Flash ActionScript2.0 入門完全ガイド+実践サンプル集」を
テキストとして、 ActionScript2.0のオブジェクト指向プログラミングの概念
とその基礎知識をじっくり丁寧に学習します。さらに本書の実践サンプルのポ
イントとなる箇所を細かく解説します。特に、サーバーからイメージデータや
XMLファイルを読み込んで処理するサンプルは今後もっとも必要となる事例と
なるでしょう。
対象:Flash MX 2004とActionScript1.0の基礎知識があり、ActionScript2.0
プログラマーを目指す人。ActionScript2.0の独学に挫折してしまった人。

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■編集後記(7/8)
・ちょうど1か月後の今日は(デジクリは夏休み中)、原宿のデザインフェス
タギャラリーで展示に汗を流していることだろう。CG美少女の祭典「Virtual
Beauty EXPO 2005 TOKYO」の初日である。今回の思いつきは、初日は展示の作
業に使ってしまおうということ。前夜から泊まり込みも可能だが、そんな体力
はない。そして、作品の搬入は当日限りとした。日本全国から、宅配便、ゆう
パックなどが正午から2時の間に展示会場に届くことになっている。それを待
ちかまえていて、荷をほどいて作品を取り出し壁にかける。作品はすべてA3規
格のイレパネに収まっているから、すぐに壁にかけられる仕組みだ。フレーム
がついて丈夫だし、前面のカバーもあるからラフに扱ってもだいじょうぶだ。
事前に画像(絵柄)はもらっておくから、それをもとにレイアウトしておき、
現場では指定位置にかけるだけだ。なんというアタマの良さだ(へへへ)。こ
れにより、昨年のようにわが家に荷物が続々と届くことはなくなった。問題は、
誰がやるかだが、今のところ、作家さんのひとりが工具を持ってかけつけると
言ってくれている(会ったことない人だけど)。あと数人は来てくれるだろう。
夕方にはびっしりと美少女画像で埋め尽くされた空間で、オープニングパーテ
ィも開けると思う。会期が終了したら、段ボール箱につめこんで次の会場に送
り出すのだ。次の会場が決まっていなかったら? わが家に届いちゃうんです
(泣)。この方式、けっこういいでしょ。とくに作家が多数で全国に散らばっ
ているという展示会などに使える。最終日は早く閉めて、その場から返送作業
してしまえばいいのだ。もくろみ通りにいけばいいが。8月8日。  (柴田)

・テロ。痛ましい。そんなことをしたって撤退するわけない。逆にひどくなる
だけだ。じゃあどうする。自分ならどうする?/撤退を遅らせたいのかとまで
思ってしまう。/昨年ロンドンに行った時、イスラム圏住人が多い地域のホテ
ルに泊まった。あの時期に行くのはどうかと思ったのだが、事情があって行く
ことにした。なので念のため一番安全と思われるところにしたのだ。気にしす
ぎかと思ったけれど、自分は平和ボケしているようだ。   (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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