[1810] SOHOをやめたSOHOオヤジ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1810    2005/08/25.Thu.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18488部
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      <いままでの人生はなんだったんだ、という感じ>      

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(76) 
 SOHOをやめたSOHOオヤジ
 茂田カツノリ

■笑わない魚(166)  
 むごたらしい世界
 永吉克之

■イベント案内
 夏の終わりにコドモといっしょ まつばらあつし
 読んでから観るか観てから読むかアート展



■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト(76) 
SOHOをやめたSOHOオヤジ

茂田カツノリ
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この週末からDevCon行くので、その前に片付けるべき仕事に追っかけられても
う大変。その間にも娘は5歳になり、子供たちの夏休みはよくわからない状況
のまま日程だけ消化され、僕の仕事は滞留する一方なんていう日々である。

そんな夏の日なわけだが、僕の仕事人生においては重要な変革があった。

●SOHOやめました

僕はフリーで稼ぐようになってもうすぐ10年だが、その間ずっと自宅で仕事を
していた。1人暮らしのときも、2人になっても、3人、4人と家族が増殖しても、
某社の設立に関わった一時期をのぞけば、とにかく自宅。

フリーのおかげで好き放題、旅行もできたし、自宅仕事のおかげで2人の赤ん
坊を育てるという貴重な体験に深く関われた。これはホントに楽しかった。

でも、いろんな考えがあって、実は今週から自宅兼事務所っていうのをやめて、
近所の事務所で仕事をすることになった。

だから「SOHOオヤジ」は厳密には違うかなあ。あ、でもHome Officeじゃなく
なったけど、依然としてSmall Officeには違いないから、タイトルこのままで
いいっすよね、編集長。

●ちゃんとした事務所借りた

SOHOをやめて移転した先は、FileMakerでのDB開発を行う会社として新設した
「有限会社レクレアル」が先日借りた事務所。

渋谷近辺には、マンションを事務所に改造したような物件や、人も住んでるが
事務所も可みたいな物件が多くあり、これらはやっぱり割安で、15,000円/坪
程度。

でも、いろんな物件を見比べてみて、結局は家賃は高めだが割と新しく、きれ
いな事務所を借りることにした。条件交渉ではほとんど譲歩は得られなかった
が、元々このクラスのビルとしては割安だったし、大事な点としてみんなが気
に入ったので、思い切って借りることにしたのだ。

広さは約40平米、7Fで向かいが公園なので、窓から緑がよく見え、快適。オフ
ィスもしょせんは生産の道具なのだから、仕事がホントにはかどるんなら家賃
なんて安いものさっ(汗っっ)。

今回の物件探しには、渋谷・原宿・青山界隈に強い、よく知ってる不動産屋さ
んに頼んだ。

・SO1(えすおーいち)不動産事務所
<http://www.so1-realtor.com/>

30代の好青年がやってる不動産屋さん。客の立場からすると、ある意味商売っ
気がなくて、実に助かるのだ。このあたりで賃貸/売買物件探してるなら、ぜ
ひ問い合わせてみてほしい。その際に「茂田の紹介で」と言ってみて。

●そして二つの会社に関わることに

というわけで、Web制作のアモニータとFileMaker DB開発のレクレアルの二つ
の会社で、どちらもナンバー2ということになった。

そして、僕は体がいまんとこ一個しかないので、レクレアルの事務所に機材持
ち込んで仕事している。ここには、WWEのプロレスが見られるTVも、読みかけ
のマンガも、楽しく遊べる子供たちも存在しない。退屈だから、仕事するっき
ゃないのだ。これは実にいい環境だ。

おウチで仕事してる人ならわかってもらえると思うが、とにかく生活のすべて
が仕事になってしまう。朝起きたらまずメールチェック、食事が終わってもす
ぐ机に向かい、眠気の限界まで働く、という状態がずっと続くと、やっぱり疲
弊してしまうものだ。

仕事してること自体は楽しいのだが、もともと根性なしの上に運動不足が重な
り、ちょっと考えられないくらい首・肩・背中がコリコリになり、血行が悪い
せいでの頭痛がひどくなった。

そんな不健康生活の蓄積がたたり、今年の前半はとても体調が悪かった。思っ
たように仕事ができない歯痒さと、現実にお客さんに迷惑をかけている申し訳
なさが重なって、気持ちもずいぶん追いつめられてしまった。

(実際ご迷惑をおかけしている皆様、すみませんです!)。

しかし、今週からの僕はもう過去の僕ではない。事務所で集中的に仕事をして、
家では子供と向き合って遊ぶという生活をするのだ。

あと、もうひとつ大事なことに気づいた。僕はDellの20インチ液晶を使ってい
るのだが、これに標準で付いてくる足がずいぶんと高いもので、いままでは置
き方を工夫してディスプレイ下端が机の面にほぼ接するくらいにしていた。

しかし事務所の机ではそういう置き方ができなかったので、やむなく高い位置
のまま使うことになったのだが、これが実はよかった。高いところを見るぶん
姿勢がよくなったのか、最近の苦痛が嘘のように、肩こりや背筋通が減少した
のだ。もう、いままでの人生はなんだったんだ、という感じである。

みなさん、モニタは低すぎちゃいけませんよ。ノートPCをメインマシンに使っ
ている方、見下ろす姿勢はよくないかもですよ。キーボードを外付けした上で
外部モニタをつなぐか、せめて本体を台に乗せて高さを確保しましょうねっ。

●Apple Storeでイベントしますっ!

ということで今週末からアリゾナ行ってくるのだが、来週も現地からちゃんと
原稿は送るのだ。

そしてDevCon終了直後でいろいろと話のネタがある時期ということで、下記イ
ベントを開催する。

[FileMaker Fun Night at AppleStore銀座]

DevCon帰りのsevensdoorメンバーが、FileMaker最新情報について2時間ぶっ通
しで語りまくり。何をどこまで話せるか、その限界に挑戦!
DevConお土産プレゼントも。

・イベント名:『FileMaker Fun Night』
・主催:sevensdoor.com
・日時:9月10日(土)17時~19時(2時間)
・場所:AppleStore銀座 3Fシアタールーム
・参加費:無料(事前登録等も不要です)
・内容(予定):
    (1)FileMaker Developer Conference旅行記
    (2)どこまで語れる?FileMaker最新情報
    (3)自由質問コーナー
    (4)Developer Conferenceお土産プレゼント大会

※ご存じの通りApple Store銀座のシアターは結構広くて、あまり閑散として
は恥ずかしいから、なんとか来てくださいお願いします。人数あわせで親戚と
かお子様とか近所のオッサンとか等身大の特殊な人形とかをご同伴いただくと、
なおありがたいです。

[イベントの詳細はこちら]
<http://www.sevensdoor.com/>

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター。

▼助手募集!
助手募集、いまだ継続中です。Webにかかわるいろんなお仕事を覚えたいとい
う方、ぜひご応募ください。諸条件をお知らせ致しますので、簡単な自己紹介
を書いたメールをお送りください。
<http://www.dgcr.com/cgi-bin/backnumber/back.cgi?mode=right&year=2005&
month=7&day=28>
実は、僕のFileMaker関連書籍執筆を引き継いでくれる方も探していたりする。

[mixi ―“FileMaker DevCon - 2005”コミュニティ]
<http://mixi.jp/view_community.pl?id=169852>

[mixi ―“永吉克之Fan☆Club”コミュニティ]
<http://mixi.jp/view_community.pl?id=94983>

[有限会社アモニータ]
<http://www.amonita.com/>

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■笑わない魚(166)  
むごたらしい世界

永吉克之
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●むごたらしい犯罪

「六道輪廻」といって、魂は、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六つの
世界を股にかけて輪廻転生を永劫に繰返すという、バラモン教に源を発し、仏
教に受けつがれた思想があるが、ときどき、ひょっとして私は、人間道にいる
と思いこんでいるだけで、実は、修羅道に堕ちているのではないかという考え
にとりつかれることがある。

修羅道とは、人間道のひとつ下の階層にあって、エゴイズムに凝り固まった連
中が、年がら年中闘争に明け暮れているという、心休まることのない世界なの
だそうで、まさにそんな世界で怯え暮しているような気分にたびたび襲われる
のである。

ここ数年、テレビで事件報道を見るのが辛い。むごたらしい事件が多すぎる。
アナウンサーが「○○県一家殺人事件の犯人が」どうのこうのと話しているの
を聞くと、「え、それって、どの一家殺人事件の話?」とアナウンサーに向っ
て聞き返してしまうくらい、一家殺人事件が多いような気がする。しかも手口
が残忍だ。押込み強盗をするなら金だけ取ればいいではないか。なにも一家皆
殺しにして放火まですることはあるまい。

世の中、悪い悪党が増えた。まったく悪党も地に堕ちたものだ。だから最近で
は、テレビを観ていてそんな報道が始まると、耳と目を塞いで、それが終るの
をじっと待つことにしている。

●むごたらしい打撃

深夜まで繁華街で飲むことがあるせいか、ケンカしているところに出くわすこ
とがたまにある。他人同士のケンカで、自分に累が及ぶことはなくても、ケン
カをしているところを見るのは不快なものだ。まあ、たいていは罵りあいで終
るのだが、たまに、フィストファイトに発展する。

柔術や相撲の伝統もあって、日本のケンカスタイルは、投げる、ねじる、絞め
る、裂く、引きちぎる、むしり取るなどの「掴み系」が主流だったのに、低俗
なアメリカのアクション映画の影響で、殴る、蹴る、突く、どつく、しばく、
といった「打撃系」が主流になってしまった。しかも、なかには鉄パイプで打
撃をする輩までいるのだから、もはや仁義もなにもあったものではない。

打撃系ケンカには生命に対する畏敬の心が感じられない。硬い骨の突き出たゲ
ンコツでデリケートな人の顔を力いっぱい殴るなんて犬畜生でもしない。そも
そも相手が犬畜生なら、殴られたとしても、前脚の肉球が衝撃を吸収するので、
ダメージはない。猫とならんで犬畜生がペットとして最も多く飼われ「犬畜生
は人間の最高の友」と言われるゆえんである。

その点、掴み系ケンカには相手に対する思いやりがあった。投げ飛ばしても、
腕をねじ上げても、顔面を引っ掻いても、耳を噛みちぎっても、絞め殺しても、
最後の一線を越えることはなかった。

●むごたらしい私

ここまで読んできて、「あんたは自分が、この狂った世の中で理性を保った唯
一の人間だと言いたいのか、暗黒の世にあって人々を導く灯台だと言いたいの
か、あんたは日蓮聖人か、それとも平塚らいてうか」と反発する方がいるかも
しれないが、そういうことではない。

もう10年以上も前のことだ。某専門学校でデッサンを教えていた。その実習で、
石膏像を写生させていたときだが、入学時からハブとマングースほどソリの合
わない男子生徒同士が口論から殴り合いになったことがある。特に片方は人一
倍血の気の多い男で、口論が始まって、私が「おい、やめろ」と言い終る前に、
彼のパンチが相手の顔面に飛んでいたのだった。

白状しよう。私はこのケンカが必ずしも不快ではなかったのだ。まず、殴られ
た生徒(地蔵ノ辻牛衛門・仮名)は、普段からいくら注意しても授業中に大声
でしゃべるのをやめず、時に反抗的な態度を取るので手を焼いていた。一方、
殴った方の生徒(鬼龍ケ岳鉄之助・仮名)は、気は短いが一本気な男で、絵描
きはデッサン力を鍛えなければ、と実習には真面目に取組んでいた。

まあ、そんな性格の二人だから、ぶつからない方が不自然なのだが、幸いそれ
までは席も離れていたので、一触即発状態になることはあったものの、鬼龍ケ
岳は地蔵ノ辻のおしゃべりも我慢できていたようだったが、その日は、無残に
もたまたま近くに席をとることになってしまったのである。

毎度のことだったが、授業が始まる前から、地蔵ノ辻が両隣りの仲間とともに
興じていた宇宙一くだらないおしゃべりを、授業開始後もやめようとしなかっ
た。私も、それまでに何度くり返してきたか分らない「授業中は余計な話はす
るな」という定型文をまた口にする気にはなれず、ムカムカしながらも、とり
あえず放置していたら、鬼龍ケ岳が決然と立ち上がり、なんと地蔵ノ辻の胸ぐ
らを掴んで「おまえなんか学校に来るな」と言ってくれたのだ。

「おまえなんか学校に来るな」。なんという痛快無比な言葉だろう。問題児を
抱える講師がみな憧れる言葉「おまえなんか学校に来るな」。学校側からのお
達しにより、御法度とされていた「感情的に生徒を怒鳴りつけること」を私の
代わりにしてくれたのである。まあ、できれば「お前は社会のゴミだ」とも言
って欲しかったのだが、それは贅沢というものだ。

そして、おお、この背徳の快楽。黒い歓喜。鬼龍ケ岳は私の言いたかったこと
を代弁してくれただけではない。私のなかの悪魔がしたがっていたことを代わ
りにしてくれたのである。

教育者としての立場を考えて、おおっぴらに口にはしないものの、もしできる
ことなら、著しく秩序を乱す生徒には肉体的苦痛を感じさせたい(大阪弁で言
うと、どつきまわしたい)という願望を講師たちの多くは抱いているはずなの
だが、はからずも鬼龍ケ岳がそれを実行に移してくれたのだ。

しかし、さすがに「殺っちまえ」と観戦するわけにもいかないので、止めに入
ったが、おかげで私は自らの手を汚さず、暗い欲望を満足させることができた
のだった。やはり私は修羅道に堕ちていたのである。

【ながよしかつゆき/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
「読んでから観るか観てから読むかアート展」。私は本日は一日中、明日は夕
方から20時まで会場にいます。

・Blog <http://www.naga44.com>
・EPIGONE <http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Ework>
・携帯メルマガ『絶対真理』<http://mini.mag2.com/pc/m/M0040937.html>

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■イベント案内
夏の終わりにコドモといっしょ
~デジコンフェスタ横浜・こどもデジタルアート教室~アート教室

まつばらあつし
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小さな子供のころは、地面に石や木の枝で何かでっかい絵を描いたり、アスフ
ァルトやコンクリートの道路、ブロック塀にはロウセキで、いろんな絵を描い
た覚えがある。

幼稚園に行けば、反古紙や安っぽい画用紙がたくさん用意され、それに鉛筆や
クレヨンで好きなものを好きなだけ描いた。手が汚れようが床にハミ出そうが
関係なく、時間いっぱい何かを描いてた。

時々、その頃の自分が描いた絵が、戸棚や押し入れの奥からタイムマシンで転
送されてきたように、ひょいと現れたりすると、長い間ついつい見入ってしま
ったりする。形も色も好き勝手、時間や空間もお構いなしの何でもアリ状態で、
何が何だか少しも解りゃしない絵なんだけれど、イイわるいを越えて、何かコ
コロをいきなり掴まれるようなインパクトがある。楽しそうだったり怖そうだ
ったり。描いてたときの気持ちがホンの少し、時間を越えて伝わって来るよう
な気分。

実際、子供のころに描いた絵なんか、そんなふうに押し入れの中で発掘でもさ
れない限り、思い出すこともほとんどないけれど、子供のころに描いて遊んで
た、という「行為」は、今でもカラダが覚えている。ナニを描いたかなんてい
う結果じゃなくて、描いていたと言う事実。描いてて楽しかった事とか、上手
く描けなかったときの悔しさなど、経験として「お絵描きって面白いよね」と、
カラダが覚えている。

そしていま。みんなが使える画材は豊富になった。昔ながらのクレヨンや鉛筆
だけでなく、マーカーやマジック、コンピュータも画材のひとつだ。仕事の道
具、ゲームの機械、インターネットの端末。コンピュータにはいろいろな使い
方があるが、画材もその使い方のひとつ。コンピュータでお絵描きすれば、絵
の具は減らない紙は使わない手は汚れない道具のメンテナンスも不要。資源削
減と言う観点からみれば、すなわちちょっとエコロジー(笑)。なかなかいい
道具ではありませんか。

というわけで、今週末、夏の終わりに、横浜のたまプラーザ 東急SCで「こど
もデジタルアート教室」が開催される。小中学生を対象に1人1台のパソコンを
使い、グラフィックソフトを使ってコンピュータでお絵描きを楽しもう、とい
うイヴェントである。

これは「デジコンフェスタ横浜」という、年末に行われる予定の、デジタルア
ート公募展のプレイヴェントという形で行われ、もしカッコいいお絵描きが完
成したら、本番のデジコンフェスタに応募できたらいいね、という密かな目論
みもあったりするが、まあ、基本はこどもたちにデジタル画材の楽しさや可能
性を体験してもらおうと言うモノだ。

今回の講師は、「 Big Fat Cat 」シリーズでお馴染のイラストレーター、た
かしまてつを氏と、デジコンフェスタの実行委員でもある、デザイナー・マル
チメディアクリエイターのヒラヤマユウジ氏、そしてライターであり、イラス
トレーターのワタクシ、まつばらあつしの3人。

詳しいスケジュールや内容などは、下記のデジコンフェスタ横浜のWebサイト
や、たまプラーザ東急SCのWebサイトなどを参照して戴ければと思う。
開催直前なので、定員に達しているかもしれないのでご注意を。
たくさんのご参加を、お待ちしています。

・第4回デジコンフェスタ横浜
<http://www.idec.or.jp/digi/index.html>

・こどもデジタルアート教室
<http://www.idec.or.jp/digi/kodomo.html>

日時:8月27日(土)28日(日)
会場:たまプラーザ東急SC内プラーザホール(横浜市青葉区美しが丘1-7)
田園都市線たまプラーザ駅から徒歩2分
<http://www.tama-plaza.com/>
対象:小学生、中学生
定員:各回20名(先着順)
参加費:無料
講師:
27日(土)まつばらあつし ヒラヤマユウジ 
28日(日)たかしまてつを ヒラヤマユウジ 
主催:デジコンフェスタ横浜実行委員会

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■展覧会案内
読んでから観るか観てから読むかアート展
<http://www.mebic.com/event/yomuart.htm>
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今回のテーマは、見る人だれにでも"わかってもらえる"展覧会。わかりやすい
解説を掲載した小冊子を会場に用意。見る人はその解説を読みながら作品を楽
しむというしくみです。小冊子は記念に持ち帰っていただけます。

日時:年8月22日(月)~26日(金)10:00~20:00
会場:Mebic扇町2F
参加作家:朝倉民枝・小川アリカ・梶谷葉子・北岡久美子・木村智博・久納ヒ
ロシ・中川佳子・永吉克之・藤田剛・松永順・溝川秀男・向垣内良明・村上佳
明・メグリ・山本修・安井千博
入場料:無料
主催・問合せ:デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>
共催:Mebic扇町

<応募受付中のプレゼント>
Web Designing 2005年9月号 本誌1806号
できるクリエイターFlash独習ナビ MX 2004 & MX 対応 本誌1807号
共に8月28日(日)14時締切。


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■編集後記(8/25)
・3冊の本をディパックに入れて大阪に向かう。「アサヒカメラ」、これは緊
急避難用だ。新幹線が止まって、閉じこめられた時に使用する。中古カメラの
広告まで見ていればなんとか時間を潰せるはずだ。それにしてもいい表紙だ。
織作峰子さんが上海で撮った女性の後ろ姿、スリットからのびる脚が美しい。
それから、A4で81枚にもなる紙の束、8ポでぎっしり組んでプリントした、ま
だ世に出ていない時代小説だ。これは知人が20年来書き続けてきたもので、よ
うやくその第一巻ができたから読んでみてとデータを送ってきたのだ。そして、
角川文庫の「妖怪大戦争」(荒俣宏)。行きは、時代小説。梗概は知らされて
いないので、ともかく集中して読み進めたが、そのうち物語の中に入って行け
た。だが依然として先の展開を予想できない。ありがちな話ではないからだろ
う。イージーな思いつきの構築ではない。そして迫力のクライマックス。実在
と架空の人物を配したすぐれた伝奇小説だった。気が付けば新大阪、ああ充実
した時間だったこと。帰りは「妖怪大戦争」だ。映画では「人類存亡をかけた
世紀の戦いに、少年と120万の日本妖怪がたちあがった!」という惹句がある
が、原作を読む限り、全然「大戦争」じゃないのだ。無数にいる妖怪の中で、
少年に力を貸そうとするのは川太郎、川姫、猩猩、あずき洗いだけ、しかもあ
ずき洗いは本心から出た協力ではない。一反もめんも乗り物にされているだけ
だ。ほかのおびただしい数の妖怪は、戦場である東京に集団で「盆踊り」にや
ってくるだけ(!)。これは喜劇だ。脱力な妖怪会議の模様や、東京を目指す
百鬼夜行の実況中継が笑わせる。物語はろくなもんじゃないが、車中の暇潰し
には最適だった。それでも「政界大戦争」のほうが面白い。    (柴田)

・gooウェブ検索。急上昇ランキング一位は「読書感想文」。夏休みももうす
ぐ終わりね。/R.E.C.石田氏の息子さんが、「金曜かきこみTV」で取材された
そうだ。彼の趣味は、なんと教科書コレクション。お小遣いで教科書を買いに
行ったりするんだって。放送はいつなんだろ。/27日はJAWACON。面白そうな
のでぜひ行ってみてね! と書いてる自分は行けそうになくなってきた……。
/アルバイトのブログに書かれた内容について、企業が謝罪した。海外ではこ
ういう記事がちらほら出ていたけど、日本では初だっけ? アルバイトの「個
人的感想」に謝罪しなくてもいいと思うんだけどね。社内でそのアルバイトに
注意することはあっても。売り上げ下がったり、イメージダウンするくらいな
ら謝罪したほうがマシか……。後記も気をつけなきゃなぁ。数年前、大学の研
究室にいる方の近況を、興味深かったので後記に軽い気持ちで書いたんだけど、
最近のTVニュースを見て、部外者秘だったのをこっそり教えてもらえたんじゃ
ないか、迷惑をかけてしまったんじゃないかとショック。企業秘は気をつけて
いるつもりなのだけど、学校って公共的なイメージがあって配慮しなかったん
だよね。後悔。                     (hammer.mule)
<http://www.dgcr.com/REC/>  R.E.C.
<http://www17.ocn.ne.jp/%7Erec/juon/>  樹音くん
<http://www.nhk.or.jp/kktv/>  金曜かきこみTV
<http://www.jawacon.net/>  JAWACON

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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