[1849] 美しく、面白い本出来ました。

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,700文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1849    2005/10/24.Mon.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18348部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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      日刊デジタルクリエイターズから二冊の本が出ました。    
      美しく、読んで楽しい本が出来上がりました。        

「映画がなければ生きていけない」十河進・「怒りのブドウ球菌」永吉克之
        【発売中】 <http://www.dgcr.com/books/>       
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        <無意味なパワーに満ちあふれた永吉本>        

■クリエイター手抜きプロジェクト(64)Photoshop CS編 
 大量の画像を切り抜く(マスク/アルファチャンネル)
 古籏一浩
 
■Powerbook Publishing Project 
 美しく、面白い本出来ました。
 8月サンタ
 
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 著作権セミナー≪デジタル化の諸問題と写真著作権≫

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■クリエイター手抜きプロジェクト(64)Photoshop CS編 
大量の画像を切り抜く(マスク/アルファチャンネル)

古籏一浩
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今回は大量に画像を切り抜くスクリプトです。画像を特定の形に切り抜きたい
場合があります。画像の枚数が数十枚なら手作業でいいでしょうし、その方が
早いでしょう。しかし100枚以上になると、さすがに手作業では疲れますしミ
スも発生しやすくなります。そんな時は、以下のようなスクリプトを使えば、
任意の形状に自動的に切り抜く事ができます。

まず、切り抜く前に準備が必要です。切り抜くためのマスクをアルファチャン
ネルに作成しておきます。(つまり切り抜く形状を先にアルファチャンネルに
設定しておくわけです)ちなみに、ここではRGB画像を想定しているので、そ
れ以外の画像モードでは動作しません(スクリプトの変更が必要です)。

次にテキストエディタで、切り抜かれる画像のファイル名一覧を作成します。
以下のように、画像ファイル名だけを並べたものです。

001.jpg
002.jpg
ABC.jpg
DEF.gif
zzz.jpg

これらの画像ファイルがあるフォルダは

imageFolder = "/dgcr/image/"; // 切り抜かれる画像があるフォルダ

で指定します。上記の場合は、dgcrフォルダ内のimageフォルダ内に
001.jpg、002.jpgがあるということです。

これで準備が終了しましたので、あとは実行するだけです。ファイルが存在し
ない場合の処理は行なっていないのでファイルがないとスキップされてしまい
処理されません。

TABCODE = String.fromCharCode(9); // タブコード
motoFile = new File("/dgcr/moto.psd"); // 元ファイルがある画像のパス
dataFile = new File("/dgcr/data.txt"); // 画像ファイル名一覧のファイ
ル名saveFolder = "/dgcr/result/"; // 切り抜かれた画像の保存先フォルダ
imageFolder = "/dgcr/image/"; // 切り抜かれる画像があるフォルダ

if (dataFile.open("r") == true)
{
while(!dataFile.eof)
{
tmp = dataFile.readln();
Text = tmp.split(TABCODE);
// ダブルクオーテーションの処理
for (i=0; i {
if (Text[i].charAt(0) == '"')
{
Text[i] = Text[i].substring(1,Text[i].length-1);
}
}
fileObj = new File(imageFolder+Text[0]);
if (fileObj.open("r") == true)
{ // 画像の配置
open(fileObj);
activeDocument.selection.selectAll(); // 全てを選択
activeDocument.activeLayer.copy(); // コピー
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
open(motoFile);
chObj = activeDocument.channels[3]; // アルファチャ
ンネル1を読み込み
activeDocument.selection.load(chObj); // アルファチャ
ンネルを選択
activeDocument.paste(true); // 選択範囲内にペースト
savePSD(saveFolder+Text[0].split(".")[0]+".psd"); // フ
ァイル保存
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
}
}
}
// PSD形式で保存
function savePSD(psdFileObj)
{
var saveFileObj = new File(psdFileObj);
var psdOpt = new PhotoshopSaveOptions();
psdOpt.alphaChannels = true; // チャンネルを保存する
psdOpt.annotations = true;
psdOpt.embedColorProfile = false; // カラープロファイルは埋め込
まない
psdOpt.layers = true; // レイヤー情報は保存する
psdOpt.spotColors = false;
activeDocument.saveAs(saveFileObj, psdOpt, true, Extension.LOWERC
ASE);
}

Photoshop形式で保存さえできれば、あとはどうにでもなります。Photoshop形
式でなく直接透過GIF形式で保存することもできます。この場合は以下のスク
リプトになります。

TABCODE = String.fromCharCode(9); // タブコード
motoFile = new File("/dgcr/moto.psd");
dataFile = new File("/dgcr/data.txt");
saveFolder = "/dgcr/result/";
imageFolder = "/dgcr/image/";

if (dataFile.open("r") == true)
{
while(!dataFile.eof)
{
tmp = dataFile.readln();
Text = tmp.split(TABCODE);
// ダブルクオーテーションの処理
for (i=0; i {
if (Text[i].charAt(0) == '"')
{
Text[i] = Text[i].substring(1,Text[i].length-1);
}
}
fileObj = new File(imageFolder+Text[0]);
if (fileObj.open("r") == true)
{ // 画像の配置
open(fileObj);
activeDocument.selection.selectAll(); // 全てを選択
activeDocument.activeLayer.copy(); // コピー
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
open(motoFile);
chObj = activeDocument.channels[3]; // アルファチャ
ンネル1を読み込み
activeDocument.selection.load(chObj); // アルファチャ
ンネルを選択
activeDocument.paste(true); // 選択範囲内にペースト
saveGIF(saveFolder+Text[0].split(".")[0]+".gif"); // フ
ァイル保存
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
}
}
}
// GIF形式で保存
function saveGIF(sFileObj)
{
var saveFileObj = new File(sFileObj);
var gifOpt = new GIFSaveOptions(); // GIFオプション指定を行なうオ
ブジェクトを作成します
gifOpt.colors = 16; // 色数を16にします
gifOpt.dither = Dither.NONE; // ディザなしにします
gifOpt.interlacted = true; // インターレースONにします
gifOpt.matte = MatteType.WHITE; // マットカラーを白にします
gifOpt.palette = Palette.EXACT; // カラーパレットの種類を指定
します
gifOpt.preserveExactColors = false; // 同一色の保持(しない)
gifOpt.transparency = true; // 背景透過(する)
activeDocument.saveAs(saveFileObj, gifOpt, true, Extension.LOWERC
ASE);
}

GIF形式の場合、いろいろなオプションが指定できます。PDFマニュアルを開く
のも面倒でしょうし(英語なので)指定できるオプションを以下に載せておき
ます。

colors 色数(最大256。保存パレットの種類にもよる)
dither ディザ処理
Dither.DIFFUSION 誤差拡散 Dither.NOISE ノイズ
Dither.NONE なし
Dither.PATTERN パターン
ditherAmount ディザ処理の割合
forced 強制
ForcedColors.BLACKWHITE 白黒
ForcedColors.NONE なし
ForcedColors.PRIMARIES RGB色度座標
ForcedColors.WEB Web
interlaced インターレース(true:オン、false:オフ)
matte マット
MatteType.BACKGROUND 背景色
MatteType.BLACK 黒
MatteType.FOREGROUND 描画色(前景色)
MatteType.NETSCAPENONE Netscapeグレー
MatteType.SEMIGRAY 50%グレー
MatteType.WHITE 白
palette パレットの種類 Palette.EXACT 全ての色を割り付ける
Palette.LOCALADAPTIVE ローカル(割り付け)
Palette.LOCALPERCEPTUAL ローカル(知覚的)
Palette.LOCALSELECTIVE ローカル(特定)
Palette.MACOSPALETTE システム(Macintosh)
Palette.MASTERADAPTIVE マスター(割り付け)
Palette.MASTERPERCEPTUAL マスター(知覚的)
Palette.MASTERSELECTIVE マスター(特定)
Palette.PREVIOUSPALETTE 前回使用したパレット
Palette.UNIFORM RGBカラーを均等に割り付ける
Palette.WEBPALETTE Web
Palette.WINDOWSPALETTE システム(Windows)
preserveExactColors 同一色の保持(true:する、false:しない)
transparency 透明(true:透明にする、false:透明にしない)

注意しないといけないのは、Photoshopのファイルメニューから選択する「Web
用に保存」で保存するGIFファイルとは、異なる点です。今回生成する画像は
ファイルメニューから「別名で保存」を選択してGIF形式で保存する場合と同
じ形式なので、環境設定によってはサムネールごと保存されてしまいます。つ
まり、画像サイズが無意味に肥大化してしまうおそれがあります。

これを回避するには環境設定でサムネールを保存しないように設定しておきま
す。これで、普通の状態のGIF画像が生成出来ます。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp <http://www.openspc2.org/>
アルファチャンネルに複数のマスクを用意しておき、タブ区切りテキストにマ
スク番号などを指定するようにすれば一つの元ファイルでたくさんの形状の切
り抜きができます。まあ、何かの役には立つんじゃないかなあ、とは思います。
・毎日コミュニケーションズから本を出しました。Ajaxで利用されるXMLHttp
の命令も、解説&サンプル付きです(まだ、Amazonでは注文できません)
<http://www.cbook24.com/bm_detail.asp?sku=483991740X>

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■Powerbook Publishing Project 
美しく、面白い本出来ました。
「映画がなければ生きていけない」「怒りのブドウ球菌」ついに発売!

8月サンタ
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表題の通り、足かけ8年目を迎えたこの日刊デジクリの、十河さんの金曜日連
載「映画と本と音楽と…」と、永吉さんの木曜日連載「笑わない魚」をそれぞ
れまとめた本が出来上がった。先週末印刷が上がってきて、デジクリではいま
梱包作業真っ最中である。「いいものが出来た。皆さんに届けたい。」という、
この万感こみあげるファースト・インプレッションを今日はお届けしたい。

●「不安になる」本

永吉克之さんの本「怒りのブドウ球菌」のサンプルを持って打ち合わせに出か
け、電車内でニヤニヤしながら読んでいたのだが、下記の部分ではこらえ切れ
ずに吹き出してしまった。

生徒「僕には、もう分かりません! どうすればいいのでしょうか?」
先生「仕方ないな。じゃ、そのレモンを四角くして、真っ黒に塗れ」
生徒「え! そんなことしたら、レモンに見えません」
先生「レモンがレモンに見えなければならないなんて、誰が決めたんだ。その
  法案は衆議院を通過したのか。え?」

ゆーとぴあのネタを思い出してしまった。それはさておき、永吉さんの足かけ
三年以上のデジクリ連載の中から、特に切れ味のいいものを選りすぐって再構
成し、おまけに文芸書の香りのする美しい縦組みの本に仕立ててあるから、 
…何とも、いわれぬ存在感のある本に仕上がってしまった。

さらに70点以上の永吉さんのイラストが入っているのだが、これらが見つめて
いると、どことなく不安になってくるイヤな絵ばかりである。むしろ、本の向
こう側から、奴らにこちらが覗かれているという、むずむずした気分になって
くる。

変な文章、変なイラスト、美しい装丁の一体感を、みなさんにも味わっていた
だきたい。新しくもなく、古くもないのだが、読みやすく理解しにくく、無意
味なパワーに満ちあふれた本である。

個人的に、先月読んだスティーヴン・キングの新刊「回想のビュイック8」を
思い出した。本の内容ではなく、この本そのものと、キングの本に出てくる怪
しい車「ビュイック8」の雰囲気が似ている。キングのビュイック8も、ときど
き発光したり、へんなものを吐き出したりして人々を不安にさせる。

●「あの頃僕は老けていて、今はあの頃よりずっと若い」

ご存じボブ・ディランの歌だが、全編にわたって60年代から現在にいたる追憶
・追想をぎっちり詰め込んだ十河進さんの「映画がなければ生きていけない」
を読んでいると、何故かこの歌が頭に繰り返し響いてくる。

柴田編集長がプレスリリース内でも書いているように、十河さんは「団塊世代」
というキーワードから切り離すことが出来ない。生き方・文化・スタイルが団
塊世代ど真ん中、団塊世代的なものすべてを具現化しているような人に見える。

1968年生まれの私にとって、大人になるまでは団塊の世代というのは、教師か
親といった、常に「一段高いところ」にいる人々だった。その後大学を卒業し、
社会に出て、いろんな団塊世代の人と知り合ったけれど、その総合的な印象は
やっぱり同じ目線ではなかなか話せない人々であって、一言でいうなら「敗戦
兵士」である。

ただし、「何かと戦って敗れた人々」である。いろんな人と話し、いろんなも
のを読んだけれど、確かにある種の戦争が、存在したんだろうと思う。それは
本物の戦争の後にやってきた、「文化とプライドを構築するための戦争」だっ
たんだろうと想像している。

団塊世代の人たちは若い年代に、他の世代の人たちよりも、きついアイデンテ
ィティ獲得のための戦いに巻き込まれてしまった。というより、「アイデンテ
ィティ獲得が戦いであった」時代を生きた人たちかも知れない。その戦いに乗
り遅れたことを、2005年の今にいたるまで後悔している人すらいるのだから。

だからこの本は、「映画と本と音楽」に乗って語られる「人生戦記」である。
濃密だから最初から読み通すのはちょっときついけれど、ふと開いたページの
文字を追い始めるととまらない。

しかし読後感はさわやかである。それはきっと、根底に「まあ、こんな人生も
悪くないな」という、「チャーリー・ブラウンと仲間たち」的思想が流れてい
るからだと思う。上の永吉本とは対照的な心地よさを味わえることを保証する。
これは魂まで老けた人の本ではない。

そしてこれまた私事で恐縮だが、この本のあとがきに、村上春樹の小説からと
った、ゴチック体の感動的な引用句が登場する。この文句の具合、読者への声
のかけ方が、これまたスティーブン・キングの感動作「デスペレーション」の
ラストの、中年作家が少年に手書きで残すメッセージとそっくり重なるのだ。

キングの小説「デスペレーション」のほうも、明朝体縦組みの文庫本のラスト
に突然、手書きのメッセージが現れて、涙が止まらなくなった。この「映画が
なければ生きていけない」のラストに、同じ体験が待っているとは思いもしな
かった。最近の(ドリームキャッチャー以降の)キング作品が好きな人なら、
この十河さんの本に、なにか同じ匂いを感じてもらえると思う。

●どちらもイイです。是非一冊を!

この日刊デジクリの連載を「本」にするというのは、デジクリスタッフ全員が
直接顔を合わせる数少ない機会には、必ず議題に上る、以前からの悲願であっ
た。それが商品的には、ほぼ望みのかたちで、かなうことになった。約半年が
かかったが、内容・組版・デザイン、手抜きなし、柴田編集長が自信を持って
出せる、という納得のいくものが出来上がった。

ほぼ、というのは、残念なことにこの最初の500冊は、一般書店の店頭には並
ばないからだ。しかし、本屋の店頭での偶然の出会いこそないけれど、とても
きれいで、面白い、存在感のある本です。是非手に入れて下さい。心より推奨
します。重みのある、いい本です。

・購入はこちらから
<http://www.dgcr.com/books/>

【8月サンタ】santa8@mac.com
LondonとLyallとLeCarreを愛する37歳元書店員。某超大手取次社員の経験アリ。
・仕事で大阪の某専門学校の授業を見学。大阪の子らは抱腹絶倒でした。

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著作権セミナー≪デジタル化の諸問題と写真著作権≫
~出版・編集者から写真家への要望~
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主催:社団法人日本写真家協会
日時:10月31日(月)14:00~17:00
会場:JCIIビル6階会議室(東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル
TEL.03-3263-7110)
講師:大亀哲朗氏(小学館 総務局知的財産管理課課長)早川義英氏(日本書
籍出版協会 著作・出版権相談室)平井章司氏(筑摩書房 編集局編集情報室部
長)北村行夫氏(JPS顧問弁護士(虎ノ門総合法律事務所長)
内容:急速な発展を続けるデジタル技術の革新は、社会の態様を一変させまし
た。今回、デジタル時代の出版に対する出版社の考え方や姿勢について、著作
権に関わる出版社の本音を語っていただきます。また、紙媒体から電子出版、
デジタルデータや情報の管理まで、編集、出版の立場から生の声でお話しいた
だき、デジタル時代の著作権や法的見解については、北村弁護士から解説して
いただきます。
定員:70名(先着順)
参加費:無料
申し込み:サイトを参照

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■お知らせ
Mebic扇町 新規入居企業募集中
<http://www.mebic.com/info/application.htm>
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募集期間:2005年10月20日(木)~11月11日(金)
募集内容:
(1)扇町インキュベーションオフィス[4F・5F/7室/A・Bタイプ]
ソフト系IT企業である映像、広告、印刷、デザイン関連企業及びデジタル技
術を活用したコンテンツ関連企業・原則として創業後10年以内であること。

(2)大阪市創業促進オフィス[3F/1室/Eタイプ]
大阪市内に新たに営業拠点を設立するか、設立しようとする原則として創業
後5年以内の中小企業。業種は問わない

応募方法:所定の申込書に必要事項をご記入の上、締切日までにMebic扇町事
務室まで持参、または書留郵便にて郵送してください。
応募締切:2005年11月11日(金)必着(持参の場合は17時まで)
入所時期:2006年1月4日(水)予定
詳細・申込書ダウンロード:
<http://www.mebic.com/info/application.htm>
各フロア見取図・賃料・面積表:
<http://www.mebic.com/info/index.htm>
お問合せ:Mebic扇町 TEL.06-6316-8780 E-MAIL:info@mebic.com


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■編集後記(10/24)
・男の子だったら一度は「出家しよう」と思うに違いない。かく言うわたしだ
って、「ちくしょー、出家してやる」と思ったことは、いままでの人生の中で
何度かある。ついさっきまでそう思っていたが、野々村馨「食う寝る坐る 永
平寺修行記」(新潮文庫・2001)を読んで、あっさり撤回である。出家はした
いが、こんな修行についていけるわけがない。この本は、30歳の男が彼女と社
会を捨てて、永平寺の山門をくぐってからの1年間のノンフィクションである。
古参僧侶たちに鉄拳と足蹴と罵倒でたたき込まれるさまざまなルール。ウルト
ラスーパーしごきである。すさまじいの一言に尽きる。人権とか言ってる場合
ではない、なにも考えることができず、ただただ体で記憶していかなければな
らない。切迫した空気と息もつかせぬ流れの中、極度の緊張と恐怖、とてつも
なく長い一日、一瞬たりとも気の緩むときがない。読んでいて筆者と同じよう
な気分になってくる。これはホラーかい。この修行は「私情の入り込む余地を
ことごとく排除し、うむを言わせず身も心もがんじがらめに型にはめてしまう
ことによって、すべての執着を捨てさせるのである」とのこと。いや、まった
く刑務所の方が何倍か楽であろう。たぶん。わたしはできません、こういう修
行。30歳時でも無理だと思う。このノンフィクションは1996年の作品、いまで
も永平寺はこういう世界なのだろうか。出家はあきらめたが、もっと歳とった
らやりたいのが(今でもいいけど)、寺院の納経所で巡礼たちの納経帳に御朱
印を押して、筆でサイン(っていうのか?)する役目、ああ無給でいいからや
らせてほしい。                        (柴田)

・ピットに入り始めると、順位がわからなくなる。トップ集団から離されてい
るマシンは、スピード感がないのでわかるのだが。ばらけてしまい、常に目の
前をいずれかのマシンが走るようになる。なのでもう順位はどうでもいいやと
目の前を通過するマシンの走りを楽しむ。トップがゴールしたという場内実況
が流れる。テレビだと長く感じるのに、生で見たらあっという間で、暑さも忘
れていた。ゴール後のウイニングラン(?)を見て、正確な順位を知る。表彰
式やインタビューは見られないので帰り支度。元旦の初詣のように混雑してい
る中、出口に向う。A木さんは、どうせバス停で待たなければならないから、
レース終了によって開放された指定席を見てまわろうと提案してくれた。指定
席でもTVビジョンが見えにくいところがあるなぁとか、ここは椅子がいまいち
だなぁとか、ここだと一瞬で通り抜けてしまうなぁとか研究する。そうやって
だらだらしていたら、余ったのかステッカー仕様のハガキをもらえたり、横を
土屋圭市が通り過ぎたり(サイン攻めにあっていた)。最終的にはS2席で腰を
据え、ピット作業を眺めつつ、レースのリプレイを見る。スプーンでの記憶や
時々聞こえていた場内実況と、ビジョンの映像をミックス。ああ、あの時はこ
うだったんだと。ピエールさんの実況がユニークで楽しめ、オーバーテイクの
映像では残っていたS2席の皆が息をのみ、歓声を上げた。生じゃないのに。そ
うしているうちにマクラーレンのピットから人が出てきて、目の前のS2席に向
けて手を振った。S2席の人たちは手を振り大声で返事していた。ピット上では
会見をしているらしく、カメラのフラッシュがたかれていた。(hammer.mule)
<http://www.k1planning.com/>  土屋圭市
<http://codeneo.jp/>  通販に同封されていた
<http://www.dgcr.com/seminar/20051026.html>  FlashやDreamweaverは?
<http://www.dgcr.com/books/>  PDFを見て

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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