[1874] 去る者と来る者、そしてセミナーと宴会の日々

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,600文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1874    2005/11/30.Wed.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18388部
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          <ほとんどExpo会場オタク王>

■ネタを訪ねて三万歩[10]
 去る者と来る者、そしてセミナーと宴会の日々
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[32]  
 資料集めと本の質量
 吉井 宏

■高橋良輔監督が語る~アニメーション演出とこれからの監督像~



■ネタを訪ねて三万歩[10]
去る者と来る者、そしてセミナーと宴会の日々

海津ヨシノリ

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11月は大小様々なセミナーが開催されたので、ネタ仕込みでちょっと大変でし
た。ただし、一番楽しみにしていたセミナーが中止になってしまったのはがっ
かりでしたが、コレばかりは私がどうのこうの言う話ではありませんからね。

とにかくセミナーの前は大変なのです。どういった目で私が見られているのか
は分かりませんが、一応随分時間をかけてネタを整理していたりします。例え
ば、それは雑誌やオンラインの原稿でも同じです。しかしながら、サンプルイ
メージが煮詰まらないと執筆が出来ないのが私の悪い癖です。こだわってしま
うんです。

思うに、ライター関連には2パターンあるのではないでしょうか。文字原稿を
完成させてから解説用のデータを作成するタイプと、解説用のデータを作成し
てから文字原稿を執筆するタイプに。そしてライターとしての私は、まぎれも
なく後者のタイプです。ただし、サンプルが出来たからと言ってスムースに文
章がまとまるわけでもないのが、辛いと言えば辛い現実です。

さらに、実際には悪い癖で土壇場までもがき苦しむ方なので、事前にレジュメ
を提出するなんてことになると、ほとんど対応不可能(基本的にね)です。そ
ういった意味では11月25日にJPC主催で行なわれたMacOSXに関するセミナーで
は珍しくレジュメを作成することが出来ました。快挙?

ですから、普段は殆どレジュメを作成できる状態ではありません。ただし、そ
れだけもがき苦しんでいるわけでもなかったりして、ビミョーに言い訳がまし
くなってしまいます。よく言えばサービス精神旺盛、悪く言えば不器用という
わけです。要するに『なんとかなっちゃうよ~』という割り切りが出来ない性
分なのです。だから、自分では『別に取り立てて突拍子もないようなことはし
ていないのに、どうして皆さんそんなにびっくりするのでしょうか?』という
ことが時々勃発して『ここは何処? 私は誰?』状態というわけです。

例えば、12月7日に行われるマクロメディアFireworks 8のセミナーには驚かれ
た方も多いのではないでしょうか。でも、別にAdobeとMacromediaが合併する
からではなく、ずうっと前からMacromediaの一部の社員の方とは(米国本社も
含めて)知り合いでしたので、取り立てて唐突ということはなかったわけです。
私がたまたまメディアなどで、同社のソフトを使わなかったこともあり、数年
前に一部のムックで原稿が改竄され、私の意図とは無関係でFlashを否定する
かのような誤解を招くアクシデントがあったことも、少なからず影響している
かもしれないですね。

もっとも、そんな勘違いと誤解はこの世界では日常茶飯事ですからね。これも、
良い意味で大いなるワンパターンに徹していればいいものを、色々なことに直
ぐに頭を突っ込みたくなる私の性分が悪いのかもしれません。例えば、大昔に
PainterやFreeHandのセミナーなんかも行なっていたりしました。もう少し派
手に振る舞うと節操がなくなるのは確かですね。ただし、それは私の本意では
ないので控えめにさせていただきます。

●病的に好きな学園祭の準備

さて、問題のセミナーは文末に詳細を記載しますが、私なりのFireworks活用
話といった内容になる予定です。自分なりのこだわりといったら大げさですが、
そういった視点なり切り口は大切です。決してガシガシ骨の髄まで使い込んで
いるというわけではないので、気軽に参加していただけると嬉しいです。

つまり、大切なのは、素直に感じたことに対して『ピピッ!』と反応しなくて
はというわけです。そんな直感的な話として『FreeHand事件』というのがあり
ました。

大昔、FreeHandにレンズ機能が加わった頃のWorld PC Expo会場(多分)で、
たまたまアドビとマクロメディアが隣り合わせ状態に近かった時、FreeHand担
当のKさんが開催2日目あたりに出張で出かけてしまったため、新人の方が解説
を行なっていたのですが、突発で予期していなかった事らしく、悲しいほどイ
ンパクトがなくポイントがズレていたので、立ち止まる方は皆無でした。そう
なると立ち去ることも出来なくなってしまうのが私で、とにかく食い入るよう
に最後まで説明を聞き終わりました。

すると、『最後まで聴いていただきありがとうございました』と、オリジナル
メモ用紙を頂いたので、思わず『今回のFreeHandのポイントはIllustratorに
はないこのレンズ機能なので、処理後にグリグリ動かして視線を釘付けにしな
いと! ダメですよ』と言ってしまったら、その場に居合わせた社員の方が、
『どういった関係の方ですか?』と逆質問してきたので、『怪しい者ではなく、
単なる通りすがりの者です』と、安手の時代劇の旅がらす風の台詞を告げて逃
げてしまったことがありました。

要するに、思いっきり怪しい事をしてしまったわけです。もちろんその後に直
ぐにバレて大笑いになりましたが、そんなことは色々なメーカーで随分やって
きました。当然、まったく知り合いのいないメーカーなんかでは奇異の目で見
られていたのは確かです。まっ、そんな遊びも今となっては昔話となってしま
いました。

何せ既に時効(?)ですから告白してしまいますが、各種Expo会場は前日のセ
ッティングの時から会場に出没しておりました。方法はさすがにノーコメント
ですが、夜半になるとどこからともなく私の残業票まで届いて、なんだか学園
祭のノリでワクワクしていたのを思い出しました。

昔からそうなんです。私は学園祭の準備が病的に好きで、多分イベントの残業
フェチかもしれないと最近本気で思っています。そんなわけでExpo会場では、
当日以降は毎日入場時間前の朝礼に参加するなど、ほとんどExpo会場オタク王
だったかもしれません。本展示はほとんど見ていなかったなんてこともありま
したから。ちなみに、好きな会場はなんてったって幕張ですね。

学園祭と言えば、今年初めて多摩美術大学の学園祭(芸術祭)上野毛編に参加
してきました。本当は八王子編にも行きたかったのですが、色々と立て込んで
おり、物理的に無理でしたので来年に期待します。とにかく普段は良くも悪く
もデジタル作品ばかりを鑑賞している私にとって、その提示作品の限りなくす
べてに近いほとんどがアナログ作品であることに、何か忘れかけてしまった空
間を思い出したような気持ちになりました。来て良かったの一言に尽きます。
ただ、唯一残念だったのは、昼頃に覗きに入ったので、校庭での模擬店が基本
的に『ただいま準備中』だったことです。ちょっと失敗というより気が付くの
が遅すぎ。

でも、来年は生徒に混じって作り手側に回ろうかとも画策中。たとえば自作ク
ッキーの模擬店とかがいいかもね。とにかく、やっぱりイベントは作り手また
は発表する側でいる方が激しく圧倒的に楽しいと思います。もっとも、どこで
も見かける模擬店にはあまり興味が湧きません。個性やオリジナリティーが絶
対に大切です。特に美術系だったらね。

そんな私が学生の頃は、オリジナルの手作り小物を何日も徹夜で作って売りま
くり、しっかり稼いだことを思い出しました。根っからのお祭り好きなのかも
しれないですね。でもビジュアル的に騒ぐのはあまり好きではなく、やっぱり
参加するという意味で好きなのだと思います。だから、見知らぬ学園祭に参加
しているだけでも妙に楽しくなってしまったりします。

●七不思議のひとつ:宴会

イベントといえば、そろそろ宴会も色々と勃発してくるのがこの時期ですね。
実は一昨年までは忘年会は皆無でした。一応表向きはお酒飲めないことにして
いたからかもしれません。理由は静かに飲むのが好きで、大騒ぎ系は勘弁して
欲しいからです。それと、学生の時から何故か幹事専門のオンパレードだった
ので、大がかりな呑み会というのは昔のトラウマからか無意識に拒絶反応して
しまうようです。

そんなわけでExpoがなくなってしまった後は、宴会系にまったく誘われません
でした。ところが昨年あたりから状況が変わり、今年に入って最低でも月に2
度ほどの呑み会に声を掛けられるようになった理由が分からず、ここ数年で私
の周りで発生した七不思議のひとつとなっています。

もともと付き合いは悪い方ではない(世の中にはまったく逆にとらえる方の方
が多いので本当に摩訶不思議だといつも痛感)ので、ホイホイ出かけてしまう
のが私の性分です。でもお酒はさすがに弱くなりましたが、自分のペースで楽
しく呑むことが出来るのが一番ですからね。そして、それを許してくれる友と、
安くて静かな店があれば完璧です。

そんなわけで10月、11月は随分と宴席が目白押しでした。新しい仕事が突然何
の前触れもなく発生した伝説の宴会や特殊プロジェクトの打ち上げ、それに仕
事関係の友人との10年ぶりの再会(実は今年はどういったわけか? 20年ぶり、
30年ぶりという再会もありました)が連発したのにはさすがにびっくりしまし
たが、会えば10年のブランクなど数日であったような錯覚さえ受けるほどの関
係に戻ってしまいました。

きっと、何かちょっとしたボタンの掛け違いが10年という空白を作ってしまっ
ただけなのでしょう。誰にでも起こりえる、あるいは起こっているプチ悲劇と
でも言うべき事件かもしれません。無愛想で対人関係が本当に不器用な私です
が、実直かつ真摯に行動していれば誤解や勘違いは必ず解けるものだと痛感し
た瞬間でした。

それでも、例えばこのような文章を妙な深読みをすることで、新たな誤解が、
勝手に大きく膨らんでしまうなんて事が実際にあるのです。そして、その対応
を考えるだけでまたまた胃が痛くなってしまいます。

やはり、去る者は追わず、来る者は拒まずという割り切り方が一番簡単な対処
方であり処世術だと激しく痛感してしまいます。それって悲しい臭いがプンプ
ンするんですけどね。

■セミナーのお知らせ
『プロのグラフィックデザイナーに学ぶFireworks 8 制作するイラストの基礎』

日程:2005年12月7日(水)19:00~21:00(受付/開場18:30より)
会場:マクロメディア株式会社 大会議室
   〒107-0052 東京都港区赤坂 2-17-22 赤坂ツインタワー本館 13F
詳細は以下をご覧ください。
< https://service.macromedia.com/fireworks_1124/PAGE1.cfm >

※私はFireworksに関してのセミナーは初めてなので今から妙に緊張していま
すが、難しい話はいたしません。なによりWebコンテンツツールと言うよりも、
描くことを中心に楽しくやりたいと思っています。お時間のある方は是非参加
してみてください。

【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター
私のこの『ちっともデジタルクリエーターしていないダラダラ原稿』も月に一
回というペースにもかかわらず、とうとう連載10回目となりました。為にもな
らないし面白くもないので、そのうち打ち切られるでしょうね。ということで
打ち切られる前に種明かしをしますと、実は掲載1か月前から原稿を書き始め
ています。つまり、本掲載の翌日あたりから次回の原稿の執筆に入るというわ
けです。もちろん大まかな骨格から進め、予定の行動を書き込みながら肉付け
をしていきます。

当然予定の行動が変更になれば、項目は削除して話題の軌道修正です。そんな
わけでほぼ1か月ほどかけてダラダラとこの連載は執筆し、掲載半月前にはほ
ぼ完成しています。これも取り扱うネタがリアルタイムではないことが幸いし
ている技(?)というわけです。こんな感じで他の原稿も直前になって徹夜し
て書くということはほとんどというより、まったくありません。そんな器用な
ことは出来ませんので。

だいたいこの6年ほどで完全徹夜したのは本当に数日だけです。普段は1時まで
起きていられません。朝が早いですから。といっても7時ですから一般的には
普通かもしれませんね。でも業界系では病人扱いされるほどの時間です。どち
らにしても、今年はまだ1か月と少し残っていますが、私にとっては目まぐる
しく様々な出会いや刺激が大挙して押し寄せてきた、変化ある年になっていた
ようです。

【海津ヨシノリ/グラフィックデザイナー】 yoshinori@kaizu.com
<http://www.kaizu.com>
<http://graphic.pastel.co.jp/kaizu/>
<http://fmaug.nifty.com/efgra/>

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■グラフィック薄氷大魔王[32]  
資料集めと本の質量

吉井 宏
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今は天国。

イラスト制作の資料集めがこれほど簡単になるなんて想像もしてなかった。例
えば、「キャラクターにサンクスギビングデーのPilgrim hatをかぶらせてく
れ」との注文。Google検索すれば「Pilgrim hatって何?」から始めて数分、
たちどころに現物の写真が何百枚も手に入れられる。

インターネット以前は、とにかく形がわからないと何も描けないから、手に入
る限りの資料を集める習慣がついていた。いつか必要になるかもしれないと資
料になりそうな本をやたらと買い集めた。部屋の床が心配になるくらいに古本
屋や洋書バーゲンなどでも買いあさった。レンタルポジのカタログも何十kg単
位で集めた。

年末近くになると出る「年賀状見本ムック」。干支の図版や写真がたくさん載
った年末特集本は昔からあったのだが、必要もないのに必ず買っていた。とい
うのは、少なくとも干支になっている動物についてだけは、まとまった数の資
料写真を手に入れられるいい方法の一つだったのだ。まあ、そうやって集めた
資料が役に立ったかといえば、ほぼ役に立ってないんだけど。

ちょっと特殊な資料写真を探すのは大変だ。パンフレット用に60年代後半のス
キー靴のリアルイラストを描いたときは、当時のスキー専門雑誌のコピーを国
会図書館でなんとか調達。90年代初めの上京直後は入浴剤関係のパッケージの
イラストを描くことがよくあり、香料の材料のハーブとかホップ(ビールの材
料の)の写真を探し回った。5センチ角の写真が必要なために何万円もする図
鑑を買おうか迷ったあげく、本物を見ればいいんだ!と、ある薬科大学に学生
のフリして勝手に潜入し、植物園の写真を撮りまくったり、図書室で外部の者
とバレて追い出されたりした(今、これをやったら間違いなく不法侵入で逮捕
される)。

「インターネットで手に入れられる資料写真なんて質が悪く解像度が低くて使
い物にならない」という意見もあるでしょうけど、僕の場合「シロクマの足の
裏はどうなってるのか」「タラバガニの足は何本か」を調べる程度なので十分。

しかし、「たしかあの雑誌の真ん中あたりにあったはず」と本や雑誌をひっく
り返して資料を探すより、Googleで見つけるほうがぜんぜん速いとなると、資
料としてため込んだ本は微妙な立場に。部屋のスペースとの兼ね合いだ。

雑誌はもちろん高価な年鑑本まで(泣く泣く)切り刻み、必要な図版をスキャ
ンしたりスクラップし、本体は捨ててしまう。勢いで、まだちゃんと読んでな
い本や手元に置きたい本もトォリャーッと捨ててしまう。そうやってまとめた
資料も実際にはほとんど役に立たないんだけど、スクラップするときに一度は
ちゃんと見てるので、それでいいのだ。

捨てるには惜しい本は週一回講師に行ってる学校に寄付。本棚一個分くらい寄
付した。まあ、講師に行ってるかぎりそれらの本は自由に見れるわけで、置か
せてもらってるようなもの。

本や雑誌は、中身だけ必要(そうでない本も多いけど)。スペースを占有する
のはただの「植物繊維」だ。情報の質量はゼロなのに、何立方メートルの空間
を占有し何トンの重量がある紙の束のために家賃の何割も払ってるようなもの。
電子ブック関係の対談で里中満智子氏も言ってたけど、本の情報や中身が物体
としての制約を受けてしまうのは本当にバカらしい。富士通が宣伝してる電子
ペーパーみたいなもので本を作り、中身だけ差し替えられるようになれば、一
冊で済むのになあ、と。

【吉井 宏/イラストレーター】 hiroshi@yoshii.com

耐震強度偽装問題で一番腹立つのは、官や民間の検査機関のコメント。「偽装
があると思わなかった」「性善説に立っている」などなど。じゃあ、検査の意
味ないじゃん。おまえら不要じゃん。ああいう機関はまったく仕事してないん
じゃないかな。何万個の金属片が見つかったガードレール事件の時も「ちゃん
と見回りしているが気づかなかった」ってヌケヌケと。

あの建築士、立場としては悪役の中心人物かもしれないけど、自主的に不正を
する理由がないし偽造のほうが手間がかかる以上、どう考えても発注側が圧力
をかけたに決まってる。彼が断ったら、他の誰かが不正を継続しただろう。最
終的には発注側の意図したとおりの不正建築物が建つことになる。だとすれば、
あの建築士は自分で不正物件を一手に引き受けた上で、いつか発覚させてやろ
うと思っていて、あの冷静さはそれかもしれない。としたら、ある意味で英雄
だ。

検査機関がアレじゃあ、強度偽装は当たり前のことなんだろうね。今頃日本全
国で、何十人何百人の建築関係者が「ウチの物件にも検査が来たらどうしよう
~~」とおびえてるに違いない。全国の何万棟のビルが建て直しかも。

国はただちに住民やホテルを救済すべき。そして、検査機関や市町村などでこ
れに責任のあった者は全財産没収の上で全員クビ。いや、切腹だ。それが責任
者というものだろう。なのに「性善説」とかよくもまあシャアシャアと~~。
あらゆる検査機関に年に何件かの不正含みの書類を紛れ込ませて処理させ、そ
れを見破れなかったらクビとか、そういう仕組みを作るべき。

HP <http://www.yoshii.com>
Blog <http://graphic.pastel.co.jp/yoshii/>

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■イベント案内
高橋良輔監督が語る~アニメーション演出とこれからの監督像~

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手塚治虫の「鉄腕アトム」から始まったテレビアニメーションの歴史は42年が
経とうとしています。その中で技術革新と共に日本のテレビアニメ-ション産
業も大きく成長。今日では子供だけでなく、大人でも楽しめる作品として世界
各国で放送され発展し続けています。日本のアニメ史を代表する監督として、
「装甲騎兵ボトムス」「モリゾーとキッコロ」など数多くの作品を手がけた高
橋良輔監督をお招きし、アニメーションにおける演出、魅力、そしてこれから
の監督像について存分に語っていただきます。ぜひ御参加ください。

日時:12月10日(土)15:00~17:00
場所:WAOクリエイティブカレッジ東京校
参加費:無料
定員:50名(先着順)
お問合せ:WAOクリエイティブカレッジ東京校 TEL.03-5381-0155
<http://www.wao-creative.com/>

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■編集後記(11/30)
・前にも書いたが、最近のテレビで日本語系、IQ系クイズのレギュラーや特番
がやたら多くてうっとおしい。なぜかというと、だいたい夕食の時間にやって
いるからだ。わたしは積極的にテレビを見る気はなく、受け身にニュースでも
流れていればいいと思っているが、妻は暗いニュースばかりだからイヤと言っ
て、そういったクイズ番組にチャンネルを合わせる。となると受け身ではいら
れない。つい参加してしまうから、疲れるんだなあ。お笑い5人組2チームが連
帯責任で戦う常識クイズとかは、まあ気楽に見られる。マッチ棒パズルとか、
合成漢字とか、推理とかじつは得意分野だがこのごろ考えるのがめんどうで、
見ていて苦痛になってきた番組もある。問題は「クイズ!日本語王」である。
用字用語の常識問題が次々に出てきてパニックになる。その淡々とした出題が
いやらしい。自分がいかにいい加減な知識しかなかったのか、痛切に感じてゆ
ううつになる。落ち着いてご飯が食べられないではないか。ああ、積極的に考
えることなく、ただボーッと見ている番組がいい、この時間。やっぱり、プロ
野球ナイトゲームだ。早くシーズンが来ないものか。早く来年になれ。って、
明日から師走ではないか。ああ、あわただしいのはイヤ。     (柴田)

・ドラッグストアに日用品を買いに行った。レジを待っていたら、店長さんら
しき人が「良かったらひいてください。」と言った。三角くじ(スピードくじ)
だった。ざらざらとかき回し、選んで開いたら四等だった。四等ってハズレ?
と思っていたら、店長さんが景品コーナーに案内してくれ、五等まであること
を知る。くじ自体、予期せぬことだったのでなんだかうれしい。景品はカレー
ルウか乾麺という100円程度のものなんだけど、値引きしてもらうより得した
気分。景品なんちゃら法があるはずだけど、その範囲内で可能だとしたら、ハ
ズレを数個だけにして、ほとんどを下から二番目にするっていうやり方って、
いいかもしれないなぁと考える。ハズレたと思ったら残念だしマイナス気分だ
けど、下から二番目でも当たったと思うと嬉しいもん。お客さんは喜んだらま
た来ようと思うけど、ハズレたら店の印象は薄くなっちゃうし、縁のないお店
だと思うかもしれないし。たとえハズレがティッシュだとしても、ハズレとい
う言葉を使わず、何か意味のある言葉にするとか、軽く「いざという時助かる
で賞」とか。あ、ベタな……。              (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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